代表者
代表取締役社長
河邊拓己
確認日: 2025年9月29日
事業概要
株式会社キャンバスは、抗がん剤の研究開発に特化した創薬バイオベンチャー企業です。同社の主要事業は、新規抗がん剤の創薬、研究開発、およびパイプラインの臨床開発であり、がん免疫に着目した独自の強みを持っています。研究開発部門は、基礎研究、薬効薬理研究、臨床開発の三つの柱で構成され、これらが緊密に連携しながら、外部機関とのコラボレーション(提携、共同研究、補助金助成金など)も積極的に推進しています。 同社のパイプラインは、臨床開発段階の主要候補薬としてCBP501とCBS9106を有しています。CBP501は、創業当初から研究開発を続けてきた最先行かつ最重要パイプラインであり、臨床第2相試験の成功と資金調達、企業価値の上昇を背景に、現在は承認・製造・販売段階まで提携に依存しない「創薬パイプライン型」での開発を志向しています。これは、開発の主導権を維持し、成功時のリターンを最大化することを目指す戦略です。CBP501は、癌に対する直接作用に加え、癌の周囲で免疫を阻害するM2マクロファージの活動を抑制することで免疫を活性化させ、特定の抗癌剤との併用で効果を高めることが動物実験で示されています。また、細胞周期G2チェックポイントへの働きにも着目しています。 一方、CBS9106(Felezonexor)は「創薬基盤技術型」開発として前臨床試験段階でライセンス導出されましたが、2025年6月に全権利の返還を受け、今後は追加の基礎研究成果を勘案し開発方針を検討する予定です。その他の後続パイプラインとして、免疫スイッチ作動薬CBT005、CBP501の系譜に属するCBP-A08、静岡県立大学と共同研究中のIDO/TDO二重阻害剤などがあり、これらは早期のライセンスアウトも視野に入れています。 同社は、創薬バイオ企業の提携戦略において、リスクや費用を分担する一方で成功時の取り分が減るという原則を認識し、開発の主導権を失うリスクを重視しています。そのため、CBP501においては、EBP(Emerging Biopharma)の潮流に沿い、可能な限り自社主導で後期開発まで進めることで企業価値の最大化を目指しています。提携は、地域別の分割など、開発の主導権を失わず安売りにもならない条件に絞って検討しています。同社のビジネスモデルは、パイプラインの特性や環境に応じて「創薬パイプライン型」と「創薬基盤技術型」を使い分ける柔軟なアプローチが特徴です。
キーワード
決算ハイライト
売上高
0円
純利益
-12億円
総資産
31億円
KPI
男女賃金格差(全体)
69.2% · 2025年6月
2期分(2024/06〜2025/06)
女性役員比率
12.5% · 2021年6月
3期分(2019/06〜2021/06)
平均年齢
47歳 · 2025年6月
7期分(2019/06〜2025/06)
平均勤続年数
13年 · 2025年6月
7期分(2019/06〜2025/06)
EPS
-61円 · 2025年6月
10期分(2016/06〜2025/06)
BPS
147円 · 2025年6月
10期分(2016/06〜2025/06)
従業員数
14人 · 2025年6月
10期分(2016/06〜2025/06)
発行済株式総数
1,971万株 · 2025年6月
10期分(2016/06〜2025/06)
株主総利回り
160.8% · 2025年6月
6期分(2020/06〜2025/06)
男性役員数
6人 · 2025年6月
7期分(2019/06〜2025/06)
平均年間給与
755万円 · 2025年6月
7期分(2019/06〜2025/06)
女性役員数
0人 · 2025年6月
7期分(2019/06〜2025/06)
女性管理職比率
33.3% · 2025年6月
2期分(2024/06〜2025/06)
男女賃金格差(正規雇用)
69.2% · 2025年6月
2期分(2024/06〜2025/06)
役員報酬総額
5,769万円 · 2025年6月
6期分(2020/06〜2025/06)
ROE_単体
-39.33% · 2025年6月
10期分(2016/06〜2025/06)
ROA_単体
-37.95% · 2025年6月
10期分(2016/06〜2025/06)
自己資本比率_単体
96.5% · 2025年6月
10期分(2016/06〜2025/06)
従業員数(被保険者)
18人 · 2026年4月
29期分(2023/12〜2026/04)

