酒匂川漁業協同組合は、神奈川県西部を流れる清流、酒匂川水系の豊かな自然環境と水産資源の保護・増殖、そして遊漁者への最良の釣り環境提供を使命として活動しています。同組合は、酒匂川水系における漁業権を管理し、持続可能な漁業の実現を目指しています。 主な活動として、まず渓流魚であるヤマメやニジマスの種苗放流を2月中旬から酒匂川本流および各渓流河川で実施しており、発眼卵から育成した稚魚や自家採卵した稚魚の生育状況を見ながら随時放流計画を進めています。また、酒匂川の主要魚種である鮎については、1月に人工産稚鮎を購入し育成し、3月下旬から7月上旬にかけて随時放流を行っています。天然遡上を促進するため、2月中旬以降は河口の浚渫を行い、3月中旬以降には天然遡上状況を見ながら谷峨地区での特別採捕による汲み上げ放流も実施しています。毎年4月1日からは下流域の飯泉取水堰魚道で天然鮎遡上調査を開始し、5月中旬には鮎試し釣りを通じて天然遡上鮎と人工産稚鮎の生育状況を見極め、成魚放流へと繋げています。鮎漁期終了後には産卵場の造成を行い、資源保護に努めています。 さらに、ウグイ、オイカワ、鯉(小田原地区のみ)といった雑魚についても、4月から5月にかけて山北、松田、小田原地区に産卵場を造成し、増殖活動に取り組んでいます。かつて金瀬川の増水により壊滅状態となったヘラブナ池の復旧についても検討を進めています。 遊漁者へのサービスとしては、鮎、ヤマメ、イワナ、ニジマス、ヘラブナ、オイカワ、ウグイ、コイ、うなぎなど多様な魚種の釣り場情報を提供し、遊漁証の発行・販売、そしてオトリ鮎の販売を行っています。特に、2026年度からは遊漁料金の改定を行い、電子遊漁券発売システム「つりチケ」を導入することで、利便性の向上を図っています。 地域連携活動にも力を入れており、小田原市との協賛による親子アユ放流体験や親子友釣り教室の開催を計画しています。また、全国的な問題となっている川鵜による漁業被害を最小限に抑えるため、県下一斉の追い払い日程に合わせて対策を実施しています。 同組合は、釣り人のマナー向上にも積極的に取り組んでおり、ゴミの持ち帰り徹底を呼びかけるとともに、河川の増水など自然災害への注意喚起を行い、漁協監視員や行政機関と連携して安全な釣り環境の提供に努めています。地球温暖化による河川生態系の破壊が危惧される中、「次世代にもきれいな酒匂川」を残すことを目標に、組合員と遊漁者が一体となって酒匂川水系の保全に貢献できるよう努力を続けています。
従業員数(被保険者)
2人 · 2026年5月
30期分(2023/12〜2026/05)
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