代表
古瀬淳
確認日: 2026年4月15日
ダイラムダ株式会社は、型システム、静的解析、モデル検査、定理証明といった形式検証技術を駆使し、暗号通貨を含む社会インフラシステムの安全性向上に取り組むテクノロジー企業です。同社の主要事業は、海外の非営利財団からのオープンソースソフトウェア研究開発受託であり、特にパブリックブロックチェーン「Tezos」のコア開発に深く関与しています。Tezos SouthEast AsiaやTezos財団からの委託を受け、Nomadic Labsなどの他のTezosコア開発者と連携しながら、Tezosプロトコルの実装やエコシステム開発を推進しています。 具体的なプロジェクトとしては、Tezosブロックチェーンの状態を記録する次世代ストレージシステム「Plebeia」の開発を手掛けており、これはMerkle Patricia treeの実装であり、F*やCoqを用いた基礎アルゴリズムの形式証明を目指しています。また、OCamlからTezosスマートコントラクトのVM言語であるMichelsonへのコンパイラ「SCaml」を開発。SCamlはOCamlの厳密なサブセットとして、安全なスマートコントラクト生成の可能性を追求し、OCaml一言語でのアプリ開発を可能にします。さらに、Michelsonプログラムをより小さく効率的なコードに最適化するツール「Optz」を提供し、ルールベース変換とA*アルゴリズムを組み合わせた高度な最適化を実現しています。このOptzはTezosメインネットのコントラクトで効果が実証されており、ソースコード、Dockerイメージ、Webアプリとして公開されています。 同社は、高速かつ大規模なアカウント残高ストレージのプロトタイプ「Stonerope」や、MonacoエディタライブラリのOCaml Js_of_ocamlインターフェース「Monaco_jsoo」の開発も行っています。技術的な強みは、形式検証と相性の良い関数型言語OCamlを積極的に活用し、プログラムの安全性を保証する点にあります。また、日本国内でのTezos技術普及活動にも注力しており、一般社団法人Tezos Japanと連携し、講演やハンズオンを通じてコミュニティ形成に貢献しています。純粋なテック企業として、暗号通貨への投資や投機、その斡旋は行わず、クリティカルシステムの安全な開発に専念しています。
従業員数(被保険者)
0人 · 2026年5月
29期分(2024/01〜2026/05)
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