事業概要
特定非営利活動法人ITスキル研究フォーラムは、ITエンジニアおよびIT利活用人材のスキルを可視化することで、ITおよびデジタル技術の利活用推進を通じたあらゆる産業の発展に貢献する団体です。同社の主要な事業は、毎年夏に実施される「全国スキル調査」とその分析情報のメディアへの発信、セミナーやWebサイト、メールマガジン「iSRF通信」を通じた人材育成情報の提供、そして企業向けの有料スキル診断サービスの提供です。 同社の中核サービスである「DSシリーズ」スキル診断は、iCD(iコンピテンシ ディクショナリ)を活用し、従業員のスキル把握に留まらず、企業の人材育成や組織改革を支援する役割を担っています。DSシリーズには、IT関連企業やユーザー企業の情報システム部門向けにITスキルや業務遂行力を幅広く可視化する「DS-Multirole」、経済産業省や情報処理推進機構(IPA)が定めるITスキル標準(ITSS)、組込みスキル標準(ETSS)、情報システムユーザースキル標準(UISS)に基づき、特定の専門領域のスキルを詳細に診断する「ITSS-DS」「ETSS-DS」「UISS-DS」があります。さらに、DXリテラシー標準とDX推進スキル標準に基づき、DX推進に必要なマインドスタンスや知識、スキルを診断する「DXSS-DS」、自社独自のスキル診断を構築・カスタマイズできる「DS-Advance」、厚生労働省策定の職業能力評価基準に基づき事務系職種19種類のスキルを客観的に評価する「事務系職種診断」など、多岐にわたる診断サービスを提供しています。 DSシリーズの強みは、受診者自身が日常業務の経験や理解度に基づいて回答する選択式であるため、事前準備が不要で、正味30~40分程度の短時間で完了し、中断・再開も可能という手軽さにあります。サービスは「受診者サイト」と「管理者サイト」に分かれており、受診者は個人のスキルレベルを把握し、管理者は登録された受診者の診断結果や組織全体の集計結果を閲覧・分析することで、人材ポートフォリオの可視化、適正な評価・処遇、そして効果的な人材育成計画の策定に活用できます。 オプションサービスも充実しており、基本サービスの利用期間延長、多数の受診者や部門の一括登録代行、上司による診断結果の補正と承認、面談のための個人レポート出力、過去の診断データとの比較による「経年変化」分析、複数の職種を同時に診断して比較する機能、設定条件に応じた人材抽出、資格取得や業務経験などの「キャリアプロファイル」管理、そしてITSS-DSに特化した会社全体のスキル診断結果を自動作成する「企業レポート」など、企業の多様なニーズに対応しています。 対象顧客は、ITサービスを提供する企業、メーカー、情報システム部門を持つ一般企業など幅広く、ITエンジニアや組込みソフトエンジニア、情報システム部門のエンジニア、DX推進人材、事務系職種など、様々な職種の人材育成、人事異動、組織再構築、DX推進といった目的で利用されています。同社は、スキルの可視化と透明性の確保を通じて、IT人材のスキル向上とIT利活用を推進する企業の改革と発展に貢献し、会員活動としてワーキンググループ運営や人材育成コラムの発信も行っています。また、従業員のストレス状態をチェックする「ストレスチェックサービス」も提供し、企業の健康経営も支援しています。

