法人向け(製造業・物流・運輸)個人向け
独立行政法人自動車事故対策機構(ナスバ)は、国土交通省と連携し、自動車事故の発生防止と交通事故被害者支援を目的とした多岐にわたる業務を展開する専門機関である。同法人は主に「防ぐ」「支える」「守る」の3つの柱で事業を構成しており、特に「守る」分野では、安全な自動車やチャイルドシートの普及促進を目指し、自動車アセスメント(JNCAP)およびチャイルドシートアセスメントを実施している。 自動車アセスメントでは、新車販売される自動車を対象に、予防安全性能、衝突安全性能、事故自動緊急通報装置の3つの主要項目について詳細な試験と評価を行う。予防安全性能では、対車両、対歩行者(昼夜)、対自転車、交差点での衝突被害軽減ブレーキ、車線逸脱抑制、高機能前照灯、ペダル踏み間違い時加速抑制装置などの機能を評価。衝突安全性能では、フルラップ前面衝突、オフセット前面衝突(新オフセット前面衝突では相手車への加害性低減性能も評価)、側面衝突、後面衝突頚部保護、歩行者頭部・脚部保護などを検証する。これらの評価結果は総合得点に基づき5段階の星(★★★★★~★)で公表され、消費者がより安全な自動車を選択できるよう情報提供するとともに、自動車メーカーによる安全技術開発を促進している。 チャイルドシートアセスメントでは、市販のチャイルドシートに対し前面衝突試験と使用性評価試験を実施し、その安全性能を公表している。また、「防ぐ」業務として、運送事業者向けに運行管理者等指導講習や安全管理者講習を提供し、運転者の適性診断を通じて事故防止を支援する。さらに「支える」業務では、交通事故被害者への介護料支給や、療護施設の提供、在宅介護支援など、長期にわたる支援を行うことで、被害者の生活再建をサポートしている。これらの活動は、日本の交通安全向上と事故被害者の福祉増進に貢献している。
従業員数(被保険者)
419人 · 2026年5月
26期分(2024/04〜2026/05)
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