阿蘇森林組合は、熊本県阿蘇山系を拠点に、森林整備から木材の生産、加工、販売までを一貫して手掛ける総合的な森林組合です。同社は「災害に強い森づくり」と「組合員のための森林活用」を経営理念に掲げ、持続可能な森林経営を通じて地域社会に貢献しています。 主要な事業として、まず森林整備事業があります。これは、森林所有者からの依頼に基づき、植え付け、下刈り、間伐、主伐といった多岐にわたる森林施業を実施するものです。森林経営計画の樹立支援も行い、山林の適切な管理をサポートしています。また、森林保険の加入受付や災害発生時の相談対応、立木の売買も手掛け、森林所有者のリスク軽減と資産活用を支援しています。 木材の生産・加工においては、蘇陽加工所と久木野加工場が中心的な役割を担っています。蘇陽加工所では、年間約6,000~7,000㎥の製材品を生産し、その約半分を乾燥材として供給しています。グリーン材、ひき角類、板類、ひき割類など多様な製品を提供し、鋸屑や背板も有効活用しています。特に、木屑炊きボイラーを燃料に利用することで、廃材の有効利用と二酸化炭素排出削減に貢献しています。久木野加工場は、間伐材や地元産材を積極的に活用し、木材の高耐久性技術を活かした防腐処理材の設計・施工に強みを持っています。県下で唯一「屋外用利用木材の10年間保証(O&Dウッド)」を提供し、材料加工から加圧注入(防腐・防蟻処理)までの一貫生産体制により、高品質かつコスト効率の良い製品を提供しています。ウッドデッキ、公園施設、農業・土木用資材、住宅資材の制作に加え、一般建築の設計・積算・施工も手掛けています。 木材の販売は、高森共販所と南小国共販所を中心に、月2回の木材共販市を通じて行われます。高森共販所では年間約50,000㎥、南小国共販所では年間約30,000㎥の木材を取り扱い、特に南小国共販所では「小国杉」と阿蘇谷からの材を分別して販売するなど、顧客ニーズに応じたきめ細やかな対応をしています。丸桁材、長材、大径木といった立木受注販売も可能です。 組合員への支援としては、山林作業に関わる機械器具や森林肥料の展示即売、林業機械の修理も行い、林業従事者の活動を多角的に支えています。また、熊本県SDGs登録事業者として、環境に配慮した施業を実践し、社会的な責任も果たしています。熊本県阿蘇市を中心に、西原村、南阿蘇村、産山村、南小国町、高森町、山都町といった広範な地域に支所や加工場、共販所を展開し、地域に密着したサービスを提供しています。
従業員数(被保険者)
91人 · 2026年5月
30期分(2023/12〜2026/05)
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