株式会社大菜技研は、高精度なレオロジー測定機器の開発・製造・販売を手掛ける企業です。同社の主要製品は、共軸二重円筒形レオメーター「ONRH-1型」であり、特に低粘度液体のレオロジー測定に最適な外筒回転方式を採用しています。このレオメーターの最大の特徴は、独立行政法人産業技術総合研究所による弾性ヒンジ式軸受けを搭載し、世界で初めてエアベアリングを不要とした点にあります。これにより、クリーンエアの管理が不要となり、設置場所の自由度が高まるだけでなく、メンテナンスの容易さ、装置の小型化、そして大幅なコスト削減を実現しています。 ONRH-1型は、5nNmという高感度なトルク測定を達成し、少量サンプルでの測定にも適応します。また、ガラス製の外筒と中空軸モータを用いた外筒上部支持により、測定中の試料の状態(気泡の有無など)を目視で確認できるため、測定の信頼性が格段に向上します。外筒回転方式は、内筒回転方式で生じるテイラー渦の発生を抑制し、動的粘弾性測定において高周波数・高感度な測定を可能にします。ボイスコイルモータを使用することで、7桁のダイナミックレンジを持つ高精度な粘度測定を実現し、試料の長期安定性評価にも貢献します。測定モードは、定常回転系(定常回転、自動反転、ヒステリシスモード)と動的測定(サイン波、矩形波、重畳モード、往復モード)に対応し、幅広い研究開発ニーズに応えます。 過去には、毛髪1本で摩擦係数を測定できる「摩擦係数計 NRF型」や、高せん断速度に対応した「ハイシアービスコメーター」、印刷インキ用「L-A型粘度計」なども手掛けており、特にNRF型はシャンプーリンスメーカーの開発必需品として貢献しました。同社は製品販売だけでなく、顧客のサンプルに適応したデータ測定を行う委託サンプル測定サービスも提供しており、顧客の研究開発や品質管理を多角的に支援しています。革新的な技術と高精度な測定機器を通じて、材料科学、化学、化粧品、食品など多岐にわたる産業の研究開発および品質管理に貢献しています。
従業員数(被保険者)
1人 · 2026年5月
30期分(2023/12〜2026/05)
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