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一般財団法人PVリボーン協会は、「太陽の恵みを循環させて平和で幸福な世界を」というミッションのもと、廃棄される太陽光パネルの再生(PVリボーン)を通じて、将来の大量廃棄問題の回避とエネルギーの自立化を目指し、持続可能な社会の実現に貢献しています。同法人は、太陽光発電が加速的に導入された結果、2030年代半ば以降に大量のソーラーパネルが寿命を迎えるという課題に対し、パネルを大切な資源として恒久的に活用する「4R」の概念を提唱し、その実現に向けた多角的な活動を展開しています。 主な事業内容としては、ソーラーパネルリサイクルおよび循環型エネルギーシステムに関する調査・研究、並びにこれに必要な装置の研究開発が挙げられます。特に、株式会社新見ソーラーカンパニーが開発した「佐久本式熱分解装置(Atmos-01)」は、世界で初めて二酸化炭素排出なく高純度のマテリアル抽出を可能にし、同協会はこの技術の普及と、分解されたガラスや太陽電池セルのマテリアル販路確立に取り組んでいます。また、使用済みソーラーパネルのカバーガラスを100%原料とするアップサイクル製品「Rebornglass(リボーングラス)」の開発・販売を通じて、新たな価値創造と環境負荷低減を両立させています。 さらに、同協会はソーラーパネルリサイクルモデルおよび循環型エネルギーシステムの普及・啓発活動に注力しており、関連事業者や地域自治体への業務支援、導入支援を行っています。具体的には、電力ビジネスの基礎知識、PPA(電力購入契約)の仕組み、燃料電池の活用法、脱炭素先行地域づくり、マスメディア広報、特許から見たリサイクル装置の比較など、多岐にわたるテーマでシンポジウムやセミナーを定期的に開催し、知見の共有とネットワーク構築を促進しています。啓発用教材・書籍・映像コンテンツの企画・制作・販売、機関誌の出版も手掛けています。 「リボーンパーク構想」として、PVリボーンパネルを製造する工場地帯を全国に設置し、地域内でのソーラーパネルの半永久的な循環を目指しています。また、「PVリボーンによるエネルギー自立化構想」では、再生可能エネルギーと蓄電池を組み合わせた地域分散型電源(マイクログリッド)を構築し、地域内での電力融通と自己消費型コミュニティの実現を推進しています。これらの活動を通じて、同協会は地球環境の保全と持続可能な開発目標の達成に貢献し、エネルギーによる争いのない平和な世界の構築を目指しています。現在、194の企業や自治体(西粟倉村、新見市、いわき市など)が会員として参加しており、その活動は国内外から注目を集め、第11回プラチナ大賞優秀賞「環境イノベーション賞」を受賞するなどの実績も有しています。
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