代表取締役
島﨑誠
確認日: 2026年4月17日
株式会社ウェルセラは、帝京大学発のバイオベンチャーとして、治療用マイクロバブルと低出力超音波を組み合わせた革新的なドラッグデリバリーシステム「BUS-DDS(Bubble Ultrasound-mediated Drug Delivery System)」の開発と社会実装に取り組んでいます。同社の主要な事業は、既存の薬剤送達システムでは困難であった、がんや中枢神経疾患における生体バリア(腫瘍血管バリアや血液脳関門)を克服し、薬剤を効率的に標的部位へ届ける新たな治療選択肢を提供することです。BUS-DDSは、帝京大学の丸山一雄特任教授が開発した治療用マイクロバブル「セラノスティックバブル(TB)」を静脈投与し、診断用と同レベルの低出力超音波を標的部位に照射することで、バブルのオシレーションにより血管内皮細胞間に一時的な間隙を生じさせ、薬剤の浸透を促進します。この技術は非侵襲的であり、分子の大きさに関わらず幅広い薬剤モダリティ(低分子薬、抗体、ADC、核酸医薬、リポソーム製剤など)に適用可能である点が強みです。 同社は、特に治療成績が不良な難治性がんである膵臓がんをBUS-DDSの優先適応と位置づけ、治験開始を見据えた非臨床試験を推進しています。また、大腸がんや子宮体癌などの他の固形がん、さらには血液脳関門開口技術を活用した中枢神経疾患領域への展開も中長期的な目標としています。これまでの基礎研究では、大腸がん担癌マウスで薬剤移行量が約5倍に増加、子宮体癌担癌マウスで抗腫瘍効果の有意な増強、マウス脳組織で薬剤移行量が3倍以上増加し、遺伝子発現が10倍以上に増加するなどの実績を上げています。ビジネスモデルとしては、BUS-DDS技術を活用した治療薬の効果を高めるためのパートナーシップを重視しており、前臨床・臨床開発中の薬剤や市販薬との連携を積極的に推進しています。超音波医療機器メーカーである日本電波工業株式会社とのLOI締結など、共同開発を通じた技術の最大化と社会実装を目指しています。
純利益
-33億円
総資産
99億円
ROE_単体
-34.87% · 2024年11月
1期分(2024/11〜2024/11)
ROA_単体
-33.46% · 2024年11月
1期分(2024/11〜2024/11)
自己資本比率_単体
95.95% · 2024年11月
1期分(2024/11〜2024/11)
従業員数(被保険者)
6人 · 2026年5月
30期分(2023/12〜2026/05)
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