静岡うなぎ漁業協同組合は、2008年4月1日に静岡県下の4養鰻漁業組合が合併して発足した協同組合である。同法人は、静岡県における養鰻業の振興と、安全・安心で高品質なうなぎ製品の提供を目的としている。南アルプスを源流とする大井川水系の良質な地下水を活用し、組合員である17軒の養殖家がうなぎを育成。年間平均400トン以上の活鰻を池揚げし、シラスウナギの集荷から養鰻までを一貫して手掛けている。活鰻は中間業者を介さず、全国の専門店へ直接出荷されており、顧客の要望に応じた細かい選別や少量販売にも対応している。 同法人は、活鰻の生産だけでなく、うなぎ加工品の製造・販売も主要事業としている。焼津加工場と中遠加工場を拠点に、活きたうなぎを職人の手で割き、白焼きや蒲焼に加工する。特に「焼き」にこだわり、高温の遠赤外線ラインで余分な水分や脂肪分を徹底的に落とし、うなぎ本来の旨味を引き出す。蒲焼は伝統的な自家製タレを複数回にわたって塗り重ねて焼き上げ、中遠加工場では関東地方で主流の「江戸焼」製法(蒸し工程を含む)を採用している。製造された加工品は、真空包装と急速冷凍により鮮度を保持し、焼津、吉田、中遠の各直売所および通販サイトを通じて個人消費者へも提供している。吉田売店ではうなぎ弁当の販売も手掛けている。 品質管理体制も同法人の強みである。組合員には抗菌剤や飼料添加物の使用記録提出を義務付け、可能な限り医薬品に頼らない養殖を推進。医薬品を使用する際は国の定める2倍の休薬期間を設定している。池揚げ前の全ロットで残留薬検査を品質管理室で実施し、抗生物質や合成抗菌剤の検査は外部検査機関にも委託している。これらの取り組みにより、「しずおか農林水産物認証制度」や「しずおか食セレクション」の認証を取得しており、トレーサビリティの確保と安全性の高い製品供給に努めている。
従業員数(被保険者)
50人 · 2026年5月
29期分(2023/12〜2026/05)
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