個人向け
公益財団法人横山美術館は、名古屋がかつて海外へと輸出される陶磁器生産の一大拠点であった歴史的背景のもと、明治・大正時代に制作された輸出陶磁器の帰り品を中心に、5000余点もの貴重な作品を収蔵・展示する美術館です。同法人は、日本の近代陶磁器が世界に与えた影響と、その技術の高さに光を当てることを目的としています。具体的には、名古屋周辺で発展した豪華で華やかな「名古屋絵付」をはじめ、日本初の洋風陶磁器である「オールドノリタケ」、ユニークな高浮彫技法が特徴の「隅田焼」、宮川香山が確立した「眞葛焼」、金彩を多用した「九谷焼」、大物づくりに長けた「瀬戸焼」、緻密な絵画表現が可能な「陶板」、欧米で人気を博した「セト・ノベルティ」、成瀬誠志や加藤五輔といった名工による「美濃焼」、ガラスビーズを貼り付けた「コラレン」、鮫肌のような質感が特徴の「石目焼」、尾張七宝を中心とした「七宝焼」、木型成型と色鮮やかな釉薬が特徴の「萬古焼」、雅やかな「京焼」、精緻な装飾の「出石・自凝焼」、黄釉が特徴の「布志名焼」、そして日本初の磁器生産地である「有田焼」や、金彩が煌びやかな「薩摩焼」など、多岐にわたる日本の輸出陶磁器を常設展で紹介しています。また、同法人は定期的に企画展を開催し、特定のテーマや作家に焦点を当てた展示を通じて、日本の美意識と技術の奥深さを伝えています。来館者への教育普及活動として、学芸員によるギャラリートークや専門家を招いた講演会を実施し、作品への理解を深める機会を提供しています。さらに、年間パスポート会員制度を設け、入館料無料、企画展招待券、図録進呈、同伴者割引、各種催事の優先案内や参加費割引、提携美術館での割引など、多様な特典を通じて美術鑑賞の機会を広げています。館内では全ての展示作品の写真撮影を許可しており、SNS等での発信を推奨することで、より多くの人々に日本の陶磁器文化の魅力を発信しています。これらの活動を通じて、同法人は日本の近代陶磁器の価値を再評価し、国内外にその魅力を伝える重要な役割を担っています。
従業員数(被保険者)
4人 · 2026年5月
21期分(2024/08〜2026/05)
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