代表者
代表
庄司信一郎
確認日: 2026年4月15日
事業概要
株式会社シンアートは、合成生物学と合成化学という二つの先端技術を深く融合させることで、モノづくりの可能性を広げ、人々と社会の持続可能で健全な発展に貢献することを目指す研究開発型企業です。同社は、この融合技術を核に、独自性の高い有用物質の設計・生産技術を確立し、多様な産業ニーズに応える製品・サービスを提供しています。 主要な事業分野は「マテリアル分野」と「ヘルスケア分野」の二つです。マテリアル分野では、耐熱性、堅牢性、靭性といった素材の各種耐久性能向上に寄与するケミカルズの開発に注力しており、高機能素材・モノマー、バイオプラスチック、多反応性化合物、ファインケミカルなどを対象としています。特に、半導体や自動車部品の主要材料の原料となる新規アミン化合物やその誘導体の基盤技術開発を進め、高性能とサステイナブルを両立する構造、機能、製造方法の実現を目指しています。ヘルスケア分野では、人々の未病や予防に貢献するため、従来技術では価格や供給に課題があった食品、医薬品、香料などの素材開発に取り組んでいます。具体的には、ニュートラシューティカル(機能性食品)の新規製造法開発を重点プロジェクトとし、生体内物質をターゲットに、合成生物学的アプローチによる微生物改良と合成化学的アプローチによる反応系・基質設計を組み合わせることで、高生産性と実現可能性を追求しています。 同社のビジネスモデルは、「自社プロダクト開発」「プロダクト提案&受託型共同開発」「受託サービス」の3つの形態で展開されます。自社プロダクト開発では、独自のターゲット設計から製造プロセスまでを一貫して手掛け、ライセンス供与やOEM製造を含む販売を行います。共同開発では、顧客のニーズに応じた基盤技術開発から製造プロセスまでをサポートし、ライセンスや成果物の引き渡しを通じて価値を提供します。受託サービスでは、同社のコア技術を用いた開発支援や関連業務のコンサルテーションを提供します。 強みとしては、合成生物学と合成化学の融合領域における「デザイン・プラットフォーム」を構築している点が挙げられます。これは、テーマごとに成功確度、開発コスト、期間を徹底的に分析し、最適なワークフローをデザインする融合技術と、顧客や自社の知見・情報に基づき魅力的な化合物を設計する技術から成ります。また、リソースを強みに集約し、先端ツールや要素技術をアウトソーシングする「リーン型研究開発体制」により、多様なニーズに柔軟に対応し、応用研究に専念できる体制を確立しています。 これまでの実績として、帝人株式会社との間で生体内物質の新規製造法開発に関する共同研究や実施許諾契約を締結し、複数のマイルストンを達成しています。また、中西金属工業株式会社とは環境分野を対象とした製品開発に関する共同研究契約を締結し、NEDOの「官民による若手研究者発掘支援事業」にも採択されるなど、外部機関との連携を通じて技術革新と事業推進を図っています。これらの活動は、ハイテク分野、ヘルスケア分野、エネルギー分野など幅広い産業の顧客層に対し、持続可能なモノづくりソリューションを提供することに貢献しています。
キーワード
KPI
従業員数(被保険者)
2人 · 2026年4月
29期分(2023/12〜2026/04)
