代表者
代表取締役社長
八丁和也
確認日: 2025年3月31日
事業概要
八戸製錬株式会社は、世界最大規模かつ国内唯一のISP(Imperial Smelting Process)製錬所として、亜鉛と鉛の同時製錬を中核事業としています。同社が採用するISP法は、20世紀半ばに実用化された比較的新しい技術であり、一つの熔鉱炉で亜鉛と鉛を同時に製錬できるほか、多様な原料の処理が可能であること、さらに金、銀、銅などの有価金属を有利に回収できるという多くの特徴を備えています。同社が生産する蒸留亜鉛は、優れた耐食性と加工の容易さから、橋梁、ガードレール、信号機の支柱といった屋外構造物の防錆用めっき材料として広く利用されており、国立競技場の屋根鉄骨部にも同社の蒸留亜鉛が使用されるなど、その有用性は高く評価されています。また、製造される鉛の約90%は自動車バッテリーに利用されています。同社は、熔鉱炉を中心に、原料製造の焼結・製団工程、亜鉛・鉛の精製工程、脱銅工程、スラグ処理のスラグフューミング工程、副産物製造の硫酸・石膏・カドミウム工程、そして自家発電を行う発電所から成る一貫した製錬プロセスを構築しています。さらに、同社は産業活動から発生する多種多様な廃棄物をISPの製錬技術を活かして安全かつ確実に、そして低コストで再資源化し、循環型社会の構築に大きく貢献しています。具体的には、「燃え殻」「汚泥」「廃油」「廃酸」「廃アルカリ」「廃プラスチック類」「金属くず」「ガラスくず、コンクリートくず及び陶磁器くず」「ばいじん」など、幅広い種類の産業廃棄物を受け入れ、リサイクル原料として50%以上活用しています。青森県および岩手県において産業廃棄物および特別管理産業廃棄物の収集運搬業許可、八戸市において処分業許可を有しており、地域社会の環境負荷低減にも寄与しています。同社は、地域社会との連携を重視し、工場見学会や出前講義を通じて事業活動への理解を深めるとともに、Jリーグ所属のプロサッカーチーム「ヴァンラーレ八戸」のオフィシャルパートナーとしてスポーツ・文化活動を支援するなど、地域貢献活動にも積極的に取り組んでいます。また、従業員の健康を重要な財産と捉え、健康経営を推進し、社員の健康づくり支援にも力を入れています。
キーワード
決算ハイライト
売上高
234億円
純利益
24億円
総資産
153億円
KPI
自己資本比率_単体
33.73% · 2025年3月
10期分(2016/03〜2025/03)
従業員数(被保険者)
270人 · 2026年4月
29期分(2023/12〜2026/04)
ROE_単体
46.31% · 2025年3月
10期分(2016/03〜2025/03)
ROA_単体
15.62% · 2025年3月
10期分(2016/03〜2025/03)
