代表取締役
西村毅
確認日: 2020年8月31日
株式会社象彦は、寛文元年(1661年)に創業した京都の老舗漆器店であり、350年以上にわたり塗りや蒔絵の美しい京漆器の伝統を受け継ぎ、その企画、製造、販売、そして店舗運営を主要な事業としています。同社は、漆の木から採取した樹液を塗り重ねてつくりあげる漆器の製造において、木地師、塗師、蒔絵師といった専門職人による分業体制を採り、高い技術力と長年の経験に裏打ちされた製品を提供しています。漆器は保温性、軽さ、抗菌性に優れるという特徴を持ち、吸物椀や重箱といった伝統的な用途に加え、現代のライフスタイルに合わせた多様な製品を展開しています。 同社の製品ラインナップは幅広く、「芸術としての漆器」として、金銀を蒔いて文様を描き出す蒔絵技法を駆使した一点ものの茶道具や硯箱、飾箱などを制作。これらは熟練の職人技が光る芸術作品として、国内外のコレクターや愛好家から高い評価を得ています。「おもてなしの漆器」では、パーティーや大切な顧客をもてなすシーンにふさわしい上品な器を提供し、漆独特の質感や色合いが上質な空間を演出します。また、「暮らしに寄り添う漆器」として、日常使いのカップ、皿、汁椀などを展開し、木製で軽く、抗菌作用のある天然塗料である漆の特性を活かし、赤ちゃんから高齢者まで安心して使える製品を提供しています。 さらに、結婚、出産、バースデーなどの個人的な贈り物や、海外土産、ビジネスシーンでの贈答品として最適な「ギフトアイテム」も充実しており、夫婦椀や誕生月の冷酒杯など、多様なニーズに応えます。「漆のインテリア」としては、螺鈿や蒔絵で彩られた万華鏡、宝石箱、そして独自開発した峰雲塗り「最深色」や、様々な塗り技法を凝らした「変り塗」パネルなど、空間を彩るユニークなアイテムを提供し、特に外国の方からの人気も集めています。近年では「新たな漆の可能性を世界に広げる」という理念のもと、イタリアの老舗万年筆メーカーであるモンテグラッパ社をはじめとする海外企業やクリエイターとの積極的なコラボレーションを通じて、世界に一つしかないアート作品を創出しています。 販売チャネルは、京都寺町本店での直接販売に加え、公式オンラインショップ(国内版および海外版)、そして選りすぐりの高級品を扱う「逸品処」オンラインサイトを通じて、国内外の顧客に製品を届けています。また、長年愛用された漆器の美しさを保つため、塗り替えや欠け、剥がれ、蒔絵の修繕などを行う「漆器修繕処」を設け、伝統技術の維持と顧客への長期的なサービス提供にも注力しています。同社は、皇室関係の御用や万博への出品、三井記念美術館での展覧会開催など、数々の実績を通じて京漆器の魅力を国内外に発信し続けており、伝統を守りつつも常に新しい漆芸の創造に挑戦するビジネスモデルを確立しています。
純利益
-7,154万円
総資産
3.8億円
ROE_単体
-272.02% · 2020年8月
1期分(2020/08〜2020/08)
ROA_単体
-18.62% · 2020年8月
1期分(2020/08〜2020/08)
自己資本比率_単体
6.85% · 2020年8月
1期分(2020/08〜2020/08)
従業員数(被保険者)
12人 · 2026年5月
30期分(2023/12〜2026/05)
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