行政向け個人向け
国立国会図書館は、国会法第130条および国立国会図書館法に基づき設置された、国会に属する唯一の国立図書館です。その使命は「真理がわれらを自由にする」という確信に立ち、日本の民主化と世界平和に寄与することであり、国会議員の調査研究に資するとともに、行政、司法、そして日本国民に対し幅広い図書館サービスを提供しています。同社の主要な役割は、国会活動の補佐、資料・情報の収集・整理・保存、情報資源の利用提供、そして各種機関との連携協力にあります。 具体的には、国内で発行された全ての出版物(紙媒体、電子書籍、電子雑誌、ウェブサイト等)を納本制度により網羅的に収集し、日本最大の所蔵点数を誇ります。これらの資料は、破損資料の補修や適切な保存環境の整備、そしてデジタル化を通じて永く保存され、「国立国会図書館デジタルコレクション」として広く公開されています。情報資源の利用提供においては、来館せずに利用できる「国立国会図書館サーチ」や「個人向けデジタル化資料送信サービス」、調査に役立つ「リサーチ・ナビ」などを展開。また、東京本館、関西館、国際子ども図書館での来館サービスに加え、視覚障害者等への録音図書・DAISYデータ提供、子どもの読書活動支援も行っています。国会活動の補佐としては、国会議員からの依頼に基づく専門的調査や国政課題に関する研究成果の提供、国会会議録・法令索引情報のデータベース化を通じて、国会と国民をつなぐ役割を担っています。 同社は「国立国会図書館ビジョン2021-2025 -国立国会図書館のデジタルシフト-」を掲げ、ユニバーサルアクセスの実現と国のデジタル情報基盤の拡充を重点事業として推進しています。これにより、5年間で100万冊以上の資料デジタル化とテキスト化を進め、有償電子書籍・電子雑誌の制度収集を開始するなど、デジタル化された情報資源へのアクセスを飛躍的に向上させています。令和7年3月末時点で、デジタル化資料446万点のうち、インターネット公開資料は65万点、デジタル化資料送信サービスを通じて提供可能な資料は204万点に達し、遠隔複写(PDFダウンロード)サービスも開始しました。国内の図書館支援や国際的な図書館協力活動、さらには「ジャパンサーチ」を通じた分野横断的なデジタルアーカイブ連携にも積極的に取り組み、国民共有の知的・文化的資産を未来へ継承し、その利活用を促進する公共サービスモデルを確立しています。
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