代表
松本敏治
確認日: 2026年4月17日
株式会社戸畑製作所は、1948年の創業以来、銅・銅合金の専門メーカーとして、国内および世界の鉄鋼メーカー向けに高品質な製品を提供しています。同社の主要事業は、純銅鋳造、溶接・製缶、難燃性マグネシウム合金の製造・販売、そして拡散接合の四つの柱で構成されています。 純銅鋳造事業では、昭和30年から製造を開始した高炉用羽口、冷却盤、転炉用ランスノズル、電気炉用電極ホルダー、炉体クーラー、酸素ランスなどを提供し、約1,200℃から2,000℃以上の過酷な高熱環境下で冷却能力が求められる製鉄所の基幹設備を支えています。特に、羽口はスパイラル方式の水路で先端を冷却し、耐摩耗・耐溶損に優れた硬化肉盛材も提供しています。 溶接・製缶事業では、銅の溶接、銅と鋼の溶接、非鉄金属溶接品の製造技術を基盤とし、特殊溶解モールド、水冷酸素ランスノズル、銅板製電極ホルダー、高純度無酸素銅板を使用した銅ステーブ、さらにはチタン製プレハブ配管やチタン製タンクなどを製造しています。これらの製品は、鉄鋼、非鉄製錬、化学、重電機といった幅広い産業分野の顧客ニーズに応えています。 近年注力している難燃性マグネシウム合金事業では、実用金属中最軽量でありながら、比強度・比剛性、振動吸収性、切削性、リサイクル性に優れるマグネシウム合金の弱点である燃えやすさを克服した画期的な材料を提供しています。発火温度を200~300℃上昇させることに成功し、インゴット、押出加工用ビレット、砂型・金型鋳造製品、積層造形用粉末、積層造形品として展開。環境負荷低減のための軽量化ニーズに応え、自動車部材(マグネシウムダイカストホイール)や宇宙関連事業(人工衛星の鏡筒)など、新たな分野への応用を積極的に推進しています。NEDOの技術開発プログラム採択や「NEDO省エネルギー技術開発賞」特別賞受賞など、その技術力は高く評価されています。 拡散接合事業では、高真空または不活性雰囲気下で材料間の原子相互拡散を利用し、異種金属を接合する独自の技術を確立しています。この技術により、中空部品や変形が少ない精密部品、多種多様な金属の積層接合が可能となり、EGL(電気亜鉛メッキ)、ETL(錫メッキ)、TFSL(クロムメッキ)ライン用の電極など、メッキ用電極の製造に貢献しています。銅、チタン、鋼、ステンレス鋼、工具鋼、ニッケル、コバルト、アルミなど多岐にわたる金属の組み合わせでの接合に成功しており、その応用範囲は広いです。 同社は、長年の経験で培われた鋳造・溶接技術と、革新的な材料開発・接合技術を融合させ、国内外の重工業、化学プラント、自動車、宇宙産業など多様な顧客層に対し、信頼性の高い製品とソリューションを提供し続けています。
従業員数(被保険者)
119人 · 2026年5月
30期分(2023/12〜2026/05)
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