代表者
代表取締役
森善宣
確認日: 2026年4月23日
事業概要
株式会社森銀は、1966年に山梨県甲府市で創業した貴金属の総合メーカーであり、宝飾材料の製造販売から始まり、貴金属のリサイクル、産業廃棄物処理までを一貫して手掛ける企業です。同社は「限りある金属資源を未来へ繋ぐ」という理念のもと、サーキュラーエコノミーの実現を目指しています。主要事業は以下の5つです。まず「材料製造事業」では、宝飾用(指輪・ネックレス等)や工業用(スパッタリング・ターゲット等)の高品質合金や地金を、溶解精錬工程を経て製造・販売しています。蒸着材、線材、板材、キャスト材、シームレスパイプ、各種ロウ・割金等の一次加工品に加え、プレス機等を用いた二次加工品も提供。最大幅600mmの圧延や、お客様の要望に応じた色合い・硬さの金属開発、さらにはAuやAgなどの各種合金材料を数種類密着させる拡散接合技術を用いた「ダイヤゴールド(杢目金)」の製造も手掛けており、唯一無二の模様を持つジュエリーや時計の基盤材料として高い評価を得ています。お客様からの材料支給、不足分の自社材料使用、または全て自社材料での製造といった柔軟な対応が可能です。次に「分析・検査事業」では、地金売買事業で買い取った貴金属アクセサリーや、廃素材に含まれる粉、金属片、廃液といった多様な形状の都市鉱山を、蛍光X線分析装置、ICP発光分析装置、電子顕微鏡、ビッカース硬度計などの測定機器を駆使し、品位・品質・含有量を詳細に分析します。非破壊・破壊の両方に対応し、表面メッキ、石の組成、金属片の貴金属割合、ステンレスの品位など、幅広い分析ニーズに応え、リサイクル事業への循環を促進しています。「リサイクル事業」では、携帯電話やパソコンの電子基盤、使用済み貴金属などの「都市鉱山」から金属資源を回収し、分析、精錬・精製して「リサイクルメタル(RE:M)」として販売しています。同社は、再生成されたメタルであることを証明する「リサイクルメタル証明書」を発行し、純地金には日本金地金流通協会正会員としての品質を証明する「(善)マーク」を刻印しています。さらに、このリサイクルメタルを用いた「リサイクルメタルジュエリー」の製造・販売にも挑戦しており、「限りある鉱山資源を1gも無駄にしない循環型社会」の実現を目指しています。主にAu, Ag, Pt, Pd, Cuの5元素の精錬精製を行い、お客様ごとに個別処理を実施することで、正確な回収量を追求しています。「産業廃棄物処理事業(資源循環事業)」では、設立当初から環境問題に取り組み、山梨県でいち早く貴金属リサイクル事業に着手するとともに、リサイクルに伴う廃液や副成物などの化学系産業廃棄物の無害化処理を自社一貫で行っています。山梨県内唯一の河川放流まで可能な化学系産業廃棄物の湿式中間処分場を保有し、自社発生の廃棄物だけでなく、他社からの廃棄物処理も積極的に受け入れています。山梨県、東京都、神奈川県、静岡県、群馬県、福島県、長野県、埼玉県、千葉県、茨城県の広範囲で産業廃棄物および特別管理産業廃棄物の収集運搬業許可も取得しており、幅広いネットワークと技術力で顧客の環境課題解決に貢献しています。最後に「地金売買事業」では、ジュエリー材料用、工業用材料、インゴットなど、様々な貴金属の販売を行っています。特に、純度99.99%のインゴットは、インフレ対策や資産分散化を目的とした「ディフェンシブな資産」として注目され、高い評価を得ています。また、お手持ちのインゴットの分割など、資産管理に関する相談にも対応しています。地金買取事業では、査定料・手数料無料で、店頭買取および宅配買取サービスを提供しており、貴金属の回収から販売までを一貫して手掛けることで、安定したサプライチェーンを構築しています。同社の強みは、貴金属の材料製造から分析、リサイクル、産業廃棄物処理、地金売買までを一貫して自社で行う「マテリアル循環事業」のビジネスモデルにあります。これにより、高品質な製品提供と同時に、環境負荷の低減、資源の有効活用、紛争鉱物への不関与といった社会的責任を果たすことを目指しています。特に山梨県における地金メーカーとしての歴史と、産業廃棄物中間処理施設の先駆的な導入は、同社の地域貢献と環境意識の高さを物語っています。
キーワード
KPI
従業員数(被保険者)
29人 · 2026年4月
28期分(2023/12〜2026/04)
