代表者
代表理事
菊地敏克
確認日: 2026年4月17日
事業概要
三陸やまだ漁業協同組合は、2009年10月1日に山田湾を囲む大浦、織笠、山田湾、大沢の4つの歴史ある漁協が合併して誕生しました。同法人の最優先事項は、穏やかに輝く山田湾の豊かな自然環境と、そこに生きる漁師の営みを守り続け、組合員のなりわいと生活を全方位から支え、山田町の産業の中核を担うことです。東日本大震災からの復興に尽力し、養殖いかだは山田湾の復興のシンボルとなっています。近年は地球規模の気候変動による漁獲量減、漁業者の高齢化や後継者不足といった課題に対し、磯焼け対策などの漁場環境改善、新規参入者獲得と定着に向けた施策提案など、多角的な取り組みを実施しています。 主要事業としては、組合員の生活基盤を整える共済事業、漁業に必要な資材や種苗の調達・提供、給油所経営を行う購買事業、漁業者が生産した魚介類の集出荷・精算、新規販路開拓を担う販売事業があります。特に販売事業では、漁師自身が商品と価格を決めるオンラインの「三陸やまだ漁協 産直市場」を運営し、消費者に新鮮な海産物を直接届けています。また、組合員への作業場や船揚場などの共同利用施設を貸し出す利用事業、組合が独自で経営する定置網漁業(サバ、イワシ、スルメイカ、シロザケ、カレイなど多種多様な魚介類を水揚げ)を行う自営事業、漁業許可・登録手続き、漁業権・漁場管理、経営指導、新規事業企画を担う指導事業も展開しています。 魚類養殖においては、山田湾の恵まれた環境を活かしたマガキ(生食用殻付きカキ、加熱用)とホタテガイ(耳吊り養殖)の垂下養殖が根幹を成しています。さらに、新たな山田ブランドの特産品として「オランダ島サーモン」の養殖に注力しており、内陸部の淡水で育てた稚魚を山田湾の海面養殖場に移し、最新鋭の自動給餌器や水中カメラ、水中ドローンを活用して健康に育成しています。ワカメの自家採苗による垂下養殖や、ウニ・アワビの採介藻漁業も盛んです。近年ではアサリの垂下式試験養殖も岩手県水産技術センターの指導のもと実施しており、砂抜き不要のアサリの生産を目指しています。長年、織笠川でのサケの孵化放流事業にも携わり、山田町内の小学生による稚魚放流会を継続的に実施するなど、地域の水産資源保護と教育活動にも貢献しています。過去には「復興カキオーナー」制度を通じて、全国からの支援を受けながら復興を遂げてきた実績も持ちます。同法人は、豊かな三陸の海を守り、持続可能な漁業の発展と地域経済の活性化に貢献し続けています。
キーワード
KPI
従業員数(被保険者)
22人 · 2026年4月
29期分(2023/12〜2026/04)

