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検索結果4件
株式会社AiCAN
神奈川県 川崎市高津区 坂戸3丁目2番1号
株式会社AiCANは、「すべての子どもたちが安全な世界」の実現を目指し、児童福祉現場の課題解決に取り組むインパクトスタートアップである。同社は、人間の経験知と最新のテクノロジーを融合させ、見過ごされた子どもの虐待をゼロにすることを使命としている。 主要事業として、まず「AiCANサービス」を提供している。これはAIを活用したSaaS型システムによる伴走型業務支援サービスであり、児童福祉現場の業務効率化、コミュニケーションの円滑化、人材育成、データの利活用を強力にサポートする。具体的には、持ち運び可能なタブレットアプリを通じて、いつでもどこでも記録入力が可能となり、記録作成時間を平均57.5%短縮、面接から記録登録までの時間を平均75.4%短縮する実績を持つ。リアルタイムの情報共有やチャット機能により職員間の連携を強化し、経験の浅い職員でも調査すべきポイントを可視化することで、多角的な情報収集とEIP(Evidence Informed Practice)の実践を支援する。良質なデータ収集のための研修と分析結果のフィードバックを両輪で提供し、自治体ごとの課題解決にワンストップで伴走するビジネスモデルを展開している。 次に、「子どもの安全実践型研修 Empower」では、児童福祉現場の確かな現場力を育むための実践型トレーニングを提供。研究知見に基づいた調査・アセスメント・支援に関する研修で、通告対応、初期調査、アセスメントといった基礎コースから、DV事例や性虐待事例への対応といったアドバンスドコースまで、具体的な実践のコツを学ぶことができる。この研修はAiCANサービスアプリの機能とも連動しており、サービスのより効果的な利用を促進する。 さらに、「自治体向けデータ分析 Insight」として、児童福祉に関する自治体のデータを分析し、ケースの動向や対応状況を可視化するサービスも提供している。これにより、組織内の課題整理や政策提案に活用できる定量的な情報を提供し、児童相談所の業務統一や一時保護所の需要予測、子ども家庭総合支援拠点整備などに貢献する。 最後に、「調査研究事業 Research」では、子ども虐待をはじめとする児童福祉分野を中心に、文献調査、アンケート、ヒアリング、データ解析等を通じて実態把握、課題発見、エビデンスに基づいた政策提言を行っている。法務省や厚生労働省の公募研究・委託研究の実績も有し、社会全体の課題解決に貢献している。 同社の顧客は主に全国の児童相談所や市区町村といった自治体であり、2025年6月時点で全国16自治体、ユーザー数1000名を突破している。元児童相談所職員の知見を活かしたカスタマーサクセスによる「ハイタッチ」支援を重視し、顧客との信頼関係を築きながら、社会全体で子どもを守る仕組みと価値観のアップデートを目指している。同社は「DXイノベーション大賞」ベンチャー部門最優秀賞など、数々の受賞歴を持ち、社会課題解決と事業成長の両輪でグローバルな展開を目指すインパクトスタートアップとして注目されている。
大熊ダイヤモンドデバイス株式会社
北海道 札幌市北区 北二十一条西12丁目2北大ビジネススプリング
大熊ダイヤモンドデバイス株式会社は、福島第一原発の廃炉という国難を契機に、国内の英知を結集して設立された、ダイヤモンド半導体デバイスの開発・製造を手掛ける企業です。同社は「究極の半導体」と称されるダイヤモンドの優れた物性(高い熱伝導率、電界破壊強度、キャリア移動度、放射線耐性など)に着目し、従来の半導体材料では困難だった熱・電力・サイズの制約を克服する技術を確立しています。 同社の事業は、主に4つの領域に注力しています。第一に、廃炉/原発分野では、高線量環境下でも機能するダイヤモンド検出器により、燃料デブリ取り出し時の再臨界監視や核廃棄物の仕分けを可能にし、廃炉作業の安全性と迅速化に貢献します。第二に、宇宙/安全保障分野では、過酷な宇宙環境に耐え、観測時間と精度を高める地球観測衛星や、航空機等のレーダーシステムへの応用を通じて、より広範囲で安全な運用を支援します。第三に、次世代通信(Beyond5G/6G)分野では、大容量データを遠距離まで届ける高出力・高周波デバイスを提供し、熱の制約を超えた次世代通信の実現と普及に寄与します。第四に、データセンター分野では、生成AIの普及に伴う電力消費と発熱の課題に対し、冷却負担を抑えた高効率な運用を可能にし、持続可能な次世代データセンターの実現を支えます。 同社の強みは、廃炉プロジェクトを通じて10年以上にわたり培われた研究開発実績と、基板から設計、最終製品となるアンプ組み立てに至るまでの世界で唯一の垂直統合ノウハウです。これにより、ラボスケールで90%以上の高い歩留まりを実現しています。また、福島県大熊町に世界初となるダイヤモンド半導体製造工場を建設中であり、2026年の竣工を目指しています。内閣府、経済産業省、総務省、防衛装備庁、復興庁、JAEAなど、様々な行政機関や研究機関との共同プロジェクトを多数進行し、官民双方から累計約74億円の資金調達を達成するなど、高い評価と期待を集めています。同社は、福島から日本発の次世代半導体産業を創造し、次世代インフラ構築に寄与することで、人類の歴史を一歩前進させることを目指しています。
株式会社アルネア
東京都 港区 港南2丁目11番19号
株式会社アルネアは、2001年8月に設立された、光通信、加工用レーザ、センシング、計測器といった幅広い分野に貢献する光技術の専門企業です。同社は独自の光技術に加え、高周波回路技術、アナログ/デジタル回路技術、ソフトウェア技術を専門とするエンジニアを擁し、光モジュールからシステムソリューションまで、設計から製造まで一貫した体制で顧客の多様な要望に応えています。 主要な事業領域として、まず「光フィルタ」製品群を提供しています。これには、超急峻なロールオフと超狭帯域幅、さらに波長および帯域幅の可変機能を備えた電動型・手動型光フィルタ、波長可変帯域幅固定光フィルタ、バンドパスとバンドリジェクションを両立させたFBG光フィルタなどがあり、DWDMチャネルの切り出し、増幅後の帯域外ASEノイズの削除、光通信研究、光センシング、レーザー評価といった高精度な光スペクトル制御が求められる用途に最適です。 次に「レーザー光源」として、長寿命と高安定性を実現した高速波長可変掃引レーザ、狭線幅波長可変レーザ、マルチチャンネル狭線幅波長可変レーザ、カーボンナノチューブ(CNT)を用いた小型フェムト秒パルスファイバレーザ、広帯域ASE光源などを展開しています。これらの製品は、研究開発から産業用途まで幅広いニーズに対応します。 さらに「光増幅器」では、低ノイズファイバー光増幅器、高出力ファイバー光増幅器、低消費電力でコンパクトなエコアンプなど、超低ノイズから高出力まで多様な光ファイバー増幅器を提供し、Siフォトニクスやオンチップ光実験の最適パートナーとして機能します。 「電子計測器」分野では、超短22ps電気パルスジェネレータや電気パルス幅可変ジェネレータ、低ジッタクロックジェネレータ、10Gbps/28Gbpsビット誤り率測定器などを開発・提供し、光変調器の駆動やTOSA/ROSAの検査、生産ラインでの利用に貢献しています。 また、「光計測器・制御器」として、電動・小型偏波コントローラ、光周波数多重コヒーレントOTDR、Siウェハ厚み測定器、ハンディ型光パワーメータ、ハンディ型光ファイバ端面検査機など、幅広い測定・制御ニーズに対応する製品を揃えています。 特に注目すべきは「宇宙用製品」であり、衛星搭載用低ノイズWDMファイバー光増幅器や高出力WDMファイバー光増幅器、衛星地上間通信システムなど、宇宙環境での使用を目的とした高信頼性製品を提供し、宇宙通信分野の発展に寄与しています。 同社の強みは、一点ものの開発試作品から量産製造まで対応できる柔軟性、メイドインジャパンの高品質と迅速なアフターケア、そして選定から設計、製造、評価まで一貫して対応する総合力にあります。マレーシアに自社工場を保有することで、納期管理も徹底しており、国内外の顧客に対して、最先端の技術と高品質な製品、そしてきめ細やかなサポートを提供することで、豊かで安全な情報化社会の構築に貢献しています。
ときわバイオ株式会社
茨城県 つくば市 千現2丁目1番地6
ときわバイオ株式会社は、革新的なステルス型RNAベクター(SRV)技術を基盤とし、遺伝子治療、再生医療・細胞治療、創薬支援の三つの主要事業を展開するバイオベンチャーです。同社が開発したSRVは、細胞質で長期間安定な遺伝子発現を可能にする世界初のRNAベクターであり、単一のベクターに10個以上の遺伝子を同時に搭載できるという画期的な特徴を持ちます。この技術は、染色体への取り込みがなく安全性が高い上、必要に応じて短時間で除去できるため、既存のウイルスベクターでは困難だった治療戦略の実現を可能にします。 遺伝子治療分野では、ハンター病、X-SCID、血友病Aなどの遺伝病を対象に、安全性の高いSRVを用いた遺伝子治療用ベクターの開発を進めています。特に、大きなサイズの治療遺伝子や複数の補酵素を同時に導入できるSRVの特性を活かし、難病に対する根本治療を目指しています。再生医療・細胞治療分野では、SRVを活用して、安全で高品質なiPS細胞の作製や、iPS細胞からの分化誘導、血液細胞などからのダイレクトリプログラミングを効率的かつ低コストで実現する技術を開発しています。研究用試薬として「SRV™ iPSC Vector」シリーズを提供し、線維芽細胞や末梢血単球など様々な細胞からのiPS細胞作製を支援しています。さらに、in vivoでの直接利用による再生医療の開発にも意欲的に取り組んでいます。 創薬支援分野では、短期間で安定した遺伝子発現細胞を得られるSRVを、ワクチンや抗体医薬などの高品質なバイオ医薬品製造に適した遺伝子発現系として提供しています。IgGやIgM、二重特異性抗体といった複雑な抗体タンパク質の製造や、抗腫瘍T細胞、CAR-T細胞の製造研究開発にも応用されています。同社は、産総研からの技術移転を基に設立され、AMEDの複数の研究開発事業に採択されるなど、その技術力は高く評価されています。また、イヌやネコの尿由来細胞からの高品質なiPS細胞安定作製に世界で初めて成功するなど、具体的な実績も積み重ねています。これらの事業を通じて、同社は世界中の遺伝病で苦しむ人々への貢献と、日本の先端医療の競争力向上を目指しています。