代表理事
吉田恭
確認日: 2026年4月15日
常呂漁業協同組合は、明治45年(1912年)に鐺沸漁業協同組合として創立されて以来、オホーツク海とサロマ湖を主な漁場とし、国民の食生活の一翼を担う水産物の安定供給と豊かな地域社会の建設を目指して活動しています。同組合は、かつての豊漁と不漁の経験から「獲る漁業」から「育てる漁業」へと転換を図り、昭和54年(1979年)からは安定的な漁業経営を確立しました。この転換は、組合員による帆立稚貝の採苗、中間育成技術の研究と適正放流、漁場区画割による漁獲方法「四輪採制」の導入、そして全組合員による共同経営といった先駆的な取り組みによって実現されました。特に、帆立漁業、秋鮭漁業、毛がに篭漁業においては、全国に先駆けて権利者全員の共同経営体制を導入し、漁船や乗組員の宿舎を共有することで大幅な経費削減と利益の公平な配分を可能にしています。 同組合は、漁業活動だけでなく、環境保全にも力を入れています。昭和30年代に汚染された常呂川を再生させた経験から、現在も常呂川やサロマ湖に流入する河川のパトロールや水質検査を継続的に実施。上流の汚水処理施設や酪農施設、ゴルフ場の農薬散布監視など、多角的に河川の汚濁防止に努めています。また、豊かな水系を後世に引き継ぐため、植樹活動や稚魚の放流活動にも地域の子どもたちを巻き込みながら取り組んでいます。 さらに、水産物の品質向上と安全・安心な供給体制の強化にも注力しており、令和2年(2020年)3月には北海道で初となるHACCP対応の衛生管理型漁港を完成させ、新しい市場の建設を進めています。組合本部、マリンバンク、製氷冷凍工場、船舶事業部、栄浦・佐呂間支所といった多様な施設を運営し、水産物の加工・販売、金融・共済事業、漁船の販売・修理まで幅広く手掛けています。関連施設として、農協・漁協共同給油所や帆立貝殻の処理工場を運営する常呂町産業振興公社、水産物堆肥化施設、自走式上架施設なども有し、地域産業の振興と循環型社会の実現に貢献しています。
従業員数(被保険者)
131人 · 2024年3月
4期分(2023/12〜2024/03)
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