製造業
事業領域
医薬品製造、医療機器、ヘルスケア機器
業界の特色
医薬品・医療機器は製造業の中分類で、業界分類済の513,527社中3,836社 (0.75%) を擁する業界です(全149業界の社数ランキングでは42位)。東京都を中心に39%が集まり、上場172社を含む厚みのある層を持ちます。単体総資産は中央値25億円に対し最大は9.6兆円と3,783倍超の階層差があり、トップ企業が業界規模を大きく押し上げています。直近1年の雇用はほぼ横ばい (拡大38% / 縮小34%) で推移しています。業界平均年収は約516万円。直近12年で売上規模は約19%拡大しています。
集計は 単体決算 ・社会保険被保険者数 ベース (連結のみ開示の企業は連結値を使用)
3,836社
172社 (4.5%)
621
東京都
1,513社 (39.4%)
企業数
3,836社
上場社数
172社
上場ROE中央値
6.9%
上場企業実績
上場平均年収中央値
744万円
上場企業実績
Disclosure Analysis
上場100社の有価証券報告書・IR資料の開示文を分析。
医薬品・医療機器業界(上場企業)は、再生医療ベンチャーから先端素材の複合企業(HOYA)まで事業特性が大きく異なる多層的な構造を持ち、単一の業界動向では語り切れない。市場環境の二大ドライバーは、日本・中国・アジアにわたる高齢化による慢性疾患・医療機器需要の拡大と、AI/HPC向け先端半導体・ストレージ投資の継続であり、HOYAがEUVブランクスとHDD基板の双方でその恩恵を受けている。中国市場は医療インフラ高度化で成長機会を提供する一方、集中購買制度による価格抑制・競争激化と規制当局との摩擦という二面リスクを孕む。再生医療分野では対象疾患が希少疾患・救命領域から変形性膝関節症などの国民病へシフトし、保険収載を起点に市場が量的拡張へ転じつつある。成長モデルはM&A(塩野義)・ロイヤルティ(ラクオリア)・自社iPS製品(クオリプス)と鮮明に分岐しており、各社の収益構造の差は大きい。臨床試験失敗・後発品浸透・資金制約がバイオベンチャーに共通する構造リスクとして横たわり、中期数値目標とのギャップを埋める経路の開示が各社に問われている。
AI・データセンター投資の継続がHDD基板とEUVブランクスの需要を押し上げ、半導体材料市場で突出した成長環境が生まれている。中国の慢性B型肝炎市場はHBV陽性者総数8,269万人(治療中のIshakスコア2以上が約750万人)という潜在規模を持ち、「線維化は治療可能」という認知変革が進めば西洋医学系処方の新市場が創設される構造にある。再生医療分野では対象疾患が希少疾患・救命領域から変形性膝関節症などの国民病へシフトし、保険収載を起点に市場が量的拡張へ転じつつある。世界の消化性潰瘍剤市場は約2兆円(中国4,500億円・米国4,000億円)、細胞培養市場は50〜60億USDと、各セグメントの市場規模は独立してスケールが大きい。診断薬原料・体外診断用医薬品は安定収益へのニーズが高まっているが、グローバル競争激化で単なる試薬事業からの収益確保は困難な構造にある。国内は高齢化による安定的な伸びが続く一方、インド・東南アジアは急拡大中で早期参入が差別化となる。中国は集中購買制度(省・国レベルの入札)による価格抑制と競争激化という二面性を持ち、競合優位のない製品は収益悪化が避けられない。
HOYAは医薬品・医療機器ではなく先端素材(EUVマスクブランクス・HDD基板)に注力し、シンガポール420億円・ベトナム500億円の大型設備投資で半導体・ストレージ両市場を同時捉える戦略をとる。塩野義製薬はM&Aを成長エンジンに明言し、鳥居薬品・米Radicavaの買収によって国内外で規模を急拡大する方針をとる。ラクオリア創薬は自社製造・販売を持たず、テゴプラザンの全世界権利をHK inno.Nへ許諾したロイヤルティモデルで3カ年128億円の収益見通しを立て、探索研究72億円の投資に特化する。ジーエヌアイグループは製薬(F351・中国)・メドテック(Gyre)・創薬の三本柱を持ち、CullgenのNasdaq上場子会社化で全10プログラム・全世界従業員740人規模へ拡大する。再生医療ベンチャー群は路線が分かれ、クオリプスはiPS心筋シート「リハート」の国内承認・保険収載申請と海外病院提携による早期黒字化を図り、サンバイオはCNS(外傷性脳損傷・脳梗塞等)一本に絞り、ヘリオスはARDSグローバルP3・iPS-RPE・がん免疫の3ラインで細胞生産力のグローバル展開を目指す。シンバイオ製薬はトレアキシン後発品浸透を既定路線として受け入れ、BCV(ブリンシドホビル)の2030年2適応症承認にすべてを賭けた事業転換期にある。
臨床試験の失敗リスクは全社共通の構造課題であり、デルタフライのDFP-10917(AML単剤P3)はDSMBの中間解析で優越性未達と認定され開発中止に至った。後発品浸透による収益喪失も深刻で、東和薬品は限定出荷解除後の販売回復が想定を下回り進捗率が売上72.9%・営業利益72.2%と計画未達に沈み、シンバイオはトレアキシン収益の長期減退を所与として受け入れている。中国事業リスクは複数社に及び、デ・ウエスタン・セラピテクスではDWR-2206の臨床開始遅延・DW-1002特許切れでロイヤリティゼロが確定し、さらにH-1337(緑内障)のFDA P3前毒性試験も資金制約で逐次実施を余儀なくされている。資金問題は小型バイオに広く存在し、ステラファーマは研究開発費増加で営業損失が前年差▲137百万円悪化し、売上261百万円に対して損失512百万円という構造になっている。プラットフォーム型バイオテック(VeritasInSilico)は大手製薬の自社創薬縮小傾向の加速で導出機会自体が世界的に収縮しつつあるという構造的逆風に直面している。テクノメディカは2028年度中計と2030年度ビジョンの間に営業利益で15億円のギャップが生じており、その埋め方の根拠が現時点で開示されていない点が課題である。
コンタクトレンズ大手シードは2027年3月期連結売上370億円・EBITDA69.5億円・ROE6.9%を目標とし、鴻巣研究所4号棟(2026年1月竣工)で年間最大生産能力を10億74百万枚へ引き上げる投資をフェーズ別に実行中である。テクノメディカは2028年度中計で売上112億円・営業利益率13.2%を達成した後、2030年度ビジョンで売上150億円・利益率20%・ROE10%へ大幅ジャンプアップを目指すが、中計からビジョンへの利益率7ポイント改善の実現根拠は現時点で明示されていない。免疫生物研究所は2029年3月期(47期)に売上1,247百万円・営業利益392百万円を目標とし、診断試薬サービスとTGカイコサービス主体の地道な積み上げモデルを採り、医薬シーズ導出収益は数値目標から除外している。クリエートメディックは2034年に海外売上比率50%・100億円(現状33.8%・45億円)という長期目標を掲げ、インド・東南アジアへの段階的市場開拓を進めるが実現まで9年のロードマップとなる。HOYAはEUVブランクス420億円(FY28量産予定)・HDD基板Phase1 500億円(ベトナム)を同時並行で投資しており、いずれも収益貢献はFY28以降となる大型先行投資フェーズにある。ラクオリア創薬は3カ年の事業収益見通し128億円に対し手元資金52億円・借入余力5億円・エクイティ4.9億円でカバーする構造で、探索研究への72億円投資配分が財務規律の要となる。
EDINET有価証券報告書・IR資料の開示文を分類・要約(上場企業) 出典: EDINET 有価証券報告書・各社IR資料 ・ 最終更新 2026/06
Major Companies
会社名・本社・上場区分・社会保険被保険者数で比較。売上は官報/EDINET 由来の決算データがある会社のみ表示しています(未開示は「—」)。
| 順位 | 会社名 | 本社 | 上場区分 | 社会保険被保険者数 | 売上 |
|---|---|---|---|---|---|
| 1 | 第一三共株式会社 | 東京都 | 上場 | 8,137人 | 1.8兆円 |
| 2 | 株式会社富士薬品 | 埼玉県 | 非上場 | 7,550人 | 2,095億円 |
| 3 | 富士フイルム株式会社 | 東京都 | 上場 | 6,415人 | 8,706億円 |
| 4 | 中外製薬株式会社 | 東京都 | 上場 | 5,259人 | 1.2兆円 |
| 5 | 武田薬品工業株式会社 | 大阪府 | 上場 | 5,186人 | 5,916億円 |
| 6 | ニプロ株式会社 | 大阪府 | 上場 | 5,030人 | 4,147億円 |
| 7 | アステラス製薬株式会社 | 東京都 | 上場 | 4,232人 | 8,881億円 |
| 8 | 興和株式会社 | 愛知県 | 上場 | 3,876人 | 2,232億円 |
| 9 | シスメックス株式会社 | 兵庫県 | 上場 | 3,865人 | 1,974億円 |
| 10 | ニプロファーマ株式会社 | 大阪府 | 非上場 | 3,812人 | 1,054億円 |
| 11 | 東和薬品株式会社 | 大阪府 | 上場 | 3,803人 | 1,827億円 |
| 12 | 協和キリン株式会社 | 東京都 | 上場 | 3,736人 | 2,973億円 |
| 13 | 沢井製薬株式会社 | 大阪府 | 上場 | 3,717人 | 1,887億円 |
| 14 | 日本光電工業株式会社 | 東京都 | 上場 | 3,579人 | 1,663億円 |
| 15 | 株式会社ツムラ | 東京都 | 上場 | 3,503人 | 1,606億円 |
| 16 | 塩野義製薬株式会社 | 大阪府 | 上場 | 3,500人 | 3,885億円 |
| 17 | 小野薬品工業株式会社 | 大阪府 | 上場 | 3,409人 | 4,589億円 |
| 18 | アストラゼネカ株式会社 | 大阪府 | 非上場 | 3,399人 | 4,198億円 |
| 19 | MSD株式会社 | 東京都 | 非上場 | 3,174人 | — |
| 20 | エーザイ株式会社 | 東京都 | 上場 | 3,164人 | 3,863億円 |
| 21 | キヤノンメディカルシステムズ株式会社 | 栃木県 | 非上場 | 2,750人 | 3,317億円 |
| 22 | 株式会社大塚製薬工場 | 徳島県 | 非上場 | 2,740人 | 1,495億円 |
| 23 | 日本イーライリリー株式会社 | 兵庫県 | 非上場 | 2,728人 | 2,780億円 |
| 24 | 田辺ファーマ株式会社 | 大阪府 | 上場 | 2,657人 | 4,236億円 |
| 25 | ノバルティスファーマ株式会社 | 東京都 | 非上場 | 2,510人 | 3,232億円 |
| 26 | 小林製薬株式会社 | 大阪府 | 上場 | 2,407人 | 1,249億円 |
| 27 | グラクソ・スミスクライン株式会社 | 東京都 | 非上場 | 2,398人 | — |
| 28 | ジョンソン・エンド・ジョンソン株式会社 | 東京都 | 非上場 | 2,370人 | 2,812億円 |
| 29 | 富士フイルムヘルスケアマニュファクチャリング株式会社 | 千葉県 | 非上場 | 2,368人 | 1,235億円 |
| 30 | HOYA株式会社 | 東京都 | 上場 | 2,291人 | 2,555億円 |
社会保険被保険者数は単体の値です。
Industry Metrics
医薬品・医療機器に関連する市場規模・事業所数などの指標を、官公庁・業界団体の公開統計から集約(各指標に出典リンク付き)。
医薬品生産金額(国内)
年次+2.0%前年
暦年の医薬品(医療用医薬品+要指導・一般用医薬品)の国内生産金額。厚労省 薬事工業生産動態統計年報。全製造販売業者を対象に集計。2023年は10兆332億円。時系列は令和元年(2019年)に調査範囲が全数(拡大)基準へ変更されたため、2019年以降の新基準のみを採録(2018年以前は旧基準で接続不可)。原表は百万円表示で億円換算。
出典: 厚生労働省 薬事工業生産動態統計(令和5年)官公庁
医療機器生産金額(国内)
年次+3.6%前年
暦年の医療機器の国内生産金額。厚労省 薬事工業生産動態統計年報。全製造販売業者を対象に集計。2023年は2兆6,748億円(医機連集計では2兆6,747億円)を採用、前年比3.6%増。時系列は令和元年(2019年)の調査範囲変更(全数基準化)以降の新基準のみを採録(2018年以前は接続不可)。原表は百万円表示で億円換算。
出典: 厚生労働省 薬事工業生産動態統計(令和5年)官公庁
医療機器輸入金額(国内)
年次+13.8%前年
暦年の医療機器の輸入金額。厚労省 薬事工業生産動態統計年報。2023年は3兆3,217億円で前年比13.8%増。時系列は令和元年(2019年)の調査範囲変更(全数基準化)以降の新基準のみを採録(2018年以前は接続不可)。原表は百万円表示で億円換算。
出典: 厚生労働省 薬事工業生産動態統計(令和5年)官公庁
医療機器市場規模(国内・生産+輸入)
年次+9.0%前年
暦年の医療機器の国内生産金額+輸入金額の合計(輸出控除前)。厚労省 薬事工業生産動態統計年報。2023年は5兆9,964億円。各年とも同年報の生産金額・輸入金額(いずれも新基準)の合算。時系列は令和元年(2019年)の調査範囲変更(全数基準化)以降の新基準のみを採録(2018年以前は接続不可)。原表は百万円表示で億円換算。
出典: 厚生労働省 薬事工業生産動態統計(令和5年)官公庁
医療用医薬品市場規模(薬価ベース・IQVIA)
四半期各指標は出典元の集計対象(全数/主要事業者など)に依存します。金額は表示の都合で兆円・億円に整形しています。破線は予測値です。
Industry Benchmark
政府統計の業界平均(粗い大分類ベース)と、この業界の上場企業の実績中央値を並べて比較できます。
この業界の上場企業(実績集計)
特定の中分類の実態に近い実績値です。
ROE(中央値)
6.9%
当期純利益 / 自己資本
売上高純利益率(中央値)
9.3%
当期純利益 / 売上高
総資産回転率(中央値)
0.44回
売上高 / 総資産
平均年収(中央値)
744万円
有報の平均年間給与
社会保険被保険者数(中央値)
221名
上場企業の社会保険被保険者数の中央値
上場170社の実績中央値(平均年収は有報開示147社)。出典: 各社決算・EDINET有価証券報告書
業界全体(政府統計)
国の統計に基づく業界平均(最新 2024年度)
原価率
68.2%
売上原価 / 売上高
営業利益率
8.5%
営業利益 / 売上高
経常利益率
12.3%
経常利益 / 売上高
総資産回転率
0.57回
売上高 / 総資産
一人当たり売上
69.6百万円
売上高 / 従業者数
平均年収
516万円
人件費 / 従業者数
労働分配率
60.7%
人件費 / 付加価値
一人当たり付加価値
995万円
付加価値 / 従業者数
対応 収益性: 財務省 法人企業統計『化学工業』(中分類・2024年度) / 一人当たり売上: 総務省・経産省 経済センサス『化学工業』(中分類・2021年)
参照: 財務省 法人企業統計『製造業』(2024年度・全規模)
※ 政府統計(財務省 法人企業統計・経済センサス)は大分類・全規模・従業者数(パート等含む)ベースの平均値です。特定の中分類や上場企業群の実態とは乖離する場合があります。
出典: 財務省「法人企業統計」・総務省/経済産業省「経済センサス」(従業者数ベース・パート等を含む)
Listed Companies
医薬品・医療機器で上場している 57社
色が濃い領域 = 多くの企業が集中する規模帯。セル click で内訳
| ← 社会保険被保険者数 → | |||||
|---|---|---|---|---|---|
| ~10 | 10~50 | 50~100 | 100~1000 | 1000~ | |
| 総資産1兆+ | |||||
| 1000億~1兆 | |||||
| 100~1000億 | |||||
| 10~100億 | |||||
| 1~10億 | |||||
| ~1億 | |||||
Industry Profile
業界内企業の総資産分布と社会保険被保険者数の増減トレンド
業界内企業の総資産分布 (中央値と中央 50% のレンジ)
25億円中央値
中央 50% が 4.0億円 〜 155億円 の規模 ・ 最大 9.6兆円
規模別社数 (総資産バケット) — クリックで内訳
1 年前と現在の社会保険被保険者数を比較できる企業の増減
業界は 横ばい(平均 +7.3%)
雇用拡大 38%・縮小 34%
増減率別社数 (YoY) — クリックで内訳
Profitability by Size
医薬品・医療機器を含む業種の、資本金階級ごとの原価率・営業利益率・総資産回転率(大→小)
参照: 財務省 法人企業統計『製造業』(2024年度・資本金階級別)
| 規模 | 原価率 | 営業利益率 | 総資産回転率 |
|---|---|---|---|
| 10億円以上 | 78.0% | 6.6% | 0.68回 |
| 1億円以上 - 10億円未満 | 81.7% | 4.8% | 0.99回 |
| 1千万円以上 - 1億円未満 | 77.3% | 3.3% | 0.97回 |
| 1千万円未満 | 62.1% | -0.4% | 1.18回 |
出典: 財務省「法人企業統計」(資本金階級別の集計値)
Sales & Margin Trend
医薬品・医療機器を含む業種の売上高(兆円)と営業利益率(%)の長期推移
参照: 財務省 法人企業統計『製造業』(2013–2024年度)
棒=売上高(兆円)/右端=営業利益率。出典: 財務省「法人企業統計」
Market Concentration
上位5社で売上の 25.9%
医薬品・医療機器で売上判明 265 社中
売上判明企業(官報/EDINET 由来の決算データがある企業)ベースの集計です。未開示企業は含みません。
Recent Activity
医薬品・医療機器の企業の直近の動き
テレフレックスメディカルジャパン株式会社
2026/08テレフレックスメディカルジャパン株式会社は2026年5月に医療機器のリコールを実施
テレフレックスメディカルジャパン株式会社は2026年5月に医療機器のクラスII回収を発表、6月にVI Japan株式会社を吸収合併
株式会社R0
2026/08株式会社R0は2026年8月に株式会社エヌアールクラフトを吸収合併
商標出願と組織再編を進めています
宏輝株式会社
2026/08宏輝株式会社の直近動向:宏輝システムズ株式会社を合併
宏輝株式会社は2025年8月、宏輝システムズ株式会社を吸収合併。直近決算の純利益は3142万3000円、従業員数は緩やかに増加。
Journal
医薬品・医療機器に関連する Compalyze Journal の記事
Top by Sales
直近の売上が大きい順・最大 100 社
第一三共株式会社
上場売上 1.8兆円(2026/03)
第一三共株式会社は、「イノベーションに情熱を。ひとに思いやりを。」を企業理念に掲げ、世界中の人々の健康で豊かな生活に貢献する先進的グローバルヘルスケアカンパニーを目指しています。同社は医薬品の研究開発、製造、販売を主要事業とし、特に「イノベーティブ医薬品」を事業の中心に据え、抗悪性腫瘍剤「エンハーツ」や抗凝固剤「リクシアナ」など、がん領域や循環器領域を中心に革新的な医薬品を創出し、多様な医療ニーズに応えています。日本国内では「ワクチン事業」や、解熱鎮痛薬「ロキソニンS」、総合かぜ薬「ルル」などの「OTC医薬品/ヘルスケア製品」も展開し、幅広い顧客層に貢献しています。 同社の強みは、120年以上にわたる創薬の歴史で培われた「サイエンス&テクノロジー」と、患者さん中心の「Patient Centricity」の精神です。低分子化合物に加え、抗体や細胞を使用する高度な創薬技術を駆使し、未だ治療法が確立されていない疾病や、一人ひとりの特性に応じた治療が求められる領域に挑戦しています。 デジタルトランスフォーメーションを全社的に推進し、創薬から臨床開発、サプライチェーン、販売・情報提供に至る製薬バリューチェーン全体を革新しています。データドリブン創薬のためのAIやロボティックス技術の活用、リアルワールドデータを活用した臨床開発の品質向上、グローバルでの品質・需給生産情報の一元管理による安定供給、そして生成AIやチャットボットを活用した医療関係者・患者さんへの迅速かつ個別最適化された情報提供など、多岐にわたる取り組みを行っています。全社データ基盤「IDAP」を構築し、大規模言語モデルによるヒト遺伝子データ解析や数テラバイト規模のRWD高速処理を可能にすることで、データ駆動型経営を推進し、意思決定の質とスピードを向上させています。 さらに、将来の「Healthcare as a Service社会」を見据え、治療だけでなく健康促進・予防・予後ケアまでを含むトータルケアの実現を目指し、AI搭載献立支援サイト「ReTabell」を展開するなど、新たなヘルスケアソリューションの創出にも挑戦。堅牢なサイバーセキュリティ対策とグローバルガバナンス体制を整備し、高品質な医薬品の安定供給と信頼性の高い情報提供を通じて、世界中の患者さんの健康と豊かな生活に貢献し続けています。
中外製薬株式会社
上場売上 1.2兆円(2025/12)
中外製薬株式会社は、医薬品の研究、開発、製造、販売および輸出入を主要事業とする、独自の技術とサイエンスを強みとする研究開発型の製薬企業です。同社は「創造で、想像を超える。」をスローガンに掲げ、革新的な医薬品とサービスを継続的に患者さんへ提供することを目指し、イノベーションの継続的な創出に注力しています。特に、抗体エンジニアリング技術を駆使した抗体医薬品や、まだ治療法が確立されていない疾患領域に挑む中分子医薬品の開発において世界をリードする技術力を有し、国内抗体医薬品売上No.1の実績を誇ります。 同社の成長を牽引する3つのキードライバーは「RED SHIFT(研究と早期開発への経営資源シフト)」「DX(デジタルトランスフォーメーション)」「Open Innovation(オープンイノベーション)」です。デジタルの活用により、革新的な新薬創出やバリューチェーン全体の効率化を推進し、外部連携にも積極的に取り組んでいます。創薬研究の拠点である「中外ライフサイエンスパーク横浜」では、標的分子の探索からリード物質の創出・最適化、前臨床開発研究、育薬研究までを一貫して行い、がん治療における「個別化」の時代への対応や、脊髄性筋萎縮症、顔面肩甲上腕型筋ジストロフィー、デュシェンヌ型筋ジストロフィーなどの重篤な疾患に対する治療薬開発に尽力しています。 ビジネスモデルの根幹には、ロシュ社との戦略的アライアンスがあります。この提携により、ロシュ製品の国内販売で安定した収益基盤を確立し、その資源をより挑戦的な革新的な研究開発やオリジナルプロジェクトに集中投資することが可能となっています。また、ロシュとの創薬プラットフォーム共有により研究効率も向上させ、グローバル展開を加速しています。同社は「患者中心の高度で持続可能な医療の実現」をビジョンに掲げ、社会課題の解決を通じてステークホルダーと共有価値を創造し、共に発展していくことを目指しています。Breakthrough Therapy指定9回、売上に占める革新的な新薬の割合67%、自社創製品のグローバル承認国数110カ国以上といった実績は、同社の高いイノベーション能力とグローバルでの貢献度を示しています。
アステラス製薬株式会社
上場売上 8,881億円(2026/03)
アステラス製薬株式会社は、医療用医薬品の研究開発、製造、販売を世界70以上の国と地域で行うグローバルライフサイエンス企業である。同社は、がん、眼科疾患、泌尿器疾患、免疫疾患、ウィメンズヘルスを主要領域とし、アクラシノン、ベタニス、ビーリンサイト、イベニティ、エベレンゾ、グラセプター、ハルナール、イリボー、アイザベイ、キックリン、リンゼスなどの医療用医薬品を扱う。対象顧客・利用者は医療機関、医療従事者、患者であり、患者体験や医療ニーズ、医療行為を左右する要因の把握を治療法と医療サービスの開発に反映する。 研究開発では、2025年度の売上収益2兆1,392億円の14.7%を研究開発プログラムへ投じ、治療選択肢が不足する疾患に向けた新薬とヘルスケアサービスの創出を進める。幹細胞研究、ヒトゲノム編集、臨床試験、デジタル技術を活用し、外部の研究機関や企業を含む世界各地のパートナーとの協働によって科学的成果の実用化を図る。医薬品の販売収益を研究開発へ再投資し、開発候補の探索から臨床開発、承認取得、供給までをグローバルに展開する事業構造を持つ。 デジタルヘルス分野では、デジタル技術を研究開発や患者支援を含む事業基盤へ導入し、医薬品だけに限定されない医療上の価値創出に取り組む。医薬品の安全性管理、臨床試験データの開示、偽造医薬品対策も事業運営に組み込み、医療関係者、医療機関、患者団体との金銭的関係を各国の法令・業界規範に基づいて公開する点にも特徴がある。全世界で14,000人以上を擁する研究開発・供給体制と、複数の重点疾患領域にまたがる製品群が事業基盤を支える。
富士フイルム株式会社
上場売上 8,706億円(2026/03)
富士フイルム株式会社は、同社の事業を継承した富士写真フイルム株式会社の技術資産を基盤に、ヘルスケア、エレクトロニクス、イメージングの順で事業を構成する。ヘルスケア分野では、医療機関や検査施設、製薬・バイオ企業を対象に、MRI・CT、X線画像診断、マンモグラフィ、内視鏡、超音波診断、臨床検査、医療AIなどのメディカルシステムを扱う。医薬品・再生医療・創薬支援にも関与し、バイオ医薬品の開発・製造を受託するバイオCDMOや、材料・試薬を含むライフサイエンス関連事業を手掛ける。 エレクトロニクス分野では、半導体メーカーやディスプレイ関連企業、製造業に向けて半導体材料、ディスプレイ材料、インクジェット関連材料、検査・測定製品を供給する。イメージング分野は、個人利用者向けのデジタルカメラ、チェキ、写真フィルム、写真プリントに加え、放送局、映像制作会社、印刷会社、広告・ディスプレイ事業者向けの映像制作用カメラ、4K対応FUJINONレンズ、印刷機器などを展開する。さらに、LTO磁気テープによるデータ保管、遠望カメラ、光学デバイスも扱う。製品販売に加えて保守・関連サービス、材料供給、研究開発・製造受託を組み合わせる事業構造を持ち、写真分野で蓄積した画像処理、光学、精密化学、材料技術を医療・半導体・映像分野へ展開できる点を強みとする。富士フイルムグループは2024年1月に創立90周年を迎えており、長期に蓄積した技術を複数の産業市場へ応用している。
大塚製薬株式会社
上場売上 6,656億円(2025/12)
大塚製薬株式会社は、同社が掲げるトータルヘルスケアの考え方に基づき、疾病の治療に関わる医薬品領域と、健康の維持・増進を支える栄養製品・飲料・セルフコンディショニング食品・薬用スキンケアの研究開発、製造、販売を行う。栄養製品では、体液に近いイオンバランスのポカリスエット、栄養調整食品のカロリーメイトやSOYJOY、植物由来成分ケンフェロールを含む/zerozなどを展開する。ポカリスエットについては、糖質と電解質による水分吸収や体内保持を検証し、大学・研究機関との共同研究を含む40件超の研究データを蓄積している。 法人向けには「健康経営つながるサポート ONLINE」と「ONLINE PRO」を設け、健康経営優良法人の認定取得・維持支援、生活習慣チェック、健康教育コンテンツ、管理栄養士による食事・栄養セミナー、活動計画の設計、カタログギフトを組み合わせる。2022年の開始以降、利用者は1万7,000人を超え、2025年度の利用企業における健康経営優良法人認定取得率は97%である。スキンケア領域では、皮膚科学と製薬技術を基盤に、独自成分AMPとLVCを配合したサクラエの薬用美白美容液やインナーシグナルを通信販売する。個人向け製品販売と法人向け健康支援プログラムを事業の柱とし、研究成果を製品機能や健康教育へ展開する点に特徴がある。
武田薬品工業株式会社
上場売上 5,916億円(2026/03)
武田薬品工業株式会社は、革新的な医薬品の研究開発、製造、販売、マーケティング、輸出入をグローバルに展開する製薬企業です。同社は「人々のより良い健康と、より輝かしい未来のために」という目的を掲げ、患者さん中心の価値観に基づき、生命を脅かす疾患に対する画期的な治療法の発見と提供に注力しています。主要な事業領域としては、消化器系疾患および炎症性疾患、希少疾患(免疫疾患、血液疾患、代謝性疾患、ライソゾーム蓄積症など)、血漿分画製剤、オンコロジー(がん)、神経科学、そして感染症に対するワクチン開発に力を入れています。これらの領域において、同社は科学的知見と技術革新を推進し、未だ満たされない医療ニーズに応えることを目指しています。特に、希少疾患やがんといった複雑な疾患に対しては、患者さんのインスピレーションとあらゆる場所からのイノベーションを原動力として、治療法の変革に貢献しています。また、同社の企業理念である「タケダイズム」(誠実、公正、正直、不屈を核とする)と「患者さん・人・地球」へのコミットメントは、持続可能で患者さん中心の成長戦略の基盤となっています。グローバルな研究開発体制と多様なポートフォリオを通じて、世界中の患者さんの生活を向上させることを使命としています。
小野薬品工業株式会社
上場売上 4,589億円(2026/03)
小野薬品工業株式会社は、「病気と苦痛に対する人間の闘いのために」という企業理念のもと、独創的かつ革新的な新薬を創造するグローバルスペシャリティファーマです。同社は、がん、免疫、神経、スペシャリティといった医療ニーズの高い重点領域に特化し、研究開発を推進しています。特に、1990年代からがん免疫分野への挑戦を始め、世界初の抗PD-1抗体「オプジーボ」を創製するなど、未踏の地を切り拓く創薬力と実績を誇ります。また、プロスタグランジン分野でも12の世界初の医薬品を生み出しました。同社の強みは、30年以上前から産学連携を進めてきた「超積極的なオープンイノベーション」にあり、国内外のトップサイエンティストやバイオベンチャーとの共同研究・創薬提携を約150件(2025年3月末時点)実施しています。AIを活用した創薬研究にも取り組み、新薬候補の探索や化合物創製の短期化、成功確率の向上を図っています。グローバル展開を加速しており、韓国、台湾で自社販売体制を確立し、さらに欧米市場での展開を強化しています。2024年には米国バイオ医薬品企業Deciphera社を買収し、がん領域のパイプラインと欧米での販売力を飛躍的に向上させました。これにより、消化管間質腫瘍治療剤「キンロック」や腱滑膜巨細胞腫治療剤「ロンビムザ」などの製品を獲得し、中枢神経系原発リンパ腫を対象とした「ベレキシブル錠」の米国上市も目指しています。事業活動は、高品質な医薬品の安定供給を目的とした生産、的確な情報提供・収集活動、製品価値向上のための信頼性保証、企業基盤強化のためのデジタル・IT活用に及びます。対象顧客は、患者さん、医師、薬剤師、看護師などの医療関係者、そして一般消費者です。さらに、機能性表示食品「REMWELL」や、がん患者さんの心のケアやヘルスケアリテラシー向上をサポートするデジタルツール「michiteku」「michiteku YOHA」の提供、ヘルスケア分野のベンチャー企業への投資を通じて、事業ドメインの拡大にも挑戦し、次世代ヘルスケア事業の実現に貢献しています。同社は、革新的な医薬品を世界中の患者さんに届け、持続可能な社会の実現を目指しています。
田辺ファーマ株式会社
上場売上 4,236億円(2025/03)
田辺ファーマ株式会社は、医療用医薬品を中心とした医薬品の製造・販売を主要事業とする研究開発型創薬企業です。1678年に大阪の道修町で「たなべや薬」の製造販売業を開始して以来、340年以上にわたり、世界中の患者さんへ数多くの医薬品を届けてきました。同社のMISSIONは「病と向き合うすべての人に、希望ある選択肢を。」であり、この使命のもと、科学に基づいた新しい治療法を確立し、それを社会に実装して患者さんやそのご家族に届けることを「貢献」と位置づけています。同社は、医薬品の研究開発から製造、そして販売に至るまでの一貫した事業活動を展開しています。特に、医療ニーズの高度化や創薬モダリティの多様化により新薬開発の難易度が高まる現代において、研究開発力の強化、外部連携の推進、ならびに新たな価値創造に積極的に取り組んでいます。2025年7月1日からはヘルスケア分野における豊富な投資実績と知見を有するベインキャピタルの一員となり、持続的な成長を加速させる体制を構築しています。品質面では、「世界に通用する品質システムを構築し、高品質で信頼される製品の安定供給を通じて、健康で豊かな暮らしを願う世界の人々に貢献する」ことを品質方針として掲げ、患者さんの安全を最優先に、科学的知見に基づいた品質保証を徹底しています。全国に営業拠点を展開するほか、横浜、湘南、小野田に研究拠点を有し、日本全国の医療機関や医療関係者、そして患者団体等との連携を深めながら事業を進めています。グローバルな視点では、北米、欧州、中東、アジアにも事業を展開しており、世界中の未だ満たされない医療ニーズに応えるべく、医薬品の創製を通じて希望ある選択肢を提供し続けることを目指しています。
アストラゼネカ株式会社
売上 4,198億円(2025/12)
アストラゼネカ株式会社は、「サイエンスの限界に挑み、患者さんの人生を変える医薬品をお届けする」ことをパーパスとするグローバル製薬企業です。同社は医療用医薬品の開発、製造、および販売を主要事業としており、特にオンコロジー(がん)、循環器・腎・代謝疾患、呼吸器・免疫疾患、ワクチン・免疫療法といった幅広い治療領域において革新的な医薬品を提供しています。国内では、滋賀県米原市に製造拠点である米原工場を、大阪府と埼玉県に物流センターを構え、安定した医薬品供給体制を確立しています。 同社のビジネスモデルは、最先端の科学研究に基づいた医薬品開発に注力し、国内外の企業や大学、研究機関との戦略的なパートナリングを通じて、新たな治療法の創出を目指しています。医療情報担当者による活動は、医師や医療関係者への科学的根拠に基づいた情報提供に留まらず、地域医療連携のサポートや、デジタル技術を活用した患者さん向け情報提供(AI型Webサービス「アズポート」、母子手帳アプリ『母子モ』連携によるRSウイルス感染症情報提供、「わかる卵巣がん」「わかる乳がん」LINEアカウント、高カリウム血症治療支援フードスキャナーAIアプリ、COPD早期受診促進「スギサポウォーク」アプリ活用など)にも力を入れています。MRの働き方改革として営業所を廃止し、直行直帰やバーチャルオフィスを導入することで、柔軟な働き方を推進しつつ、患者さん中心の医療貢献を目指しています。 同社は、患者さんとそのご家族、そして医療関係者を主要な顧客層とし、2024年には日本国内で5,141億円の売上高を達成し、119件の国内開発プロジェクトを進行させるなど、強固な実績を誇ります。また、インクルージョン&ダイバーシティを重要な戦略と位置づけ、従業員の多様な働き方を支援。さらに、フェアトレード・ワークプレイス登録第1号企業として、人権や環境に配慮した責任ある購買を実践するなど、持続可能な社会への貢献にも積極的に取り組んでいます。
ニプロ株式会社
上場売上 4,147億円(2026/03)
ニプロ株式会社は、「すべてのいのちに、よろこびを。」を企業理念に掲げ、医療機器、医薬品、ファーマパッケージング、そして再生医療の四つの主要事業をグローバルに展開する総合医療メーカーです。同社の強みは、医療機器、医薬品、ファーマパッケージングの三位一体での事業展開にあり、これに再生医療を新たな事業の柱として注力しています。医療機器事業では、人工腎臓(ダイアライザ)をはじめ、注射針、輸液セット、シリンジ、カテーテル、真空採血管など多岐にわたる製品を提供し、医療現場のニーズに応えています。特にダイアライザにおいては、コイル型から中空糸型へと技術革新をリードしてきました。また、病院内システム「HN LINE®」や在宅医療システム「ハートライン」といった「ニプロ総合医療ネットワーク」を通じて、医療現場のデジタルトランスフォーメーションと働き方改革を支援しています。医薬品事業では、先進領域の医薬品からジェネリック医薬品まで、品質にこだわった製品開発・製造を行い、患者さんの健康維持に貢献。ファーマパッケージング事業では、医療用ガラス管、バイアル、アンプル、プレフィルラブル硝子シリンジなどの医薬品一次包装材料を、自社開発の高能力生産設備とGMPに基づく厳格な品質管理システムにより「世界品質」で提供し、製薬会社の信頼を得ています。再生医療事業では、脊髄損傷治療などに用いられる再生医療等製品の研究開発・製造を進め、未来の医療を切り拓く可能性を追求しています。同社は「意欲」を社是とし、患者さんやユーザー目線に立った製品・技術の創造革新を追求。国内外に研究開発拠点、製造工場、販売拠点を持ち、「地産地消」の考え方に基づいたグローバルな生産・販売ネットワークを構築することで、世界中の人々の健康を支え、安定供給に寄与しています。さらに、医療従事者向けの専門研修施設「ニプロiMEP」を運営し、医療技術の向上と医療安全の充実に貢献するなど、多角的なアプローチで社会貢献を目指しています。
塩野義製薬株式会社
上場売上 3,885億円(2026/03)
塩野義製薬株式会社は、1878年に薬種問屋として創業し、以来140年以上にわたり人々の健康に貢献してきた創薬型製薬企業です。同社の主要事業は、医薬品、臨床検査薬・機器の研究、開発、製造、販売であり、特に感染症領域において強みを発揮しています。これまでに、世界初のオキサセフェム系抗生物質「シオマリン」や、高コレステロール血症治療薬「クレストール」、抗HIV薬「テビケイ」、抗インフルエンザウイルス薬「ゾフルーザ」、新型コロナウイルス感染症治療薬「ゾコーバ」など、数多くの革新的な医薬品を創出し、グローバルに提供してきました。 近年では、従来の「創薬型製薬企業」の枠を超え、「ヘルスケアプロバイダー」および「HaaS(Healthcare as a Service)企業」への変革を推進しています。この変革の一環として、医薬品提供に加えて、社会課題解決に資するヘルスケアソリューションの提供にも注力しており、例えば、薬剤耐性(AMR)対策への取り組みや、新型コロナウイルス感染症の流行時に開始した下水疫学調査サービスなどが挙げられます。同社は、2030年ビジョン「新たなプラットフォームでヘルスケアの未来を創り出す」を掲げ、HIVビジネス、COVID-19治療薬、新製品・新規事業を成長の柱とし、多様なパートナーとの協創を通じて、医療用医薬品以外のサービスも拡大することで、患者や社会の抱える困り事を包括的に解決することを目指しています。 同社は、研究開発から製造、販売に至るまで一貫した体制を構築し、製品の品質と安全性に高い基準を設けています。顧客は国内外の医療機関、医療関係者、そして最終的な患者であり、これらのステークホルダーに対して、科学的根拠に基づいた正確な情報提供と倫理的な事業活動を徹底しています。グローバル展開も積極的に進めており、米国、欧州、中国、台湾など世界各地に拠点を持ち、国際的な医療ニーズに応えるための活動を展開しています。
エーザイ株式会社
上場売上 3,863億円(2026/03)
エーザイ株式会社は、医薬品の研究・開発・生産・物流・販売を中核に、一般用医薬品、医薬部外品、健康食品、衛生用品まで扱う製薬会社である。同社は、チョコラBB、パリエットS、セルベール、ナボリン、トラベルミン、ザーネ、ユベラなどを展開し、肌荒れ、口内炎、疲労、胃痛、関節痛、眼精疲労、乗り物酔い、乾燥肌といった生活者の症状やセルフケア需要に対応する。チョコラBBブランドは1952年の発売から70年以上の歴史を持ち、医薬品や医薬部外品を中心に製品開発と改良を重ねている。 健康食品分野では、血圧が高めの人向けのヘルケア、食後血糖値・中性脂肪・内臓脂肪・BMIに着目した糖脂ブロック、尿酸ガード、血管サラケア、美容向けの美チョコラシリーズなどを通信販売する。食品GMP認定工場で原料受け入れから出荷までを管理し、ロット単位の成分量・風味検査や安全性確認を行う点が強みである。持続型抗菌成分Etakを用いたイータックシリーズでは、家庭、飲食店、介護現場などを対象に、スプレーやウエットシートによる除菌・抗菌用品も扱う。医療用医薬品を含む研究開発型製薬事業に加え、店頭販売と自社通販の定期購入を組み合わせ、個人利用者へ継続的に製品を販売する事業構成に特徴がある。美チョコラシリーズは2013年1月から2023年4月までの累計出荷数が500万個を超えている。
キヤノンメディカルシステムズ株式会社
売上 3,317億円(2025/12)
キヤノンメディカルシステムズ株式会社は、医療用機器の開発、製造、販売、および技術サービスをグローバルに展開する企業です。同社は、X線診断システム、CTシステム、MRIシステム、超音波診断システム、放射線治療装置、核医学診断システム、検体検査システム、ヘルスケアITソリューションなど、幅広い医療機器とソリューションを提供し、医療現場の多様なニーズに応えています。 特に画像診断分野では、心臓・脳血管領域から一般血管領域まで対応するX線アンギオグラフィ装置、高精度な診断を可能にするAquilionシリーズのComputed Tomography スキャナ、VantageシリーズのMagnetic Resonance Imaging システム、Aplioシリーズの超音波診断装置など、多岐にわたる製品ラインナップを誇ります。また、X線TV、デジタルラジオグラフィ、マンモグラフィ、回診用X線装置といった一般X線撮影システムも提供し、疾病の早期発見に貢献しています。分子イメージング分野ではCartesion PrimeやGCA-9300R、放射線治療分野ではVersa HDやElekta Harmony/Infinityといった治療ソリューションを提供し、診断から治療まで一貫した医療プロセスを支援します。検体検査システムでは、様々なテストクラスに対応する自動分析装置と関連用品を提供し、Clinical Laboratory分野を支えています。 さらに、ヘルスケアITソリューションとして、医療情報ソリューション「Vitrea」、医用画像解析ワークステーション、放射線部門・循環器部門の画像ソリューション、病院ソリューションを提供し、医療現場の効率化と高度化を推進しています。POCTソリューションでは、新型コロナウイルス抗原検査キット「Rapiim」シリーズや、迅速遺伝子検査システム「Genelyzer KIT」など、感染症対策に貢献する製品も開発・提供しています。 同社は「Made for Life」を経営スローガンに掲げ、患者と医療従事者のために、より良いソリューションを提供することを目指しています。世界190以上の国や地域に販売網を持ち、主要海外現地法人15社、90代理店を通じてグローバルに事業を展開。医療先進国との連携による共同研究・共同開発を通じて技術革新にも注力しており、医療の課題解決に貢献する強固なビジネスモデルを確立しています。対象顧客は、病院、クリニック、検査機関などの医療機関および医療従事者です。
ノバルティスファーマ株式会社
売上 3,232億円(2025/12)
ノバルティスファーマ株式会社は、グローバルな革新的医薬品企業であるノバルティスグループの一員として、日本において医薬品の研究、開発、製造、販売を行っています。同社は、世界中で人々の生活を改善し、寿命を延ばすことを目的として、医療の未来を再構築することを使命としています。特に、心血管・腎臓・代謝性疾患、免疫学、神経科学、腫瘍学といった高いアンメットメディカルニーズを持つ主要な治療領域に注力し、革新的な医薬品を提供しています。 同社の強みは、化学、バイオ医薬品、xRNA、放射性リガンド療法、遺伝子・細胞療法といった最先端の技術プラットフォームを活用した研究開発力にあります。これにより、低分子合成化合物から生物由来の医薬品、遺伝子や細胞を標的とする治療法まで、幅広いアプローチで疾患の治療法を開発しています。患者さん、医療従事者、介護者、そして社会全体を対象に、画期的な治療薬をより多くの人々に届けるためのアクセス向上にも取り組んでいます。例えば、COVID-19パンデミック時には、研究支援、ワクチン生産協力、必須医薬品の安定供給、コミュニティ支援など、多岐にわたる貢献を行いました。日本においても、患者さんや一般の方々、医療関係者向けに医薬品情報や治験情報を提供し、医療の発展に寄与しています。
協和キリン株式会社
上場売上 2,973億円(2025/12)
協和キリン株式会社は、医療用医薬品の研究・開発・製造・販売および輸出入を主要事業とする、日本発のグローバル・スペシャリティファーマです。同社は「ライフサイエンスとテクノロジーの進歩を追求し、新しい価値の創造により、世界の人々の健康と豊かさに貢献する」という経営理念のもと、病気と向き合う人々にLife-changingな価値の継続的な創出を目指しています。特に、アンメット・メディカル・ニーズの高い疾患領域に注力しており、骨・ミネラル、血液がん・難治性血液疾患、希少疾患を重点分野としています。同社の強みは、先進的な抗体技術やバイオテクノロジー、さらには造血幹細胞遺伝子治療を含む多様なモダリティを駆使した創薬にあります。研究開発から生産、品質保証まで一貫した体制を構築し、世界トップクラスの製品品質とオペレーショナルエクセレンスを追求しています。患者さんを中心においた医療ニーズへの対応を重視し、医薬品に留まらない社会の医療ニーズに応えるべく、疾患に関する深い知見と最先端の科学・技術を応用しています。オープンイノベーションやパートナー連携も積極的に活用し、画期的な新薬の創出と提供を通じて、患者さんの生活の質の劇的な向上に貢献しています。
ヤンセンファーマ株式会社
売上 2,953億円(2025/12)
ヤンセンファーマ株式会社は、Johnson & Johnsonの医療用医薬品部門「Johnson & Johnson Innovative Medicine」の日本法人として、医療用医薬品の研究開発、臨床開発、製造、承認取得および販売を担う。同社は、がん、免疫疾患、神経疾患、心肺領域、感染症を重点分野とし、重篤な疾患や既存治療で十分な効果を得にくい疾患に対する治療薬の開発を主軸に置く。患者の治療経験や医療現場の課題を研究テーマへ反映し、科学的根拠に基づく新薬候補を臨床試験で評価したうえで、日本の医療機関へ供給する事業を行う。 医療従事者、医療機関、患者団体、研究機関、医薬品開発企業などを主な連携先とし、製品情報の提供、副作用報告の受付、製品品質に関する相談対応、患者支援プログラムにも取り組む。研究開発では、EGFR・MET標的治療、CAR-T細胞療法、二重特異性抗体、免疫グロブリンG自己抗体を標的とする治療など、腫瘍免疫や自己免疫疾患に関する技術を活用する。自社研究に加えて外部企業との共同開発や技術導入、企業買収を組み合わせ、開発品の承認取得後に医療用医薬品として販売し、継続的な安全性監視と品質管理を行うビジネスモデルに特徴がある。グローバルな研究開発基盤と日本の臨床・薬事体制を接続し、新規作用機序の治療薬を国内医療へ導入できる点を強みとする。
ジョンソン・エンド・ジョンソン株式会社
売上 2,812億円(2025/12)
ジョンソン・エンド・ジョンソン株式会社は、総合医療・健康関連用品の輸入・製造販売を主要事業とする企業です。同社は社内カンパニー制を導入し、メディカル カンパニー(メドテック)とビジョンケア カンパニーの二つの事業分野を展開しています。さらに、ジョンソン・エンド・ジョンソングループの一員として、医薬品部門であるJohnson & Johnson Innovative Medicineとも連携し、幅広いヘルスケアニーズに応えています。 メディカル カンパニー(メドテック)は、外科、整形外科、心疾患、脳血管疾患といった多岐にわたる診療領域向けに、先進的な医療機器とソリューションを提供しています。具体的には、創傷管理や低侵襲手術を支える縫合糸、ステイプラー、超音波メス、電気メス、止血材などの製品群に加え、脳梗塞や心不全の予防に貢献する心房細動のカテーテルアブレーション治療技術、脳血管障害治療製品などを展開。130年以上の歴史に裏打ちされた革新的な製品開発力と、日本人医師のニーズに合わせた製品開発への注力、そして最先端の医療機器トレーニング施設「ジョンソン・エンド・ジョンソン インスティテュート」を通じた医療従事者への教育サービス提供が強みです。これにより、医療現場の安全性と質の向上、患者のQOL維持・向上に貢献しています。 ビジョンケア カンパニーは、幼少期から老年期まであらゆる世代の「目の健康」を守る取り組みに注力し、「クオリティ・オブ・ビジョン」の向上を目指しています。同カンパニーは、世界初の使い捨てコンタクトレンズ「アキュビュー®」シリーズを展開し、近視・遠視・乱視・老視など多様な視力補正ニーズに対応。また、サージカル ビジョン ジャパンとして、白内障手術やレーザー屈折矯正などの眼科手術用領域において、単焦点・多焦点眼内レンズをはじめとする革新的な製品とサービスを提供し、眼科手術領域のリーディングカンパニーとしての地位を確立しています。 ジョンソン・エンド・ジョンソングループの医薬品部門であるJohnson & Johnson Innovative Medicineは、循環器疾患、代謝・網膜疾患、免疫疾患、感染症・ワクチン、精神・神経疾患、がん、肺高血圧症といった深刻な病気と複雑な医学上の課題に対し、科学の力と画期的な発想力で革新的な医薬品と効果的な治療法を患者に届けています。同社は、医療従事者や患者、そして一般消費者を主な顧客層とし、デジタルテクノロジーやデータサイエンスを活用したイノベーションを推進することで、人々の健康寿命の延伸とウェルビーイングの実現に貢献しています。
日本イーライリリー株式会社
売上 2,780億円(2025/12)
日本イーライリリー株式会社は、世界的な製薬企業であるイーライリリー・アンド・カンパニーの日本法人として、革新的な医薬品の研究、開発、製造、販売を通じて、日本の患者さんの生活の質の向上に貢献しています。同社は、糖尿病、がん、神経科学(アルツハイマー病を含む)、免疫疾患、内分泌疾患、肥満症など、多岐にわたる疾患領域において、画期的な治療薬を提供しています。特に糖尿病領域では、100年以上にわたる歴史と実績を持ち、インスリン製剤の提供や、患者さんのアクセス向上に向けた取り組みも行っています。同社の事業活動は、厳格な倫理原則に基づいた医療研究の実施、高品質かつ安全な医薬品の提供、そして患者さんへの医薬品アクセスを確保するための支援プログラムの展開を特徴としています。また、サプライヤーとの強固な連携を通じて、安定した医薬品供給体制を構築し、社会貢献活動にも積極的に取り組んでいます。これらの活動を通じて、同社は日本の医療現場と患者さんのニーズに応え、より健康で活動的な生活を送るための支援を継続しています。
HOYA株式会社
上場売上 2,555億円(2026/03)
HOYA株式会社は、1941年に光学レンズメーカーとして創業して以来、高度な光学技術を軸に事業を多角化し、「ライフケア」と「情報・通信」の二つの主要事業領域でグローバルに展開する企業です。ライフケア事業では、メガネレンズ、コンタクトレンズ、白内障用眼内レンズといった目の健康課題を解決する製品に加え、医療用内視鏡、整形外科用インプラント、低侵襲治療用手術器具などのメディカル関連製品を提供し、世界中の人々の健康と生活の質の向上に貢献しています。特に医療用内視鏡分野では、ペンタックスとの統合により事業を拡大し、診断から治療までをサポートする製品群を展開しています。一方、情報・通信事業では、半導体の微細化に不可欠な高精度マスクブランクスやフォトマスク、ビッグデータ社会を支えるHDD用ガラス基板、さらには光学ガラス材料、光学レンズ、色ガラスフィルター、UV照射システム、印刷用LED-UV照射器といった映像関連製品を提供し、先端技術革新を支えています。同社は、ガラス組成技術、熔解技術、成型技術、研磨技術、薄膜技術、微細加工(リソグラフィー技術)、光学設計、オプトメカトロニクス技術、高分子材料開発技術、画像処理技術といった多岐にわたるコア技術を強みとし、約40か国に拠点を持ち、3万7千人を超える社員が社会に不可欠な製品とサービスを提供することで、健やかで豊かな社会づくりに貢献しています。常に市場の創造と革新を追求し、「より良い未来のためにイノベーションを」というビジョンを掲げ、持続的な企業価値向上を目指しています。
住友ファーマ株式会社
上場売上 2,495億円(2026/03)
住友ファーマ株式会社は、「人々の健康で豊かな生活のために、研究開発を基盤とした新たな価値の創造により、広く社会に貢献する」ことを理念とする研究開発型製薬企業です。同社は、医療用医薬品等の製造および販売を主要事業とし、革新的な医薬品と医療ソリューションの創出に注力しています。特に、精神神経領域、がん領域、糖尿病領域、希少疾病領域を重点疾患領域と定め、低分子化合物から再生・細胞医薬(iPS細胞由来製品を含む)まで多様なモダリティを活用した創薬研究と製品開発を推進しています。 同社のバリューチェーンは、基礎研究から非臨床試験、臨床試験(治験)、生産・品質管理、営業・マーケティング、信頼性保証、メディカルアフェアーズ、M&A・提携に至るまで多岐にわたります。グローバル開発体制のもと、コンパクトな開発戦略で早期の承認取得を目指し、厳しい品質管理のもとで高品質な医薬品を安定的に供給しています。日本と米国を主要市場とし、それぞれの地域に適した情報提供活動を展開。MR(医薬情報担当者)やマルチメディアを通じて、医療関係者や患者さん・ご家族へ医薬品の適正使用や疾患理解のための専門性の高い情報を提供しています。 強みとしては、革新的な新薬候補化合物の創出を追求する「研究開発力」、プロフェッショナル人事制度や全社的教育プログラムで育成された「人材」、そして日本と米国に重点を置く「グローバル基盤」の3つを挙げています。再生・細胞医薬分野では、iPS細胞由来ドパミン神経前駆細胞「アムシェプリ」の開発を進め、パーキンソン病治療への貢献を目指しています。また、バイオプロセス技術、ドラッグデリバリーシステム、核酸医薬、コンピューターシミュレーション、独自の製剤技術(OPUSGRAN®技術、ナノ粒子化技術)など、最先端技術を積極的に活用し、患者さんのQOL向上に資する高付加価値製剤の創生に取り組んでいます。これらの活動を通じて、アンメット・メディカル・ニーズに応え、社会の持続性と企業価値の向上を両立する「グローバル・スペシャライズド・プレーヤー」を目指しています。
ファイザー株式会社
売上 2,461億円(2025/11)
ファイザー株式会社は、世界をリードする研究開発型の製薬企業として、革新的な医療用医薬品やワクチンの研究、開発、製造、販売を日本国内で展開しています。同社は「患者さんの生活を大きく変えるブレークスルーを生みだす」という企業目的のもと、一人でも多くの患者さんが健康でいられる社会の実現を目指し、QOL向上と健康寿命増進に貢献しています。主要な事業領域は、抗悪性腫瘍剤(例:去勢抵抗性前立腺がん治療薬「ターゼナ®カプセル」、HER2陽性乳がん治療薬「ツカイザ®」)、抗ウイルス薬(例:COVID-19治療薬「パキロビッド®パック」)、RSウイルスワクチン「アブリスボ®筋注用」、新型コロナワクチンなど多岐にわたります。また、希少疾病や円形脱毛症といった領域においても、治療薬の開発や疾患啓発に取り組んでいます。 同社は医薬品の提供に留まらず、社会全体のヘルスリテラシー向上にも注力しており、子どもたちへの「薬育」活動や、高齢者を含む一般市民向けのヘルスリテラシー啓発セミナーを自治体や患者団体と連携して実施しています。特に「がんより、人生。」プロジェクトでは、がん患者さんが治療を続けながら自分らしい人生を送れるよう、がんに対する社会のイメージ変革を目指し、信頼できる情報発信を行っています。医薬品の品質・安全性・安定供給を最優先とし、薬剤耐性への対策や治験情報の公開にも積極的に取り組むことで、患者さんが安心して医薬品を使用できる環境づくりに貢献しています。さらに、ダイバーシティ、エクイティ&インクルージョンを推進し、社員一人ひとりが能力を発揮できる職場環境の整備にも力を入れています。
サノフィ株式会社
売上 2,403億円(2025/12)
サノフィ株式会社は、AIを活用した研究開発型のグローバルバイオ医薬品企業として、人々の暮らしをより良くするため、革新的な医薬品やワクチンの創出、開発、製造販売、輸入を手掛けています。同社は、免疫疾患、先天性疾患・希少疾患、オンコロジー、糖尿病、循環器疾患、内科系疾患、中枢神経系疾患といった多岐にわたる治療領域に注力し、アンメットメディカルニーズに応える新薬を患者や医療現場に届けることを使命としています。特に、ワクチン分野ではポリオ、インフルエンザ、髄膜炎、狂犬病ワクチンなどで実績を持ち、mRNA技術も活用して次世代ワクチンの開発を進めています。また、糖尿病領域では100年以上の歴史を持ち、インスリン製剤の提供を通じて多くの患者の生活を支えています。 同社は、医薬品の適正使用推進のため、大学や医療機関、研究機関と連携し、基礎研究から臨床開発、市販後の情報収集、安全対策まで一貫した活動を展開しています。また、社会貢献活動にも積極的であり、医療への信頼構築を目指すグローバルイニシアチブ「A Million Conversations」を通じて、マイノリティの人々と医療関係者間の対話を促進し、多様な医療従事者の育成を支援しています。さらに、糖尿病の子どもたちの学校生活をサポートする「KiDS Project」や、低所得国への必須医薬品提供、障がい者雇用を推進する「ラ・メゾンビジネスサポートセンター」の運営など、ヘルスケアへの公平なアクセス向上、地球環境保護、ダイバーシティ、エクイティ&インクルージョンを重視した持続可能な社会の実現にも貢献しています。
日本チバガイギー株式会社
売上 2,308億円(2025/12)
日本チバガイギー株式会社は、スイスに本拠を置く世界的な製薬企業ノバルティスの医薬品部門の日本法人として、高品質な医薬品の安定供給を主要事業としています。同社は、患者に安全で効果的な医薬品を届けるため、日々の生産活動に注力しており、特に兵庫県丹波篠山市にある篠山工場は、放射性リガンド療法に用いられる治療薬の国内製造拠点として重要な役割を担っています。この工場では、医薬品の検査や包装といった最終工程までを一貫して行い、製品の品質と安全性を確保しています。 また、同社は環境負荷低減にも積極的に取り組んでおり、ネットゼロ排出目標達成に向けた施策として、ヒートポンプの導入など様々な環境配慮型生産プロセスを推進しています。ノバルティスグループの一員として、グローバルな知見と技術力を背景に、医薬品製造における高い専門性と品質管理体制を確立しています。従業員に対しては、ノバルティスが提供する語学、PCスキル、リーダーシップ、専門スキルに関するオンライン研修機会を提供し、個々の能力開発を支援する体制を整えています。
興和株式会社
上場売上 2,232億円(2026/03)
興和株式会社は、明治27年(1894年)創業の歴史を持つ多角的な事業を展開する企業です。同社の事業は、産業関連事業部、生活関連事業部、医薬事業部、ホスピタリティ事業部の四つの主要部門から構成されており、健康と環境を経営ビジョンの柱としています。医薬事業部では、フックス角膜内皮変性症治療剤「K-321」のグローバル第Ⅲ相臨床試験を進めるなど、革新的な医薬品の研究開発に注力しています。また、一般用医薬品として「ウナ コーワ エースプレミアム クリームタイプ」や「新リビメックス コーワ W軟膏/クリーム」といった製品の製造・販売も手掛けており、幅広い顧客層の健康維持に貢献しています。生活関連事業部では、消費者の日常生活を豊かにする製品やサービスを提供しており、健康増進アプリ「KOWA MILEAGE CLUB」の展開や、天然繊維に関する賞を受賞した「MINOLON」のような素材開発も行っています。産業関連事業部では、多岐にわたる産業分野向けの製品やソリューションを提供し、社会基盤の発展を支えています。さらに、ホスピタリティ事業部を通じて、質の高いサービスを提供し、人々の生活に潤いと安らぎをもたらしています。同社は、医薬品から日用品、産業資材、そしてサービス業に至るまで、幅広い領域で事業を展開することで、社会の多様なニーズに応え、持続可能な社会の実現を目指しています。
大鵬薬品工業株式会社
売上 2,156億円(2025/12)
大鵬薬品工業株式会社は、「人びとの健康を高め 満ち足りた笑顔あふれる 社会づくりに貢献する」という企業理念のもと、医療用医薬品とコンシューマーヘルスケアの二つの事業を柱に、人びとの健康と笑顔に貢献しています。同社は、特に医療用医薬品分野において、がん領域に長年向き合ってきた経験と強みを活かし、革新的な新薬の研究開発、製造、販売をグローバルに展開しています。抗悪性腫瘍剤「ティーエスワン」「ロンサーフ」「アブラキサン」をはじめとする多様な製品を提供し、患者さんやご家族の「かけがえのないいつも」を支えることを使命としています。研究開発では、新薬を心待ちにする人びとのために未知なる可能性へ挑戦を続け、生産・品質保証においては常に最高品質を追求し、マーケティングでは患者さんを中心とした医療の発展と有効な治療法の確立に貢献しています。 コンシューマーヘルスケア事業では、「チオビタ・ドリンク」「ソルマック」「ハルンケア」「ゼノール」といった指定医薬部外品や一般用医薬品、健康補助食品などを通じて、未病予防から日々の健康維持まで幅広いニーズに応えています。同社は、日本国内に加えて、米国、欧州、アジア、オセアニア、カナダなど世界15カ国に拠点を持ち、自社販売体制の構築と販売網の拡大を進め、海外売上比率を約60.2%にまで伸ばすなど、グローバル化を強力に推進しています。また、開発パイプラインの拡充とイノベーション創出のため、コーポレートベンチャーキャピタルを設立し、新たな技術や事業への投資も積極的に行っています。DXへの取り組みも強化しており、デジタル技術を活用した業務変革や人財育成を通じて、持続可能な社会の実現に貢献することを目指しています。
株式会社富士薬品
売上 2,095億円(2026/03)
株式会社富士薬品は、「人生100年時代を生きるすべてのひとの生活に寄り添い、“元気”な毎日を支え続ける複合型医薬品企業」を標榜し、医薬品の企画・研究開発から製造、そして販売までを一貫して手掛ける「製販一貫体制」を強みとしています。同社の主要事業は、配置薬販売事業、ドラッグストア・調剤薬局事業、医療用医薬品販売事業、医薬品研究開発事業、医薬品製造事業の5つです。配置薬販売事業では、富山の薬売りの伝統を受け継ぐ「先用後利」のスタイルで、ご家庭やオフィスに救急箱を設置し、約1,500名の営業員が定期的に訪問してメンテナンスを行うことで、約250万軒の顧客に“そばに薬がある安心”を提供しています。ドラッグストア・調剤薬局事業では、「セイムス」をはじめとするドラッグストアを39都道府県で1,273店舗展開し、地域で最も信頼される健康拠点を目指しています。ここでは、8,868名の登録販売者と1,831名の薬剤師が専門知識を活かし、一般用医薬品、健康食品、日用品の提供に加え、在宅訪問薬剤やオンライン服薬指導にも対応し、地域住民の健康で楽しい毎日をサポートしています。医療用医薬品販売事業では、医療機関への医薬品情報提供を通じて最前線の医療を支援しており、特に痛風・高尿酸血症治療薬「トピロリック®錠」や「ユリス®錠」の開発・販売において専門性を発揮し、北米、欧州、中東、北アフリカ、ASEAN5ヵ国、台湾、中国など海外へのライセンス展開も積極的に行っています。医薬品研究開発事業では、医療用医薬品で培ったノウハウを活かし、湘南ヘルスイノベーションパークに研究所を構え、新薬開発に注力しています。医薬品製造事業では、富山工場とFDA認証を取得した富山第二工場で、多種多様な剤型のOTC医薬品や医療用医薬品、健康食品を高品質に製造し、安定供給を支えています。同社は、お客様の声をもとに「富士薬品ブランド」として約20ブランド、100種類以上のオリジナル医薬品や健康食品を企画・品質保証し、自社販売チャネルを通じて提供することで、顧客ニーズに即応するビジネスモデルを確立しています。また、DX戦略を推進し、データ分析基盤を活用したOneToOneマーケティングやセイムスアプリ、セイムスタッチの導入により、顧客利便性の向上と事業連携を強化し、持続的な成長を目指しています。
ベーリンガーインゲルハイム製薬株式会社
売上 2,060億円(2025/12)
ベーリンガーインゲルハイム製薬株式会社は、ドイツ発祥の製薬企業ベーリンガーインゲルハイムの日本グループにおいて、医療用医薬品の製造・製剤を担う企業である。同社は山形県の生産工場を拠点に、グローバル研究開発で生まれた医薬品を日本の医療現場へ供給するための製造機能を受け持ち、製剤工程、品質管理、安定供給を事業の中心に置く。 対象領域は、グループ全体で扱う糖尿病、循環器、呼吸器、腫瘍、中枢神経などのヒト用医療用医薬品が中心で、動物用医薬品の開発・販売を行うグループ事業とも連動している。主な顧客層は、医療用医薬品を使用する医療機関、医薬品流通に関わる事業者、獣医療関係者であり、研究所と国内生産工場を持つ外資系製薬グループの生産基盤として機能する。 ビジネスモデルは、非上場の独立企業グループとして長期的な研究開発投資を背景に、国内製造拠点で製剤化と品質保証を行い、医療用医薬品を継続供給する構造に特徴がある。同社は研究開発主導型グループの日本における製造拠点として、疾患領域別の医薬品ポートフォリオと国内工場の運営能力を結び付け、医療現場で必要とされる製品供給を支えている。
シスメックス株式会社
上場売上 1,974億円(2026/03)
シスメックス株式会社は、「ヘルスケアの進化をデザインする」というミッションのもと、血液や尿などを採取して調べる検体検査(ダイアグノスティクス)分野を中核事業として展開しています。同社は、ヘマトロジー(血球計数検査)、FCM(フローサイトメトリー)検査、尿検査、生化学検査、血液凝固検査、免疫検査、がん遺伝子検査、薬剤感受性検査といった多岐にわたる検査機器、診断薬、および関連ソフトウェアの開発・製造・販売・輸出入を行っています。特にヘマトロジー、血液凝固検査、尿検査の3分野では世界No.1のシェアを誇り、独自のフローサイトメトリー法やOSNA法、CLEIA法などの技術を駆使し、高精度かつ迅速な検査ソリューションを提供しています。 近年では、事業領域を拡大し、川崎重工業との合弁会社メディカロイドが開発した国産初の手術支援ロボットシステム「hinotori™」のグローバル総代理店としてメディカルロボット事業を推進。さらに、JCRファーマとの合弁会社AlliedCel株式会社や株式会社メガカリオンを通じて再生細胞医療分野(IPS細胞由来血小板製剤など)への進出、株式会社オプティムとの共同設立会社ディピューラメディカルソリューションズ株式会社によるデジタル医療(在宅医療支援システムなど)の創出にも注力しています。 同社の製品・サービスは、国公立病院、一般病院、大学、研究所、検査センター、動物病院、さらにはプロスポーツチームやスポーツジムなど、幅広い顧客層に利用されており、世界190以上の国と地域の人々の健康を支えています。ICTソリューション「Caresphere™」により検査室の運用支援や品質管理、業務効率化にも貢献。アルツハイマー病の血液バイオマーカー診断薬や、国立がん研究センターと共同開発したがんゲノムプロファイリング検査用システム(日本で初めて保険適用)など、新たな医療課題解決に向けたイノベーションを継続的に生み出しています。研究開発から生産、販売、カスタマーケアまで一貫したグローバルバリューチェーンを構築し、安定的な製品供給と顧客サポートを実現。「より良いヘルスケアジャーニーを、ともに。」という長期ビジョンのもと、多様なパートナーとの協創を通じて、人々のQOL向上と医療費の最適化に貢献し、豊かな健康社会の実現を目指しています。
ブリストル・マイヤーズスクイブ株式会社
売上 1,915億円(2025/12)
ブリストル・マイヤーズスクイブ株式会社は、重篤な疾患に苦しむ患者さんのアンメットメディカルニーズに応えることに注力するグローバルなバイオ医薬品企業です。同社は、科学を通じて患者さんの生活を変革するというミッションを掲げ、革新的で命を救い、寿命を延ばす医薬品の研究、開発、供給に深くコミットしています。世界中で直接事業を展開するか、または販売パートナーを通じて多くの国で活動しており、その広範なグローバルプレゼンスは同社の強みの一つです。 同社の事業は、主要な治療領域における研究開発努力に集中しており、各領域で複数の医薬品プラットフォームを追求することで、最先端の科学へのアクセスを持つパートナーと連携しながら、新しい治療法を発見し、開発し、提供することを目指しています。対象顧客は、重篤な疾患を持つ患者さん、医療従事者、そして研究者やパートナーです。同社は、才能豊かで高いパフォーマンスを発揮する従業員に専門的なトレーニングと成長の機会を提供し、患者さんの深刻な病気との闘いを支援するために革新的な医薬品を発見・開発し、患者さんに提供しています。 ブリストル・マイヤーズスクイブは、患者さんの生活にもたらす変化によって成功を測るという哲学を持ち、業界をリードするバイオ医薬品企業としての地位を確立しています。そのビジネスモデルは、革新的な医薬品の継続的な研究開発、製造、そして世界各地への供給にあり、これにより患者さんの健康と生活の質の向上に貢献しています。同社は、医療の未来を形作るために、常に新しい科学的発見と技術革新を追求し続けています。
沢井製薬株式会社
上場売上 1,887億円(2025/03)
沢井製薬株式会社は、「なによりも患者さんのために」という企業理念を掲げ、ジェネリック医薬品事業を主軸に据えています。同社は約700品目にもおよぶジェネリック医薬品を製造・供給し、患者が安心して利用できる高品質な医薬品を届けることに注力しています。特に、独自の製剤技術「SAWAI HARMOTECH®」を駆使し、患者の「飲みやすさ」や医療現場での「扱いやすさ」を追求しています。また、科学的知見に基づいた品質保証体制「QualityHug®」を通じて、患者の不安に寄り添い、技術と品質の向上に努めており、2024年度にはグッドデザイン賞を受賞しました。 同社はジェネリック医薬品事業に加え、健康寿命の延伸に貢献する新規事業および未病予防分野にも積極的に取り組んでいます。薬剤治療に限らない新たな選択肢の提供を目指し、疾患啓発活動として、アルコール使用症/アルコール使用障害(AUD)に関する啓発記事の無償提供や、疾患啓発サイト「AUDアルコール相談室」の運営を行っています。このサイトでは、AUDチェックや全国の医療機関検索機能を提供し、一般生活者や企業の人事担当者、健康保険組合の担当者への情報提供を強化しています。さらに、PHR管理アプリ「SaluDi」や「頭痛オンライン」「大人の神経発達症.jp」といったデジタルヘルス関連サービスも展開し、多様な健康課題に対応しています。 医薬品開発においては、既存製品の効能・用法追加承認も積極的に進めており、トルバプタンOD錠/顆粒「サワイ」では心不全、肝硬変、常染色体優性多発性のう胞腎における体液貯留や進行抑制への適用拡大を実現しました。これらの事業活動を通じて、同社は医療現場のニーズに応える付加価値の高い製品を提供し、安定供給への責任を果たしています。また、世界糖尿病デーに合わせた啓発コンテンツの配信など、社会貢献活動にも力を入れ、人々の健やかな暮らしと持続可能な社会の実現に貢献しています。
大正製薬株式会社
売上 1,868億円(2024/03)
大正製薬株式会社は、創業以来100年以上にわたり、「生活者の健康でより豊かな暮らしの実現に貢献する」ことを理念に掲げ、病気の予防から治療、日々の健康増進、QOL向上まで、多様な健康ニーズに応える製品とサービスを提供しています。同社の事業は、国内セルフメディケーション事業、海外事業、医薬事業の三つの柱で構成されています。 国内セルフメディケーション事業では、ドリンク剤「リポビタンD」や総合感冒薬「パブロン」といったOTC医薬品を主力とし、発毛剤「リアップ」や日本初の内臓脂肪減少薬「アライ」など、ダイレクトOTC医薬品の開発を通じて市場を牽引しています。また、健康食品ブランド「Livita」やエイジングケアブランド「THE MYTOL」などの化粧品、ペット用サプリメントに至るまで、幅広い健康関連製品を展開し、一般生活者の健康と美のニーズに応えています。通信販売サイト「大正製薬ダイレクト」を通じて、顧客への直接的な情報提供と販売チャネルの拡大も図っています。 海外事業においては、60年以上前から国際展開を進め、コンシューマーヘルスケア市場で世界第8位の地位を確立しています。東南アジアと欧州市場を中心に80カ国以上で事業を展開し、現地の生活者に根ざしたOTC医薬品、ドリンク剤、健康食品、化粧品などを提供することで、グローバル企業としての持続的な成長を目指しています。 医薬事業では、医師が処方する医療用医薬品の研究開発、製造、販売を行っています。研究開発志向型企業として、抗生物質「クラリス」や2型糖尿病治療薬「ルセフィ」、不眠症治療薬「ボルズィ」など、自社創薬による画期的な医療用医薬品を開発し、医療現場に貢献しています。 同社は、効き目と安全性を両立させるための徹底した研究開発と、原料調達から製造、配送に至るまでの厳格な品質管理体制を国内外の工場で構築しており、安心・安全・高品質な製品提供を強みとしています。また、医薬品の安定供給のため、平常時の在庫管理に加え、災害時にも途切れることなく製品を届けられるよう対策を講じています。これらの事業活動を通じて、同社は生活者の健康をトータルでサポートし、社会貢献を果たしています。
東和薬品株式会社
上場売上 1,827億円(2026/03)
Top by Total Assets
直近の総資産が大きい順 (財務未開示は後方)・最大 100 社
武田薬品工業株式会社
上場総資産 9.6兆円(2026/03)
武田薬品工業株式会社は、革新的な医薬品の研究開発、製造、販売、マーケティング、輸出入をグローバルに展開する製薬企業です。同社は「人々のより良い健康と、より輝かしい未来のために」という目的を掲げ、患者さん中心の価値観に基づき、生命を脅かす疾患に対する画期的な治療法の発見と提供に注力しています。主要な事業領域としては、消化器系疾患および炎症性疾患、希少疾患(免疫疾患、血液疾患、代謝性疾患、ライソゾーム蓄積症など)、血漿分画製剤、オンコロジー(がん)、神経科学、そして感染症に対するワクチン開発に力を入れています。これらの領域において、同社は科学的知見と技術革新を推進し、未だ満たされない医療ニーズに応えることを目指しています。特に、希少疾患やがんといった複雑な疾患に対しては、患者さんのインスピレーションとあらゆる場所からのイノベーションを原動力として、治療法の変革に貢献しています。また、同社の企業理念である「タケダイズム」(誠実、公正、正直、不屈を核とする)と「患者さん・人・地球」へのコミットメントは、持続可能で患者さん中心の成長戦略の基盤となっています。グローバルな研究開発体制と多様なポートフォリオを通じて、世界中の患者さんの生活を向上させることを使命としています。
第一三共株式会社
上場総資産 3.4兆円(2026/03)
第一三共株式会社は、「イノベーションに情熱を。ひとに思いやりを。」を企業理念に掲げ、世界中の人々の健康で豊かな生活に貢献する先進的グローバルヘルスケアカンパニーを目指しています。同社は医薬品の研究開発、製造、販売を主要事業とし、特に「イノベーティブ医薬品」を事業の中心に据え、抗悪性腫瘍剤「エンハーツ」や抗凝固剤「リクシアナ」など、がん領域や循環器領域を中心に革新的な医薬品を創出し、多様な医療ニーズに応えています。日本国内では「ワクチン事業」や、解熱鎮痛薬「ロキソニンS」、総合かぜ薬「ルル」などの「OTC医薬品/ヘルスケア製品」も展開し、幅広い顧客層に貢献しています。 同社の強みは、120年以上にわたる創薬の歴史で培われた「サイエンス&テクノロジー」と、患者さん中心の「Patient Centricity」の精神です。低分子化合物に加え、抗体や細胞を使用する高度な創薬技術を駆使し、未だ治療法が確立されていない疾病や、一人ひとりの特性に応じた治療が求められる領域に挑戦しています。 デジタルトランスフォーメーションを全社的に推進し、創薬から臨床開発、サプライチェーン、販売・情報提供に至る製薬バリューチェーン全体を革新しています。データドリブン創薬のためのAIやロボティックス技術の活用、リアルワールドデータを活用した臨床開発の品質向上、グローバルでの品質・需給生産情報の一元管理による安定供給、そして生成AIやチャットボットを活用した医療関係者・患者さんへの迅速かつ個別最適化された情報提供など、多岐にわたる取り組みを行っています。全社データ基盤「IDAP」を構築し、大規模言語モデルによるヒト遺伝子データ解析や数テラバイト規模のRWD高速処理を可能にすることで、データ駆動型経営を推進し、意思決定の質とスピードを向上させています。 さらに、将来の「Healthcare as a Service社会」を見据え、治療だけでなく健康促進・予防・予後ケアまでを含むトータルケアの実現を目指し、AI搭載献立支援サイト「ReTabell」を展開するなど、新たなヘルスケアソリューションの創出にも挑戦。堅牢なサイバーセキュリティ対策とグローバルガバナンス体制を整備し、高品質な医薬品の安定供給と信頼性の高い情報提供を通じて、世界中の患者さんの健康と豊かな生活に貢献し続けています。
富士フイルム株式会社
上場総資産 3.1兆円(2026/03)
富士フイルム株式会社は、同社の事業を継承した富士写真フイルム株式会社の技術資産を基盤に、ヘルスケア、エレクトロニクス、イメージングの順で事業を構成する。ヘルスケア分野では、医療機関や検査施設、製薬・バイオ企業を対象に、MRI・CT、X線画像診断、マンモグラフィ、内視鏡、超音波診断、臨床検査、医療AIなどのメディカルシステムを扱う。医薬品・再生医療・創薬支援にも関与し、バイオ医薬品の開発・製造を受託するバイオCDMOや、材料・試薬を含むライフサイエンス関連事業を手掛ける。 エレクトロニクス分野では、半導体メーカーやディスプレイ関連企業、製造業に向けて半導体材料、ディスプレイ材料、インクジェット関連材料、検査・測定製品を供給する。イメージング分野は、個人利用者向けのデジタルカメラ、チェキ、写真フィルム、写真プリントに加え、放送局、映像制作会社、印刷会社、広告・ディスプレイ事業者向けの映像制作用カメラ、4K対応FUJINONレンズ、印刷機器などを展開する。さらに、LTO磁気テープによるデータ保管、遠望カメラ、光学デバイスも扱う。製品販売に加えて保守・関連サービス、材料供給、研究開発・製造受託を組み合わせる事業構造を持ち、写真分野で蓄積した画像処理、光学、精密化学、材料技術を医療・半導体・映像分野へ展開できる点を強みとする。富士フイルムグループは2024年1月に創立90周年を迎えており、長期に蓄積した技術を複数の産業市場へ応用している。
アステラス製薬株式会社
上場総資産 2.6兆円(2026/03)
アステラス製薬株式会社は、医療用医薬品の研究開発、製造、販売を世界70以上の国と地域で行うグローバルライフサイエンス企業である。同社は、がん、眼科疾患、泌尿器疾患、免疫疾患、ウィメンズヘルスを主要領域とし、アクラシノン、ベタニス、ビーリンサイト、イベニティ、エベレンゾ、グラセプター、ハルナール、イリボー、アイザベイ、キックリン、リンゼスなどの医療用医薬品を扱う。対象顧客・利用者は医療機関、医療従事者、患者であり、患者体験や医療ニーズ、医療行為を左右する要因の把握を治療法と医療サービスの開発に反映する。 研究開発では、2025年度の売上収益2兆1,392億円の14.7%を研究開発プログラムへ投じ、治療選択肢が不足する疾患に向けた新薬とヘルスケアサービスの創出を進める。幹細胞研究、ヒトゲノム編集、臨床試験、デジタル技術を活用し、外部の研究機関や企業を含む世界各地のパートナーとの協働によって科学的成果の実用化を図る。医薬品の販売収益を研究開発へ再投資し、開発候補の探索から臨床開発、承認取得、供給までをグローバルに展開する事業構造を持つ。 デジタルヘルス分野では、デジタル技術を研究開発や患者支援を含む事業基盤へ導入し、医薬品だけに限定されない医療上の価値創出に取り組む。医薬品の安全性管理、臨床試験データの開示、偽造医薬品対策も事業運営に組み込み、医療関係者、医療機関、患者団体との金銭的関係を各国の法令・業界規範に基づいて公開する点にも特徴がある。全世界で14,000人以上を擁する研究開発・供給体制と、複数の重点疾患領域にまたがる製品群が事業基盤を支える。
中外製薬株式会社
上場総資産 2.3兆円(2025/12)
中外製薬株式会社は、医薬品の研究、開発、製造、販売および輸出入を主要事業とする、独自の技術とサイエンスを強みとする研究開発型の製薬企業です。同社は「創造で、想像を超える。」をスローガンに掲げ、革新的な医薬品とサービスを継続的に患者さんへ提供することを目指し、イノベーションの継続的な創出に注力しています。特に、抗体エンジニアリング技術を駆使した抗体医薬品や、まだ治療法が確立されていない疾患領域に挑む中分子医薬品の開発において世界をリードする技術力を有し、国内抗体医薬品売上No.1の実績を誇ります。 同社の成長を牽引する3つのキードライバーは「RED SHIFT(研究と早期開発への経営資源シフト)」「DX(デジタルトランスフォーメーション)」「Open Innovation(オープンイノベーション)」です。デジタルの活用により、革新的な新薬創出やバリューチェーン全体の効率化を推進し、外部連携にも積極的に取り組んでいます。創薬研究の拠点である「中外ライフサイエンスパーク横浜」では、標的分子の探索からリード物質の創出・最適化、前臨床開発研究、育薬研究までを一貫して行い、がん治療における「個別化」の時代への対応や、脊髄性筋萎縮症、顔面肩甲上腕型筋ジストロフィー、デュシェンヌ型筋ジストロフィーなどの重篤な疾患に対する治療薬開発に尽力しています。 ビジネスモデルの根幹には、ロシュ社との戦略的アライアンスがあります。この提携により、ロシュ製品の国内販売で安定した収益基盤を確立し、その資源をより挑戦的な革新的な研究開発やオリジナルプロジェクトに集中投資することが可能となっています。また、ロシュとの創薬プラットフォーム共有により研究効率も向上させ、グローバル展開を加速しています。同社は「患者中心の高度で持続可能な医療の実現」をビジョンに掲げ、社会課題の解決を通じてステークホルダーと共有価値を創造し、共に発展していくことを目指しています。Breakthrough Therapy指定9回、売上に占める革新的な新薬の割合67%、自社創製品のグローバル承認国数110カ国以上といった実績は、同社の高いイノベーション能力とグローバルでの貢献度を示しています。
塩野義製薬株式会社
上場総資産 1.8兆円(2026/03)
塩野義製薬株式会社は、1878年に薬種問屋として創業し、以来140年以上にわたり人々の健康に貢献してきた創薬型製薬企業です。同社の主要事業は、医薬品、臨床検査薬・機器の研究、開発、製造、販売であり、特に感染症領域において強みを発揮しています。これまでに、世界初のオキサセフェム系抗生物質「シオマリン」や、高コレステロール血症治療薬「クレストール」、抗HIV薬「テビケイ」、抗インフルエンザウイルス薬「ゾフルーザ」、新型コロナウイルス感染症治療薬「ゾコーバ」など、数多くの革新的な医薬品を創出し、グローバルに提供してきました。 近年では、従来の「創薬型製薬企業」の枠を超え、「ヘルスケアプロバイダー」および「HaaS(Healthcare as a Service)企業」への変革を推進しています。この変革の一環として、医薬品提供に加えて、社会課題解決に資するヘルスケアソリューションの提供にも注力しており、例えば、薬剤耐性(AMR)対策への取り組みや、新型コロナウイルス感染症の流行時に開始した下水疫学調査サービスなどが挙げられます。同社は、2030年ビジョン「新たなプラットフォームでヘルスケアの未来を創り出す」を掲げ、HIVビジネス、COVID-19治療薬、新製品・新規事業を成長の柱とし、多様なパートナーとの協創を通じて、医療用医薬品以外のサービスも拡大することで、患者や社会の抱える困り事を包括的に解決することを目指しています。 同社は、研究開発から製造、販売に至るまで一貫した体制を構築し、製品の品質と安全性に高い基準を設けています。顧客は国内外の医療機関、医療関係者、そして最終的な患者であり、これらのステークホルダーに対して、科学的根拠に基づいた正確な情報提供と倫理的な事業活動を徹底しています。グローバル展開も積極的に進めており、米国、欧州、中国、台湾など世界各地に拠点を持ち、国際的な医療ニーズに応えるための活動を展開しています。
大塚製薬株式会社
上場総資産 1.6兆円(2025/12)
大塚製薬株式会社は、同社が掲げるトータルヘルスケアの考え方に基づき、疾病の治療に関わる医薬品領域と、健康の維持・増進を支える栄養製品・飲料・セルフコンディショニング食品・薬用スキンケアの研究開発、製造、販売を行う。栄養製品では、体液に近いイオンバランスのポカリスエット、栄養調整食品のカロリーメイトやSOYJOY、植物由来成分ケンフェロールを含む/zerozなどを展開する。ポカリスエットについては、糖質と電解質による水分吸収や体内保持を検証し、大学・研究機関との共同研究を含む40件超の研究データを蓄積している。 法人向けには「健康経営つながるサポート ONLINE」と「ONLINE PRO」を設け、健康経営優良法人の認定取得・維持支援、生活習慣チェック、健康教育コンテンツ、管理栄養士による食事・栄養セミナー、活動計画の設計、カタログギフトを組み合わせる。2022年の開始以降、利用者は1万7,000人を超え、2025年度の利用企業における健康経営優良法人認定取得率は97%である。スキンケア領域では、皮膚科学と製薬技術を基盤に、独自成分AMPとLVCを配合したサクラエの薬用美白美容液やインナーシグナルを通信販売する。個人向け製品販売と法人向け健康支援プログラムを事業の柱とし、研究成果を製品機能や健康教育へ展開する点に特徴がある。
大塚ホールディングス株式会社
上場総資産 1.3兆円(2025/12)
大塚ホールディングス株式会社は、医薬品、ニュートラシューティカルズ、医療機器、その他事業をグローバルに展開する大塚グループの持株会社であり、世界の人々の健康に貢献する革新的な製品とサービスを傘下の事業会社を通じて提供しています。同社の主要な事業領域は「医薬品事業」「ニュートラシューティカルズ事業」「医療機器事業」「その他事業」の4つに大別されます。医薬品事業では、精神神経領域、がん領域、循環器・腎臓領域、消化器領域、感染症領域など、多岐にわたる疾患に対する医薬品の研究開発、製造、販売を世界中で展開しており、特に精神疾患治療薬や抗がん剤において独自の強みを発揮しています。ニュートラシューティカルズ事業では、「病気の治療」から「日々の健康維持・増進」までをサポートする幅広い製品を提供。具体的には、スポーツドリンク「ポカリスエット」やバランス栄養食「カロリーメイト」などの飲料・食品、さらにはサプリメントなどを展開し、人々のQOL向上に貢献しています。医療機器事業では、診断から治療、予後管理に至るまで、医療現場の多様なニーズに応える医療機器の開発・提供を通じて、医療の質の向上と患者さんの負担軽減を目指しています。その他事業には、化学品事業や食品事業などが含まれ、幅広い分野で社会に貢献しています。同社の強みは、独自の創薬研究力とグローバルな開発・販売ネットワーク、そして医薬品とニュートラシューティカルズという異なる事業領域を融合させた「Otsuka-people creating new products for better health worldwide」という企業理念に基づいた多角的な事業展開にあります。これらの事業を通じて、同社は世界中の人々の健康と豊かな生活に貢献することを目指しています。
小野薬品工業株式会社
上場総資産 1.1兆円(2026/03)
小野薬品工業株式会社は、「病気と苦痛に対する人間の闘いのために」という企業理念のもと、独創的かつ革新的な新薬を創造するグローバルスペシャリティファーマです。同社は、がん、免疫、神経、スペシャリティといった医療ニーズの高い重点領域に特化し、研究開発を推進しています。特に、1990年代からがん免疫分野への挑戦を始め、世界初の抗PD-1抗体「オプジーボ」を創製するなど、未踏の地を切り拓く創薬力と実績を誇ります。また、プロスタグランジン分野でも12の世界初の医薬品を生み出しました。同社の強みは、30年以上前から産学連携を進めてきた「超積極的なオープンイノベーション」にあり、国内外のトップサイエンティストやバイオベンチャーとの共同研究・創薬提携を約150件(2025年3月末時点)実施しています。AIを活用した創薬研究にも取り組み、新薬候補の探索や化合物創製の短期化、成功確率の向上を図っています。グローバル展開を加速しており、韓国、台湾で自社販売体制を確立し、さらに欧米市場での展開を強化しています。2024年には米国バイオ医薬品企業Deciphera社を買収し、がん領域のパイプラインと欧米での販売力を飛躍的に向上させました。これにより、消化管間質腫瘍治療剤「キンロック」や腱滑膜巨細胞腫治療剤「ロンビムザ」などの製品を獲得し、中枢神経系原発リンパ腫を対象とした「ベレキシブル錠」の米国上市も目指しています。事業活動は、高品質な医薬品の安定供給を目的とした生産、的確な情報提供・収集活動、製品価値向上のための信頼性保証、企業基盤強化のためのデジタル・IT活用に及びます。対象顧客は、患者さん、医師、薬剤師、看護師などの医療関係者、そして一般消費者です。さらに、機能性表示食品「REMWELL」や、がん患者さんの心のケアやヘルスケアリテラシー向上をサポートするデジタルツール「michiteku」「michiteku YOHA」の提供、ヘルスケア分野のベンチャー企業への投資を通じて、事業ドメインの拡大にも挑戦し、次世代ヘルスケア事業の実現に貢献しています。同社は、革新的な医薬品を世界中の患者さんに届け、持続可能な社会の実現を目指しています。
ニプロ株式会社
上場総資産 8,446億円(2026/03)
ニプロ株式会社は、「すべてのいのちに、よろこびを。」を企業理念に掲げ、医療機器、医薬品、ファーマパッケージング、そして再生医療の四つの主要事業をグローバルに展開する総合医療メーカーです。同社の強みは、医療機器、医薬品、ファーマパッケージングの三位一体での事業展開にあり、これに再生医療を新たな事業の柱として注力しています。医療機器事業では、人工腎臓(ダイアライザ)をはじめ、注射針、輸液セット、シリンジ、カテーテル、真空採血管など多岐にわたる製品を提供し、医療現場のニーズに応えています。特にダイアライザにおいては、コイル型から中空糸型へと技術革新をリードしてきました。また、病院内システム「HN LINE®」や在宅医療システム「ハートライン」といった「ニプロ総合医療ネットワーク」を通じて、医療現場のデジタルトランスフォーメーションと働き方改革を支援しています。医薬品事業では、先進領域の医薬品からジェネリック医薬品まで、品質にこだわった製品開発・製造を行い、患者さんの健康維持に貢献。ファーマパッケージング事業では、医療用ガラス管、バイアル、アンプル、プレフィルラブル硝子シリンジなどの医薬品一次包装材料を、自社開発の高能力生産設備とGMPに基づく厳格な品質管理システムにより「世界品質」で提供し、製薬会社の信頼を得ています。再生医療事業では、脊髄損傷治療などに用いられる再生医療等製品の研究開発・製造を進め、未来の医療を切り拓く可能性を追求しています。同社は「意欲」を社是とし、患者さんやユーザー目線に立った製品・技術の創造革新を追求。国内外に研究開発拠点、製造工場、販売拠点を持ち、「地産地消」の考え方に基づいたグローバルな生産・販売ネットワークを構築することで、世界中の人々の健康を支え、安定供給に寄与しています。さらに、医療従事者向けの専門研修施設「ニプロiMEP」を運営し、医療技術の向上と医療安全の充実に貢献するなど、多角的なアプローチで社会貢献を目指しています。
田辺ファーマ株式会社
上場総資産 8,402億円(2025/03)
田辺ファーマ株式会社は、医療用医薬品を中心とした医薬品の製造・販売を主要事業とする研究開発型創薬企業です。1678年に大阪の道修町で「たなべや薬」の製造販売業を開始して以来、340年以上にわたり、世界中の患者さんへ数多くの医薬品を届けてきました。同社のMISSIONは「病と向き合うすべての人に、希望ある選択肢を。」であり、この使命のもと、科学に基づいた新しい治療法を確立し、それを社会に実装して患者さんやそのご家族に届けることを「貢献」と位置づけています。同社は、医薬品の研究開発から製造、そして販売に至るまでの一貫した事業活動を展開しています。特に、医療ニーズの高度化や創薬モダリティの多様化により新薬開発の難易度が高まる現代において、研究開発力の強化、外部連携の推進、ならびに新たな価値創造に積極的に取り組んでいます。2025年7月1日からはヘルスケア分野における豊富な投資実績と知見を有するベインキャピタルの一員となり、持続的な成長を加速させる体制を構築しています。品質面では、「世界に通用する品質システムを構築し、高品質で信頼される製品の安定供給を通じて、健康で豊かな暮らしを願う世界の人々に貢献する」ことを品質方針として掲げ、患者さんの安全を最優先に、科学的知見に基づいた品質保証を徹底しています。全国に営業拠点を展開するほか、横浜、湘南、小野田に研究拠点を有し、日本全国の医療機関や医療関係者、そして患者団体等との連携を深めながら事業を進めています。グローバルな視点では、北米、欧州、中東、アジアにも事業を展開しており、世界中の未だ満たされない医療ニーズに応えるべく、医薬品の創製を通じて希望ある選択肢を提供し続けることを目指しています。
協和キリン株式会社
上場総資産 8,085億円(2025/12)
協和キリン株式会社は、医療用医薬品の研究・開発・製造・販売および輸出入を主要事業とする、日本発のグローバル・スペシャリティファーマです。同社は「ライフサイエンスとテクノロジーの進歩を追求し、新しい価値の創造により、世界の人々の健康と豊かさに貢献する」という経営理念のもと、病気と向き合う人々にLife-changingな価値の継続的な創出を目指しています。特に、アンメット・メディカル・ニーズの高い疾患領域に注力しており、骨・ミネラル、血液がん・難治性血液疾患、希少疾患を重点分野としています。同社の強みは、先進的な抗体技術やバイオテクノロジー、さらには造血幹細胞遺伝子治療を含む多様なモダリティを駆使した創薬にあります。研究開発から生産、品質保証まで一貫した体制を構築し、世界トップクラスの製品品質とオペレーショナルエクセレンスを追求しています。患者さんを中心においた医療ニーズへの対応を重視し、医薬品に留まらない社会の医療ニーズに応えるべく、疾患に関する深い知見と最先端の科学・技術を応用しています。オープンイノベーションやパートナー連携も積極的に活用し、画期的な新薬の創出と提供を通じて、患者さんの生活の質の劇的な向上に貢献しています。
エーザイ株式会社
上場総資産 7,103億円(2026/03)
エーザイ株式会社は、医薬品の研究・開発・生産・物流・販売を中核に、一般用医薬品、医薬部外品、健康食品、衛生用品まで扱う製薬会社である。同社は、チョコラBB、パリエットS、セルベール、ナボリン、トラベルミン、ザーネ、ユベラなどを展開し、肌荒れ、口内炎、疲労、胃痛、関節痛、眼精疲労、乗り物酔い、乾燥肌といった生活者の症状やセルフケア需要に対応する。チョコラBBブランドは1952年の発売から70年以上の歴史を持ち、医薬品や医薬部外品を中心に製品開発と改良を重ねている。 健康食品分野では、血圧が高めの人向けのヘルケア、食後血糖値・中性脂肪・内臓脂肪・BMIに着目した糖脂ブロック、尿酸ガード、血管サラケア、美容向けの美チョコラシリーズなどを通信販売する。食品GMP認定工場で原料受け入れから出荷までを管理し、ロット単位の成分量・風味検査や安全性確認を行う点が強みである。持続型抗菌成分Etakを用いたイータックシリーズでは、家庭、飲食店、介護現場などを対象に、スプレーやウエットシートによる除菌・抗菌用品も扱う。医療用医薬品を含む研究開発型製薬事業に加え、店頭販売と自社通販の定期購入を組み合わせ、個人利用者へ継続的に製品を販売する事業構成に特徴がある。美チョコラシリーズは2013年1月から2023年4月までの累計出荷数が500万個を超えている。
住友ファーマ株式会社
上場総資産 5,996億円(2026/03)
住友ファーマ株式会社は、「人々の健康で豊かな生活のために、研究開発を基盤とした新たな価値の創造により、広く社会に貢献する」ことを理念とする研究開発型製薬企業です。同社は、医療用医薬品等の製造および販売を主要事業とし、革新的な医薬品と医療ソリューションの創出に注力しています。特に、精神神経領域、がん領域、糖尿病領域、希少疾病領域を重点疾患領域と定め、低分子化合物から再生・細胞医薬(iPS細胞由来製品を含む)まで多様なモダリティを活用した創薬研究と製品開発を推進しています。 同社のバリューチェーンは、基礎研究から非臨床試験、臨床試験(治験)、生産・品質管理、営業・マーケティング、信頼性保証、メディカルアフェアーズ、M&A・提携に至るまで多岐にわたります。グローバル開発体制のもと、コンパクトな開発戦略で早期の承認取得を目指し、厳しい品質管理のもとで高品質な医薬品を安定的に供給しています。日本と米国を主要市場とし、それぞれの地域に適した情報提供活動を展開。MR(医薬情報担当者)やマルチメディアを通じて、医療関係者や患者さん・ご家族へ医薬品の適正使用や疾患理解のための専門性の高い情報を提供しています。 強みとしては、革新的な新薬候補化合物の創出を追求する「研究開発力」、プロフェッショナル人事制度や全社的教育プログラムで育成された「人材」、そして日本と米国に重点を置く「グローバル基盤」の3つを挙げています。再生・細胞医薬分野では、iPS細胞由来ドパミン神経前駆細胞「アムシェプリ」の開発を進め、パーキンソン病治療への貢献を目指しています。また、バイオプロセス技術、ドラッグデリバリーシステム、核酸医薬、コンピューターシミュレーション、独自の製剤技術(OPUSGRAN®技術、ナノ粒子化技術)など、最先端技術を積極的に活用し、患者さんのQOL向上に資する高付加価値製剤の創生に取り組んでいます。これらの活動を通じて、アンメット・メディカル・ニーズに応え、社会の持続性と企業価値の向上を両立する「グローバル・スペシャライズド・プレーヤー」を目指しています。
大正製薬株式会社
総資産 5,594億円(2024/03)
大正製薬株式会社は、創業以来100年以上にわたり、「生活者の健康でより豊かな暮らしの実現に貢献する」ことを理念に掲げ、病気の予防から治療、日々の健康増進、QOL向上まで、多様な健康ニーズに応える製品とサービスを提供しています。同社の事業は、国内セルフメディケーション事業、海外事業、医薬事業の三つの柱で構成されています。 国内セルフメディケーション事業では、ドリンク剤「リポビタンD」や総合感冒薬「パブロン」といったOTC医薬品を主力とし、発毛剤「リアップ」や日本初の内臓脂肪減少薬「アライ」など、ダイレクトOTC医薬品の開発を通じて市場を牽引しています。また、健康食品ブランド「Livita」やエイジングケアブランド「THE MYTOL」などの化粧品、ペット用サプリメントに至るまで、幅広い健康関連製品を展開し、一般生活者の健康と美のニーズに応えています。通信販売サイト「大正製薬ダイレクト」を通じて、顧客への直接的な情報提供と販売チャネルの拡大も図っています。 海外事業においては、60年以上前から国際展開を進め、コンシューマーヘルスケア市場で世界第8位の地位を確立しています。東南アジアと欧州市場を中心に80カ国以上で事業を展開し、現地の生活者に根ざしたOTC医薬品、ドリンク剤、健康食品、化粧品などを提供することで、グローバル企業としての持続的な成長を目指しています。 医薬事業では、医師が処方する医療用医薬品の研究開発、製造、販売を行っています。研究開発志向型企業として、抗生物質「クラリス」や2型糖尿病治療薬「ルセフィ」、不眠症治療薬「ボルズィ」など、自社創薬による画期的な医療用医薬品を開発し、医療現場に貢献しています。 同社は、効き目と安全性を両立させるための徹底した研究開発と、原料調達から製造、配送に至るまでの厳格な品質管理体制を国内外の工場で構築しており、安心・安全・高品質な製品提供を強みとしています。また、医薬品の安定供給のため、平常時の在庫管理に加え、災害時にも途切れることなく製品を届けられるよう対策を講じています。これらの事業活動を通じて、同社は生活者の健康をトータルでサポートし、社会貢献を果たしています。
HOYA株式会社
上場総資産 4,988億円(2026/03)
HOYA株式会社は、1941年に光学レンズメーカーとして創業して以来、高度な光学技術を軸に事業を多角化し、「ライフケア」と「情報・通信」の二つの主要事業領域でグローバルに展開する企業です。ライフケア事業では、メガネレンズ、コンタクトレンズ、白内障用眼内レンズといった目の健康課題を解決する製品に加え、医療用内視鏡、整形外科用インプラント、低侵襲治療用手術器具などのメディカル関連製品を提供し、世界中の人々の健康と生活の質の向上に貢献しています。特に医療用内視鏡分野では、ペンタックスとの統合により事業を拡大し、診断から治療までをサポートする製品群を展開しています。一方、情報・通信事業では、半導体の微細化に不可欠な高精度マスクブランクスやフォトマスク、ビッグデータ社会を支えるHDD用ガラス基板、さらには光学ガラス材料、光学レンズ、色ガラスフィルター、UV照射システム、印刷用LED-UV照射器といった映像関連製品を提供し、先端技術革新を支えています。同社は、ガラス組成技術、熔解技術、成型技術、研磨技術、薄膜技術、微細加工(リソグラフィー技術)、光学設計、オプトメカトロニクス技術、高分子材料開発技術、画像処理技術といった多岐にわたるコア技術を強みとし、約40か国に拠点を持ち、3万7千人を超える社員が社会に不可欠な製品とサービスを提供することで、健やかで豊かな社会づくりに貢献しています。常に市場の創造と革新を追求し、「より良い未来のためにイノベーションを」というビジョンを掲げ、持続的な企業価値向上を目指しています。
大鵬薬品工業株式会社
総資産 4,761億円(2025/12)
大鵬薬品工業株式会社は、「人びとの健康を高め 満ち足りた笑顔あふれる 社会づくりに貢献する」という企業理念のもと、医療用医薬品とコンシューマーヘルスケアの二つの事業を柱に、人びとの健康と笑顔に貢献しています。同社は、特に医療用医薬品分野において、がん領域に長年向き合ってきた経験と強みを活かし、革新的な新薬の研究開発、製造、販売をグローバルに展開しています。抗悪性腫瘍剤「ティーエスワン」「ロンサーフ」「アブラキサン」をはじめとする多様な製品を提供し、患者さんやご家族の「かけがえのないいつも」を支えることを使命としています。研究開発では、新薬を心待ちにする人びとのために未知なる可能性へ挑戦を続け、生産・品質保証においては常に最高品質を追求し、マーケティングでは患者さんを中心とした医療の発展と有効な治療法の確立に貢献しています。 コンシューマーヘルスケア事業では、「チオビタ・ドリンク」「ソルマック」「ハルンケア」「ゼノール」といった指定医薬部外品や一般用医薬品、健康補助食品などを通じて、未病予防から日々の健康維持まで幅広いニーズに応えています。同社は、日本国内に加えて、米国、欧州、アジア、オセアニア、カナダなど世界15カ国に拠点を持ち、自社販売体制の構築と販売網の拡大を進め、海外売上比率を約60.2%にまで伸ばすなど、グローバル化を強力に推進しています。また、開発パイプラインの拡充とイノベーション創出のため、コーポレートベンチャーキャピタルを設立し、新たな技術や事業への投資も積極的に行っています。DXへの取り組みも強化しており、デジタル技術を活用した業務変革や人財育成を通じて、持続可能な社会の実現に貢献することを目指しています。
興和株式会社
上場総資産 4,524億円(2026/03)
興和株式会社は、明治27年(1894年)創業の歴史を持つ多角的な事業を展開する企業です。同社の事業は、産業関連事業部、生活関連事業部、医薬事業部、ホスピタリティ事業部の四つの主要部門から構成されており、健康と環境を経営ビジョンの柱としています。医薬事業部では、フックス角膜内皮変性症治療剤「K-321」のグローバル第Ⅲ相臨床試験を進めるなど、革新的な医薬品の研究開発に注力しています。また、一般用医薬品として「ウナ コーワ エースプレミアム クリームタイプ」や「新リビメックス コーワ W軟膏/クリーム」といった製品の製造・販売も手掛けており、幅広い顧客層の健康維持に貢献しています。生活関連事業部では、消費者の日常生活を豊かにする製品やサービスを提供しており、健康増進アプリ「KOWA MILEAGE CLUB」の展開や、天然繊維に関する賞を受賞した「MINOLON」のような素材開発も行っています。産業関連事業部では、多岐にわたる産業分野向けの製品やソリューションを提供し、社会基盤の発展を支えています。さらに、ホスピタリティ事業部を通じて、質の高いサービスを提供し、人々の生活に潤いと安らぎをもたらしています。同社は、医薬品から日用品、産業資材、そしてサービス業に至るまで、幅広い領域で事業を展開することで、社会の多様なニーズに応え、持続可能な社会の実現を目指しています。
株式会社ツムラ
上場総資産 4,303億円(2026/03)
株式会社ツムラは、日本の伝統医療である漢方医学を基盤とし、医療用漢方製剤および一般用漢方製剤・医薬品の研究開発、製造、販売を主軸とする製薬企業です。同社は、処方せんが必要な医療用漢方製剤を医療機関向けに提供するほか、薬局やドラッグストアで手軽に購入できる一般用漢方製剤、さらにはバスハーブや「ツムラの和漢ぷらす」シリーズなどのヘルスケア製品も幅広く展開しています。同社の最大の強みは、高品質な生薬の栽培から均質な製剤の製造に至るまで、一貫した独自のバリューチェーンを構築している点にあります。これにより、安定した品質と供給を実現し、漢方製剤の信頼性を高めています。また、漢方医学と西洋医学の融合を追求し、科学的なアプローチで漢方の有効性を解明するための研究開発に注力しており、AIロボットプラットフォームや遺伝子解析技術などの先端技術も積極的に導入しています。対象顧客は、医療現場の医師や薬剤師、そして日々の健康維持や不調改善を目指す一般消費者です。同社は「#OneMoreChoice プロジェクト」を通じて生理の悩みや更年期、隠れ我慢といった女性特有の健康課題に対する啓発活動を行うほか、「50歳からのフレイルアクション」プロジェクトで高齢者の健康寿命延伸にも貢献するなど、社会全体のウェルビーイング向上を目指した取り組みを推進しています。1893年の創業以来130年以上にわたり、日本の自然と伝統文化を大切にしながら、人々の健康に寄り添う製品と情報を提供し続けている、漢方製薬業界におけるリーディングカンパニーとしての地位を確立しています。
ジョンソン・エンド・ジョンソン株式会社
総資産 4,302億円(2025/12)
ジョンソン・エンド・ジョンソン株式会社は、総合医療・健康関連用品の輸入・製造販売を主要事業とする企業です。同社は社内カンパニー制を導入し、メディカル カンパニー(メドテック)とビジョンケア カンパニーの二つの事業分野を展開しています。さらに、ジョンソン・エンド・ジョンソングループの一員として、医薬品部門であるJohnson & Johnson Innovative Medicineとも連携し、幅広いヘルスケアニーズに応えています。 メディカル カンパニー(メドテック)は、外科、整形外科、心疾患、脳血管疾患といった多岐にわたる診療領域向けに、先進的な医療機器とソリューションを提供しています。具体的には、創傷管理や低侵襲手術を支える縫合糸、ステイプラー、超音波メス、電気メス、止血材などの製品群に加え、脳梗塞や心不全の予防に貢献する心房細動のカテーテルアブレーション治療技術、脳血管障害治療製品などを展開。130年以上の歴史に裏打ちされた革新的な製品開発力と、日本人医師のニーズに合わせた製品開発への注力、そして最先端の医療機器トレーニング施設「ジョンソン・エンド・ジョンソン インスティテュート」を通じた医療従事者への教育サービス提供が強みです。これにより、医療現場の安全性と質の向上、患者のQOL維持・向上に貢献しています。 ビジョンケア カンパニーは、幼少期から老年期まであらゆる世代の「目の健康」を守る取り組みに注力し、「クオリティ・オブ・ビジョン」の向上を目指しています。同カンパニーは、世界初の使い捨てコンタクトレンズ「アキュビュー®」シリーズを展開し、近視・遠視・乱視・老視など多様な視力補正ニーズに対応。また、サージカル ビジョン ジャパンとして、白内障手術やレーザー屈折矯正などの眼科手術用領域において、単焦点・多焦点眼内レンズをはじめとする革新的な製品とサービスを提供し、眼科手術領域のリーディングカンパニーとしての地位を確立しています。 ジョンソン・エンド・ジョンソングループの医薬品部門であるJohnson & Johnson Innovative Medicineは、循環器疾患、代謝・網膜疾患、免疫疾患、感染症・ワクチン、精神・神経疾患、がん、肺高血圧症といった深刻な病気と複雑な医学上の課題に対し、科学の力と画期的な発想力で革新的な医薬品と効果的な治療法を患者に届けています。同社は、医療従事者や患者、そして一般消費者を主な顧客層とし、デジタルテクノロジーやデータサイエンスを活用したイノベーションを推進することで、人々の健康寿命の延伸とウェルビーイングの実現に貢献しています。
PHCホールディングス株式会社
上場総資産 4,209億円(2026/03)
PHCホールディングス株式会社は、同社グループを統括し、糖尿病マネジメント、ヘルスケアソリューション、診断・ライフサイエンスの3領域でヘルスケア機器・サービスの開発、製造、販売を行う。糖尿病領域では血糖測定(BGM)システムと連携アプリを展開し、約1,000万人の患者に利用されている。ヘルスケアソリューション領域では、がん診断・遺伝子検査を含む臨床検査、創薬の基礎研究から臨床試験までの受託支援、電子カルテ・レセプトコンピューター・電子薬歴・遠隔医療などの医療ITを扱う。臨床検査は国内約7,000医療機関から1日12万検体以上を受け入れ、医療IT製品は5万軒超の医療機関・薬局で利用される。 診断・ライフサイエンス領域では、病理用機器、スライドガラス、染色試薬、デジタルパソロジー、診断薬、POCT機器を製品化し、検体処理から診断までの効率化と疾患の早期発見を支援する。超低温フリーザー、CO2インキュベーター、ライブセル代謝分析装置、自動培養装置なども手掛け、大学、製薬企業、研究機関の試料保存や細胞培養を支える。加えて、電動式医薬品注入器などのドラッグデリバリー機器や体外診断用機器の開発製造受託を担う。研究、診断、治療、予防を横断する製品群を、患者、医療従事者、研究者、製薬企業へ世界125以上の国と地域で販売する事業構成に特徴があり、連結売上収益は2025年度3,644億円、超低温フリーザーは世界で15万台以上の使用実績を持つ。
東和薬品株式会社
上場総資産 4,158億円(2026/03)
東和薬品株式会社は、1951年の創業以来70年以上にわたり、ジェネリック医薬品の研究開発、製造、販売をコア事業として展開しています。同社は「安全かつ高品質で、すべての人に手が届く医薬品と笑顔あふれる健康を提供すること」を企業理念に掲げ、「東和品質」を追求しています。この「東和品質」とは、単に新薬と同等の有効成分、効き目、品質、安全性を確保するだけでなく、患者さんや医療関係者が「飲みやすく、扱いやすい」と感じる付加価値の高い製品づくりへのこだわりを指します。具体的には、水なしで服用できる口腔内崩壊錠(OD錠)の開発、苦味を抑えるマスキング技術、錠剤の小型化、薬効マークや製品名の印刷による識別性の向上など、多岐にわたる工夫を凝らしています。これらの製品は、厚生労働省の厳格な品質基準に基づき、生物学的同等性試験や安定性試験をクリアして承認されており、700品目以上の幅広い疾患領域をカバーする医薬品をラインナップしています。 同社のジェネリック医薬品事業は、日本の喫緊の課題である医療費削減に大きく貢献しており、現在国内のジェネリック医薬品普及率は85%以上、年間約1.3兆円の医療費抑制効果を生み出しています。また、同社はジェネリック医薬品事業に加え、新規事業として「健康関連事業」にも注力しています。これは、人生100年時代を見据え、病気の予防、健康の維持・増進、未病のケアに必要な製品やサービスを提供し、人々の健康寿命の延伸に貢献することを目的としています。個人の健康情報プラットフォームの構築や認知機能低下の早期発見・予防推進など、ヘルスケアに関連するあらゆるソリューションを提供することを目指しています。同社は、国内外での事業展開を通じて、人々の「こころの笑顔」をかなえる「人生100年時代に向けた総合ヘルスケアカンパニー」となることを目指し、データサイエンスを活用した個別医療の提案やドラッグリポジショニング研究など、未来の医療とお薬のあり方にも挑戦しています。究極的には「薬のいらない社会」の実現をも視野に入れ、持続可能な社会への貢献を目指しています。
大正製薬ホールディングス株式会社
上場総資産 4,032億円(2025/03)
大正製薬ホールディングス株式会社は、傘下の大正製薬株式会社を通じて、医薬品、健康食品、化粧品などの製造・販売を主軸とする事業を展開しています。同社グループは、国内セルフメディケーション事業、海外事業、医薬事業の三つの主要事業を柱とし、生活者の多様な健康ニーズに応える製品とサービスを提供しています。 国内セルフメディケーション事業では、OTC医薬品を中心に、健康食品や化粧品などの健康関連製品を幅広く展開しています。代表的な製品には、ドリンク剤「リポビタンD」、かぜ薬「パブロン」、発毛剤「リアップ」、内臓脂肪減少薬「アライ」などがあり、これらはドラッグストア等で一般消費者が直接購入できる製品として市場を牽引しています。特に「リポビタンDX」は、疲労回復・予防、栄養不良に伴う身体不調の改善、体力維持・改善などを目的とした指定医薬部外品であり、ノンカフェインで就寝前にも服用可能な点が特徴です。また、タウリンの多機能性(疲労回復、運動、美容、健康維持)に関する啓発活動も積極的に行っています。海外事業においては、東南アジア市場と欧州市場を中心に80か国以上に製品を展開し、解熱鎮痛薬、かぜ薬、外用消炎鎮痛薬、ドリンク剤、健康食品、化粧品などを提供しており、コンシューマーヘルスケア市場で世界第8位の地位を確立しています。医薬事業では、医師が処方する医療用医薬品の開発・製造・販売を手掛け、研究開発志向型企業として自社創薬に注力しています。抗生物質「クラリス」や糖尿病治療薬「ルセフィ®」(ルセオグリフロジン水和物)などが自社開発品であり、「ルセフィ®」は国内で初めて小児(10歳以上)の2型糖尿病に対する用法・用量追加承認を取得したSGLT2阻害剤として、新たな治療選択肢を提供しています。 同社は、医療用医薬品からOTC医薬品、健康食品、化粧品に至るまで、幅広い製品の研究開発を行い、人と健康に寄り添う技術で付加価値の高い製品を生み出しています。生産活動においては、国内外の工場で安心・安全・高品質な製品を提供するための徹底した品質管理体制を構築し、原料調達から製造、配送まで一貫した厳しい基準を適用しています。これにより、生活者が安心して製品を使用できる環境を整備し、持続的な健康と豊かな暮らしの実現に貢献しています。
ヤンセンファーマ株式会社
総資産 4,017億円(2025/12)
ヤンセンファーマ株式会社は、Johnson & Johnsonの医療用医薬品部門「Johnson & Johnson Innovative Medicine」の日本法人として、医療用医薬品の研究開発、臨床開発、製造、承認取得および販売を担う。同社は、がん、免疫疾患、神経疾患、心肺領域、感染症を重点分野とし、重篤な疾患や既存治療で十分な効果を得にくい疾患に対する治療薬の開発を主軸に置く。患者の治療経験や医療現場の課題を研究テーマへ反映し、科学的根拠に基づく新薬候補を臨床試験で評価したうえで、日本の医療機関へ供給する事業を行う。 医療従事者、医療機関、患者団体、研究機関、医薬品開発企業などを主な連携先とし、製品情報の提供、副作用報告の受付、製品品質に関する相談対応、患者支援プログラムにも取り組む。研究開発では、EGFR・MET標的治療、CAR-T細胞療法、二重特異性抗体、免疫グロブリンG自己抗体を標的とする治療など、腫瘍免疫や自己免疫疾患に関する技術を活用する。自社研究に加えて外部企業との共同開発や技術導入、企業買収を組み合わせ、開発品の承認取得後に医療用医薬品として販売し、継続的な安全性監視と品質管理を行うビジネスモデルに特徴がある。グローバルな研究開発基盤と日本の臨床・薬事体制を接続し、新規作用機序の治療薬を国内医療へ導入できる点を強みとする。
アリナミン製薬株式会社
総資産 3,651億円(2025/03)
アリナミン製薬株式会社は、医薬品、医薬部外品、医療機器、食品等の製造および販売を手掛けるコンシューマーヘルスケア企業です。同社は、ビタミンB1誘導体製剤「アリナミン」シリーズや総合感冒薬「ベンザ」シリーズを主力製品とし、胃腸薬「タケプロンs」、整腸剤「ビオスリー」、漢方製剤「大地の漢方便秘薬」、ビタミンC製剤「ハイシー」、更年期・更年期後の不調に対応する「メグリオ」、緊急避妊薬「レソエル72」など、幅広い一般用医薬品(OTC医薬品)を展開しています。また、健康食品「緑の習慣」や薬用化粧品「メラノホワイトジェル」、育毛剤「MIYABIKA」など、多様なヘルスケアニーズに応える製品を提供しています。製品は薬局・薬店・ドラッグストアでの販売に加え、通信販売チャネル「アリナミン製薬ダイレクト」も活用し、顧客へのアクセスを広げています。 同社は、顧客の健康で豊かな毎日を支援するため、高品質で優れた製品と適切な情報の提供をミッションとしています。近年では、市販薬初の医療用成分「ラメルテオン」を配合した睡眠改善薬「ロゼレムS」の製造販売承認取得や、大阪公立大学との共同研究による「血中ホモシステイン濃度と疲労」の関係の世界初示唆など、革新的な製品開発や科学的知見の探求にも注力しています。製造面では、グループ会社のアリナミンファーマテック株式会社がGMP省令を遵守し、厳格な品質管理のもとで製品を安定供給しています。さらに、Kenvue(JNTLコンシューマーヘルス株式会社)の「タイレノール」や「ニコレット」シリーズの販売も担当し、製品ポートフォリオを強化しています。これらの取り組みを通じて、セルフケア・セルフメディケーション市場における顧客の多様なヘルスケアニーズに迅速に応え、社会の健康増進に貢献しています。
シスメックス株式会社
上場総資産 3,526億円(2026/03)
シスメックス株式会社は、「ヘルスケアの進化をデザインする」というミッションのもと、血液や尿などを採取して調べる検体検査(ダイアグノスティクス)分野を中核事業として展開しています。同社は、ヘマトロジー(血球計数検査)、FCM(フローサイトメトリー)検査、尿検査、生化学検査、血液凝固検査、免疫検査、がん遺伝子検査、薬剤感受性検査といった多岐にわたる検査機器、診断薬、および関連ソフトウェアの開発・製造・販売・輸出入を行っています。特にヘマトロジー、血液凝固検査、尿検査の3分野では世界No.1のシェアを誇り、独自のフローサイトメトリー法やOSNA法、CLEIA法などの技術を駆使し、高精度かつ迅速な検査ソリューションを提供しています。 近年では、事業領域を拡大し、川崎重工業との合弁会社メディカロイドが開発した国産初の手術支援ロボットシステム「hinotori™」のグローバル総代理店としてメディカルロボット事業を推進。さらに、JCRファーマとの合弁会社AlliedCel株式会社や株式会社メガカリオンを通じて再生細胞医療分野(IPS細胞由来血小板製剤など)への進出、株式会社オプティムとの共同設立会社ディピューラメディカルソリューションズ株式会社によるデジタル医療(在宅医療支援システムなど)の創出にも注力しています。 同社の製品・サービスは、国公立病院、一般病院、大学、研究所、検査センター、動物病院、さらにはプロスポーツチームやスポーツジムなど、幅広い顧客層に利用されており、世界190以上の国と地域の人々の健康を支えています。ICTソリューション「Caresphere™」により検査室の運用支援や品質管理、業務効率化にも貢献。アルツハイマー病の血液バイオマーカー診断薬や、国立がん研究センターと共同開発したがんゲノムプロファイリング検査用システム(日本で初めて保険適用)など、新たな医療課題解決に向けたイノベーションを継続的に生み出しています。研究開発から生産、販売、カスタマーケアまで一貫したグローバルバリューチェーンを構築し、安定的な製品供給と顧客サポートを実現。「より良いヘルスケアジャーニーを、ともに。」という長期ビジョンのもと、多様なパートナーとの協創を通じて、人々のQOL向上と医療費の最適化に貢献し、豊かな健康社会の実現を目指しています。
キヤノンメディカルシステムズ株式会社
総資産 3,409億円(2025/12)
キヤノンメディカルシステムズ株式会社は、医療用機器の開発、製造、販売、および技術サービスをグローバルに展開する企業です。同社は、X線診断システム、CTシステム、MRIシステム、超音波診断システム、放射線治療装置、核医学診断システム、検体検査システム、ヘルスケアITソリューションなど、幅広い医療機器とソリューションを提供し、医療現場の多様なニーズに応えています。 特に画像診断分野では、心臓・脳血管領域から一般血管領域まで対応するX線アンギオグラフィ装置、高精度な診断を可能にするAquilionシリーズのComputed Tomography スキャナ、VantageシリーズのMagnetic Resonance Imaging システム、Aplioシリーズの超音波診断装置など、多岐にわたる製品ラインナップを誇ります。また、X線TV、デジタルラジオグラフィ、マンモグラフィ、回診用X線装置といった一般X線撮影システムも提供し、疾病の早期発見に貢献しています。分子イメージング分野ではCartesion PrimeやGCA-9300R、放射線治療分野ではVersa HDやElekta Harmony/Infinityといった治療ソリューションを提供し、診断から治療まで一貫した医療プロセスを支援します。検体検査システムでは、様々なテストクラスに対応する自動分析装置と関連用品を提供し、Clinical Laboratory分野を支えています。 さらに、ヘルスケアITソリューションとして、医療情報ソリューション「Vitrea」、医用画像解析ワークステーション、放射線部門・循環器部門の画像ソリューション、病院ソリューションを提供し、医療現場の効率化と高度化を推進しています。POCTソリューションでは、新型コロナウイルス抗原検査キット「Rapiim」シリーズや、迅速遺伝子検査システム「Genelyzer KIT」など、感染症対策に貢献する製品も開発・提供しています。 同社は「Made for Life」を経営スローガンに掲げ、患者と医療従事者のために、より良いソリューションを提供することを目指しています。世界190以上の国や地域に販売網を持ち、主要海外現地法人15社、90代理店を通じてグローバルに事業を展開。医療先進国との連携による共同研究・共同開発を通じて技術革新にも注力しており、医療の課題解決に貢献する強固なビジネスモデルを確立しています。対象顧客は、病院、クリニック、検査機関などの医療機関および医療従事者です。
日本新薬株式会社
上場総資産 3,032億円(2026/03)
日本新薬株式会社は、1919年の創立以来、「人々の健康と豊かな生活創りに貢献する」という経営理念のもと、医薬品事業と機能食品事業の二つの柱で事業を展開するグローバルヘルスケアカンパニーである。同社の医薬品事業は、約100年にわたり研究開発型の新薬メーカーとして、特に患者数の少ない疾患や難病の治療薬開発に積極的に挑戦している。強みは「自分たちの手で新しいくすりを創ろう」という熱い想いと、独自技術に裏打ちされた創薬力であり、肺動脈性肺高血圧症治療剤「ウプトラビ錠」、肝類洞閉塞症候群治療剤「デファイテリオ」、国産初の核酸医薬品である筋ジストロフィ―治療剤「ビルテプソ」など、数々の難病治療薬を世に送り出してきた実績を持つ。ビジネスモデルとしては、自社での基礎研究から非臨床・臨床試験を経て新薬を創出するだけでなく、他社からの導入や既存製品のPLCM(プロダクト・ライフサイクル・マネジメント)も積極的に行い、直近10年間で年平均1品目以上の新製品を発売している。グローバル展開を加速させ、米国・中国での販売体制強化や欧州等への医薬品提供体制を構築し、核酸・低分子創薬を中心にオープンイノベーションやAIを活用した研究開発を推進し、継続的なパイプライン拡充を図ることで、世界中の患者さんと医療関係者に貢献している。 一方、機能食品事業は1961年に医薬品事業で培った技術とノウハウを活かして進出し、「健康長寿」「アクティブライフ」「食の安全・安心」「食品ロスの削減」といった社会課題の解決を目指している。製薬企業としての高い品質と安全性を強みとし、科学的根拠(エビデンス)のある独自性の高い製品開発を推進。主な分野は、微生物制御技術を活かした食品の賞味期限延長に貢献する「食品品質安定剤」、超高齢社会における健康寿命延伸を目的とした「健康食品素材」、加工食品およびニュートリション分野で高付加価値製品を提供する「プロテイン製剤」である。これらのBtoB事業に加え、スポーツサプリメントやエイジングケアサプリメントといったBtoC事業にも注力し、食品メーカーや一般消費者のニーズに応えている。 さらに、同社はDX推進にも力を入れており、AIやデジタル技術を活用した創薬研究の加速、サプライチェーンの効率化、営業活動の最適化、機能食品事業における顧客体験価値向上など、全社的な業務変革と新たな価値創造に取り組むことで、持続的な成長と社会貢献を目指している。
アストラゼネカ株式会社
総資産 2,923億円(2025/12)
アストラゼネカ株式会社は、「サイエンスの限界に挑み、患者さんの人生を変える医薬品をお届けする」ことをパーパスとするグローバル製薬企業です。同社は医療用医薬品の開発、製造、および販売を主要事業としており、特にオンコロジー(がん)、循環器・腎・代謝疾患、呼吸器・免疫疾患、ワクチン・免疫療法といった幅広い治療領域において革新的な医薬品を提供しています。国内では、滋賀県米原市に製造拠点である米原工場を、大阪府と埼玉県に物流センターを構え、安定した医薬品供給体制を確立しています。 同社のビジネスモデルは、最先端の科学研究に基づいた医薬品開発に注力し、国内外の企業や大学、研究機関との戦略的なパートナリングを通じて、新たな治療法の創出を目指しています。医療情報担当者による活動は、医師や医療関係者への科学的根拠に基づいた情報提供に留まらず、地域医療連携のサポートや、デジタル技術を活用した患者さん向け情報提供(AI型Webサービス「アズポート」、母子手帳アプリ『母子モ』連携によるRSウイルス感染症情報提供、「わかる卵巣がん」「わかる乳がん」LINEアカウント、高カリウム血症治療支援フードスキャナーAIアプリ、COPD早期受診促進「スギサポウォーク」アプリ活用など)にも力を入れています。MRの働き方改革として営業所を廃止し、直行直帰やバーチャルオフィスを導入することで、柔軟な働き方を推進しつつ、患者さん中心の医療貢献を目指しています。 同社は、患者さんとそのご家族、そして医療関係者を主要な顧客層とし、2024年には日本国内で5,141億円の売上高を達成し、119件の国内開発プロジェクトを進行させるなど、強固な実績を誇ります。また、インクルージョン&ダイバーシティを重要な戦略と位置づけ、従業員の多様な働き方を支援。さらに、フェアトレード・ワークプレイス登録第1号企業として、人権や環境に配慮した責任ある購買を実践するなど、持続可能な社会への貢献にも積極的に取り組んでいます。
中外製薬工業株式会社
総資産 2,892億円(2025/12)
中外製薬工業株式会社は、中外製薬グループの生産機能を担う企業として、グローバル水準の技術力と生産体制を基盤に、革新的な医薬品および治験薬の製造・供給を世界に向けて行っています。同社は、宇都宮、浮間、藤枝の3つの主要工場を拠点とし、バイオ医薬品、低分子医薬品、中分子医薬品といった多様なモダリティに対応しています。具体的には、遺伝子組み換え細胞を培養し有効成分を精製・分注するバイオ原薬工程、化学合成による合成原薬工程、そしてアンプル、バイアル、シリンジへの無菌分注を行う溶液製剤工程や、秤量、造粒、混合を経て錠剤・カプセルを製造する固形製剤工程など、多岐にわたる製剤化工程を手がけています。 同社の強みは、中外製薬の研究部門から受け取った製造プロセスを工場規模で実現するための生産技術研究、全製品・全ロットの品質を保証する生産QA、治験薬や医薬品の品質をあらゆる面で評価する品質研究といったコア機能にあります。また、デジタル、エンジニアリング、環境機能を融合した「デジタルプラント」構想を推進し、生産性向上と効率化、持続可能な生産活動を目指しています。宇都宮工場はバイオ医薬品の開発・生産拠点として関節リウマチ治療薬などを世界に供給し、ロシュ・グループの主要拠点の一つでもあります。浮間工場はバイオ原薬や注射剤の安定生産に加え、抗体医薬を中心とした治験薬開発の要を担い、藤枝工場は合成原薬と経口固形製剤の生産に加え、新たなモダリティである中分子医薬品の開発・生産に挑戦しています。同社は、中外製薬グループが創製する医薬品を患者さんへいち早く、安定的に届けるという使命のもと、高品質な医薬品製造を通じて世界中の人々の健康と医療に貢献しています。
沢井製薬株式会社
上場総資産 2,878億円(2025/03)
沢井製薬株式会社は、「なによりも患者さんのために」という企業理念を掲げ、ジェネリック医薬品事業を主軸に据えています。同社は約700品目にもおよぶジェネリック医薬品を製造・供給し、患者が安心して利用できる高品質な医薬品を届けることに注力しています。特に、独自の製剤技術「SAWAI HARMOTECH®」を駆使し、患者の「飲みやすさ」や医療現場での「扱いやすさ」を追求しています。また、科学的知見に基づいた品質保証体制「QualityHug®」を通じて、患者の不安に寄り添い、技術と品質の向上に努めており、2024年度にはグッドデザイン賞を受賞しました。 同社はジェネリック医薬品事業に加え、健康寿命の延伸に貢献する新規事業および未病予防分野にも積極的に取り組んでいます。薬剤治療に限らない新たな選択肢の提供を目指し、疾患啓発活動として、アルコール使用症/アルコール使用障害(AUD)に関する啓発記事の無償提供や、疾患啓発サイト「AUDアルコール相談室」の運営を行っています。このサイトでは、AUDチェックや全国の医療機関検索機能を提供し、一般生活者や企業の人事担当者、健康保険組合の担当者への情報提供を強化しています。さらに、PHR管理アプリ「SaluDi」や「頭痛オンライン」「大人の神経発達症.jp」といったデジタルヘルス関連サービスも展開し、多様な健康課題に対応しています。 医薬品開発においては、既存製品の効能・用法追加承認も積極的に進めており、トルバプタンOD錠/顆粒「サワイ」では心不全、肝硬変、常染色体優性多発性のう胞腎における体液貯留や進行抑制への適用拡大を実現しました。これらの事業活動を通じて、同社は医療現場のニーズに応える付加価値の高い製品を提供し、安定供給への責任を果たしています。また、世界糖尿病デーに合わせた啓発コンテンツの配信など、社会貢献活動にも力を入れ、人々の健やかな暮らしと持続可能な社会の実現に貢献しています。
株式会社大塚製薬工場
総資産 2,740億円(2025/12)
By Prefecture
医薬品・医療機器業界の上位 10 都道府県の構成と代表企業
Within 製造業
製造業全体 (96,873社) に占める 医薬品・医療機器 の割合と、同大分類の他業界
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+48.5%前年
IQVIA集計の日本医療用医薬品市場(薬価ベース、暦年)。2024年は11兆5,037億1,300万円で前年比2.0%増・4年連続増・2005年の発表開始以来最高額。2005年は7兆7,455億900万円(参考)。病院5兆4,110億円+開業医2兆1,690億円+薬局その他3兆9,237億円。IQVIA独自集計の推計値で、市販薬・流通在庫等は集計範囲が薬事工業生産動態統計とは異なる。原表を億円換算。
後発医薬品(ジェネリック)数量シェア
隔年+4.5%前年
厚労省 薬価調査(各年9月実施)ベースの後発医薬品数量シェア(新指標=後発品のある先発品+後発品に占める後発品の割合)。新指標の定義に基づく2013年9月(46.9%)以降の連続系列。2017年9月までは隔年、2018年9月から毎年調査。2023年9月で80.2%、最新は令和7年(2025年)9月で88.8%。政府目標は2029年度末までに全都道府県で80%以上(+金額シェア65%以上の副次目標)。旧指標(2011年以前)とは定義が異なるため接続しない。
医薬品輸入金額(国内)
年次+5.4%前年
暦年の医薬品の輸入金額。厚労省 薬事工業生産動態統計年報。2023年は3兆7,726億円(原表3兆7,727億円)。国内生産金額(10兆332億円)を下回るが近年バイオ医薬品等の輸入が拡大。時系列は令和元年(2019年)の調査範囲変更(全数基準化)以降の新基準のみを採録(2018年以前は接続不可)。原表は百万円表示で億円換算。
出典: 厚生労働省 薬事工業生産動態統計(令和5年)官公庁
医療機器輸出金額(国内)
年次+2.9%前年
暦年の医療機器の輸出金額。厚労省 薬事工業生産動態統計年報。2023年は1兆1,255億円。生産・輸入に比べ輸出は小さく、国内市場は輸入超過の構造。時系列は令和元年(2019年)の調査範囲変更(全数基準化)以降の新基準のみを採録(2018年以前は接続不可)。原表は百万円表示で億円換算。
出典: 厚生労働省 薬事工業生産動態統計(令和5年)官公庁
東和薬品株式会社は、1951年の創業以来70年以上にわたり、ジェネリック医薬品の研究開発、製造、販売をコア事業として展開しています。同社は「安全かつ高品質で、すべての人に手が届く医薬品と笑顔あふれる健康を提供すること」を企業理念に掲げ、「東和品質」を追求しています。この「東和品質」とは、単に新薬と同等の有効成分、効き目、品質、安全性を確保するだけでなく、患者さんや医療関係者が「飲みやすく、扱いやすい」と感じる付加価値の高い製品づくりへのこだわりを指します。具体的には、水なしで服用できる口腔内崩壊錠(OD錠)の開発、苦味を抑えるマスキング技術、錠剤の小型化、薬効マークや製品名の印刷による識別性の向上など、多岐にわたる工夫を凝らしています。これらの製品は、厚生労働省の厳格な品質基準に基づき、生物学的同等性試験や安定性試験をクリアして承認されており、700品目以上の幅広い疾患領域をカバーする医薬品をラインナップしています。 同社のジェネリック医薬品事業は、日本の喫緊の課題である医療費削減に大きく貢献しており、現在国内のジェネリック医薬品普及率は85%以上、年間約1.3兆円の医療費抑制効果を生み出しています。また、同社はジェネリック医薬品事業に加え、新規事業として「健康関連事業」にも注力しています。これは、人生100年時代を見据え、病気の予防、健康の維持・増進、未病のケアに必要な製品やサービスを提供し、人々の健康寿命の延伸に貢献することを目的としています。個人の健康情報プラットフォームの構築や認知機能低下の早期発見・予防推進など、ヘルスケアに関連するあらゆるソリューションを提供することを目指しています。同社は、国内外での事業展開を通じて、人々の「こころの笑顔」をかなえる「人生100年時代に向けた総合ヘルスケアカンパニー」となることを目指し、データサイエンスを活用した個別医療の提案やドラッグリポジショニング研究など、未来の医療とお薬のあり方にも挑戦しています。究極的には「薬のいらない社会」の実現をも視野に入れ、持続可能な社会への貢献を目指しています。
株式会社大塚製薬工場は、医療用医薬品、メディカルフーズ、OTC医薬品、口腔ケア製品の研究開発、製造、販売を主軸とする製薬企業です。同社は特に輸液製剤と経腸栄養剤のリーディングカンパニーとして、エルネオパNF輸液、ネオパレン輸液、ラコールNF配合経腸用液などの医療用医薬品を提供し、患者さんの治療と栄養管理を支えています。また、メディカルフーズ分野では、経口補水液「オーエスワン(OS-1)」をはじめ、濃厚流動食「ハイネックス」シリーズ、咀嚼開始食品「プロセスリード」、カラダづくりサポート飲料「リハデイズ」などを展開し、一般の方から医療現場まで幅広いニーズに応えています。OTC医薬品としては「オロナインH軟膏」、口腔ケア製品として「ヒノーラ」シリーズも手掛けています。 同社の強みは、75年以上にわたり培ってきた輸液周辺技術にあり、プラスチック容器、フィルム、製剤化技術を駆使した高品質な製品開発と安定供給を実現しています。鳴門、松茂、釧路、富山の国内4工場で厳格な品質管理体制のもと生産活動を行い、ISO22301認証も取得し、災害時にも製品供給を継続できる体制を構築しています。医療関係者に対しては、MR(医薬情報担当者)を通じて製品の適正使用情報や最新の栄養管理に関する知見を提供し、栄養サポートチームとの連携も強化しています。さらに、食・栄養支援クラウドサービス「ぽけにゅー」や栄養管理見える化アプリ「にゅーたる」といったデジタルソリューションの開発にも注力し、在宅医療における栄養課題解決を支援しています。 受託製造事業では、同社の高い技術力と品質管理体制を生かし、抗生物質キット製剤、プレミックスソフトバッグ製剤、プラスチックアンプル注射剤、軟膏・クリーム剤など多岐にわたる医薬品の開発・製剤設計から実生産までを他社から受託しています。グローバル展開も積極的に進めており、日本で培った輸液技術を活かし、海外15拠点で輸液・栄養製品事業を展開し、各国の医療に貢献しています。患者さん、医療従事者、そして社会全体の健康とQOL向上に貢献することを目指し、常に革新的な製品とサービスの提供に努めています。
名古屋市中区代表企業
4,524億円
NEWS
この業界の企業に関する報道。各見出しは配信元記事からの引用です。
ネクセラファーマ、クリングル、トランスジェニックが上昇、サスメド、レナサイエンス、ラクオリア創薬が下落
フェニクスBの26年4~6月期、最終損益は9100万円の赤字 通期予想据え置き
ブライトパスの26年4~6月期、最終損益が5億3000万円の赤字 通期予想据え置き
PSS、前期経常が上振れ着地・今期は92%増益、前期配当を5期ぶり2円で復配・今期は1円増配へ
窪田製薬HD、上期最終が赤字拡大で着地・4-6月期も赤字拡大
窪田製薬ホールディングス[4596]:2026年12月期 第2四半期(中間期)決算短信〔IFRS〕(連結) 2026年8月14日(適時開示) :日経会社情報DIGITAL
コージンバイオ[177A] : コージンBの26年4~6月期、最終損益は4100万円の赤字 通期予想据え置き:日経会社情報DIGITAL
マイクロRNA核酸医薬を開発する株式会社PURMX TherapeuticsとAI創薬支援サービスを提供する株式会社FRONTEOが資本提携を締結
キッズバイオ---続伸、27年3月期第1四半期決算を発表
富士フイルム、半導体材料開発でデジタルツイン活用加速