代表取締役社長
久保秀史
確認日: 2026年4月15日
株式会社相浦機械は、船舶用荷役機械の設計、製造、施工、販売、メンテナンスを一貫して手掛ける国内有数のメーカーです。同社は、主にデッキクレーン、ハッチカバー、ガントリークレーン、アンローダー装置、船体ブロックの5つの主要製品を提供しています。デッキクレーンは、船上でのフック荷役、グラブ荷役、重量物荷役など多様な用途に対応し、特に寒冷地や高温地、過酷な荷役条件に優れた完全電動デッキクレーンの開発・生産に注力しています。インバーター制御によるスムーズな操作やオイルレス化による消費電力低減、整備費用削減、油汚染リスクゼロを実現し、24時間連続荷役も可能にするなど、環境性能と作業効率の向上を両立させています。2009年から2020年までに約450隻に納入し、累計生産1,000台を達成する実績を持つなど、高い信頼を得ています。ハッチカバーは、年間1,000パネルを超える生産ラインを誇り、フォールディング、サイドローリング、ポンツーン、ピギーバックなど、顧客の多様なニーズに応じた幅広いタイプを提供しており、2009年から2020年で約600隻への納入実績があります。ガントリークレーンは、船上からコンテナやロールペーパーなどを高速で荷上げする能力を持ち、屋根やカーテンの設置により防塵・全天候荷役も可能にする完全電動かつインバーター制御を採用し、2009年から2020年で約15隻に納入されています。アンローダー装置は、木材チップ、石炭、石灰石などの各種荷役物を効率的に船外へ荷上げするシステムで、インバーター制御により高い荷役効率を実現しています。特にチップアンローダーは同社が100%製造しており、2021年には世界で初めて木材チップ専用船における荷役クレーン自動運転装置の実荷役試験に成功し、豊橋科学技術大学やシンフォニアテクノロジー株式会社と共同で特許を出願するなど、技術革新を牽引しています。2009年から2020年で約40隻に納入実績があります。また、同社は既存製品の性能向上を図るレトロフィット製品として、作動油の清浄度を保つハイパーフィルタ、ワイヤロープの寿命を延ばす樹脂ライナー式シーブ、ワイヤロープのダメージを可視化するモニタリングシステム、ベアリングへのグリース自動給油を行うダイナミックベアリンググリースフィーダーなどを提供し、顧客の保全管理に貢献しています。国内外の造船所や船主を主要顧客とし、今治造船グループ、大島造船所、ジャパンマリンユナイテッドなど大手造船所との取引実績が豊富です。長崎県佐世保市に拠点を置き、東南アジアに近接する地理的優位性を活かし、国内外の海上輸送を支える重要な役割を担っています。製品の販売だけでなく、3Q(Quality Work, Quest for solving problems, Quick response)を掲げたグローバルなアフターサービス体制を構築し、顧客への長期的なサポートを提供している点も強みです。さらに、東京大学との風力推進船に関する産学共同研究や、木材チップ専用船クレーンの自動運転技術開発など、次世代の船舶技術開発にも積極的に取り組んでいます。
従業員数(被保険者)
303人 · 2026年5月
29期分(2023/12〜2026/05)
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