株式会社Personal Health Techは、デジタルテクノロジーを駆使し、革新的なヘルスケアソリューションを提供することで、日本の高齢化に伴う労働人口減少や医療費逼迫といった社会課題の解決に貢献しています。同社は、個人の健康・医療・介護に関する情報であるPHR(Personal Health Record)を活用したヘルスケアエコシステムの構築を事業の中核に据え、誰もが健康的で豊かに生活できる社会、すなわち「健康寿命」の延命を目指しています。
主要サービスとして、企業と従業員を繋ぐヘルスケアアプリ「ログシル」と、企業向け健康管理サービス「けんさぽ」を展開しています。「ログシル」は、健康診断結果のDX化、オンライン健康相談、ヘルスケアリテラシー向上のための動画配信、個人情報管理、エンディングノート機能など、健康経営に必要な項目をアプリ一つで完結できる多機能プラットフォームです。企業・医療機関・薬局など、健康に関わる全ての機関をシームレスに繋ぎ、パーソナライズされたサービスを持続的に提供することで、予防医療を身近なものにしています。OEM開発、API連携、ウェアラブル・検査キット連携など、多様なニーズに対応可能です。
「けんさぽ」は、健康管理システム「ログシル」と、健康診断の業務代行、データ入力、産業医紹介といったアナログ業務のアウトソーシングをセットで提供するサービスです。これにより、企業の健康管理業務の負担を大幅に軽減し、人事の作業コスト・管理コストを削減します。月額100円/人~という業界最安値水準で提供され、健康データをクラウドで一元管理・見える化することで、従業員の不調を未然に防ぐアプローチを可能にし、継続可能な健康経営を支援します。2023年度からは企業に属さない個人向けのサービス提供も開始しました。
同社は、検査結果やバイタルデータを蓄積し、AIが一人ひとりに最適な予防・治療法を提案する独自アルゴリズムの開発にも注力しており、「パーソナルAIドクター」の創造を目指しています。また、健康状態をスコアリングし、健康の与信データとして様々なサービスへの活用を可能にするなど、最先端技術を活用したヘルスケア事業開発を推進しています。
強みは、PHRに基づくパーソナライズされた健康管理、デジタルとアナログを融合した包括的なサポート、そして低コストでのサービス提供です。実績として、「けんさぽ」は累計700社以上(2024年11月時点)の企業に導入され、複数回にわたり「健康経営優良法人」に認定されています。また、シリーズAラウンドで累計8億円の資金調達を達成し、NTTドコモ・ベンチャーズやSIIFICウェルネスファンドなどからの出資を受けています。海外展開も積極的に進めており、タイで開催された「健康経営フォーラム in Bangkok」でサービスを紹介するなど、グローバルな視点での事業拡大を図っています。対象顧客は、健康経営を推進する企業とその従業員、および個人の健康管理に関心を持つ一般利用者です。