代表取締役
佐々木弘志
確認日: 2026年4月18日
株式会社トーノ精密は、1976年の創業以来、精密部品製造を核とする多角的な事業を展開しています。同社の主要事業は、「プラスチック製品」「MIM製品(金属粉末射出成形)」「TRI製品(金属樹脂接合)」の3本柱で構成されており、これらに加えて金型設計製作、部品加工技術を活かした「新商品」開発も手掛けています。 プラスチック製品事業では、ペレット材と金型、射出成形機を用いて、軽くて丈夫、絶縁性、衛生面に優れた製品を製造しています。近年では耐熱性や耐衝撃性に優れた素材も開発し、自動車、光学機器、住宅、医療機器、レジャー用品など幅広い分野に約4000アイテムを提供。20トンから150トンクラスの成形機31台を駆使し、PPS、PBT、PA、PC、POM、ABSなど約400種類の樹脂材料に対応する高精度・多品種生産体制を確立しています。金属部品とプラスチックを一体化させるインサート成形や、超音波溶着技術にも強みを持っています。 MIM(金属粉末射出成形)製品事業では、プラスチック成形と同様の金型と射出成形機を使用し、金属粉末とバインダーを混合して射出成形後、脱脂・焼結工程を経て複雑形状の金属製品を大量生産しています。スプールランナーの再利用が可能で環境負荷が低い点も特徴です。SUS、SKD、SCMなどの鉄系材料を加工し、精密機器用歯車、自動織機部品、ビデオカメラ液晶回転軸、釣具部品、ドア鍵部品、電動工具部品など、他社では対応が困難とされる特殊な形状やサイズの製品も手掛けており、長年の経験とノウハウが蓄積されています。 TRI(金属樹脂接合)製品事業は、岩手大学、岩手県工業技術センターとの産学官連携により開発された独自の技術で、金属に特殊な表面処理を施し、接着剤なしで金属とプラスチックを強固に接合します。この技術は、金属上の接合皮膜が100nmと極めて薄く、導電性を維持しつつ、樹脂母材破断レベルの接合強度と優れた気密性(Heリーク10^-8 Pa・m^3/sec以下)を実現します。アルミや銅系金属とPPS、PBT、PA6、PA-MXD6などの樹脂を接合し、コンデンサのカバー、スマートフォン部品、カメラ部品、リチウムイオン電池の封口板、防水筐体など、高い気密性や強度を求められる用途で活用されています。 同社の強みは、金型設計から製作、試作、量産までを一貫して社内で行う「製販一体」の生産体制にあります。これにより、お客様のQDC(品質・コスト・納期)要望に迅速かつ柔軟に対応し、設計変更や改造、修理にもスピーディーに対応できる点が評価されています。また、金型製作技術を応用した食品加工用カッターなどの新商品開発にも注力し、ステンレス系材料を用いた高防錆・高耐摩耗性の製品を提供しています。品質第一、顧客満足度向上を経営理念に掲げ、自動車、光学機器、住宅、医療機器など多岐にわたる産業分野の顧客に対し、「頼んで良かった」「安心して使える」と評価される製品づくりに取り組んでいます。2019年にはミャンマーに海外拠点を設立し、グローバルな事業展開も進めています。
従業員数(被保険者)
53人 · 2026年5月
30期分(2023/12〜2026/05)
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