法人向け(製造業・小売・EC・農林水産)個人向け
株式会社日本フードエコロジーセンターは、「食品ロスに新たな価値を」という理念のもと、食品リサイクル事業を展開しています。同社の主要事業は、食品関連事業者から排出される食品廃棄物を収集し、独自の技術で「リキッド発酵飼料(エコフィード)」へと再資源化することです。具体的には、食品工場の製造ロスやスーパー・コンビニの売れ残りといった動植物性残渣、廃酸、廃アルカリ、汚泥(食品に限る)、一般廃棄物(生ごみ)などを、破砕・発酵処理により1日あたり49トンを飼料化する能力を持ち、約42トンのリキッド発酵飼料を製造しています。このエコフィードは、日本古来の発酵技術を応用し、常温で1週間以上保存可能であり、乾燥工程が不要なため、製造時のエネルギーコストを大幅に削減し、一般配合飼料の約半額という安価での提供を実現しています。 同社のビジネスモデルは、食品関連事業者にとっては廃棄物処理費のコストダウンに、契約養豚事業者にとっては飼料費のコストダウンに貢献する、環境と経済の両立を図るサーキュラーエコノミーを実践しています。現在、イオングループ、セブン&アイグループ、明治グループなど約200か所の食品関連事業者から食品循環資源を受け入れ、関東・東北エリアの10軒を超える契約養豚事業者に飼料を供給しています。さらに、エコフィードで育った豚肉のブランド化にも注力し、「優とん」や「旨香豚」といった付加価値の高い豚肉を生産・販売する「リサイクルループ」を構築。これにより、食品廃棄物を排出した事業者がブランド肉として販売するシステムを確立し、持続可能な食の循環を推進しています。 同社は、2018年には第2回「ジャパンSDGsアワード」で最優秀賞(SDGs推進本部長賞)を受賞するなど、その取り組みは高く評価されています。また、食品ロス問題の啓発活動として工場見学を積極的に受け入れ、毎年1,000人以上の見学者に対応しています。関連会社であるさがみはらバイオガスパワー株式会社との連携により、飼料化に向かない食品廃棄物もバイオガス発電や肥料原料製造に活用するカスケード利用を推進し、資源の最大限の有効活用を目指しています。製造部門ではシニア世代や就労支援施設との連携による多様な雇用創出にも貢献しており、社会全体への多角的な貢献を目指しています。
従業員数(被保険者)
39人 · 2026年5月
30期分(2023/12〜2026/05)
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