代表者
代表取締役
宇佐美知生
確認日: 2025年3月31日
事業概要
細倉金属鉱業株式会社は、三菱マテリアルグループの一員として、非鉄金属のリサイクルと環境保全を核とした多角的な事業を展開しています。同社の主要事業は、鉛製錬事業、錫製錬事業、そして鉱山管理事業です。鉛製錬事業では、自動車の使用済み鉛バッテリー(RB)や、三菱マテリアルグループの銅・貴金属製錬所から発生する鉛滓などの中間原料を回収し、高度な技術を用いて高品質な電気鉛(純度99.99%)を製造しています。このプロセスには、バッテリーの前処理、溶鉱炉での粗鉛生産、電解精製による高純度鉛の生成が含まれ、さらに金、銀、ビスマス、アンチモンといった有価金属も副産物として回収されます。また、各種鉛合金(Pb-Sn-Ca-Al系)や電気ビスマス(純度99.99%)、三酸化アンチモン(純度99.5%)の製造も手掛けています。同社は30年以上にわたり鉛バッテリーリサイクルに取り組み、電気自動車時代においても重要な資源循環を支える役割を担っています。錫製錬事業では、三菱マテリアルグループの製錬所や国内の錫・錫合金製造事業者から排出される錫滓をリサイクルし、高品質な電気錫を生産しており、2025年4月からは兵庫県朝来市に生野錫事業部を設置し、事業を承継しました。鉱山管理事業では、休止した細倉鉱山から湧出する坑廃水を、国内最大級の処理施設で中和・沈殿・ろ過し、重金属を除去して環境負荷を最小限に抑える取り組みを行っています。同社は3基の水力発電所を所有し、クリーンな電力で製品を製造することで低CO2排出に貢献し、余剰電力は売電しています。また、集積場の一部を太陽光発電に利用するなど、再生可能エネルギーの活用にも積極的です。これらの事業を通じて、資源循環型社会の構築と持続可能な社会の実現に貢献しており、ISO9001、ISO14001、ISO45001の認証を取得し、品質、環境、安全衛生の徹底した管理体制を構築しています。地域社会との共存共栄も重視し、工場見学や地域交流イベントを積極的に開催しています。
キーワード
決算ハイライト
純利益
4.1億円
総資産
181億円
KPI
自己資本比率_単体
37.37% · 2025年3月
10期分(2016/03〜2025/03)
従業員数(被保険者)
148人 · 2026年4月
29期分(2023/12〜2026/04)
ROE_単体
6.04% · 2025年3月
10期分(2016/03〜2025/03)
ROA_単体
2.26% · 2025年3月
10期分(2016/03〜2025/03)
