代表者
代表
堤純子
確認日: 2016年12月8日
事業概要
繊月酒造株式会社は、1903年(明治36年)の創業以来120年以上にわたり、本格米焼酎の製造・販売を主軸とする老舗酒造メーカーです。同社は、熊本県人吉市に拠点を置き、日本一の清流として知られる川辺川の水と、その水で育った相良村産の「ひのひかり」米を主要原料として、高品質な焼酎造りに取り組んでいます。創業当初から杜氏集団に頼らず、専属の杜氏が代々技術を継承する独自の体制を築き、現在の7代目杜氏に至るまで、その伝統の技が脈々と受け継がれています。 同社の強みは、伝統技術と革新的な挑戦の融合にあります。特に3代目杜氏の淋豊嘉は「現代の名工」として表彰され、当時球磨焼酎にはなかった「古酒」の概念を導入し、土甕貯蔵による熟成の美味しさを世に広めました。また、ブランデーやシェリーの中古樽ではなく、ホワイトオークの新樽を用いた樫樽貯蔵の研究・実践も先駆的に行い、米焼酎と樫の木が織りなす独自の風味を追求しています。 主要製品には、代表銘柄「繊月」をはじめ、川辺川の恵みを凝縮した純米焼酎「川辺」、樫樽貯蔵の「たる繊月」、黒麹仕込みの「峰の露」、そして近年ではクラフトジン「CRESCENT」や海外市場向けの「MUJEN」など、多岐にわたる銘柄を展開しています。これらの製品は国内外で高く評価されており、「川辺」はMONDE SELECTION金賞、LA WINE AND SPIRITS COMPETITION最高金賞、KURA MASTERプラチナ賞など数々の受賞歴を誇ります。 ビジネスモデルとしては、自社製品の製造・卸売に加え、直営の「繊月城見蔵」での試飲・販売、工場見学、オンラインショップを通じた直接販売も行っています。地域社会との連携も重視し、「繊月まつり」の収益を地元小学校や福祉施設、地域振興団体へ寄付するなど、社会貢献活動にも積極的に取り組んでいます。同社は、伝統を守りつつも常に新しい価値を創造し、人吉・球磨の豊かな自然と文化を焼酎を通じて国内外に発信し続けています。
キーワード
KPI
従業員数(被保険者)
22人 · 2026年4月
29期分(2023/12〜2026/04)
