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検索結果43件(上位20件を表示)
株式会社シンプロジェン
兵庫県 神戸市中央区 港島南町6丁目3番7
株式会社シンプロジェンは、2017年2月に神戸大学大学院科学技術イノベーション研究科発の合成生物学スタートアップとして設立されました。同社は、独自のDNA合成技術であるOGAB®法およびCombinatorial-OGAB™(Combi-OGAB®)法を核に、人工遺伝子合成・DNAライブラリー構築サービスを提供しています。OGAB®法は、数kbから100kb超の長鎖DNAや、GC/AT含量の偏り、リピート配列を含む難度の高い配列の合成を可能にし、枯草菌を利用することで大腸菌では困難な配列にも対応します。Combi-OGAB®法は、大規模かつ多様なDNAライブラリーを効率的に構築し、育種開発期間の短縮とコスト削減に貢献します。 さらに、同社は遺伝子治療に特化したバイオファウンドリ「遺伝子治療バイオファウンドリ®」を展開し、ウイルスベクターやmRNAなどの遺伝子治療用製品の設計、開発、分析サービスを一貫して提供しています。特に、アデノ随伴ウイルス(AAV)ベクター製造コストを大幅に低減する「オールインワンプラスミド™」技術を開発し、GMP準拠の製造が可能な国内外のパートナー企業と連携することで、画期的な遺伝子治療用製品の早期臨床試験入りと実用化を支援するバリューチェーンを構築しています。顧客は広範な分野の企業や研究機関、アカデミアであり、バイオエコノミーの実現を牽引するプラットフォーマーとして、高品質なDNA合成と遺伝子治療用製品の開発・製造基盤の確立を目指しています。同社の強みは、長鎖・難配列DNA合成における高い成功率と、遺伝子治療製品開発における包括的なソリューション提供能力にあります。
Holoeyes株式会社
東京都 港区 南青山2丁目17番3号モーリンビル303
Holoeyes株式会社は、医用画像と医療知見を空間的に再現・共有し医療の最適化を実現することをミッションに、医療分野におけるVR/AR/MR/XR技術を活用したソフトウェアサービスを提供する企業である。同社の事業内容は、臨床・トレーニング・教育向けのVRアプリ開発、医療データ提供サービス、および法人向け医療VRプロダクト制作が中心。具体的には、Holoeyes MD(医療用画像処理ソフトウェア)、Holoeyes VS(バーチャルカンファレンス/遠隔医療)、Holoeyes Edu(VR教育コンテンツ作成)、Holoeyes Biz(医療VRプロダクト制作)の4つのサービスラインを展開している。これらのサービスは、医療従事者向けに3D画像診断、術前シミュレーション、手術支援、教育研修、展示会での体験型プレゼンテーションを実現する。同社の強みは、医療専門知識を持つスタッフによるコンテンツ監修と、医療機器開発・医工学研究の実績を活かした技術革新。業界での位置づけとしては、医療×デジタルテクノロジー領域のパイオニアとして、2016年の設立以来、医療従事者向けの3Dモデル作成支援やイメージングアシストサービスの提供を通じて実績を積み重ねている。ビジネスモデルは、医療機関や製薬・医療機器企業へのBtoBサービス提供が主体で、導入事例として医薬品企業のレジデント教育や医療機器企業の展示会向けVRコンテンツの成功事例が挙げられる。同社は、医療の暗黙知解消と個別化を推進するソフトウェアサービスを通じて、医療現場の標準化と効率化を支援している。
株式会社バッカス・バイオイノベーション
兵庫県 神戸市中央区 港島南町6丁目3番7
株式会社バッカス・バイオイノベーションは、2020年3月に神戸大学発のスタートアップとして創業した「デジタル×バイオ」を融合したバイオものづくりのプラットフォーマーです。同社は、合成生物学を中心とした神戸大学の先端研究開発成果を基盤技術として活用し、アジア初の「統合型バイオファウンドリ®」を構築・提供しています。この統合型バイオファウンドリ事業では、顧客が求める多様な物質の生産が可能な微生物(スマートセル)の開発・改良から、生産プロセス開発、さらには商業化までを一貫してハイスピードで実現します。具体的には、DBTL(Design-Build-Test-Learn)サイクルという独自の高速微生物育種技術を核とし、遺伝子デザイン、ロボット技術による微生物構築、ハイスループットな評価、データ学習・最適化を繰り返すことで、目的物質を効率的に生成するスマートセルを創出します。 同社の事業は多岐にわたり、「DBTLバイオファウンドリ事業(超高速微生物育種)」、「DBTL基盤要素技術活用事業」、「スケールアップ・プロセス開発事業」、「自社プロダクト開発事業」、「腸内細菌叢培養モデル事業」を展開しています。特に「腸内細菌叢培養モデル事業」では、ヒト大腸の腸内環境をリアクター内で再現し、食品、医薬品、機能性食品素材、菌製剤などの評価サービスを提供。動物試験やヒト試験の代替として、菌叢構造や代謝物の解析を通じてテーラーメイドな健康管理や予防医療、治療法開発に貢献します。また、「自社プロダクト開発事業」では、CO2を直接原料としたカーボンリサイクル技術の確立を目指し、NEDOグリーンイノベーション基金事業に採択されるなど、GHG削減に貢献するバイオものづくりを推進しています。 同社の強みは、IT技術とバイオ技術を融合した唯一無二の高度な産業インフラであり、価格競争力、多様な化合物・宿主への対応力、合成生物学による高度な育種技術、そして完全統合されたオートメーションプラットフォームにあります。顧客は工業、農林水産、ヘルスケアといった幅広い産業分野に及び、脱石油、脱化学合成、バイオ農薬、代替タンパク質、バイオ医薬品などの開発ニーズに応えています。日本国内だけでなく、アジア地域、特に香港やシンガポールへの海外展開も視野に入れ、世界のバイオイノベーションを牽引する企業を目指しています。2024年には「KSIIゼブラ」対象企業に認定されるなど、関西をリードする大学発スタートアップとしての実績も有しています。
株式会社PITTAN
大阪府 大阪市北区 中之島4丁目3番51号
株式会社PITTANは、微量生体成分分析技術の開発を核とし、超小型かつ超高速分析装置を用いた革新的なヘルスケアサービスを展開しています。同社は「見えないものを可視化する」をミッションに掲げ、誰もがアクセスしやすい方法で自身の正確な健康状態を把握し、豊かな人生を送るための支援を目指しています。主力製品である汗分析マシン「Pitagoras(ピタゴラス)」は、卓上型で手軽に利用でき、個人の栄養バランスを最適化する「Nutrifull」サービスを提供しています。この技術は、高齢化社会における「Lifelong positivity(生涯にわたる前向きさ)」の実現に貢献することを目指しており、ユーザーのニーズと先端技術を融合させることで、精度の高い健康モニタリングを定期的に行える世界の実現を目指しています。 同社のビジネスモデルは、自社開発の分析技術とデバイスを基盤に、多様な業界との連携を通じてサービスを拡大しています。例えば、エイチ・ツー・オー リテイリングの新サービス「まち健」との実証実験では、「Pitagoras」を活用した健康習慣のサポートを行っています。また、理美容・エステ業界向けには、滝川株式会社との販売パートナーシップを締結し、「科学的根拠×パーソナライズ」を加速させるための汗分析システム「Pitagoras」の予約販売を開始しており、2026年4月の本格展開に向けて体制を構築しています。さらに、大阪・関西万博での体内可視化サービスの披露や、「Beauty Insight共創ラボプロジェクト」を通じて肌の健康を内側から科学的にサポートするなど、幅広い分野での応用を進めています。 同社の強みは、最先端の微量生体成分分析技術と、それを超小型・超高速のデバイスに落とし込む開発力にあります。大阪大学との共同研究で「汗と血清の各種生体分子の関係性の調査」がイノベーション研究開発助成金に採択されるなど、その技術力は高く評価されています。代表の辻本和也氏は「ニキビも糖尿病も根本解決できる社会」を目指しており、全人類80億人の一生分の体内データを取得し、世界のヘルスケアに貢献するという壮大なビジョンを掲げています。これらの取り組みを通じて、同社は新たなヘルスケア産業の創出と、人々の健康寿命の延伸に寄与することを目指しています。
株式会社Digeon
兵庫県 神戸市中央区 浪花町64番地三宮電電ビル5階
株式会社Digeonは、AIと独自の「積み木開発」手法を核に、企業のデジタルトランスフォーメーション(DX)推進を強力に支援するITソリューションプロバイダーです。同社の主要事業は、法人向けAIエージェントSaaS「ENSOU AI」の開発・提供・運用、生成AI開発、そして基幹業務システム開発の三本柱で構成されています。「ENSOU AI」は、資料作成や問い合わせ自動化、利用状況モニタリングなど、大企業のセキュリティ水準を満たすセキュアなAIエージェント機能を提供します。特に、gpt-ossやLlamaなどのオープン大規模言語モデル(LLM)を活用したセキュアなローカルLLM構築サービスも展開しており、機密情報を外部に出さずに最短2週間で生成AIを自社運用できる環境を提供し、情報漏えいリスクゼロと業務効率化を両立させます。このサービスでは、RAG、OCR、Web検索、多言語対応、社内ナレッジ検索といった「ENSOUチャットボット」の機能をローカル環境で利用可能です。 基幹業務システム開発においては、再利用可能な部品を積み上げてソフトウェアを構築する独自の「積み木開発」と「AI駆動開発」を組み合わせることで、スクラッチ開発の柔軟性とパッケージ製品の効率性を両立。頻出機能の開発工数を80%削減し、パッケージ製品のカスタマイズと比較して20%高い生産性、85%のソースコードカバレッジによる高品質なソフトウェアを実現します。また、老朽化した既存システムを見直し、業務に最適化されたUI/UX、スケールするインフラ、拡張性のあるアーキテクチャで刷新する「基幹システム刷新サービス」も提供し、ブラックボックス化した仕様、性能劣化、システムのサイロ化といったレガシーシステムの課題を解決します。 同社はこれまで、公益社団法人日本臨床工学技士会の2.5万人が利用するeラーニングシステムのリプレイスで年間250万円のコスト削減とUI/UX改善を実現したほか、株式会社山岡製作所にはAI類似図面検索システムを導入し、業務効率を50%向上させ、経験と知識の継承を支援しました。株式会社岡本商会には「積み木開発」でサロン向け電子カルテを通常より30%短い期間で開発し、リリース1ヶ月で200店舗導入を達成するなど、多岐にわたる業界で実績を重ねています。情報セキュリティマネジメントシステム(ISMS)の国際規格「ISO/IEC 27001:2022」認証を取得しており、AWSセレクトティアサービスパートナーとしても、お客様に最適なクラウドソリューションを提供しています。これらの強みを活かし、製造業、医療、人材、美容、環境など幅広い顧客層に対し、企画・要件定義から開発・運用保守まで一貫したサービスを提供し、企業のデジタルトランスフォーメーションを推進しています。
株式会社ナティアス
兵庫県 神戸市中央区 港島南町5丁目5番2号
株式会社バイオパレット
東京都 千代田区 大手町1丁目6番1号
株式会社イムノロック
兵庫県 神戸市中央区 楠町7丁目5番1号
株式会社イムノロックは、神戸大学発のバイオ医薬品企業として2021年4月22日に設立されました。同社は、科学的革新と協業を通じて患者へのアクセスを加速することを使命とし、特に革新的な経口がん治療薬の提供を通じて、患者がより良い生活を送れるようにすることを目指しています。同社の核となる事業は、独自の経口ワクチンプラットフォーム技術を活用した医薬品の研究開発です。このプラットフォームは、プロバイオティクスであるビフィズス菌を遺伝子改変し、異種抗原タンパク質を表面に発現させることで、人体最大の免疫器官である腸管免疫系に抗原を効率的に送達します。この技術の強みは、自宅での自己投薬が可能であること、常温保存が可能であること、そして世界中のあらゆる地域へ迅速に医薬品を供給できる汎用性にあります。 同社は現在、主要パイプラインとして、WT1経口がんワクチン「B440」と経口COVIDワクチン「BCOV332」の二つの製品を開発しています。特にB440は、米国国立がん研究所が最優先する腫瘍関連抗原であるWT1タンパク質を標的とし、白血病、大腸がん、乳がん、前立腺がん、尿路上皮がん、小児腎腫瘍など、多種多様ながんに対する治療薬として期待されています。従来の短鎖ペプチドワクチンと比較して、B440はWT1タンパク質全体を樹状細胞に送達することで、強力な細胞性免疫(キラーT細胞)を誘導し、免疫チェックポイント阻害剤との併用において劇的な抗腫瘍効果が動物実験で確認されています。2023年1月からは尿路上皮がん患者を対象とした第I相臨床試験が神戸大学病院で開始され、2025年10月には悪性胸膜中皮腫患者を対象とした第I/IIa相臨床試験も開始されるなど、臨床開発が着実に進行しています。同社は、学術研究の画期的な発見を産業界へと橋渡しし、前臨床から臨床研究へと資産開発を加速させることで、がんや感染症に苦しむ患者に新たな治療選択肢を提供することに尽力しています。その革新性は「J-Startup KANSAI」に選定され、国際的な科学誌Natureにも紹介されるなど、国内外で高く評価されています。
GMO学術サポート&テクノロジー株式会社
東京都 渋谷区 道玄坂1丁目2番3号
GMO学術サポート&テクノロジー株式会社は、「データ解析を研究者自身が自由自在に。」を理念に掲げ、最先端のバイオインフォマティクス技術と高性能コンピューティングを活用し、研究機関の業務を多角的に支援する企業です。同社の主要事業は、シングルセル解析受託サービス、空間的遺伝子発現解析受託サービス、AI・スパコンを活用した各種研究支援、そしてマルチオミクス統合解析プラットフォーム「CDIAM Multi-Omics Studio」の提供です。シングルセル解析受託サービスでは、がん研究、神経科学、免疫学、創薬、再生医療といった先端領域において、個々の細胞レベルでの遺伝子発現パターンを詳細に解析し、解析のセットアップからデータ処理、さらには論文化までを専門の博士スタッフがワンストップで「伴走型」サポートを提供します。クラウド解析環境にも対応し、最短1週間での解析スタートが可能です。空間的遺伝子発現解析受託サービスでは、細胞の位置情報を保持したまま遺伝子発現パターンを可視化・定量化し、組織構造と遺伝子発現の関係解明を支援。10x Genomics社やVizgen社の最新プラットフォームに対応し、カスタム解析と詳細なレポート提供が強みです。AI・スパコンを活用した各種研究支援では、研究用の画像・動画解析AI開発、Webアプリケーション開発、システム構築、MRI脳画像解析、そして「富岳」をはじめとする国内のスーパーコンピュータ利用支援をワンストップで提供し、大規模計算リソースの課題を解決します。また、Pythia BioSciences社が開発した「CDIAM Multi-Omics Studio」は、インストール不要でウェブブラウザから利用できるマルチオミクス統合解析プラットフォームであり、シングルセル、空間解析、バルクRNA-seq、プロテオミクスなど多様なオミクスデータを直感的なGUIで統合的に解析できる革新的なソリューションです。同社はこのプラットフォームの国内提供に加え、導入から活用、トラブルシューティング、解析結果の解釈、論文化までを一貫して支援します。これらのサービスは、大学、研究機関、医療機関、製薬・バイオ企業の研究開発部門、スタートアップ企業など、幅広い顧客層に提供されており、セキュアなデータ管理体制と豊富な実績、GMOインターネットグループのテクノロジーとのシナジーを活かし、研究の加速と科学的発見の促進に貢献しています。神戸大学との共同研究で急性冠症候群の冠動脈プラークの特徴解明に貢献した実績や、富士通CaaS上で「富岳」を活用した脳MRI解析環境を提供開始した事例、国際学術誌「Advanced Science」に共同研究成果が採択されるなど、その専門性と技術力は高く評価されています。
株式会社リタニアルバイオサイエンス
兵庫県 加古川市 別府町新野辺北町2丁目26番地
株式会社リタニアルバイオサイエンスは、神戸大学発ベンチャーとして、土壌由来の乳酸菌、納豆菌、酵母菌など複数の有用微生物を同時に培養する独自の共棲発酵技術を基盤に、「LBS共生発酵物」およびそれを含有する製品の研究開発、製造販売を手掛けています。同社の主要製品である「LBS共生発酵物」は、生菌ではなく、発酵過程で微生物が産生した代謝産物を主成分とする新世代のポストバイオティクス素材であり、有機JAS認定の米ぬかを培地として使用しています。この素材は、免疫調節活性、病原性競合菌の抑制、微生態系の安定化、自然免疫応答の調節といった多岐にわたる生理活性が期待されています。 同社は、この「LBS共生発酵物」を原料とした「LBSピサラ®」や「LBSカルチャー®」といった機能性食品原料を製造販売しており、健康食品、ドリンク、グミ、口腔ケア剤、介護向け食品、ペットフード、家畜・魚類の飼料など幅広い分野での応用を提案しています。また、自社オリジナルブランドとして、整腸ケアサプリメント「デオフィール」や口腔ケアサプリメント「デオエイド」を展開し、一般消費者向けにも製品を提供しています。 長年にわたる研究開発を通じて、同社はLBSカルチャーの有用性を科学的に追求し、耐熱性や抗酸化性、安全性(急性経口毒性試験、ヒトパッチテストなど)を確認しています。基礎研究および臨床研究では、ラット・マウスモデルでの免疫賦活作用や自律神経系への影響、犬猫モデルでのアレルギー・皮膚炎症状(犬アトピー性皮膚炎など)の軽減、糞便・排尿臭の緩和効果、牛モデルでの乳質改善や乳房炎予防、養殖魚モデルでの魚病細菌増殖阻止効果など、多岐にわたる成果を報告しています。これらの実績は、神戸大学、大阪府立大学、東京大学、鶴見大学、兵庫県農業試験場などの共同研究機関との連携によって培われてきました。同社の強みは、厳しい自然環境で生き抜いてきた土壌由来の「逞しい菌たち」の生命力を活用し、その共生の力を科学的に再現する技術にあり、人々の健康維持とQOL向上に貢献することを目指しています。
株式会社膠原病研究所
兵庫県 芦屋市 奥池南町60番14号
株式会社膠原病研究所は、リウマチ性疾患および膠原病の病因解明と治療法確立を社是とする研究機関です。同社は、分子生物学や生物システム工学技術を駆使し、現代の難病である膠原病やその他の疾患に対する治療技術、医薬品、診断薬の研究開発を主たる事業としています。具体的には、医薬品、医薬部外品、医療器具の製造販売、およびこれらの開発技術の販売も手掛けています。また、研究開発の受託業務を通じて、外部機関のニーズに応えるとともに、医学に関する図書の出版販売、講演会や教育講座の企画・開催を通じて、医学知識の普及と研究者の育成にも貢献しています。 同社の強みは、疾病の発症から治癒に至る根本原因の解明に焦点を当てた独自の基礎研究にあります。特に、全身性エリテマトーデス(SLE)の発症病因に関する「自己臨界点説」の提唱と検証は、国内外の学会で高く評価されており、多数の学術論文や著書として発表されています。文部科学省科学研究費助成事業の指定研究機関として、公的研究費の適正な運用と研究活動の不正防止にも努めています。代表取締役の塩沢俊一氏をはじめとする経験豊富な研究者陣が、自由な発想で独立自尊の研究を推進し、優れた研究成果を社会に還元することを目指しています。これにより、医療現場への貢献と、難病に苦しむ患者への新たな治療選択肢の提供を目指す、研究開発型のビジネスモデルを展開しています。
レラテック株式会社
兵庫県 神戸市東灘区 深江南町5丁目1-1
レラテック株式会社は、神戸大学発の研究開発型ベンチャー企業として、風力発電事業における風況観測、シミュレーション、解析、予測評価、およびコンサルティングを主要事業として展開しています。同社は「100年先も住みたい地球(まち)をつくる。」というビジョンのもと、持続可能な社会の実現に貢献することを目指しています。 事業の核となるのは、風力発電所の開発において最も重要とされる「風」に関する専門性の高いサービスです。具体的には、風況マストやドップラーライダー(鉛直型、スキャニングライダー)といった先進的な観測技術を駆使し、国際規格に準拠した高品質な風況観測を実施しています。観測データの取得から整理、メンテナンス、撤去まで一連のサービスをパッケージで提供し、顧客のニーズに応えています。 シミュレーション事業では、CFDモデルやメソ気象モデル(WRFモデル、LFM-GPV、MSM-GPVなど)をサイトの複合的な条件に合わせて最適に選択・併用することで、高精度な風況シミュレーションを提供しています。特に、数多くの実務経験と神戸大学や産業技術総合研究所との共同研究で培われた研究実績に基づいた、洋上風況シミュレーションに強みを持っています。ウェイクロス評価や大気安定度を適切に考慮したモデルの活用により、鉛直風速プロファイルの再現精度向上に寄与する重要な知見を提供しています。 解析事業では、観測データとシミュレーション結果を統合し、統計量の算出や可視化を行います。これにより、風力発電所の事業計画性を見積もるための発電量評価や、ウィンドファーム認証に係る風条件評価、風車の運転状況評価などを実施し、顧客の事業計画を強力に支援します。同社はNEDO事業に採択されるなど、沖合高精度風況観測の新たな手法確立に向けた研究開発にも積極的に取り組んでおり、むつ小川原洋上風況観測試験サイトの運営参画を通じて準リアルタイムの海象データ公開も行っています。 これらのサービスは、風力発電所の開発事業者や関連企業を主な顧客とし、2025年5月末日までに総受注件数157件の実績を誇ります。同社の強みは、最先端の気象学・流体力学の知見と、観測・シミュレーション・解析を複合的に組み合わせることで、陸上・洋上を問わず、風力発電開発における最適な風況調査と高精度な評価を提供できる点にあります。技術営業を通じて、顧客の課題解決と風力発電の普及に貢献するビジネスモデルを展開しています。
株式会社テラアクソン
兵庫県 神戸市中央区 江戸町104番地江戸町104ビル1階
株式会社テラアクソンは、「人とAIが共生する未来を創る」ことをミッションに掲げ、全ての人生が豊かになる社会の実現を目指す神戸大学発のベンチャー企業です。同社は、AIの能力的進化だけでなく、倫理的進化が不可欠であるとの考えに基づき、AIの倫理に係る技術ブレイクスルーを通じて、人とAIが安全に共生できる未来を創造しています。具体的には、AIのプライバシー侵害、倫理侵害、そして持続的な運用に関する研究開発を推進しており、AIが高度な倫理観を持ち、プライバシー侵害や心理的操作を自ら否定する技術の確立を目指しています。 同社の主要事業は、人工知能に関する研究、製品開発、運用支援です。製品・サービスとしては、「AIとウェルネス」を提供し、健康に関わる機微なデータを適切に保護しながら、健康モニタリングと適切な助言を通じて人々の健康を支えます。また、「AIとセーフティ」では、金融情報などの機微なデータを保護しつつ、最新の犯罪手口を学習して犯罪の発見・防止に貢献します。さらに、「AIの持続的な運用支援」として、企業や行政に代わりAIの運用を担い、顧客が自立して運用できるよう人材育成支援も並行して提供しています。 同社は神戸大学の技術シードから生まれ、産学連携のエコシステムを通じて技術革新を推進しています。2022年6月には神戸大学の小澤誠一教授を中心に、イグニション・ポイント株式会社、EAGLYS株式会社との連携により設立されました。2022年6月には神戸市及び兵庫県の「スタートアップ補助制度」に採択され、2023年12月には神戸大学キャピタルをVCとする第三者割当増資により3,000万円の資金調達を実施し、研究体制の強化と研究開発人員の増強を進めています。これらの取り組みを通じて、同社はAI技術の社会実装と倫理的課題の解決を両立させ、より安全で豊かな社会の実現に貢献しています。
Integrated Health Science株式会社
兵庫県 神戸市中央区 伊藤町110-2
Integrated Health Science株式会社は、「個々人の健康の最大化」をミッションに掲げ、独自の「健康関数®」を活用した健康科学に基づく健康評価と最適化を追求する神戸大学発のベンチャー企業です。同社は、従来の健診・人間ドックでは測定しない認知機能、自律神経機能、メンタルウェルネス、睡眠状態、抗酸化力、免疫力、栄養状態など多様なマーカーを含む242項目の計測データを基に、AIを用いた新規解析アルゴリズム「健康関数®」を開発しました。これにより、病気の有無だけでなく、総合的な健康度や日常活力度を高精度で定量的に評価し、個々人の健康状態を「総合的健康度ポジショニングマップ」として可視化することに世界で初めて成功しています。 主要事業として、健康増進・疾病予防のための「健康関数®計測評価サービス」を提供し、ヘルスケア製品・ソリューションの研究開発や市場分析、製品戦略を支援します。また、健診施設・人間ドック施設向けには、心身の総合的健康度やメンタルウェルネス、フィジカルウェルネス、日常活力度を評価する「健康経営検診®サービス」を提供し、高付加価値化と差別化を支援。企業向けには、従業員の健康・未病状態を定量的に評価し、健康経営の取り組みを効果的に行うための「健康経営支援サービス」を展開し、従業員のウェルビーイング向上と企業の人的資本価値最大化に貢献しています。さらに、脳体力測定とトレーニングを組み合わせた「脳体力向上チャレンジプログラム」も提供。同社は、抗疲労・抗老化研究にも注力し、「抗疲労∞抗老化トータルリペア分科会」の設置や神戸大学監修の「抗疲労食ランチ」提供など、科学的エビデンスに基づいたソリューションの社会実装を推進しています。これらのサービスを通じて、個々人の健康から未病、未病から疾病への移行予防を目指し、各業界でのヘルスケア製品・サービスの開発を加速させ、持続可能な社会の実現に貢献しています。
株式会社TearExo
兵庫県 神戸市灘区 六甲台町1-1
株式会社TearExoは、神戸大学認定ベンチャーとして、分子認識材料を用いたリキッドバイオプシーの研究・開発・製造・販売を主な業務内容とするディープテックヘルスケアスタートアップです。同社は「涙1滴、誰もが疾病から解放される世界」をビジョンに掲げ、特に女性の9人に1人が罹患し、40代~50代女性のがん死亡原因の第1位である乳がんの早期発見とQOL向上に貢献することを目指しています。 同社のコア技術である「TearExo法」は、涙液中に含まれるがん細胞由来の細胞外小胞(エクソソーム)を迅速かつ超高感度に測定することで、乳がんの有無を判定する世界初の技術です。従来の乳がん検診であるマンモグラフィが伴う痛みや、日本人女性に多い高濃度乳房での診断の難しさ、そして50%以下に低迷する受診率といった課題に対し、TearExo法は痛みがなく簡便な検査方法を提供します。具体的には、ドライアイ検査に用いられる「シルマー試験紙」を数分間目じりに置くだけで涙液を採取でき、自己採取も可能なため、検査のハードルを大幅に下げ、自宅でのがんリスク管理を可能にするビジネスモデルを構築しています。 同社のプロトタイプ測定装置は、従来の免疫測定法の1,000倍もの高い感度を達成しており、実際に涙液中のエクソソームから乳がん患者と健常者の違いを判別できることを示しています。さらに、乳がんの検出だけでなく、薬物療法の効果モニタリング、術後管理、再発リスクのチェックなど、幅広い用途での活用が期待されています。同社は、この革新的な技術を体外診断用医薬品として医薬品医療機器総合機構(PMDA)からの承認を目指し、社会実装を強力に推進しています。これにより、乳がんと向き合う女性が死の恐怖から解放され、誰もが安心して健やかに過ごせる社会の実現に貢献することを使命としています。阪急阪神不動産株式会社との実証試験や株式会社メニコンとの共同研究契約、株式会社KNiTのAI画像解析技術「GeXeL」の試験導入など、社会実装に向けた具体的な取り組みも進めています。
センツフェス株式会社
兵庫県 宝塚市 武庫山2丁目3番22号
センツフェス株式会社は、神戸大学発ベンチャーとして、新生児の匂いが持つ癒し効果を科学的に解明し、その分析データに基づいた香料組成物の再現に成功した企業です。同社は、この革新的な香料組成物に関する国際特許(日本、米国、英国、EUで特許登録)の独占的実施許諾を受け、香りを活用した商品・サービスの開発、香料の卸販売、コンサルティング、共同研究、アウトリーチ活動を通じて、「香りで人にやさしくなれる社会の創造」を目指しています。主力製品は、赤ちゃんの頭の匂いを再現したエタノールフリー香水「Poupon pure(プポンピュア)」シリーズです。この香水は、多くの人が「好き」「快い」「安心する」と感じる香りを実現し、香料を嗅いだ際の脳の報酬系にかかわる部位が活動することが研究で示唆されています。一般消費者向けにはECサイトを通じて販売されており、日々のリフレッシュ、リラックス、睡眠前の心地よい空間演出など、幅広いシーンでの利用を提案しています。また、神戸市ふるさと納税の返礼品にも採択されるなど、その品質と独自性が高く評価されています。法人・事業者向けには、Poupon pureの香料原料の卸販売や、SF(Scent Fest)認証制度を通じた香料使用商品の信頼性確保を提供しています。さらに、香り成分の機能や心身に及ぼす効果の評価、害虫駆除に関する商品の開発およびコンサルティング、雑貨の展示・販売、講演活動、セミナー、ワークショップ、執筆活動も展開しています。同社の強みは、感覚的とされがちな香りの世界に科学的な視点を取り入れ、データに基づいた製品開発を行っている点です。このアプローチにより、デイリー新潮、週刊粧業、Richesseなどの専門誌や、テレビ番組「所さんの学校では教えてくれないそこんトコロ!」、ラジオ番組など、多数のメディアでその取り組みが紹介されています。また、国際フロンティア産業メッセ、大学見本市、フェムテックジャパンなどの展示会にも積極的に出展し、研究成果と製品の普及に努めています。今後の展開としては、既製品への付加価値提案、保育育児・医療関係との協業、癒し・リラクゼーション分野での応用、睡眠や集中力への影響を持つ香りの研究、肌に優しい香水や香水以外のフレグランスシリーズの追求など、香りの可能性を多角的に追求していく方針です。同社は、科学と感性を融合した香水づくりを通じて、周産期母子の不安やストレス軽減、ひいてはあらゆる世代の人々にポジティブな癒し効果をもたらし、生きがいや働きがいを高める社会の実現に貢献することを目指しています。
CO2TECH株式会社
兵庫県 神戸市中央区 磯上通4丁目3-10
CO2TECH株式会社は、低侵襲で効率的な経皮吸収技術を専門とする技術開発企業です。同社は、二酸化炭素(CO2)の安全かつ効率的な経皮吸収を通じて、疾患や創傷の治療、健康増進、美容などへの活用を目指し、人だけでなく動物の安全で快適な生活に貢献することを目標としています。特に、皮膚に塗布するだけでCO2を効率的に体内に吸収させる「炭酸ペースト」の開発に成功しました。これは、従来の炭酸ガスボンベを必要とするハイドロジェル塗布式炭酸ガス治療システムや分子状二酸化炭素生成装置の課題(密閉の必要性、固定式、簡便性の欠如)を克服した、究極のCO2経皮吸収技術と自負しています。炭酸ペーストは、皮膚の水分と反応して皮膚中でCO2を発生させ、無駄な泡を発生させずに効率的に分子状二酸化炭素として吸収されるよう設計されています。神戸大学医学部との共同研究により、CO2経皮吸収療法は、筋力増強、骨折治癒促進、皮下脂肪減少、がん細胞選択的アポトーシス誘導による抗がん作用、持久力向上、骨密度上昇、骨成長促進など、多岐にわたる画期的な生理作用が発見されています。同社のビジネスモデルは、炭酸ペーストの一般販売は行わず、大学や医療機関での基礎・臨床研究を通じて、その有効性や安全性の科学的エビデンスを確立し、疾患や患者別の用法・用量等を明らかにすることに注力しています。これにより、誤った使用や目的外使用を防ぎ、技術の信頼性と発展を確固たるものにしています。同社は、医療従事者や研究者向けの「炭酸ガス治療研究会」を支援し、低侵襲高濃度炭酸ガス経皮吸収療法の臨床応用と普及を目指しています。
ダッタラ株式会社
広島県 広島市中区 東千田町1丁目1番61号hitoto広島ナレッジスクエア1Fいいオフィス広島
ダッタラ株式会社は、「人とデータを繋ぎ、テクノロジーで世界をデザインする」をミッションに掲げ、最先端のAI、データサイエンス、デジタルツイン、因果推論といった先端技術を駆使し、企業や社会が抱える複雑な課題に対し、論理的かつ実証的な解決策を提供するディープテック企業です。同社の主要事業は、機械学習やAIソフトウェア開発を核とする「AIソリューション事業」、高度な統計知見と因果推論で企業データを解析し業務効率化や新規事業創出を支援する「データ分析事業」、企業のDX推進や新規事業開発、組織改革を伴走支援する「コンサルティング事業」、そしてBtoBに特化したAI×データドリブンによるブランディング・プロモーション戦略からCRM・MAツール導入まで一貫して支援する「マーケティング支援事業」の4本柱で構成されています。 同社は、時空間IDを活用して国内外のオープンデータを横断的に扱える次世代データ連携基盤「Fractale(フラクタル)」を提供しており、観光、都市計画、防災、医療、教育など多岐にわたる分野でのデータ統合・分析を可能にします。また、因果推論AIとデジタルツインを融合した広報施策・政策効果検証プラットフォーム「Uesugi Engine(ウエスギ・エンジン)」を開発し、広告主、広告代理店、地方自治体、公共団体、大規模施設・イベント運営者向けに、施策の経済効果や行動変容を仮想空間で事前に検証できる革新的なソリューションを提供しています。地域パートナーとの連携により、オフライン統計やイベント実績を取り込み、全国一律モデルでは得られない高精度なシミュレーションを実現する点が強みです。 同社は、経産省のフェムテック等サポートサービス実証事業への参画や、ひろしまベンチャー助成金での最高位受賞、Urban Innovation Challenge HIROSHIMAでの特別賞受賞、J-WEST CFOピッチコンテストでの大賞受賞、Campsアクセラレーションプログラムでの最優秀賞受賞など、その技術力と事業構想が高く評価されています。神戸大学発ベンチャーとしての認定も受けており、最先端のテクノロジーと多様な業界での豊富な経験に基づく知見を活かし、初期計画から導入、運用まで一貫したトータルサポートを提供することで、顧客の持続可能な成長と社会全体の革新に貢献しています。
株式会社シンアート
兵庫県 神戸市灘区 六甲台町1番1号
株式会社シンアートは、合成生物学と合成化学という二つの先端技術を深く融合させることで、モノづくりの可能性を広げ、人々と社会の持続可能で健全な発展に貢献することを目指す研究開発型企業です。同社は、この融合技術を核に、独自性の高い有用物質の設計・生産技術を確立し、多様な産業ニーズに応える製品・サービスを提供しています。 主要な事業分野は「マテリアル分野」と「ヘルスケア分野」の二つです。マテリアル分野では、耐熱性、堅牢性、靭性といった素材の各種耐久性能向上に寄与するケミカルズの開発に注力しており、高機能素材・モノマー、バイオプラスチック、多反応性化合物、ファインケミカルなどを対象としています。特に、半導体や自動車部品の主要材料の原料となる新規アミン化合物やその誘導体の基盤技術開発を進め、高性能とサステイナブルを両立する構造、機能、製造方法の実現を目指しています。ヘルスケア分野では、人々の未病や予防に貢献するため、従来技術では価格や供給に課題があった食品、医薬品、香料などの素材開発に取り組んでいます。具体的には、ニュートラシューティカル(機能性食品)の新規製造法開発を重点プロジェクトとし、生体内物質をターゲットに、合成生物学的アプローチによる微生物改良と合成化学的アプローチによる反応系・基質設計を組み合わせることで、高生産性と実現可能性を追求しています。 同社のビジネスモデルは、「自社プロダクト開発」「プロダクト提案&受託型共同開発」「受託サービス」の3つの形態で展開されます。自社プロダクト開発では、独自のターゲット設計から製造プロセスまでを一貫して手掛け、ライセンス供与やOEM製造を含む販売を行います。共同開発では、顧客のニーズに応じた基盤技術開発から製造プロセスまでをサポートし、ライセンスや成果物の引き渡しを通じて価値を提供します。受託サービスでは、同社のコア技術を用いた開発支援や関連業務のコンサルテーションを提供します。 強みとしては、合成生物学と合成化学の融合領域における「デザイン・プラットフォーム」を構築している点が挙げられます。これは、テーマごとに成功確度、開発コスト、期間を徹底的に分析し、最適なワークフローをデザインする融合技術と、顧客や自社の知見・情報に基づき魅力的な化合物を設計する技術から成ります。また、リソースを強みに集約し、先端ツールや要素技術をアウトソーシングする「リーン型研究開発体制」により、多様なニーズに柔軟に対応し、応用研究に専念できる体制を確立しています。 これまでの実績として、帝人株式会社との間で生体内物質の新規製造法開発に関する共同研究や実施許諾契約を締結し、複数のマイルストンを達成しています。また、中西金属工業株式会社とは環境分野を対象とした製品開発に関する共同研究契約を締結し、NEDOの「官民による若手研究者発掘支援事業」にも採択されるなど、外部機関との連携を通じて技術革新と事業推進を図っています。これらの活動は、ハイテク分野、ヘルスケア分野、エネルギー分野など幅広い産業の顧客層に対し、持続可能なモノづくりソリューションを提供することに貢献しています。
パンクセラピー株式会社
大阪府 大阪市淀川区 西中島5丁目12番14号
パンクセラピー株式会社は、すい臓がんの治療薬と診断薬の開発を主要事業としています。同社は「BELIEVE IN SCIENCE. すい臓がんを克服する未来に向けて。」を掲げ、すい臓がんと闘う全ての人々に「生きる力」を与え、「治る病気」にすることを目指しています。すい臓がんは自覚症状が少なく、有効な診断方法がないことから早期発見・治療が困難な難病であり、他のがん治療が進展する中で取り残されている現状に対し、同社は世界中の研究者と連携し、この課題の克服に挑んでいます。同社の開発技術の核となるのは、「すい臓がん幹細胞のみを標的とするモノクローナル抗体」です。がんの根治には、がん細胞を生み出す「がん幹細胞」の制圧が不可欠であるという近年の研究成果に基づき、従来の化学療法では困難だったがん幹細胞の制圧を目指しています。モノクローナル抗体は、バイオテクノロジー技術により特定の細胞にのみ作用するように設計・作製された抗体医薬品であり、大腸癌や白血病などの治療で既に実用化され、高い効果と少ない副作用が大きなメリットとされています。パンクセラピーは独自の抗体作製技術を駆使し、すい臓がん幹細胞をターゲットとした複数のモノクローナル抗体の作製に成功しており、すい臓がんの早期診断と転移抑制が期待できる抗体医薬シーズとして特許出願済みです。同社のパイプラインには「PT001」があり、その実用化に向けて研究開発を進めています。これまでの実績として、大阪府の「創薬シーズ研究開発費補助金」に「膵臓がん幹細胞をターゲットとした画期的なモノクローナル抗体薬の開発」が採択されたほか、三菱UFJ技術育成財団の研究開発助成金、池田泉州銀行の「イノベーション研究開発助成金」オープンイノベーション賞にも採択されています。また、特許庁の知財アクセラレーションプログラム「IPAS2023」にも採択され、知財戦略の強化にも取り組んでいます。ジャパン・ヘルスケア・ベンチャー・サミット(JHVS)やBioJapanなど、国内外の主要なバイオ・ヘルスケア関連イベントにも積極的に出展し、情報交換や連携を深めています。同社のビジネスモデルは、革新的な抗体医薬シーズの研究開発を通じて、製薬企業などとの提携により、すい臓がんの治療薬および診断薬として実用化を目指すものです。対象顧客は、すい臓がん患者とその家族、そして医療機関や製薬企業、研究機関などが挙げられます。同社は、すい臓がんの克服という困難な目標に対し、科学的根拠に基づいたアプローチと世界中の研究者との協力を強みとしています。