事業概要
笠間焼協同組合は、国の伝統的工芸品である笠間焼の発展と振興、そして後世への継承を使命とする組織です。同組合は、笠間市や多くの陶芸家、窯元、販売店と連携し、多岐にわたる活動を展開しています。まず、伝統工芸を永く維持するための重要な課題である後継者育成に注力しており、毎年、伝統技法やデザインの基本技術、技術改善、品質維持に関する調査・研究を目的とした各種研修会を実施しています。また、原材料の安定確保も重要な活動範囲であり、「精土事業」として平成9年(1997年)に竣工した精土工場で、鉄分を豊富に含み可塑性に優れた「笠間土」を年間約55トン生産し、県内外の陶芸家に供給しています。さらに「購買事業」では、原材料メーカーから粘土(約100種)、釉薬(約30種)、各種陶芸道具などを一括購入し、組合員に共同購入として提供しています。「受注生産事業」では、組合が作品の一括注文を受け、組合員から購入した作品を発注元に販売する業務を行っており、マグカップ、皿、花瓶、酒器といった陶器製品から、陶板、徽章、記念碑まで、幅広いオーダーメイド製作に対応し、多様な用途で活用されています。広報活動としては、「イベント事業」を積極的に展開しており、毎年ゴールデンウィークに200以上の作家・窯元が集まり約9万人が来場する「笠間の陶炎祭(ひまつり)」を主催・運営するほか、秋の「笠間焼フェア」を開催。日本各地での展示会開催、各種イベントへの参加、パンフレット制作などのPR事業を通じて、笠間焼の魅力を広く発信しています。加えて、「商品開発事業」では、伝統技術を基盤としつつ、現代のライフスタイルに合わせた新製品を積極的に開発。耐熱食器「笠間火器」や笠間土100%の「純・笠間焼」、炊飯土鍋「KAMADO-MESHI」、新素材「笠間長石」を用いたシリーズなどを生み出し、笠間焼のブランド価値向上と新たな可能性を追求しています。近年では、「海外販路開拓事業」にも注力し、英国、タイ、台湾、中国などでの展示会やイベント参加、卸売業者との連携を図り、国際市場での認知度向上と販路拡大に努めています。同組合は、130軒を超える販売店を会員に持ち、自由闊達な創造力で伝統工芸としての笠間焼を未来へと繋いでいます。
キーワード
KPI
従業員数(被保険者)
4人 · 2026年4月
25期分(2024/04〜2026/04)

