- 法人番号
- 8010005012841
- 所在地
- 東京都 新宿区 西早稲田2丁目4番7号東京DEW
- 従業員
- 5名
- 企業スコア
- 38.6 / 100.0
代表者
代表
内田聖子
確認日: 2026年4月17日
事業概要
特定非営利活動法人アジア太平洋資料センター(PARC)は、1973年の設立以来、「私たちが変わる。世界を変える。」を理念に掲げ、グローバルな社会・経済的公正の実現を目指し、多岐にわたる市民活動を展開しています。同社の主要な活動は、以下の5つの柱から構成されています。 第一に「調査研究」です。同社は国境を越え、民衆の視点から様々な調査プロジェクトを実施しています。これまでのテーマには、バナナやエビ養殖、鉱物採掘とそのサプライチェーン、自由貿易協定(FTA)の影響、政府開発援助(ODA)の不正利用、日系多国籍企業の略奪的慣行などがあります。同社は現場に赴き、自身の目と耳で状況を確認し、最も影響を受ける人々と連帯した関係を構築することを重視しています。この活動を通じて、人々が自らの力で調査を行い、権力に対抗するための民衆の知識基盤を構築できるようエンパワーメントすることを目指しています。 第二に「政策提言&アドボカシー」です。同社は、価値観を共有する世界中の市民社会ネットワークと緊密に連携し、日本の視点を国際舞台で表明するとともに、国際的な運動を通じて日本の政策に影響を与える活動を行っています。具体的には、ODA政策、累積債務問題、貧困や差別根絶などの社会開発問題、貿易・投資問題などをめぐり、日本政府や国連諸機関、IMF・世界銀行などに対し、意見申し入れや具体的な提案を行っています。 第三に「PARC自由学校」の運営です。1982年から続くこの市民のための学びの場では、年間15以上の講座を提供しています。講座内容は、国内政策への批判的視点、先住民族の言語と文化、有機農業、ダンスや写真などの創造的活動まで多岐にわたります。受講生が自身の暮らしが世界とつながっているという視点から世界を知り、日本社会を捉え、アジアをはじめとした世界の人々の現実や暮らしを理解し、オルタナティブな社会を構想する力を育むことを目的としています。 第四に「オーディオ・ビジュアル(AV)作品の制作」です。1980年代の教育用スライド「人食いバナナ」を皮切りに、現在では50本以上のDVDやストリーミングサービスを提供しています。代表的な作品には、『プラスチックごみ』『甘いバナナの苦い現実』『Amazon配達員―送料無料の裏で』『レアメタルと気候危機』『新型コロナが映す いのちの格差』『希望の給食』などがあり、世界の現実や社会課題を捉えた映像作品を制作・販売しています。これらの教材は、図書館や学校、開発教育の現場で広く活用され、一般市民や教育機関が主な顧客層となっています。 第五に「出版」活動です。同社の活動のルーツである英文雑誌『AMPO』をはじめ、日本語雑誌『世界から』『オルタ』、各種オリジナルブックレットなどを発行してきました。現在はウェブサイトでの論説発表が中心ですが、過去の貴重な出版物の一部は、立教大学共生社会研究センターに寄贈され、デジタルアーカイブとしても公開されており、歴史的資料としての価値も提供しています。 同社の強みは、現場に根ざした徹底的な調査、国際的なネットワークを活かした政策提言、市民への多角的な教育機会の提供、そして映像作品や出版物を通じた効果的な情報発信という、複合的なアプローチにあります。これらの活動は、会費、事業収入(DVD販売など)、そして個人・団体からの寄付によって支えられており、会員制度を通じて市民の積極的な参加を促すことで、市民が主体的に社会変革に関わるためのプラットフォームを提供しています。同社は、南と北の人々が対等・平等に生きることのできる、もうひとつの社会の実現を目指し、活動を続けています。
キーワード
KPI
従業員数(被保険者)
5人 · 2026年4月
25期分(2024/04〜2026/04)

