西日本薬業株式会社は、1990年の設立以来、研究用試薬・機器の販売を基盤としつつ、特に食品衛生分野において多角的な事業を展開しています。同社の主要事業は、食品検査事業、アルコール製品の製造・販売事業、業務用洗浄剤の販売事業の三本柱です。 食品検査事業では、細菌・微生物検査、食品成分検査、残留農薬・動物性医薬品検査、工業用原水の水質検査、そして検便検査の取次を行っています。特に細菌・微生物検査やふき取り検査では、単なる結果報告に留まらず、長年培った除菌用アルコール製造のノウハウを活かし、衛生管理の徹底や除菌環境向上のための具体的なアドバイスを提供しています。食品検査部は、自社で製造する除菌用アルコールや事業法アルコールの品質保証を目的として設立されたため、利益を追求せず、非常に安価な価格設定で民間企業間の自主検査を支援している点が大きな強みです。残留農薬検査においては、厚生労働省のポジティブリスト制度に対応し、公的機関と同等の高感度レベルである4重極レベルの分析装置(GCMSMS, LCMSMS)を導入し、高い信頼性を確保しています。 アルコール製品の製造・販売事業では、事業法アルコールや自社ブランドの食品洗浄用アルコール洗浄剤・除菌剤を製造・販売しています。2007年には品質保証の国際規格ISO9001を取得し、徹底した品質管理体制を確立。プリジアコールやサルボコールといった多様なアルコール製剤を提供し、食品添加物規格に準拠した製品や、消防法規制を受けない製品、リターナブル容器の採用による環境配慮型製品など、顧客のニーズに応じた幅広いラインナップを展開しています。また、顧客の要望に応じた特別仕様のアルコール製品の受託製造も手掛けています。 業務用洗浄剤の販売事業では、「サルボパワー」シリーズとして、中性、ヤシ脂肪酸配合、強アルカリ性、アルカリ研磨剤入り、中性除菌洗浄剤など、厨房内のあらゆる洗浄ニーズに対応する製品を提供しています。 同社の顧客層は、食品加工会社、食品工場、飲食店、ホテル、幼稚園、保育園、学校、老人施設といった衛生管理が特に求められる事業者から、運送業、鍼灸院、葬儀社、パチンコ店など多岐にわたります。同社は、製品販売だけでなく、HACCP義務化の背景にある食品安全性の向上にも貢献するため、民間検査機関として自主検査の重要性を啓発し、コスト効率の良い検査サービスを提供することで、顧客企業の衛生管理体制強化を包括的にサポートしています。また、地域社会への貢献として、松山市や広島県、茨城県守谷市などの自治体や社会福祉協議会を通じて、携帯用アルコールを寄付する活動も積極的に行っています。これらの事業を通じて、同社は食品の安全性と衛生管理の向上に貢献し、社会からの信頼を築いています。
従業員数(被保険者)
14人 · 2026年5月
27期分(2024/03〜2026/05)
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