法人向け(医療・ヘルスケア)
株式会社スリー・ディー・マトリックスは、米国マサチューセッツ工科大学で発見された「自己組織化ペプチド」を基盤技術とし、MITからのライセンスに基づき、グローバルに事業を展開する医療技術企業です。同社のビジネスモデルは、100を超える研究機関や大学とのマテリアル供給契約を通じてペプチドプラットフォーム技術の新たな用途を探索し、主に外科医療、組織再生、DDS(ドラッグデリバリーシステム)の三つの医療領域で応用技術の開発を進めることにあります。 外科医療領域では、吸収性局所止血材「ピュアスタット®(PuraStat®)」を主要製品として展開しています。これは、アミノ酸と水で構成される透明なペプチド水溶液が体液と接触することで瞬時に自己組織化(ゲル化)し、出血部位を物理的に被覆する新規止血材です。完全人工合成であるため生物由来のコンタミネーションがなく、高い安全性、生体適合性、生体分解性を有します。また、Ready-to-useで術野を確保しやすく、経消化器内視鏡下での止血処置に貢献します。同社は「ピュアスタット®」の医療機器承認を取得しており、多数の臨床使用論文がその有効性を示しています。さらに、後出血予防材、粘膜隆起材、血管塞栓材などの開発も進めています。 組織再生領域では、放射線性直腸炎や炎症性腸疾患の治療、美容整形分野での創傷治癒、骨・心筋再生といった広範な分野での製品開発に取り組んでいます。DDS領域においては、必要な薬物を必要な部位に、必要な時間作用させるための技術を基盤とし、がんや悪性胸膜中皮腫などを対象とした核酸医薬デリバリーの研究開発を推進しています。 研究用試薬としては、自己組織化ペプチドハイドロゲルの第一世代商品である「PuraMatrix™」を提供しており、1%溶液、高濃度品、機能性モチーフを加えた修飾ペプチド、GMPグレード品など多様なラインナップがあります。これらの研究用試薬は、研究機関や大学に対しMTA締結により無償提供されるほか、販売パートナーを通じて購入可能です。同社は、革新的なバイオマテリアル技術を通じて、医療の進展と患者さんのQOL向上に貢献することを目指しています。
株式会社スリー・ディー・マトリックスは2025年12月に欧州で次世代止血材TDM-623の製造販売承認を取得し、2026年2月には社長交代を発表しました。
株式会社スリー・ディー・マトリックスの直近の動向として、2025 年 6 月に業績予想の修正および 2025 年 4 月期決算短信を開示し、同月 24 日には第三者割当による第 9 回無担保転換社債型新株予約権付社債(リファイナンス)の発行を決定、7 月 10 日に払込が完了しています。10 月 17 日にはハーバード大学との共同研究論文が Science 誌に掲載された旨を公表しました。12 月 18 日には欧州における次世代止血材「TDM-623」の製造販売承認取得を発表し、2026 年 1 月 14 日には甲状腺切離後の滲出性出血に対するピュアスタットの効果を評価する医師主導特定臨床研究の開始を公表しています。2 月 23 日には第 9 回無担保転換社債型新株予約権付社債の転換完了を、翌 24 日には代表取締役の異動(社長交代)を発表しました。3 月 5 日には欧州における「PuraStat」の粘膜創傷治癒用途への CE マーク変更申請、5 月 18 日には業績予想の修正および営業外収益の計上を開示しています。
公表されている決算では、連結売上高は 2020 年 4 月期 672 百万円 → 2022 年 4 月期 1,506 百万円 → 2024 年 4 月期 4,588 百万円 → 2025 年 4 月期 6,934 百万円と 5 期で約 10 倍に拡大しています。一方で連結純損益は 2024 年 4 月期 △255 百万円 → 2025 年 4 月期 △2,501 百万円と再び赤字幅が拡大し、開示されている過去 10 期にわたり純損失が継続しています。社会保険被保険者数は 2025 年 2 月の 26 名から 2026 年 5 月の 26 名まで、24〜27 名の範囲で概ね横ばいで推移しています。
欧州における TDM-623 承認取得・PuraStat の用途拡張に向けた CE マーク変更申請・甲状腺領域での医師主導臨床研究開始といった製品関連の発表が続き、海外展開と適応拡大を進める時期にあたります。同時期に社長交代と転換社債のリファイナンス・転換完了が行われており、経営体制と資本政策の双方が動いた時期となっています。
この要約は 2026-05-22 に AI が公開情報をもとに生成しています。 対象イベント 36 件。
売上高
69億円
純利益
-25億円
総資産
65億円
従業員数(被保険者)
26人 · 2026年5月
27期分(2024/03〜2026/05)
ROE_単体
-65.46% · 2025年4月
10期分(2016/04〜2025/04)
ROA_単体
-26.26% · 2025年4月
10期分(2016/04〜2025/04)
自己資本比率_単体
40.11% · 2025年4月
10期分(2016/04〜2025/04)
BPS
17
このデータをAIで活用
Claude / ChatGPT / Cursor などの MCP 対応クライアントから、株式会社スリー・ディー・マトリックスの決算・登記履歴・役員・関係企業・知財・政府調達などの構造化データを直接取得できます。無料 20 クレジット/月で利用可能、9 種類のツールを提供。
接続方法を見るMSDアニマルヘルス株式会社
MSDアニマルヘルス株式会社は、世界最大の研究開発型製薬会社であるMerck & Co., Inc., Rahway, NJ, USAのアニマルヘルス事業の日本…
大塚メディカルデバイス株式会社
大塚メディカルデバイス株式会社は、大塚グループの医療機器事業を集約し、2011年2月に設立された総合医療機器企業です。同社は「世界の人々の健康に貢献する革新的な…
エイエムオー・ジャパン株式会社
エイエムオー・ジャパン株式会社は、ジョンソン・エンド・ジョンソン Vision事業における「サージカル ビジョン」部門を担う日本法人として、眼科領域の医療機器お…
ゼオンメディカル株式会社
ゼオンメディカル株式会社は、1989年に日本ゼオン株式会社の医療事業を継承し、同社100%出資の子会社として設立された医療機器メーカーです。高分子合成と加工に強…
10期分(2016/04〜2025/04)
EPS
-15円 · 2025年4月
10期分(2016/04〜2025/04)
ROA_連結
-38.4% · 2025年4月
10期分(2016/04〜2025/04)
ROE_連結
-112.86% · 2025年4月
10期分(2016/04〜2025/04)
女性役員数
1人 · 2025年4月
3期分(2023/04〜2025/04)
女性役員比率
11% · 2025年4月
3期分(2023/04〜2025/04)
平均勤続年数
3年 · 2025年4月
7期分(2019/04〜2025/04)
平均年間給与
957万円 · 2025年4月
7期分(2019/04〜2025/04)
平均年齢
46歳 · 2025年4月
7期分(2019/04〜2025/04)
役員報酬総額
1.2億円 · 2025年4月
6期分(2020/04〜2025/04)
従業員数
19人 · 2025年4月
10期分(2016/04〜2025/04)
株主総利回り
33.51% · 2025年4月
6期分(2020/04〜2025/04)
男性役員数
8人 · 2025年4月
7期分(2019/04〜2025/04)
発行済株式総数
1.1億株 · 2025年4月
10期分(2016/04〜2025/04)
自己資本比率_連結
34.03% · 2025年4月
10期分(2016/04〜2025/04)
設備投資額
1,145万円 · 2025年4月
7期分(2019/04〜2025/04)