法人向け(エネルギー・環境・製造業)
株式会社MiRESSOは、国立研究開発法人 量子科学技術研究開発機構認定の核融合スタートアップです。同社は、フュージョンエネルギー(核融合)発電の社会実装に不可欠な中性子増倍材であるベリリウムの安定供給を目指し、革新的な低温精製技術を開発・事業化しています。従来のベリリウム精製には2000℃を超える高温・高圧処理が必要で、高コストかつ大量のCO2を排出する課題がありましたが、同社の中道勝らが発明した低温精製技術は、アルカリ溶液とマイクロ波加熱を用いることで300℃の低温・常圧での溶解を可能にし、圧倒的な低コストと省エネルギーを実現します。この技術は、核融合発電の普及におけるベリリウム供給のボトルネック解消に貢献することを目指しています。 主要事業として「ベリリウム製造販売事業」を展開しており、現在、低温精製技術を利用したパイロットプラント「BETA」の整備を進めています。青森県八戸市に位置するこのプラントは、2027年度中のベリリウム製造販売の本格開始を目指しています。ベリリウムは核融合用途だけでなく、高強度、高熱伝導率、軽量という優れた特性から、航空宇宙、医療領域の鏡材、電子機器などの既存用途でも利用されており、同社技術による低コスト供給はこれらの既存市場の拡大にも貢献すると見込まれます。 もう一つの事業として「技術プラットフォーム事業」があり、同社の低温精製技術をベリリウム以外の鉱物資源・素材の精製・リサイクルに応用し、共同開発、コンサルティング、技術ライセンス提供を行います。この技術は高温熱処理が必要なレアアース、リチウム、セラミックなどにも適用可能であり、フィージビリティ検証の依頼も受け付けています。同社は、日揮株式会社とパイロットプラント「BETA」の基本設計契約を締結し、大平洋金属株式会社とは包括的業務提携契約を結び、八戸市の施設の一部を賃借してプラントを建設するなど、事業化に向けた具体的な実績を積み重ねています。また、NEDO先導研究プログラムに「環境親和型リチウム分離回収技術の研究開発」が採択されるなど、その技術力は高く評価されています。これらの取り組みを通じて、同社は鉱物資源の可能性を引き出し、持続可能な社会の実現に貢献することを目指しています。
純利益
-9,778万円
総資産
4.9億円
従業員数(被保険者)
19人 · 2026年5月
27期分(2024/03〜2026/05)
ROE_単体
-67.57% · 2025年3月
2期分(2024/03〜2025/03)
ROA_単体
-19.84% · 2025年3月
2期分(2024/03〜2025/03)
自己資本比率_単体
29.37% · 2025年3月
2期分(2024/03〜2025/03)
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