代表者
代表
國澤伸二
確認日: 2026年4月18日
事業概要
山川水産加工業協同組合は、鹿児島県指宿市山川地区に拠点を置く、鰹節製造業者を中心とした水産加工業者で組織された団体です。昭和50年に前身の組合が合併して設立されて以来、同組合は指宿市の地場産業として重要な役割を担い、日本の食文化の根幹を支える鰹節、特に最高級品である「本枯本節」の生産量日本一を誇ります。令和2年2月には「指宿鰹節」が特許庁より地域団体商標登録を受け、その品質とブランド力が国に認められました。 同組合の主要な事業は、組合員である鰹節製造業者の事業活動を多角的に支援することにあります。具体的には、原料となる鰹を-30℃で冷蔵保管する大規模な冷凍冷蔵庫事業を運営し、安定した原料供給を支えています。また、鰹節工場から排出される鰹残さいを飼料として再利用するフィッシュミール事業を展開し、鰹荒粕や鰹魚油などを生産することで資源の有効活用と環境負荷低減に貢献しています。さらに、焙乾された鰹節の表面を研磨し、鰹削粉を製造・販売する削加工事業や、工場排水を100%処理する排水処理事業を通じて、環境に配慮した持続可能な鰹節製造を推進しています。これらの基幹事業に加え、同組合は組合員への運転資金や設備資金の貸出、ダンボール箱や製造資材の販売、副産物の委託販売、産地入札即売会の開催、低温倉庫での鰹節保管、鰹の計量を行うトラックスケール運営、そして指導事業といった幅広い補佐的業務を提供しています。年間約10,000~12,000トンの鰹節類を生産し、年間80~100億円の生産額を誇り、主に大都市圏の削り節メーカーや鰹節問屋、高級料理店、蕎麦店、そして本物志向の一般消費者に高品質な鰹節を供給し続けています。 さらに、同組合は指宿鰹節の魅力を国内外に発信する活動にも注力しています。食文化研究家、料理研究家、シェフ、漫画家など多岐にわたる分野の専門家を「指宿鰹節アンバサダー」として任命し、メディアやイベントを通じてその価値を積極的にPRしています。地域活性化の一環として、指宿鰹節を活用した「指宿からあげ いぶから」や「勝武士ラーメン」といった地域グルメの開発・推進にも関与し、新たな食の魅力を創出しています。また、兵庫県三木市の金物職人との協業により、世界一硬い食品とされる鰹節を家庭で手軽に削れる「指宿鰹節削り器」を開発し、ふるさと納税の返礼品としても提供することで、一般消費者への普及にも努めています。削り方や手入れ方法の動画コンテンツ提供も行い、家庭での本格的な鰹節体験をサポートしています。
キーワード
KPI
従業員数(被保険者)
34人 · 2026年4月
28期分(2023/12〜2026/04)
