代表
唐沢一之
確認日: 2026年4月16日
株式会社唐沢製作所は、1920年の創業以来、「摩擦」を核とした制動技術を追求し、およそ一世紀にわたりブレーキ製造を続けてきた専門メーカーです。1928年には世界初の自転車用バンドブレーキを開発し、現在も軽快車(ママチャリ)の後輪ブレーキとして広く採用されています。同社の主要事業は、自転車用ブレーキの製造、車椅子用ハブ・ハブブレーキの製造、福祉関連商品及び部品の製造、そして農機具関連商品の製造です。 自転車用ブレーキにおいては、バンドブレーキの課題を解決するために開発されたサーボブレーキも主力製品であり、雨水侵入を防ぐ防水構造や音鳴りを抑える耐熱・耐摩耗性向上を特徴としています。サーボブレーキは、樹脂と鉄を混ぜたライニングをドラムの内側から押し広げる「自己倍力効果」を応用し、柔らかくも確実な制動力を提供します。近年では、電動アシスト自転車の普及や小型EVの登場に伴い、より高い制動性能が求められる中、中域トルク用ノンスチール系レジンモールドライニングや、小型EVのブレーキトルク性能にも対応するゴム系ブレーキ材など、次世代の摩擦材の自社開発にも注力しています。 車椅子用パーツとしては、介助式車椅子向けの着脱式・固定式ハブブレーキや、自走式車椅子向けのハブを製造し、日進医療器、松永製作所、カワムラサイクル、ヤマハ発動機といった主要メーカーに供給しています。また、ベビーカーのAIRBUGGYや台車・運搬車のKANATSUといった他分野の製品にも、同社のブレーキ技術が応用されています。 同社の強みは、長年の経験で培われた「摩擦のエキスパート」としての知見と、素材開発から機械機構の工夫まで一貫して行う研究開発力です。製品の加工、組立、検査、梱包までを自社工場で一貫生産し、全製品検査を徹底することで高品質を維持しています。特に中国市場では、電動自転車用後輪ブレーキで40%以上の高いシェアを誇り、KARASAWAブランドを確立しています。ブリヂストンサイクル、パナソニックサイクルテック、ミヤタサイクルなど、国内外の主要自転車メーカーを顧客に持ち、社会の安全と快適な移動を支える重要な役割を担っています。
従業員数(被保険者)
15人 · 2026年5月
29期分(2023/12〜2026/05)
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