代表取締役社長
小川郁
確認日: 2026年4月17日
株式会社オトリンクは、慶應義塾大学医学部発のバイオベンチャーとして、聴覚障害に苦しむ人々の「聴こえ」を取り戻し、コミュニケーションを支援することを目指しています。同社の主要事業は、「iPS創薬による治療法開発」と「補聴器診療におけるデジタルトランスフォーメーション(DX)」の二本柱です。 iPS創薬事業では、慶應義塾が有する内耳領域でのヒトiPS細胞を用いた独自の技術を核としています。同社は、ヒトiPS細胞から高純度かつ高効率に多量の内耳幹細胞を誘導する方法を確立しており(日本国特許6218152号)、この技術を応用して遺伝性の希少難治性内耳障害に対する治療薬の同定を進め、Pendred症候群に対する医師主導治験を実施しています。特に、齧歯類だけでなくヒト細胞を含む霊長類での研究を重視することで、ヒトに特化した現象を見落とさない創薬アプローチを強みとしています。この事業は、稀な子供の難聴から老人性難聴まで、幅広い慢性感音難聴の撲滅を目指しています。 一方、補聴器診療におけるDX事業では、補聴器診療および耳鳴診療における豊富な臨床実績を基盤としています。同社は、日本における補聴器ユーザー満足度の低さという課題に対し、「宇都宮方式聴覚リハビリテーション™(新田聴リハ™メソッド)」を開発し、その効果を実証してきました。この臨床実績とデータを活用し、補聴器フィッティングソフト、トレーニングアプリ、新たな処方式、さらには耳鳴り治療アプリの開発を通じて社会実装を目指しています。また、IoT技術を駆使して患者が自宅で日常的に聴力測定できるシステムを構築し、個々の聴覚ビッグデータを収集・分析することで、バーチャル臨床試験への応用や、臨床研究・治験におけるデータソリューションの提供、さらには予防医療の探求にも貢献しています。これらの取り組みにより、同社は難聴や耳鳴りに悩む世界中の人々に対し、革新的な治療法と効果的な医療介入を提供することを目指しています。
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