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東京都 江東区 平野3丁目2番6号
ベステラ株式会社は、1974年の創業以来、「壊すことを極める」という独自の哲学のもと、プラント設備の解体工事を主軸に、その設計、コンサルティング、労働者派遣、職業紹介、そして3D計測サービスまで多岐にわたる事業を展開しています。同社は、電力、石油精製、石油化学、製鉄、製鋼、ガスといった幅広い産業分野の大型プラントから、より繊細な作業が求められる危険物・有害物質を含む付帯設備や小規模設備に至るまで、理にかなった解体工法をゼロから考案し実践しています。 同社の最大の強みは、長年の経験と独創的な発想に裏打ちされた特許工法です。特に、ガスタンクや石油タンクなどの球形貯槽を効率的かつ安全に解体する「リンゴ皮むき工法」は、高所作業者の人員・作業時間を大幅に削減し、工期短縮、コスト削減、安全性向上を実現しています。この工法には、遠隔操作可能な溶断ロボット「りんご☆スター」も活用され、人的安全性を飛躍的に高めています。また、大型ボイラを安全に解体する「ボイラの解体方法」特許も保有しており、有害物質の飛散リスクを低減しつつ、工事期間の短縮を可能にしています。さらに、風力発電設備の解体特許技術も有しています。 同社は、解体工事において有害物(PCB、アスベスト、ダイオキシン等)除去に関する豊富なノウハウと経験を有し、環境対策工事にも注力しています。法令遵守はもちろん、スクラップ等の再資源化にも配慮した持続可能な解体を推進しています。火気使用が制限される現場向けの「無火気工法」も提供し、多様なニーズに対応しています。 ビジネスモデルとしては、製鉄・電力・ガス・石油等のプラントを有する大手企業を主要顧客とし、その系列の設備工事会社や大手ゼネコンが元請けとなる工事において、同社が一次下請けまたは二次下請けとして、工法の提案、設計、施工計画、外注・資機材手配、施工管理、安全管理、原価管理、資金管理、行政対応といったエンジニアリング全般を担っています。施工自体は専門の協力会社に外注する体制です。解体工事で発生するスクラップ等の有価物の価値を見積もり、請負金額に反映させることで収益を上げています。 近年では、プラント解体トータルマネジメントの強化を目指し、BIM(ビルディング・インフォメーション・モデリング)対応の3D-CADソフトを活用した3D計測サービスや、建設技能労働者不足に対応するための人材サービス(労働者派遣、職業紹介)にも事業領域を拡大しています。クレーンレール測定ロボットを用いたサービスなど、デジタル技術を駆使した高付加価値サービスを提供することで、脱炭素社会や高度循環型社会の実現に貢献しています。
東京都 中央区 日本橋2丁目3番10号
三井海洋開発株式会社は、海洋石油・ガス開発業界において、浮体式海洋石油・ガス生産設備(FPSO: Floating Production Storage and Offloading、FSO: Floating Storage and Offloading、TLP: Tension Leg Platformなど)の設計、資材調達、建造、据付(EPCI)から、その後の長期にわたるリースおよびオペレーション&メンテナンス(O&M)サービスまでを一貫して提供するグローバル企業です。同社は自社工場や造船所を持たないファブレス企業として、プロジェクトマネジメントに特化し、世界中の最適な業者や造船所を選定して設備を建造しています。特に、大水深域や厳しい海象条件下での難易度の高いプロジェクトに対応できる技術力と実績を強みとしており、ブラジルのプレソルト層深海鉱区群で生産される原油量の約30%を同社のFPSOが産出しています。 同社の事業は、石油・ガス開発会社に対し、洋上で安全かつ安定的に石油・ガスを生産し続けるためのトータルサービスを提供することにあります。具体的には、FPSOやFSOを自社で保有し、顧客にリースする「チャーター事業」と、洋上での生産業務、保守点検、管理を行う「O&Mサービス」を組み合わせたビジネスモデルを展開しています。また、米国子会社SOFEC, Inc.を統合したMooring Solutions Business Unitを通じて、FPSOやFSOに不可欠な係留設備の設計、建造、据付、関連サービスを競合他社にも提供しています。研究開発にも注力しており、FPSOの脱炭素化(SOFC、カーボンキャプチャー)、次世代浮体ソリューション(浮体式原子力発電プラントFNPP、浮体式CO2貯蔵・圧入ユニットLCO2FSIU、浮体式洋上風力タービンFOWT、アンモニアFPSO)、係留ソリューション、デジタル技術開発(AI、IoTを活用した予知保全、デジタルツイン)、ロボット技術導入、CFRP補修など、持続可能なエネルギー供給とライフサイクル価値向上に向けた取り組みを推進しています。 デジタルトランスフォーメーションを積極的に推進し、データ分析とIoT活用による全体最適化を図ることで、複数のFPSO/FSOの運用をより安全かつ効率的にしています。例えば、ブラジル沖合で操業中のFPSO Cidade de Campos dos Goytacazes MV29は、高度分析による予知保全やデジタルツイン化により、故障による運転停止期間を大幅に削減し、世界経済フォーラムから「第4次産業革命をリードする世界で最も先進的な工場」に認定されました。同社は、半世紀以上にわたる豊富なプロジェクト遂行実績とオペレーション経験から得られた情報資産を活かし、優良企業とのパートナーシップや高いプロジェクトファイナンス組成能力を背景に、グローバルなエネルギー安定供給とエネルギー転換という社会課題の解決に貢献することを目指しています。