- 法人番号
- 1310001014719
- 所在地
- 長崎県 長崎市 旭町6番1-2205号
- 設立
- 従業員
- 2名
- 企業スコア
- 42.8 / 100.0
代表
北村由香
確認日: 2026年4月15日
株式会社N Labは、長崎大学発のベンチャー企業として、「治療に役立つ病理検査」を追求し、病理診断のDX(デジタルトランスフォーメーション)を推進することで、世界中の全ての患者が適切な治療を受けられる世界の実現を使命としています。同社は、病理医不足や高齢化、診断精度の偏りといった課題に対し、AIとデジタルパソロジーを組み合わせた革新的なシステムを医療施設や研究施設に提供しています。主要な事業として、病理AIの開発と提供、デジタルパソロジーによる遠隔診断システム、そして免疫染色の精度管理製品の三本柱を展開しています。 病理AIの開発と提供においては、長崎大学情報病理学講座および国立研究開発法人 産業技術総合研究所と協力し、次世代型の「説明可能なAI(X-AI)」である『人工知能MIXTURE』を開発・導入しています。このMIXTURE AIは、従来のブラックボックス型AIと異なり、診断過程を説明できる「ホワイトボックス」型であり、病理医が「真の正解」と「診断根拠」に基づいた最終診断を行う補助となります。特に、世界初で唯一の間質性肺炎(UIP)に対する病理AIの開発に成功し、90%以上の高精度を誇ります。現在、肺癌、胃癌、前立腺癌、脳腫瘍、唾液腺腫瘍など、多岐にわたる疾患の診断モデルを開発中であり、リンパ節転移や癌細胞の検出、腫瘍細胞含有率の推定、遺伝子変異の予測、免疫染色の結果解析、ダブルチェック支援、マルチモダルAIといった臨床応用が期待されています。 デジタルパソロジーによる遠隔診断システム『MIXTURE report』は、病理医が開発したN Labオリジナルのデジタル診断レポートシステムです。デジタル病理画像(WSI)と臨床情報・依頼情報を同一ページでアクセス可能にし、インターネット環境があれば遠隔地からでもスムーズな診断を可能にすることで、病院間連携の強化や診断困難症例のコンサルテーションを支援します。汎用ビューアーは複数メーカーのスライドスキャナ画像フォーマットに対応し、診断フォーマットのカスタマイズや、同社開発中の病理AIの搭載も可能です。また、無料のコンサルテーションページ「MIXTURE-Case Share」を提供し、他施設との症例共有を容易にしています。セキュリティ面では堅牢なVPN接続サーバーによる安全運用を徹底し、クラウドまたはオンプレミスでの構築が選択可能です。同社はMOTIC社製スライドスキャナの国内総代理店も務め、1枚用から高容量まで医療機関の規模に合わせたスキャナを提供し、デジタルパソロジーの普及に貢献しています。 免疫染色の精度管理製品『QC array』は、日常診療で多用される約100種類の抗体試薬に対応可能な陽性コントロール組織アレイです。パラフィンブロックの状態で販売され、1個のブロックから500〜900枚程度の薄切切片を作成でき、5x5mm程度の小さな切片であるため、染色スライドに同時に載せることで試薬の無駄を削減します。この製品は長崎大学病理診断科で開発された特許出願中の技術を用いて製造されており、免疫染色の精度管理という、患者の治療方針を左右する重要な要素をサポートします。 同社は、ISO/IEC 27001:2022およびJIS Q 27001:2023のISMS認証を取得しており、患者の個人情報保護とセキュリティ管理に国際基準で取り組んでいます。これまでの実績として、X-DOJO採択、九州経済連合会会長賞受賞、ヘルステックサミットでのダブル受賞、ネクストリーディング企業認定など、数々の評価を受けています。これらの事業を通じて、株式会社N Labは、病理診断の質と効率を飛躍的に向上させ、医療の未来を拓くことを目指しています。
従業員数(被保険者)
2人 · 2026年5月
29期分(2023/12〜2026/05)
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