- 法人番号
- 7080405004029
- 所在地
- 愛知県 名古屋市中区 錦3丁目6番35号
- 企業スコア
- 30.8 / 100.0
事業概要
特定非営利活動法人成人白血病治療共同研究機構(JALSG)は、成人白血病をはじめとする血液がん患者の治癒率向上と生活の質の改善を目指し、多施設共同で臨床研究を推進する国内最大の研究グループです。1987年に日本成人白血病治療共同研究グループとして設立され、2019年には研究支援を担っていた特定非営利活動法人成人白血病治療共同研究支援機構と統合し、現在の組織体制となりました。同社は、より良い診断手法の開発、集学的化学療法、分子標的療法、抗体療法、および新たな治療モダリティを用いた治療法の開発に重点を置いています。日本全国から237病院(2025年7月現在)が参加し、医師、研究者、医療スタッフが連携して活動を展開しています。 同社の主要な事業内容は、質の高い多施設共同臨床研究の推進、血液疾患に関する社会環境の改善への貢献、そして血液疾患の治療技術と認識の向上を通じた国民の健康増進への寄与です。具体的には、急性骨髄性白血病(AML)、急性リンパ性白血病(ALL)、慢性骨髄性白血病(CML)、急性前骨髄球性白血病(APL)など、多岐にわたる白血病や造血器腫瘍に対する標準治療の開発と確立に取り組んでいます。遺伝子診断や個別化分子標的療法といった最先端の研究にも注力し、例えば、KMT2A遺伝子再構成陽性白血病に対するメニン阻害薬や、IDH1変異陽性AMLに対するIDH1阻害薬とアザシチジンの併用療法など、革新的な治療法の臨床試験を実施しています。 同社の強みは、30年以上にわたる豊富な実績と、日本全国の多数の医療機関が連携する大規模な研究ネットワークです。これにより、日本人の医療事情に最も適したエビデンスを創出し、その成果を国内外の学会発表や専門誌を通じて世界に発信しています。また、日本血液学会造血器腫瘍ガイドラインに記載される標準的治療の確立にも大きく貢献しています。患者さん向けには、白血病に関する分かりやすい情報提供やセカンドオピニオンの推奨、付随研究への協力依頼なども行い、病気への理解促進と治療選択の支援にも努めています。運営は、国立研究開発法人日本医療研究開発機構からの競争的科学研究費、参加施設からの年会費、および個人・団体からの寄付によって支えられています。これにより、倫理的かつ科学的に信頼性の高い臨床研究を継続的に実施し、血液疾患で苦しむ多くの人々を救うための活動を推進しています。

