代表取締役社長
鈴木倫保
確認日: 2026年4月17日
ANT5株式会社は、山口大学発のスタートアップ企業として、重症脳疾患患者の命と苦痛を先端技術で救うことを経営理念に掲げ、脳疾患患者向けの医療機器の開発・製造・販売事業を展開しています。同社は、重症脳神経外傷、重症脳卒中(くも膜下出血、脳梗塞、脳内出血)、てんかん重積といった、日本国内だけでも年間26,300人ものICU入室患者を抱える深刻な脳疾患に対し、革新的な治療技術の実用化を目指しています。 同社の主要な事業は、多面的脳活動計測技術を核とする「頭蓋内マルチモーダルセンサ」の開発と、脳組織の異常状態を改善する「局所脳冷却技術」です。マルチモーダルセンサは、フレキシブル基板上に脳温、脳波、頭蓋内圧、NIRS(脳血流、脳組織酸素飽和度)など複数のセンサを配置し、脳波だけでは捉えきれない病態性脳活動を24時間連続でモニタリングすることを可能にします。これにより、画像検査や症状に現れない脳病態の悪化を早期に検出し、迅速な治療介入を支援します。このセンサは、脳虚血、低酸素、てんかん重積、皮質拡延性脱分極、神経細胞死といった二次性脳損傷の予防、検出、軽減に貢献し、従来の診断では見過ごされがちだったアンメットニーズに応えるものです。 また、局所脳冷却技術は、脳に直接冷却装置を設置することで、全身冷却の負担を伴わずに脳を選択的かつ効率的に冷却し、異常脳活動の抑制や脳虚血の防止を図ります。さらに、これらの計測・冷却技術と連携し、機械学習や時間周波数解析を用いた「異常脳波検出技術」により、熟練した医療従事者の経験に頼ることなく、病態性活動を自動で識別し、医療現場での使用性向上を目指しています。 同社は、山口大学を中心とした20年以上にわたる基礎研究の成果を基盤とし、全く新しい概念の治療技術を事業化しています。LINK-Jプログラムでの上位入賞、HiDEP Global Navigator Programへの選出、京都大学ライフサイエンスショーケースへの採択、AMED事業への参画、NEDO成果発表会での優秀賞取得など、国内外でその技術革新性と社会的意義が高く評価されており、10年後には脳疾患患者向けのセンサ及び冷却技術でグローバルスタンダードとなることを目指し、事業を推進しています。
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