製造業
事業領域
製鉄、非鉄金属、金属加工、めっき、金型
業界の特色
鉄鋼・金属は製造業の中分類で、業界分類済の513,527社中12,393社 (2.4%) を擁する業界です(全149業界の社数ランキングでは11位)。大阪府 (18%) を主拠点に47都道府県へ分布、上場114社を含む厚みのある層を持ちます。単体総資産は中央値33億円に対し最大は9.1兆円と2,708倍超の階層差があり、トップ企業が業界規模を大きく押し上げています。直近1年の雇用はほぼ横ばい (拡大36% / 縮小35%) で推移しています。売上判明179社で上位5社シェアは49%です。業界平均年収は約516万円。直近12年で売上規模は約19%拡大しています。
集計は 単体決算 ・厚生年金被保険者数 ベース (連結のみ開示の企業は連結値を使用)
12,393社
114社 (0.9%)
1,086
大阪府
2,271社 (18.3%)
企業数
12,393社
上場社数
114社
上場ROE中央値
6.4%
上場企業実績
上場平均年収中央値
669万円
上場企業実績
Disclosure Analysis
上場48社の有価証券報告書・IR資料の開示文を分析。
鉄鋼・非鉄金属業界は需要構造の二極化が鮮明だ。アルミ・非鉄ではAIデータセンター向け銅・InP基板や北米缶材・航空宇宙防衛材が高成長を示す一方、ICE系自動車向け特殊鋼・鋼線は将来的な3割超の需要消失リスクを抱える。中東情勢悪化は神戸製鋼で▲100億円、UACJで事業利益の約20%(▲150億円)の概算リスクとして各社業績計画に織り込まれた。銅製錬ではJX金属が通期営業利益1,900億円を見込む一方、三菱マテリアルはTC/RC悪化と貴金属生産減で苦戦し小名浜縮小など4大構造改革を同時進行させる。表面処理のトーカロは半導体需要回復を主因に売上・経常利益ともに過去最高を更新中であり、同一業種分類内でも事業特性による収益格差が拡大している。中小規模プレーヤーの多くが中計目標を下方修正しており、アルインコ・高周波熱錬はそれぞれ経常利益目標を3〜6割引き下げた。セイワHDのような製造業事業承継M&Aモデルが新たなセクター参加者として台頭している点も特徴的だ。
アルミニウムはグローバル需要拡大局面にあり、北米缶材は2030年まで年率3%成長、航空宇宙防衛材は日本防衛費増額(約9→10兆円)と地政学リスクを背景に長期拡大が見込まれる。非鉄金属では銅がAIデータセンター需要拡大で堅調、InP基板は2030年に2025年比3倍の能力増強が決定した。一方でICE系自動車向け鋼材・鋼線は最大3割超の需要減リスクがあり、モリテックスチール単体での自動車向け売上比率7割という構造が将来的な脆弱性として認識されている。インドネシアでは政府のインフラ予算削減を受け大阪製鐵がKOS事業撤退を決定、特損172億円を計上した。仮設資材・建設金属資材では老朽インフラ維持修繕需要の増加や安全規制強化が追い風として機能している。半導体向け溶射コーティング・特殊アルミ厚板は半導体投資サイクル回復で前年比20%超の需要伸長が確認されている。
成長軸の選択において各社は明確に分岐している。UACJはSafran社とのMOUで航空宇宙鍛造品に参入し、2030年度航空宇宙防衛材売上2024年度比2.3倍を目標に掲げる。JX金属はカセロネス銅鉱山権益を約340億円で譲渡し、得た資金をInP基板・銅箔等のフォーカス事業とサプライチェーン強化に集中配分するポートフォリオ変革を推進する。三菱マテリアルは小名浜縮小・伸銅品再編を経営資源再配置の起点とし、北米ReElementへの資本参加でレアメタルリサイクルに活路を開く。大同特殊鋼は成長市場製品比率をFY22の10%からFY30に25%へ引き上げ、海外売上比率も35%目標として自動車ICE需要減を補完する。新日本電工は焼却灰資源化に120億円を投資し経産省補助金100億円を活用、処理能力を2027年に220千tへ倍増させる。セイワHDは製造業中小の事業承継M&Aを「永続保有モデル」で展開しTAM132兆円を標榜する業種内の異色プレーヤーだ。
地政学リスクが業績の最大変数となっており、神戸製鋼は中東情勢を▲100億円、UACJは事業利益の約20%(▲150億円)として織り込んだ。米国追加関税はUACJにとって缶材TAA収益押し上げという正の側面を持つ一方、日本・メキシコからの自動車関連材輸出減少リスクを並存させる複雑な構造をとる。銅製錬ではTC/RC(精鉱処理条件)の悪化が三菱マテリアルの減益主因となっており、製錬マージン収縮は非鉄業界の共通課題だ。BEV化の転換速度を読み切れない高周波熱錬は中計の営業利益目標を46億円から21億円へ大幅後退させ、新商品市場投入遅れも重なった。アルミ建材のアルインコ・三協立山はアルミ地金価格上昇とエネルギーコスト増が販売数量回復遅れと重なり中計目標を下方修正した。大阪製鐵のインドネシア撤退(特損237億円)に代表されるように、新興国インフラ需要の政策的急変も重大なリスクシナリオとして顕在化した。
各社の収益水準には大きな格差がある。トーカロは2026/3期で経常利益率25.2%・経常利益147億円を達成し、2027/3期も150億円で過去最高を更新する見通しと業界内で突出した収益性を示す。UACJはFY26にAdjusted EBITDA 1,090億円・事業利益650億円を目標に掲げ、増配(58円/株、+3円)も継続する。JX金属は連結配当性向25%・下限20円/株を設定し成長投資最優先のキャピタルアロケーション方針を明文化した。大同特殊鋼は長期目標としてROE9%以上・営業利益600億円以上・PBR1.0以上を掲げ、2026年度計画の調整後401億円からの上乗せ達成を戦略の核に据える。東邦亜鉛は事業再生1年目でEBITDA約80億円・当期純利益48億円の黒字化を達成し、次年度もEBITDA80億円台維持を見込む再建フェーズにある。高周波熱錬・アルインコは修正後目標でROEをそれぞれ2.5%・6.4%に留めており、素材コスト高・需要低迷のなかで収益性回復ペースが他社と比べて遅れている。
EDINET有価証券報告書・IR資料の開示文を分類・要約(上場企業) 出典: EDINET 有価証券報告書・各社IR資料 ・ 最終更新 2026/06
Major Companies
会社名・本社・上場区分・従業員数で比較。売上は官報/EDINET 由来の決算データがある会社のみ表示しています(未開示は「—」)。
| 順位 | 会社名 | 本社 | 上場区分 | 従業員数 | 売上 |
|---|---|---|---|---|---|
| 1 | 日本製鉄株式会社 | 東京都 | 上場 | 33,355人 | 4.5兆円 |
| 2 | JFEスチール株式会社 | 東京都 | 上場 | 16,400人 | — |
| 3 | 株式会社神戸製鋼所 | 兵庫県 | 上場 | 13,572人 | 1.3兆円 |
| 4 | 株式会社プロテリアルケーブルソリューションズ | 東京都 | 上場 | 6,951人 | 5,064億円 |
| 5 | 三菱マテリアル株式会社 | 東京都 | 上場 | 5,918人 | 1.4兆円 |
| 6 | 三協立山株式会社 | 富山県 | 上場 | 5,383人 | 2,422億円 |
| 7 | JX金属株式会社 | 東京都 | 上場 | 4,660人 | 4,618億円 |
| 8 | 株式会社UACJ | 東京都 | 上場 | 4,634人 | 4,062億円 |
| 9 | 大同特殊鋼株式会社 | 愛知県 | 上場 | 4,180人 | 3,727億円 |
| 10 | 住友金属鉱山株式会社 | 東京都 | 上場 | 3,803人 | 1.5兆円 |
| 11 | 愛知製鋼株式会社 | 愛知県 | 上場 | 3,241人 | 2,277億円 |
| 12 | 黒崎播磨株式会社 | 福岡県 | 上場 | 2,755人 | 1,091億円 |
| 13 | 日本軽金属株式会社 | 東京都 | 上場 | 2,646人 | 1,636億円 |
| 14 | 田中貴金属工業株式会社 | 東京都 | 上場 | 2,367人 | 4,192億円 |
| 15 | トピー工業株式会社 | 東京都 | 上場 | 2,171人 | 1,819億円 |
| 16 | 大阪富士工業株式会社 | 兵庫県 | 非上場 | 2,022人 | — |
| 17 | 株式会社栗本鐵工所 | 大阪府 | 上場 | 1,719人 | 826億円 |
| 18 | 東洋鋼鈑株式会社 | 東京都 | 上場 | 1,632人 | 1,340億円 |
| 19 | 東洋アルミニウム株式会社 | 大阪府 | 非上場 | 1,607人 | 656億円 |
| 20 | 濱田重工株式会社 | 福岡県 | 非上場 | 1,584人 | — |
| 21 | 吉川工業株式会社 | 福岡県 | 非上場 | 1,512人 | — |
| 22 | 産業振興株式会社 | 東京都 | 非上場 | 1,449人 | 1,026億円 |
| 23 | 株式会社ヨドコウ | 大阪府 | 上場 | 1,364人 | 1,174億円 |
| 24 | 株式会社テツゲン | 東京都 | 非上場 | 1,364人 | 440億円 |
| 25 | 東邦チタニウム株式会社 | 神奈川県 | 上場 | 1,343人 | 873億円 |
| 26 | 日鉄鋼板株式会社 | 東京都 | 非上場 | 1,319人 | 1,415億円 |
| 27 | 株式会社アライドマテリアル | 東京都 | 非上場 | 1,273人 | 468億円 |
| 28 | 東京製鐵株式会社 | 東京都 | 上場 | 1,265人 | 2,681億円 |
| 29 | 日本冶金工業株式会社 | 東京都 | 上場 | 1,244人 | 1,292億円 |
| 30 | 株式会社シマブンコーポレーション | 兵庫県 | 非上場 | 1,199人 | — |
従業員数は社会保険加入者数(単体)です。
Industry Metrics
鉄鋼・金属に関連する市場規模・事業所数などの指標を、官公庁・業界団体の公開統計から集約(各指標に出典リンク付き)。
粗鋼生産量(全国)
年次-3.4%前年
日本鉄鋼連盟集計・全国粗鋼生産量(暦年)。2023年は8699.6万トンで前年比2.5%減、2024年は8400.9万トンで前年比3.4%減・3年連続減少。2022年は8699.6÷0.975の概数。1973年以降では2020年(8318.6万トン)に次ぐ低水準。2005〜2021年は新日鉄住金/日本製鉄ファクトブック(JISF/worldsteel暦年、千トン)を万トン換算して追加。2020年は8278.6万トン(暦年)。2022年の既存値(8920)はファクトブック値8783.7とは基準が異なるため未統合・既存維持。
出典: 日本鉄鋼連盟 鉄鋼生産概況業界団体
熱間圧延鋼材生産量(全国)
年次日本鉄鋼連盟集計・熱間圧延鋼材生産量(普通鋼+特殊鋼の合計、暦年)。2024年は7402.0万トンで前年比3.9%減・3年連続減少
出典: 日本鉄鋼連盟 鉄鋼生産概況業界団体
鉄鋼業 製造品出荷額等(全国)
年次-0.4%前年
総務省・経済産業省 経済構造実態調査(製造業事業所調査)ベース、鉄鋼業の製造品出荷額等。2023年は23兆8346億円で全製造業の6.4%。従業者4人以上の事業所
出典: 経済産業省 経済構造実態調査(製造業事業所調査)官公庁
普通鋼鋼材生産量(全国)
年次日本鉄鋼連盟集計・普通鋼熱間圧延鋼材生産量(暦年)。2024年は5870.4万トンで前年比4.0%減・3年連続減少。熱間圧延鋼材全体(7402.0万トン)の約8割を占める
出典: 日本鉄鋼連盟 鉄鋼生産概況業界団体
特殊鋼鋼材生産量(全国)
年次日本鉄鋼連盟集計・特殊鋼熱間圧延鋼材生産量(暦年)。2024年は1531.5万トンで前年比3.5%減・3年連続減少。粗鋼ベースの特殊鋼は2024年1870.8万トン
出典: 日本鉄鋼連盟 鉄鋼生産概況業界団体
伸銅品生産量(全国)
年次日本伸銅協会(JCBA)集計・伸銅品(銅・銅合金の板条・管・棒線等)生産量(暦年速報)。2024年は64万2,125トン(約64.2万トン)でほぼ前年並み。エアコン用銅管・銅条が牽引。全14品種中8品種が増加
各指標は出典元の集計対象(全数/主要事業者など)に依存します。金額は表示の都合で兆円・億円に整形しています。破線は予測値です。
Industry Benchmark
政府統計の業界平均(粗い大分類ベース)と、この業界の上場企業の実績中央値を並べて比較できます。
この業界の上場企業(実績集計)
特定の中分類の実態に近い実績値です。
ROE(中央値)
6.4%
当期純利益 / 自己資本
売上高純利益率(中央値)
4.5%
当期純利益 / 売上高
総資産回転率(中央値)
0.71回
売上高 / 総資産
平均年収(中央値)
669万円
有報の平均年間給与
平均従業員数(中央値)
417名
有報の従業員数
上場105社の実績中央値(平均年収は有報開示92社)。出典: 各社決算・EDINET有価証券報告書
業界全体(政府統計)
国の統計に基づく業界平均(最新 2024年度)
原価率
77.9%
売上原価 / 売上高
営業利益率
4.0%
営業利益 / 売上高
経常利益率
5.5%
経常利益 / 売上高
総資産回転率
0.82回
売上高 / 総資産
一人当たり売上
23.8百万円
売上高 / 従業者数
平均年収
516万円
人件費 / 従業者数
労働分配率
60.7%
人件費 / 付加価値
一人当たり付加価値
995万円
付加価値 / 従業者数
対応 収益性: 財務省 法人企業統計『金属製品製造業』(中分類・2024年度) / 一人当たり売上: 総務省・経産省 経済センサス『金属製品製造業』(中分類・2021年)
参照: 財務省 法人企業統計『製造業』(2024年度・全規模)
※ 政府統計(財務省 法人企業統計・経済センサス)は大分類・全規模・従業者数(パート等含む)ベースの平均値です。特定の中分類や上場企業群の実態とは乖離する場合があります。
出典: 財務省「法人企業統計」・総務省/経済産業省「経済センサス」(従業者数ベース・パート等を含む)
Listed Companies
鉄鋼・金属で上場している 60社
色が濃い領域 = 多くの企業が集中する規模帯。セル click で内訳
| ← 従業員規模 → | |||||
|---|---|---|---|---|---|
| ~10 | 10~50 | 50~100 | 100~1000 | 1000~ | |
| 総資産1兆+ | |||||
| 1000億~1兆 | |||||
| 100~1000億 | |||||
| 10~100億 | |||||
| 1~10億 | |||||
| ~1億 | |||||
Industry Profile
業界内企業の総資産分布と従業員数の増減トレンド
業界内企業の総資産分布 (中央値と中央 50% のレンジ)
33億円中央値
中央 50% が 10.0億円 〜 124億円 の規模 ・ 最大 9.1兆円
規模別社数 (総資産バケット) — クリックで内訳
1 年前と現在の従業員数を比較できる企業の増減
業界は 横ばい(平均 +12.3%)
雇用拡大 36%・縮小 35%
増減率別社数 (YoY) — クリックで内訳
Profitability by Size
鉄鋼・金属を含む業種の、資本金階級ごとの原価率・営業利益率・総資産回転率(大→小)
参照: 財務省 法人企業統計『製造業』(2024年度・資本金階級別)
| 規模 | 原価率 | 営業利益率 | 総資産回転率 |
|---|---|---|---|
| 10億円以上 | 78.0% | 6.6% | 0.68回 |
| 1億円以上 - 10億円未満 | 81.7% | 4.8% | 0.99回 |
| 1千万円以上 - 1億円未満 | 77.3% | 3.3% | 0.97回 |
| 1千万円未満 | 62.1% | -0.4% | 1.18回 |
出典: 財務省「法人企業統計」(資本金階級別の集計値)
Sales & Margin Trend
鉄鋼・金属を含む業種の売上高(兆円)と営業利益率(%)の長期推移
参照: 財務省 法人企業統計『製造業』(2013–2024年度)
棒=売上高(兆円)/右端=営業利益率。出典: 財務省「法人企業統計」
Market Concentration
上位5社で売上の 48.7%
鉄鋼・金属で売上判明 179 社中
売上判明企業(官報/EDINET 由来の決算データがある企業)ベースの集計です。未開示企業は含みません。
Recent Activity
鉄鋼・金属の企業の直近の動き
ニスコグラウト株式会社
2026/08ニスコグラウト、ニスコWESTを吸収合併
ニスコグラウト株式会社は、2026年7月にニスコWEST株式会社を吸収合併し、存続会社となりました。
株式会社JIN
2026/08株式会社JIN、包装資材の在庫販売を開始
株式会社JINは2026年7月、法人向け包装資材の在庫販売を開始し、ストレッチフィルム・エアークッションの即納対応を強化しました。
鳥居金属興業株式会社
2026/08東海アルコック工業を吸収合併、存続会社として体制強化
鳥居金属興業株式会社は2025年10月に東海アルコック工業株式会社を吸収合併し、存続会社として事業を統合しました。
Top by Sales
直近の売上が大きい順・最大 100 社
日本製鉄株式会社
上場売上 4.5兆円(2026/03)
日本製鉄株式会社は、日本最大手であり世界でもトップクラスの総合鉄鋼メーカーとして、製鉄事業を中核に、エンジニアリング、ケミカル・マテリアル、システムソリューションの4つの事業分野を展開しています。同社は「総合力世界No.1の鉄鋼メーカー」を目指し、常に世界最高の技術とものづくりの力を追求し、優れた製品・サービスの提供を通じて社会の発展に貢献しています。製鉄事業では、自動車、建設、インフラ、エネルギー分野など多岐にわたる顧客に対し、高張力鋼板(ハイテン)や鋼管、薄板、厚板、ステンレス鋼、電磁鋼板などの最先端の鉄鋼製品を提供。特に、軽量化と衝突安全性を両立するハイテンは自動車の燃費向上に貢献し、社会のCO2排出量削減に寄与しています。また、環境負荷の低い鉄鋼製品として、製造プロセスにおけるCO2排出削減量を割り当てた「NSCarbolex®」ブランドを展開し、環境に配慮した鉄の選択を推進しています。 同社は、気候変動対策を経営の最重要課題と位置づけ、「カーボンニュートラルビジョン2050」を掲げ、水素還元製鉄技術や大型電炉での高級鋼製造、CCUS(CO2回収・利用・貯留)といった超革新的な技術開発に挑戦しています。さらに、鉄鋼製造時に発生する副産物である鉄鋼スラグを活用し、海の磯焼け現象を解消し藻場を再生する「海の森づくり」プロジェクトを通じて、ブルーカーボン生態系の育成にも貢献しています。デジタルトランスフォーメーション(DX)戦略を強力に推進し、生産プロセスおよび業務プロセスの改革、意思決定の迅速化、課題解決力の強化を図ることで、鉄鋼業におけるデジタル先進企業を目指しています。グローバル展開も積極的に進め、世界15カ国以上に製造拠点を持ち、約100カ国に高品質な鉄鋼製品を輸出することで、世界のインフラ整備や経済成長を支えています。エンジニアリング事業ではプラント建設や巨大鋼構造物、ケミカル・マテリアル事業では芳香族化学合成や機能性材料技術、システムソリューション事業では製造業から金融・流通・公共まで幅広い顧客にITシステムを提供し、グループ全体で社会の多様なニーズに応えています。
住友金属鉱山株式会社
上場売上 1.5兆円(2026/03)
住友金属鉱山株式会社は、1590年の創業以来、430年以上にわたる歴史を持つ非鉄金属の総合企業です。同社は「資源事業」「製錬事業」「材料事業」を三つの柱とし、持続可能な社会の実現に貢献しています。資源事業では、高品位な金鉱山である菱刈鉱山(日本)をはじめ、モレンシー銅鉱山(米国)、セロ・ベルデ銅鉱山(ペルー)、ケブラダ・ブランカ銅鉱山(チリ)、コテ金鉱山(カナダ)など、世界各地の優良鉱山に権益を保有し、銅、金、ニッケル、コバルトなどの安定供給源を確保しています。製錬事業では、世界最大級の単一自熔炉を持つ東予工場で銅を製錬し、また国内唯一の電気ニッケルメーカーとしてMCLE法による高品質な電気ニッケルを生産しています。特に、低品位ニッケル酸化鉱石からニッケルとコバルトを抽出するHPAL(高圧硫酸浸出)技術をフィリピンのコーラルベイニッケル社やタガニートHPALニッケル社で商業生産に成功させ、未利用資源の有効活用と環境負荷低減を両立しています。材料事業では、車載用リチウムイオン電池の正極材において高い技術力と品質管理体制でワールドワイドなシェアを誇り、水酸化ニッケル、ニッケル酸リチウム、三元系正極材などを提供しています。さらに、スマートフォン向けタンタル酸リチウム・ニオブ酸リチウム、光通信用部品、近赤外線吸収材料CWO®、厚膜ペースト、そして次世代パワー半導体材料として注目される貼り合せSiC基板「SiCkrest®」など、多岐にわたる機能性材料を開発・製造しています。これらの事業を通じて、エレクトロニクス、自動車、通信、化学、インフラといった幅広い産業の基盤を支え、貴金属リサイクルや水リサイクルといった環境負荷低減にも積極的に取り組んでいます。
三菱マテリアル株式会社
上場売上 1.4兆円(2026/03)
三菱マテリアル株式会社は、「人と社会と地球のために」という企業理念のもと、限りある資源の有効活用と再生を追求する循環型ビジネスモデルを構築し、多岐にわたる事業を展開しています。同社の主要事業は、金属素材の安定供給と資源循環を使命とする金属・資源循環事業、オンリーワン技術で産業基盤を支える銅加工事業、圧倒的な開発力とものづくりで勝負する電子材料事業、そして世界の総合工具工房を目指す加工事業です。金属・資源循環事業では、独自の三菱連続製銅法を核に、E-Scrapや家電製品、シュレッダーダスト、溶融飛灰などから金、銀、銅、パラジウムといった有価金属を回収する世界トップクラスのリサイクル技術を誇り、循環型社会の実現に大きく貢献しています。銅加工事業では、お客様の加工工程で発生する銅屑を回収し、自社工程内で循環・再利用することで持続可能なものづくりを推進。電子材料事業では、半導体、電子材料、電子部品、新素材、太陽電池向け製品などを提供し、エレクトロニクス産業の発展を支えています。加工事業では、主力製品である超硬工具の主要原料であるタングステンを、使用済超硬工具からリサイクルする取り組みを強化し、2030年までにリサイクル原料使用比率80%以上を目指しています。さらに、約50年にわたる実績を持つ地熱発電をはじめ、風力、太陽光などの再生可能エネルギー事業を通じて、脱炭素社会の構築にも貢献しています。同社は、川上の資源から川中の素材、川下の加工品に至るまでの幅広い技術とノウハウを活用し、自動車関連やエレクトロニクス分野など、多様な産業顧客に対し高品質な製品とサービスを提供しています。
株式会社神戸製鋼所
上場売上 1.3兆円(2026/03)
株式会社神戸製鋼所は、1905年の創業以来、素材系、機械系、電力の3つの事業を柱に、社会課題の解決に貢献する多様な製品とサービスを提供する総合メーカーです。同社の事業内容は、まず鉄鋼・非鉄金属及びその合金の製造販売、鋳鉄品・鋳鍛鋼品及び非鉄合金の鋳鍛造品の製造販売を核としています。具体的には、自動車、航空機、インフラ、エネルギーといった幅広い産業向けに、高品質な鉄鋼製品、アルミ板、銅板、チタン製品、鋳鍛鋼品などを提供し、社会の基盤を支えています。次に、産業機械器具、輸送用機械器具、電気機械器具、その他の機械器具の製造販売を手掛けており、圧縮機、冷凍装置、各種プラント設備などが含まれます。さらに、各種プラントのエンジニアリング及び建設工事の請負も重要な事業領域であり、環境プラントや化学プラントなど多岐にわたるソリューションを提供しています。また、電力供給事業も展開しており、神戸発電所や真岡発電所などで安定した電力供給を行っています。同社の最大の強みは、多様な事業領域と個性豊かな人材、そして長年培ってきた技術の「かけ算」による総合力にあります。これにより、お客様や社会の複雑なニーズに対し、KOBELCOならではのソリューションを創出し、提供しています。品質憲章に基づき「信頼される品質」を最優先し、安全・安心なものづくりを徹底するとともに、カーボンニュートラルへの挑戦や、グリーン社会への貢献、安全・安心なまちづくり・ものづくりへの貢献をマテリアリティとして掲げ、持続可能な社会の実現を目指し、国内外で事業を展開しています。
パンパシフィック・カッパー株式会社
売上 1.3兆円(2025/03)
パンパシフィック・カッパー株式会社は、銅を主体とする非鉄金属素材の供給事業者として、原料調達から製錬・加工委託、製品販売までを一貫して担っています。同社は世界有数のバイヤーとして、チリのカセロネス鉱山、ロス・ペランブレス鉱山、エスコンディーダ鉱山をはじめとする世界各地から年間約180万トンもの高品質な銅精鉱を安定的に調達し、リサイクル原料の活用も積極的に推進することで、非鉄金属資源の有効活用と社会の持続可能な発展に貢献しています。製錬・加工は、JX金属製錬の佐賀関製錬所・日立工場、および三井金属出資の日比製煉(日比共同製錬玉野製錬所へ再委託)といった高い技術力とコスト競争力を持つ国内最大級の施設に委託しており、年間約65万トンという国内最大、世界有数の電気銅生産能力を誇ります。製造される電気銅は高品質で市場から高い評価を得ています。また、銅の生産工程で効率的に回収される貴金属(金、銀、プラチナ、パラジウム)、レアメタル(セレン、テルル)、硫酸、粗硫酸ニッケル、硫酸銅などの副産物も産業素材として市場に供給しています。さらに、JX金属製錬の関連会社である日本鋳銅へは、伸銅品・電線分野向けの中間素材である型銅(ケーク、ビレット)の生産を委託し、タフピッチ銅、リン脱酸銅、無酸素銅等の多種多様な高品質型銅を販売しています。製品販売においては、国内外の電線・伸銅分野のお客様に対し、高品質な製品をタイムリーに提供することを重視し、特に経済成長が著しい中国を中心とした東アジア地域やタイを始めとする東南アジア地域でのマーケティング活動を強化しています。物流面では、日本とチリ間の効率的な輸送を実現するため、銅精鉱と硫酸を同時に運搬できる「鉱硫船」を2隻運航し、年間約40万トンの銅精鉱と約24万トンの硫酸を輸送する体制を確立しています。同社の製錬・加工委託先は、銅産業の責任ある生産を示すCopper Mark認証やISO9001・14001を取得しており、品質と環境に対する高い社会的責任を果たしています。脱炭素社会の実現に向け、銅資源の有効活用と資源循環の加速を使命とし、透明性の高いサプライチェーン構築に努めています。
株式会社プロテリアルケーブルソリューションズ
上場売上 5,064億円(2026/03)
株式会社プロテリアルは、「マテリアルのプロだからこそつくり出せる高機能材料で人々の暮らしをより豊かに、サステナブルに変えていく」をミッションに掲げる高機能材料メーカーです。同社は、特殊鋼、ロール、磁性材料、パワーエレクトロニクス、電線、自動車部品の製造と販売を主要事業として展開しています。特に、歴史に培われた高度な冶金技術と材料開発力を強みとし、古来の「たたら製鉄」の系譜を受け継ぐ「YSSヤスキハガネ」ブランドの工具鋼、電子材、産機材、航空機エネルギー関連材などを提供し、金型・工具・刃物材料から自動車部品、エレクトロニクス材料まで幅広い産業の発展を支えています。 鉄鋼圧延用ロールではトップブランド「HINEX®」を有し、射出成形機用シリンダや建築用鋼構造物関連部品の加工も手がけます。磁性材料分野では、希土類磁石「NEOMAX®」やフェライト磁石など多様な製品ラインナップで自動車、エレクトロニクス、家電分野に貢献。パワーエレクトロニクス事業では、アモルファス金属材料「Metglas™」、ナノ結晶軟磁性材料「ファインメット®」、高性能ソフトフェライト、高機能セラミックスなどの特長ある材料・部品でエネルギー効率化と情報通信の高度化に寄与しています。電線事業では、鉄道車両、港湾設備、一般建設、産業用など社会インフラの高度化に貢献する製品を提供し、自動車部品事業では各種センサー、電源ハーネス、ブレーキ用ハーネス・ホースなどをグローバルに開発・生産・販売し、自動車の安全性、省エネルギー、利便性向上に貢献しています。 同社は、モビリティ、産業インフラ、エレクトロニクス関連分野を中心に、世界トップクラスの高機能材料を提供しており、独創的な技術と製品・ビジネスプロセス・人に関する高い質の追求を通じて新たな価値を創造し、持続可能な社会の実現に貢献することを目指しています。顧客のイノベーションを実現するため、技術と製品だけでなく、それを生み出すプロセスや人材の育成にも注力し、世界中の顧客のビジョンを深く理解し、革新的な提案を続けることでファーストパートナーとしての信頼を築いています。
アサヒプリテック株式会社
売上 4,863億円(2025/03)
アサヒプリテック株式会社は、金・銀・プラチナ・パラジウムなどの貴金属およびレアメタル原料の仕入れ、再生・精錬、加工・販売を主要事業とする貴金属リサイクルメーカーです。同社は、歯科、宝飾、電子・半導体、触媒の4つの主要分野を中心に、貴金属含有スクラップの回収から高精度な精製、そして製品化までを一貫して手掛けるビジネスモデルを確立しています。 歯科領域では、歯科医院や歯科技工所から排出される撤去冠、キャスト屑、研磨屑などを全国の営業ネットワークを通じて直接回収し、高精度に精製しています。独自の「アサヒメタルアカウントシステム」や「サンクスゴールド」といったオプションサービスを提供し、顧客の利便性向上と資産管理をサポートしています。宝飾領域では、指輪やネックレスなどの宝飾品、製造過程で発生する研磨屑やバフ粉から貴金属をリサイクルし、バー、グラニュール、合金といった多様な製品形態で返却することで、製造業の生産ラインへの再投入ニーズに応えています。エシカルジュエリーの需要増加に対応し、CO₂排出量を新規採掘の約10分の1に抑える環境負荷の低いリサイクルプロセスを提供することで、顧客のカーボンフットプリント削減に貢献しています。 電子・半導体領域では、パソコン、スマートフォン、デジタル家電製品、EV車、データセンター、AI半導体などに使用される半導体や電子基板、メッキ液、エッチング液などから金・銀・パラジウムを回収・精製しています。独自開発の電解式貴金属回収装置「ZIPANG」をお客様の製造ラインに設置し、オンサイト回収を可能にすることで、貴金属回収率の向上とトータルランニングコストの低減を支援しています。また、ISO/IEC 17025試験所認定を取得した分析部門による高い信頼性と、100%リサイクル貴金属を使用したUL認証取得製品の提供を通じて、顧客のESG経営に貢献しています。触媒領域では、自動車の排気ガス浄化触媒、医農薬合成に必要な化学触媒、水素製造プロセスで用いられる触媒電極からプラチナ・パラジウム・ロジウムなどの貴金属を回収・精製しています。自動車メーカー、触媒メーカー、解体業者、化学合成・合成医農薬品業界、水素エネルギー関連企業を対象に、高純度かつ高効率な貴金属回収を実現し、安定供給体制を構築しています。 同社の強みは、回収から精錬、製品化、販売までを自社で一貫して行うことで、高価買取と低コストでの精錬を実現している点です。また、年間約30トンの金を生産する世界最大級のリサイクル工場と、スクラップから多くの貴金属を回収するテクノセンターの高い技術力を有しています。日本全国に広がる営業拠点と、長年にわたる各業界での豊富な知見を活かし、顧客ニーズに応じた柔軟なオプションサービスを提供しています。さらに、ISO9001、ISO14001、ISO/IEC 17025などの国際認証や、LBMA、LPPMのグッド・デリバリー認定を取得しており、品質、環境、責任ある調達において高い信頼性を確保しています。これらの取り組みを通じて、同社は資源の有効活用と産業の持続的な発展、循環型社会の実現に貢献しています。
アサヒメタルファイン株式会社
売上 4,771億円(2025/03)
アサヒメタルファイン株式会社は、AREホールディングスグループの貴金属事業セグメントを担う製造販売事業会社として、貴金属のリサイクル原料の精製から最終製品の製造、そして販売までを一貫して手掛ける製販一体のビジネスモデルを展開しています。同社の主要事業は、貴金属含有スクラップの回収・精製、高品質な貴金属製品の製造、およびグローバルなトレーディング事業の三本柱です。特に、アジア最大級の最先端リサイクル工場である坂東工場では、世界トップレベルの技術を駆使し、年間24トン以上の金をリサイクルで産出しており、これは世界の金リサイクル総量の約2%、世界の鉱山生産量の約0.6%に相当する規模です。同社は金、銀、プラチナ、パラジウムといった貴金属を扱い、用途に応じた様々な形状の製品を提供しています。 同社の強みは、独自のトレーサビリティシステムによって環境汚染や人権問題に加担していないことを証明されたリサイクル由来の金地金製品「グリーンゴールド」であり、環境意識の高い大手宝飾ブランドやメーカーから高い評価を得ています。また、金・銀はLBMA、プラチナ・パラジウムはLPPMのグッド・デリバリー・バーとして認定され、RJCのCOP認証およびCOC認証も取得するなど、国際的な厳しい基準をクリアした信頼性の高い製品を提供しています。トレーディング部門は、これらの高付加価値製品をグローバルに販売するとともに、貴金属の価格変動リスクを適切にヘッジしながら機動的な取引を展開。将来的には、個人向けサービスや小型バー・コインなどのミント製品開発、グループ会社や外部パートナーとの連携による海外展開など、新領域への挑戦も進めています。環境に配慮した精製プロセスや、CDP「気候変動レポート2025」での最高評価「Aリスト」選定といった実績も、同社の持続可能性へのコミットメントを示しています。
JX金属株式会社
上場売上 4,618億円(2026/03)
JX金属株式会社は、銅やレアメタルに関する先端素材のグローバルプレーヤーとして、資源開発から製錬、先端材料の製造・販売、そして使用済み機器からのリサイクルまで、一貫したサプライチェーンのもとで事業を展開しています。同社の事業は、半導体材料セグメント、情報通信材料セグメント、基礎材料セグメントの3つの主要分野に分かれます。半導体材料セグメントでは、薄膜材料事業として半導体用スパッタリングターゲット、化合物半導体材料、高純度金属などを提供し、特に半導体用スパッタリングターゲットでは世界シェア約60%を誇ります。タンタル・ニオブ事業では、世界有数のタンタル・ニオブ材料メーカーであるTANIOBIS GmbHを中心に、高純度タンタル粉(世界シェア約50%)やニオブ材料を供給し、IoT・AI社会の発展に貢献しています。情報通信材料セグメントの機能材料事業では、長年培った高度な金属加工技術を駆使し、フレキシブル回路基板向けの圧延銅箔(FPC用圧延銅箔で世界シェア約80%)や、コネクターなどに使われるチタン銅(世界シェア約60%)、コルソン合金、りん青銅といった伸銅品などの高機能製品をグローバルに展開しています。基礎材料セグメントでは、資源事業として南米チリに複数の銅鉱山を保有し、安定的な原料確保に努めるとともに、レアメタル鉱山の調査・開発にも積極的に取り組んでいます。金属・リサイクル事業では、銅精鉱とリサイクル原料を組み合わせた「グリーンハイブリッド製錬」技術により、環境負荷を低減しながら銅や貴金属などの高品質な金属地金を生産し、循環型社会の構築に貢献しています。また、低濃度PCB廃棄物の無害化処理も手掛けています。同社は、デジタルトランスフォーメーションの進展や脱炭素社会形成に向けた動きの中で、高品質・高機能な先端素材の安定供給を通じて社会の発展を支えることを使命としています。
田中貴金属工業株式会社
上場売上 4,192億円(2025/12)
田中貴金属工業株式会社は、1885年の創業以来、貴金属の可能性を追求し、社会の発展と豊かな暮らしに貢献してきた貴金属のリーディングカンパニーです。同社は主に「産業用」と「資産用」の二つの分野で事業を展開しています。産業用分野では、自動車、モバイル機器、エネルギー、医療、宇宙開発といった多岐にわたる最先端領域に対し、貴金属の優れた特性を活かした製品や素材を提供しています。具体的には、スマートフォンやパソコンの半導体に使われるボンディングワイヤ、音響・映像機器のマイクロモーター用貴金属クラッド材、通信機器や車載機器のリベット接点、燃料電池用触媒など、世界トップクラスのシェアを誇る製品を開発・製造しています。お客様の課題に対し、高い技術力と最適なソリューションで応え、必要最小限の貴金属で最大の効果を発揮させることを強みとしています。 資産用分野では、金地金やプラチナ地金、貴金属コインの売買を通じて、お客様の資産形成に貢献しています。同社の資産用事業は国内随一の取扱量を誇り、特に月々3,000円から金・プラチナ・銀を積み立てられる「純金積立」は、日本で初めて同社が発売した画期的な商品です。毎日公正・公平な価格を発表し、全国の直営店や特約店で安心して取引できる体制を整えています。また、同社は世界の金・銀市場で最も権威のあるLBMA(ロンドン金市場協会)およびLPPM(ロンドン・プラチナ・パラジウム・マーケット)の公認溶解・検定業者、さらには日本で唯一の公認審査会社として、貴金属の品位を保証する高い信頼性と実績を確立しています。貴金属リサイクルを追究し、循環型ビジネスを先駆けてきた同社は、サステナブルな未来を目指し、脱炭素・循環型社会への転換を先導する企業として、地球環境問題や社会課題の解決にも積極的に取り組んでいます。
株式会社UACJ
上場売上 4,062億円(2026/03)
株式会社UACJは、アルミニウムおよびその合金の圧延製品、鋳物製品、鍛造製品、ならびに加工品の製造・販売を主軸とする世界的なアルミニウム総合メーカーです。同社は125年以上のアルミニウム圧延の歴史を持ち、2013年に古河スカイと住友軽金属工業が合併して誕生しました。自動車、航空宇宙、IT機器、建設、飲料・食品容器、家電製品など、幅広い産業分野に対し、高品質なアルミニウム素材を安定的に供給しています。主要製品には、アルミニウム板、押出材、箔、鋳鍛造品、および各種加工品が含まれ、これらは軽量性、高機能性、リサイクル性といったアルミニウムの特性を最大限に活かしています。
大同特殊鋼株式会社
上場売上 3,727億円(2026/03)
大同特殊鋼株式会社は、特殊鋼の製造・販売を中核事業とする企業です。同社は、自動車、産業機械、電気機械向けの部品用材料、建設用材料、工具鋼、金型用材料といった多岐にわたる特殊鋼鋼材を提供しています。また、これらの鋼材の加工、流通、原材料販売、運輸、物流も手掛けています。 機能材料・磁性材料分野では、ステンレス、高合金製品、電気・電子部品用材料、OA・FA用モーターや自動車用メーター・センサー、計測機器用部品などに使われる磁材製品、HEV用磁性粉末などの粉末製品、医療用チタン合金や形状記憶合金といったチタン材料製品、溶接用材料を供給しています。同社の製品は、デジタルデバイス、エネルギー、医療、航空機、船舶、鉄道といった幅広い分野で活用されており、社会の基盤を支える重要な役割を担っています。 自動車部品・産業機械部品事業では、型鍛造品、熱間精密鍛造品、鋼機製品(自動車・ベアリング向け)、自由鍛造品(船舶・産業機械・電機・鉄鋼・化工機・石油掘削用、宇宙・航空機用)、鋳鋼品(鉄道用マンガンレール、自動車・産業機械・電機・各種炉用、高級鋳鋼品)、精密鋳造品(自動車・産業機械・電機・通信機器用)、製材用帯鋸、エンジンバルブ、圧縮機器・油圧機器・工作機械用部品などを製造・販売しています。 エンジニアリング事業では、鉄鋼設備、各種工業炉とその付帯設備、排水・排ガス・廃棄物処理設備などの環境関連設備、工作機械等の機械設備の保守管理を提供し、顧客の生産活動をサポートしています。さらに、流通・サービス事業として、グループ会社製品の販売、福利厚生サービス、不動産・保険事業、ゴルフ場経営、分析事業も展開しています。 同社は、高機能ステンレス鋼、高合金、磁石、軟磁性材料、チタンなどの高機能特殊鋼を強みとし、電動化が進む自動車のCASE関連、半導体製造装置関連、グリーンエネルギー関連、航空・宇宙関連、医療機器関連といった成長市場の需要を積極的に捕捉しています。材料開発の高度化と開発期間短縮を実現するデジタル材料設計「ICMD®」の活用や、WAAM方式金属3Dプリンターを用いた積層造形用ワイヤの技術実証など、先進技術の研究開発にも注力しています。また、低CO2排出鋼材の提供や、日本製鉄株式会社から電気炉プラントエンジニアリングを受注し高炉プロセスから電炉プロセスへの転換に貢献するなど、カーボンニュートラル社会の実現にも積極的に取り組んでいます。
DOWAメタルマイン株式会社
売上 3,614億円(2026/03)
DOWAメタルマイン株式会社は、DOWAホールディングスグループの中核を担う製錬事業会社であり、長年にわたり培ってきた鉱山・製錬の技術と経験を基盤に、非鉄金属の生産と高効率な金属回収・リサイクルを事業の柱としています。同社は、傘下の事業会社を通じて、銅、亜鉛、金、銀といった主要な非鉄金属の製錬を国内外で展開しています。具体的には、小坂製錬株式会社では貴金属や銅の製錬を、秋田製錬株式会社では亜鉛の製錬を担い、自動車のめっき鋼板用調合亜鉛など、幅広い産業の基盤を支える素材を提供しています。また、株式会社日本ピージーエムでは、使用済み触媒などから白金族金属を回収・リサイクルすることで、希少資源の有効活用と資源循環型社会の構築に貢献しています。さらに、製錬プロセスで発生する副産物である硫酸の製造・販売も株式会社アシッズを通じて行っており、資源の多角的な有効活用を推進しています。 同社の製錬事業は、DOWAグループ独自の「循環型ビジネスモデル」の中核を成しており、環境・リサイクル部門と緊密に連携することで、社会で不要になった廃棄物から多数の金属を効率的にリサイクルする「製錬・リサイクル複合コンビナート」機能を世界でも類を見ない規模で構築しています。このコンビナート機能は、使用済み製品や産業廃棄物に含まれる有価金属を高度な技術で回収し、新たな資源として市場に供給することを可能にしています。特に、1907年に小坂鉱山で「黒鉱」(複雑硫化鉱)の製錬技術開発に成功し、銅山として再生させた歴史は、同社の技術力の高さを象徴する実績です。2007年には小坂製錬にリサイクル専用炉を建設するなど、常に技術革新と設備投資を進め、環境負荷低減と資源効率の最大化を追求しています。これらの強みにより、DOWAメタルマインは、多様な金属資源の安定供給と持続可能な社会の実現に貢献し続けています。
東京製鐵株式会社
上場売上 2,681億円(2026/03)
東京製鐵株式会社は、1934年の創業以来、鉄スクラップの高度なリサイクルを通じて、環境に優しい電炉鋼材を社会に供給している国内最大手の電炉メーカーです。同社は、日本国内に豊富に存在する年間4,000万トンもの鉄スクラップを主原料とし、電気炉で約1600℃の高温で溶解・精錬することで、高品質かつ高付加価値の鉄鋼製品へと再生させています。特に、高炉メーカーが独占していたH形鋼の分野に果敢に挑戦し、品質向上と製造サイズの拡大を通じて国内トップシェアを確立。さらに、老廃スクラップのみでの製造は不可能とされてきたホットコイルの分野にも1991年から参入し、酸洗・冷延・溶融亜鉛めっきコイル、厚板、異形棒鋼、角形鋼管、鋼矢板など、幅広い建材品種および鋼板品種の生産を手がけています。これらの製品は、ビル、道路、橋梁といった建築・土木分野に加え、自動車、家電、産業機械、造船、プラント設備など多岐にわたる産業で利用され、日本社会の基盤を支えています。 同社の強みは、銑鉄や高級スクラップに頼ることなく、市中から回収される老廃鉄スクラップを主原料として、世界最高水準の技術を駆使し、高付加価値製品を生産できる点にあります。また、国内4工場・6営業拠点体制で年間約300万トン(2021年度実績)の鉄鋼製品を販売し、コンパクトでフラットな組織により迅速な意思決定を可能にしています。環境面では、2017年に長期環境ビジョン「Tokyo Steel EcoVision 2050」を策定し、2050年カーボンニュートラル実現に向けた目標を掲げています。電炉法は高炉法に比べ製品1トンあたりのCO2排出量を5分の1に削減できるため、同社は低CO2鋼材「ほぼゼロ」ブランドの普及を通じて、2050年には年間1,000万トンの電炉鋼材を供給することで、社会全体のCO2排出削減に大きく貢献することを目指しています。フジテック、トヨタ自動車、キヤノン、パナソニックグループなど、多くの企業で同社の低CO2鋼材が採用される実績を積み重ねており、脱炭素社会と循環型社会の実現に向けたリーディングカンパニーとしての役割を強化しています。
三協立山株式会社
上場売上 2,422億円(2025/05)
三協立山株式会社は、「環境技術でひらく、持続可能で豊かな暮らし」を実現する企業グループとして、多岐にわたる事業を展開しています。同社の主要事業は、建材事業、マテリアル事業、商業施設事業、国際事業、そして領域拡大の5つです。 建材事業では、三協アルミ社がビル用、住宅用、エクステリア建材の開発・製造・販売を手掛けています。ビル建材ではサッシ、ドア、カーテンウォール、手すりなどをオフィスビルや集合住宅向けに提供し、住宅建材では玄関ドア、窓、防犯配慮商品、インテリア建材などを「人にやさしい」「地球にやさしい」「安全・安心」をコンセプトに提案しています。エクステリア建材では門扉、フェンス、カーポート、ガーデンルームなどを提供し、快適な外部空間を創造。全国に広がる代理店販売網と高い技術開発力、業界トップシェアの手すりブランドが強みです。 マテリアル事業では、三協マテリアル社がアルミニウムおよびマグネシウムのビレット・押出形材の製造・販売を行い、「素材をカタチにする」ことを追求しています。国内最大級の生産能力を持つ合金鋳造・形材押出・加工の一貫体制を確立し、自動車、鉄道、産業機械、建材、電気機器、航空機、医療機器など幅広い産業分野に素材と加工技術を提供。お客様の企画・設計段階から参画し、最適な提案を行うビジネスモデルです。 商業施設事業では、タテヤマアドバンス社が小売業向けに店舗用陳列什器、カウンター、サイン(看板)の製造・販売・施工、さらに24時間対応の店舗メンテナンスサービスを提供しています。店舗什器とサインは業界トップクラスのシェアを誇り、お客様の要望を具現化する商品開発力と全国一律のサービス提供ネットワークが強みです。 国際事業では、欧州、タイ、中国を中心にアルミニウムのビレット・押出形材および建材を展開し、自動車(EV)分野での先進的なアルミ加工技術を強みとしています。領域拡大事業では、人工光型植物工場向け栽培設備の開発・設計・施工・コンサルティングなど、新たなビジネスモデルの構築にも挑戦し、持続可能な社会の実現に貢献しています。同社は、これらの多角的な事業ポートフォリオと強固なビジネスパートナーネットワーク、そして革新を続ける高い技術開発力によって、社会に新しい価値を提供し続けています。
愛知製鋼株式会社
上場売上 2,277億円(2026/03)
愛知製鋼株式会社は、トヨタグループ唯一の素材メーカーとして、特殊鋼、鍛造品、ステンレス鋼・チタン、電子機能材料・部品および磁石応用製品の製造・販売を主要事業としています。同社の「鋼カンパニー」では、「よきクルマは、よきハガネから。」の精神に基づき、自動車の安全性に貢献する高品質な特殊鋼条鋼を提供しています。鉄スクラップを原料とする資源循環型事業を展開し、機械構造用炭素鋼、合金鋼、ばね鋼、工具鋼など多岐にわたる製品を自動車メーカーを中心に供給し、JIS規格に加えSAE、ASTM、EN規格、各国船級協会工場承認にも対応しています。 「鍛カンパニー」は、材料開発から鍛造、さらに機械加工までを一貫して行う「鍛鋼一貫」体制を強みとし、環境に優しく高品質な鍛造品を提供しています。電気自動車向けのe-Axle部品、エンジン部品、トランスミッション部品、ドライブライン部品、シャシー部品など、自動車の「走る・曲がる・止まる」を支える重要部品を製造。冷間・熱間・温間鍛造やローリングミルといった多様な工法を駆使し、高精度化、コスト低減、省エネ、高歩留まりを実現し、低炭素社会におけるモビリティの進化に貢献しています。 「ステンレスカンパニー」では、1958年の国内初熱間圧延ステンレスアングル生産以来、4000種類を超えるステンレス鋼材(形鋼、平鋼、丸棒、鉄筋など)とチタン材を提供しています。高圧水素用ステンレス鋼や建築構造用ステンレス鋼など特殊鋼種も手掛け、建築、土木、水道・水処理、船舶、燃料電池自動車・水素ステーション、プラント・設備といった幅広い分野に貢献。さらに、ステンレス鋼構造物エンジニアリングとして設計協力から部材加工、現場施工までを提案し、顧客の工程省略とコスト削減に寄与しています。 「スマートカンパニー」は、材料技術、磁気技術、表面処理技術を融合させ、電子材料・部品、磁石、デンタル、センサ、金属繊維、植物への鉄供給材の6事業を展開しています。超高感度磁気センサ『MIセンサ』、歯科用磁性アタッチメント『マグフィット』、世界最強のボンド磁石『MAGFINE®』、アモルファスワイヤ、リードフレームなどを開発・製造・販売し、「エネルギー」「健康な生活」「食糧」「安心・安全な社会インフラ」の4つの価値創造領域で社会課題解決に貢献。同カンパニーの4工場では再エネ電気導入によりエネルギー起因のCO2排出実質ゼロを実現し、カーボンニュートラルなプロセスでの製品提供を推進しています。同社は、これらの事業を通じて「Company of Choice Globally」を目指し、持続可能な地球・社会への貢献を追求しています。
株式会社大紀アルミニウム工業所
上場売上 1,894億円(2026/03)
株式会社大紀アルミニウム工業所は、1922年の創業以来、アルミニウム二次合金のパイオニアとして、資源循環型社会の実現に貢献しています。同社の主要事業は、使用済みアルミニウムスクラップを溶解し、高品質なアルミニウム二次合金地金を製造・供給することです。自動車業界や製缶メーカーをはじめ、精密機器、建材、鉄鋼業界など幅広い顧客層に製品を納入しています。製品ラインナップは多岐にわたり、ダイカスト用、鋳物用、圧延用など、JIS規格品から、高延性、高耐食性、高熱伝導性、高強度といった特定の特性を持つ開発合金(ECA2、Hi-Si、DIK365、CR-1、HT、NA合金など)まで、顧客の多様なニーズに応えています。特に、使用済みアルミ缶を原料とするRSIやデラッカーUBC、使用済みアルミサッシを原料とする63SRや6063再生塊など、リサイクル原料を積極的に活用した製品開発に注力しています。同社は、インゴットに鋳造せず、溶けた状態のアルミニウム溶湯を直接顧客に運搬する「溶湯運搬」サービスを提供しており、これにより顧客側の再溶解エネルギー削減とCO2排出量の大幅な削減に貢献しています。また、溶解工程で発生するアルミニウムドロスを単なる廃棄物とせず、金属アルミ分の回収に加え、液体塩化マグネシウムや鉄鋼副原料(鉄鋼用アルミ灰)として有価物化する独自のドロス処理技術を確立し、その技術供与も行っています。技術サポート体制も充実しており、DIK溶湯清浄度評価装置、減圧凝固試験機、EPMA(電子線マイクロアナライザ)、固体発光分光分析機、ICPなどの分析・評価装置を駆使し、溶湯品質の安定化や製品開発を支援しています。環境への取り組みとして、ISO14001認証取得、無煙・無臭化、IoTを活用した設備監視、排熱回収型バーナーやLED照明の導入による省エネルギー化、廃棄物削減など、持続可能な社会への貢献を経営の根幹に据えています。これらの取り組みを通じて、同社は高品質な製品供給と環境負荷低減の両立を実現し、アルミニウムリサイクル業界を牽引する存在としての地位を確立しています。
トピー工業株式会社
上場売上 1,819億円(2026/03)
トピー工業株式会社は、1921年の創業以来、「鉄をつくり、鉄をこなす」という高い技術力と、素材から最終製品の加工までを一貫して行う生産体制を強みとする金属加工の総合グループです。同社の主要事業は、素材供給部門としての鉄鋼セグメントと、加工部門としての自動車・産業機械部品セグメントに大別されます。鉄鋼セグメントでは、世界トップレベルの省電力と生産性を誇る最新鋭の電炉工場で電炉製鋼技術を駆使し、顧客や加工部門のニーズに応じた複雑な断面形状の鋼材を製造する異形形鋼圧延技術を展開しています。また、社会活動を終えて廃棄された製品を電気炉技術で再び原料として再生する循環型ビジネスモデルを推進しています。自動車・産業機械部品セグメントでは、乗用車用スチールホイールで国内OEMシェア51%、トラック・バス用スチールホイールで87%を占めるなど、高い市場競争力を有しています。軽量化と高強度・高品質を追求した金属加工技術に加え、ハイグロス光輝色、サテン色、ブロンズ色といった独自の塗装技術により、多様なデザインのホイールを提供しています。建設機械用足回り部品においても、油圧ショベル用履板で国内OEMシェア71%、鉱山機械用超大型ホイールで90%を誇り、インフラ整備や資源開発に不可欠な製品を高い熱処理技術で生み出しています。特に、鉱山機械用超大型ホイール「Evolution Type SGOR®」は“超”モノづくり部品大賞奨励賞を受賞し、鉄筋コンクリート用棒鋼のコンパクトコイル「TACoil®」はグッドデザイン賞を受賞するなど、その技術力は高く評価されています。さらに、同社は事業の多角化にも積極的に取り組み、化粧品原料となる合成マイカの製造・販売、ロボットの研究開発、不動産賃貸、スポーツ施設の運営なども手掛けています。グローバル展開も加速しており、海外7カ国に16の生産拠点を構え、世界的な自動車・建設機械需要に対応した供給体制を強化し、多様化する市場ニーズに迅速かつ柔軟に応えています。品質管理体制のDX推進によるトレーサビリティ強化や品質の可視化にも注力し、持続可能な社会と事業の発展を両立させるサステナビリティ経営を推進しています。
山陽特殊製鋼株式会社
上場売上 1,782億円(2024/03)
山陽特殊製鋼株式会社は、高清浄度鋼製造技術を基盤とし、社会の多様なニーズに応える「高信頼性鋼」を提供する特殊鋼メーカーです。同社の主要事業は、鋼材事業、粉末事業、素形材事業、および情報処理等のサービス提供を含む「その他」事業から構成されています。鋼材事業では、軸受鋼、機械構造用鋼、ステンレス鋼、耐熱鋼、工具鋼といった幅広い特殊鋼製品の製造・販売を手掛けており、特に自動車のエンジンや駆動部品、新幹線、船舶、建設機械、OA機器、ロボットなど、高い耐久性や信頼性が求められる基幹産業分野に不可欠な素材を供給しています。軸受鋼においては国内トップシェアを誇り、世界最高レベルの清浄度を実現していることが同社の大きな強みです。粉末事業では、金属粉末および粉末成形品の製造・販売を行い、高靭性過共析鋼「TOUGHFIT」、ダイカスト金型向け金属AM用粉末「S-MEC®シリーズ」、高純度・球形状シリコン粉末、高熱伝導性ダイカスト金型用合金粉末など、先進的な素材開発にも注力しています。素形材事業では、特殊鋼棒鋼・鋼管を素材とする素形材製品の製造・販売を通じて、顧客の具体的な要求に応じた加工品を提供しています。同社は、極低酸素軸受鋼や超高清浄度軸受用鋼、極超高清浄度鋼製造プロセスの開発など、長年にわたる技術革新と品質へのこだわりを実績としており、主原料に鉄スクラップを使用する資源循環型のビジネスモデルを推進することで、持続可能な社会の実現にも貢献しています。顧客層は自動車、鉄道、建設機械、電子機器など多岐にわたります。
日本軽金属株式会社
上場売上 1,636億円(2026/03)
日本軽金属株式会社は、アルミニウム総合メーカーとして、化成品事業、メタル合金事業、板事業、電極箔事業の四つの主要事業を展開しています。化成品事業では、アルミニウム製造に不可欠な水酸化アルミニウム、アルミナ、その他多岐にわたる化学品を幅広い産業分野に提供し、社会の基盤を支える素材供給を担っています。メタル合金事業では、電力用送電線に使用されるアルミ荒引線、押出・鍛造用ビレット、鋳物・ダイカスト製品の原料となるアルミ合金地金、そして極めて高い純度を誇る高純度アルミニウムの製造・販売を行っています。特に高純度アルミニウムにおいては、99.9999%(6N)という世界トップクラスの純度を達成し、その優れた耐食性、電気伝導性、熱伝導性、伸び、反射性といった特性を活かし、電機・電子材料、FPD・半導体、超伝導、原子力、宇宙、デザインといった最先端技術分野に貢献しています。アルミニウム線材としては、様々な純度や合金種の伸線、キャストバー、カットワイヤーを提供し、顧客の多様な要求に応えています。板事業では、顧客の使用用途に最適な高品質のアルミニウム板を提供するとともに、常に時代の変化を捉え、新しい製品を開発し、国内外の市場に供給しています。電極箔事業では、アルミ電解コンデンサーの主要材料であるアルミ電極箔の化成事業を、同分野のトップメーカーである日本蓄電器工業株式会社と共同で推進し、高い技術力と市場競争力を維持しています。同社は、革新的な技術開発にも注力しており、金属と樹脂を強固に一体化する独自の接合技術「PAL-fit®」を開発しました。この技術は、金属表面に特殊な形状を設けることで、優れた接合強度と気密性を実現し、設計の自由度向上や組立工数の削減に貢献し、スマートフォン筐体、車載用筐体、半導体デバイス冷却器などへの応用が進んでいます。また、ヤマシナ株式会社と共同開発したアルミボルト「ALTIMA(アルティマ)TM」は、NEDOプロジェクトの洋上風況観測浮体ブイ向け低動揺プラットフォーム試作機に採用されるなど、軽量化と高機能化を追求しています。環境負荷低減への取り組みも積極的で、アルミニウム溶解プロセス向け酸素富化燃焼技術によりCO2排出量を最大24.1%削減する実証に成功し、低純度スクラップから高純度アルミニウムへのリサイクル技術開発を産官学連携で進めるなど、持続可能な社会の実現に貢献しています。これらの技術革新と環境への配慮は、令和4年度日本アルミニウム協会賞「開発賞」の受賞にも繋がっており、アルミニウム産業における同社の技術的リーダーシップと社会的責任を果たす姿勢を示しています。
日鉄鋼板株式会社
売上 1,415億円(2026/03)
日鉄鋼板株式会社は、日本製鉄グループの一員として、建材薄板業界のリーディングカンパニーの地位を確立しています。同社は、人々の快適なくらしと美しい未来づくりに貢献するため、鋼板のあらゆる可能性を追求し、多岐にわたる製品の開発、製造、販売を手掛けています。主要事業としては、亜鉛めっき鋼板や、ガルバリウム鋼板、そしてマグネシウムを添加することでガルバリウム鋼板の3倍以上の耐食性を実現した次世代高耐食めっき鋼板「エスジーエル」といった高性能なアルミ・亜鉛合金めっき鋼板の製造・販売を行っています。また、SGL UNITEやニスクカラーPro、セリオスプライムなどの各種表面処理塗装鋼板も提供し、建物の美観と耐久性を高めています。 さらに、同社は金属サイディングの分野でも「NSスパン」をはじめとする製品を展開し、外壁材市場に貢献しています。金属サンドイッチパネル建材においては、パイオニアとして「イソバンド」や「イソダッハ」シリーズ、次世代基準パネル「耐火イソバンドPro」などを開発・製造・販売しており、2015年には金属サンドイッチパネルシリーズの出荷累計が5,000万m²を達成する実績を誇ります。金属屋根材・工法では、「エバールーフ」シリーズや高強度折板「ニスクルーフL145」の開発・製造・販売に加え、既存屋根の改修工法「かいしん」なども提供し、多様な建築ニーズに応えています。軽量形鋼やZAM®製胴縁・母屋、各種鋼材加工品の製造・販売も手掛け、建築物の構造を支える重要な役割を担っています。 同社の強みは、長年にわたり培ってきた高い技術力と、革新的な製品を「日本初」として市場に投入してきた開発力にあります。1973年のふっ素樹脂塗装鋼板「サンフロン」、1982年の「ガルバリウム鋼板」、2000年の遮熱塗装鋼板、そして2013年の「エスジーエル」など、常に業界をリードする製品を生み出してきました。全国に広がる製造・販売拠点と、旭川から宮古島まで全国16か所に設置された屋外曝露試験場での徹底した研究・開発体制により、日本の多様な気候条件に対応した高品質な建材を提供しています。また、アセアン・米国における豪州ブルースコープ社との合弁事業を通じて、海外市場への展開も進めており、グローバルな視点での事業拡大を目指しています。これらの事業活動を通じて、同社は建築物の安全性、快適性、美観の向上に貢献し、社会からの信頼に応え、常に前進し続ける企業として活動しています。
共英製鋼株式会社
上場売上 1,373億円(2026/03)
共英製鋼株式会社は、鉄スクラップを主原料とする電気炉製鋼を中核事業とし、国内鉄鋼事業、海外鉄鋼事業、環境リサイクル事業の三本柱で事業を展開しています。国内鉄鋼事業では、使われなくなった鉄を電気炉で溶解し、新たな鉄として蘇らせることで、鉄筋コンクリート用棒鋼(異形棒鋼)を主力に、ネジ節鉄筋、平鋼、Iバー、等辺山形鋼、構造用棒鋼、ビレットなど多種多様な鋼材を製造・供給しています。同社は鉄筋の国内市場でトップシェアを誇り、関東、中部、関西、中国・九州の主要需要地すべてに製造・販売拠点を有する「地産地消」型のビジネスモデルを確立しています。顧客は主に建築・土木工事業界であり、WEB発注システム「テツクル」を通じて製品発注や情報照会を可能にしています。海外鉄鋼事業では、1963年の台湾進出を皮切りにグローバル展開を進め、現在は成長市場のベトナムと成熟市場の北米(米国、カナダ)に拠点を持ち、日本を含めた「世界3極体制」を構築し、世界のインフラ構築に貢献しています。環境リサイクル事業では、鉄鋼事業で培った電気炉での溶解技術を応用し、難処理産業廃棄物や感染性医療廃棄物などを数千度のアーク熱で完全に無害化溶解処理し、資源循環型社会の実現に貢献しています。この独自の技術は35年以上の歴史を持ち、環境負荷の低い生産方法と廃棄物の適正処理を通じて、持続可能な社会の実現に寄与しています。同社は「挑戦の精神」をDNAとし、75年以上の歴史の中で培った技術力と安定供給体制を強みとしています。
東洋鋼鈑株式会社
上場売上 1,340億円(2026/03)
東洋鋼鈑株式会社は、1934年に日本初の民間ぶりきメーカーとして創業し、以来90年以上にわたり、鉄の圧延、表面処理技術を基盤に、多岐にわたる高機能素材の製造・販売を手掛ける素材メーカーです。同社の主要事業は、ぶりき、薄板、各種表面処理鋼板、機能材料、そして各種新素材の製造・販売です。具体的には、優れた耐食性、はんだ性、溶接性を持つ「ぶりき」や、独自開発したフィルムラミネート鋼板「ハイペット」を飲料缶や食缶、18L缶などの缶用材料として提供し、CO2排出量削減や排水ゼロといった環境負荷低減にも貢献しています。自動車分野では、高温での酸化に強く、優れた耐食性を持つニッケルめっき鋼板「ニッケルトップ」をハイブリッド車や電気自動車のバッテリー、燃料パイプ、マフラーなどの部品材料として供給しています。建築・家電分野では、多彩な印刷表現や立体的な浮彫加工、高光沢鏡面仕上げが可能な樹脂化粧鋼板「ビニトップ」「ファイントップ」を提供し、デザイン性の高い製品づくりを支えています。IT社会を支えるデータ記憶装置の基幹材料として、ナノレベルの精密加工技術を駆使した磁気ディスク用アルミ基板「MD」も製造しています。さらに、容器用機能フィルム「ファインキャストフィルム」や、スマートフォンやテレビのディスプレイに用いられる光学用機能フィルムも手掛けています。ライフサイエンス分野では、シリコン基板にDLCコーティングを施したバイオチップ用途基板「DNAチップ」を開発し、山口大学との共同開発による遺伝子解析キット「ジーンシリコンDNAチップキットUGT1A1」で医療分野にも進出しています。近年では、製造業の生産性向上を支援するAIソリューションの提供にも参画し、自社で培ったAI化ノウハウを活かしてDX推進に貢献しています。同社は「Beyond Steel」をスローガンに、従来の鉄鋼の枠を超え、アルミや樹脂、フィルム、DNAチップなど多様な素材分野へ事業を拡大し、世界でオンリーワンの素材メーカーを目指しています。脱炭素社会の実現に向けた環境負荷低減製品の開発や、営農型太陽光発電、森林J-クレジットの活用など、サステナビリティへの取り組みも積極的に推進しています。海外展開としては、中国やトルコに拠点を持ち、グローバル市場での事業拡大を図っています。
日本冶金工業株式会社
上場売上 1,292億円(2026/03)
日本冶金工業株式会社は、ステンレス鋼、耐熱鋼、高ニッケル合金の板(薄板、中厚板)、帯(コイル)、鍛造品、加工品の製造・販売、およびフェロニッケルの製造を主要事業とする企業です。同社は東京証券取引所プライム市場に上場しており、NASグループの中核を担っています。同社のグループ会社であるナスエンジニアリング株式会社は、1972年に日本冶金工業株式会社から独立したエンジニアリング企業として、建築・土木分野における総合建設事業を展開しています。具体的には、建築一式工事、土木一式工事、建築・土木リニューアル工事を手掛けており、官公庁や民間企業、鉄道会社を主要顧客としています。学校、工場、事務所ビル、複合施設などの新築・改修工事に加え、改札、ホーム、変電設備、ホームドアといった鉄道関連工事、さらには工場建物の新築・改修や大型機械設備基礎の新設・改修を含むプラント建設・関連工事も強みとしています。半世紀以上にわたる豊富な実績と、官公庁や鉄道現場で培われた確かな技術力、品質管理体制が同社の強みであり、特に改修工事においては独自のノウハウを発揮しています。計画・設計から施工までを一貫してサポートする体制を整え、長年の無事故実績と地域社会への貢献を通じて、顧客からの厚い信頼を獲得しています。
東邦亜鉛株式会社
上場売上 1,222億円(2026/03)
東邦亜鉛株式会社は、1937年の創業以来、約90年にわたり鉛や亜鉛をはじめとする非鉄金属製錬事業を核として産業と社会の発展に貢献してきた企業です。同社は現在、「社会インフラを支えるリサイクリングのリーディングカンパニーへの進化」をビジョンに掲げ、持続的な成長に向けた抜本的な事業再生を進めています。主要事業は、製錬事業、電子部材事業、機能材料事業、環境・リサイクル事業の4つです。 製錬事業では、国内シェアNo.1の鉛や国内トップクラスの銀を生産しています。鉛製品は自動車・産業用バッテリー、はんだ、海底ケーブル、遮蔽材などに幅広く利用され、銀製品ははんだ、接点、写真感光材、その他工業用途に供給されています。特に亜鉛製錬事業は、主力施設の操業停止に伴い、亜鉛ダスト処理を中心とした金属リサイクル事業へと再編を進めています。安中製錬所では、亜鉛、鉛、銅、貴金属などを含む低品位フライアッシュを原料とする各種金属製品加工および金属リサイクル事業を展開し、小名浜製錬所では濃硫酸・希硫酸の製造販売を継続しつつ、環境施設の運用を通じて環境保護にも貢献しています。 電子部材事業では、車載用途をはじめ、OA機器や産業機械など多岐にわたるエレクトロニクス製品に不可欠なインダクタやトランスの製造販売を手掛けています。同社が培ってきた自社製材料を強みとし、顧客の多様なニーズに応じた製品開発に注力し、成長分野への電子部材供給を継続しています。 機能材料事業では、独自の電気分解技術により高純度化した「電解鉄」を製造販売しており、その品質と世界シェアはトップクラスを誇ります。電解鉄は航空機や自動車の安全運行を支える重要部材のほか、電子部材や高機能磁石など幅広い用途で活用されています。カーボンニュートラル社会の実現に向け、大規模蓄電システムやCO2回収システムへの材料供給も行っています。 環境・リサイクル事業は、同社の新たな成長戦略の中核を担います。産業廃棄物、特に廃バッテリー、電炉ダスト、リチウムイオン電池などから有価金属を回収する高度なリサイクル技術を強みとし、資源循環型社会の実現とゼロ・エミッションを目指しています。長年培ってきた電池回収・リサイクル技術を活かし、リチウムイオン電池のリサイクル事業の検討も進めています。 かつて行っていた資源事業は、原料鉱石の安定確保を目的として豪州の鉱山会社を子会社化し、亜鉛・鉛鉱山を操業していましたが、2024年に撤退を決定し、2025年6月には鉱山事業からの完全撤退を完了しています。同社は、これらの事業を通じて、限りある資源の有効活用と環境負荷の低減に貢献し、社会インフラを支える重要な役割を担っています。
株式会社桐井製作所
売上 1,177億円(2026/03)
株式会社桐井製作所は、1964年の設立以来、建物内部の空間づくりを支える建築用鋼製下地材を中心とした建築用金属製品の製造販売を手掛けています。同社は、天井下地材、壁下地材、床下地材といった主要製品を提供しており、特に耐震天井技術においては国内トップシェアを誇ります。製品ラインナップには、大規模空間向けの「新耐震Full Power天井」や「KIRIIアングルクランプ」、軽量グラスウールボードを使用した「安心天井S」、高強度壁下地材「SQ-PowerBar」、そして高い遮音性と快適性を両立した「乾式二重床 バリアレスフロアー」などがあります。 同社のビジネスモデルは、メーカー機能と商社機能を兼ね備えた製販一体体制が強みです。自社工場で最新鋭の製造ラインを導入し、複雑な形状や高精度な製品を生産する一方で、石膏ボードをはじめとする内装建材資材の販売も手掛け、お客様の利便性向上に貢献しています。開発部門では、性能とコストのバランス、デザイン性、施工性、安全性、環境・健康への配慮を追求し、部材単体ではなく天井・壁・床全体の強度を高める総合的な研究開発を行っています。 販売においては、全国の営業拠点がお客様のニーズを直接ヒアリングし、競合他社との差別化を図る提案営業を展開。北海道から九州まで全国10ヶ所の生産工場と約50ヶ所の配送拠点を持ち、「必要な資材をジャストインタイムで」提供するきめ細やかな物流体制を構築しています。また、内装下地に関する専門知識と技術力を活かしたアドバイザリーサービスも提供し、建築関連法令や助成金情報なども含め、技術とコストの両面から最適なソリューションを提案することで、施主、官公庁、ディベロッパー、設計事務所、建設会社、施工者など幅広い顧客層のクオリティ向上をサポートしています。公共施設から民間施設、住宅領域まで多岐にわたる導入実績があり、特に耐震天井では業界シェアNo.1の実績を誇ります。
株式会社ヨドコウ
上場売上 1,174億円(2026/03)
株式会社ヨドコウは、1935年の創業以来、「柔らかな発想」と「確かな技術」を強みに、鉄を主体とする多角的な事業を展開し、人々の暮らしと社会の発展に貢献しています。同社の主要事業は、鋼板関連事業、金属屋根・壁材事業、エクステリア事業、ロール事業、グレーチング事業、そして不動産事業です。 鋼板関連事業では、溶融亜鉛めっき鋼板、カラー鋼板、ガルバリウム鋼板、プレコート鋼板(エースコート、ヨドHyperGLカラー)、めっき鋼板(ヨドGLエコグリーン、ヨドジンク)、冷延製品(みがき帯鋼、電磁軟鉄など)を製造・販売しており、建築、家電、電子部品、自動車部品、事務用品など幅広い産業分野に素材を提供しています。特にプレコート鋼板は業界トップクラスのシェアを誇り、高機能・高意匠性、環境配慮型(クロメートフリー)製品の開発にも注力しています。 金属屋根・壁材事業では、自社製のカラー鋼板を素材に、ヨドルーフやグランウォールといった屋根材・壁材を製造。耐久性、意匠性、高い成形精度、そして素材開発から施工までの一貫体制が強みで、住宅から駅、スタジアム、空港などの大規模建築物まで数多くの採用実績があります。 エクステリア事業では、「ヨド物置」に代表される収納製品のパイオニアとして、ガレージ、カーポート、自転車置場、倉庫、ごみ収集庫などを展開。鋼板からの一貫生産と全国を網羅する販売・サービス網により、安心・快適な暮らしを支え、防災倉庫としても活用されています。 ロール事業では、鉄鋼、製紙、ゴム、プラスチックなどの産業分野で使用されるロールを製造。世界最大級の大型遠心鋳造設備から生まれる超大型鉄鋼用ワークロールや、製紙用機械設備まで手掛ける国内有数のメーカーとして高い評価を得ています。 グレーチング事業では、道路や公園などのインフラ整備に不可欠な鋼製溝ぶたを提供。「環境に優しく」「人に優しい」「安全」をキーワードに、越流抑制機能を持つ「ヨドウォーターフォールズ」やバリアフリー対応の「ヨドEXグレーチング」など、高機能製品を開発し、集中豪雨対策や街の安全・安心に貢献しています。 不動産事業では、自社ビルのテナント事業や駐車場経営、所有不動産の管理・有効活用を行っています。 同社は国内に複数の工場と営業拠点を持ち、海外では台湾、タイ、中国に製造・加工・販売拠点を展開し、グローバルに高品質な製品を供給しています。素材から最終製品、そして施工までを一貫して手掛けるビジネスモデルと、常に新しい価値を創造する技術力が、同社の持続的な成長を支えています。
日鉄建材株式会社
売上 1,135億円(2025/03)
日鉄建材株式会社は、日本製鉄グループの中核企業として、冷間ロール成形技術を基盤とした多岐にわたる鋼製建材製品を提供する総合メーカーです。同社は、建築分野において、高強度で寸法精度の高い角形鋼管(Uコラム、UコラムBCRなど)や軽量形鋼、経済性と施工性に優れた各種デッキプレート(スーパーEデッキ、ハイパーデッキなど)、そして意匠性と耐久性を兼ね備えたフッ素樹脂ラミネート鋼板「フロールボンド」などの内・外装板を提供し、オフィスビル、住宅、工場、商業施設などの多様な建築物の構造体や床、屋根、内外装に貢献しています。土木分野では、道路の安全を守るガードレールやガードパイプ、騒音対策の吸音パネル、照明ポール、さらに河川山間部の防災・治水対策として鋼製スリットダム、ノンフレーム工法、カゴ枠、落石防止壁、なだれ防止システム、SBウォール工法などを展開しています。また、基礎工事においては、環境負荷を低減しつつ高支持力・高耐震性、低コスト、短工期を実現する次世代の回転圧入鋼管杭工法「NSエコパイル」を提供し、軟弱地盤における都市構築を支えています。仮設資材としては、安全性と作業効率を追求した手すり先行型枠組足場「ビテイ式枠組足場」や移動昇降式足場、支保工などを提供し、建設現場の安全確保と省力化に貢献しています。さらに、製鉄プロセスに貢献する連続鋳造用湯面保護剤「CCパウダー」も手掛けており、作業環境のクリーン化にも寄与しています。同社は、ISO9001およびISO14001の認証を取得し、高品質な製品供給と環境負荷低減を両立させながら、建設・土木分野の幅広い顧客ニーズに応えるソリューションを提供しています。
株式会社中山製鋼所
上場売上 1,128億円(2026/03)
株式会社中山製鋼所は、国内で発生する鉄スクラップを主原料とし、CO2排出量の少ない電気炉プロセスを通じて高品質な鋼材を製造・供給する鉄鋼事業を中核としています。同社は、再生資源である鉄スクラップをアーク放電の熱で溶解・製鋼することで、鉄鉱石を主原料とする高炉プロセスと比較して約1/4のCO2排出量で鋼材を生産し、資源リサイクルと地球環境保護に貢献するビジネスモデルを確立しています。主要製品には、熱延鋼帯、厚板、中板、縞板、鍍金鋼帯などの鋼板製品、線材、バーインコイル、棒鋼などの条鋼製品があり、特に世界で唯一同社が工業生産に成功した微細粒熱延鋼板(NFGシリーズ)は、高強度、優れた疲労性能、加工性、低温靭性、溶接性、耐摩耗性を兼ね備え、大河内記念技術賞やフランス鉄鋼協会「ベストワン賞」を受賞するなど、高い技術力を示しています。これらの製品は、建築、橋梁、自動車、建設機械、産業機械など幅広い分野の顧客ニーズに応えています。 建材事業では、北海道から九州まで全国9ヶ所に生産拠点を展開し、C形鋼やパイプ製品のトップメーカーとして、地場密着型の営業を行っています。リップ溝形鋼、軽溝形鋼、角形鋼管、炭素鋼鋼管などを製造・販売し、高精度な成形・加工技術とノウハウを強みとしています。また、軽量鉄骨加工(切断、孔あけ、溶接、塗装)やパイプ加工(切断、面取り、スエージ加工、孔あけ、ピン取付)も手掛け、顧客の省力化と工期短縮に貢献しています。 エンジニアリング事業は「鋳機」と「海洋」の二つの事業で構成されています。「鋳機」では、鉄鋼圧延用ロール、各種バルブ(オールゴムライニングバタフライ弁、逆洗弁、逆止弁、仕切弁)、人孔金蓋や釜などの鋳物製品の製造販売を行い、製鉄業で培った豊富な経験と技術力を活かしています。「海洋」では、鋼製魚礁、増殖礁、浮魚礁の回収などを手掛けています。さらに、不動産事業として不動産の賃貸・売買も行い、安定した収益基盤を築いています。同社は創業以来100年以上にわたり、鉄の可能性を追求し、社会の発展に貢献し続けています。
丸一鋼管株式会社
上場売上 1,108億円(2026/03)
丸一鋼管株式会社は、1948年の設立以来、「パイプのリーディングカンパニー」として、社会インフラから産業、建築、自動車まで多岐にわたる分野で不可欠な鋼管の製造・販売を国内外で展開しています。同社の主要事業は、普通鋼鋼管、ステンレス鋼管、表面処理鋼板、そして特品事業の四本柱です。 普通鋼鋼管事業では、帯鋼を原料に高周波溶接による電縫鋼管製造技術を駆使し、住宅や建築物の構造材、自動車部品、足場管、鋼管ぐい、さらにはオフィス家具やコンビニの陳列棚、電線ケーブルを保護する鋼製電線管など、幅広い用途に対応する高品質な製品を供給しています。特に、屋外での使用に耐える強度を持つ足場管や、電線管、ケーブル保護用鋼管は、安心・安全な社会を支える基盤となっています。同社は高品質を生む電縫鋼管製造技術と表面処理技術に強みを持っています。 ステンレス鋼管事業は、溶接部がなく高い圧力や腐食に強いステンレスシームレス鋼管と、高周波溶接、レーザー溶接、TIG溶接で製造されるステンレス溶接鋼管に分かれます。ステンレスシームレス鋼管は、化学プラント、半導体工場、水素・アンモニア配管といった先端産業や脱炭素社会を支える分野で需要が高く、2020年のコベルコ鋼管(現・丸一ステンレス鋼管)の株式取得により、この分野での成長戦略を強化しています。ステンレス溶接鋼管は、プラント配管や自動車のマフラーなどに利用されています。 表面処理鋼板事業では、鋼板の酸洗、冷間圧延、溶融亜鉛めっきを通じて、耐食性と外観に優れためっき鋼帯を製造し、多様な産業ニーズに応えています。 特品事業では、「マルイチポール」ブランドのもと、道路照明柱、信号・標識柱、ETCガントリー、機器搭載柱などの設計、製作、販売を手掛けており、60年以上の歴史を持つ信頼のブランドとして、全国各地の明るく安全なまちづくりに貢献しています。 同社は「変化に対応する柔軟性」を強みとし、国内の需要地生産体制と全国に広がる販売網(丸一鋼販)に加え、アジアや北米を中心としたグローバル展開を推進。JFEスチール、日本製鉄、神戸製鋼所といった主要仕入先から高品質な材料を調達し、国土交通省、NTT、JR、電力会社、各地の官公庁、道路会社、建築設計事務所など、幅広い顧客層に製品を提供しています。常に新しい技術に挑戦し、持続可能な未来を創造することを使命としています。
黒崎播磨株式会社
上場売上 1,091億円(2025/03)
黒崎播磨株式会社は、「熱を操る技術」を核に、耐火物、ファーネス、セラミックスの三つの主要事業を展開し、世界の基幹産業を支える企業です。同社の耐火物事業は、製鉄、ガラス、セメントなどの素材製造に不可欠な「素材のための素材」として、800℃から2000℃の超高温に耐える製品を提供しています。主要顧客は日本製鉄、JFEスチール、神戸製鋼所などの鉄鋼メーカーや、三菱マテリアル、トクヤマといったセメントメーカーであり、窯炉用耐火物、不定形耐火物、溶鋼の流量制御やガス攪拌に用いる機能性耐火物など多岐にわたる製品群を展開。特に、製鉄転炉用マグネシアカーボンれんが「TOUGHMAX™」や、鋳型内溶鋼制御ノズル「EVERCLEAN™」、二次精錬炉用マグネシア-カーボンれんが「MAGREENX™」は、高品位な鉄鋼製造を支える重要な製品です。同社は安定した品質と、急激な温度変化や化学的浸食に耐える堅牢な製品開発に強みを持ち、インド、欧州、北米など海外市場へも積極的に展開しています。 ファーネス事業では、鉄鋼、セメント、ガラス、化学製品、発電、焼却施設など、幅広い産業分野の工業炉(加熱炉、焼却炉など)の設計、建設、メンテナンスを一貫して手掛けています。機械、電気、計装、耐火物に関する専門知識を融合した設計力と、大規模プラントの耐火物建設、そして365日体制でのメンテナンスサービスが強みです。省エネルギー化技術の開発にも注力し、国内外の顧客のニーズに応えています。 セラミックス事業は、ファインセラミックス、電子部品焼成用窯業炉材、サーマルセラミックスの三分野で高機能製品を提供。ファインセラミックスは、高強度、高硬度、耐熱性、低熱膨張、軽量性を兼ね備え、半導体製造装置部品、精密測定装置の基準、さらには人工衛星の構造部品や宇宙望遠鏡用ミラー「NEXCERA®」として航空宇宙産業にも貢献しています。電子部品焼成用窯業炉材では、多層セラミックチップコンデンサなどの焼成に用いるセッター「Platect®」を、業界初のプラズマ溶射コーティング技術で提供し、安定した電気特性と高耐久性で電子部品の製造コスト削減に寄与。サーマルセラミックスでは、断熱材、ヒーターなどを提供し、熱計算・熱応用技術を活かした熱管理ソリューションを展開、高性能断熱材「WDS®」は省エネ機器や家庭用燃料電池に採用されています。同社は、これらの事業を通じて、持続可能な社会の実現と地球環境の保全に貢献しています。
三井住友金属鉱山伸銅株式会社
売上 1,053億円
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直近の総資産が大きい順 (財務未開示は後方)・最大 100 社
日本製鉄株式会社
上場総資産 9.1兆円(2026/03)
日本製鉄株式会社は、日本最大手であり世界でもトップクラスの総合鉄鋼メーカーとして、製鉄事業を中核に、エンジニアリング、ケミカル・マテリアル、システムソリューションの4つの事業分野を展開しています。同社は「総合力世界No.1の鉄鋼メーカー」を目指し、常に世界最高の技術とものづくりの力を追求し、優れた製品・サービスの提供を通じて社会の発展に貢献しています。製鉄事業では、自動車、建設、インフラ、エネルギー分野など多岐にわたる顧客に対し、高張力鋼板(ハイテン)や鋼管、薄板、厚板、ステンレス鋼、電磁鋼板などの最先端の鉄鋼製品を提供。特に、軽量化と衝突安全性を両立するハイテンは自動車の燃費向上に貢献し、社会のCO2排出量削減に寄与しています。また、環境負荷の低い鉄鋼製品として、製造プロセスにおけるCO2排出削減量を割り当てた「NSCarbolex®」ブランドを展開し、環境に配慮した鉄の選択を推進しています。 同社は、気候変動対策を経営の最重要課題と位置づけ、「カーボンニュートラルビジョン2050」を掲げ、水素還元製鉄技術や大型電炉での高級鋼製造、CCUS(CO2回収・利用・貯留)といった超革新的な技術開発に挑戦しています。さらに、鉄鋼製造時に発生する副産物である鉄鋼スラグを活用し、海の磯焼け現象を解消し藻場を再生する「海の森づくり」プロジェクトを通じて、ブルーカーボン生態系の育成にも貢献しています。デジタルトランスフォーメーション(DX)戦略を強力に推進し、生産プロセスおよび業務プロセスの改革、意思決定の迅速化、課題解決力の強化を図ることで、鉄鋼業におけるデジタル先進企業を目指しています。グローバル展開も積極的に進め、世界15カ国以上に製造拠点を持ち、約100カ国に高品質な鉄鋼製品を輸出することで、世界のインフラ整備や経済成長を支えています。エンジニアリング事業ではプラント建設や巨大鋼構造物、ケミカル・マテリアル事業では芳香族化学合成や機能性材料技術、システムソリューション事業では製造業から金融・流通・公共まで幅広い顧客にITシステムを提供し、グループ全体で社会の多様なニーズに応えています。
JFEホールディングス株式会社
上場総資産 3.0兆円(2026/03)
JFEホールディングス株式会社は、2002年にNKKと川崎製鉄が経営統合して発足した、鉄鋼、エンジニアリング、商社の3つの事業を中核とする企業グループです。同社は「常に世界最高の技術をもって社会に貢献します」という企業理念のもと、豊かな地球の未来と人々の安全で快適な暮らしを支える多様な商品やサービスを提供しています。主要事業会社であるJFEスチールは、世界トップクラスの生産性と技術開発力を誇る鉄鋼事業を展開し、集約された国内2大製鉄所を基盤に、コスト、商品力、技術力において世界最高レベルの競争力を有しています。お客様の多様な要望に応えるため、長年の経験で培われた製造技術、知的財産、ノウハウを活かし、高付加価値のJFEブランド製品を生み出しています。JFEエンジニアリングは、鉄を起点とした最先端技術力で人々の生活と産業を支えるエンジニアリング事業を担い、環境、エネルギー、橋梁などの分野で計画・設計から建設、事業運営まで一貫したプロジェクト遂行力を強みとしています。廃棄物発電や上下水道などのプラント運営ノウハウを培い、官民連携事業やリサイクル、再生可能エネルギー発電事業も国内外で展開し、カーボンニュートラルとサーキュラーエコノミーの推進に貢献しています。JFE商事は、グループの先駆けとしてマーケットを切り開き、鉄を中心にサプライチェーン全体の付加価値を向上させる商社事業を展開。グローバル4極体制で流通加工機能を強化し、JFEスチール材やアライアンス先の製品を活用しながら、世界中の顧客ニーズに対応しています。同社グループは、世界23カ国・地域に117拠点を持ち、約6万人の従業員を擁するグローバル企業として、世界最高水準の技術、人材、資金、知的財産、ネットワークを基盤に、持続的な価値創造を通じて社会課題の解決に貢献しています。
三菱マテリアル株式会社
上場総資産 2.4兆円(2026/03)
三菱マテリアル株式会社は、「人と社会と地球のために」という企業理念のもと、限りある資源の有効活用と再生を追求する循環型ビジネスモデルを構築し、多岐にわたる事業を展開しています。同社の主要事業は、金属素材の安定供給と資源循環を使命とする金属・資源循環事業、オンリーワン技術で産業基盤を支える銅加工事業、圧倒的な開発力とものづくりで勝負する電子材料事業、そして世界の総合工具工房を目指す加工事業です。金属・資源循環事業では、独自の三菱連続製銅法を核に、E-Scrapや家電製品、シュレッダーダスト、溶融飛灰などから金、銀、銅、パラジウムといった有価金属を回収する世界トップクラスのリサイクル技術を誇り、循環型社会の実現に大きく貢献しています。銅加工事業では、お客様の加工工程で発生する銅屑を回収し、自社工程内で循環・再利用することで持続可能なものづくりを推進。電子材料事業では、半導体、電子材料、電子部品、新素材、太陽電池向け製品などを提供し、エレクトロニクス産業の発展を支えています。加工事業では、主力製品である超硬工具の主要原料であるタングステンを、使用済超硬工具からリサイクルする取り組みを強化し、2030年までにリサイクル原料使用比率80%以上を目指しています。さらに、約50年にわたる実績を持つ地熱発電をはじめ、風力、太陽光などの再生可能エネルギー事業を通じて、脱炭素社会の構築にも貢献しています。同社は、川上の資源から川中の素材、川下の加工品に至るまでの幅広い技術とノウハウを活用し、自動車関連やエレクトロニクス分野など、多様な産業顧客に対し高品質な製品とサービスを提供しています。
住友金属鉱山株式会社
上場総資産 2.4兆円(2026/03)
住友金属鉱山株式会社は、1590年の創業以来、430年以上にわたる歴史を持つ非鉄金属の総合企業です。同社は「資源事業」「製錬事業」「材料事業」を三つの柱とし、持続可能な社会の実現に貢献しています。資源事業では、高品位な金鉱山である菱刈鉱山(日本)をはじめ、モレンシー銅鉱山(米国)、セロ・ベルデ銅鉱山(ペルー)、ケブラダ・ブランカ銅鉱山(チリ)、コテ金鉱山(カナダ)など、世界各地の優良鉱山に権益を保有し、銅、金、ニッケル、コバルトなどの安定供給源を確保しています。製錬事業では、世界最大級の単一自熔炉を持つ東予工場で銅を製錬し、また国内唯一の電気ニッケルメーカーとしてMCLE法による高品質な電気ニッケルを生産しています。特に、低品位ニッケル酸化鉱石からニッケルとコバルトを抽出するHPAL(高圧硫酸浸出)技術をフィリピンのコーラルベイニッケル社やタガニートHPALニッケル社で商業生産に成功させ、未利用資源の有効活用と環境負荷低減を両立しています。材料事業では、車載用リチウムイオン電池の正極材において高い技術力と品質管理体制でワールドワイドなシェアを誇り、水酸化ニッケル、ニッケル酸リチウム、三元系正極材などを提供しています。さらに、スマートフォン向けタンタル酸リチウム・ニオブ酸リチウム、光通信用部品、近赤外線吸収材料CWO®、厚膜ペースト、そして次世代パワー半導体材料として注目される貼り合せSiC基板「SiCkrest®」など、多岐にわたる機能性材料を開発・製造しています。これらの事業を通じて、エレクトロニクス、自動車、通信、化学、インフラといった幅広い産業の基盤を支え、貴金属リサイクルや水リサイクルといった環境負荷低減にも積極的に取り組んでいます。
株式会社神戸製鋼所
上場総資産 1.8兆円(2026/03)
株式会社神戸製鋼所は、1905年の創業以来、素材系、機械系、電力の3つの事業を柱に、社会課題の解決に貢献する多様な製品とサービスを提供する総合メーカーです。同社の事業内容は、まず鉄鋼・非鉄金属及びその合金の製造販売、鋳鉄品・鋳鍛鋼品及び非鉄合金の鋳鍛造品の製造販売を核としています。具体的には、自動車、航空機、インフラ、エネルギーといった幅広い産業向けに、高品質な鉄鋼製品、アルミ板、銅板、チタン製品、鋳鍛鋼品などを提供し、社会の基盤を支えています。次に、産業機械器具、輸送用機械器具、電気機械器具、その他の機械器具の製造販売を手掛けており、圧縮機、冷凍装置、各種プラント設備などが含まれます。さらに、各種プラントのエンジニアリング及び建設工事の請負も重要な事業領域であり、環境プラントや化学プラントなど多岐にわたるソリューションを提供しています。また、電力供給事業も展開しており、神戸発電所や真岡発電所などで安定した電力供給を行っています。同社の最大の強みは、多様な事業領域と個性豊かな人材、そして長年培ってきた技術の「かけ算」による総合力にあります。これにより、お客様や社会の複雑なニーズに対し、KOBELCOならではのソリューションを創出し、提供しています。品質憲章に基づき「信頼される品質」を最優先し、安全・安心なものづくりを徹底するとともに、カーボンニュートラルへの挑戦や、グリーン社会への貢献、安全・安心なまちづくり・ものづくりへの貢献をマテリアリティとして掲げ、持続可能な社会の実現を目指し、国内外で事業を展開しています。
田中貴金属工業株式会社
上場総資産 1.2兆円(2025/12)
田中貴金属工業株式会社は、1885年の創業以来、貴金属の可能性を追求し、社会の発展と豊かな暮らしに貢献してきた貴金属のリーディングカンパニーです。同社は主に「産業用」と「資産用」の二つの分野で事業を展開しています。産業用分野では、自動車、モバイル機器、エネルギー、医療、宇宙開発といった多岐にわたる最先端領域に対し、貴金属の優れた特性を活かした製品や素材を提供しています。具体的には、スマートフォンやパソコンの半導体に使われるボンディングワイヤ、音響・映像機器のマイクロモーター用貴金属クラッド材、通信機器や車載機器のリベット接点、燃料電池用触媒など、世界トップクラスのシェアを誇る製品を開発・製造しています。お客様の課題に対し、高い技術力と最適なソリューションで応え、必要最小限の貴金属で最大の効果を発揮させることを強みとしています。 資産用分野では、金地金やプラチナ地金、貴金属コインの売買を通じて、お客様の資産形成に貢献しています。同社の資産用事業は国内随一の取扱量を誇り、特に月々3,000円から金・プラチナ・銀を積み立てられる「純金積立」は、日本で初めて同社が発売した画期的な商品です。毎日公正・公平な価格を発表し、全国の直営店や特約店で安心して取引できる体制を整えています。また、同社は世界の金・銀市場で最も権威のあるLBMA(ロンドン金市場協会)およびLPPM(ロンドン・プラチナ・パラジウム・マーケット)の公認溶解・検定業者、さらには日本で唯一の公認審査会社として、貴金属の品位を保証する高い信頼性と実績を確立しています。貴金属リサイクルを追究し、循環型ビジネスを先駆けてきた同社は、サステナブルな未来を目指し、脱炭素・循環型社会への転換を先導する企業として、地球環境問題や社会課題の解決にも積極的に取り組んでいます。
JX金属株式会社
上場総資産 9,014億円(2026/03)
JX金属株式会社は、銅やレアメタルに関する先端素材のグローバルプレーヤーとして、資源開発から製錬、先端材料の製造・販売、そして使用済み機器からのリサイクルまで、一貫したサプライチェーンのもとで事業を展開しています。同社の事業は、半導体材料セグメント、情報通信材料セグメント、基礎材料セグメントの3つの主要分野に分かれます。半導体材料セグメントでは、薄膜材料事業として半導体用スパッタリングターゲット、化合物半導体材料、高純度金属などを提供し、特に半導体用スパッタリングターゲットでは世界シェア約60%を誇ります。タンタル・ニオブ事業では、世界有数のタンタル・ニオブ材料メーカーであるTANIOBIS GmbHを中心に、高純度タンタル粉(世界シェア約50%)やニオブ材料を供給し、IoT・AI社会の発展に貢献しています。情報通信材料セグメントの機能材料事業では、長年培った高度な金属加工技術を駆使し、フレキシブル回路基板向けの圧延銅箔(FPC用圧延銅箔で世界シェア約80%)や、コネクターなどに使われるチタン銅(世界シェア約60%)、コルソン合金、りん青銅といった伸銅品などの高機能製品をグローバルに展開しています。基礎材料セグメントでは、資源事業として南米チリに複数の銅鉱山を保有し、安定的な原料確保に努めるとともに、レアメタル鉱山の調査・開発にも積極的に取り組んでいます。金属・リサイクル事業では、銅精鉱とリサイクル原料を組み合わせた「グリーンハイブリッド製錬」技術により、環境負荷を低減しながら銅や貴金属などの高品質な金属地金を生産し、循環型社会の構築に貢献しています。また、低濃度PCB廃棄物の無害化処理も手掛けています。同社は、デジタルトランスフォーメーションの進展や脱炭素社会形成に向けた動きの中で、高品質・高機能な先端素材の安定供給を通じて社会の発展を支えることを使命としています。
株式会社プロテリアル
上場総資産 6,842億円(2026/03)
株式会社BCJ-52は、プロテリアルを中核事業会社とする同一グループの企業として、特殊鋼、ロール、磁性材料、電子材、パワーエレクトロニクス材料、電線、自動車部品の製造・販売を事業基盤とする。同社は、工具鋼、産業機械用材料、航空機・エネルギー関連材、鉄鋼圧延用ロール、射出成形機用シリンダ、建築用鋼構造物などを扱う。冶金技術と材料開発力を基礎に、YSSヤスキハガネ、鉄鋼圧延用ロール「HINEX」などを展開し、金型・工具、鉄鋼、産業機械、航空機、エネルギー分野のメーカーや事業者へ高機能材料と加工製品を供給する。 磁性材料・電子材領域では、希土類磁石「NEOMAX」、フェライト磁石、アモルファス金属材料「Metglas」、ナノ結晶軟磁性材料「ファインメット」、ソフトフェライト、高機能セラミックス、半導体・電池・医療機器向け金属材料を製造する。電線・自動車部品領域では、鉄道車両、港湾設備、建設・産業設備向け電線に加え、自動車用センサー、電源ハーネス、ブレーキ用ハーネス・ホースをグローバルに開発、生産、販売する。材料設計から製造、加工、品質保証、販売までを担い、モビリティ、産業インフラ、エレクトロニクス関連企業の省エネルギー化、機器の小型化・高性能化、安全性向上を支える事業構成に特徴がある。国内外の生産・研究開発・販売拠点を活用し、素材および部品の販売を収益の中心に置く。
株式会社UACJ
上場総資産 6,534億円(2026/03)
株式会社UACJは、アルミニウムおよびその合金の圧延製品、鋳物製品、鍛造製品、ならびに加工品の製造・販売を主軸とする世界的なアルミニウム総合メーカーです。同社は125年以上のアルミニウム圧延の歴史を持ち、2013年に古河スカイと住友軽金属工業が合併して誕生しました。自動車、航空宇宙、IT機器、建設、飲料・食品容器、家電製品など、幅広い産業分野に対し、高品質なアルミニウム素材を安定的に供給しています。主要製品には、アルミニウム板、押出材、箔、鋳鍛造品、および各種加工品が含まれ、これらは軽量性、高機能性、リサイクル性といったアルミニウムの特性を最大限に活かしています。
株式会社プロテリアルケーブルソリューションズ
上場総資産 6,301億円(2026/03)
株式会社プロテリアルは、「マテリアルのプロだからこそつくり出せる高機能材料で人々の暮らしをより豊かに、サステナブルに変えていく」をミッションに掲げる高機能材料メーカーです。同社は、特殊鋼、ロール、磁性材料、パワーエレクトロニクス、電線、自動車部品の製造と販売を主要事業として展開しています。特に、歴史に培われた高度な冶金技術と材料開発力を強みとし、古来の「たたら製鉄」の系譜を受け継ぐ「YSSヤスキハガネ」ブランドの工具鋼、電子材、産機材、航空機エネルギー関連材などを提供し、金型・工具・刃物材料から自動車部品、エレクトロニクス材料まで幅広い産業の発展を支えています。 鉄鋼圧延用ロールではトップブランド「HINEX®」を有し、射出成形機用シリンダや建築用鋼構造物関連部品の加工も手がけます。磁性材料分野では、希土類磁石「NEOMAX®」やフェライト磁石など多様な製品ラインナップで自動車、エレクトロニクス、家電分野に貢献。パワーエレクトロニクス事業では、アモルファス金属材料「Metglas™」、ナノ結晶軟磁性材料「ファインメット®」、高性能ソフトフェライト、高機能セラミックスなどの特長ある材料・部品でエネルギー効率化と情報通信の高度化に寄与しています。電線事業では、鉄道車両、港湾設備、一般建設、産業用など社会インフラの高度化に貢献する製品を提供し、自動車部品事業では各種センサー、電源ハーネス、ブレーキ用ハーネス・ホースなどをグローバルに開発・生産・販売し、自動車の安全性、省エネルギー、利便性向上に貢献しています。 同社は、モビリティ、産業インフラ、エレクトロニクス関連分野を中心に、世界トップクラスの高機能材料を提供しており、独創的な技術と製品・ビジネスプロセス・人に関する高い質の追求を通じて新たな価値を創造し、持続可能な社会の実現に貢献することを目指しています。顧客のイノベーションを実現するため、技術と製品だけでなく、それを生み出すプロセスや人材の育成にも注力し、世界中の顧客のビジョンを深く理解し、革新的な提案を続けることでファーストパートナーとしての信頼を築いています。
東洋製罐グループホールディングス株式会社
上場総資産 5,756億円(2026/03)
東洋製罐グループホールディングス株式会社は、1917年の創業以来100年以上にわたり、金属、プラスチック、紙、ガラスといった多様な素材を活かした包装容器の製造販売を核とする事業を展開しています。同社グループは、飲料用空缶、食品用空缶、PETボトル、パウチ、キャップ、紙製容器、ガラスびんなど、日常生活に不可欠な幅広い製品を提供し、国内市場において缶・PETボトル、飲料用および食品用紙カップでトップクラスのシェアを誇ります。同社の事業は包装容器に留まらず、製缶・製蓋機械や飲料充填設備などの製造販売、飲料・エアゾール製品の受託充填、貨物自動車運送や倉庫業を含むエンジニアリング・充填・物流事業を展開。さらに、東洋鋼鈑株式会社を中心とした鋼板関連事業では、圧延・表面処理・ラミネート技術を駆使し、缶用材料から電気・電子部品、自動車、建築・家電用まで多岐にわたる高付加価値鋼板材料を提供しています。機能材料関連事業では、磁気ディスク用アルミ基板や光学用機能フィルム、ほうろう製品向け釉薬・顔料などを手掛け、不動産関連事業や自動車用プレス金型、農業用資材製品の製造販売なども行っています。同社の強みは、長年培ってきた「モノづくり力」を支える技術開発力、人財・組織力、供給力にあり、これを基盤に「食と健康」「快適な生活」「環境・資源・エネルギー」の3領域で新たな価値創造に挑戦しています。環境負荷低減に貢献する次世代アルミ飲料缶蓋「EcoEnd™」やリサイクル材ポリオレフィンボトル、水平リサイクル可能なアルミカップ「Lumisus」の開発、IoTソリューション「SaTeras」による生産現場のデジタル化推進、DNAチップ技術による医療貢献、閉鎖系細胞培養用容器「ウェルバッグ」など、革新的な製品やサービスを次々と生み出しています。これらの取り組みを通じて、同社は「世界中のあらゆる人びとを安心・安全・豊かさでつつむ『くらしのプラットフォーム』」の実現を目指し、グローバルに事業を展開しています。
大同特殊鋼株式会社
上場総資産 5,581億円(2026/03)
大同特殊鋼株式会社は、特殊鋼の製造・販売を中核事業とする企業です。同社は、自動車、産業機械、電気機械向けの部品用材料、建設用材料、工具鋼、金型用材料といった多岐にわたる特殊鋼鋼材を提供しています。また、これらの鋼材の加工、流通、原材料販売、運輸、物流も手掛けています。 機能材料・磁性材料分野では、ステンレス、高合金製品、電気・電子部品用材料、OA・FA用モーターや自動車用メーター・センサー、計測機器用部品などに使われる磁材製品、HEV用磁性粉末などの粉末製品、医療用チタン合金や形状記憶合金といったチタン材料製品、溶接用材料を供給しています。同社の製品は、デジタルデバイス、エネルギー、医療、航空機、船舶、鉄道といった幅広い分野で活用されており、社会の基盤を支える重要な役割を担っています。 自動車部品・産業機械部品事業では、型鍛造品、熱間精密鍛造品、鋼機製品(自動車・ベアリング向け)、自由鍛造品(船舶・産業機械・電機・鉄鋼・化工機・石油掘削用、宇宙・航空機用)、鋳鋼品(鉄道用マンガンレール、自動車・産業機械・電機・各種炉用、高級鋳鋼品)、精密鋳造品(自動車・産業機械・電機・通信機器用)、製材用帯鋸、エンジンバルブ、圧縮機器・油圧機器・工作機械用部品などを製造・販売しています。 エンジニアリング事業では、鉄鋼設備、各種工業炉とその付帯設備、排水・排ガス・廃棄物処理設備などの環境関連設備、工作機械等の機械設備の保守管理を提供し、顧客の生産活動をサポートしています。さらに、流通・サービス事業として、グループ会社製品の販売、福利厚生サービス、不動産・保険事業、ゴルフ場経営、分析事業も展開しています。 同社は、高機能ステンレス鋼、高合金、磁石、軟磁性材料、チタンなどの高機能特殊鋼を強みとし、電動化が進む自動車のCASE関連、半導体製造装置関連、グリーンエネルギー関連、航空・宇宙関連、医療機器関連といった成長市場の需要を積極的に捕捉しています。材料開発の高度化と開発期間短縮を実現するデジタル材料設計「ICMD®」の活用や、WAAM方式金属3Dプリンターを用いた積層造形用ワイヤの技術実証など、先進技術の研究開発にも注力しています。また、低CO2排出鋼材の提供や、日本製鉄株式会社から電気炉プラントエンジニアリングを受注し高炉プロセスから電炉プロセスへの転換に貢献するなど、カーボンニュートラル社会の実現にも積極的に取り組んでいます。
パンパシフィック・カッパー株式会社
総資産 5,091億円(2025/03)
パンパシフィック・カッパー株式会社は、銅を主体とする非鉄金属素材の供給事業者として、原料調達から製錬・加工委託、製品販売までを一貫して担っています。同社は世界有数のバイヤーとして、チリのカセロネス鉱山、ロス・ペランブレス鉱山、エスコンディーダ鉱山をはじめとする世界各地から年間約180万トンもの高品質な銅精鉱を安定的に調達し、リサイクル原料の活用も積極的に推進することで、非鉄金属資源の有効活用と社会の持続可能な発展に貢献しています。製錬・加工は、JX金属製錬の佐賀関製錬所・日立工場、および三井金属出資の日比製煉(日比共同製錬玉野製錬所へ再委託)といった高い技術力とコスト競争力を持つ国内最大級の施設に委託しており、年間約65万トンという国内最大、世界有数の電気銅生産能力を誇ります。製造される電気銅は高品質で市場から高い評価を得ています。また、銅の生産工程で効率的に回収される貴金属(金、銀、プラチナ、パラジウム)、レアメタル(セレン、テルル)、硫酸、粗硫酸ニッケル、硫酸銅などの副産物も産業素材として市場に供給しています。さらに、JX金属製錬の関連会社である日本鋳銅へは、伸銅品・電線分野向けの中間素材である型銅(ケーク、ビレット)の生産を委託し、タフピッチ銅、リン脱酸銅、無酸素銅等の多種多様な高品質型銅を販売しています。製品販売においては、国内外の電線・伸銅分野のお客様に対し、高品質な製品をタイムリーに提供することを重視し、特に経済成長が著しい中国を中心とした東アジア地域やタイを始めとする東南アジア地域でのマーケティング活動を強化しています。物流面では、日本とチリ間の効率的な輸送を実現するため、銅精鉱と硫酸を同時に運搬できる「鉱硫船」を2隻運航し、年間約40万トンの銅精鉱と約24万トンの硫酸を輸送する体制を確立しています。同社の製錬・加工委託先は、銅産業の責任ある生産を示すCopper Mark認証やISO9001・14001を取得しており、品質と環境に対する高い社会的責任を果たしています。脱炭素社会の実現に向け、銅資源の有効活用と資源循環の加速を使命とし、透明性の高いサプライチェーン構築に努めています。
株式会社田中貴金属グループ
総資産 4,544億円(2025/12)
株式会社田中貴金属グループは、1885年の創業以来、貴金属を中心とした幅広い事業領域で活動を展開してきた田中貴金属グループの経営管理機能を担う持株会社です。同社グループは「産業用」「資産用」「宝飾品」の3つの主要分野で事業を展開し、貴金属の無限の可能性を追求しています。産業用分野では、半導体向けボンディングワイヤ、マイクロモーター向け貴金属クラッド材、通信機器や車載機器向けのリベット接点、燃料電池用触媒など、多岐にわたる産業用貴金属製品を開発・製造しています。これらの製品は、自動車、モバイル機器、エネルギー、医療、宇宙開発といった最先端領域で活用され、高い技術力と世界トップクラスの供給量で顧客の課題解決に貢献しています。資産用分野では、金・プラチナ・銀の地金やコインの売買に加え、日本で初めて導入した「純金積立」を含む貴金属積立商品を提供し、個人の資産形成を支援しています。国内随一の取扱量を誇り、公正・公平な価格発表と全国の店舗網を通じて、お客様に安心と信頼を提供。ロンドン金市場およびロンドン・プラチナ・パラジウム・マーケットの公認溶解・検定業者および公認審査会社として、その信頼性は国際的に認められています。宝飾品分野では、高品質な貴金属ジュエリーや工芸品、ブライダルジュエリーを企画・販売。創業以来の歴史と伝統に培われた技術を基に、K18以上のゴールド、Pt850以上のプラチナといった高純度な製品を厳選し、独自の傷や変形に強いプラチナ素材(RPP、SSP)も展開しています。「ホシエスマーク」による徹底した品質管理は、お客様への確かな品質保証の証です。また、同社は貴金属リサイクルサービス「RE:TANAKA」を通じて、都市鉱山からの貴金属回収を推進し、循環型ビジネスを先駆けています。サステナビリティを重視し、2050年までのCO2排出量実質ゼロを目指す「田中貴金属カーボンニュートラル宣言」を掲げ、持続可能な社会の実現に貢献しています。貴金属のリーディングカンパニーとして、その可能性を引き出し、社会の発展と豊かな暮らしの創造を使命としています。
DOWAホールディングス株式会社
上場総資産 3,496億円(2026/03)
DOWAホールディングス株式会社は、1884年に鉱山・製錬会社として創業し、以来、資源循環と優れた素材・技術の提供を本業とする独自の循環型ビジネスモデルを構築してきました。同社は、環境・リサイクル、製錬、電子材料、金属加工、熱処理の5つのコア事業をグローバルに展開しています。環境・リサイクル事業では、廃棄物の無害化処理、焼却、埋立管理、金属リサイクル、土壌浄化、家電・自動車・食品リサイクル、環境コンサルティング、環境物流サービスを提供し、社会で不要になったものから有価金属を回収しています。製錬事業では、貴金属、銅、亜鉛の製錬に加え、白金族リサイクルや硫酸製造を手掛け、高効率な金属回収技術を強みとしています。電子材料事業では、半導体材料、高純度インジウム、銅粉、アトマイズ導電粉、フェライト粉、銀粉などの機能材料を開発・製造し、液晶パネル、電子回路、太陽光パネル向けに提供しています。金属加工事業では、コネクタ向け銅合金などの伸銅品、貴金属めっき加工、金属セラミック基板の製造を行い、自動車や情報通信機器分野に貢献。熱処理事業では、工業炉の設計・製造・販売、および自動車部品などの受託熱処理加工を提供し、駆動系部品の性能向上を支えています。これらの事業は、廃棄物処理と金属リサイクルを融合した製錬・リサイクル複合コンビナートを形成し、国内外約100社のグループ会社を通じて日本、アジア、北米・中米、欧州で展開されており、自動車、スマートフォン、太陽光パネルなど、技術革新の激しい市場において多くの高シェア製品・サービスを提供することで、豊かな社会の創造と資源循環型社会の構築に貢献しています。
東京製鐵株式会社
上場総資産 2,930億円(2026/03)
東京製鐵株式会社は、1934年の創業以来、鉄スクラップの高度なリサイクルを通じて、環境に優しい電炉鋼材を社会に供給している国内最大手の電炉メーカーです。同社は、日本国内に豊富に存在する年間4,000万トンもの鉄スクラップを主原料とし、電気炉で約1600℃の高温で溶解・精錬することで、高品質かつ高付加価値の鉄鋼製品へと再生させています。特に、高炉メーカーが独占していたH形鋼の分野に果敢に挑戦し、品質向上と製造サイズの拡大を通じて国内トップシェアを確立。さらに、老廃スクラップのみでの製造は不可能とされてきたホットコイルの分野にも1991年から参入し、酸洗・冷延・溶融亜鉛めっきコイル、厚板、異形棒鋼、角形鋼管、鋼矢板など、幅広い建材品種および鋼板品種の生産を手がけています。これらの製品は、ビル、道路、橋梁といった建築・土木分野に加え、自動車、家電、産業機械、造船、プラント設備など多岐にわたる産業で利用され、日本社会の基盤を支えています。 同社の強みは、銑鉄や高級スクラップに頼ることなく、市中から回収される老廃鉄スクラップを主原料として、世界最高水準の技術を駆使し、高付加価値製品を生産できる点にあります。また、国内4工場・6営業拠点体制で年間約300万トン(2021年度実績)の鉄鋼製品を販売し、コンパクトでフラットな組織により迅速な意思決定を可能にしています。環境面では、2017年に長期環境ビジョン「Tokyo Steel EcoVision 2050」を策定し、2050年カーボンニュートラル実現に向けた目標を掲げています。電炉法は高炉法に比べ製品1トンあたりのCO2排出量を5分の1に削減できるため、同社は低CO2鋼材「ほぼゼロ」ブランドの普及を通じて、2050年には年間1,000万トンの電炉鋼材を供給することで、社会全体のCO2排出削減に大きく貢献することを目指しています。フジテック、トヨタ自動車、キヤノン、パナソニックグループなど、多くの企業で同社の低CO2鋼材が採用される実績を積み重ねており、脱炭素社会と循環型社会の実現に向けたリーディングカンパニーとしての役割を強化しています。
丸一鋼管株式会社
上場総資産 2,874億円(2026/03)
丸一鋼管株式会社は、1948年の設立以来、「パイプのリーディングカンパニー」として、社会インフラから産業、建築、自動車まで多岐にわたる分野で不可欠な鋼管の製造・販売を国内外で展開しています。同社の主要事業は、普通鋼鋼管、ステンレス鋼管、表面処理鋼板、そして特品事業の四本柱です。 普通鋼鋼管事業では、帯鋼を原料に高周波溶接による電縫鋼管製造技術を駆使し、住宅や建築物の構造材、自動車部品、足場管、鋼管ぐい、さらにはオフィス家具やコンビニの陳列棚、電線ケーブルを保護する鋼製電線管など、幅広い用途に対応する高品質な製品を供給しています。特に、屋外での使用に耐える強度を持つ足場管や、電線管、ケーブル保護用鋼管は、安心・安全な社会を支える基盤となっています。同社は高品質を生む電縫鋼管製造技術と表面処理技術に強みを持っています。 ステンレス鋼管事業は、溶接部がなく高い圧力や腐食に強いステンレスシームレス鋼管と、高周波溶接、レーザー溶接、TIG溶接で製造されるステンレス溶接鋼管に分かれます。ステンレスシームレス鋼管は、化学プラント、半導体工場、水素・アンモニア配管といった先端産業や脱炭素社会を支える分野で需要が高く、2020年のコベルコ鋼管(現・丸一ステンレス鋼管)の株式取得により、この分野での成長戦略を強化しています。ステンレス溶接鋼管は、プラント配管や自動車のマフラーなどに利用されています。 表面処理鋼板事業では、鋼板の酸洗、冷間圧延、溶融亜鉛めっきを通じて、耐食性と外観に優れためっき鋼帯を製造し、多様な産業ニーズに応えています。 特品事業では、「マルイチポール」ブランドのもと、道路照明柱、信号・標識柱、ETCガントリー、機器搭載柱などの設計、製作、販売を手掛けており、60年以上の歴史を持つ信頼のブランドとして、全国各地の明るく安全なまちづくりに貢献しています。 同社は「変化に対応する柔軟性」を強みとし、国内の需要地生産体制と全国に広がる販売網(丸一鋼販)に加え、アジアや北米を中心としたグローバル展開を推進。JFEスチール、日本製鉄、神戸製鋼所といった主要仕入先から高品質な材料を調達し、国土交通省、NTT、JR、電力会社、各地の官公庁、道路会社、建築設計事務所など、幅広い顧客層に製品を提供しています。常に新しい技術に挑戦し、持続可能な未来を創造することを使命としています。
山陽特殊製鋼株式会社
上場総資産 2,687億円(2024/03)
山陽特殊製鋼株式会社は、高清浄度鋼製造技術を基盤とし、社会の多様なニーズに応える「高信頼性鋼」を提供する特殊鋼メーカーです。同社の主要事業は、鋼材事業、粉末事業、素形材事業、および情報処理等のサービス提供を含む「その他」事業から構成されています。鋼材事業では、軸受鋼、機械構造用鋼、ステンレス鋼、耐熱鋼、工具鋼といった幅広い特殊鋼製品の製造・販売を手掛けており、特に自動車のエンジンや駆動部品、新幹線、船舶、建設機械、OA機器、ロボットなど、高い耐久性や信頼性が求められる基幹産業分野に不可欠な素材を供給しています。軸受鋼においては国内トップシェアを誇り、世界最高レベルの清浄度を実現していることが同社の大きな強みです。粉末事業では、金属粉末および粉末成形品の製造・販売を行い、高靭性過共析鋼「TOUGHFIT」、ダイカスト金型向け金属AM用粉末「S-MEC®シリーズ」、高純度・球形状シリコン粉末、高熱伝導性ダイカスト金型用合金粉末など、先進的な素材開発にも注力しています。素形材事業では、特殊鋼棒鋼・鋼管を素材とする素形材製品の製造・販売を通じて、顧客の具体的な要求に応じた加工品を提供しています。同社は、極低酸素軸受鋼や超高清浄度軸受用鋼、極超高清浄度鋼製造プロセスの開発など、長年にわたる技術革新と品質へのこだわりを実績としており、主原料に鉄スクラップを使用する資源循環型のビジネスモデルを推進することで、持続可能な社会の実現にも貢献しています。顧客層は自動車、鉄道、建設機械、電子機器など多岐にわたります。
愛知製鋼株式会社
上場総資産 2,667億円(2026/03)
愛知製鋼株式会社は、トヨタグループ唯一の素材メーカーとして、特殊鋼、鍛造品、ステンレス鋼・チタン、電子機能材料・部品および磁石応用製品の製造・販売を主要事業としています。同社の「鋼カンパニー」では、「よきクルマは、よきハガネから。」の精神に基づき、自動車の安全性に貢献する高品質な特殊鋼条鋼を提供しています。鉄スクラップを原料とする資源循環型事業を展開し、機械構造用炭素鋼、合金鋼、ばね鋼、工具鋼など多岐にわたる製品を自動車メーカーを中心に供給し、JIS規格に加えSAE、ASTM、EN規格、各国船級協会工場承認にも対応しています。 「鍛カンパニー」は、材料開発から鍛造、さらに機械加工までを一貫して行う「鍛鋼一貫」体制を強みとし、環境に優しく高品質な鍛造品を提供しています。電気自動車向けのe-Axle部品、エンジン部品、トランスミッション部品、ドライブライン部品、シャシー部品など、自動車の「走る・曲がる・止まる」を支える重要部品を製造。冷間・熱間・温間鍛造やローリングミルといった多様な工法を駆使し、高精度化、コスト低減、省エネ、高歩留まりを実現し、低炭素社会におけるモビリティの進化に貢献しています。 「ステンレスカンパニー」では、1958年の国内初熱間圧延ステンレスアングル生産以来、4000種類を超えるステンレス鋼材(形鋼、平鋼、丸棒、鉄筋など)とチタン材を提供しています。高圧水素用ステンレス鋼や建築構造用ステンレス鋼など特殊鋼種も手掛け、建築、土木、水道・水処理、船舶、燃料電池自動車・水素ステーション、プラント・設備といった幅広い分野に貢献。さらに、ステンレス鋼構造物エンジニアリングとして設計協力から部材加工、現場施工までを提案し、顧客の工程省略とコスト削減に寄与しています。 「スマートカンパニー」は、材料技術、磁気技術、表面処理技術を融合させ、電子材料・部品、磁石、デンタル、センサ、金属繊維、植物への鉄供給材の6事業を展開しています。超高感度磁気センサ『MIセンサ』、歯科用磁性アタッチメント『マグフィット』、世界最強のボンド磁石『MAGFINE®』、アモルファスワイヤ、リードフレームなどを開発・製造・販売し、「エネルギー」「健康な生活」「食糧」「安心・安全な社会インフラ」の4つの価値創造領域で社会課題解決に貢献。同カンパニーの4工場では再エネ電気導入によりエネルギー起因のCO2排出実質ゼロを実現し、カーボンニュートラルなプロセスでの製品提供を推進しています。同社は、これらの事業を通じて「Company of Choice Globally」を目指し、持続可能な地球・社会への貢献を追求しています。
DOWAメタルマイン株式会社
総資産 2,639億円(2026/03)
DOWAメタルマイン株式会社は、DOWAホールディングスグループの中核を担う製錬事業会社であり、長年にわたり培ってきた鉱山・製錬の技術と経験を基盤に、非鉄金属の生産と高効率な金属回収・リサイクルを事業の柱としています。同社は、傘下の事業会社を通じて、銅、亜鉛、金、銀といった主要な非鉄金属の製錬を国内外で展開しています。具体的には、小坂製錬株式会社では貴金属や銅の製錬を、秋田製錬株式会社では亜鉛の製錬を担い、自動車のめっき鋼板用調合亜鉛など、幅広い産業の基盤を支える素材を提供しています。また、株式会社日本ピージーエムでは、使用済み触媒などから白金族金属を回収・リサイクルすることで、希少資源の有効活用と資源循環型社会の構築に貢献しています。さらに、製錬プロセスで発生する副産物である硫酸の製造・販売も株式会社アシッズを通じて行っており、資源の多角的な有効活用を推進しています。 同社の製錬事業は、DOWAグループ独自の「循環型ビジネスモデル」の中核を成しており、環境・リサイクル部門と緊密に連携することで、社会で不要になった廃棄物から多数の金属を効率的にリサイクルする「製錬・リサイクル複合コンビナート」機能を世界でも類を見ない規模で構築しています。このコンビナート機能は、使用済み製品や産業廃棄物に含まれる有価金属を高度な技術で回収し、新たな資源として市場に供給することを可能にしています。特に、1907年に小坂鉱山で「黒鉱」(複雑硫化鉱)の製錬技術開発に成功し、銅山として再生させた歴史は、同社の技術力の高さを象徴する実績です。2007年には小坂製錬にリサイクル専用炉を建設するなど、常に技術革新と設備投資を進め、環境負荷低減と資源効率の最大化を追求しています。これらの強みにより、DOWAメタルマインは、多様な金属資源の安定供給と持続可能な社会の実現に貢献し続けています。
日本軽金属株式会社
上場総資産 2,532億円(2026/03)
日本軽金属株式会社は、アルミニウム総合メーカーとして、化成品事業、メタル合金事業、板事業、電極箔事業の四つの主要事業を展開しています。化成品事業では、アルミニウム製造に不可欠な水酸化アルミニウム、アルミナ、その他多岐にわたる化学品を幅広い産業分野に提供し、社会の基盤を支える素材供給を担っています。メタル合金事業では、電力用送電線に使用されるアルミ荒引線、押出・鍛造用ビレット、鋳物・ダイカスト製品の原料となるアルミ合金地金、そして極めて高い純度を誇る高純度アルミニウムの製造・販売を行っています。特に高純度アルミニウムにおいては、99.9999%(6N)という世界トップクラスの純度を達成し、その優れた耐食性、電気伝導性、熱伝導性、伸び、反射性といった特性を活かし、電機・電子材料、FPD・半導体、超伝導、原子力、宇宙、デザインといった最先端技術分野に貢献しています。アルミニウム線材としては、様々な純度や合金種の伸線、キャストバー、カットワイヤーを提供し、顧客の多様な要求に応えています。板事業では、顧客の使用用途に最適な高品質のアルミニウム板を提供するとともに、常に時代の変化を捉え、新しい製品を開発し、国内外の市場に供給しています。電極箔事業では、アルミ電解コンデンサーの主要材料であるアルミ電極箔の化成事業を、同分野のトップメーカーである日本蓄電器工業株式会社と共同で推進し、高い技術力と市場競争力を維持しています。同社は、革新的な技術開発にも注力しており、金属と樹脂を強固に一体化する独自の接合技術「PAL-fit®」を開発しました。この技術は、金属表面に特殊な形状を設けることで、優れた接合強度と気密性を実現し、設計の自由度向上や組立工数の削減に貢献し、スマートフォン筐体、車載用筐体、半導体デバイス冷却器などへの応用が進んでいます。また、ヤマシナ株式会社と共同開発したアルミボルト「ALTIMA(アルティマ)TM」は、NEDOプロジェクトの洋上風況観測浮体ブイ向け低動揺プラットフォーム試作機に採用されるなど、軽量化と高機能化を追求しています。環境負荷低減への取り組みも積極的で、アルミニウム溶解プロセス向け酸素富化燃焼技術によりCO2排出量を最大24.1%削減する実証に成功し、低純度スクラップから高純度アルミニウムへのリサイクル技術開発を産官学連携で進めるなど、持続可能な社会の実現に貢献しています。これらの技術革新と環境への配慮は、令和4年度日本アルミニウム協会賞「開発賞」の受賞にも繋がっており、アルミニウム産業における同社の技術的リーダーシップと社会的責任を果たす姿勢を示しています。
日本軽金属ホールディングス株式会社
上場総資産 2,518億円(2026/03)
日本軽金属ホールディングス株式会社は、アルミニウムを核としたビジネスを展開する純粋持株会社であり、その傘下の事業会社を通じて多岐にわたるアルミニウム製品および関連サービスの製造・販売、そして子会社等の経営管理を主要な事業としています。同社グループは、創業以来培ってきたアルミニウムに関する豊富な知見と独自の技術力を強みとし、原料であるアルミナ、水酸化アルミニウム、各種化学品、炭素製品、アルミニウム合金の製造・販売から、アルミニウム板、押出製品、電子材料の製造・販売までを一貫して手掛ける総合メーカーです。さらに、輸送関連製品、冷凍・冷蔵庫用パネル、景観関連製品といった加工製品の製造・販売に加え、運送や情報処理などのサービスも提供しています。特に、箔や粉末製品の分野においても高い技術力を有し、幅広い産業ニーズに応えています。 同社は「チーム日軽金」としてグループ内外との連携を深化させ、お客様へ多様な価値を継続的に提供することを目指しています。自動車、電機・電子、情報通信、環境・安全・エネルギー、公共・景観・建築・建材、輸送、食品・健康、工業製品といった多岐にわたるマーケットに対し、アルミニウムの特性を活かしたソリューションを提供。例えば、自動車開発における高度な課題解決や、IoT技術を活用したサービス「FRUEHAUF CONNECT」の販売など、常に新しい価値創造に取り組んでいます。持続可能な社会の実現に貢献するため、カーボンニュートラルへの積極的な取り組みや、リサイクル技術の磨き上げにも注力しており、アルミニウムのライフサイクル全体での環境負荷低減を目指しています。長年にわたる信頼と実績を基盤に、グローバルな視点で事業を展開し、人々の暮らしの向上と地球環境の保護に貢献する「異次元の素材メーカー」への進化を追求しています。
AREホールディングス株式会社
上場総資産 2,491億円(2026/03)
AREホールディングスは、「サーキュラリティ(循環的な経済社会)」の実現をパーパスに掲げ、貴金属事業と環境保全事業の二つの柱で社会に貢献しています。同社の貴金属事業では、卓越した貴金属リサイクル・精錬技術を駆使し、金、銀、プラチナなどの貴金属を都市鉱山から回収・精製し、高品質な製品として提供しています。宝飾品リサイクルや、アサヒメタルファイン株式会社による銀製品のふるさと納税返礼品採用、公式オンラインショップでの製品販売など、BtoBからBtoCまで幅広い顧客層に対応しています。また、環境保全事業においては、産業廃棄物業界が抱える課題解決に向けたデジタルプラットフォーム「DXE Station」の提供を通じて、廃棄物の適正処理と資源の有効活用を推進しています。同社は、独自の技術力と長年培った知識、そして新しい発想で資源とエネルギーの有効活用を追求し、持続可能な社会の構築に貢献しています。グループ会社のアサヒプリテック株式会社では重水リサイクル事業の共同検討も進めるなど、常に新たな環境ソリューションを模索しており、業界をリードする高い技術力と独自性のあるサービスで、国内外の企業や自治体、そして一般消費者に対して価値を提供しています。
共英製鋼株式会社
上場総資産 2,334億円(2026/03)
共英製鋼株式会社は、鉄スクラップを主原料とする電気炉製鋼を中核事業とし、国内鉄鋼事業、海外鉄鋼事業、環境リサイクル事業の三本柱で事業を展開しています。国内鉄鋼事業では、使われなくなった鉄を電気炉で溶解し、新たな鉄として蘇らせることで、鉄筋コンクリート用棒鋼(異形棒鋼)を主力に、ネジ節鉄筋、平鋼、Iバー、等辺山形鋼、構造用棒鋼、ビレットなど多種多様な鋼材を製造・供給しています。同社は鉄筋の国内市場でトップシェアを誇り、関東、中部、関西、中国・九州の主要需要地すべてに製造・販売拠点を有する「地産地消」型のビジネスモデルを確立しています。顧客は主に建築・土木工事業界であり、WEB発注システム「テツクル」を通じて製品発注や情報照会を可能にしています。海外鉄鋼事業では、1963年の台湾進出を皮切りにグローバル展開を進め、現在は成長市場のベトナムと成熟市場の北米(米国、カナダ)に拠点を持ち、日本を含めた「世界3極体制」を構築し、世界のインフラ構築に貢献しています。環境リサイクル事業では、鉄鋼事業で培った電気炉での溶解技術を応用し、難処理産業廃棄物や感染性医療廃棄物などを数千度のアーク熱で完全に無害化溶解処理し、資源循環型社会の実現に貢献しています。この独自の技術は35年以上の歴史を持ち、環境負荷の低い生産方法と廃棄物の適正処理を通じて、持続可能な社会の実現に寄与しています。同社は「挑戦の精神」をDNAとし、75年以上の歴史の中で培った技術力と安定供給体制を強みとしています。
三協立山株式会社
上場総資産 2,326億円(2025/05)
三協立山株式会社は、「環境技術でひらく、持続可能で豊かな暮らし」を実現する企業グループとして、多岐にわたる事業を展開しています。同社の主要事業は、建材事業、マテリアル事業、商業施設事業、国際事業、そして領域拡大の5つです。 建材事業では、三協アルミ社がビル用、住宅用、エクステリア建材の開発・製造・販売を手掛けています。ビル建材ではサッシ、ドア、カーテンウォール、手すりなどをオフィスビルや集合住宅向けに提供し、住宅建材では玄関ドア、窓、防犯配慮商品、インテリア建材などを「人にやさしい」「地球にやさしい」「安全・安心」をコンセプトに提案しています。エクステリア建材では門扉、フェンス、カーポート、ガーデンルームなどを提供し、快適な外部空間を創造。全国に広がる代理店販売網と高い技術開発力、業界トップシェアの手すりブランドが強みです。 マテリアル事業では、三協マテリアル社がアルミニウムおよびマグネシウムのビレット・押出形材の製造・販売を行い、「素材をカタチにする」ことを追求しています。国内最大級の生産能力を持つ合金鋳造・形材押出・加工の一貫体制を確立し、自動車、鉄道、産業機械、建材、電気機器、航空機、医療機器など幅広い産業分野に素材と加工技術を提供。お客様の企画・設計段階から参画し、最適な提案を行うビジネスモデルです。 商業施設事業では、タテヤマアドバンス社が小売業向けに店舗用陳列什器、カウンター、サイン(看板)の製造・販売・施工、さらに24時間対応の店舗メンテナンスサービスを提供しています。店舗什器とサインは業界トップクラスのシェアを誇り、お客様の要望を具現化する商品開発力と全国一律のサービス提供ネットワークが強みです。 国際事業では、欧州、タイ、中国を中心にアルミニウムのビレット・押出形材および建材を展開し、自動車(EV)分野での先進的なアルミ加工技術を強みとしています。領域拡大事業では、人工光型植物工場向け栽培設備の開発・設計・施工・コンサルティングなど、新たなビジネスモデルの構築にも挑戦し、持続可能な社会の実現に貢献しています。同社は、これらの多角的な事業ポートフォリオと強固なビジネスパートナーネットワーク、そして革新を続ける高い技術開発力によって、社会に新しい価値を提供し続けています。
株式会社ヨドコウ
上場総資産 1,994億円(2026/03)
株式会社ヨドコウは、1935年の創業以来、「柔らかな発想」と「確かな技術」を強みに、鉄を主体とする多角的な事業を展開し、人々の暮らしと社会の発展に貢献しています。同社の主要事業は、鋼板関連事業、金属屋根・壁材事業、エクステリア事業、ロール事業、グレーチング事業、そして不動産事業です。 鋼板関連事業では、溶融亜鉛めっき鋼板、カラー鋼板、ガルバリウム鋼板、プレコート鋼板(エースコート、ヨドHyperGLカラー)、めっき鋼板(ヨドGLエコグリーン、ヨドジンク)、冷延製品(みがき帯鋼、電磁軟鉄など)を製造・販売しており、建築、家電、電子部品、自動車部品、事務用品など幅広い産業分野に素材を提供しています。特にプレコート鋼板は業界トップクラスのシェアを誇り、高機能・高意匠性、環境配慮型(クロメートフリー)製品の開発にも注力しています。 金属屋根・壁材事業では、自社製のカラー鋼板を素材に、ヨドルーフやグランウォールといった屋根材・壁材を製造。耐久性、意匠性、高い成形精度、そして素材開発から施工までの一貫体制が強みで、住宅から駅、スタジアム、空港などの大規模建築物まで数多くの採用実績があります。 エクステリア事業では、「ヨド物置」に代表される収納製品のパイオニアとして、ガレージ、カーポート、自転車置場、倉庫、ごみ収集庫などを展開。鋼板からの一貫生産と全国を網羅する販売・サービス網により、安心・快適な暮らしを支え、防災倉庫としても活用されています。 ロール事業では、鉄鋼、製紙、ゴム、プラスチックなどの産業分野で使用されるロールを製造。世界最大級の大型遠心鋳造設備から生まれる超大型鉄鋼用ワークロールや、製紙用機械設備まで手掛ける国内有数のメーカーとして高い評価を得ています。 グレーチング事業では、道路や公園などのインフラ整備に不可欠な鋼製溝ぶたを提供。「環境に優しく」「人に優しい」「安全」をキーワードに、越流抑制機能を持つ「ヨドウォーターフォールズ」やバリアフリー対応の「ヨドEXグレーチング」など、高機能製品を開発し、集中豪雨対策や街の安全・安心に貢献しています。 不動産事業では、自社ビルのテナント事業や駐車場経営、所有不動産の管理・有効活用を行っています。 同社は国内に複数の工場と営業拠点を持ち、海外では台湾、タイ、中国に製造・加工・販売拠点を展開し、グローバルに高品質な製品を供給しています。素材から最終製品、そして施工までを一貫して手掛けるビジネスモデルと、常に新しい価値を創造する技術力が、同社の持続的な成長を支えています。
トピー工業株式会社
上場総資産 1,984億円(2026/03)
トピー工業株式会社は、1921年の創業以来、「鉄をつくり、鉄をこなす」という高い技術力と、素材から最終製品の加工までを一貫して行う生産体制を強みとする金属加工の総合グループです。同社の主要事業は、素材供給部門としての鉄鋼セグメントと、加工部門としての自動車・産業機械部品セグメントに大別されます。鉄鋼セグメントでは、世界トップレベルの省電力と生産性を誇る最新鋭の電炉工場で電炉製鋼技術を駆使し、顧客や加工部門のニーズに応じた複雑な断面形状の鋼材を製造する異形形鋼圧延技術を展開しています。また、社会活動を終えて廃棄された製品を電気炉技術で再び原料として再生する循環型ビジネスモデルを推進しています。自動車・産業機械部品セグメントでは、乗用車用スチールホイールで国内OEMシェア51%、トラック・バス用スチールホイールで87%を占めるなど、高い市場競争力を有しています。軽量化と高強度・高品質を追求した金属加工技術に加え、ハイグロス光輝色、サテン色、ブロンズ色といった独自の塗装技術により、多様なデザインのホイールを提供しています。建設機械用足回り部品においても、油圧ショベル用履板で国内OEMシェア71%、鉱山機械用超大型ホイールで90%を誇り、インフラ整備や資源開発に不可欠な製品を高い熱処理技術で生み出しています。特に、鉱山機械用超大型ホイール「Evolution Type SGOR®」は“超”モノづくり部品大賞奨励賞を受賞し、鉄筋コンクリート用棒鋼のコンパクトコイル「TACoil®」はグッドデザイン賞を受賞するなど、その技術力は高く評価されています。さらに、同社は事業の多角化にも積極的に取り組み、化粧品原料となる合成マイカの製造・販売、ロボットの研究開発、不動産賃貸、スポーツ施設の運営なども手掛けています。グローバル展開も加速しており、海外7カ国に16の生産拠点を構え、世界的な自動車・建設機械需要に対応した供給体制を強化し、多様化する市場ニーズに迅速かつ柔軟に応えています。品質管理体制のDX推進によるトレーサビリティ強化や品質の可視化にも注力し、持続可能な社会と事業の発展を両立させるサステナビリティ経営を推進しています。
日本冶金工業株式会社
上場総資産 1,952億円(2026/03)
日本冶金工業株式会社は、ステンレス鋼、耐熱鋼、高ニッケル合金の板(薄板、中厚板)、帯(コイル)、鍛造品、加工品の製造・販売、およびフェロニッケルの製造を主要事業とする企業です。同社は東京証券取引所プライム市場に上場しており、NASグループの中核を担っています。同社のグループ会社であるナスエンジニアリング株式会社は、1972年に日本冶金工業株式会社から独立したエンジニアリング企業として、建築・土木分野における総合建設事業を展開しています。具体的には、建築一式工事、土木一式工事、建築・土木リニューアル工事を手掛けており、官公庁や民間企業、鉄道会社を主要顧客としています。学校、工場、事務所ビル、複合施設などの新築・改修工事に加え、改札、ホーム、変電設備、ホームドアといった鉄道関連工事、さらには工場建物の新築・改修や大型機械設備基礎の新設・改修を含むプラント建設・関連工事も強みとしています。半世紀以上にわたる豊富な実績と、官公庁や鉄道現場で培われた確かな技術力、品質管理体制が同社の強みであり、特に改修工事においては独自のノウハウを発揮しています。計画・設計から施工までを一貫してサポートする体制を整え、長年の無事故実績と地域社会への貢献を通じて、顧客からの厚い信頼を獲得しています。
大和工業株式会社
上場総資産 1,885億円(2026/03)
大和工業株式会社は、「鉄で未来を 未来の鉄を」をミッションに掲げ、社会インフラを支える高品質な鉄鋼製品を提供するリーディングカンパニーです。同社グループは、鉄スクラップを主原料とし、電気炉で溶融・精錬・圧延を行う電炉事業を半世紀以上にわたり展開しています。この循環型ビジネスモデルにより、資源の有効活用と環境負荷低減に貢献しています。主要製品には、H形鋼、I形鋼、溝形鋼、鋼矢板などがあり、これらは建物、港湾工事、船、鉄道の分岐器といった多岐にわたる社会インフラの構築に不可欠な素材として利用されています。特に、同社は環境配慮型鋼材ブランド「+Green™」を展開しており、製造工程におけるGHG排出量を、自然・森林由来のカーボン・クレジットやバイオマス発電由来の再エネ証書を活用してオフセット・再エネ化しています。これにより、顧客のサプライチェーン全体の脱炭素化を支援し、不動産業界をはじめとする建設業界の環境負荷低減に大きく貢献しています。同社は、JIS規格やISO9001に基づく厳格な品質マネジメントシステムを運用し、引張試験機の自動化や3Dスキャン技術の検討、鋳片の割れ減少メカニズム解明などの研究開発を通じて、製品の安全性と信頼性を追求しています。また、最新鋭の単段式炉頂スクラップ予熱装置導入による省エネルギー化や、太陽光発電設備の活用など、製造段階でのCO2排出量削減にも積極的に取り組んでおり、国内鉄鋼業界における環境優位性を確立しています。顧客は主に建設業や運輸業など、社会インフラを担う企業群であり、環境意識の高まりとともに「+Green™」のような低炭素・循環型鋼材への需要が拡大しています。
合同製鐵株式会社
上場総資産 1,863億円(2026/03)
合同製鐵株式会社は、1937年の創業以来、半世紀以上にわたり培ってきた高度な製鉄技術を基盤に、社会インフラを支える基礎素材産業として、資源循環型社会の実現に貢献しています。同社の主要事業は、電炉によるリサイクル型の鉄づくりであり、国産資源である鉄スクラップを少ないエネルギーで高品質な鉄鋼製品へと再生・供給しています。具体的には、土木建築分野における鉄筋コンクリート構造を支える「異形棒鋼」や、建設工程の作業性を大幅に短縮する「機械式継手」「EGジョイント」などの棒鋼加工製品を提供しています。また、身近な針金、クギ、文具類、各種チェーン、ネットフェンスの素材となる「線材」は、軟鋼線材分野でトップメーカーとしての地位を確立し、建設資材から自動車部品まで多岐にわたる用途に対応しています。さらに、鉄骨建物の梁材や道路・線路の防音壁・防護柵の支柱などに使用される汎用性の高い「形鋼」、建設用機械、農業用機械、船舶のギアやシャフトなどの主要部材となる「構造用棒鋼」、クレーン用ガイドや山岳鉄道などで利用される「軌条」の製造・販売も手掛けています。同社は、大阪、姫路、船橋の3つの製造所を拠点に、製鋼から圧延までの一貫生産体制を構築し、ISO9001およびISO14001の認証を取得することで、安定した品質と環境配慮を両立しています。顧客満足度向上と市場ニーズを的確に捉えた製品開発に注力し、「中期ビジョン2025」の収益目標を前倒しで達成するなど、持続的な成長と企業価値向上を目指しています。人と技術と自然環境の調和を追求し、鉄の未知なる領域とその可能性を探求し続けることで、社会の発展に貢献しています。
株式会社アライドマテリアル
総資産 1,696億円(2026/03)
株式会社アライドマテリアルは、西暦2000年に東京タングステン株式会社と大阪ダイヤモンド工業株式会社が合併して誕生した、高融点金属材料の精製・素材製造・加工技術と、ダイヤモンド精密工具の製造及び精密加工技術を事業の両輪とする住友電工グループの一員です。同社は主に「粉末合金事業」「タングステン・モリブデン製品事業」「放熱基板事業」「ダイヤモンド/CBN工具製品事業」の4つの事業を展開しています。粉末合金事業では、半導体・エレクトロニクス配線材や放射線遮蔽に用いられるタングステン粉、超硬工具原材料となるタングステンカーバイド粉、各種炭窒化物粉、電子部品加工に使用される精密刃物などを製造・販売し、独自の高効率タングステンリサイクル技術で希少なレアメタル資源の有効活用にも貢献しています。タングステン・モリブデン製品事業では、超高融点・超高密度のタングステン・モリブデンを金属素材から加工部品まで一貫生産し、各種エレクトロニクスの電極や高温炉の耐熱部材向けに多種多様な材質、サイズ、仕上げの製品を提供、世界トップクラスの大型圧延板から極小・高精度加工品まで対応しています。放熱基板事業では、タングステン、モリブデン、ダイヤモンドなどの材料特性を組み合わせた高熱伝導・低熱膨張の放熱基板を開発・提供し、情報通信、エレクトロニクス、自動車産業における半導体の高出力化・高速化に伴う発熱問題の解決を支援しています。ダイヤモンド/CBN工具製品事業では、ナノメートル単位の超精密加工が可能な切削工具や高能率・高品位な研削ホイール、世界最大29mmから最小8μm径まで対応する高品位・長寿命の伸線ダイヤモンドダイスを製造・販売し、自動車・精密機器から半導体産業まで幅広い分野で活躍しています。同社は原料からの一貫生産体制と独自の超精密加工技術を強みとし、カスタマーソリューションセンターを通じて顧客の課題解決を支援することで、多岐にわたる産業の発展に貢献するビジネスモデルを確立しています。
東洋鋼鈑株式会社
上場総資産 1,512億円(2026/03)
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出典: 日本伸銅協会 統計情報(伸銅品生産速報)業界団体
アルミニウム圧延品生産量(全国)
年次日本アルミニウム協会集計・アルミニウム圧延品(板類+押出類等)生産量(2024年度=2024年4月〜2025年3月)。2024年度は166万4,203トン(約166.4万トン)で前年度比0.6%減・3年連続前年割れ。板類は微増、押出類は自動車向け低迷で減少。出荷量は167万6,048トン
出典: 日本アルミニウム協会 統計情報業界団体
非鉄金属製造業 製造品出荷額等(全国)
年次-0.5%前年
総務省・経済産業省 経済構造実態調査(製造業事業所調査)ベース、非鉄金属製造業の製造品出荷額等。2022年13兆3,586億円→2023年13兆2,915億円。従業者4人以上の事業所。原表(二次集計結果)を億円換算。中分類別の値は要確認(medium)
出典: 経済産業省 経済構造実態調査(製造業事業所調査)官公庁
三井住友金属鉱山伸銅株式会社は、約一世紀にわたる歴史と伝統に培われた技術と最先端技術を融合させ、伸銅事業のリーディングカンパニーとして日本のものづくりを支える企業です。同社は、電気特性や熱伝導性に優れ、複雑な成形が可能な「銅板条・黄銅板条」をはじめ、銅に特定の元素を微量添加し諸特性を向上させた「銅合金条」、はんだ付け性や耐食性、加工性を高めた「めっき条」、エレクトロニクス製品の回路微細化・高密度化に対応する「圧延銅箔」、そして優れた防錆・防食能力を持つ「亜鉛加工品(ZAPシリーズ)」の製造販売を主要事業としています。特に銅合金条では、リサイクル原料をほぼ100%使用しCO2排出量を大幅に削減する高導電率の「PTC」、優れた耐熱性と機械的強度を持つ「SNDC」、高強度と高導電率を両立した「NPZ」など、多様なニーズに応える製品を提供しています。これらの製品は、自動車産業におけるCASE(コネクテッド、自動運転、シェアリング、電動化)やxEV(新エネルギー車)のバスバー、端子、配線部品、スマートフォンなどのエレクトロニクス製品の回路基板、コネクター、民生電子機器、配電金具、リレー、スイッチ部品など、幅広い分野で活用されています。同社は黄銅の国内トップシェア40%を誇り、最新鋭の設備と熟練の技術、そして上尾工場と三重工場の二拠点体制による安定供給力を強みとしています。顧客第一をモットーに、徹底した品質管理と新しい価値提案を通じて、お客様の「ものづくり」を支え、カーボンニュートラルやサーキュラーエコノミーといった社会課題の解決にも貢献しています。
東洋鋼鈑株式会社は、1934年に日本初の民間ぶりきメーカーとして創業し、以来90年以上にわたり、鉄の圧延、表面処理技術を基盤に、多岐にわたる高機能素材の製造・販売を手掛ける素材メーカーです。同社の主要事業は、ぶりき、薄板、各種表面処理鋼板、機能材料、そして各種新素材の製造・販売です。具体的には、優れた耐食性、はんだ性、溶接性を持つ「ぶりき」や、独自開発したフィルムラミネート鋼板「ハイペット」を飲料缶や食缶、18L缶などの缶用材料として提供し、CO2排出量削減や排水ゼロといった環境負荷低減にも貢献しています。自動車分野では、高温での酸化に強く、優れた耐食性を持つニッケルめっき鋼板「ニッケルトップ」をハイブリッド車や電気自動車のバッテリー、燃料パイプ、マフラーなどの部品材料として供給しています。建築・家電分野では、多彩な印刷表現や立体的な浮彫加工、高光沢鏡面仕上げが可能な樹脂化粧鋼板「ビニトップ」「ファイントップ」を提供し、デザイン性の高い製品づくりを支えています。IT社会を支えるデータ記憶装置の基幹材料として、ナノレベルの精密加工技術を駆使した磁気ディスク用アルミ基板「MD」も製造しています。さらに、容器用機能フィルム「ファインキャストフィルム」や、スマートフォンやテレビのディスプレイに用いられる光学用機能フィルムも手掛けています。ライフサイエンス分野では、シリコン基板にDLCコーティングを施したバイオチップ用途基板「DNAチップ」を開発し、山口大学との共同開発による遺伝子解析キット「ジーンシリコンDNAチップキットUGT1A1」で医療分野にも進出しています。近年では、製造業の生産性向上を支援するAIソリューションの提供にも参画し、自社で培ったAI化ノウハウを活かしてDX推進に貢献しています。同社は「Beyond Steel」をスローガンに、従来の鉄鋼の枠を超え、アルミや樹脂、フィルム、DNAチップなど多様な素材分野へ事業を拡大し、世界でオンリーワンの素材メーカーを目指しています。脱炭素社会の実現に向けた環境負荷低減製品の開発や、営農型太陽光発電、森林J-クレジットの活用など、サステナビリティへの取り組みも積極的に推進しています。海外展開としては、中国やトルコに拠点を持ち、グローバル市場での事業拡大を図っています。
上尾市代表企業
573億円
NEWS
この業界の企業に関する報道。各見出しは配信元記事からの引用です。
中山製鋼所、阪和興業・ヨドコウと資本業務提携 電炉建設や販路開拓
【5471.T FY2026 Q1 決算説明会】大同特殊鋼、第1四半期は営業利益33%進捗 半導体・航空宇宙向け需要が牽引
来週の決算発表予定 楽天グループ、住友鉱、東京海上など (8月10日~14日)
新報国マテリアル[5542]:第2四半期(中間期)業績予想と実績との差異及び通期業績予想の修正並びに期末配当予想の修正に関するお知らせ 2026年8月7日(適時開示) :日経会社情報DIGITAL
三菱マテリアル株価がストップ高気配 27年3月期純利益3.4倍に修正
三菱マテ 経常益1800億円 通期予想、1070億円上方修正(日刊産業新聞)
本日注目すべき【好決算】銘柄 三菱マ、任天堂、オリックス (6日引け後 発表分)
本日の【イチオシ決算】 三菱マ、任天堂、オリックス (8月6日)(株探ニュース)
ネツレン[5976]:設備投資に関するお知らせ 2026年8月6日(適時開示) :日経会社情報DIGITAL
ネツレン、今期経常を一転24%増益に上方修正