事業概要
ラストワンマイル協同組合は、日本国内のネット通販市場の拡大に伴う宅配便取扱数増加や配送ドライバー不足といった物流業界の課題に対し、中小運送業者が一丸となって設立された協同組合です。同組合は、荷主の課題を解決し、宅配大手のバイパスライン(副経路)を担う「サービスアンカー」として、荷主、運送会社、一般ユーザーが共存できる業界の実現を目指しています。 主な事業内容は、組合員のための小口配送業務の共同受注および第一種貨物利用運送事業の運営です。具体的には、個人宅配、企業配送、EC宅配サービス、EC倉庫サービスなどを展開しており、地域密着型の独自の配送システムを構築しています。特に「LCC配送ソリューション」を推進し、三辺合計55cm以下、重さ1.5kg以下の小荷物を業界最安水準の320円(税込)で配送する「宅配ミニ」や、三辺合計400cmまでの大型貨物配送サービスを提供。また、小倉運送株式会社との連携による越境EC貨物対象の「九州→関東」新サービスや、近畿配送サービス株式会社との相互配送委託契約による関東⇔関西間のEC宅配コスト削減など、広範囲な物流ニーズに対応しています。 同組合の特徴は、多重下請け構造を排し、荷主と直接契約することで、共同受注・共同配送のメリットを活かした効率的な混載配送を実現している点です。これにより、運送業者には大手キャリアと比較しても高い運賃を還元しつつ、荷主企業には適正で安定的な運賃を提案しています。荷物追跡システム、不在再配達システム、専用伝票発行システム、ゼンリンアプリなど、大手宅配事業者と同レベルのシステムを導入し、高い配送品質を維持。さらに、組合員の車両用燃料の共同購入、車両購入支援、経営・技術改善向上支援、福利厚生など、組合員への多角的なサポートも行っています。 対象顧客は、通販・ECサイト運営会社、倉庫・3PL事業者、全国配送を希望する企業、そして個人宅です。同組合は、燃料費高騰やドライバー不足、いわゆる「2024年問題」といった物流業界の喫緊の課題に対応し、持続可能な物流インフラの構築に貢献しています。2026年3月1日現在、総車両台数2700台を擁し、東京都、埼玉県、千葉県、神奈川県、茨城県、栃木県、群馬県、愛知県、大阪府、兵庫県、奈良県、京都府、福岡県、宮城県、福島県など、全国に配送エリアを拡大しています。IKEAジャパン、アイリスオーヤマ、アディダスジャパンなど、多数の大手企業との取引実績も有しており、月間20万〜25万個の荷物を取り扱っています。
キーワード
KPI
従業員数(被保険者)
11人 · 2026年4月
19期分(2024/09〜2026/04)
