代表
土屋有
確認日: 2026年4月17日
株式会社Smoltは、宮崎大学発のベンチャー企業として、天然では希少なサクラマス(サーモンの一種)の持続可能な養殖技術開発と普及に取り組んでいます。同社の主要事業は、独自に選抜育種した高品質なサーモン種苗の提供、顧客のニーズに合わせたオーダーメイドサーモンの開発・供給、そして自社ブランドによる加工品の販売です。 特に、同社が長年にわたり累計100万尾以上のサクラマスを選抜交配し、宮崎大学との共同研究で確立した「SMOLT SEED」は、薬剤不使用かつ環境耐性、特に高温耐性に優れた純日本系統の種苗であり、6世代以上にわたる育種により安定した成長性を実現しています。この種苗は、従来のサーモン養殖が困難だった20℃前後の高水温環境下でも安定的な育成を可能にし、地球温暖化による海水温上昇という水産業界の喫緊の課題に対応しています。海面養殖および陸上養殖の双方に対応し、発眼卵とスモルト魚として全国の養殖事業者へ供給されており、2024年度には導入先が10社を突破するなど、その革新性が高く評価されています。 また、「SMOLT TAILORED」サービスでは、スーパーマーケットや飲食店のオーナー向けに、魚種(サクラマス、トラウト)、育成環境、飼料(低魚粉、代替たんぱく配合など)、生産地域、出荷形態などをカスタマイズし、世界に一つだけのプライベートブランドサーモンを開発・提供しています。これにより、顧客は自社ブランドの独自性を高め、高付加価値な商品展開が可能となります。 さらに、自社ブランド「FISH FARM SAKURA」を通じて、「本桜鱒」と「つきみいくら®」を一般消費者向けに販売しています。「本桜鱒」は、サクラマス本来の生態に倣い、淡水と海水を経験させる独自の育成方法で育てられた完全養殖サーモンで、上品な味わいが評価され、東京ステーションホテルのシーズンメニューにも採用されています。「つきみいくら®」は、無着色で金色に輝く希少なイクラであり、国際線ファーストクラスの機内食に採用されるなど、食のプロやメディアから注目を集めています。 同社の技術は、全メス三倍体技術と高温耐性種苗の融合により、国内養殖サクラマスで4kgの大台を達成するなど、大型化と高付加価値化を実現しています。また、トラフグ養殖の端境期にサクラマスを養殖する「二毛作養殖」モデルを提案し、養殖設備の年間稼働率向上と経営リスク分散に貢献しています。これらの取り組みは、持続可能な水産業の実現、国産サーモンの競争力向上、そして日本の魚食文化の維持・発展に大きく寄与しています。
純利益
-2,359万円
総資産
4,358万円
従業員数(被保険者)
4人 · 2026年5月
30期分(2023/12〜2026/05)
ROE_単体
-99.22% · 2024年6月
2期分(2020/06〜2024/06)
ROA_単体
-54.13% · 2024年6月
2期分(2020/06〜2024/06)
自己資本比率_単体
54.56% · 2024年6月
2期分(2020/06〜2024/06)
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