代表
井戸篤史
確認日: 2026年4月15日
株式会社愛南リベラシオは、四国の西南端、日本屈指の養殖生産地である愛媛県愛南町から生まれた愛媛大学発のベンチャー企業です。同社は、大学の研究活動で培われた最先端技術を駆使し、豊かな自然環境の保護と食の安全確保を両立させる、未来の水産業確立に向けた研究開発と新規事業の立ち上げを推進しています。主要事業として、水産用・畜産用飼料の研究開発、製造、販売を手掛けており、特に養殖魚の健康と成長を支える機能性飼料の開発に注力しています。 具体的な製品として、愛媛大学が発見したカイコガやヤママユのサナギに含まれる機能性物質「シルクロース®」があります。これは、魚類や甲殻類の免疫を強く活性化させる多糖類を凝縮した粉末で、特許技術(特許第6019505号)により製造されます。飼料に少量添加することで、腸管免疫や体表免疫に作用し、魚病に対する耐性付与に加え、色揚効果や身質改善効果も実証されており、養殖魚の確かな成長と免疫維持に貢献します。 また、同社は養殖魚の嗜好性が高いイカ内臓の有効活用にも取り組んでいます。北海道大学らが開発した競争吸着法と愛媛大学の研究成果を組み合わせ、イカ内臓から有害なカドミウムのみを除去する技術を応用し、イカ内臓溶解液「イカマリン®」を開発しました。これにより、安全性に問題があったイカ内臓を、低水温期の摂餌安定化や低魚粉飼料での成長促進が期待できる飼料原料として利用可能にし、水産資源の有効活用と持続可能な養殖業の実現を目指しています。 さらに、同社は人口増加に伴う食料問題への対応として、国際連合食糧農業機関(FAO)も推奨する「昆虫」を新たな動物性資源として注目し、水産養殖飼料への応用研究を進めています。天然魚由来の魚粉に依存する現状の養殖飼料が抱える価格高騰や資源枯渇の問題、そして責任ある水産養殖の認証制度(ASC)が求める天然魚由来原料の削減要請に対し、食品残渣や家畜排泄物等の有機物を分解して成長するハエやアブの幼虫、ミールワームといった昆虫由来の良質な動物性タンパク質を代替飼料原料として開発しています。魚粉を一切使わずとも養殖魚の成長が優れることが確認されており、未来の食料生産モデルを世界に先駆けて打ち出すことを重要な使命としています。これらの研究開発に加え、水産養殖技術や食品加工技術に関するコンサルティング、飲食料・飼料の製造プロセス開発、機器・設備の販売も手掛けており、多角的に水産業の未来を創造しています。
従業員数(被保険者)
5人 · 2026年5月
30期分(2023/12〜2026/05)
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