事業概要
学校法人北研究所は、生命科学と医療を基盤とした教育・研究機関を統括する学校法人です。同社は、北大学をはじめとする複数の大学、大学院、病院を傘下に持ち、多岐にわたる学術研究と医療実践を通じて社会貢献を行っています。特に、同社の事業会社である北大学大学院医療系研究科臨床遺伝医学講座では、遺伝医療分野における高度専門職業人の育成に注力しており、日本で初めての大学院遺伝カウンセリング養成プログラム(修士課程)を提供しています。このプログラムは、日本人類遺伝学会と日本遺伝カウンセリング学会が共同認定する「認定遺伝カウンセラー制度」の専門教育機関として認定されており、倫理的・社会的な側面にも配慮しつつ、遺伝に関する様々な問題や不安を抱える患者やその家族に対し、正確で客観的な情報提供と自己決定支援を行う遺伝カウンセラーを養成しています。また、臨床遺伝学を修め、将来の遺伝医療を担う熱意ある医師を対象とした博士課程も設け、教育・研究の指導者育成にも貢献しています。研究活動としては、厚生労働科学研究費補助金を受け、「遺伝情報・検査・医療の適正運用のための法制化へ向けた遺伝医療政策研究」を実施するなど、遺伝医療の発展に向けた政策提言にも積極的に関与しています。臨床面では、北大学病院遺伝診療部と連携し、遺伝カウンセリングを中心に遺伝医療を展開しており、1,600床を超える巨大メディカルセンターである北大学病院・北東病院を実習環境として活用することで、実践的な遺伝医療トレーニングを提供しています。これにより、遺伝性疾患や先天性異常、高齢出産に伴う不安など、多様な遺伝的問題に直面する人々への支援体制を強化し、先端生命科学の恩恵を社会に還元することを目指しています。
