事業概要
鹿児島県三島村は、竹島、硫黄島、黒島の三つの有人島からなる地域を管轄する地方自治体であり、島民の生活基盤を支え、地域の持続的な発展を目指す多岐にわたる事業を展開しています。同社の主要な事業は、住民への行政サービス提供、地域産業の振興、教育・文化の発展、そして観光誘致と移住・定住促進です。具体的には、子育て支援、ひとり親家庭等医療費助成、国民健康保険、介護保険、税務、公共施設の管理、ゴミ・家電処分、防災、年金、福祉といった住民生活に密着したサービスを包括的に提供しています。また、畜産業、水産業、林業、農業といった第一次産業の育成・支援を通じて、島の経済活動を活性化させ、特産品の開発にも力を入れています。 教育分野では、小中一貫教育の推進や「山村留学しおかぜ留学」制度を設け、島外からの学生を受け入れることで、教育機会の充実と地域活性化を図っています。文化面では、ユネスコ無形文化遺産に登録された硫黄島八朔太鼓踊りの保存・継承など、独自の文化財保護と祭りの振興にも努めています。観光事業においては、ジオパークとしての魅力を発信し、観光パンフレットの作成、宿泊施設の案内、MISHIMA CUPヨットレースなどのイベント開催を通じて、国内外からの訪問者を積極的に誘致しています。 さらに、人口減少対策として「移住・定住」を重点施策とし、移住相談会やU/Iターン助成制度、移住体験ツアーなどを実施し、これまでに90世帯247人(令和7年8月現在)が三島村へ移住する実績を上げています。同村の交通インフラの要である定期船「フェリーみしま」の運航は、鹿児島本土と各島を結ぶ生命線であり、旅客輸送だけでなく、車両や大型貨物の輸送も担い、島民の生活と産業活動を支える重要な役割を果たしています。このフェリーは週4便運航され、利便性の向上に貢献しています。情報発信にも力を入れ、三島村ファンクラブ「ミシマスキ!」を通じて、村の最新情報や魅力を広く伝え、地域とのつながりを深めています。これらの事業は、税金やふるさと納税、各種交付金、サービス利用料によって支えられ、持続可能な地域社会の実現を目指すものです。

