日本貨幣商協同組合は、昭和44年8月に設立された、全国の代表的な貨幣ディーラー約75名からなる協同組合です。同組合は、貨幣収集の普及と健全な市場の発展を目的としており、特に昭和39年の東京オリンピック記念コイン発行による貨幣収集ブームを背景に、その重要性が高まりました。同組合の主要な活動の一つは、国内で最も信頼のおける、我が国で唯一の公式な貨幣鑑定書の発行です。国内外の古銭のスペシャリストで構成される鑑定委員会が厳正な鑑定を行い、その信頼性は高く評価されています。近年では、偽造防止と真贋判定に大きく貢献するブロックチェーン技術を用いたデジタル鑑定書(NFT鑑定書)を2022年4月から導入し、持続可能な開発目標(SDGs)への貢献も視野に入れています。また、鑑定書の偽造や不正利用への対策として、過去10年間に発行された鑑定書の個別照会サービスも提供しています。さらに、同組合は貨幣収集の魅力を広めるため、様々なイベントを主催・共催しています。毎年春に開催される国内最大級の「東京国際コイン・コンヴェンション(T.I.C.C.)」をはじめ、「おおさか大収集まつり」「世界の貨幣まつり」「東京コインショー」「名古屋コインショー」など、全国各地で大規模な展示即売会を開催し、国内外の造幣局やディーラーが出展しています。これらのイベントは、独立行政法人造幣局や国立印刷局、外務省、文化庁、日本赤十字社などの後援を得ており、貨幣収集家だけでなく一般市民にも貨幣文化への理解を深める機会を提供しています。情報提供活動としては、世界のコインや銀行券の最新情報を紹介する会誌「世界の紙幣とコインの最新ニュース」を年5回程度無料で発行しており、会員や貨幣収集愛好家に向けて貴重な情報を提供しています。また、「日本貨幣カタログ」や「日本の貨幣 -収集の手引き-」といった貨幣関連書籍の企画・発行を通じて、貨幣の歴史や価値に関する知識の普及にも努めています。同組合は、5月1日を「コインの日」と制定し、貨幣が持つ歴史的・文化的価値への理解促進を図っています。また、全国に展開する組合加盟店を通じて、貨幣・切手の鑑定、買取、販売に関する相談を受け付け、健全な取引環境の維持に貢献しています。過去には、平成17年から20年にかけて財務省から放出された約30,000枚の金貨オークションにおいて、唯一の鑑定書発行機関として全ての金貨の鑑定と保存状態の識別を国から依頼されるなど、その専門性と信頼性には確かな実績があります。悪質な投資商法に対する注意喚起も積極的に行い、貨幣収集市場の健全化に尽力しています。
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