- 法人番号
- 4140001078209
- 所在地
- 兵庫県 伊丹市 奥畑4丁目1番地
- 設立
- 従業員
- 237名
- 企業スコア
- 56.1 / 100.0
金井重要工業株式会社は、1894年に「金井トラベラー製造所」として創業し、日本で初めて紡績用トラベラの国産化に成功して以来、130年以上にわたり繊維機器事業を基盤として発展してきた企業である。同社の繊維機器事業では、紡績工程で使用される金属トラベラ、ナイロントラベラ、シングルリング、焼結リング、メタリックワイヤ、各種針布(トップ針布、紡毛針布、起毛針布など)の製造・販売を手掛けている。これらの製品は、衣料分野だけでなく、自動車タイヤ用タイヤコード、スマートフォンやパソコンの基盤に不可欠なグラスファイバー、航空機体用カーボンファイバーといった非衣料分野の製造工程にも供給されており、国内で高いシェアを誇り、売上の約80%を海外輸出する世界的なメーカーとしての地位を確立している。特にトラベラは3,000種類もの製造が可能で、特殊な熱処理や表面処理により高速紡出条件下での安定した走行性と長寿命を実現している。 1958年には繊維機器事業で培った技術を応用し、不織布事業を開始。日本不織布産業の先発企業の一社として、多様な用途に対応する不織布を製造している。主な製品には、ビル空調用フィルタ(トラベロン®、ユニクリーン®エアフィルタ)、自動車内装材、合皮基材、研磨材(ハンドパッド、フロアーパッド、精密研磨パッド、プリント基板用研磨ホイール)、生活雑貨資材(家庭用スポンジタワシ)、ファンデーション基材、炭素繊維不織布などがある。同社は大量生産が主流の薄物不織布に対し、厚物を主体とした多様な樹脂加工により、ニッチな市場や競合他社が参入しにくい分野を開拓している。顧客の要望に応じたオーダーメイドの製品開発に強みを持ち、特にプリント基板用研磨ホイールでは不織布・研磨ホイールの設計から量産まで一貫生産体制を構築している。 さらに、同社は金井グループの土地・資産を有効活用する不動産事業も展開しており、賃貸事業(商業施設、介護老人保健施設、駐車場)、賃貸マンション、飲食業、旅館業(有馬温泉 元湯 古泉閣 ※2025年6月閉館)など多角的なポートフォリオを通じて安定した収益を確保し、経営基盤を強化している。2014年に発足した技術革新室では、産官学・医工連携を通じて新規事業の創出を目指し、医療機器分野では低侵襲性のがん放射線治療に用いる世界初の国産医療機器「不織布スペーサ」を開発した実績を持つ。炭素繊維分野では、車両用軽量断熱材や高温領域断熱材用基材として炭素繊維不織布を生産し、リサイクル炭素繊維を用いたCFRP用基材や紡績糸の開発にも取り組んでいる。不織布加工技術、薄板・細線の精密切削加工技術、ワイヤーフォーミング、チタンの陽極酸化技術といったコア技術を応用し、骨折治療用鋼製器具や生体吸収性・生分解性不織布、金属繊維不織布などの研究開発を進め、ISO13485認証も取得している。
純利益
2.0億円
総資産
126億円
ROE_単体
2.71% · 2025年3月
1期分(2025/03〜2025/03)
ROA_単体
1.58% · 2025年3月
1期分(2025/03〜2025/03)
自己資本比率_単体
58.38% · 2025年3月
1期分(2025/03〜2025/03)
従業員数(被保険者)
237人 · 2026年5月
30期分(2023/12〜2026/05)
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