代表
石井慎二
確認日: 2026年4月15日
株式会社ネイチャーギフトは、京都大学の矢野浩之教授の研究成果であるセルロースナノファイバー(CNF)と、株式会社ヘキサケミカルの樹脂混錬・押し出し技術を融合させ、持続型木質バイオマス由来のCNFを活かす「京都プロセス」の実用化を推進する大学発ベンチャー企業です。同社の主要事業は、CNF強化樹脂コンパウンドおよびマスターバッチの製造・販売であり、地球環境・資源問題の解決と脱炭素社会の実現に貢献することを目指しています。これらの製品は、自動車、通信機器、電気製品、家電、建築・建材、包装・容器、食品など多岐にわたる工業製品の原材料として利用され、軽量性、高強度、高弾性率、低線熱膨張、耐衝撃性といった優れた特性を付与します。 同社は、まず汎用プラスチックや一部のエンジニアリングプラスチックに対応する標準グレードのCNF強化樹脂を提供しており、Bio-HDPE、PP、PA6などの製品ラインナップを展開しています。次に、環境配慮型材料の開発とカスタマイズ品の受託生産に注力しており、CNF強化バイオマスプラスチックや生分解性プラスチックの開発、さらにはリサイクルプラスチックのアップサイクル利用にも積極的に取り組んでいます。顧客の具体的な要望や用途に応じた製品の受託生産も手掛け、PLA、PBS、PA11などの各種プラスチックの取り扱い実績を有しています。 さらに、同社は独自技術の提案も行っています。株式会社ヘキサケミカルの技術を活用した着色や「プラゲノム」(プラスチックに情報や暗号を付与する技術)により、製品に意匠性や機能性を付与するソリューションを提供しています。また、セルロースマイクロファイバー(CMF)やパルプ、その他のセルロース類と様々な樹脂を個別仕様に基づいて複合化する技術にも強みがあり、株式会社上山製作所へのCMF提供実績があります。 同社のビジネスモデルは、製紙会社や化学会社といった「川上」のメーカーと、自動車、家電、建築・建材などの「川下」のメーカーとの中間的な「川中」の立ち位置で、京都プロセスによる疎水化CNF強化樹脂を提供することにあります。この「京都プロセス」は、疎水化パルプを用いてCNF樹脂コンパウンドを安価に生産できる可能性を秘めており、同社はナノテクノロジー展やサステナブルマテリアル展など、国内外の主要な展示会に積極的に出展し、技術と製品の普及に努めています。
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