製造業
事業領域
計測器、光学機器、カメラ、時計
業界の特色
精密機器・光学は製造業の中分類で、業界分類済の750,551社中3,331社 (0.44%) を擁する業界です(全149業界の社数ランキングでは65位)。東京都 (27%) を主拠点に47都道府県へ分布、上場53社を含む厚みのある層を持ちます。単体総資産は中央値34億円、最大9,297億円と階層の深い分布です (直近3年287社)。直近1年の雇用はほぼ横ばい (拡大33% / 縮小31%) で推移しています。売上判明68社で上位5社シェアは56%です。業界平均年収は約516万円。直近12年で売上規模は約19%拡大しています。
集計は 単体決算 ・社会保険被保険者数 ベース (連結のみ開示の企業は連結値を使用)
3,331社
53社 (1.6%)
354社
東京都
885社 (26.6%)
追加の指標を読み込んでいます…
業界の論点を読み込んでいます…
主要企業を読み込んでいます…
業界ニュースを読み込んでいます…
業界の主要指標を読み込んでいます…
詳細・分布を読み込んでいます…
※ 業界は各社の事業概要をもとに Compalyze が独自に分類したもので、他情報や実態と乖離している可能性があります。
Disclosure Analysis
上場25社の有価証券報告書・IR資料の開示文を分析。
精密機器・光学業界では、半導体プロセス・コントロールおよびAIデータセンター向け需要が業界横断的な牽引役となり、計測機器・精密工具・光学部品各社が一斉に半導体分野への傾斜を強めている。一方で米国の追加関税(相互関税)が中国・タイ生産依存製品に直撃し、カシオのサウンド事業(中国100%生産・影響約10億円)のように製品・生産地の組み合わせ次第で業績への打撃が大きく分かれている。中国市場はオンライン・オフライン双方で低迷が続き、欧州はEV不振の長期化とベアリング・セラミック分野での競合激化から需要弱含みが継続、ツバキ・ナカシマが167億円の減損を計上する事態に至った。その裏返しとして防衛予算の増加が東京計器に売上+50.4%・営業利益黒字転換をもたらし、インド・アセアン・ラテンアメリカが代替成長市場として各社の地域戦略上の優先度を高めている。半導体需要の内側では量産から研究開発への需要シフトが起き、リガクのように高付加価値の開発向け製品へ比重を移す動きが顕在化している。各社は関税・地政学リスクへの対処として生産地多元化と価格転嫁を進めながら、半導体・防衛・光通信という三つの成長エンジンへの資源集中を加速している。
半導体プロセス・コントロール向け需要は2nm/HBM/3D NANDを中心に高成長が続き、リガクの半導体機器部門は年間YoY+19%を達成した。量産ラインよりも研究開発向けへの需要シフトが進み、高採算な開発向け製品の比重が増す構造変化が起きている。光通信・データセンター分野でもsantecの光部品・光測定器が需要回復・引合い増加を享受し、2027/3期に売上+17.4%の高成長を計画するほどの追い風を受ける。防衛予算の増加は東京計器に防衛・通信機器事業の売上+50.4%・営業利益黒字転換をもたらし、受注残高は450億円超の高水準を維持する。欧州ではEV不振の長期化と中国系競合の台頭がベアリング・セラミック市場の価格競争を激化させ、ツバキ・ナカシマが過去のM&Aで計上したのれん167億円の減損を余儀なくされた。米国関税は製品・生産地構成によって企業ごとに影響が著しく異なり、カシオのサウンド(中国100%生産)が最も直撃を受ける一方、ミネベアミツミは転嫁率約80%を顧客と合意済みとするなど、交渉力が実質損益を左右する構造にある。半導体内でもEUV向けが短期調整局面に入るなど、サブセグメントごとの需要のズレが光測定器メーカーの計画精度と在庫管理を難しくしている。
半導体への傾斜は業界共通でも、注力するレイヤー(計測機器・精密工具・部品・レンズ)と地域展開の方向性は各社で明確に分岐している。リガクはX線技術とOnto Innovationの光学計測・解析ソフトを組み合わせ次世代半導体計測に特化し、想定SAM約10億ドルの新市場でシェア50%超を狙う。ミネベアミツミはベアリング月産3.5億個体制をAIサーバー・ヒューマノイドロボット・商用ドローン等5分野へ展開し、2026〜2029期CAGR約20%の量産拡大路線をとる。旭ダイヤモンド工業はウエーハ面研・CMPコンディショナ等半導体向け5製品を最重点化し、不採算事業整理と価格・原価改革で利益率改善を優先する選択と集中路線を鮮明にしている。タムロンは写真事業で2026年に自社ブランド新製品10本以上を投入しながら、監視・車載レンズの安定成長を両立させる多軸戦略で売上1,000億円・営業利益200億円超を目指す。ツバキ・ナカシマは米アーウィン工場閉鎖による生産拠点再編で固定費を削減しながら、インド・航空防衛・セラミックボール・高機能プラスチックの4成長セグメントに資源を集中する構造改革路線をとる。santecはベトナム2拠点(ホーチミン・ダナン)の工場拡充でデータコム向け光部品を量産対応し、シリコンフォトニクス関連デバイス開発を次の柱に位置付けている。
米国関税は製品・生産地構成によって企業ごとに影響幅が大きく異なり、カシオは時計・EdTech・サウンド合計で年間約30億円の営業利益下方修正要因と試算している。タムロンも関税・海外経済減速懸念を織り込み売上計画を20億円引き下げており、不確実性への対処として各社は慎重な保守計画を採用している。一方でミネベアミツミは追加関税の約80%を顧客への価格転嫁で合意済みとしており、転嫁交渉力の差が各社の実質損益を左右する構造が鮮明になっている。EUV向け多層膜ミラーの短期的な需要調整がリガクの今期売上成長率を10%から6%に引き下げた主因であり、半導体機器依存度の高まりはキャピタルサイクルの振れ幅が業績に直結するリスクを内包する。ツバキ・ナカシマはのれん167億円減損・在庫65億円評価減を同年度に計上し、M&A起源の過大資産が事業環境悪化下で棄損するリスクを業界に示した。再発防止策としてCSCO・COO外部人材登用、キャッシュ連動ボーナス比率70%への変更、在庫滞留日数KPIの月次報告体制を整備している。レアアース・地政学リスクはミネベアミツミが明示するように精密部品の材料調達を直撃するリスクとして業界全体に伏在し、タイバーツ高も一部メーカーのコストに影響している。
業界全体として中期経営計画での数値目標引き上げと資本効率改善が進んでいるが、到達水準・還元方針・改善余地は各社で大きく異なる。タムロンはROE16%以上・総還元性向60%程度・営業利益率20%台という高水準の資本目標を掲げ、初年度に全目標を達成したことで中計ver2.0に移行し売上1,000億円・営業利益200億円超へ引き上げた。リガクは2027年12月期売上1,150〜1,200億円・調整後EBITDAマージン約27%・調整後営業利益マージン約23%を目標とし、半導体計測機器の高マージン構造で利益創出を加速する。ミネベアミツミは2029/3期売上1.9兆円・営業利益1,680億円という大規模目標を設定し、営業CF50%を設備投資、残り50%を配当・M&Aに充当するキャッシュアロケーション方針(3カ年累積営業CF約5,000億円)を明示している。ツバキ・ナカシマは2026年を「改善初年度」と位置付け、CCC(現金転換サイクル)を260日から175日へ85日短縮する運転資本効率化を中計の核心に置き、配当再開・当期利益黒字転換を当面の財務目標とする。旭ダイヤモンド工業は2031/3期に営業利益率10%以上・ROE8%以上を掲げるが、現状(営業利益率8.4%・ROE4.4%)からの大幅改善が求められ、半導体分野の売上拡大と不採算整理の実行力が問われる。santecは2027/3期に売上370億円(前期比+17.4%)・営業利益120億円(+16.2%)の高成長計画を示し、光通信市場の拡大を追い風に利益率改善を図る。
EDINET有価証券報告書・IR資料の開示文を分類・要約(上場企業) 出典: EDINET 有価証券報告書・各社IR資料 ・ 最終更新 2026/06
上場ROE中央値
7.3%
上場企業実績
上場平均年収中央値
638万円
上場企業実績
Major Companies
会社名・本社・上場区分・社会保険被保険者数で比較。売上は官報/EDINET 由来の決算データがある会社のみ表示しています(未開示は「—」)。
| 順位 | 会社名 | 本社 | 上場区分 | 社会保険被保険者数 | 売上 |
|---|---|---|---|---|---|
| 1 | ミネベアミツミ株式会社 | 長野県 | 上場 | 5,745人 | 9,628億円 |
| 2 | 株式会社ニコン | 東京都 | 上場 | 5,444人 | 3,879億円 |
| 3 | 株式会社島津製作所 | 京都府 | 上場 |
Industry Metrics
精密機器・光学に関連する市場規模・事業所数などの指標を、官公庁・業界団体の公開統計から集約(各指標に出典リンク付き)。
ウオッチ完成品 総出荷金額(日系メーカー世界)
年次+7.4%前年
暦年(1〜12月)。日本の時計メーカーによるウオッチ完成品の総出荷金額(海外生産・海外出荷を含む)。2024年は前年比5%増、2025年は前年比約7%増。日本時計協会が会員社等から独自集計。
出典: 日本時計協会(JCWA) 日本の時計産業統計業界団体
ウオッチ完成品 国内出荷金額(日系メーカー)
年次暦年。日本の時計メーカーによるウオッチ完成品の国内向け出荷金額。2024年は前年比14%増、数量5.9百万個(同5%増)。
出典: 日本時計協会(JCWA) 日本の時計産業統計業界団体
クロック完成品 総出荷金額(日系メーカー世界)
年次-14.6%前年
暦年。日本の時計メーカーによるクロック(置時計・掛時計等)完成品の総出荷金額(海外生産・海外出荷を含む)。2024年は前年比7%減、2025年も減少。
出典: 日本時計協会(JCWA) 日本の時計産業統計業界団体
日本の時計市場規模・ウオッチ(推定)
年次暦年。日本国内のウオッチ市場規模(末端小売ベースの推定値、輸入品・並行品を含む)。日本時計協会の推定。2025年は数量17.7百万個・実売金額12,919億円(前年比約1%減)。クロックは別途353億円。
出典: 日本時計協会(JCWA) 日本の時計市場規模(推定)業界団体
ウオッチ完成品 総出荷数量(日系メーカー世界)
年次暦年。日本の時計メーカーによるウオッチ完成品の総出荷数量(海外生産・海外出荷を含む)。2025年は55.6百万個で前年比12%増。アナログクオーツ・デジタルクオーツ・機械式の合計。日本時計協会集計。
出典: 日本時計協会(JCWA) 日本の時計産業統計業界団体
デジタルカメラ 総出荷台数(日系メーカー世界)
月次各指標は出典元の集計対象(全数/主要事業者など)に依存します。金額は表示の都合で兆円・億円に整形しています。破線は予測値です。
Industry Benchmark
政府統計の業界平均(粗い大分類ベース)と、この業界の上場企業の実績中央値を並べて比較できます。
この業界の上場企業(実績集計)
特定の中分類の実態に近い実績値です。
ROE(中央値)
7.3%
当期純利益 / 自己資本
売上高純利益率(中央値)
6.6%
当期純利益 / 売上高
総資産回転率(中央値)
0.58回
売上高 / 総資産
平均年収(中央値)
638万円
有報の平均年間給与
社会保険被保険者数(中央値)
515名
上場企業の社会保険被保険者数の中央値
上場44社の実績中央値(平均年収は有報開示43社)。出典: 各社決算・EDINET有価証券報告書
業界全体(政府統計)
国の統計に基づく業界平均(最新 2024年度)
原価率
69.3%
売上原価 / 売上高
営業利益率
9.1%
営業利益 / 売上高
経常利益率
15.3%
経常利益 / 売上高
総資産回転率
0.65回
売上高 / 総資産
一人当たり売上
29百万円
売上高 / 従業者数
平均年収
516万円
人件費 / 従業者数
労働分配率
60.7%
人件費 / 付加価値
一人当たり付加価値
995万円
付加価値 / 従業者数
対応 収益性: 財務省 法人企業統計『業務用機械器具製造業』(中分類・2024年度) / 一人当たり売上: 総務省・経産省 経済センサス『業務用機械器具製造業』(中分類・2021年)
参照: 財務省 法人企業統計『製造業』(2024年度・全規模)
※ 政府統計(財務省 法人企業統計・経済センサス)は大分類・全規模・従業者数(パート等含む)ベースの平均値です。特定の中分類や上場企業群の実態とは乖離する場合があります。
出典: 財務省「法人企業統計」・総務省/経済産業省「経済センサス」(従業者数ベース・パート等を含む)
Listed Companies
精密機器・光学で上場している 44社
色が濃い領域 = 多くの企業が集中する規模帯。セル click で内訳
| ← 社会保険被保険者数 → | |||||
|---|---|---|---|---|---|
| ~10 | 10~50 | 50~100 | 100~1000 | 1000~ | |
| 総資産1兆+ | |||||
| 1000億~1兆 | |||||
| 100~1000億 | |||||
| 10~100億 | |||||
| 1~10億 | |||||
| ~1億 | |||||
Industry Profile
業界内企業の総資産分布と社会保険被保険者数の増減トレンド
業界内企業の総資産分布 (中央値と中央 50% のレンジ)
34億円中央値
中央 50% が 9.7億円 〜 136億円 の規模 ・ 最大 9,297億円
規模別社数 (総資産バケット) — クリックで内訳
Profitability by Size
精密機器・光学を含む業種の、資本金階級ごとの原価率・営業利益率・総資産回転率(大→小)
参照: 財務省 法人企業統計『製造業』(2024年度・資本金階級別)
| 規模 | 原価率 | 営業利益率 | 総資産回転率 |
|---|---|---|---|
| 10億円以上 | 78.0% | 6.6% | 0.68回 |
| 1億円以上 - 10億円未満 | 81.7% | 4.8% | 0.99回 |
| 1千万円以上 - 1億円未満 | 77.3% | 3.3% | 0.97回 |
| 1千万円未満 | 62.1% | -0.4% | 1.18回 |
出典: 財務省「法人企業統計」(資本金階級別の集計値)
Sales & Margin Trend
Top by Sales
直近の売上が大きい順・最大 100 社
ミネベアミツミ株式会社
上場売上 9,628億円(2026/03)
ミネベアミツミ株式会社は、「超精密加工技術」と「M&Aによる多様な技術統合」を強みとする総合精密部品メーカーです。同社は、ベアリング、モーター、電源、センサー、半導体、光デバイス、高周波、精密機械加工品を「8本槍」と称するコア事業として展開し、これらを基盤にIoT社会の最先端を支える製品群を提供しています。 ベアリング分野では、世界最小クラスのミニチュア・小径ボールベアリングから、航空機向けのロッドエンド&スフェリカルベアリング、ローラーベアリング、ブッシング、精密機械組立部品まで、高精度が求められる幅広い用途に対応。機械加工品としては、ファスナー、電磁クラッチ・ブレーキ、ボールねじ・ボールウェイなどを提供し、多様な産業の基盤を支えています。 電子機器分野では、ファンモーター、ステッピングモーター、ブラシレスモーター、HDDスピンドルモーターといった回転機器、液晶用ライティングデバイスやレゾナントデバイスなどの電子機器を開発。計測機器としては、ひずみゲージ、フォースセンサー、ロードセル、圧力計、トルク変換器、デジタル指示計、引張圧縮試験機などを手掛け、精密な測定・試験ニーズに応えています。 半導体事業では、エイブリック製品として電源用IC、メモリー、センサー・アンプ、タイマーIC、車載用IC、医療用IC、そして独自のエネルギーハーベスト技術「CLEAN-Boost®」を提供。ミツミ製品としてはリチウムイオン電池保護ICなどを展開し、電子機器の高性能化と省エネルギー化に貢献しています。 さらに、ユーシン製品として自動車部品(パワーリアゲートシステム、ラッチ、ドアハンドル、ステアリングロック、スイッチ、ヒーターコントロール、ルームランプ)、産業機械部品(各種スイッチ、メータ、ランプ、燃料ポンプ・センサ、オイルクーラ、ハーネス・ケーブル、シート)、住宅製品(電気錠システム、ドアロック、スマートロック「SADIOT LOCK」)を提供し、幅広い顧客層のニーズに対応しています。 同社の製品は、PC、OA機器、デジタルAV機器、家電、自動車、航空機、産業機械、医療機器、住宅設備など、多岐にわたる分野で「あらゆるものにこっそりごっそり入っている」というコンセプトの通り、社会のインフラから身近な製品までを支えています。グローバルな製造・開発拠点を持ち、顧客の要求に迅速に応える体制を構築。ニトリとの共同開発によるセンサーベッドや、大塚ローテック製腕時計への世界最小ボールベアリング採用など、具体的な実績も豊富です。これらの事業を通じて、同社は超精密技術を核に、IoT時代の新たな価値創造を推進しています。
株式会社ニコン
Top by Total Assets
直近の総資産が大きい順 (財務未開示は後方)・最大 100 社
ミネベアミツミ株式会社
上場総資産 9,297億円(2026/03)
ミネベアミツミ株式会社は、「超精密加工技術」と「M&Aによる多様な技術統合」を強みとする総合精密部品メーカーです。同社は、ベアリング、モーター、電源、センサー、半導体、光デバイス、高周波、精密機械加工品を「8本槍」と称するコア事業として展開し、これらを基盤にIoT社会の最先端を支える製品群を提供しています。 ベアリング分野では、世界最小クラスのミニチュア・小径ボールベアリングから、航空機向けのロッドエンド&スフェリカルベアリング、ローラーベアリング、ブッシング、精密機械組立部品まで、高精度が求められる幅広い用途に対応。機械加工品としては、ファスナー、電磁クラッチ・ブレーキ、ボールねじ・ボールウェイなどを提供し、多様な産業の基盤を支えています。 電子機器分野では、ファンモーター、ステッピングモーター、ブラシレスモーター、HDDスピンドルモーターといった回転機器、液晶用ライティングデバイスやレゾナントデバイスなどの電子機器を開発。計測機器としては、ひずみゲージ、フォースセンサー、ロードセル、圧力計、トルク変換器、デジタル指示計、引張圧縮試験機などを手掛け、精密な測定・試験ニーズに応えています。 半導体事業では、エイブリック製品として電源用IC、メモリー、センサー・アンプ、タイマーIC、車載用IC、医療用IC、そして独自のエネルギーハーベスト技術「CLEAN-Boost®」を提供。ミツミ製品としてはリチウムイオン電池保護ICなどを展開し、電子機器の高性能化と省エネルギー化に貢献しています。 さらに、ユーシン製品として自動車部品(パワーリアゲートシステム、ラッチ、ドアハンドル、ステアリングロック、スイッチ、ヒーターコントロール、ルームランプ)、産業機械部品(各種スイッチ、メータ、ランプ、燃料ポンプ・センサ、オイルクーラ、ハーネス・ケーブル、シート)、住宅製品(電気錠システム、ドアロック、スマートロック「SADIOT LOCK」)を提供し、幅広い顧客層のニーズに対応しています。 同社の製品は、PC、OA機器、デジタルAV機器、家電、自動車、航空機、産業機械、医療機器、住宅設備など、多岐にわたる分野で「あらゆるものにこっそりごっそり入っている」というコンセプトの通り、社会のインフラから身近な製品までを支えています。グローバルな製造・開発拠点を持ち、顧客の要求に迅速に応える体制を構築。ニトリとの共同開発によるセンサーベッドや、大塚ローテック製腕時計への世界最小ボールベアリング採用など、具体的な実績も豊富です。これらの事業を通じて、同社は超精密技術を核に、IoT時代の新たな価値創造を推進しています。
株式会社ニコン
上場By Prefecture
精密機器・光学業界の上位 10 都道府県の構成と代表企業
Within 製造業
製造業全体 (128,070社) に占める 精密機器・光学 の割合と、同大分類の他業界
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全 149 業界 / 約 750,551 社の中から、業界別に絞って探せます。
業界一覧を見る| 4,683人 |
| 2,623億円 |
| 4 | 株式会社ジンズ | 群馬県 | 非上場 | 3,930人 | — |
| 5 | 株式会社ミツトヨ | 神奈川県 | 上場 | 3,420人 | 925億円 |
| 6 | カシオ計算機株式会社 | 東京都 | 上場 | 2,646人 | 1,946億円 |
| 7 | 日本電子株式会社 | 東京都 | 上場 | 2,284人 | 1,471億円 |
| 8 | シチズン時計マニュファクチャリング株式会社 | 埼玉県 | 非上場 | 2,100人 | — |
| 9 | 株式会社シグマ | 神奈川県 | 非上場 | 1,975人 | — |
| 10 | 東北エプソン株式会社 | 長野県 | 非上場 | 1,927人 | — |
| 11 | 株式会社日立ハイテクマニファクチャ&サービス | 茨城県 | 非上場 | 1,859人 | — |
| 12 | キヤノンプレシジョン株式会社 | 青森県 | 非上場 | 1,848人 | — |
| 13 | 株式会社堀場製作所 | 京都府 | 上場 | 1,793人 | 637億円 |
| 14 | 東京計器株式会社 | 東京都 | 上場 | 1,732人 | 545億円 |
| 15 | 株式会社河合楽器製作所 | 静岡県 | 上場 | 1,638人 | 552億円 |
| 16 | キヤノンファインテックニスカ株式会社 | 埼玉県 | 非上場 | 1,496人 | 433億円 |
| 17 | 株式会社栃木ニコン | 栃木県 | 非上場 | 1,379人 | — |
| 18 | 株式会社タツノ | 東京都 | 非上場 | 1,216人 | — |
| 19 | 旭ダイヤモンド工業株式会社 | 東京都 | 上場 | 1,164人 | 322億円 |
| 20 | Orbray株式会社 | 東京都 | 非上場 | 1,127人 | — |
| 21 | 横河マニュファクチャリング株式会社 | 東京都 | 非上場 | 1,120人 | 310億円 |
| 22 | 株式会社タムロン | 埼玉県 | 上場 | 1,109人 | 758億円 |
| 23 | 株式会社リガク | 東京都 | 非上場 | 1,107人 | 687億円 |
| 24 | シチズン時計株式会社 | 東京都 | 上場 | 1,048人 | 1,006億円 |
| 25 | 秋田エプソン株式会社 | 長野県 | 非上場 | 1,023人 | — |
| 26 | 株式会社トプコン | 東京都 | 上場 | 948人 | 576億円 |
| 27 | 日置電機株式会社 | 長野県 | 上場 | 908人 | 313億円 |
| 28 | 三菱プレシジョン株式会社 | 東京都 | 非上場 | 878人 | — |
| 29 | 長野計器株式会社 | 東京都 | 上場 | 862人 | 243億円 |
| 30 | シチズンファインデバイス株式会社 | 山梨県 | 非上場 | 861人 | 253億円 |
社会保険被保険者数は単体の値です。
+11.2%前年
暦年(1〜12月累計)。CIPA会員(日系カメラメーカー)によるデジタルスチルカメラの総出荷台数(海外生産・海外出荷を含む、レンズ一体型+レンズ交換式合計)。2023年は前年比96.4%、2024年は前年比110.0%。ミラーレス機がレンズ交換式の大半を占め市場を牽引。CIPAが月次で公表。2015〜2022年は CIPA『デジタルカメラの総出荷(タイプ別)』年次合計表(千台単位、×1000で台換算)、2023・2024年は CIPA月次累計の確定台数(端数まで)。いずれもCIPA総出荷台数で同一基準。
出典: カメラ映像機器工業会(CIPA) デジタルカメラ統計業界団体
カメラ用交換レンズ 総出荷本数(日系メーカー世界)
月次+2.8%前年
暦年(1〜12月累計)。CIPA会員によるカメラ用交換レンズ(レンズ交換式カメラ用、35mm以上+35mm未満フォーマット用合計)の総出荷本数(海外生産・海外出荷を含む)。2024年は10,312,728本で前年比107.0%。ミラーレス向け『35mm未満フォーマット用』が5,413,320本(同108.1%)で牽引。CIPAが月次で公表。2018〜2023年は CIPA『カメラ用交換レンズの総出荷(タイプ別)』年次合計表(千本単位、×1000で本換算)、2024年は月次累計の確定本数。同一CIPA総出荷本数基準。
出典: カメラ映像機器工業会(CIPA) デジタルカメラ統計業界団体
分析機器 生産高(全国)
年次+4.1%前年
年度(4月〜翌3月)。JAIMA会員企業の分析機器生産高合計。2024年度は7,532.8億円で前年度比4.1%増。電磁気分析機器が最大で生産高約2,954億円。別途、輸出高は5,176.9億円(同1.8%増)。JAIMAが会員調査で集計。過去実績(JAIMA年度統計、千円→億円換算): FY2019 592,017,929千円、FY2020 562,776,050千円、FY2021 595,185,175千円、FY2022 686,640,651千円、FY2023 723,788,119千円、FY2024 753,278,807千円。全期間 同一JAIMA会員生産高基準。date列は年度末(2025-03-31=2024年度)。
出典: 日本分析機器工業会(JAIMA) 分析機器生産高・輸出高統計業界団体
電気計測器 売上高(国内売上+輸出)
年次-2.4%前年
年度。JEMIMA『電気計測器の中期見通し』による電気計測器の国内売上+輸出の合計売上高。2022年度6,741億円、2023年度6,983億円(前年度比約2.4%減・見込み)。海外拠点売上を含む総額(国内+輸出+海外拠点)は2023年度に初の1兆円超(1兆735億円)。 [QA]FY2022は確報7,152(旧6,741は旧版見込)。
出典: 日本電気計測器工業会(JEMIMA) 電気計測器の中期見通し業界団体
1 年前と現在の社会保険被保険者数を比較できる企業の増減
業界は 横ばい(平均 +1.5%)
雇用拡大 33%・縮小 31%
増減率別社数 (YoY) — クリックで内訳
精密機器・光学を含む業種の売上高(兆円)と営業利益率(%)の長期推移
参照: 財務省 法人企業統計『製造業』(2013–2024年度)
棒=売上高(兆円)/右端=営業利益率。出典: 財務省「法人企業統計」
Market Concentration
上位5社で売上の 56.4%
精密機器・光学で売上判明 68 社中
売上判明企業(官報/EDINET 由来の決算データがある企業)ベースの集計です。未開示企業は含みません。
Recent Activity
精密機器・光学の企業の直近の動き
株式会社バルデビジュー
2026/09バルデビジュー、国内外の宝飾展への出展予定を公表
株式会社バルデビジューは2026年3月、8月のJapan Jewellery Fair、9月のJewellery&GemWORLD香港2026、10月の国際宝飾展 秋への出展予定を相次いで公表しています。
株式会社タク技研
2026/09タク技研、佐久の地域イベントへ出店
株式会社タク技研は2026年8月に信州タッチミーティング in 佐久へ出店し、9月にはぞっこん!さく市2026への出店を告知しています。社会保険被保険者数は41名から42名と概ね横ばいです。
株式会社ティアンドティ
2026/09株式会社ティアンドティ、SEMICON Taiwan2026へのお礼を公表
株式会社ティアンドティは2026年9月、SEMICON Taiwan2026への来場に対するお礼を公表しました。社会保険被保険者数は62名から61名へ緩やかに減少しています。
株式会社EORIC
2026/09EORIC、社会保険被保険者数が9名増の42名に
EORICの直近の動向として、社会保険被保険者数が2025年6月の33名から2026年9月には42名へと9名(27.3%)増加し、拡大後の体制を維持しています。
株式会社森川ゲージ製作所
2026/09森川ゲージ製作所、新規設備導入で来期56期へ
株式会社森川ゲージ製作所は2026年8月、新規設備導入を発表し、来期56期に向けた体制整備を進めています。
東洋精機産業株式会社
2026/09東洋精機産業、純利益が5期連続で増加
東洋精機産業株式会社は2026年9月に48期のおつかれさま会に関する情報を公表。純利益は2021年8月期30百万円から2025年8月期168百万円へと増加しています。
売上 3,879億円(2026/03)
株式会社ニコンは、「光利用技術」と「精密技術」をコアとして、人々の暮らしから産業、そして科学の最先端まで、幅広い分野で製品とソリューションを提供するグローバル企業です。同社の事業は主に五つの領域で構成されています。まず「映像事業」では、デジタルカメラ、交換レンズ、双眼鏡などを個人のお客様に提供し、人々の日常を豊かに彩る映像体験を創造しています。次に「精機事業」は、半導体露光装置やFPD露光装置といった精密機器を通じて、2.1ナノメートル以下の極小世界における高精度なものづくりを支えています。さらに「ヘルスケア事業」では、先端医療や研究開発を支援する顕微鏡、バイオイメージングシステム、空間オミックス解析ソフトウェアを提供し、ニコン・セル・イノベーションによるヒト間葉系間質細胞および細胞外小胞の製造工程提供を通じて生命科学分野に貢献しています。同社は世界43か所の最先端バイオイメージング施設を支援するなど、グローバルなネットワークを活かして研究開発を推進しています。「コンポーネント事業」では、光学部品や材料技術、精密加工技術、精密計測技術を法人のお客様に提供し、多様な産業の基盤を支えています。そして「デジタルマニュファクチャリング事業」では、大型金属3Dプリンターやロボットビジョンシステムを提供し、宇宙産業を含む様々な分野でのものづくり最適化や量産化を実現しています。同社は「人と機械が共創する社会の中心企業」を目指し、ファクトリー、エネルギー、ヘルスケア、ライフ&エンターテイメントの4つの価値提供領域で、持続可能な社会の実現と顧客課題の解決に挑み続けています。
ジーエルサイエンス株式会社
上場売上 163億円(2024/03)
ジーエルサイエンス株式会社は、1968年にガスクロマトグラフ用のカラム充填剤および消耗部品の製造・販売を目的として創業した、分析機器業界の総合技術企業です。同社は、ガスクロマトグラフや液体クロマトグラフに関する装置、前処理装置、部品、充填剤、分析カラム、固相、周辺機器の提供を主要事業としています。さらに、分光光度計用セル、石英加工品、半導体関連分析装置、バイオ機器・部品、その他関連製品も幅広く取り扱っています。特に、HPLCカラム「Inertsil/InertSustain」は、母体合成、化学処理、カラム充填、品質検査までの一連の工程をすべて自社で行う一貫生産体制を強みとしています。また、連続した多孔質を有する機能性材料であるシリカモノリスを「香気成分の捕集材」や「微量試料の濃縮・精製」などに利用する製品を提供し、お客様の「自動化」「効率化」といった多様なニーズに応えるオーダーメイドのガス分析装置も提案しています。近年では、水中PFAS分析に必要な固相抽出からLC-MS/MSまで、全工程をサポートする製品も展開しています。同社の製品は、研究開発、製造工程、品質管理、環境分析といった幅広い分野で利用され、食品、石油・石油化学、製薬・医学、半導体産業、化粧品・デオドラントなどの産業分野に加え、水質汚染、大気汚染、残留農薬、産業廃棄物汚染、土壌汚染といった環境分野における成分分析において不可欠な技術として高い評価を得ています。同社は、長年にわたり培ってきた優れた技術と経験を活かし、社会の安全と発展に貢献する「真に社会性のある企業」を目指し、新たな分野への挑戦を続けています。
株式会社共和電業
上場売上 153億円(2025/12)
株式会社共和電業は、「計測を通じ、お客様と共に社会と人の安全を実現し、安心な未来をつくる」という経営ビジョンのもと、計測機器の製造・販売を主軸とする事業を展開しています。同社は、物理量の変化を電気信号に変換する「ひずみゲージ」や「センサ(変換器)」、それらの信号を処理・表示する「測定器」、そしてこれらを統合した「計測システム」および関連する「アクセサリ」を提供しています。主要製品には、ひずみゲージ、ひずみゲージ式変換器、増幅器内蔵型ひずみゲージ式変換器、電子測定器(AC/DC電源仕様)、無線機器、高温カプセルゲージなどがあり、幅広い産業分野や研究開発において、構造物の安全性評価、製品の性能試験、インフラの監視などに貢献しています。 同社の強みは、長年にわたる計測技術の蓄積と、厳格な品質保証体制にあります。ISO9001認証を取得し、製品保証規定を明確に定めることで、顧客への信頼性を確保しています。また、欧州RoHS指令やCEマーキングといった国際的な環境規制・安全基準への適合を積極的に推進し、環境負荷の低減にも取り組んでいます。製品は、原子力発電所、鉄道、官公庁、航空宇宙、医療、燃焼・燃料装置、乗用移動体など、高い信頼性と安全性が求められる多様な分野で利用されていますが、特定の用途においては厳格な使用制限を設けることで、安全性を最優先するビジネスモデルを構築しています。JCSS認定やASNITE認定を通じて、トレーサビリティを確保し、計測の信頼性を高めている点も特筆すべき強みです。
株式会社マグネスケール
売上 137億円(2025/12)
株式会社マグネスケールは、超精密計測技術を核に、モノづくりの進化と発展に貢献する事業を展開しています。同社の主要製品には、磁気記録技術から生まれた「マグネスケール」と、光ディスクで培ったオプトエレクトロニクス技術を応用した「レーザスケール」があります。マグネスケールは、高い耐環境性と高精度・高分解能を特長とし、工作機械の進化を支えてきました。特に、結露や油中といった過酷な環境下でも使用可能な耐環境性と、鋳鉄と同じ線膨張係数を持つことで温度変化に強く、安定した高精度加工を実現します。一方、レーザスケールは、エレクトロニクスの微細化に対応し、最先端の半導体や液晶パネルの高密度化生産装置の実現に貢献。半導体レーザと体積型ホログラムを用いた格子干渉計方式により、2.1 pmという超高分解能を実現し、超精密分野の顧客から高い信頼を得ています。 同社は、これらの基幹技術に加え、高精度デジタルゲージDK800Sシリーズ、非接触変位計Zセンサ、次世代マグネスケールであるスマートスケール、自己校正型超高精度ロータリエンコーダ、インテリジェントマルチ計測ステーションLT80/MG80/LZ80など、幅広い計測機器を提供しています。設計・開発においては、物理、化学、電気、機械、ソフトウェアの各分野のエンジニアが協力し、独自のロードマップに基づき、お客様のニーズを先取りした技術開発を推進。製造・品質管理では、超高精度の恒温室、国家標準にトレーサブルな精度測定装置、クリーンルーム、最高水準のEMC試験設備を完備し、ISO9001、ISO14001、ISO22301、ISO45001といった国際規格に準拠したトータルな品質管理体制を確立しています。これにより、お客様に期待を超える高品質な製品とサービスを世界中に提供し、グローバルな製造業の技術革新を支えています。
IMV株式会社
上場売上 132億円(2025/09)
IMV株式会社は、振動試験装置、複合環境試験装置、信号処理・機械制御ソフトウェアと関連機器の開発、製造、販売、修理・保守を主軸とする。同社の試験機は、正弦波・ランダム波・衝撃・多自由度・温湿度複合環境などを再現し、自動車、電機、宇宙航空、インフラ、大学・研究機関における製品の耐久性、安全性、信頼性評価に利用される。振動制御器、振動センサー、絶縁劣化評価試験装置、予知保全向けFA機器も扱い、販売後の定期点検や修理、設備レンタルまで事業化している。 テスト&ソリューションサービスでは、国内7拠点、海外3拠点の試験所で振動、衝撃、耐震、電池、EMC、冷熱衝撃、塩水噴霧などの受託試験と計測解析、製品認証取得支援を行い、創業以来3万件の実績を持つ。装置販売に加えて、試験受託、設備利用、解析、保守、技術セミナーを組み合わせるビジネスモデルに特徴がある。 メジャリングシステム分野では、地震計、構造ヘルスモニタリングセンサ、携帯型振動計、発電所向け大規模振動監視装置を開発・販売する。地震発生時の建物損傷の定量化、設備停止、ガス・電力遮断などに活用され、国内のダム、工場、テーマパーク、商業施設に採用されている。フィリピンの地震計市場では約70%のシェアを持ち、認定代理店と海外拠点を介して米国、欧州、中国、ベトナム、タイなどへ製品と保守サービスを展開する。
株式会社ナガホリ
上場売上 131億円(2026/03)
株式会社ナガホリは、宝石、宝飾品、真珠、貴金属の輸出入、製造加工、および国内外での販売を主要事業とする宝飾品専門企業です。同社は50年以上にわたり築き上げてきたグローバルな調達ネットワークを駆使し、世界中から高品質かつコスト競争力のある素材を厳選して仕入れています。これにより、最高品質の製品を安定的に供給する体制を確立しており、開発から製造に至るサプライチェーン全体の構築、維持、改善にも深く関与しています。宝飾品メーカーとしては、「Made in Japan」の品質にこだわり、社内でのデザインから熟練の職人による製造までを一貫して手掛けています。また、専門商社および輸入業者として、優れたユニークな製品やヨーロッパの豊かなジュエリー文化を日本市場に紹介し、市場プロモーションや新しいトレンドの発信にも努めています。製造販売会社としては、直営店や顧客ニーズに密接に耳を傾けることで、常に最新のファッションや季節のトレンドを反映したジュエリーデザインを開発しています。同社の事業は主に製造と卸売に焦点を当てており、ファッションアクセサリーからハイエンドな高級品まで、幅広い宝飾品アイテムを提供しています。国内外の百貨店、専門店、販売代理店など500社以上の顧客と取引実績を持ち、市場のニーズに応えることで強固な関係を築いています。取り扱いブランドには、アニバーサリージュエリー「スイートテン・ダイヤモンド」やパールジュエリー、ブライダルブランド「Only You」「プロポネール」「WISP」といったハウスブランドに加え、フランスの「KORLOFF」、イタリアの「SCAVIA」「MATTIOLI」、英国の「DAVID MORRIS」などのインポートブランド、さらに「PINKY&DIANNE」「ハローキティ」といったライセンスブランド、そして「ONE PIECE」「Disney100」「ひゃくまんさん」といったキャラクターコラボレーションの純金・プラチナ小判なども手掛けています。特に「Maison de NADIA」は本物を愛する大人の女性のためのファインジュエリーブティックとして展開しており、2023年にはJJAジュエリーデザインアワードグランプリを受賞するなど、そのデザイン力とクラフツマンシップは高く評価されています。
株式会社オーバル
上場売上 130億円(2026/03)
株式会社オーバルは、流量計とシステムソリューションを核とする計測機器の専門メーカーです。同社は、容積流量計、コリオリ流量計、渦流量計、超音波流量計、タービン流量計、熱式質量流量計といった多岐にわたる計測原理に基づく流量計を自社開発・製造しています。特にコリオリ流量計は、流体の質量を直接高精度に測定し、温度や密度も同時に計測できる複合センサーとして、一般液体から食品、薬品、スラリー、高密度ガスまで幅広い流体に対応します。渦流量計は可動部がなく耐久性に優れ、熱量取引や管理に貢献。超音波流量計は「完全工事レス」のクランプオン形や高精度なマルチパス形を提供し、省エネ推進や脱炭素化に寄与します。これらの流量計に加え、瞬時・積算流量の遠隔確認やバッチシステム構築を可能にする電子計器、流量計の性能維持に不可欠なストレーナや空気分離器などの周辺関連機器も提供しています。 同社の強みは、長年の経験と実績に裏打ちされた高度な計測技術と、顧客の具体的なニーズに応じたカスタムメイドのシステムソリューション提供能力にあります。自動車部品の試験装置やJCSS認定技術を活用した高精度ガス計測システムなどがその例です。また、国家計量標準にトレーサブルな校正事業を展開し、自社製品だけでなく他社製品の校正も手掛けることで、計測の信頼性を保証しています。さらに、緊急サービス、予防保全、情報提供、保守契約を含む全国規模のアフターメンテナンス体制を構築し、顧客との長期的なパートナーシップを重視しています。半導体製造装置への実績も豊富で、工場や商業施設におけるユーティリティ・エネルギー流体の計測、石油・化学、食品・薬品など、多岐にわたる産業分野の顧客に対し、高精度かつ信頼性の高い計測ソリューションを提供し、安全管理や省エネルギー化を支援しています。
株式会社小野測器
上場売上 128億円(2025/12)
株式会社小野測器は、創業以来、計測技術を核として多岐にわたる産業分野に貢献している企業です。同社は特に「くるま開発ソリューション」に強みを持ち、ラボラトリーオートメーション、EV・HEV関連の試験装置、自動車計測・解析ツール、受託試験、コンサルティングサービス、設備点検サービスなど、自動車開発のあらゆるフェーズを支援しています。高精度な「センサー・計測機器」の開発・提供を主要事業とし、音響・振動、トルク、流量、寸法・変位、回転・速度、温度・電圧といった幅広い物理量の計測に対応するセンサーや機器をラインナップしています。これらのセンサーで得られたデータを効率的に処理・解析するための「データ収集・解析システム」も提供しており、FFTアナライザー、ポータブルデータレコーダー、燃焼解析システム、時系列データ解析ソフトウェア、環境騒音予測ソフトウェア、感性と物理をつなぐ音のプラットフォーム、実稼働・モード解析ソフトウェア、ECUマップ最適化支援ソフトウェアなど、高度な解析ニーズに応えるソリューションを展開しています。さらに、同社は「エンジニアリングサービス」として、受託試験・コンサルティングサービス、音響・振動技術相談サービス、ベンチマーキングレポート販売、設備点検・計測器校正サービス、測定環境の構築支援、施工、レンタルなど、顧客の課題解決に向けた包括的なサポートを提供しています。特に計測器の品質保証とトレーサビリティを重視し、JCSS校正、ASNITE校正、一般校正といった多様な校正サービスを通じて、計測データの信頼性確保に貢献しています。また、製品の修理対応や技術サポート、セミナー開催を通じて、顧客の計測技術向上と製品の長期安定稼働を支援するビジネスモデルを確立しています。同社の強みは、未知の現象に挑み、未来を創造するという企業理念に基づいた継続的な技術革新と、数値に真摯に向き合う顧客視点にあります。長年の経験と実績に裏打ちされた計測技術と、最新の自動車開発トレンド(EV・HEV、MBDなど)への対応力により、自動車産業をはじめとする様々な分野の研究開発、品質管理、生産現場における計測課題を解決し、顧客の夢の実現に寄り添い続けています。
株式会社精工技研
上場売上 111億円(2026/03)
株式会社精工技研は、1972年の創業以来、「すぐれた技術と独創性で、質の高い商品を供給し、社会の進歩発展に貢献する」ことを経営理念に掲げ、精密金型技術と光部品技術を核とした事業を展開しています。同社は当初、焼結機械部品用金型、粉末冶金用金型、ファインブランキング用金型の設計・製造・販売からスタートし、その後、情報用光ディスク射出成形用金型の開発に着手。1986年には光通信用デバイス事業に進出し、世界初の量産用光コネクタ球面研磨機「SFP-500」を開発・販売するなど、光通信分野におけるパイオニアとしての地位を確立しました。 同社の事業は、精密金型事業と光学製品事業の二本柱で構成されています。精密金型事業では、低型温成形技術、薄肉成形技術、微細転写技術といった高度な精密金型技術を開発し、自動車部品や医療用マイクロ流路デバイスなど、多岐にわたる分野に貢献しています。特に、株式会社東海理化と共同開発した小型部品向け型内塗装技術は、トヨタ自動車のハイエースの内装部品に採用されるなど、その技術力と実績は高く評価されています。光学製品事業では、光コネクタ、光ファイバ研磨機、光アダプタ内コネクタ端面用クリーナー「フェルールメイト」「フェルールプロ」、高出力レーザ結合用光ファイバ部品、PCB基盤用小型光スイッチなどを提供。近年では、5G基地局アンテナが発信する電波を高精度で計測する「光電界センサー」や、RoF技術を活用した「GNSS光伝送ユニット」、狭小空間での効率的な接続を可能にする光コネクタ「Intelli-Cross Pro」の開発・販売を通じて、次世代通信インフラの発展にも寄与しています。 同社の強みは、精密金型と光部品の設計・開発から生産、販売までを一貫して手掛ける総合力と、常に「不良率ゼロ%」を目指す高品質な生産管理体制にあります。国内外に拠点を持ち、グローバルな顧客基盤を構築しており、通信・電子機器メーカー、自動車部品メーカー、医療機器メーカー、研究機関など、幅広い顧客層に対して、精密技術と柔軟な発想で最適なソリューションを提供し続けています。
株式会社アドバネクス
上場売上 105億円(2026/03)
株式会社アドバネクスは、精密ばねをはじめとする精密金属加工製品の製造販売を主軸とするグローバルメーカーです。同社は、押しばね、引きばね、トーションばね、円錐ばねといったワイヤースプリングのほか、ワイヤーフォーミング、フラットスプリング、精密プレス品、マルチフォーミング、鍛造品、インサートカラー、深絞り、インサート成形、組立など多岐にわたる製品を提供しています。さらに、タングレス・インサート、ロックワン、インスタントロック、アイサートなどの規格品や、新素材「ヒートネクス」の開発も手掛けています。これらの製品は、スマートフォンやタブレットPC、デジタルカメラなどのIT家電・携帯電話、自動車・航空機、医療機器、重電、住生活関連、その他産業用機器など、非常に幅広い分野で活用されており、「ボールペンから宇宙ステーションまで」あらゆるモノに同社の技術が貢献しています。同社の強みは、顧客の多様な要求に応える高い開発力と、世界11か国15拠点に及ぶ広範なグローバルネットワークにあります。これにより、世界中どこからでも均一な品質の製品供給を可能にし、特にグローバル展開が進む自動車や医療業界で重宝されています。また、長年の経験と蓄積された職人技「匠の技術」を継承・育成する仕組みを持ち、NCマルチフォーミング、コイリング、プレス、マルチフォーミング、トランスファー加工、インサート成形、深絞りといった幅広い加工技術を駆使して、顧客の製造工程や最終製品の性能向上に繋がる最適なソリューションや設計提案を行う「提案力」も大きな競争力となっています。過去には秤ばね、ビデオテープ用ばね、携帯電話ヒンジなどで高い国内・世界シェアを獲得し、現在も点滴用留置針ばねで国内60%のシェアを誇るなど、数々のトップシェア製品を生み出す実績を持っています。次世代自動車向けのパワーコントロールユニット用リードフレームやシフトバイワイヤ向けでも世界トップシェアを目指しており、有限要素解析サービスや試作対応体制、品質保証体制を通じて顧客の課題解決に貢献するビジネスモデルを展開しています。
シグマ光機株式会社
上場売上 92億円(2026/05)
シグマ光機株式会社は、レーザ用要素部品・ユニット製品を開発、製造、販売する光学機器メーカーである。同社の事業は、光学素子・薄膜製品、ステージやホルダーなどの光学基本機器、自動位置・姿勢決めユニット、光計測器、制御ソフトウェアを扱う要素部品事業を中核とする。さらに、レーザプロセシングシステム、調芯装置、観察光学系、受託特注製品などのシステム製品事業を手掛け、研究開発から測定・検査、評価・分析、生産・組立までの用途に対応する。医療・バイオ分野では、マイクロマニピュレーションシステム、顕微鏡用自動ステージ、オキサモメーター、体水分計なども展開している。 主な顧客は大学約200校、公的研究機関、企業約1,100社の研究者・技術者、半導体・電子部品、ディスプレイ、光通信、医療・バイオ、航空宇宙、量子技術、AI・ロボティクス分野の製造事業者である。約10,000品目の光学素子・薄膜製品をはじめとする規格品をカタログとオンラインストアで販売する一方、顧客仕様に基づく企画、光学・機構・電気設計、試作、検証、量産にも対応する点がビジネスモデルの特徴となる。光学設計・素子加工、機械加工、電気設計・ソフトウェア開発、システム化を社内で組み合わせ、部品からアプリケーションシステムまで構成できる。5軸加工、IBS成膜、近接場エッチング、MRF研磨などの製造技術と精密測定設備を備え、OptoSigmaブランドにより日本、米国、フランス、ドイツ、中国、シンガポールを結ぶ生産・販売網を形成している。NASA火星探査機向け光学部品、頭部専用PET装置Vrainの受託製造、KAGRAや光格子時計関連の研究参画実績も持つ。
山形カシオ株式会社
売上 83億円(2026/03)
山形カシオ株式会社は、カシオグループ国内唯一の製造拠点兼マザー工場として、電子機器の設計・製造・販売を担う。同社の主力は、OCEANUSやMR-Gなどの高級アナログ時計、時計用ムーブメント、関数電卓、プロジェクター、AIペットロボットMoflinの生産である。金型設計・製作、1/1000mm単位の精密加工、樹脂成形、スパッタリングや薄膜塗装による華飾、基板実装、組立、検査までを社内で担い、国内外のカシオ生産拠点へムーブメントや生産技術も供給する。自社開発の自動化設備、画像認識、センシング、3Dデータによる仮想検証、官能検査の数値化を組み合わせ、技能認定作業者の手作業とデジタルエンジニアリングを融合した製造体制に特徴がある。 カシオ製品に加え、法人向けEMSでは量産設計、回路・基板設計、金型製作、部品調達、高密度実装、組立・検査、個別出荷、修理までを受託する。防水・小型・堅牢設計を得意とし、ETC車載器、カーオーディオ、決済端末、通信端末、コントローラーなど20社・200製品以上の実績を持つ。工場設備と技術を活用して相手先ブランド製品を量産し、カシオグループ向け生産と外部企業からの製造受託を収益の柱とする事業構成である。独自商品では、骨伝導と超音波を使う水中トランシーバーLogoseaseⅡを開発し、ダイバーのほか消防・警察の水難救助隊、港湾作業者、海洋学校へ展開する。医療分野では皮膚科向けダーモカメラ・ダーモスコープ、産婦人科向けコルポカメラを製造し、医療機関への個別発送や修理にも対応する。
株式会社ヤガミ
上場売上 82億円(2026/04)
株式会社ヤガミは、同社が専門商社とメーカーの機能を併せ持ち、教育理科機器、教育施設機器、保健福祉機器、救急資機材、産業電熱システムの順に事業を展開する企業である。理科機器では、小学校・中学校・高等学校の理科室を対象に、顕微鏡、試験管、光学機器、計測器具、物理・化学・生物・地学の実験器具などを製造・販売する。保健福祉分野では、全国の学校保健室へ自社開発の視力計・体重計、ベッド、衛生材料、感染対策用品、応急手当用品などを供給する。専門商社として1万点以上を扱う一方、教員や養護教諭の要望を反映したオリジナル製品を企画・開発する点に特徴がある。 教育施設事業では、学校、保育施設、医療・福祉施設、研究施設、公共施設向けの実験台、調理台、収納棚、流し台などを開発・製造・販売し、現地調査、レイアウト提案、特注設計、自社工場での製作、検品、耐震固定を含む据付まで担う。家具にはFRP製シンク、ポリカーボネート部材、昇降機構、空気触媒などを採用している。救急救命分野ではAEDと訓練用資機材を販売し、国産の蘇生法教育人体モデル「JAMY」を開発・製造する。産業分野では半導体メーカーなどに保温・加熱用電気ヒーターを提案し、打ち合わせから設計、納品まで対応するほか、グループで滅菌器や環境試験装置を国内外へ供給する。商品販売に加え、自社製品の企画開発、施設案件の設計・施工、産業設備の個別提案を組み合わせた事業構成を持つ。
リガク・ホールディングス株式会社
上場売上 68億円(2025/12)
リガク・ホールディングス株式会社は、科学技術の発展を通じて人類の向上に貢献するという使命を掲げ、70年以上にわたり分析機器の開発、製造、販売を手掛けるグローバル企業です。同社は、X線、電子線、ラマン、熱分析といった多様な技術を駆使した高精度な分析機器を提供しており、半導体計測ツール、結晶構造解析装置、X線回折・散乱装置、蛍光X線分析装置、X線イメージング・非破壊検査装置、ラマン分光分析装置などを主要製品としています。これらの製品は、電池材料、半導体、電子機器、セメント、ライフサイエンス、医薬品といった幅広い産業分野において、研究開発、プロセス最適化、品質管理、故障解析に不可欠なソリューションを提供しています。特に、ハンドヘルド型1064 nmラマン分析装置は、化学物質の脅威検出、違法薬物、爆発物、医薬品原料の迅速な識別・検証に用いられ、法執行機関、政府機関、セキュリティ専門家、製薬業界から高い信頼を得ています。同社の強みは、使いやすさを追求した製品設計、信頼性の高い分析結果を提供する技術力、そしてグローバルに展開する販売・サポート体制にあります。また、ウェビナー、アプリケーションライブラリ、学術誌「Rigaku Journal」などを通じた教育コンテンツの提供にも注力し、顧客の分析技術習得と研究活動を支援しています。ISO 9001:2015認証を取得した施設での製造を通じて、高品質な製品とサービスを提供し続けています。
グラフテック株式会社
売上 64億円(2025/06)
グラフテック株式会社は、同社の主力である計測関連機器と情報関連機器の開発・販売を手掛けるメーカーである。計測分野では、温度・電圧などを収集するGLシリーズをはじめ、計測ユニット拡張型データロガー、記録計、空調向け節電・脱炭素システムを扱う。LoRaWAN、BLE、GPS、RFIDを組み合わせたLive Location Serviceでは、工場や物流施設における人員・物品の位置、動線、滞在時間、設備稼働状況をクラウド上で可視化し、作業分析、トレーサビリティ、危険区域管理に利用できる。食品・化学製品業界向けの極小金属検出機も事業領域に含む。 情報機器分野では、印刷・看板・包装・アパレルなどの事業者向けカッティングプロッタと、個人向け小型カッティングマシンを展開する。フラットベッド型や自動給紙型の機種に加え、Graphtec Studio 2やCutting Master 5などの設計・出力ソフトウェア、替刃などの消耗品を販売する。静電吸着、デジタルサーボ、ARMS自動トンボ読み取り、バーコード連携を用いた高精度なカット加工が特徴で、1958年に日本初のX-Yレコーダ、1961年に日本初のX-Yプロッタを開発した実績を持つ。機器販売を中心に、導入設定、操作指導、修理、保守、計測機器の校正、クラウド年間利用料を組み合わせ、導入後まで収益を得る事業構成である。国内営業拠点に加え、米国、中国、タイ、オランダなどのグループ拠点を介して海外市場にも販売網を持つ。
フジプレアム株式会社
上場売上 64億円(2026/03)
フジプレアム株式会社は、独自の精密貼合技術を核とした研究開発型企業であり、「不可能への挑戦」をモットーに、時代のニーズに応える高機能複合材関連事業と環境ビジネス関連事業を展開しています。同社の主要事業領域は、モビリティ、情報エレクトロニクス、エコロジー&リビングスペース、エンジニアリングの4つに大別されます。 精密貼合技術は、ディスプレイ、半導体、建材など多岐にわたる製品の中間工程において、異なる素材同士を寸分の狂いなく貼り合わせることで、素材の潜在能力を最大限に引き出し、新たな機能的価値を創出するものです。同社はこの精密貼合を社内で一貫して完結できる強みを持っており、メカトロニクス事業部が設計する貼合機と現場のノウハウ、研究開発部門の知見を結集させています。材料調達からカット、印刷、貼合、アッセンブリ、出荷検査までを自社工場内で一貫生産することで、効率的かつ確かな品質保証を実現しています。具体的な加工としては、フィルムや樹脂板のカット、低〜高粘度材料に対応する塗布印刷(接着剤、インキ、ペースト、電解液、封止材)、ストレスフリー貼合、アライメント付超精密貼合、大型枚葉貼合、ロールtoロール貼合など多様な方式に対応し、フィルム、ガラス、樹脂版といった幅広い素材の複合化を可能にしています。 モビリティ事業では、車載ディスプレイの革新をはじめとする次世代モビリティの推進に貢献し、情報エレクトロニクス事業では、ディスプレイデバイスの高性能化を独自技術で支えています。エコロジー&リビングスペース事業では、太陽電池モジュールの開発・製造・販売を通じてクリーンエネルギーの普及に貢献するほか、建材や住環境に関する貼合加工により、住空間に新たな機能や意匠性をもたらす製品を提供しています。特に環境分野では、産業用および住宅用太陽光発電システムの普及活動に加え、土地を有効活用する営農型太陽光発電システム(トラッキングシステム)の開発・導入にも積極的に取り組んでいます。エンジニアリング事業では、40年以上の実績と新たな発想を融合させ、ロボットシステムを活用した省人化設備や効率的な生産ラインの構築、納入後のメンテナンスフォローまで、顧客の理想を形にする最適なシステムを提供しています。これらの事業は、自動車産業、情報産業、医療分野、次世代ディスプレイ分野、建材業界、住環境関連企業など、幅広い顧客層に貢献しています。
日本精密株式会社
上場売上 60億円(2026/03)
日本精密株式会社は、1978年の創業以来、「夢・美・形」を追求し、日本のものづくり技術を世界に発信する精密部品加工企業です。同社は、時計バンドおよび時計外装部品の製造・販売を主軸に、メガネフレーム、イオンプレーティング/DLC(表面処理加工)、釣具用部品、静電気除去器、その他製品の製造・販売を手掛けています。 時計バンド事業では、国内最大規模の製造・販売実績を誇り、カシオ計算機、シチズン時計、服部セイコーといった国内大手メーカーに加え、スイスのRADO WATCH CO., LTD.やOMEGA S.A.などのヨーロッパ時計メーカーへもOEM供給を行っています。同社は業界に先駆けて超硬セラミックス製や純チタニウム製時計バンドを開発し、高付加価値製品の分野を確立。さらに、難易度の高い高級金属バンドから廉価なウレタンバンドまで幅広い製品を提供し、ノンニッケル超硬材、形状記憶合金、新アジャスト機構などの新素材・新技術開発にも積極的に取り組んでいます。 メガネフレーム事業では、時計バンド製造で培った精密加工技術を応用し、チタニウム素材に着目した軽量で変形しにくく、弾力性に富み、金属アレルギーの少ないフレームを開発。カーボンファイバーやジェラルミンといったポストチタニウム素材の研究開発も進め、人に優しい製品づくりを目指しています。 その他製品としては、チタニウム素材を用いた軽量で精巧なフィッシング用部品、耐久性・硬度に優れたイオンプレーティング(表面処理加工)、工場などで静電気トラブルを解決する小型・軽量・安全設計の静電気除去装置、金庫やロッカー向けのテンキー式電子ロックなどを提供しています。 同社の強みは、金型設計・製造からプレス、研磨、表面処理(イオンプレーティング、DLCなど)までを一貫して行う生産体制と、ASEAN地域に展開するベトナム(NISSEY VIETNAM CO.,LTD.)およびカンボジア(NISSEY CAMBODIA Co.,Ltd.)の生産拠点です。特にベトナム工場はISO9001認証を取得し、高度な精密加工技術を移管することで、高付加価値製品の低コスト化と短納期化を実現しています。これらの海外拠点は「China プラス One」や「NEXT China」といった世界のものづくりにおける変化に対応し、グローバル市場での競争力を高めています。同社は「提案力・開発力・コスト力・技術力・品質力・管理力」の6つの底力をベースに、国内一流企業や海外メーカーの高いニーズに応え、社会への貢献を使命としています。
santec Holdings株式会社
上場売上 54億円(2026/03)
santec Holdings株式会社は、光技術の革新を通じて「Optopia」と呼ぶ人間中心の高度情報化社会の創造と発展に貢献することを使命とする持株会社です。同社は、傘下の事業会社を通じて多岐にわたる光関連事業をグローバルに展開しています。 主要事業会社の一つであるsantec AOC株式会社は、光コンポーネントや光サブシステムといった光部品関連事業を担っています。光通信ネットワークの発展を支える最先端の光部品を開発・提供しており、偏波無依存型可変光フィルタ、波長ロッカー「OWL-10」、光パワーモニタ「IPD-10」、DWDM用波長合波分波モジュール「ADM-10」、MEMS光アッテネータ「MOVA-1/8」、空間光変調器などを製品化し、5G通信ネットワークの基盤を支えています。同社の強みは、LCOS技術、高度な波長選択を可能にする光薄膜技術、微小なメカニズムを実現するMEMS技術といった独自のコアテクノロジーにあります。 santec LIS株式会社は、光測定器関連事業および光イメージング・センシング関連事業を展開しています。1984年に世界初の「光ファイバ全自動検査システム」を開発して以来、光通信の検査装置分野を牽引してきました。波長可変光源、検査測定装置を主力とし、世界初の広域帯波長可変半導体レーザー光源「TSL-80」をはじめ、次世代OCT用光源「HSL-2000」、波長可変スイープ光源「TSL-510」、第8世代高性能・高速波長可変光源「TSL-580」、光ファイバケーブルアセンブリ検査に最適な波長掃引型フォトニクスアナライザ「SPA-200」などを提供しています。また、光通信分野で培ったOCT光源技術を非通信分野へ応用し、生体やモノの断層画像を非接触で取得できるOCT光源は、医療や幅広い計測産業で高く評価されています。独自のSwept Source Lidarの研究開発も進めています。 santec OIS株式会社は、光イメージング・センシング関連事業として医療機器分野に注力しています。特に、OCT用光源を利用した光学式眼内寸法測定装置「ARGOS®」は、白内障手術における眼内レンズ選定に必要な眼の寸法を正確かつ迅速に計測し、患者の術後視力回復に貢献しています。この「MOVU」ブランドの医療機器は、米国FDA認可や国内販売認証を取得し、アルコンとの戦略的アライアンスも実現しています。 santec Japan株式会社は、国内販売事業およびソリューション事業を担当し、グループ製品の国内展開と顧客へのシステムソリューション提供を行っています。 同社グループは、光技術のパイオニアとして、光通信、先端医療、光計測分野をユニークなレーザー、光部品、光システム測定器プロダクトで支え、顧客、サプライヤー、株主、社員、そしてコミュニティー全体に夢と繁栄を届けることを目指しています。長年にわたり培ったベンチャースピリットと独創的なコアテクノロジーを強みに、ニッチ市場でスピーディーな製品開発を行い、ISO9001、ISO14001、ISO13485といった国際規格認証も取得し、高品質な製品とサービスをグローバルに提供しています。
セイコータイムクリエーション株式会社
売上 51億円(2026/03)
セイコータイムクリエーション株式会社は、時刻表示と情報伝達のプロフェッショナルとして、多岐にわたる製品とソリューションを提供しています。同社の主要事業は「設備時計」「スポーツ計時計測」「デジタルサイネージ」「大型表示盤」の4つの柱で構成されています。設備時計事業では、公共空間や商業施設、教育機関などに設置されるモニュメントクロック、世界時計、塔時計、花時計、からくり時計などを手掛け、セミオーダーメイドやオーダーメイドにも対応し、顧客の要望に応じたデザインと機能性を実現しています。特に、ソーラー駆動で防犯カメラを一体化したアウトドアクロック「QLS-783BS」のような革新的な製品も提供しています。無線式親子時計システム「タイムリンクプロ」は、歴史的建造物から現代のオフィスまで、正確な時刻を供給する役割を担っています。
株式会社光・彩
上場売上 42億円(2026/01)
株式会社光・彩は、貴金属アクセサリー製造・販売を手掛ける「技術型ジュエリー企業」です。同社はジュエリーパーツ事業とジュエリー事業を二本柱とし、熟練の職人技術と最先端の機械加工技術を融合させることで、品質と量の両方を追求した独自のビジネスモデルを確立しています。特にジュエリーパーツにおいては国内シェア約50%、イヤリング金具では約70%という圧倒的な市場優位性を誇り、年間約1,000万点もの製品を国内外の主要メーカー、卸・小売店、ブランド・ナショナルチェーンなどに供給しています。 ジュエリー事業では、加工が非常に難しいとされる鍛造(たんぞう)リングの製造において、日本で唯一独自の技術を確立し商品化に成功しています。この「光彩TANZOU」は、誤差1/100という高い寸法精度と、世界最高水準の硬度・強度を誇り、キズが付きにくく、石取れ実績がほぼゼロ、さらにサイズ直しも可能という優れた機能性を提供します。同社のオリジナルブランド「etna(エトナ)」や「MILLENNIUM TANZO」は、この鍛造製法を駆使し、美しく堅牢な「一生モノ」の記念ジュエリーを求めるカップルや、美しく活動・活躍したい女性を主な顧客層としています。 同社の強みは、山梨県内の自社工場に生産を一本化し、素材から仕上がりまでを完全にコントロールする一貫生産体制にあります。これにより、品質と納期を厳守しつつ、柔軟な要望にも対応できる体制を構築しています。また、人と地球環境に優しいものづくりを重視しており、ニッケルなどのアレルギー物質を排除した製品開発や、J-クレジット制度への参加、再生可能エネルギーの導入、都市鉱山を活用した地金リサイクル計画など、SDGsへの積極的な取り組みを推進しています。AIの活用による生産工程のオートメーション化も進め、生産性向上と従業員の働きやすさ、そしてより質の高い製品づくりを両立しています。これらの取り組みを通じて、同社は山梨から日本、そしてグローバルへと挑戦を重ね、世界のデファクトスタンダードとなるジュエリーパーツとジュエリーの供給を目指しています。
セーラー万年筆株式会社
上場売上 41億円(2025/12)
セーラー万年筆株式会社は、1911年の創業以来、日本初の国産万年筆を生み出した老舗筆記具メーカーです。同社の事業は大きく分けて「筆記具事業」と「ロボット機器事業」の二本柱で構成されています。筆記具事業では、万年筆、ボールペン、シャープペンシル、ふでペン、マーキングペン、インク、修正液、ギフト雑貨用品、どこでもシートなどの製造・販売を手掛けています。特に万年筆においては、金ペン先と同様の仕上げを施したステンレスペン先や、伝統の技を継承する名職人による究極のペン先「SPECIAL NIB」など、書き味と機能美を追求した製品開発に強みを持っています。また、日本の自然が織りなす四季を感じる「SHIKIORI ―四季織―」シリーズや、お客様の声を基に100色のカラーインクを提供する「インク工房」を展開し、手書き文化の魅力を幅広く提案しています。公式オンラインショップ「セーラーショップ」の運営も行い、顧客への直接販売チャネルを強化しています。 ロボット機器事業では、プラスチック射出成形品用自動取出ロボットの製造・販売を主軸とし、二次・三次工程の自動化装置、ストック装置、FA化システム、オーダーメイド装置、さらには半導体や金属プレス等のハンドリングロボットも提供しています。同社の製品は国内外で高い評価を受けており、特に万年筆は北米の高級筆記具専門誌「Penworld」の読者投票で「もっとも書き心地の良い万年筆」を複数年連続で受賞する実績を持ち、G7広島サミットやG8北海道洞爺湖サミットの記念品にも採用されています。 また、同社はCSR活動にも注力しており、使い捨て部品が少ない万年筆の普及を通じて環境負荷低減に貢献するほか、「FOREStationery®」プロジェクトによる森林保全活動や、再生プラスチック材を活用した「再生工場」シリーズの展開など、持続可能な社会の実現に向けた取り組みを積極的に推進しています。顧客層は一般消費者から法人顧客、遊技業向けまで多岐にわたり、精緻な技術と日本の美意識を融合させた製品を通じて、人々の感性を揺さぶる道具を提供し続けています。
株式会社ジンズホールディングス
上場売上 37億円(2025/08)
株式会社ジンズホールディングスは、アイウエアブランド「JINS」を展開する事業会社を傘下に持つ持株会社であり、同社グループの中核事業はメガネ、サングラスなどのアイウエアの企画・製造・販売である。事業会社を通じて、国内店舗での小売、商品の輸出入、関連商品の販売を担い、視力矯正用眼鏡を必要とする利用者や、日常用・ファッション用のアイウエアを求める消費者を主な対象としている。 グループはショッピングセンターや駅ビルを中心に「JINS」店舗を全国展開し、企画から製造、販売までを自社グループで管理するSPA型の製造小売モデルを特徴とする。店舗網を基盤に、価格、デザイン、機能性を組み合わせた商品を直接販売することで、商品開発と販売現場の情報を連動させやすい事業構成を持つ。アイウエアに加えて、ウェアラブル端末など関連商品の企画・開発・製造・販売、医薬品など周辺商品の販売・輸出入も扱い、視覚関連領域を中心に商品カテゴリを拡張している。 持株会社としては、子会社の統括・管理を担い、群馬県前橋市の本社と東京都千代田区の東京本社を拠点にグループ運営を行う。東京証券取引所に上場する企業グループとして、ブランド店舗、製造小売、関連商品開発を組み合わせたビジネスモデルを主軸に置き、国内の生活者向けアイウエア市場で店舗販売と商品企画を連動させる点に強みがある。
株式会社クロスフォー
上場売上 37億円(2025/07)
株式会社クロスフォーは、「日本発のジュエリーで世界を驚かせたい」という創業以来の強い想いのもと、革新的なジュエリー技術の開発と提供を通じて、世界中の人々に驚きと幸福を届けることを使命としています。同社の事業の中核をなすのは、独自に発明し特許を取得した「ダンシングストーン」です。これは、わずかな動きで宝石が繊細に揺れ続け、まるで踊っているかのように輝く画期的なセッティング方法であり、現在ではグローバルスタンダードとして世界中で高く評価されています。同社はこのダンシングストーンの製造ノウハウと部品を世界中のブランドやパートナーに提供し、ロイヤリティを得るビジネスモデルを確立しており、約240社との契約実績があります。 さらに、同社は1999年に発明された、光のリフレクション効果で宝石の中に十字の輝きをもたらす「クロスフォーカット」や、片手で簡単に着脱できる特許取得済みの留め金具「EXL-LOCK(エクセレントロック)」、そしてバリや歪みが少ない高品質な「テニスチェーン」の自社製造も手掛けています。これらの技術や製品は、ジュエリー・アクセサリーメーカーをはじめ、神社仏閣のお守り、メガネの装飾、スポーツチームのオリジナルグッズなど、幅広い分野でOEM供給されており、顧客の多様なニーズに応えています。 同社の強みは、単なる製品販売に留まらず、「競う」のではなく「共に創る」という共創の精神に基づき、世界中のブランドと協力して業界全体の底上げを目指すビジネスモデルにあります。特にEXL-LOCKは、ダンシングストーン以上に大きな市場獲得の可能性を秘めているとされ、ジュエリー金具の世界市場で圧倒的なシェアを目指しています。また、同社は持続可能な開発目標にも積極的に取り組み、環境負荷の低い素材の採用、公正なサプライチェーンの構築、地域社会への貢献など、企業としての社会的責任を果たすことにも注力しています。RJC基準やキンバリープロセスへの準拠を通じて、倫理的で持続可能なサプライチェーンを確保し、顧客に最高の品質と安心感を提供しています。中国市場への進出も加速しており、グローバル展開を強化しています。
不二精機株式会社
上場売上 31億円(2025/12)
不二精機株式会社は、精密金型、成形システム、精密成形品の製造・販売を主軸とする企業です。同社は「金型事業部」「成形事業部」「ユニット事業部」「商品事業部」の4つの事業部を展開し、日本国内に加え、タイ、中国、インドネシアにも製造拠点を持ち、グローバルなものづくりを支えています。特に、プラスチック製品の品質を左右する精密金型づくりを事業の原点とし、医療機器、自動車部品、食品容器、光学、情報、文房具、OA機器、半導体など多岐にわたる分野の顧客に対して、高精度な金型を提供しています。 金型事業部では、生産効率の向上とメンテナンスコストの低減を目的とした金型の設計・製作に注力しており、ハイサイクル、ロングライフ、多数個取りを実現する独自の冷却構造設計、ホットランナー化、ガス抜き対策、摩耗・かじり対策を施しています。また、自社で真空熱処理炉や窒化炉を保有し、熱処理・表面処理を一貫して行うことで、金型の耐久性と性能を高めています。成形事業部では、精密金型を用いた射出成形技術を強みに、モビリティビジネスを軸としたプラスチック製品の製造を手掛け、試作から量産まで一貫したハイクオリティな製品開発をサポートしています。自動車の燃料部品、機能部品、電子部品、安全保安部品など、高い品質と精度が求められる分野で豊富な実績を持ち、クリーンな成形環境と高精度の寸法管理体制を構築しています。 ユニット事業部では、精密金属プレスやユニット製品の製造を行い、グループ会社の秋元精機工業株式会社と連携し、自動車用プレス部品やインサート成形品を提供しています。鈴鹿工場では設計、成形、プレス、組立、検査までの一貫生産体制を確立し、付加価値の高い製品づくりを推進しています。商品事業部では、ライフケア商品としてCD/DVD/Blu-rayディスクケース、ヘルスケア商品として医療機器の企画・開発・製造・販売を行っています。特にヘルスケア分野では、感染防止に役立つディスポーザブル腟鏡や肛門鏡、潤滑剤、男性用尿失禁防止器具などを手掛け、医師との共同開発や特許取得の実績もあります。同社は、精密金型技術を核とした一貫生産体制と、顧客の利益最大化を目指す技術開発への継続的な取り組みを強みとしています。
株式会社東京衡機試験機
売上 31億円(2025/02)
株式会社東京衡機試験機は、同社が属する東京衡機グループの試験機事業を担い、材料試験機と性能・耐久試験機の開発、製造、販売を主軸とする総合試験機メーカーである。引張・圧縮・曲げに対応する万能試験機をはじめ、衝撃、薄板成形、クリープ、疲労、ばね、動力、構造物などの試験機を扱う。自動車分野ではエンジン、トランスミッション、シャフト、ブレーキ、ホイール、シート、燃料タンクなどの強度・性能・耐久性評価に対応し、鉄鋼・非鉄金属分野では出荷前検査や研究開発用の設備を製作する。建築・土木向けにはコンクリート、鋼材、木材、基礎杭、大型構造物の試験設備、鉄道向けには車両部品・台車・レールの点検や研究用設備を供給し、工業高校、高等専門学校、大学にも教育・実習用試験機を納入する。 標準製品の販売に加え、試験規格、荷重、対象部品、計測条件に応じた特注設計を収益の柱とし、JIS・ASTMなどに対応する製品や、公的研究機関・公的認証機関で使用される基準機の採用実績を持つ。100年余りに蓄積した試験機技術と、グループ会社ASTOM R&Dのソフトウェア技術を組み合わせ、実試験データとCAE解析データを融合するデジタルツイン、DIC計測、構造・熱・流体のCAE受託解析も手掛ける。さらに、試験データ、稼働状況、進捗、日程を一元管理するLIMSを、他社製試験機を含む環境へカスタマイズ導入する。製造業の研究開発、設計、品質保証、出荷検査から教育機関の材料試験までを対象とし、実機試験とシミュレーションの双方を扱える点に特徴がある。
株式会社テクニスコ
上場売上 31億円(2025/06)
株式会社テクニスコは、同社の中核である精密加工部品事業として、ヒートシンクを中心とする金属部品と、MEMS・光学・ライフサイエンス用途のガラス部品を製造・販売する。金属製品には光通信用、高出力半導体レーザー用、パワー半導体・MPU用のヒートシンク、CuWサブマウント、水冷式ヒートシンクなどがあり、ガラス製品ではセンサ、映像・モバイル機器、半導体、医療・バイオ向けの精密加工品を扱う。加えて、シリコン、アルミナ、アルミニウム、サファイアなどの精密部品、ダイヤモンド工具、新材料の開発・量産も事業領域とする。 切断、研削、研磨、メタライズ、接合を組み合わせる「クロスエッジ®Technology」を基盤に、カスタム試作から量産、出荷検査まで対応する受託加工型の事業を展開する。3Dガラス配線、微細角穴を形成するHY工法、Si+ガラスウエハ、銅充填TGV、マイクロ流路ガラスなど、複数工程を横断した加工に特徴がある。クラス100および10,000のクリーンルーム、SEM・EDX、X線分析装置、干渉計などを用いた検査・品質管理体制を備える。製品は産業機器、光・無線通信、自動車、ライフサイエンス、モバイル機器、航空宇宙、環境・エネルギーの7市場で採用され、国内外の電機、通信、半導体、光学機器メーカーを主要顧客とする。
株式会社ソノコム
上場売上 27億円(2026/03)
株式会社ソノコムは、電子業界向けスクリーンマスクの専業メーカーとして、スクリーン印刷用版の製造販売を中核に置く東証スタンダード上場企業である。同社はメタルマスクを主力製品とし、電子部品実装やプリント基板製造の現場で使われるレーザーメタルマスク、アディティブメタルマスク、サスペンドメタルマスクを扱う。スクリーン印刷用の材料、機械、器具の販売も事業内容に含み、電子業界の製造工程で必要となる版材と周辺資機材を組み合わせて供給する事業構成に特徴がある。 画像形成技術とエレクトロフォーミング技術を用いた開口精度、板厚精度の管理を強みとし、表面実装、はんだ印刷、バンプ形成など微細化が進む電子部品実装工程に対応する。製品は用途や工程条件に合わせて設計され、微細パターンの転写精度や生産安定性を重視する電子機器メーカー、電子部品実装業者、プリント基板関連企業を主な顧客層とする。外観検査装置の取り扱いにより、微小欠陥の検出や検査工程の高度化にも関わり、スクリーンマスク製造販売を収益の柱としながら、印刷工程の精度管理に必要な製品群を展開している。
株式会社グラファイトデザイン
上場売上 27億円(2026/02)
株式会社グラファイトデザインは、ゴルフシャフト事業とコンポジット事業を主軸に展開する企業です。ゴルフシャフト事業では、創業以来培ってきたカーボン繊維の高度な積層技術と、プロゴルファーの意見やゴルフスイングのトレンドを反映した製品開発により、軽く強く、弾性率の進化によって飛距離・方向性を改善する高性能なゴルフシャフトを製造・販売しています。同社の代名詞である世界統一ブランド「Tour AD」シリーズは、「Accuracy(正確性)&Distance(飛距離)」をコンセプトに、国内プロゴルフトーナメントでツアープロ使用率No.1の実績を誇り、アマチュア上級者からも高い支持を得ています。この自社ブランド製品は、クラブメーカーのカスタムカタログへの提供や、全国1,000社以上のゴルフショップへのリシャフト用シャフト供給を通じて展開されており、オーダーには即日対応で迅速なサービスを提供しています。また、国内外のトップメーカーへのOEM製品供給も創業以来の主要事業であり、長年にわたり蓄積された設計・製造技術は「Tour AD」ブランドの基盤となっています。日本国内では、自社ブランドの開発・販売、OEM品の供給に加え、国内男女プロツアーへのサポートカー派遣や全国各地での試打会開催を通じて、一般ゴルファーへのシャフト選びのサポートも積極的に行っています。製品開発の拠点として「グラファイトデザインテストセンター」を運営し、常に革新的な製品を生み出しています。 コンポジット事業では、ゴルフシャフト事業で培ったCFRP(炭素繊維強化プラスチック)製品の設計・生産に関する高度な技術とノウハウを活かし、幅広い分野でCFRPを用いた製品の開発・供給を行っています。特に、特許を取得した独自技術「塑性加工パイプ」は「コンポジットハイウェイ・アワード2024」でグランプリを受賞するなど、その技術力は高く評価されています。共同開発の実績としては、自動車用オプションパーツ(HKS社との協業による高剛性・低振動ブレースバー)、ビリヤードキュー(アダムジャパン社との共同開発による高性能カーボンシャフト)、カーリングブラシ用ハンドル(世界最軽量の「ice Magic」)、スポーツ吹き矢など多岐にわたります。さらに、多目的カーボンパイプやサイクルフレーム用カーボンチューブの提供、そして異形・変形パイプや二重円筒などの製作を可能にする「シートワインディングコンプレッション成型」といった独自の成型加工技術も有しており、産業関連、レジャー、スポーツ、医療介護など、無限の可能性を秘めた新規ビジネス領域への挑戦を続けています。同社は、海外ゴルフマーケット(東南アジア・米国・EU)での収益拡大も目指し、グローバルな事業展開を推進しています。
パルステック工業株式会社
上場売上 25億円(2026/03)
パルステック工業株式会社は、電子応用機器・装置の製造販売を主力とし、関連する受託開発・受託製造、計測サービス、装置レンタルを手掛ける研究開発型メーカーである。同社はポータブル型X線残留応力測定装置「μ-X360」シリーズをはじめ、熱処理硬化層深さ測定装置、X線単結晶方位測定装置、高速波面センサ、非接触3Dスキャナを開発。残留応力、硬化層深さ、結晶方位、光学特性、三次元形状などを測定・評価・検査する機器を製品化し、装置販売に加えて受託測定や機器貸与でも計測需要に対応する。 ヘルスケア分野では体外診断を中心とする医療関連機器の受託開発・受託製造を行い、光応用・特殊機器分野では光ディスクや光ピックアップの評価・検査装置、顧客仕様に基づく計測・制御・データ処理用の専用装置を構築する。電子回路、ソフトウェア、光学、精密機械、自動制御を組み合わせる開発体制と、光波センシング技術を核とした製品設計が強みである。自動車、鉄鋼・非鉄金属、電気機器、精密機器、化学、機械、医療分野のメーカーに加え、大学や公的研究機関を顧客とし、日本のほか米国、中国、韓国、台湾、タイ、欧州でも取引実績を持つ。自社製品の販売、個別仕様装置の開発、医療機器の受託製造、測定受託、レンタルを組み合わせた事業構成に特徴がある。
ジーエルテクノホールディングス株式会社
上場売上 23億円(2026/03)
ジーエルテクノホールディングス株式会社は、同社グループの経営管理を担い、分析機器、半導体、自動認識の3事業を世界市場で展開する持株会社である。分析機器事業では、ジーエルサイエンスを中心に、液体・ガスクロマトグラフィー用装置、カラム、消耗品、試薬、送液ポンプを製造・販売する。医薬品の研究開発、化学工業品の品質管理、食品中の有害物質検査、水道水の水質検査、水素・アンモニアの研究などを対象とし、自社製品に加えて他社製品やオーダーメイド分析システムも扱う。約40年にわたり蓄積したカラム開発技術と化学技術、フロー合成にも利用される送液技術を強みとする。 半導体事業では、テクノクオーツを中核に、高純度石英ガラスおよび結晶シリコン製の半導体製造装置用消耗部品を製造・販売する。製品はエッチングやCVDなどの前工程で反応室内の治具として使用され、機械加工と職人による火加工を組み合わせ、高い加工精度と清浄度を求める装置メーカーの仕様に対応する。自動認識事業では、RFIDリーダライタの組込モジュールと完成品、ICカード、ラベルタグ、特殊加工タグを供給し、顔認証端末、セキュリティキャビネット、試薬管理システムも手掛ける。国内外の子会社による製造・販売網を基盤に、研究機関、製薬・化学・食品関連企業、半導体製造装置メーカー、システムベンダーへ製品を販売し、消耗品の継続供給、個別設計品、機器とシステムの組み合わせによって収益を得る事業構成に特徴がある。
株式会社エーワン精密
上場売上 16億円(2025/06)
株式会社エーワン精密は1970年の創業以来、精密工具分野に特化し、製造業全体の発展を支えることを使命としています。同社の事業は主に三つの柱で構成されており、一つ目は小型自動旋盤用コレットチャック・ガイドブッシュの製造・販売です。スイス型・固定型自動旋盤や各種専用機向けのコレットチャックを、厳選された素材で加工から熱処理まで一貫して自社で行い、超硬・高精度かつ短納期での提供を実現しています。特にΦ6.0以上のチャックにはスリップ止め縦溝が標準装備され、オーダーメイドチャックや、ガジリ・焼き付きを抑制する特殊超硬を使用したガイドブッシュ(サーメットブッシュ、スパイラルブッシュ含む)も一本から製作可能です。二つ目は特殊切削工具の製作および各種切削工具の再研磨です。部品や金型製作に不可欠な切削工具を、加工形状に合わせた特注品として一本から製作し、複雑な加工や工程時間の短縮に貢献します。また、エンドミル、ドリル、カッターなどの超硬・ハイス材の切削工具に対し、CNC 6軸工具研削盤と湿式研磨方式を用いた高精度な再研磨・成形サービスを提供し、新品同等の品質を短納期で実現することで、顧客のコスト低減と作業効率向上に寄与しています。オプションでTin、TiCN、TiAIN、DLCなどの再コーティングも可能です。三つ目は各種専用機および自動旋盤用カムの製造・販売です。加工する部品に最適なカムを、高度な技術とノウハウを活かし、設計から製作まで社内一貫体制で低コスト・高精度に提供しています。同社は「高品質」「適正価格」「短納期」を強みとし、既存製品に留まらず、ユーザーニーズを深く汲み取り、新たな工具の開発・市場創出にも積極的に取り組むことで、顧客の生産性向上と競争力強化に貢献するビジネスモデルを展開しています。
株式会社ジェイテックコーポレーション
上場売上 15億円(2025/06)
株式会社ジェイテックコーポレーションは、「世の中にないオンリーワンの技術により製品を作り出し、広く社会に貢献する」という経営理念のもと、アカデミア発の先進技術をビジネスへと昇華させ、社会に還元するグローバル・ニッチトップ企業です。同社は主に「オプティカル事業」「機器開発事業」「ライフサイエンス事業」の3つの事業を展開しており、子会社の電子科学株式会社とともにグループとしてグローバル展開を推進しています。 オプティカル事業では、大阪大学と理化学研究所の共同開発成果である独自の超精密加工と超精密計測技術を基盤に、高精度X線ミラー「OsakaMirror」をはじめとする各種光学素子の開発・製造・販売を手掛けています。この「OsakaMirror」は、世界中の放射光施設やX線自由電子レーザー施設に1800本以上の納入実績を持ち、反射表面の形状精度が1ナノメートル以下の超高精度を実現し、エレクトロニクス、医薬学、マテリアル、環境、考古学、宇宙科学など多岐にわたる分野の研究開発を支えています。顧客は国内外の国立研究機関、大学、そして半導体や宇宙分野の企業に及び、カスタムメイドでの設計・製造が強みです。 機器開発事業では、Si系材料からSiC、ダイヤモンド、セラミックスといった次世代の難加工材料まで、各種ウェハを高速・高精度に研磨する超精密研磨加工装置の開発・製造・販売を行っています。大阪大学との共同研究によるPAP(プラズマ援用研磨法)やプラズマCVM(プラズマ気相化学加工法)、CARE(触媒基準エッチング法)などの独自技術を実用化し、半導体デバイスや電子部品の基材表面をナノレベル、原子レベルで加工する装置を提供しています。特に、ダイヤモンドやSiC基板向けの研磨技術は、EV向けパワー半導体やAI・データセンター用放熱基板といった成長市場で注目されています。 ライフサイエンス事業では、創業当初から培ってきた自動細胞培養技術と、産業技術総合研究所・神戸大学と共同開発した独自の3次元回転浮遊培養技術「CELLFLOAT」を搭載した装置の開発・製造・販売を行っています。大型自動細胞培養装置「CellMeister」や、iPS細胞に特化した汎用型の「MakCell」、そして大型細胞組織の培養を可能にする「CellPet 3D」などを提供し、製薬・創薬、食品・化粧品市場、さらには再生医療分野における新しい治療法の確立を目指しています。労働人口減少や働き方改革といった社会課題に対し、自動化装置を通じて貢献しており、脳梗塞治療用の幹細胞分離機器の開発も進めています。 同社の強みは、大学発の最先端技術を生産技術に昇華させ、グローバルニッチトップ製品として市場に投入する能力にあります。また、薬品や油を使わない低環境負荷加工技術の研究開発や、グリーンファシリティへの製品提供を通じて、SDGsやカーボンニュートラルの実現にも貢献するサステナブルな事業展開を推進しています。
Japan Eyewear Holdings株式会社
上場売上 11億円(2026/01)
Japan Eyewear Holdings株式会社は、眼鏡の企画・デザイン・製造・販売と、金子眼鏡およびフォーナインズを中心とする眼鏡ブランドの運営を担う持株会社である。同社はグループ全体の経営企画、管理・監督を行い、中・高価格帯の眼鏡フレームを求める国内外の個人を主要顧客とする。金子眼鏡は国内外約90店舗の直営店、フォーナインズは国内外約20店舗の直営店と多数の正規取扱店を販売網とし、直営小売と卸売を組み合わせたビジネスモデルを構築している。 製品は世界的な眼鏡産地である福井県鯖江市での生産を重視し、金子眼鏡では市内の自社工場を基盤に、企画、デザイン、フレーム製造を自社グループ内で担う。眼鏡フレーム製造会社のタイホウや表面処理会社のハンズをグループ化し、製造工程の内製化と生産能力の強化を進めている点が特徴である。日本に加えてフランス、中国、シンガポール、香港、台湾にグループ拠点を置き、海外の利用者や眼鏡取扱店にも販売する。鯖江の製造技術、ブランド別の商品設計、直営店で得る販売情報を結び付け、メーカーと小売業の双方の機能を持つ事業構造を強みとする。
株式会社アストロスケールホールディングス
上場売上 318万円(2026/04)
株式会社アストロスケールホールディングスは、同社グループを統括し、軌道上サービスを中核事業とする。事業は、宇宙空間の物体を接近観測して状態や挙動を把握する軌道上状況把握(ISSA)、燃料補給・改修・機能更新によって衛星の運用期間と資産価値を高める寿命延長(LEX)、既存の宇宙デブリを捕獲して軌道離脱させる能動的デブリ除去(ADR)、運用終了衛星を安全に除去するEOLサービスの順で構成される。ドッキング機構を備えた衛星だけでなく、捕獲準備のない物体にもロボットシステムで対応する。 顧客は、低軌道・静止軌道の衛星や衛星コンステレーション、宇宙ステーションを運用する民間事業者、宇宙機関・研究機関、防衛省庁など。ランデブー・近接運用(RPO)、自律接近、捕獲、ドッキング、軌道離脱の技術を基盤に、免許取得、周波数確保、保険、軌道上運用までを含むサービス契約を組成するビジネスモデルを採る。ELSA-dでデブリ除去技術の実証機を打ち上げ、ADRAS-Jでは宇宙デブリへの接近観測と周回観測を実施した実績を持つ。日本、英国、米国、イスラエル、フランスに拠点を置き、各国政府や宇宙関連企業との契約・共同開発を軌道上サービスの商用化へ結び付ける点に特徴がある。
総資産 6,528億円(2026/03)
株式会社ニコンは、「光利用技術」と「精密技術」をコアとして、人々の暮らしから産業、そして科学の最先端まで、幅広い分野で製品とソリューションを提供するグローバル企業です。同社の事業は主に五つの領域で構成されています。まず「映像事業」では、デジタルカメラ、交換レンズ、双眼鏡などを個人のお客様に提供し、人々の日常を豊かに彩る映像体験を創造しています。次に「精機事業」は、半導体露光装置やFPD露光装置といった精密機器を通じて、2.1ナノメートル以下の極小世界における高精度なものづくりを支えています。さらに「ヘルスケア事業」では、先端医療や研究開発を支援する顕微鏡、バイオイメージングシステム、空間オミックス解析ソフトウェアを提供し、ニコン・セル・イノベーションによるヒト間葉系間質細胞および細胞外小胞の製造工程提供を通じて生命科学分野に貢献しています。同社は世界43か所の最先端バイオイメージング施設を支援するなど、グローバルなネットワークを活かして研究開発を推進しています。「コンポーネント事業」では、光学部品や材料技術、精密加工技術、精密計測技術を法人のお客様に提供し、多様な産業の基盤を支えています。そして「デジタルマニュファクチャリング事業」では、大型金属3Dプリンターやロボットビジョンシステムを提供し、宇宙産業を含む様々な分野でのものづくり最適化や量産化を実現しています。同社は「人と機械が共創する社会の中心企業」を目指し、ファクトリー、エネルギー、ヘルスケア、ライフ&エンターテイメントの4つの価値提供領域で、持続可能な社会の実現と顧客課題の解決に挑み続けています。
シチズンファインデバイス株式会社
総資産 330億円(2026/03)
シチズンファインデバイス株式会社は、シチズングループの一員として、長年にわたり培ってきた精密加工技術を基盤に、多岐にわたる製品の製造販売を手掛ける企業です。主要事業として、自動車部品を主とする精密切削加工部品、水晶振動子や水晶発振器、水晶ウエハなどの水晶デバイス、映像デバイス、時計部品、薄膜サブマウント、セラミックス部品、自動化・省力化装置、そして精密計測器(2025年9月30日に事業撤退予定)やモータなどを展開しています。特に自動車産業向けの部品製造においては、トヨタ自動車、デンソー、アドヴィックス、アイシンといった大手企業から品質や原価低減、納期対応に関して多数の表彰を受けており、その高い技術力と信頼性が評価されています。 同社の製品群は、精密切削加工技術、薄膜技術、脆性材加工技術、MEMSフォトリソ技術、組立技術、封止技術といった独自のコア技術によって支えられています。これらの技術は、より薄く、より小さく、より高精度な製品を実現するために不可欠であり、自社開発の製造設備を導入することで独自性を維持しています。具体的な製品としては、φ2mm以下の超小型磁石、材料から加工まで一貫生産される貴石、シリンダー内の燃焼圧力を直接計測する燃焼圧センサ、光で電流を計測する次世代の光プローブ電流センサ(OpECS)などがあります。これらの製品は、自動車、電子機器、時計、医療・バイオといった幅広い分野の顧客に提供されており、国内外に事業拠点を持ちグローバルに事業を展開しています。
株式会社精工技研
上場総資産 324億円(2026/03)
株式会社精工技研は、1972年の創業以来、「すぐれた技術と独創性で、質の高い商品を供給し、社会の進歩発展に貢献する」ことを経営理念に掲げ、精密金型技術と光部品技術を核とした事業を展開しています。同社は当初、焼結機械部品用金型、粉末冶金用金型、ファインブランキング用金型の設計・製造・販売からスタートし、その後、情報用光ディスク射出成形用金型の開発に着手。1986年には光通信用デバイス事業に進出し、世界初の量産用光コネクタ球面研磨機「SFP-500」を開発・販売するなど、光通信分野におけるパイオニアとしての地位を確立しました。 同社の事業は、精密金型事業と光学製品事業の二本柱で構成されています。精密金型事業では、低型温成形技術、薄肉成形技術、微細転写技術といった高度な精密金型技術を開発し、自動車部品や医療用マイクロ流路デバイスなど、多岐にわたる分野に貢献しています。特に、株式会社東海理化と共同開発した小型部品向け型内塗装技術は、トヨタ自動車のハイエースの内装部品に採用されるなど、その技術力と実績は高く評価されています。光学製品事業では、光コネクタ、光ファイバ研磨機、光アダプタ内コネクタ端面用クリーナー「フェルールメイト」「フェルールプロ」、高出力レーザ結合用光ファイバ部品、PCB基盤用小型光スイッチなどを提供。近年では、5G基地局アンテナが発信する電波を高精度で計測する「光電界センサー」や、RoF技術を活用した「GNSS光伝送ユニット」、狭小空間での効率的な接続を可能にする光コネクタ「Intelli-Cross Pro」の開発・販売を通じて、次世代通信インフラの発展にも寄与しています。 同社の強みは、精密金型と光部品の設計・開発から生産、販売までを一貫して手掛ける総合力と、常に「不良率ゼロ%」を目指す高品質な生産管理体制にあります。国内外に拠点を持ち、グローバルな顧客基盤を構築しており、通信・電子機器メーカー、自動車部品メーカー、医療機器メーカー、研究機関など、幅広い顧客層に対して、精密技術と柔軟な発想で最適なソリューションを提供し続けています。
株式会社鈴木
上場総資産 308億円(2025/06)
株式会社鈴木は1933年の創業以来、「ゼロへの挑戦」「不への挑戦」という経営理念のもと、精密・複合加工技術を核とした事業を展開する企業です。同社は、ミクロンレベルの精密さを誇る金型技術を基盤に、主に「金型製造」「部品製造」「生産システム製造」の3つのドメインで事業を推進しています。金型製造においては、金属部品用のプレス金型やプラスチック部品用のモールド金型の設計から材料手配、機械加工プログラム作成までを一貫して手掛け、技術部門と製造部門の緊密な連携により超微細加工を実現しています。また、新製品開発を支援するため試作用母型の提供も行っています。部品製造では、自社開発の精密金型を活用し、コネクタコンタクト、コネクタハウジング、自動車電装部品といった高品質な電子部品を製造。特にプレスフィット端子に強みを持ち、はんだレスによる軽量化、小型化、省スペース化、製造工程の簡略化によるコスト改善、生産性向上、熱衝撃の回避による品質向上、鉛フリー化による環境負荷軽減、リサイクル効率化に貢献しています。これらの部品はスマートフォン、デジタルカメラ、パソコンなどのデジタル機器や自動車の電装部品、EV、パワー半導体、5G、エネルギー産業など幅広い分野で採用されています。生産システム製造においては、超精密加工技術と長年培ったメカトロニクス技術・システムノウハウを融合し、高速・高精度な塗布に対応するディスペンサや、プリント基板用リフロー炉などの表面実装関連装置、さらには生産工程の自動化・合理化を実現する各種カスタム装置の開発・製造を行っています。少ロットから量産まで柔軟に対応し、次世代ニーズを捉えた先端技術の研究開発にも注力しています。さらに、同社は医療器具組立も事業内容としており、微細加工技術を活かした高品質な医療器具の製造に取り組んでいます。同社の強みは、開発から量産までを一貫して手掛ける生産体制と、国内最大規模のプレス保有台数、そしてIATF16949、ISO9001、ISO14001といった国際標準規格に準拠した徹底した品質保証体制にあります。これらの総合力により、顧客の多様なニーズに対し、高品質、低コスト、迅速な対応を実現し、社会の発展に貢献しています。
株式会社栃木ニコン
総資産 297億円(2026/03)
株式会社栃木ニコンは栃木県大田原市実取に本社・工場を置くニコン株式会社の精密機器製造子会社で、ニコングループ各社を取引先に、精密部品加工、部品組立、生産技術開発、品質管理を担う。光学技術・精密加工技術・品質管理システム・生産ノウハウを備えるニコングループの中核製造拠点の位置づけにあり、カメラ・半導体露光装置・FPD関連の精密光学・電子部品を量産する事業会社である。栃木県北部の産業集積を支える、ニコンブランドのモノづくりを担当する地場の製造拠点として機能している。
キーサイト・テクノロジー株式会社
総資産 287億円(2025/10)
キーサイト・テクノロジー株式会社は、キーサイト・テクノロジーズの日本法人として、電子計測機器、設計・解析ソフトウェア、エミュレーションシステムおよび技術サービスを扱う。同社は、オシロスコープ、スペクトラム・アナライザ、信号源、ネットワーク・アナライザ、デジタルマルチメータ、直流安定化電源、ワイヤレスエミュレーターなどを用い、電子機器や通信システムの設計、試作、検証、量産テストを支援する。EDAソフトウェア、測定器ソフトウェア、ソフトウェアテスト製品も展開し、ハードウェアとソフトウェアを組み合わせて製品ライフサイクル全体の開発工程を対象とする。 主な顧客は、半導体、通信機器、自動車、データセンター、ネットワーク、航空宇宙・防衛、量子技術分野のメーカー、研究機関、大学・教育機関である。6GコンポーネントのSパラメータ・広帯域変調測定、RF位相ノイズ測定、EV充電インフラの適合性試験、GNSSシミュレーション、1.6Tネットワークの検証、AIデータセンター向けエミュレーションなど、先端領域に対応する。販売後は校正、修理、技術支援、トレーニングなどのライフサイクルサービスを組み合わせ、測定器・ソフトウェアの販売と継続的な保守サービスを事業の柱とする。最大67GHzの信号解析、最大33GHzの12ビットオシロスコープ、実環境に近い通信・攻撃トラフィックの再現など、信号生成から測定、解析、適合性評価までを同一製品群で構成できる点に特徴がある。
株式会社岡崎製作所
総資産 285億円(2026/03)
株式会社岡崎製作所は、温度測定と熱関連製品を扱うメーカーであり、同社は熱電対、測温抵抗体、保護管、電気ヒーターなどの製造・販売を主軸に置く。製造業や産業設備を運用する法人に向けて、温度計測機器、加熱機器、関連部材を供給し、導入後のメンテナンスサービスも事業に含める。温度測定と加熱制御に関わる製品群を自社の製造拠点で扱い、設備の安全運転、工程管理、品質管理に必要な温度データ取得を支える事業構成である。 MIケーブルをはじめとする特殊仕様製品の開発に特徴があり、標準品だけでなく産業用途に合わせた温度計測部材や熱関連機器の設計・製造に強みを持つ。神戸岩岡工場、福岡工場などの製造拠点を保有し、国内営業所網と海外代理店ネットワークを組み合わせて製品を供給する体制を構築している。ヨーロッパ、アジア、中近東などへの販売経路を持ち、国内外の製造現場や産業プラント向けに、製品販売と保守対応を組み合わせたビジネスモデルを形成している。 1954年設立の温度・熱分野の専業メーカーとして、長年の製造実績と特殊仕様への対応力を蓄積してきた。2026年には機械振興賞の機械振興協会会長賞を受賞しており、温度計測技術やMIケーブル関連製品の開発力が外部から評価されている点も特徴である。
黒田精工株式会社
上場総資産 284億円(2026/03)
黒田精工株式会社は、1925年に日本初の専業ゲージメーカー「黒田挟範製作所」として創業し、「精密技術を通じて世界の産業高度化をサポートする」ことを使命としています。同社は創業以来受け継ぐ「精密技術」をコアコンピタンスとし、計測から加工までの幅広い要素技術を用いた独自のソリューションを提供することで、世界のものづくりをグローバルに支えています。主要事業は「駆動システム事業」「金型システム事業」「機工・計測システム事業」の3つです。駆動システム事業では、超精密ボールねじ、ボールねじアクチュエータ、直動システム、X-Yステージなどを製造し、未来の自動化装置の創造に貢献しています。金型システム事業では、精密プレス金型、モーターコア、モーターコア後工程(MAGPREX®)、積層コアなどを提供し、打抜き、回転、積層、計測、組立をプレス工程内で全て処理する「FASTEC®システム」により高性能なモーターなどを実現しています。機工・計測システム事業では、平面研削盤、測定機、ハイドロリックツール、ゲージ、工作機械周辺機器、超精密形状測定装置などを手掛け、「誤差ゼロ」への飽くなき挑戦を続けています。同社の製品は、家電、機械、自動車、医療、電子機器といった幅広い分野で不可欠なものとなっており、100年を超える歴史の中で培われた信頼と技術力、そしてグローバル展開の加速により、「精密のクロダ」ブランドを世界中で確立しています。特に、車載用モーターコアの製造におけるIATF16949認証や、航空宇宙・防衛産業品質マネジメントシステム規格JIS Q 9100の認証取得は、同社の高い品質と技術力を証明しています。
OMデジタルソリューションズ株式会社
総資産 281億円(2026/03)
OMデジタルソリューションズ株式会社は、デジタルカメラ、交換レンズ、双眼鏡、オーディオ製品などの精密機器の開発、製造、販売、サービスを主軸とする企業です。前身であるオリンパス株式会社の映像事業が長年培ってきた光学技術とモノづくり技術を継承し、2020年に独立しました。同社は「世界中の人々の生活を豊かにする」というミッションを掲げ、2025年からは「OM SYSTEM」「OM INNO-Techs」「OM Optical Precision」の3つの事業ユニット体制で事業を展開しています。 「OM SYSTEM」事業では、「More adventures in life」をブランドタグラインに、アウトドアでの撮影体験を豊かにする高信頼性、機動性、優れた描写性能を持つカメラシステム、交換レンズ、オーディオ製品、双眼鏡などをグローバルに提供しています。特に、軽量で堅牢なミラーレス一眼カメラや防水・防塵・耐低温性能を持つタフカメラは、自然環境下での撮影を追求する写真愛好家やプロ写真家から支持されています。また、製品の長期利用を促す修理・保守サービスや、自然環境保護活動への支援、自然観察機会の提供を通じて、持続可能な社会の実現にも貢献しています。 「OM INNO-Techs」事業では、映像・音響技術を活用し、産業・学術分野における社会課題解決に貢献するソリューションを提供しています。具体的には、文化財研究向けの赤外線カメラシステム「IR System」や、医療現場向けのMHシリーズ高圧蒸気滅菌対応カメラシステム、デジタルアーカイブカメラ「R System」などを開発・販売しています。さらに、「OM Optical Precision」事業では、長年の光学生産技術とモノづくりノウハウを活かし、電子機器の受託製造サービスを提供しており、多様な顧客の製造ニーズに応えています。同社は、製品の企画から開発、製造、販売、アフターサポートまでを一貫して行うワンストップ体制を強みとし、グローバルな事業展開を通じて、顧客のニーズに寄り添った価値創造を目指しています。
ジーエルサイエンス株式会社
上場総資産 277億円(2024/03)
ジーエルサイエンス株式会社は、1968年にガスクロマトグラフ用のカラム充填剤および消耗部品の製造・販売を目的として創業した、分析機器業界の総合技術企業です。同社は、ガスクロマトグラフや液体クロマトグラフに関する装置、前処理装置、部品、充填剤、分析カラム、固相、周辺機器の提供を主要事業としています。さらに、分光光度計用セル、石英加工品、半導体関連分析装置、バイオ機器・部品、その他関連製品も幅広く取り扱っています。特に、HPLCカラム「Inertsil/InertSustain」は、母体合成、化学処理、カラム充填、品質検査までの一連の工程をすべて自社で行う一貫生産体制を強みとしています。また、連続した多孔質を有する機能性材料であるシリカモノリスを「香気成分の捕集材」や「微量試料の濃縮・精製」などに利用する製品を提供し、お客様の「自動化」「効率化」といった多様なニーズに応えるオーダーメイドのガス分析装置も提案しています。近年では、水中PFAS分析に必要な固相抽出からLC-MS/MSまで、全工程をサポートする製品も展開しています。同社の製品は、研究開発、製造工程、品質管理、環境分析といった幅広い分野で利用され、食品、石油・石油化学、製薬・医学、半導体産業、化粧品・デオドラントなどの産業分野に加え、水質汚染、大気汚染、残留農薬、産業廃棄物汚染、土壌汚染といった環境分野における成分分析において不可欠な技術として高い評価を得ています。同社は、長年にわたり培ってきた優れた技術と経験を活かし、社会の安全と発展に貢献する「真に社会性のある企業」を目指し、新たな分野への挑戦を続けています。
東亜ディーケーケー株式会社
上場総資産 271億円(2026/03)
東亜ディーケーケー株式会社は、「水・大気・医療・ガス」を主要な計測技術の柱とし、環境計測から化学分析、生産および品質管理、プロセス制御、産業用ガス検知警報器、医療関連機器に至るまで、幅広い分野でニーズに応える総合計測機器メーカーです。同社は、長年培ってきた固有技術を駆使し、顧客の視点に立った製品とサービスを提供することで、環境保全に取り組むリーディングカンパニーとしての地位を確立しています。事業内容としては、ラボ用分析機器、ポータブル分析計、基本プロセス計測器、上下水用計測器、ボイラー水用分析装置、石油用分析機器、水質用分析機器・システム、大気・排ガス用分析計、医療関連機器など多岐にわたる製品を提供しています。具体的な測定項目には、pH、ORP、電気伝導率、溶存酸素、残留塩素、濁度、色度、SS濃度、各種イオン、窒素・りん、有機汚濁物質、多項目水質測定、自動滴定装置、硝酸・亜硝酸、溶存水素、オゾンなどが含まれます。対象顧客は、上水道・下水道事業者を始めとする公共分野、半導体、食品産業、養殖・水族館といった産業分野、さらには医療機関や研究機関など広範囲に及びます。例えば、純水測定、排水測定、総量規制といった用途に対応する製品群を展開しており、超小型自動水質測定装置の東京都水道局への一括納入実績も有しています。同社の強みは、高度な計測技術と、HACH製品を含む幅広い製品ラインナップ、そして充実した製品サポート体制です。会員制サービスサイトを通じて取扱説明書やデータ集録ソフトの提供、SDS検索、製品お役立ち情報、製品動画コンテンツなどを提供し、顧客へのアフターサービスを強化しています。また、研究開発体制の再構築や武蔵野RDセンターの開設など、未来に向けた技術革新にも積極的に取り組んでいます。ビジネスモデルは、自社開発・製造の計測機器の販売に加え、HACH製品の輸入販売、そして製品の保守・サポートサービス提供を核としており、これにより環境保全と産業の発展に貢献し続けています。
アジレント・テクノロジー株式会社
総資産 268億円(2025/10)
アジレント・テクノロジー株式会社は、ライフサイエンスおよび化学分析分野におけるリーディングカンパニーとして、革新的な分析機器、ソフトウェア、消耗品、およびサービスを世界中の顧客に提供しています。同社は、ガスクロマトグラフ、液体クロマトグラフ、GC/MS、LC/MS、元素分析装置、分光分析装置、電気泳動CE/MS、自動分注機、溶出試験装置など、多岐にわたる高性能分析機器を取り扱っています。これらの機器を支える消耗品として、各種クロマトグラフカラム(GC、LC、GPC/SEC用)、サンプル前処理製品、試薬類、キットなども幅広く提供し、顧客の実験・分析ニーズにきめ細かく対応しています。 同社のソリューションは、食品および飲料検査、環境分析、材料試験と研究、半導体/電子材料、一般化学、金属・鉱業、エネルギー、法医学、セキュリティ、防衛、アカデミア、バイオ医薬品および医薬品開発、オミクス、ゲノミクス、臨床研究、病理診断、がん研究、細胞解析、真空ソリューションといった広範な分野で活用されています。特に、バイオ医薬品分析用LCカラムや、DNAマイクロアレイ、次世代シーケンス、リアルタイムPCRなどのゲノミクス関連製品は、ライフサイエンス研究の最前線を支える重要なツールです。 アジレント・テクノロジーは、単なる製品提供に留まらず、CrossLabサポート商品、テクニカルサポート、トレーニング、ウェビナー、アプリケーションノートといった包括的なサポート体制を構築し、顧客のラボの生産性向上と分析結果の信頼性確保に貢献しています。例えば、Agilent Infinity III LCシリーズやHPLC用Pro iQシリーズシングル四重極質量検出器、Altura Ultra Inert HPLCカラムなど、常に最先端の技術を導入し、2012年以来HPLC機器の信頼性で「#1」と評価されるなど、その技術力と品質には定評があります。これらの製品とサービスを通じて、同社は科学的発見を加速し、人々の生活の質の向上に貢献するというビジネスモデルを展開しています。
株式会社マグネスケール
総資産 262億円(2025/12)
株式会社マグネスケールは、超精密計測技術を核に、モノづくりの進化と発展に貢献する事業を展開しています。同社の主要製品には、磁気記録技術から生まれた「マグネスケール」と、光ディスクで培ったオプトエレクトロニクス技術を応用した「レーザスケール」があります。マグネスケールは、高い耐環境性と高精度・高分解能を特長とし、工作機械の進化を支えてきました。特に、結露や油中といった過酷な環境下でも使用可能な耐環境性と、鋳鉄と同じ線膨張係数を持つことで温度変化に強く、安定した高精度加工を実現します。一方、レーザスケールは、エレクトロニクスの微細化に対応し、最先端の半導体や液晶パネルの高密度化生産装置の実現に貢献。半導体レーザと体積型ホログラムを用いた格子干渉計方式により、2.1 pmという超高分解能を実現し、超精密分野の顧客から高い信頼を得ています。 同社は、これらの基幹技術に加え、高精度デジタルゲージDK800Sシリーズ、非接触変位計Zセンサ、次世代マグネスケールであるスマートスケール、自己校正型超高精度ロータリエンコーダ、インテリジェントマルチ計測ステーションLT80/MG80/LZ80など、幅広い計測機器を提供しています。設計・開発においては、物理、化学、電気、機械、ソフトウェアの各分野のエンジニアが協力し、独自のロードマップに基づき、お客様のニーズを先取りした技術開発を推進。製造・品質管理では、超高精度の恒温室、国家標準にトレーサブルな精度測定装置、クリーンルーム、最高水準のEMC試験設備を完備し、ISO9001、ISO14001、ISO22301、ISO45001といった国際規格に準拠したトータルな品質管理体制を確立しています。これにより、お客様に期待を超える高品質な製品とサービスを世界中に提供し、グローバルな製造業の技術革新を支えています。
秋田エプソン株式会社
総資産 256億円(2026/03)
秋田エプソン株式会社は、セイコーエプソングループの一員として、親会社であるセイコーエプソン株式会社の事業活動に貢献しています。セイコーエプソングループは、「省・小・精の技術」を核に、プリンティングソリューション、オフィス製紙機、金属粉末事業、クラウドサービス、ソフトウェア開発など多岐にわたる事業を展開しています。プリンティング分野では、デジタルラベル印刷機「SurePress L-4033A」や大容量インクタンクシステム搭載プリンター、小型化を追求した家庭用プリンター、オフィス向けビジネスインクジェットプリンターなどを提供し、顧客の環境負荷低減に貢献しています。特に、熱を使わないインクジェット技術は、レーザープリンターと比較して低消費電力を実現し、消耗品交換頻度の削減にも寄与しています。また、オフィス製紙機「PaperLab」は、独自の「Dry Fiber Technology」により、使用済み紙の完全抹消と水を使わない紙再生をオフィス内で可能にし、循環型オフィスを推進しています。
Japan Eyewear Holdings株式会社
上場総資産 234億円(2026/01)
Japan Eyewear Holdings株式会社は、眼鏡の企画・デザイン・製造・販売と、金子眼鏡およびフォーナインズを中心とする眼鏡ブランドの運営を担う持株会社である。同社はグループ全体の経営企画、管理・監督を行い、中・高価格帯の眼鏡フレームを求める国内外の個人を主要顧客とする。金子眼鏡は国内外約90店舗の直営店、フォーナインズは国内外約20店舗の直営店と多数の正規取扱店を販売網とし、直営小売と卸売を組み合わせたビジネスモデルを構築している。 製品は世界的な眼鏡産地である福井県鯖江市での生産を重視し、金子眼鏡では市内の自社工場を基盤に、企画、デザイン、フレーム製造を自社グループ内で担う。眼鏡フレーム製造会社のタイホウや表面処理会社のハンズをグループ化し、製造工程の内製化と生産能力の強化を進めている点が特徴である。日本に加えてフランス、中国、シンガポール、香港、台湾にグループ拠点を置き、海外の利用者や眼鏡取扱店にも販売する。鯖江の製造技術、ブランド別の商品設計、直営店で得る販売情報を結び付け、メーカーと小売業の双方の機能を持つ事業構造を強みとする。
株式会社ナガホリ
上場総資産 226億円(2026/03)
株式会社ナガホリは、宝石、宝飾品、真珠、貴金属の輸出入、製造加工、および国内外での販売を主要事業とする宝飾品専門企業です。同社は50年以上にわたり築き上げてきたグローバルな調達ネットワークを駆使し、世界中から高品質かつコスト競争力のある素材を厳選して仕入れています。これにより、最高品質の製品を安定的に供給する体制を確立しており、開発から製造に至るサプライチェーン全体の構築、維持、改善にも深く関与しています。宝飾品メーカーとしては、「Made in Japan」の品質にこだわり、社内でのデザインから熟練の職人による製造までを一貫して手掛けています。また、専門商社および輸入業者として、優れたユニークな製品やヨーロッパの豊かなジュエリー文化を日本市場に紹介し、市場プロモーションや新しいトレンドの発信にも努めています。製造販売会社としては、直営店や顧客ニーズに密接に耳を傾けることで、常に最新のファッションや季節のトレンドを反映したジュエリーデザインを開発しています。同社の事業は主に製造と卸売に焦点を当てており、ファッションアクセサリーからハイエンドな高級品まで、幅広い宝飾品アイテムを提供しています。国内外の百貨店、専門店、販売代理店など500社以上の顧客と取引実績を持ち、市場のニーズに応えることで強固な関係を築いています。取り扱いブランドには、アニバーサリージュエリー「スイートテン・ダイヤモンド」やパールジュエリー、ブライダルブランド「Only You」「プロポネール」「WISP」といったハウスブランドに加え、フランスの「KORLOFF」、イタリアの「SCAVIA」「MATTIOLI」、英国の「DAVID MORRIS」などのインポートブランド、さらに「PINKY&DIANNE」「ハローキティ」といったライセンスブランド、そして「ONE PIECE」「Disney100」「ひゃくまんさん」といったキャラクターコラボレーションの純金・プラチナ小判なども手掛けています。特に「Maison de NADIA」は本物を愛する大人の女性のためのファインジュエリーブティックとして展開しており、2023年にはJJAジュエリーデザインアワードグランプリを受賞するなど、そのデザイン力とクラフツマンシップは高く評価されています。
テイボーホールディングス株式会社
総資産 224億円(2025/12)
テイボーホールディングス株式会社は、1896年創業の「至誠と愛業」の精神を受け継ぎ、時代の変化に適応しながら成長を遂げてきたテイボーグループを統括する持株会社です。同社は2025年4月にグループ全体の経営機動性を高め、各事業の成長拡大を推進するため、テイボー株式会社からMIM事業を会社分割し、中間持株会社を設立する体制を構築しました。グループの中核事業は、テイボー株式会社によるマーキングペン先、コスメ用ペン先、および新分野向け多孔質製品の製造販売、そして浜松メタルワークス株式会社によるMIM(金属射出成形)製法を用いた金属部品の製造販売です。特にマーキングペン先事業では、グローバル市場で50%を超えるシェアを誇り、業界のリーディングカンパニーとしての盤石な地位を確立しています。MIM事業では、MIM製法の量産化技術の確立や分野・用途の拡大、顧客との技術すり合わせによる業容拡大を推進しています。同社グループは「多孔質技術・金属加工技術を通じて豊かな社会の実現に貢献」をミッションとし、「No.1、Only1技術を創出し続けお客様に感動を与えるリーディングカンパニー」を目指しています。独自の技術力、開発力、提案力に磨きをかけ、顧客との緊密な協働関係のもと、幅広いステークホルダーに独自の価値を提供し続けることを強みとしており、持続可能な社会の実現にも貢献しています。
株式会社トプコン山形
総資産 214億円(2026/03)
株式会社トプコン山形は、1946年の創業以来、高度な光学調整技術と精密機器製造技術を積み重ねてきた、株式会社トプコン(東証一部上場)の完全子会社であり、トプコングループの基幹工場として重要な役割を担っています。同社は主に眼科用医療機器、眼鏡店用検査機器、および測量機器といった光学系精密機器の製造を手掛けており、「医・食・住」に関する社会的課題の解決に貢献しています。眼科用医療機器としては、3次元眼底像撮影装置「Maestro2」「Triton」、無散瞳眼底カメラ「TRC-NW500」、オートケラトレフラクトメータ「KR-1」、スリットランプ「SL-D701」、眼圧計「CT-1」、スペキュラーマイクロスコープ「SP-1P」、ウェーブフロントアナライザ「KR-1W」、手術用顕微鏡「OMS-800」などを製造し、眼の奥に潜む病変から細胞レベルの病変までを光で検査・診断する最先端技術を提供しています。眼鏡店向けには視力検査装置、オートレフラクトメータ、オートケラトレフラクトメータ、レンズメータ、屈折検査システムなどを製造し、視力測定や眼鏡レンズ加工を支援しています。また、社会基盤の整備に不可欠な測量機器として、トータルステーションやレイアウトナビゲーターを製造し、建設・土木分野のポジショニング技術を支えています。同社の製品は眼底カメラの分野でトップクラスの世界シェアを誇り、その高い技術力と品質は「MADE IN YAMAGATA」として国内外から信頼されています。品質マネジメントシステムISO9001、医療機器品質マネジメントシステムISO13485、環境マネジメントシステムISO14001の国際規格認証を取得しており、継続的な品質改善と環境負荷低減にも積極的に取り組んでいます。製造工程においては、製品の効率的かつ高品質な生産を支える製造技術、業務プロセスのデジタル化を推進するDX推進、精密な組立・調整・梱包を行う製造、高精度な金属部品を加工する部品製造など、多岐にわたる専門職が連携し、世界レベルで信頼されるスマート工場を目指しています。
株式会社アストロスケールホールディングス
上場総資産 211億円(2026/04)
株式会社アストロスケールホールディングスは、同社グループを統括し、軌道上サービスを中核事業とする。事業は、宇宙空間の物体を接近観測して状態や挙動を把握する軌道上状況把握(ISSA)、燃料補給・改修・機能更新によって衛星の運用期間と資産価値を高める寿命延長(LEX)、既存の宇宙デブリを捕獲して軌道離脱させる能動的デブリ除去(ADR)、運用終了衛星を安全に除去するEOLサービスの順で構成される。ドッキング機構を備えた衛星だけでなく、捕獲準備のない物体にもロボットシステムで対応する。 顧客は、低軌道・静止軌道の衛星や衛星コンステレーション、宇宙ステーションを運用する民間事業者、宇宙機関・研究機関、防衛省庁など。ランデブー・近接運用(RPO)、自律接近、捕獲、ドッキング、軌道離脱の技術を基盤に、免許取得、周波数確保、保険、軌道上運用までを含むサービス契約を組成するビジネスモデルを採る。ELSA-dでデブリ除去技術の実証機を打ち上げ、ADRAS-Jでは宇宙デブリへの接近観測と周回観測を実施した実績を持つ。日本、英国、米国、イスラエル、フランスに拠点を置き、各国政府や宇宙関連企業との契約・共同開発を軌道上サービスの商用化へ結び付ける点に特徴がある。
富士フイルムオプティクス株式会社
総資産 209億円(2026/03)
富士フイルムオプティクス株式会社は、富士フイルムグループのイメージングソリューション事業における生産部門として、光学製品の製造を担う。同社は「FUJINON」ブランドを支えるデジタルカメラ用レンズ、交換レンズ、放送用テレビレンズ、シネマ用レンズを主力とし、GFX・Xシステム向け製品や、4K・8K映像制作に対応するスタジオ・中継制作用レンズ、ポータブルレンズなどを生産する。さらに、空間演出用プロジェクター、投射レンズ・色分解プリズム・光学ユニット、双眼鏡も手掛け、撮影者、放送局、映像制作会社、プロジェクターメーカーなどの需要に対応する。 産業分野では、製造ラインの検査に使われるマシンビジョンレンズ、監視用途のセキュリティカメラ用レンズ、内視鏡システム用レンズ、ガラスレンズ、反射防止膜や偏光ビームスプリッターなどの光学薄膜製品を製造する。サブミクロン単位の超精密加工、レンズ研磨・成形、微細加工、真空蒸着による光学薄膜成膜、精密金属加工を組み合わせたオプトナノテクノロジーが技術基盤である。材料調達、生産技術による国内・海外工場のライン構築、生産計画、需給調整までを担い、マザー工場としてグループ内の製造拠点を統括する事業構造を採る。熟練技能と生産技術を融合し、映像・産業機器メーカーが求める解像性能、加工精度、コスト、納期に対応できる点を強みとする。
株式会社YDKテクノロジーズ
総資産 205億円(2026/03)
株式会社YDKテクノロジーズは、長年にわたり培ってきた高度なセンシング技術と精密加工技術を基盤に、陸・海・空・宇宙といった広範な領域で社会の安心・安全な暮らしと平和に貢献する企業です。同社は「防衛」「環境計測」「航海」「航空・燃焼」の4つの主要事業を展開し、製品の企画から開発、製造、アフターサービスまで一貫したワンストップ生産体制を強みとしています。環境計測事業では、地球規模の気候変動に対応するため、気象観測機器(地上気象観測装置、路面状態計など)や水文観測機器(水晶式水位計、危機管理型水位計、電波流速計「RYUKAN」など)を提供し、自然災害による被災軽減に寄与しています。IoT多点観測システムやフィールドインフォメーションサーバを通じて、官公庁や自治体の防災・減災施策を支援し、南極の昭和基地にもシステムを構築するなど、極地を含む多様な環境下での実績を持ちます。航海事業では、船舶の安全性・効率性向上を目指し、ジャイロコンパス、オートパイロット、電磁式船速距離計、舵角指示器といった高品質な航海計器を開発・提供しています。タッチパネルによる操作性向上や航法支援システムの開発により、海運・造船・水産業界の発展に貢献し、グローバルなサービスネットワークを展開しています。航空・燃焼事業では、空の安全と航空宇宙産業の発展を支えるため、航空エンジンやロケットエンジン用の各種センサ、油圧制御機器、点火装置、ケーブル・ハーネスなどを提供。耐環境性と信頼性に優れた製品は、自衛隊の航空機や旅客機エンジンにも採用されています。また、この分野で培った高エネルギー点火技術を産業用ガスタービン、ボイラ、フレアスタックなどに応用し、各種防爆認定を取得した製品で世界のインフラを支えています。防衛事業においては、「自衛官の安全と生命を守る」という理念のもと、独自の電波技術、センサ技術、精密加工・組立技術を駆使した高信頼性・安全性の高い防衛関連機器を長年にわたり提供し、日本の防衛に貢献しています。同社は、これらの事業を通じて、お客様の「測りたい」を実現する技術集団として、社会に新たな価値とソリューションを提供し続けています。
株式会社アドバネクス
上場総資産 202億円(2026/03)
株式会社アドバネクスは、精密ばねをはじめとする精密金属加工製品の製造販売を主軸とするグローバルメーカーです。同社は、押しばね、引きばね、トーションばね、円錐ばねといったワイヤースプリングのほか、ワイヤーフォーミング、フラットスプリング、精密プレス品、マルチフォーミング、鍛造品、インサートカラー、深絞り、インサート成形、組立など多岐にわたる製品を提供しています。さらに、タングレス・インサート、ロックワン、インスタントロック、アイサートなどの規格品や、新素材「ヒートネクス」の開発も手掛けています。これらの製品は、スマートフォンやタブレットPC、デジタルカメラなどのIT家電・携帯電話、自動車・航空機、医療機器、重電、住生活関連、その他産業用機器など、非常に幅広い分野で活用されており、「ボールペンから宇宙ステーションまで」あらゆるモノに同社の技術が貢献しています。同社の強みは、顧客の多様な要求に応える高い開発力と、世界11か国15拠点に及ぶ広範なグローバルネットワークにあります。これにより、世界中どこからでも均一な品質の製品供給を可能にし、特にグローバル展開が進む自動車や医療業界で重宝されています。また、長年の経験と蓄積された職人技「匠の技術」を継承・育成する仕組みを持ち、NCマルチフォーミング、コイリング、プレス、マルチフォーミング、トランスファー加工、インサート成形、深絞りといった幅広い加工技術を駆使して、顧客の製造工程や最終製品の性能向上に繋がる最適なソリューションや設計提案を行う「提案力」も大きな競争力となっています。過去には秤ばね、ビデオテープ用ばね、携帯電話ヒンジなどで高い国内・世界シェアを獲得し、現在も点滴用留置針ばねで国内60%のシェアを誇るなど、数々のトップシェア製品を生み出す実績を持っています。次世代自動車向けのパワーコントロールユニット用リードフレームやシフトバイワイヤ向けでも世界トップシェアを目指しており、有限要素解析サービスや試作対応体制、品質保証体制を通じて顧客の課題解決に貢献するビジネスモデルを展開しています。
株式会社オーバル
上場総資産 201億円(2026/03)
株式会社オーバルは、流量計とシステムソリューションを核とする計測機器の専門メーカーです。同社は、容積流量計、コリオリ流量計、渦流量計、超音波流量計、タービン流量計、熱式質量流量計といった多岐にわたる計測原理に基づく流量計を自社開発・製造しています。特にコリオリ流量計は、流体の質量を直接高精度に測定し、温度や密度も同時に計測できる複合センサーとして、一般液体から食品、薬品、スラリー、高密度ガスまで幅広い流体に対応します。渦流量計は可動部がなく耐久性に優れ、熱量取引や管理に貢献。超音波流量計は「完全工事レス」のクランプオン形や高精度なマルチパス形を提供し、省エネ推進や脱炭素化に寄与します。これらの流量計に加え、瞬時・積算流量の遠隔確認やバッチシステム構築を可能にする電子計器、流量計の性能維持に不可欠なストレーナや空気分離器などの周辺関連機器も提供しています。 同社の強みは、長年の経験と実績に裏打ちされた高度な計測技術と、顧客の具体的なニーズに応じたカスタムメイドのシステムソリューション提供能力にあります。自動車部品の試験装置やJCSS認定技術を活用した高精度ガス計測システムなどがその例です。また、国家計量標準にトレーサブルな校正事業を展開し、自社製品だけでなく他社製品の校正も手掛けることで、計測の信頼性を保証しています。さらに、緊急サービス、予防保全、情報提供、保守契約を含む全国規模のアフターメンテナンス体制を構築し、顧客との長期的なパートナーシップを重視しています。半導体製造装置への実績も豊富で、工場や商業施設におけるユーティリティ・エネルギー流体の計測、石油・化学、食品・薬品など、多岐にわたる産業分野の顧客に対し、高精度かつ信頼性の高い計測ソリューションを提供し、安全管理や省エネルギー化を支援しています。
株式会社共和電業
上場総資産 201億円(2025/12)
株式会社共和電業は、「計測を通じ、お客様と共に社会と人の安全を実現し、安心な未来をつくる」という経営ビジョンのもと、計測機器の製造・販売を主軸とする事業を展開しています。同社は、物理量の変化を電気信号に変換する「ひずみゲージ」や「センサ(変換器)」、それらの信号を処理・表示する「測定器」、そしてこれらを統合した「計測システム」および関連する「アクセサリ」を提供しています。主要製品には、ひずみゲージ、ひずみゲージ式変換器、増幅器内蔵型ひずみゲージ式変換器、電子測定器(AC/DC電源仕様)、無線機器、高温カプセルゲージなどがあり、幅広い産業分野や研究開発において、構造物の安全性評価、製品の性能試験、インフラの監視などに貢献しています。 同社の強みは、長年にわたる計測技術の蓄積と、厳格な品質保証体制にあります。ISO9001認証を取得し、製品保証規定を明確に定めることで、顧客への信頼性を確保しています。また、欧州RoHS指令やCEマーキングといった国際的な環境規制・安全基準への適合を積極的に推進し、環境負荷の低減にも取り組んでいます。製品は、原子力発電所、鉄道、官公庁、航空宇宙、医療、燃焼・燃料装置、乗用移動体など、高い信頼性と安全性が求められる多様な分野で利用されていますが、特定の用途においては厳格な使用制限を設けることで、安全性を最優先するビジネスモデルを構築しています。JCSS認定やASNITE認定を通じて、トレーサビリティを確保し、計測の信頼性を高めている点も特筆すべき強みです。
キヤノンプレシジョン株式会社
総資産 200億円(2025/12)
キヤノンプレシジョン株式会社は、1952年にキヤノンカメラ株式会社(現キヤノン株式会社)の子会社として設立され、カメラ用精密プレス部品の加工から事業を開始した、キヤノングループの主要な製造拠点です。同社は長年にわたり、精密マイクロモータの製造販売、レーザービームプリンタ用トナーカートリッジの生産、ICのクリアモールドパッケージ生産へと事業領域を拡大してきました。特に2004年にはキヤノン精機と弘前精機が合併し、現在のキヤノンプレシジョン株式会社が誕生しました。近年では、事業ポートフォリオの大転換を図り、2022年には医療機器製造とカメラユニット生産を、2023年にはコンパクトデジタルカメラ本体の生産を開始するなど、常に革新と進化を続けています。 同社の主要事業は多岐にわたります。まず、レーザービームプリンタ用トナーカートリッジの製造では、1988年の生産開始以来、キヤノンのカートリッジ方式を支え、市場ニーズに応じた製品開発に貢献しています。最新技術を駆使した全自動化ラインと、構成部品の内製から加工、製品組み立てまでの一貫生産体制により、高品質な製品を安定供給しています。次に、光半導体センサーの製造では、デジタルカメラやビデオカメラなどの映像機器、レーザービームプリンタなどの事務機器の心臓部となるキーデバイスを手掛けています。超クリーンルーム環境下で自社開発の局所クリーン装置や洗浄技術を駆使し、高品質製造技術とクリーンアッセンブリー技術を融合することで、世界最高水準の品質を実現しています。 さらに、デジタルカメラ関連製品の製造においては、2022年からキヤノンのデジタルカメラのキーユニット生産を開始し、2023年にはコンパクトデジタルカメラ本体の生産も手掛けています。同社が得意とするセル生産方式に局所クリーンブースを導入し、カメラ製品の大敵であるゴミやケバを徹底的に排除することで、高品質かつ低コストな製品を実現しています。キヤノンカメラのモノ作りの歴史を踏襲しつつ、新たな技術を培い、常に高性能製品のモノ作りへ挑戦し続けています。そして、新たな挑戦として医療機器の製造分野にも進出しており、2021年には「医療機器製造業」の登録と医療機器マネジメントシステムの国際規格「ISO13485」の認証を取得し、2022年4月から本格的に製造を開始しました。健康増進や病気予防といったヘルスケアニーズに応えるため、これまで培った「ものづくり」の力を活かし、患者や医療従事者のための高度な医療機器を提供することで、質の高い医療の発展に貢献しています。 同社の強みは、長年にわたり培ってきた製品開発力と生産技術力、そして最先端のものづくりを追求する革新的な姿勢にあります。青森から全世界へキヤノン製品を供給することで、豊かな社会づくりに貢献するというビジネスモデルを展開しており、キヤノングループ内外の幅広い顧客に対して、高性能で高品質なコンポーネントや完成品を提供し続けています。
株式会社小野測器
上場総資産 198億円(2025/12)
株式会社小野測器は、創業以来、計測技術を核として多岐にわたる産業分野に貢献している企業です。同社は特に「くるま開発ソリューション」に強みを持ち、ラボラトリーオートメーション、EV・HEV関連の試験装置、自動車計測・解析ツール、受託試験、コンサルティングサービス、設備点検サービスなど、自動車開発のあらゆるフェーズを支援しています。高精度な「センサー・計測機器」の開発・提供を主要事業とし、音響・振動、トルク、流量、寸法・変位、回転・速度、温度・電圧といった幅広い物理量の計測に対応するセンサーや機器をラインナップしています。これらのセンサーで得られたデータを効率的に処理・解析するための「データ収集・解析システム」も提供しており、FFTアナライザー、ポータブルデータレコーダー、燃焼解析システム、時系列データ解析ソフトウェア、環境騒音予測ソフトウェア、感性と物理をつなぐ音のプラットフォーム、実稼働・モード解析ソフトウェア、ECUマップ最適化支援ソフトウェアなど、高度な解析ニーズに応えるソリューションを展開しています。さらに、同社は「エンジニアリングサービス」として、受託試験・コンサルティングサービス、音響・振動技術相談サービス、ベンチマーキングレポート販売、設備点検・計測器校正サービス、測定環境の構築支援、施工、レンタルなど、顧客の課題解決に向けた包括的なサポートを提供しています。特に計測器の品質保証とトレーサビリティを重視し、JCSS校正、ASNITE校正、一般校正といった多様な校正サービスを通じて、計測データの信頼性確保に貢献しています。また、製品の修理対応や技術サポート、セミナー開催を通じて、顧客の計測技術向上と製品の長期安定稼働を支援するビジネスモデルを確立しています。同社の強みは、未知の現象に挑み、未来を創造するという企業理念に基づいた継続的な技術革新と、数値に真摯に向き合う顧客視点にあります。長年の経験と実績に裏打ちされた計測技術と、最新の自動車開発トレンド(EV・HEV、MBDなど)への対応力により、自動車産業をはじめとする様々な分野の研究開発、品質管理、生産現場における計測課題を解決し、顧客の夢の実現に寄り添い続けています。
リコーイメージング株式会社
総資産 192億円(2026/03)
リコーイメージング株式会社は、株式会社リコー傘下のイメージング機器メーカーとして、デジタルカメラ、交換レンズ、光学機器、アクセサリーの開発・製造・販売を主軸に置く。会社概要の事業内容に掲げる製品領域を中心に、PENTAXブランドの一眼レフカメラ、GRシリーズのコンパクトデジタルカメラ、交換レンズ、双眼鏡などを扱い、写真撮影を趣味とする利用者からプロ写真家までを対象に製品を展開する。同社は、PENTAXで培われた光学技術とカメラ設計の蓄積を基盤に、撮影機材の企画から製造、販売後の利用支援までを事業構成に組み込んでいる。 販売面では製品流通に加えてオンラインストアを運営し、カメラ本体、レンズ、関連アクセサリーを直接購入できる接点を持つ。購入後の領域では製品登録、修理受付、見積もり、サポート窓口を整備し、機材を長く使う利用者向けの保守サービスを担う。さらに、写真技術を学ぶフォトアカデミーやオンライン相談室を用意し、機器販売だけに依存しない利用者支援型のビジネスモデルを形成している。PENTAX、GR、THETAといったブランドを軸に、光学機器の製品力、修理対応、学習支援を組み合わせる点に特徴がある。
santec Holdings株式会社
上場総資産 192億円(2026/03)
santec Holdings株式会社は、光技術の革新を通じて「Optopia」と呼ぶ人間中心の高度情報化社会の創造と発展に貢献することを使命とする持株会社です。同社は、傘下の事業会社を通じて多岐にわたる光関連事業をグローバルに展開しています。 主要事業会社の一つであるsantec AOC株式会社は、光コンポーネントや光サブシステムといった光部品関連事業を担っています。光通信ネットワークの発展を支える最先端の光部品を開発・提供しており、偏波無依存型可変光フィルタ、波長ロッカー「OWL-10」、光パワーモニタ「IPD-10」、DWDM用波長合波分波モジュール「ADM-10」、MEMS光アッテネータ「MOVA-1/8」、空間光変調器などを製品化し、5G通信ネットワークの基盤を支えています。同社の強みは、LCOS技術、高度な波長選択を可能にする光薄膜技術、微小なメカニズムを実現するMEMS技術といった独自のコアテクノロジーにあります。 santec LIS株式会社は、光測定器関連事業および光イメージング・センシング関連事業を展開しています。1984年に世界初の「光ファイバ全自動検査システム」を開発して以来、光通信の検査装置分野を牽引してきました。波長可変光源、検査測定装置を主力とし、世界初の広域帯波長可変半導体レーザー光源「TSL-80」をはじめ、次世代OCT用光源「HSL-2000」、波長可変スイープ光源「TSL-510」、第8世代高性能・高速波長可変光源「TSL-580」、光ファイバケーブルアセンブリ検査に最適な波長掃引型フォトニクスアナライザ「SPA-200」などを提供しています。また、光通信分野で培ったOCT光源技術を非通信分野へ応用し、生体やモノの断層画像を非接触で取得できるOCT光源は、医療や幅広い計測産業で高く評価されています。独自のSwept Source Lidarの研究開発も進めています。 santec OIS株式会社は、光イメージング・センシング関連事業として医療機器分野に注力しています。特に、OCT用光源を利用した光学式眼内寸法測定装置「ARGOS®」は、白内障手術における眼内レンズ選定に必要な眼の寸法を正確かつ迅速に計測し、患者の術後視力回復に貢献しています。この「MOVU」ブランドの医療機器は、米国FDA認可や国内販売認証を取得し、アルコンとの戦略的アライアンスも実現しています。 santec Japan株式会社は、国内販売事業およびソリューション事業を担当し、グループ製品の国内展開と顧客へのシステムソリューション提供を行っています。 同社グループは、光技術のパイオニアとして、光通信、先端医療、光計測分野をユニークなレーザー、光部品、光システム測定器プロダクトで支え、顧客、サプライヤー、株主、社員、そしてコミュニティー全体に夢と繁栄を届けることを目指しています。長年にわたり培ったベンチャースピリットと独創的なコアテクノロジーを強みに、ニッチ市場でスピーディーな製品開発を行い、ISO9001、ISO14001、ISO13485といった国際規格認証も取得し、高品質な製品とサービスをグローバルに提供しています。
株式会社日立ハイテクアナリシス
総資産 182億円(2026/03)
株式会社日立ハイテクアナリシスは、分析・計測・観察装置の開発、製造、販売、保守、および関連部品・消耗品の販売を主要事業としています。同社は、熱分析・粘弾性装置、液体クロマトグラフ(HPLC、アミノ酸分析計)、分光分析装置(UV-Vis/NIR、FL)、原子吸光光度計、ICP発光分光分析装置(ICP-OES/ICP-MS)、蛍光X線分析装置、膜厚測定装置、X線回折装置、X線検出器、質量分析装置(LC-MS、GC-MS)、核磁気共鳴装置、電子スピン共鳴装置、電気化学分析装置(滴定、水質、水分測定)といった幅広い製品ソリューションを提供しています。さらに、環境用分析・計測機器・装置、ガスバリア試験装置、オンサイト(ハンドヘルド/モバイル)元素分析装置、固体発光分光分析装置、微生物迅速検査装置、医療用液体クロマトグラフなど、特定の用途に特化した製品も手掛けています。同社の強みは、これらの高度な分析機器の提供にとどまらず、環境規制物質の受託分析サービス、保守・サービス、ユーザースクール、会員制サービスといった包括的なサポート体制を構築している点にあります。これにより、顧客は製品の導入から運用、メンテナンス、技術習得まで一貫した支援を受けることが可能です。科学技術の進展に貢献するため、研究開発から品質管理、環境モニタリング、医療診断まで多岐にわたる分野の顧客に対し、高精度かつ信頼性の高いソリューションを提供しています。旧社名である株式会社日立ハイテクサイエンス時代から培ってきた技術と経験を活かし、国内外の幅広い顧客層のニーズに応えています。
IMV株式会社
上場総資産 180億円(2025/09)
IMV株式会社は、振動試験装置、複合環境試験装置、信号処理・機械制御ソフトウェアと関連機器の開発、製造、販売、修理・保守を主軸とする。同社の試験機は、正弦波・ランダム波・衝撃・多自由度・温湿度複合環境などを再現し、自動車、電機、宇宙航空、インフラ、大学・研究機関における製品の耐久性、安全性、信頼性評価に利用される。振動制御器、振動センサー、絶縁劣化評価試験装置、予知保全向けFA機器も扱い、販売後の定期点検や修理、設備レンタルまで事業化している。 テスト&ソリューションサービスでは、国内7拠点、海外3拠点の試験所で振動、衝撃、耐震、電池、EMC、冷熱衝撃、塩水噴霧などの受託試験と計測解析、製品認証取得支援を行い、創業以来3万件の実績を持つ。装置販売に加えて、試験受託、設備利用、解析、保守、技術セミナーを組み合わせるビジネスモデルに特徴がある。 メジャリングシステム分野では、地震計、構造ヘルスモニタリングセンサ、携帯型振動計、発電所向け大規模振動監視装置を開発・販売する。地震発生時の建物損傷の定量化、設備停止、ガス・電力遮断などに活用され、国内のダム、工場、テーマパーク、商業施設に採用されている。フィリピンの地震計市場では約70%のシェアを持ち、認定代理店と海外拠点を介して米国、欧州、中国、ベトナム、タイなどへ製品と保守サービスを展開する。
東北エプソン株式会社
総資産 177億円(2026/03)
東北エプソン株式会社は、セイコーエプソングループの一員として、精密機器、情報関連機器、産業用機器、電子デバイスなど多岐にわたる製品の開発・製造を担っています。同グループは、独自の「省・小・精の技術」を基盤に、インクジェット技術、マイクロピエゾ技術、MEMS加工技術、水晶デバイス技術などを活用し、幅広い事業を展開しています。特に、商業・産業印刷分野では、大判プリンター向けクラウドサービス「Epson Cloud Solution PORT」を提供し、プリンターの稼働状況可視化、遠隔モニタリング、故障診断、カラーマネジメント技術「Color Control Technology」による色合わせの効率化を通じて、顧客の生産性向上に貢献しています。また、インクジェットヘッド技術は、コンシューマーからビジネス、サイネージ、捺染、さらにはプリンテッド・エレクトロニクスやバイオ分野まで応用範囲を広げ、「捨てない技術」として環境負荷低減にも注力しています。
株式会社nittoh
総資産 174億円(2024/03)
株式会社nittohは、1943年の創業以来、70年以上にわたり培ってきた光学レンズ開発・製造のノウハウを基盤に、光学関連機器の開発および製造を主要事業としています。同社は、各種カメラ用レンズ、プロジェクター用投射レンズ、各種光学素子、自動車光学部品(LEDヘッドライト)といった製品群を提供しており、情報、航空、医療、セキュリティ関連など多岐にわたる分野の光学機器を手掛けています。特に、ハイエンド精密機器に搭載される超高解像度レンズから、月産数百万個に対応するデジタルスチルカメラレンズユニットまで、幅広いニーズに応える製品を提供しています。 同社の強みは、光学設計、メカ設計、電気設計まで一貫した開発体制と、金型設計・製造からレンズ成形、薄膜コーティング、品質保証、そして組立に至るまでの一貫生産体制にあります。これにより、非球面レンズ、各種プリズム、ファインダーなどの高性能レンズを高精度で大量生産することが可能です。また、高精度金型技術においては、自社内で無電解Ni-P厚膜めっき加工を確立し、世界に一つしかないオリジナルレンズや自由曲面レンズなど複雑な形状の金型にも対応しています。 製品技術としては、宇宙航空研究開発機構の小惑星探査機「はやぶさ2」に搭載された超広角・低歪曲レンズや、防犯カメラ、FA分野で活用される独自開発の超広角・低歪曲レンズ「Theia」など、最先端の技術を誇ります。さらに、φ600mmまでの大口径レンズや、Ge(ゲルマニウム)、Si(シリコン)、石英などの特殊材料を用いたレンズ製造も手掛け、面精度λ/40を実現するMRF(磁気粘弾性流体研磨機)による超高精度研磨技術も有しています。 光学応用技術として、カメラボディ塗装で培った表面処理技術を発展させた高品位塗装サービスを提供し、高級車の内装パネルやオーディオなどデリケートな塗装にも対応。膜厚1.2mmのピットレス無電解めっきは同社独自の技術です。また、LED照明製品の開発にも注力し、LEDの性能を最大限に引き出す高精度光学設計技術を活かして、LED面発光パネル、アミューズメント用LED投射レンズ、医療用無影灯ユニットなどを生み出しています。同社は、日本国内外の企業をベストパートナーとして、高度なニーズに応え、革新的な製品を創出し続けています。
株式会社ジンズホールディングス
上場総資産 173億円(2025/08)
株式会社ジンズホールディングスは、アイウエアブランド「JINS」を展開する事業会社を傘下に持つ持株会社であり、同社グループの中核事業はメガネ、サングラスなどのアイウエアの企画・製造・販売である。事業会社を通じて、国内店舗での小売、商品の輸出入、関連商品の販売を担い、視力矯正用眼鏡を必要とする利用者や、日常用・ファッション用のアイウエアを求める消費者を主な対象としている。 グループはショッピングセンターや駅ビルを中心に「JINS」店舗を全国展開し、企画から製造、販売までを自社グループで管理するSPA型の製造小売モデルを特徴とする。店舗網を基盤に、価格、デザイン、機能性を組み合わせた商品を直接販売することで、商品開発と販売現場の情報を連動させやすい事業構成を持つ。アイウエアに加えて、ウェアラブル端末など関連商品の企画・開発・製造・販売、医薬品など周辺商品の販売・輸出入も扱い、視覚関連領域を中心に商品カテゴリを拡張している。 持株会社としては、子会社の統括・管理を担い、群馬県前橋市の本社と東京都千代田区の東京本社を拠点にグループ運営を行う。東京証券取引所に上場する企業グループとして、ブランド店舗、製造小売、関連商品開発を組み合わせたビジネスモデルを主軸に置き、国内の生活者向けアイウエア市場で店舗販売と商品企画を連動させる点に強みがある。
シグマ光機株式会社
上場総資産 172億円(2026/05)
シグマ光機株式会社は、レーザ用要素部品・ユニット製品を開発、製造、販売する光学機器メーカーである。同社の事業は、光学素子・薄膜製品、ステージやホルダーなどの光学基本機器、自動位置・姿勢決めユニット、光計測器、制御ソフトウェアを扱う要素部品事業を中核とする。さらに、レーザプロセシングシステム、調芯装置、観察光学系、受託特注製品などのシステム製品事業を手掛け、研究開発から測定・検査、評価・分析、生産・組立までの用途に対応する。医療・バイオ分野では、マイクロマニピュレーションシステム、顕微鏡用自動ステージ、オキサモメーター、体水分計なども展開している。 主な顧客は大学約200校、公的研究機関、企業約1,100社の研究者・技術者、半導体・電子部品、ディスプレイ、光通信、医療・バイオ、航空宇宙、量子技術、AI・ロボティクス分野の製造事業者である。約10,000品目の光学素子・薄膜製品をはじめとする規格品をカタログとオンラインストアで販売する一方、顧客仕様に基づく企画、光学・機構・電気設計、試作、検証、量産にも対応する点がビジネスモデルの特徴となる。光学設計・素子加工、機械加工、電気設計・ソフトウェア開発、システム化を社内で組み合わせ、部品からアプリケーションシステムまで構成できる。5軸加工、IBS成膜、近接場エッチング、MRF研磨などの製造技術と精密測定設備を備え、OptoSigmaブランドにより日本、米国、フランス、ドイツ、中国、シンガポールを結ぶ生産・販売網を形成している。NASA火星探査機向け光学部品、頭部専用PET装置Vrainの受託製造、KAGRAや光格子時計関連の研究参画実績も持つ。
株式会社タカコ
総資産 169億円(2026/03)
株式会社タカコは、油圧機器、ソレノイドバルブ、自動車部品、精密部品、ボール溶接部品の製造・販売を主軸とする精密機械部品メーカーです。同社は特に小型アキシアルピストンポンプやその内蔵部品の製造において、世界で初めて量産化を実現した企業として知られ、油圧ポンプのピストン分野では世界トップシェアを誇ります。主要製品には、世界最小クラスの小型アキシアルピストンポンプ、コンパクトで高効率な小型HST(油圧式無段変速機)、高応答性と独自工法による一貫生産が特徴のソレノイドバルブ、そしてミクロン単位の精度で大量生産される油圧機器部品やボール溶接部品があります。これらの製品は、建設機械、工作機械、農業機械、産業機械、自動車部品、ロボット、介護機器、医療機器など、幅広い分野で利用されています。 同社の強みは、「絶えざる技術革新」と「世界にない工法」を生み出す「タカコイズム」にあります。工法開発部署を設け、高精度が求められる分野で世界トップレベルの技術力を維持しています。また、効率化を推進するため、「工法開発」「ライン化1個流し生産」「最適生産」「最適調達」の4つの取り組みを通じて、コストとエネルギーの削減、在庫抑制、グローバルな最適供給体制を構築しています。日本国内に本社・研究開発センター、滋賀工場、京都工場・技術革新センターを構えるほか、米国(Takako America Co., Inc.)とベトナム(TAKAKO VIETNAM CO., LTD.)にも生産拠点を展開し、グローバルな供給体制を確立しています。今後は、部品供給だけでなく、自社開発した小型ピストンポンプを介護やロボット産業など、人々の暮らしに直接貢献する製品として展開し、新たなビジネス分野の拡大を目指しています。 同社はカヤバ株式会社のグループ企業であり、ISO9001およびISO14001の認証を取得し、環境に配慮したモノづくりを推進しています。RoHS指令やREACH規制に対応した製品設計、リサイクル可能な素材の使用、省エネルギー化など、持続可能な社会への貢献にも注力しています。
株式会社モリテックス
上場総資産 167億円(2024/12)
株式会社モリテックスは、光技術を基盤とした幅広い製品とソリューションを提供する企業です。同社の主要事業は、高精度な光学レンズ、照明機器、コスメ関連システム、そして機能性材料の4つの柱で構成されています。光学レンズ事業では、テレセントリックレンズ、両側テレセントリックレンズ、FAレンズ、ラインスキャンレンズ、マクロレンズ、CCTVレンズなど、多岐にわたる製品を展開しています。これらのレンズは、半導体製造装置、mini/Micro LED、LIB(リチウムイオン電池)、FPD(フラットパネルディスプレイ)、LiDARといった最先端の産業アプリケーションにおいて、高解像度、高精度な位置合わせ、欠陥検出、高速画像取得を実現するために不可欠な役割を担っています。特に半導体分野では、ウェハ外観検査装置、ウェハテスティング装置、ダイシング装置、ボンディング装置、サーフェイスマウンティング装置など、製造プロセスの各段階で求められる微細なパターン形成や検査において、同社のレンズが極めて高い精度と信頼性を提供しています。顧客の特定の要件に合わせたカスタムレンズの提供も強みとしており、独自の光学設計技術と調芯技術を融合させることで、多様な素材や構造の特性観察に対応し、最適な光学系ソリューションを提供しています。照明機器事業では、ライトガイド、LED、LEDコントローラー、および関連アクセサリーを提供し、均一な照明や高コントラストな画像取得をサポートしています。コスメ事業では、肌カウンセリングシステム、肌スコープ、肌センサーなどを通じて、美容分野における科学的な分析とソリューションを提供しています。機能性材料事業においては、シール製品、スプリング製品、医療用カテーテル部材としてのメディカルチューブ、そして医薬品製造の品質管理に用いられる異物標準やカーギル標準屈折液などを展開しています。特に異物標準は、医薬品製造における自動異物検査装置の検出感度管理に不可欠であり、NISTトレーサブルな標準粒子をアンプルやバイアルに封入して提供することで、医薬品の品質保証に貢献しています。医療用カテーテル部材では、ステンレスやニチノールなどの金属細管に精密なレーザー加工、スカイブ加工、放電加工、樹脂被覆などを施し、医療用カテーテルや器具の製造を支えています。同社の強みは、高解像度、広視野、均一照明、高コントラストといった光学性能に加え、可視光から近赤外、短波長赤外まで幅広い波長帯域に対応する技術力、そして顧客ニーズに応じた柔軟なカスタマイズ対応力にあります。これらの技術と製品を通じて、同社は産業用検査、医療、美容など多岐にわたる分野の発展に貢献しています。
金子眼鏡株式会社
総資産 163億円(2026/01)
金子眼鏡株式会社は、1958年の創業以来、アイウェアの企画・製造・卸および販売を一貫して手掛ける企業です。同社は「職人魂を胸に、革新を世界に」という哲学のもと、高品質なアイウェアを世界中に提供しています。事業は大きくリテールビジネス部門(国内・海外直営事業)、ホールセールビジネス部門(国内・海外卸事業、アパレル卸事業)、プロダクトビジネス部門(製造事業)の三部門で構成されています。 同社の最大の強みは、福井県鯖江市に拠点を置く3つの自社工場「BACKSTAGE」「GLASSWORKS」「BASEMENT」による、生産から販売までの一貫した体制です。2009年設立の「BACKSTAGE」では、プラスチックフレーム(セルロイド、アセテート、鼈甲)の商品企画からデザイン、切削、加工、研磨、組み立て、調整に至る全工程を内製化し、職人の手仕事による妥協のないものづくりを追求しています。2016年設立の「GLASSWORKS」は、メタルフレーム製造に特化し、熟練職人の技術とマシニングセンタ、インバーター溶接機などの最新設備を融合させ、チタニウム素材や異素材コンビフレームの高精度な製造を実現しています。さらに2019年設立の「BASEMENT」では、最先端ロボット技術と熟練職人のハンドメイド技術を融合させ、生産効率と品質のさらなる向上、そして次世代への技術継承とイノベーションに挑戦しています。 同社は「金子眼鏡」「SPIVVY」「職人シリーズ(泰八郎謹製、井戸多美男作、恒眸作、與市)」「ISSEY MIYAKE EYES」といった多様なオリジナルブランドを展開しています。「金子眼鏡」ブランドでは、セルロイドの独特な質感と艶を追求した「KCシリーズ」や、チタニウム素材を用いたクラシカルかつモダンな「KVシリーズ」を提供。SPIVVYは「リアルモードなアイウェア」をテーマに、造形美、機能美、意匠美を兼ね備えた挑戦的なデザインが特徴です。職人シリーズでは、長年の経験を持つ熟練職人たちが、伝統的な製法と素材への深い理解に基づき、一本一本魂を込めて手作りする逸品を提供しています。ISSEY MIYAKE EYESとの協業では、高い品質と「用の美」を追求したアイウェアを開発・販売しています。 販売チャネルとしては、「金子眼鏡店」「KANEKO OPTICAL」「FACIAL INDEX」「THE STAGE」などの直営店を国内83店舗、中国3店舗、香港1店舗、フランス2店舗(2025年1月現在)とグローバルに展開しており、アイウェアを知り尽くしたプロの販売スタッフが顧客一人ひとりに最適な一本を提案しています。また、眼鏡店やデベロッパーへの卸売、アパレルブランドへのOEM提供も積極的に行い、幅広い顧客層に対応しています。同社は、生産から販売までを一貫して管理するサプライチェーンマネジメントの構築を通じて、さらなるグローバル化と眼鏡業界の発展に貢献することを目指しています。
株式会社オプトル
総資産 160億円(2026/03)
株式会社オプトルは、光の力を価値に変え、顧客ニーズに合わせたソリューションを提供するモノづくり企業です。同社は、世界最高レベルの光学・画像処理技術を核に、主に「車載ビジネス」「プロジェクションビジネス」「エッジセンシングビジネス」の3つの主要事業を展開しています。車載ビジネスでは、先進運転支援システム向けの車載ステレオカメラモジュールやヘッドアップディスプレイ用キーパーツを製造・販売し、高品質・高信頼性が求められる自動車産業の安心・安全・快適な社会実現に貢献しています。プロジェクションビジネスでは、プロジェクターメーカー向けの投射レンズモジュールやレーザーTV用レンズモジュールを提供し、幅広い製品ラインナップでユーザーの用途に合わせたプロジェクションユニットを実現。エッジセンシングビジネスでは、特殊レンズアレイや産業用レンズの製造・販売に加え、AI認識技術とステレオカメラを融合した「クレーン作業安全支援システム」を提供し、建設現場における吊り荷と作業員の接触事故リスク低減に大きく貢献しています。このシステムはNETISでVE評価を取得し、50以上の現場で導入され、導入後の事故ゼロという実績を持ち、「TOHOKU DX大賞 2024」最優秀賞も受賞しました。さらに同社は、複数のレンズを1枚の薄いレンズに集約できる画期的な新光学技術「メタレンズ」の開発に注力しており、ナノ構造体形成による特異な特性を実現し、直径30mmのレンズ量産体制を確立しています。東京農工大学との共同研究を通じて、偏光メタレンズ技術を次世代モビリティ、産業向け検査、ヘルスケア領域などに応用し、高度センシングモジュールの実用化を目指しています。メタレンズはレアアース材料への依存を大幅に低減し、環境負荷低減にも貢献する持続可能な光学デバイスとして、テクノロジーの進化と社会課題解決に新たな価値を提供し続けています。同社は長年培った精密成形、薄膜、光学素子加工、マイクロプロセスといったコア技術を融合させ、顧客の多様な業界課題解決に貢献するカスタマイズ対応も強みとしています。
ヤマト科学グループホールディングス株式会社
総資産 142億円(2024/09)
ヤマト科学グループホールディングス株式会社は、その主要事業会社であるヤマト科学株式会社を通じて、科学技術の発展に貢献する幅広い事業を展開しています。同社は、研究・開発・生産現場で使用される各種科学機器、研究施設・設備の設計・施工、および試薬・消耗品の製造・販売・輸出入を主軸としています。具体的には、恒温・乾燥器、恒温恒湿器、高温炉、プラズマ装置、恒温培養器、凍結乾燥・冷却トラップ、滅菌器、純水製造装置、濃縮器、減圧・加圧ポンプ、乳化・撹拌・振とう器、洗浄器、チュービングポンプ、天秤、水質測定器、表面・内部観察装置、分光・発光・蛍光装置、液体/ガスクロマトグラフ、物性計測装置、微生物・細胞・遺伝子関連機器、電気泳動装置、遠心機、冷凍庫・冷蔵庫、環境・プロセス関連装置、合成・前処理装置、試験検査機器、電子計測器など、多岐にわたる機器を提供しています。また、ヒュームフード、実験台、粉体封じ込めシステムといった研究施設全体の構築から、Lab Scape Systemによる最適な研究空間の創造、さらにはスマートロボティック・ラボアシスタントによる実験作業の自動化・効率化ソリューションも提供。バイオ医薬品用試薬、分子生物学用試薬、細胞培養用試薬、PCR試薬、感染症対策品などの消耗品も取り扱い、研究活動を包括的にサポートしています。施設計画から基本設計、施工、移送、保守管理に至るまでをワンストップで提供するトータルシステムエンジニアリングサービスが強みです。顧客は民間企業、大学、官公庁、公的機関、独立行政法人など多岐にわたり、化学、半導体、製薬、食品、電子材料といった幅広い分野の研究者や技術者に貢献しています。国内に多数の営業・サービス拠点を持ち、アメリカ、中国、欧州にも展開するグローバルな事業体制を確立しています。
株式会社IHIキャスティングス
総資産 141億円(2026/03)
株式会社IHIキャスティングスは東京都昭島市代官山に本社を置くIHIグループの精密鋳造子会社で、IHIグループ、航空機エンジンメーカー、宇宙機器メーカー、防衛機器メーカーを顧客に、精密鋳造品の製造・販売を担う。精密鋳造技術を駆使する航空宇宙・防衛分野向け部品メーカーの位置づけにあり、IHIのジェットエンジン用ブレード・ベーン等の精密鋳造を担当する製造機能子会社として機能する事業者と読み取れる。電話 042-500-8352 を窓口とし、グループの航空宇宙事業を製造面で支える事業形態である。
株式会社ヤガミ
上場総資産 138億円(2026/04)
株式会社ヤガミは、同社が専門商社とメーカーの機能を併せ持ち、教育理科機器、教育施設機器、保健福祉機器、救急資機材、産業電熱システムの順に事業を展開する企業である。理科機器では、小学校・中学校・高等学校の理科室を対象に、顕微鏡、試験管、光学機器、計測器具、物理・化学・生物・地学の実験器具などを製造・販売する。保健福祉分野では、全国の学校保健室へ自社開発の視力計・体重計、ベッド、衛生材料、感染対策用品、応急手当用品などを供給する。専門商社として1万点以上を扱う一方、教員や養護教諭の要望を反映したオリジナル製品を企画・開発する点に特徴がある。 教育施設事業では、学校、保育施設、医療・福祉施設、研究施設、公共施設向けの実験台、調理台、収納棚、流し台などを開発・製造・販売し、現地調査、レイアウト提案、特注設計、自社工場での製作、検品、耐震固定を含む据付まで担う。家具にはFRP製シンク、ポリカーボネート部材、昇降機構、空気触媒などを採用している。救急救命分野ではAEDと訓練用資機材を販売し、国産の蘇生法教育人体モデル「JAMY」を開発・製造する。産業分野では半導体メーカーなどに保温・加熱用電気ヒーターを提案し、打ち合わせから設計、納品まで対応するほか、グループで滅菌器や環境試験装置を国内外へ供給する。商品販売に加え、自社製品の企画開発、施設案件の設計・施工、産業設備の個別提案を組み合わせた事業構成を持つ。
アルバック・ファイ株式会社
総資産 137億円(2025/06)
アルバック・ファイ株式会社は、真空環境下で材料表面の元素組成、化学状態、分子情報、深さ方向分布を解析する表面分析装置の開発・製造・販売を主力事業とする。同社の製品群は、X線光電子分光分析装置(XPS)、二次イオン質量分析装置(TOF-SIMS、D-SIMS、Q-pole-SIMS)、走査型オージェ電子分光分析装置(AES)の順に構成される。PHI GENESIS、PHI Quantes、PHI nanoTOF 3+、PHI ADEPT 2、PHI 710などを展開し、5µm以下の空間分解能、高速マッピング、8nm以下のオージェ電子空間分解能、3Dマッピング、ppb級微量元素分析、深さ方向分析などに対応する。 装置販売に加え、分析用ソフトウェアPHI MultiPak、表面分析データベース、専門書、中古装置を扱い、解析・測定相談、技術提案、修理、消耗品販売、リモート支援、保守契約、ソフトウェア更新までを収益源とする。半導体・電子部品、薄膜・コーティング、合金・ガラス・セラミックス、磁気メディア、ポリマー、製薬、バイオメディカル分野のメーカーや大学・研究機関を対象とし、研究開発、工程改善、品質管理、異物・汚染検出、故障解析を支援する。クラスターイオン銃や大気非暴露搬送、超高真空技術を装置へ組み込み、茅ヶ崎の開発・製造拠点と米国・中国の関係法人を基盤にグローバル販売および保守体制を構築している点に特徴がある。
興和オプトロニクス株式会社
総資産 136億円(2026/03)
興和オプトロニクス株式会社は、長年にわたり培ってきた確かな光学技術を核に、多岐にわたる事業を展開する企業です。同社の主要事業は「光学事業」「ロボティクス事業」「環境事業」の三本柱で構成されています。光学事業では、産業用ビジョンユニット、セキュリティビジョンユニット、各種レンズ・カメラ、照明機械器具の開発・製造・販売を手掛け、産業用途から監視用、さらには個人向けのスコープ・双眼鏡・観光用望遠鏡まで幅広い製品を提供しています。特に、数ミクロンレベルの精密検査を可能にする高度な画像処理技術と、100種類以上の豊富なレンズラインナップが強みであり、製造業の品質向上と自動化に貢献しています。 ロボティクス事業では、ロボットシステムインテグレータとして、産業用ロボットとビジョンシステムを組み合わせたシステム開発を通じて、生産・物流現場の合理化・自動化を推進しています。医薬品製造ライン構築で培った経験を活かし、製造設備の企画から販売、導入後のサポートまで一貫したサービスを提供し、製造ラインのシミュレーションやDX提案にも積極的に取り組んでいます。生体認証システムも手掛け、多様な顧客の課題解決を支援しています。 環境事業は「サステナビリティ」をキーワードに、LEDによる植物工場野菜生産から始まり、多角的なソリューションを提供しています。自社発電所の運用管理や全国での太陽光発電設備導入推進、LED照明、蓄電池・EV充電器によるBCP対策、J-クレジット制度を活用した低炭素目標達成支援など、省エネ・創エネに貢献。さらに、一次エネルギー消費量を限りなくゼロにするZEB(ゼロエネルギービル)をはじめとした環境配慮型建築の設計・施工を自社建設部隊で行い、お客様のニーズに寄り添った提案を実現しています。これらの事業を通じて、同社は法人顧客の合理化・自動化・脱炭素化を支援し、個人顧客には高品質な光学製品を提供することで、社会全体の課題解決に貢献するビジネスモデルを確立しています。
大羽精研株式会社
総資産 136億円(2026/03)
大羽精研株式会社は、1973年の創業以来、長年にわたり培ってきた高度な精密加工技術と豊富なノウハウを基盤に、産業用ロボット部品、自動車部品、産業機械部品の製造を主要事業として展開しています。特にチップマウンター部品においては、40年以上にわたり世界トップシェアを誇る実績を持ち、ヘッド部品やスライドシャフトなどの精密部品を提供しています。同社は、未来の自動車部品(トランスミッション、サスペンション、試作部品など)や産業機械部品の製造にも注力しており、近年では医療機器分野におけるチタン製品の先端加工技術にも積極的に取り組んでいます。 同社の強みは、「できない」とは言わないというOHBA哲学に象徴される、顧客のあらゆるニーズに応える問題解決能力と、加工からアッセンブリ、そして厳格な測定までを一貫して行うトータルサポート体制にあります。研削加工(円筒研削、内面研削、平面研削)、切削加工(マシニング、旋削)、放電加工(ワイヤーカット、型彫放電)といった多岐にわたる加工技術を駆使し、±1μmの高精度加工、小径深穴加工、鏡面加工、微細穴加工などを実現しています。また、ツァイス製3次元測定機やX線CT三次元測定機を含む最新鋭の測定設備を完備し、加工品質の保証を徹底。特殊形状工具の内製化により、高難度加工や短納期にも対応しています。同社は、アルコニックス株式会社の100%子会社として安定した経営基盤を持ち、ISO14001認証取得を通じて環境保全にも貢献しながら、国内外の幅広い顧客層に対し、高品質かつ高付加価値な精密部品を提供し続けています。
株式会社旭製作所
総資産 134億円(2023/12)
株式会社旭製作所は、1950年の創業以来、理化学用ガラス機器の加工からスタートし、現在ではガラスの総合メーカーとして多角的な事業を展開しています。同社の事業は主に「硝子製品事業部」「科学機器事業部」「半導体・産業機器事業部」の三つの柱で構成されており、世界中のラボや研究所、産業界をサポートしています。硝子製品事業部では、実験用ガラス器具や各種ガラス製装置、石英ガラス製品の製造販売を手がけ、研究者のイメージを具体的な形にするためのガラスプラントの設計・製作・メンテナンス、装置レンタル、受託実験・生産も行っています。特にフロー合成やバッチ反応システムに関するSyrris製品の販売を通じて、最先端の研究開発を支援しています。科学機器事業部では、各種分析装置、理化学汎用機器、消耗品機材の販売に加え、自動化装置の設計製作や樹脂・金属の特注製作も提供し、あらゆる理化学ニーズに応えています。半導体・産業機器事業部は、半導体製造装置の各種部品の再生洗浄・オーバーホール、および顧客のクリーンルームでの保守・メンテナンスサービスを提供し、半導体産業の安定稼働に貢献しています。 同社は積極的なM&Aや資本業務提携を通じて事業領域を拡大しており、例えば、フロー合成装置メーカーであるCHEMTRIX BVや株式会社DFCをグループに迎え入れることで、ラボスケールから生産スケールまで対応可能なフロー合成ソリューションのフルラインアップを構築しました。また、スイスのPremex Solutions GmbH(マグネット撹拌シール、耐圧容器)やイタリアのSoffieria Sestese S.r.l.(ガラスプラント)などの海外企業をグループに加えることで、グローバルな供給体制と技術力を強化しています。70年以上の歴史の中で培われた「新・真・進」の精神に基づき、常に新しい技術と知識を追求し、高品質な製品とソリューションを提供することで、顧客の課題解決に貢献し、社会の発展に寄与する企業グループを目指しています。製品は71カ国に納入実績があり、国内外に14社のグループ企業を持つグローバル企業として、研究開発から産業用途まで幅広い顧客層を支えるビジネスモデルを確立しています。
株式会社島津理化
総資産 123億円(2026/03)
株式会社島津理化は、同社が日本で初めて製造した教育用理化学機器を祖業とし、小学校・中学校・高等学校の理科・産業教育、高等専門学校や大学の基礎物理教育に向けて、顕微鏡、物理実験器、実験キット、ICT教材、STEAM・DX教材を開発・製造・販売する。教育課程や授業での操作性を踏まえた機器設計に特徴があり、LED照明式顕微鏡、万有引力実験器、プログラミング教材などを扱う。国際物理オリンピック2023日本大会では、大学教員らの試作機を基に2種類の試験用実験装置を設計し、それぞれ約450セットを量産した実績を持つ。 研究設備事業では、大学、研究所、学校、病院、工場などを対象に、実験台、ドラフトチャンバー、薬品庫、廃水処理装置、純水製造装置などを製造・販売し、安全性、省エネルギー、研究効率を考慮した施設設計も担う。研究施設の新設・移転時には、精密機器の移設計画やラボ構築を支援する。さらに、40年以上の経験を基に大学・短期大学の学部学科新設、改組転換、認可申請、キャンパス計画を支援するほか、島津グループの海外ネットワークを活用し、日系企業の海外進出に伴う書類作成、通関、海外プラント内のラボ整備、ODA・円借款・医療案件、海外製品の輸入販売を手掛ける。機器・設備の販売に、施設設計、移設、教育機関向けコンサルティング、海外業務支援を組み合わせる事業構成を強みとする。
東京特殊硝子株式会社
総資産 123億円(2026/03)
東京特殊硝子株式会社は、ガラスの超精密研磨、成膜、特殊加工、建築用板ガラスの販売・施工を手掛ける加工メーカーである。同社の主力は液晶・タッチパネル用フォトマスク基板や車載ミラーの超精密研磨で、石英基板は最大1700×1800mm、ソーダライム基板は最大1900×2100mmに対応する。片面・両面研磨、ラップ、ポリッシュ、洗浄、検査、梱包を担い、平面度10µm以下、表面欠陥2µm以下の検査体制を備える。FPDメーカー、半導体関連企業、自動車部品メーカー、光学機器メーカーなどから加工を受託し、試作・小ロットから量産まで顧客仕様に合わせて製造する。 成膜事業では、真空蒸着、インライン・バッチ・インターバックスパッタにより、ITO、Cr、Al、Ag、Tiなどの薄膜や、反射防止膜、多層膜、防汚膜、UV・IRカットフィルターを形成する。用途は液晶ガラス、自動車用ミラー、複写機用帯電防止膜、医療機器、車載測定器、光通信部品に及ぶ。特殊加工では、化学強化、切断・面取り、CNC異形加工、スクリーン印刷、ウォータージェット加工、石英加工、光学レンズの設計・研磨・コーティング・組立を扱う。建築硝子部は窓、カーテンウォール、ドア向けの強化ガラス、複層ガラス、防犯ガラスの販売・施工を担う。群馬県藤岡市の複数工場と台湾工場を生産基盤とし、研磨・成膜・曲げ・強化を組み合わせられる設備構成、大型基板への対応力、国産高級車への車両用ミラー採用実績を強みとする。
株式会社東洋精機製作所
総資産 120億円(2026/03)
株式会社東洋精機製作所は、同社が1934年の創業以来培ってきた材料評価技術を基盤に、高分子材料評価試験装置、プラスチック試験機、ゴム試験機、紙・パルプ試験機、繊維・染色試験機、塗料・印刷インキ試験機および測定機を開発・製造・販売する専門メーカーである。100種類を超える製品群を持ち、引張・圧縮・曲げ・剥離、衝撃、摩擦・摩耗、厚さ・硬さ・密度、耐候性、熱特性、混練・押出特性などの物性評価に対応する。ストログラフ、ラボプラストミル、キャピログラフなどの自社製品に加え、米国AMETEK社アトラス事業部の耐候性・耐光性試験機も取り扱う。 素材、自動車、電子部品、産業用品、生活用品のメーカー、公設試験研究機関、教育機関を主な顧客とし、品質管理、研究開発、材料選定、製品検査に必要な試験環境を支える。試験機本体の販売に加え、治具、部品、消耗品、修理、校正、サンプルテスト、規格対応資料を扱い、導入後の保守需要から継続収益を得る事業構成である。1970年代から材料試験の自動化に取り組み、全自動引張試験機、全自動衝撃試験機、試験片寸法測定装置などで測定作業の省力化と再現性向上を図る。国内3支店と東京工場・舟渡サポートセンターを置き、上海現地法人およびアジア、北米の代理店網を備える点も販売・保守体制の強みである。
フジプレアム株式会社
上場総資産 117億円(2026/03)
フジプレアム株式会社は、独自の精密貼合技術を核とした研究開発型企業であり、「不可能への挑戦」をモットーに、時代のニーズに応える高機能複合材関連事業と環境ビジネス関連事業を展開しています。同社の主要事業領域は、モビリティ、情報エレクトロニクス、エコロジー&リビングスペース、エンジニアリングの4つに大別されます。 精密貼合技術は、ディスプレイ、半導体、建材など多岐にわたる製品の中間工程において、異なる素材同士を寸分の狂いなく貼り合わせることで、素材の潜在能力を最大限に引き出し、新たな機能的価値を創出するものです。同社はこの精密貼合を社内で一貫して完結できる強みを持っており、メカトロニクス事業部が設計する貼合機と現場のノウハウ、研究開発部門の知見を結集させています。材料調達からカット、印刷、貼合、アッセンブリ、出荷検査までを自社工場内で一貫生産することで、効率的かつ確かな品質保証を実現しています。具体的な加工としては、フィルムや樹脂板のカット、低〜高粘度材料に対応する塗布印刷(接着剤、インキ、ペースト、電解液、封止材)、ストレスフリー貼合、アライメント付超精密貼合、大型枚葉貼合、ロールtoロール貼合など多様な方式に対応し、フィルム、ガラス、樹脂版といった幅広い素材の複合化を可能にしています。 モビリティ事業では、車載ディスプレイの革新をはじめとする次世代モビリティの推進に貢献し、情報エレクトロニクス事業では、ディスプレイデバイスの高性能化を独自技術で支えています。エコロジー&リビングスペース事業では、太陽電池モジュールの開発・製造・販売を通じてクリーンエネルギーの普及に貢献するほか、建材や住環境に関する貼合加工により、住空間に新たな機能や意匠性をもたらす製品を提供しています。特に環境分野では、産業用および住宅用太陽光発電システムの普及活動に加え、土地を有効活用する営農型太陽光発電システム(トラッキングシステム)の開発・導入にも積極的に取り組んでいます。エンジニアリング事業では、40年以上の実績と新たな発想を融合させ、ロボットシステムを活用した省人化設備や効率的な生産ラインの構築、納入後のメンテナンスフォローまで、顧客の理想を形にする最適なシステムを提供しています。これらの事業は、自動車産業、情報産業、医療分野、次世代ディスプレイ分野、建材業界、住環境関連企業など、幅広い顧客層に貢献しています。
京セラSOC株式会社
総資産 114億円(2026/03)
京セラSOC株式会社は、オプトロニクス技術を基盤に、精密光学部品、精密光学機器、固体レーザ発振器の製造販売を主要事業として展開しています。同社は、昭和29年の設立以来、半世紀以上にわたり光技術の豊富な実績と幅広い経験を積み重ねてきました。 精密光学部品事業では、レーザミラー、分光フィルタ、大口径レンズ、非球面ミラーなど、お客様の多様な要望に応じた設計・製造を行っています。特に、高出力レーザ用の集光レンズや対物レンズ、fθレンズはカタログ品としても提供されており、固体レーザ用ミラー、エキシマレーザ用ミラー、ウルトラファーストオプティクス、レーザ結晶・非線形結晶、各種光学フィルタ、偏光素子、特殊レンズ、UV対物レンズ、生物顕微鏡用対物レンズ、長作動距離液浸対物レンズ、カスタム対物レンズ、集光レンズ、バリアブル・アッテネータなど多岐にわたる製品群を揃えています。同社の強みは、光学設計、超精密光学研磨、薄膜成膜技術を駆使した一貫した製造プロセスにあり、高耐力コーティング技術も有しています。これらの製品は、光通信、半導体プロセス、医療、レーザ加工、精密計測、印刷、環境計測、宇宙などの幅広い分野で活用されています。 精密光学機器事業においては、お客様が開発・製造する様々な光学装置に組み込まれる光学機器や光学系を、要望に応じて提供しています。設計・開発から製造までを一貫して手掛けることで短納期を実現し、精密研磨、高耐力コーティング、レーザ光源といった同社独自のコア技術と、長年の経験で培われた収差補正などの設計ノウハウを最大限に活用し、高品質な光学機器・光学系を提供しています。真空紫外域から赤外域までの幅広い波長域での実績があり、レーザ計測機器、レーザ加工機器、防災安全監視装置、環境観測レーザレーダーといった用途で貢献しています。 レーザ製品事業では、固体レーザおよびダイレクトダイオードレーザを製造・提供しており、特に「JUNO」シリーズが主力製品です。このシリーズは、小型低出力CWレーザとして、医療、バイオ、計測、分析といった幅広い分野で利用されています。同社独自のビーム成形や光制御技術、そして高信頼性のレーザオプティクスを背景に、高い安定性を実現し、国内屈指のレーザ製品として高い評価を得ています。「JUNO-Compact」はコントローラ分離型で豊富な波長ラインアップと高い互換性を持ち、装置組込型に最適化されています。また、「JUNO All in One」はコントローラ一体型で省スペース設計が特徴です。これらのレーザは、DNAシーケンサー、共焦点顕微鏡、フローサイトメトリー、マイクロアレイリーダー、ラマン分光、蛍光分析、粒子計測、半導体/液晶検査、光造形、プリンティングなど、多岐にわたるアプリケーションでその性能を発揮しています。同社は、これらの事業を通じて、オプトロニクス分野における先進技術開発を推進し、社会の発展に貢献し続けています。
株式会社エビデント長野
総資産 111億円(2025/03)
株式会社エビデント長野は、エビデントグループの製造拠点として顕微鏡の製造・修理を担う。同社は、オリンパス時代から培われた光学技術を基盤に、ライフサイエンス研究、臨床検査、教育、材料解析、品質管理、半導体・電子部品検査などで使用される顕微鏡関連製品の生産を支えている。対象となる製品群には、生物顕微鏡、工業用顕微鏡、デジタルマイクロスコープ、レーザー走査型顕微鏡、測定顕微鏡、半導体・FPD検査顕微鏡などがあり、光学性能と測定精度、再現性が求められる研究・検査用途に対応する。 製造した顕微鏡は、大学・研究機関、医療・臨床研究施設のほか、自動車、航空宇宙、半導体、電子機器、金属・材料分野のメーカーや品質保証部門で、細胞・組織の観察、製品表面の3D形状測定、欠陥検出、微細構造解析、清浄度検査などに用いられる。修理事業では、顕微鏡の機能と精度を維持し、研究・検査・生産現場における継続利用を支える。顕微鏡本体の製造と修理を組み合わせた事業構成を採り、製品供給後も保守需要に応えるビジネスモデルに特徴がある。無限遠補正光学系、共焦点光学系、レーザー走査、デジタルイメージングなどを用いる製品群を支える生産技術に加え、医療機器の品質管理に関するISO 13485および環境管理に関するISO 14001の認証取得が、製造拠点としての品質・環境管理体制を裏付ける。
グラフテック株式会社
総資産 111億円(2025/06)
グラフテック株式会社は、同社の主力である計測関連機器と情報関連機器の開発・販売を手掛けるメーカーである。計測分野では、温度・電圧などを収集するGLシリーズをはじめ、計測ユニット拡張型データロガー、記録計、空調向け節電・脱炭素システムを扱う。LoRaWAN、BLE、GPS、RFIDを組み合わせたLive Location Serviceでは、工場や物流施設における人員・物品の位置、動線、滞在時間、設備稼働状況をクラウド上で可視化し、作業分析、トレーサビリティ、危険区域管理に利用できる。食品・化学製品業界向けの極小金属検出機も事業領域に含む。 情報機器分野では、印刷・看板・包装・アパレルなどの事業者向けカッティングプロッタと、個人向け小型カッティングマシンを展開する。フラットベッド型や自動給紙型の機種に加え、Graphtec Studio 2やCutting Master 5などの設計・出力ソフトウェア、替刃などの消耗品を販売する。静電吸着、デジタルサーボ、ARMS自動トンボ読み取り、バーコード連携を用いた高精度なカット加工が特徴で、1958年に日本初のX-Yレコーダ、1961年に日本初のX-Yプロッタを開発した実績を持つ。機器販売を中心に、導入設定、操作指導、修理、保守、計測機器の校正、クラウド年間利用料を組み合わせ、導入後まで収益を得る事業構成である。国内営業拠点に加え、米国、中国、タイ、オランダなどのグループ拠点を介して海外市場にも販売網を持つ。
株式会社ニコン・トリンブル
総資産 110億円(2026/03)
株式会社ニコン・トリンブルは、日本の光学機器メーカーである株式会社ニコンと、測位技術の世界的リーダーである米国Trimble Inc.との50:50の合弁企業として2003年7月1日に営業を開始しました。同社は、測量・測位技術をコアとし、GNSS(全地球測位システム)、光学、レーザ、IMU(慣性測位装置)、画像処理といった最先端の計測技術とソフトウェア、通信、IT技術を融合させた幅広い製品・サービス・ソリューションの企画・開発から製造、輸出入、販売、そしてサポートまでを一貫して提供しています。 主要な事業領域は多岐にわたり、社会整備の基礎となる測量・調査分野では、自動追尾トータルステーション、GNSS測量機、3Dレーザスキャナー、デジタルレベル、各種ソフトウェアを組み合わせ、踏査から現地観測、成果出力までの一連の作業効率化と高品質なデータ取得を実現します。土木分野では、i-Constructionに代表される三次元設計データや通信・サーバー技術を駆使し、土地造成、道路・港湾・河川工事、ダム建設などにおける調査・計画から設計、施工、維持管理までの一連の建設プロセスを最適化し、品質と安全性の確保、生産性向上に貢献しています。建築分野では、BIM対応のワンマン墨出し機や3Dスキャナー、BIM専用トータルステーションなどを活用し、現況調査、レイアウト、測設、躯体位置管理、設備設置ポイント誘導、施工精度管理をシームレスなデータ運用で効率化します。 さらに、インフラ維持管理分野では、画像取得と測距を同時に行う画像計測ソリューションにより、コンクリート橋梁のひび割れ検査などの変状調査や構造物検査業務の効率化を図ります。農業・林業分野では、GNSS位置情報をベースにした農作業機の自動操舵システムやガイダンスシステム、作物生育管理センサー、クラウドを活用した営農支援ソリューションを提供し、圃場整備、播種、施肥といった農作業の効率化と生産性向上を推進しています。変位計測分野では、GNSS、光学、レーザ、画像計測技術と専用解析ソフトウェアを融合し、地盤や構造物の変位・変状モニタリングを通じて自然災害の予防に貢献。空間情報計測・GIS分野では、MMS(モバイルマッピングシステム)やUAS(無人航空機システム)、屋内マッピングシステムを用いて、高精度な三次元空間情報やジオリファレンス画像、点群データを迅速に取得し、測量、建設、インフラ維持管理、災害復興など多様な分野で活用されています。また、OEM・自動運転分野では、Applanixの慣性技術を基盤としたGNSS/IMUボードや開発プラットフォームを提供し、移動体管理システムなどへの組込みをサポートしています。 同社の強みは、研究開発から生産、販売、アフターサポートまでの一貫した体制にあり、GNSS、光学・レーザ・画像、ジャイロ・慣性といったコア技術を自社で開発・製造しています。全国各地の専門販売店やパートナーと連携した地域密着型の販売・サポートネットワークを通じて、顧客の課題に合わせた最適なソリューションを提案し、製品導入後も継続的なサポートを提供することで、顧客の生産性向上とDX推進を強力に支援しています。例えば、土木工事における3次元測量やICT施工、橋脚点検作業の効率化、農業における自動操舵システムによる作業時間短縮など、具体的な導入事例で顕著な成果を上げています。
株式会社ニコンビジョン
総資産 110億円(2026/03)
株式会社ニコンビジョンは、株式会社ニコンの望遠鏡事業を分社・独立する形で設立されたニコングループの光学機器メーカーであり、双眼鏡、単眼鏡、フィールドスコープ、ルーペ、大型双眼鏡、観光望遠鏡、携帯型レーザー距離計、携帯型顕微鏡と付属品を扱う。同社はこれらの製品について、設計、製造、販売、修理、輸出入を事業内容に掲げ、スポーツ観戦、アウトドア、野鳥観察、ゴルフ、観光施設、研究用途に向けたスポーツオプティクス製品を主軸に置く。 ニコングループで培われた光学技術を基盤に、遠方観察、精密な測距、拡大観察を必要とする利用者や法人施設に製品を供給する点に特徴がある。ビジネスモデルは、自社ブランドの光学機器と関連付属品を国内外の市場へ販売し、修理対応や輸出入機能を組み合わせて製品ライフサイクルを支える構成である。2001年4月の設立以降、ニコンの技術資産を継承した専門子会社として、携帯型から施設設置型までの観察機器を展開している。
山形カシオ株式会社
総資産 107億円(2026/03)
山形カシオ株式会社は、カシオグループ国内唯一の製造拠点兼マザー工場として、電子機器の設計・製造・販売を担う。同社の主力は、OCEANUSやMR-Gなどの高級アナログ時計、時計用ムーブメント、関数電卓、プロジェクター、AIペットロボットMoflinの生産である。金型設計・製作、1/1000mm単位の精密加工、樹脂成形、スパッタリングや薄膜塗装による華飾、基板実装、組立、検査までを社内で担い、国内外のカシオ生産拠点へムーブメントや生産技術も供給する。自社開発の自動化設備、画像認識、センシング、3Dデータによる仮想検証、官能検査の数値化を組み合わせ、技能認定作業者の手作業とデジタルエンジニアリングを融合した製造体制に特徴がある。 カシオ製品に加え、法人向けEMSでは量産設計、回路・基板設計、金型製作、部品調達、高密度実装、組立・検査、個別出荷、修理までを受託する。防水・小型・堅牢設計を得意とし、ETC車載器、カーオーディオ、決済端末、通信端末、コントローラーなど20社・200製品以上の実績を持つ。工場設備と技術を活用して相手先ブランド製品を量産し、カシオグループ向け生産と外部企業からの製造受託を収益の柱とする事業構成である。独自商品では、骨伝導と超音波を使う水中トランシーバーLogoseaseⅡを開発し、ダイバーのほか消防・警察の水難救助隊、港湾作業者、海洋学校へ展開する。医療分野では皮膚科向けダーモカメラ・ダーモスコープ、産婦人科向けコルポカメラを製造し、医療機関への個別発送や修理にも対応する。
株式会社ソノコム
上場総資産 101億円(2026/03)
株式会社ソノコムは、電子業界向けスクリーンマスクの専業メーカーとして、スクリーン印刷用版の製造販売を中核に置く東証スタンダード上場企業である。同社はメタルマスクを主力製品とし、電子部品実装やプリント基板製造の現場で使われるレーザーメタルマスク、アディティブメタルマスク、サスペンドメタルマスクを扱う。スクリーン印刷用の材料、機械、器具の販売も事業内容に含み、電子業界の製造工程で必要となる版材と周辺資機材を組み合わせて供給する事業構成に特徴がある。 画像形成技術とエレクトロフォーミング技術を用いた開口精度、板厚精度の管理を強みとし、表面実装、はんだ印刷、バンプ形成など微細化が進む電子部品実装工程に対応する。製品は用途や工程条件に合わせて設計され、微細パターンの転写精度や生産安定性を重視する電子機器メーカー、電子部品実装業者、プリント基板関連企業を主な顧客層とする。外観検査装置の取り扱いにより、微小欠陥の検出や検査工程の高度化にも関わり、スクリーンマスク製造販売を収益の柱としながら、印刷工程の精度管理に必要な製品群を展開している。
中川装身具工業株式会社
総資産 99億円(2024/12)
中川装身具工業株式会社は、1949年の会社設立以来、アクセサリー・ジュエリー用チェーン・パーツの製造・販売を中核事業として展開する装身具のリーディングカンパニーです。同社は、貴金属(K18、K14、K10、プラチナPt850)、シルバー、真鍮、その他非金属素材、ゴールドフィルド(1/20 K14GF)、ステンレス、チタンなど多岐にわたる素材を取り扱い、3,000種類を超えるチェーンと30,000種類を超えるパーツを提供しています。自社工場の熟練した技術と精緻な生産技術、独自のノウハウ、システムの開発を強みとし、常に高品質でオリジナリティ溢れる新商品を国内外に供給しています。 事業内容としては、アクセサリー・ジュエリー用チェーン・パーツの販売を中心に、中間品の提供、加工依頼の受託、完成装身具の製造、さらにはお客様の企画立案から量産化までを一貫してサポートするOEM製品の製造も幅広く手掛けています。めっき加工についても相談を承っており、電気めっき(金めっき、銀めっき、ロジウムめっき、パラジウムめっき、ニッケルめっき、古美めっき)やイオン・プレーティング(乾式めっき)といった多様な技術を提供しています。品質管理においては、K18やプラチナなどの貴金属類、シルバー、丹銅・黄銅、ステンレス、チタニウムなど多様な材質の鎖について、接合部に熔着・溶接を施した製品は生産ロットごとに引張強度検査を実施し、厳格な出荷基準をクリアした製品のみを提供しています。 同社は「創造・和・誠実」を社是とし、常に新しい製品・マーケットの創造、業種を越えた取り組み、業界の活性化に努めています。また、CSR活動にも積極的に取り組み、2020年にはRJC(責任あるジュエリー協議会)認証を取得し、紛争鉱物の不使用、児童労働・強制労働への不関与、地球環境の維持、人権の尊重、社員の働きがい向上に重きを置いています。環境方針を定め、自然共生サイトへの支援活動や30by30アライアンスへの参加を通じて、環境保護にも貢献しています。国内には東京本社、御徒町、大阪、甲府、伊勢、名古屋に拠点を持ち、北上と筑波に工場を構えるほか、アメリカ、香港、スリランカ、タイにも海外関連事業所を展開し、グローバルな事業活動を行っています。主な顧客は卸売専門店や業者であり、NAPSやきんやといった業者向け販売店舗を通じて、幅広いニーズに応えています。
日本精工九州株式会社
総資産 98億円(2026/03)
日本精工九州株式会社は、1995年11月に設立され、福岡県うきは市を拠点に、世界トップクラスのシェアを誇る高性能・高品質な精密ボールねじおよびオールインワン直動製品「モノキャリア™」の製造・技術開発を専門とする企業です。同社は1996年の操業開始当初、自動車用ステアリング関連部品や精密機械部品を生産していましたが、2001年からは精密ボールねじの生産を開始し、NSKグループの事業再編を経て、ミニチュアから大型まで幅広いボールねじ製品の製造・技術開発に特化した専用工場へと事業転換しました。現在では、NSKグループにおける国内唯一の産業機械向けボールねじ生産工場として、海外工場のマザープラントの役割も担っています。 同社の主要製品である精密ボールねじは、回転運動を直線運動へ、または直線運動を回転運動へスムーズに変換する機械要素部品であり、高精度化・高速化・省エネ化といった高度な産業ニーズに応え、工作機械、医療機器、半導体製造装置、産業ロボット、射出成形機、食品・薬品製造装置など、幅広い分野で利用されています。また、2017年からはNSKが独自開発した、ボールねじ、リニアガイド™、サポート軸受を一体化した軽量コンパクトな一軸アクチュエータ「モノキャリア™」の製造も手掛けており、長期メンテナンスフリーを実現し、多様な用途に対応しています。 同社は、他社の追随を許さない高精度と唯一無二の技術力を強みとし、高速・高精度化に加え、低騒音・低振動化、グリース漏れ・飛散防止による機械のクリーン化など、人や環境に優しい製品の進化を追求しています。地域社会との共存共栄を重視し、恵まれた自然環境の中で持続可能な事業展開を行うとともに、従業員の健康と働きがいを重視した健康経営を推進し、良き企業市民として地域貢献にも積極的に取り組んでいます。これらの活動を通じて、安全、安心、快適で豊かな未来の実現に貢献しています。
日発精密工業株式会社
総資産 97億円(2026/03)
日発精密工業株式会社は、日本発条株式会社の完全子会社として、精密加工部門を担う企業です。同社は1958年の設立以来、塑性加工技術、熱処理技術、研磨技術という3つの基幹技術を融合させ、サブミクロン領域の超精密加工を実現しています。主要事業として、ねじ成型用パンチやゲージなどの「ねじ工具」、A/T・CVT用皿ばね、パワーステアリング・CVT用ベーン、二輪車用ブレーキディスクといった「自動車用部品」、さらには継ぎ手用重ね板ばね、皿ばね、金型用ガスクッション、架線用バランサなどの「産業用精密部品」の製造・販売を手掛けています。 同社の強みは、これらの高度な精密加工技術に加え、CAEシステムを積極的に活用した評価・開発技術、測定技術、分析技術を駆使し、常に高品質かつオリジナリティに富んだ製品を市場に提供している点です。お客様第一主義を掲げ、きめ細かい販売サービス体制と効率的な生産方式を確立しており、Astemo株式会社、カワサキモータース株式会社、スズキ株式会社、YKK AP株式会社など国内外の自動車部品メーカー、機械メーカー、建材メーカーといった多岐にわたる顧客層に製品を供給しています。また、国際規格ISOの認証取得を通じて品質と環境への取り組みを本格化し、カーボンニュートラルや産業廃棄物ゼロを目指す環境保全活動、労働災害ゼロを目指す安全衛生活動にも注力しています。地域社会への貢献も重視し、持続可能な社会の発展に寄与するビジネスモデルを展開しています。
株式会社昭工舎
総資産 95億円(2026/01)
株式会社昭工舎は、同社の中核である腕時計外装部品・文字板と、指輪やペンダントなどの装飾品を製作・販売する精密加工メーカーである。腕時計文字板事業では日本トップシェアを持ち、最高級品からカジュアル製品まで対応する。文字板本体、アワーマーク、カレンダー窓枠、ブランドロゴなどを、金型製作、プレス、切削、調色、植込み、貝加工、印刷といった工程で製造する。スイス製加工機や自社仕様の専用機を用い、ミクロン単位の加工精度と、白色・青色だけでもそれぞれ300種類以上を扱う調色技術を組み合わせる点に特徴がある。 宝飾事業では、ブライダルジュエリーとファッションジュエリーを対象に、企画開発、3D原型設計、鋳造、切削、研磨、石留め、レーザー刻印、仕上げまでを国内工場で担う。ダイヤモンド用石座「クロスステッチ」は製造特許第6360822号を取得し、ペンダントやピアスへ展開されている。カシオ計算機、シチズン時計グループ、セイコーウォッチ、セイコーエプソンなどの時計メーカーから企画やデザインを受け、量産品の受託製造と自主開発品の提案を組み合わせる事業構成である。東京・埼玉の工場に加え、中国とミャンマーに製造拠点、香港に販売拠点を置き、国内生産の職人技と海外供給体制を併用している。
OWNDAYS株式会社
総資産 93億円(2026/03)
OWNDAYS株式会社は、株式会社オンデーズをはじめとするグループ会社を通じ、メガネ・サングラスの製造販売とフランチャイズ運営を行う企業である。同社は、男性・女性・子ども向けの度付きメガネ、度なしメガネ、サングラス、雑貨を店舗とオンラインストアで販売する。フレームとレンズを組み合わせて販売するほか、購入履歴に登録された度数の利用、手持ちのメガネと同じ度数での作製、店舗で視力測定後に度付きレンズへ交換できるデジタル式のレンズ交換チケットなど、実店舗とECを連携した購買方法を設けている。 レンズ商品では、薄型非球面レンズや両面非球面設計の超極薄レンズをはじめ、ブルーライトカット、UV・HEVカット、調光、可視光調光、偏光、ゲーミング用途など、利用環境に応じた選択肢を扱う。耐傷・防汚・静電気防止の表面処理や、レンズ表面に水分を膜状になじませるくもり止めコートも用意し、視力補正だけでなく、紫外線対策、屋外活動、運転、パソコン作業、ファッション用途にも対応する。すべてのメガネ・サングラスでUVカット率99%以上を掲げる点も商品上の特徴である。 グループの事業地域は日本に加え、シンガポール、台湾、香港、オーストラリア、タイ、フィリピン、マレーシア、ベトナム、インドネシア、カンボジア、アラブ首長国連邦などに及ぶ。直営・オンライン販売による商品収入とフランチャイズ運営を組み合わせ、日常的に視力補正を必要とする利用者から、子ども、パソコン利用者、運転者、アウトドア愛好者、eスポーツ利用者までを対象とする。店舗網、EC、デジタル会員機能、レンズ交換サービスを結び付けた販売体制と、用途別レンズを選択できる商品構成を強みとする。
株式会社トヨテック
総資産 85億円(2024/03)
株式会社トヨテックは、80年以上の歴史を持つ総合光電子機器メーカーであり、光学(Opto)、精密機械(Mechanical)、電子技術(Electronics)の3つの専門技術を基盤に、顧客のニーズを設計・開発から製品化まで一貫して実現しています。同社は、10,000種類以上の光学レンズを開発・販売してきた実績を持ち、特に超低歪みで120°広角のRDL(Real Distortion-Less)レンズユニットなど、高性能なカスタム光学部品の製造に強みを持っています。製品ラインナップには、プラスチックレンズ、光学ガラスレンズ、ハイブリッドレンズ、機械部品、光学アセンブリ、光学薄膜コーティングが含まれ、試作から量産までの一貫したサポートを提供するとともに、専門的な評価装置も提供しています。 同社の技術は、農業、ファクトリーオートメーション、自動車・輸送機器、セキュリティ・自動認識・生体認証、医療機器、XR(VR・AR・MR)技術、建設機械、ロボティクスIoT、計測機器といった多岐にわたる産業分野で活用されています。また、光学レンズユニットや光学レンズに関わるエンジニア向けに実践的な技術情報を提供する専門ウェブサイト「Optical Design Technology Navigator」を運営し、技術コミュニティへの貢献も行っています。グローバル展開も積極的に進めており、日本国内に加え、中国、北米、欧州に販売拠点と生産拠点を持ち、国際展示会への出展を通じて世界市場での存在感を高めています。 トヨテックは、1970年に設立された「トーヨーサークル」ビジネスグループの中核企業であり、「相互信頼、相互協力、相互成長」を理念に、光学および精密機械分野におけるワンストップソリューションを提供しています。このグループ体制により、各メンバー企業の専門性を高め、グループ全体の競争力強化を図っています。経済産業省が選定する「グローバルニッチトップ100選」にも選出されるなど、その高い技術力と市場での独自性が評価されています。
株式会社宮城ニコンプレシジョン
総資産 83億円(2026/03)
株式会社宮城ニコンプレシジョンは、株式会社ニコンのグループ会社として、主にFPD(フラットパネルディスプレイ)露光装置の開発、設計、生産を担う企業です。スマートフォン、タブレット、テレビなどに使用される液晶パネルや有機ELパネルといったフラットパネルディスプレイの製造工程において不可欠な、高精度な露光プロセスを実現する装置を提供しています。同社は、親会社であるニコンが長年培ってきた光学技術と精密加工技術を基盤とし、ミクロンオーダーの微細なパターンをガラス基板上に転写する超精密なものづくりを強みとしています。これにより、高解像度かつ高品質なディスプレイ製造に貢献しています。 FPD露光装置は、ディスプレイの大型化や高精細化が進む現代において、その性能を左右する重要な要素であり、同社の技術は世界の主要なFPDメーカーの生産ラインを支えています。開発から設計、生産までを一貫して手掛けることで、顧客の多様なニーズに応え、最新のディスプレイ技術の進化に貢献しています。株式会社ニコンの精機事業は、半導体露光装置とFPD露光装置を二本柱としており、宮城ニコンプレシジョンはFPD露光装置の専門拠点として、グループ全体の技術力と生産能力を強化する役割を担っています。地域に根差した企業として、人材育成や技能・技術の伝承にも力を入れ、持続的な事業成長を目指しています。
株式会社エーワン精密
上場総資産 81億円(2025/06)
株式会社エーワン精密は1970年の創業以来、精密工具分野に特化し、製造業全体の発展を支えることを使命としています。同社の事業は主に三つの柱で構成されており、一つ目は小型自動旋盤用コレットチャック・ガイドブッシュの製造・販売です。スイス型・固定型自動旋盤や各種専用機向けのコレットチャックを、厳選された素材で加工から熱処理まで一貫して自社で行い、超硬・高精度かつ短納期での提供を実現しています。特にΦ6.0以上のチャックにはスリップ止め縦溝が標準装備され、オーダーメイドチャックや、ガジリ・焼き付きを抑制する特殊超硬を使用したガイドブッシュ(サーメットブッシュ、スパイラルブッシュ含む)も一本から製作可能です。二つ目は特殊切削工具の製作および各種切削工具の再研磨です。部品や金型製作に不可欠な切削工具を、加工形状に合わせた特注品として一本から製作し、複雑な加工や工程時間の短縮に貢献します。また、エンドミル、ドリル、カッターなどの超硬・ハイス材の切削工具に対し、CNC 6軸工具研削盤と湿式研磨方式を用いた高精度な再研磨・成形サービスを提供し、新品同等の品質を短納期で実現することで、顧客のコスト低減と作業効率向上に寄与しています。オプションでTin、TiCN、TiAIN、DLCなどの再コーティングも可能です。三つ目は各種専用機および自動旋盤用カムの製造・販売です。加工する部品に最適なカムを、高度な技術とノウハウを活かし、設計から製作まで社内一貫体制で低コスト・高精度に提供しています。同社は「高品質」「適正価格」「短納期」を強みとし、既存製品に留まらず、ユーザーニーズを深く汲み取り、新たな工具の開発・市場創出にも積極的に取り組むことで、顧客の生産性向上と競争力強化に貢献するビジネスモデルを展開しています。
日本結晶光学株式会社
総資産 79億円(2026/03)
日本結晶光学株式会社は、光学結晶事業と検出デバイス事業を主軸に置く結晶材料・検出器メーカーである。同社は長年蓄積した単結晶育成技術に、設計、加工、組立の技術を組み合わせ、半導体露光装置、レーザー装置、半導体検査装置、放送・撮影機器、赤外線分析装置などに用いられるCaF2結晶を扱う。CaF2は真空紫外域から近赤外域までの透過性、低分散性、異常部分分散性を持ち、エキシマレーザーグレードではArFレーザー・KrFレーザー向けのレンズ材や紫外線レーザー窓材、可視・赤外グレードではテレビカメラ、デジタルカメラ、天体望遠鏡、顕微鏡、赤外線分析装置向け材料を供給する。 検出デバイス事業では、セキュリティ、工業、医療用途のX線検査装置向けに、CWO(CdWO4結晶)、CsI:Tl、GOS、GOSシートなどのシンチレータ材料、リニアアレイ、2Dアレイ、X線検出器、ディテクタモジュールを設計・製造する。CWOシンチレータとディテクタは、空港の預け荷物X線検査装置のほか、エアカーゴ、コンテナ、自動車、列車向け検査装置にも採用される。CWOは高いX線阻止能と低アフターグロー特性を持ち、高エネルギーX線検査やCT検査装置に適した材料である。 同社のビジネスモデルは、結晶材料の販売に加え、顧客装置の用途や形状に合わせたカスタム設計・加工・モジュール化を組み合わせる点に特徴がある。検出器ではシンチレータ材料とSi-PINフォトダイオードを組み合わせ、ディテクタモジュールでは増幅回路やA/D変換回路を備えたSensor Board、Control Boardを設計する。半導体製造装置メーカー、光学機器メーカー、X線検査装置メーカー、医療用CT関連メーカーを主な顧客層とし、群馬・埼玉の製造拠点と米国拠点を通じて国内外の装置産業に部材を供給する。
大同精密工業株式会社
総資産 79億円(2026/03)
大同精密工業株式会社は、大同特殊鋼グループの一員として、高機能精密部品の製造・販売を通じて社会に貢献しています。同社の主要事業は、ターボチャージャー等の自動車用高機能部品、圧縮機等の産業機械用精密加工部品、そしてカップリング等の動力伝達装置およびその関連部品の設計、開発、製造です。特に、精密部品加工においては、多種多様な材料に対応し、「技術力・提案力」「一貫生産」「品質保証」を強みとしています。材料の選定・供給から切削、研削、組み立て、熱処理、表面処理といった各工程を自社工場で完結させる一貫生産体制を敷くことで、顧客の複雑なニーズに応えています。 カップリング事業では、日本で初めて金属板バネ式カップリング技術を導入し、50年以上にわたる豊富なノウハウを蓄積しています。製紙工場や製鉄工場のローラー、半導体センサー、試験機など、モータの動力で稼働する幅広い産業機械や装置の動力伝達を支えています。機械の大きさ、使用環境、ミクロ単位の精密性といった顧客の多様なニーズに応じたカスタマイズが可能で、少量多品種のオーダーにも対応。大同特殊鋼グループとしての強みを活かし、特殊鋼をはじめとする難加工材の特性を最大限に引き出し、耐熱性、耐食性、耐摩耗性といった過酷な環境下での使用に耐えうる高機能製品を提供しています。品質面ではIATF16949、ISO 9001、ISO 14001といった国際認証を取得し、顧客満足を第一とした品質管理を徹底しています。
株式会社A&Dマニュファクチャリング
総資産 74億円(2026/03)
株式会社A&Dマニュファクチャリングは、株式会社エー・アンド・デイの完全子会社として、電子計測器、産業用重量計、電子天びん、医療用電子機器、試験機、電子応用機器を製造する企業である。同社は、研究・分析や生産現場で用いる高精度電子天びん、商業・産業向けの計量機器、ロードセル、重量チェッカー、指示計をはじめ、病院・薬局・医療機関向けの血圧監視装置、全自動血圧計、携帯型自動血圧計などを生産する。さらに、材料の引張特性や粘弾性を測定する試験機、エンジン試験装置、タイヤ転がり抵抗試験機、HILSシステムなども製造対象とする。 製造に加えて、力計およびトルクメータなどの校正サービスを手掛け、JCSS認定番号0099の登録事業者として国際MRA対応の校正体制を備える。品質面ではISO9001に基づく品質管理とISO13485に基づく医療機器品質管理を運用し、質量計第一類の指定製造事業者資格も有する。計量機器で培った電磁平衡、ロードセル、ひずみゲージ、DSP、マイコン制御などの技術と、旧研精工業・旧リトラ・旧オリエンテック・旧サム電子機械の製造資産を統合している点が特徴である。同社の事業は、親会社向けの製品製造を中核とし、研究機関、製造業、医療機関、薬局などが利用する計量・計測・医療・試験機器の供給と、校正による精度維持を組み合わせた構成である。
株式会社大川電機製作所
総資産 74億円(2026/03)
株式会社大川電機製作所は、1951年の創立以来、精密機械加工部品の製造を核とする金属加工のリーディングカンパニーとして、日本のものづくりを支え続けています。同社の事業は、CAD・CAMプログラム作成、精密切削加工、卓越した旋削加工、高精度な放電加工、多分野にわたる仕上げ・組立、厳格な精密洗浄、そして高度な検査・計測まで、一貫した生産体制を強みとしています。CAD・CAMプログラムにおいては、経験豊富なプログラマーが最新の3次元CAD・CAMシステムを駆使し、最適な加工プログラムを迅速に作成。24時間稼働の自動加工機と組み合わせることで、単品から量産までスピーディかつ柔軟に対応し、顧客の多様なニーズに応えています。切削加工では、アルミニウム、黄銅、銅といった軽金属から、ステンレス、チタン、モリブデン、インコネル、RENEなどの難削材や耐熱合金まで、幅広い素材に対応。独自の安定切削解析システムを応用し、他社の追随を許さない高い技術レベルで高精度な製品を生み出しています。旋削加工では、豊富な知識と経験を活かし、大型・小型NC旋盤や旋削・フライス・穴あけ同時加工が可能な複合加工機を用いて、高精度・高品質な金属加工を実現。放電加工では、加工ノウハウを凝縮した形彫放電加工機やワイヤ放電加工機により、精密機器から航空・宇宙・防衛部品まで、高度な技術が要求される製品の高精度な表面加工を可能にしています。仕上げ・組立工程では、モバイル・ワイヤレス通信機器、宇宙衛星搭載用通信機器、航空機関連機器、医療機器など、極めて高い精度と品質が求められる分野で数々の実績を築いています。特に精密洗浄においては、クラス10000のクリーンルーム内で超純水超音波洗浄を行い、クリーンオーブンでの乾燥後、クラス1000のクリーンブースで脱気二重梱包を施すことで、不純物の混入を徹底的に防止し、高潔な部品を提供しています。最終工程の検査・計測では、三次元測定機をはじめ、デジタルマイクロスコープ、表面粗さ測定器など各種精密測定器を駆使し、製品の信頼性をさらに向上させています。同社は、半導体・液晶製造装置、航空機関連機器、宇宙衛星搭載用通信機器、モバイル・ワイヤレス通信機器、医療機器といった最先端技術分野の部品供給を通じて、顧客が真に求める製品・品質をいつでも最高の形で提供することを使命とし、受注から生産、メッキ、塗装、組立てまで一貫した管理体制で高品質な製品を提供し続けています。
ニコ精密機器株式会社
総資産 72億円(2026/03)
ニコ精密機器株式会社は、ディーゼルおよびガスを燃料とする船舶や陸用発電向けの4ストローク機関に特化した燃料噴射装置の設計・製造を長年にわたり手掛ける精密機器メーカーです。同社は、国内外の主要なエンジンメーカーを顧客とし、高精度な加工技術と80年以上にわたり培ってきた豊富なノウハウを駆使し、優れた性能、品質、耐久性を誇る製品を提供しています。主要な事業内容としては、電子制御燃料噴射装置であるコモンレールシステムや、機械式燃料噴射装置の製造が挙げられます。 コモンレールシステムは、ディーゼルエンジンの燃料噴射方式の一つであり、同社はこのシステムの構成部品を開発・製造しています。また、機械式燃料噴射装置においては、燃料噴射ポンプ、プランジャ&バレル、燃料噴射弁、燃料噴射弁ノズルといった主要部品を専門としています。これらの製品は、最大160MPaもの高圧噴射に耐えうる高い耐久性と信頼性を持ち、低サルファMGOや低質HFOといった多様な燃料油にも対応可能です。特に、燃料噴射ポンプユニットタイプは、最適な吐出弁と等圧弁設計により残圧維持を可能にし、プランジャとバレルは高精度な加工・計測技術と表面処理技術によって高い信頼性を実現しています。燃料噴射弁ノズルは、高圧燃料を微粒化し、最適な噴孔入口部R取りにより噴射量バラツキを低減することで、高い燃焼性能を引き出し、長寿命を誇ります。 同社は、持続可能な社会の実現にも積極的に貢献しており、「2050年カーボンニュートラル」の目標達成に向けた次世代燃料への取り組みを強化しています。具体的には、メタノールやアンモニアなどの代替燃料に対応した燃料噴射装置の開発・設計・製造を通じて、CO2排出量削減に寄与しています。新潟県南魚沼の地から、FIE業界のトップを目指し、環境と技術が調和する社会を創造する燃焼パートナーとして、顧客満足度の高い製品とサービスを提供し続けることを目指しています。同社の製品は、その高い技術力と品質により、国内外の顧客から厚い信頼を得ています。
平和産業株式会社
総資産 71億円(2025/08)
平和産業株式会社は、工具類及び工作機械の販売から事業を開始し、現在は治工具、金型、精密加工品の製造を主要事業としています。同社は特に宇宙航空機部品の生産活動に強みを持ち、航空宇宙開発関係の機器部品の製造において、長年にわたり培ってきた高い技術力を発揮しています。NC機やMC機の導入による三次元曲面加工技術の確立、DNC用FA-ONEの開発販売、IBM製品販売店契約を通じて、常に先端加工技術の研鑽と技術ソリューションの提供に努めてきました。 同社の最大の強みは、多岐にわたる特許取得技術に裏打ちされた高度な加工技術と厳格な品質管理体制です。工具、網目研削砥石の製造方法、翼やタービンブレードの加工方法、炭素繊維強化プラスチック積層板の端面加工方法など、精密加工に関する多数の特許を保有しており、これによりエンジンケースの高能率高精度加工やチタンアルミ素材からのブレード加工といった難易度の高い要求にも対応可能です。品質面では、航空宇宙分野の品質マネジメントシステムであるNadcap「特殊工程:機械加工」およびJISQ9100/2009の認証を取得しており、その信頼性は宇宙航空研究開発機構からの表彰や小惑星探査機「はやぶさ」プロジェクトへの貢献といった具体的な実績によって証明されています。 同社のビジネスモデルは、これらの高度な技術力と品質保証を背景に、大手一流企業を主要顧客とし、航空宇宙産業をはじめとする幅広い分野に精密部品や加工技術を提供することにあります。千葉、市川、駒ヶ根、松阪、宇都宮、大村と全国に展開する工場ネットワークにより、多様なニーズに対応できる生産体制を構築しています。また、「売上高100億円を目指す中小企業」に選出されるなど、その成長性と将来性も高く評価されており、精密工学会ものづくり賞や高城賞の受賞は、同社の技術革新への継続的な取り組みと業界内での高い評価を示しています。
株式会社グラファイトデザイン
上場総資産 70億円(2026/02)
株式会社グラファイトデザインは、ゴルフシャフト事業とコンポジット事業を主軸に展開する企業です。ゴルフシャフト事業では、創業以来培ってきたカーボン繊維の高度な積層技術と、プロゴルファーの意見やゴルフスイングのトレンドを反映した製品開発により、軽く強く、弾性率の進化によって飛距離・方向性を改善する高性能なゴルフシャフトを製造・販売しています。同社の代名詞である世界統一ブランド「Tour AD」シリーズは、「Accuracy(正確性)&Distance(飛距離)」をコンセプトに、国内プロゴルフトーナメントでツアープロ使用率No.1の実績を誇り、アマチュア上級者からも高い支持を得ています。この自社ブランド製品は、クラブメーカーのカスタムカタログへの提供や、全国1,000社以上のゴルフショップへのリシャフト用シャフト供給を通じて展開されており、オーダーには即日対応で迅速なサービスを提供しています。また、国内外のトップメーカーへのOEM製品供給も創業以来の主要事業であり、長年にわたり蓄積された設計・製造技術は「Tour AD」ブランドの基盤となっています。日本国内では、自社ブランドの開発・販売、OEM品の供給に加え、国内男女プロツアーへのサポートカー派遣や全国各地での試打会開催を通じて、一般ゴルファーへのシャフト選びのサポートも積極的に行っています。製品開発の拠点として「グラファイトデザインテストセンター」を運営し、常に革新的な製品を生み出しています。 コンポジット事業では、ゴルフシャフト事業で培ったCFRP(炭素繊維強化プラスチック)製品の設計・生産に関する高度な技術とノウハウを活かし、幅広い分野でCFRPを用いた製品の開発・供給を行っています。特に、特許を取得した独自技術「塑性加工パイプ」は「コンポジットハイウェイ・アワード2024」でグランプリを受賞するなど、その技術力は高く評価されています。共同開発の実績としては、自動車用オプションパーツ(HKS社との協業による高剛性・低振動ブレースバー)、ビリヤードキュー(アダムジャパン社との共同開発による高性能カーボンシャフト)、カーリングブラシ用ハンドル(世界最軽量の「ice Magic」)、スポーツ吹き矢など多岐にわたります。さらに、多目的カーボンパイプやサイクルフレーム用カーボンチューブの提供、そして異形・変形パイプや二重円筒などの製作を可能にする「シートワインディングコンプレッション成型」といった独自の成型加工技術も有しており、産業関連、レジャー、スポーツ、医療介護など、無限の可能性を秘めた新規ビジネス領域への挑戦を続けています。同社は、海外ゴルフマーケット(東南アジア・米国・EU)での収益拡大も目指し、グローバルな事業展開を推進しています。
東京都
886社
株式会社ニコン
品川区代表企業
6,528億円
大阪府
292社
IMV株式会社
大阪市西淀川区代表企業
180億円
神奈川県
257社
株式会社ミツトヨ
川崎市高津区代表企業
2,108億円
長野県
221社
ミネベアミツミ株式会社
北佐久郡御代田町代表企業
9,297億円
埼玉県
214社
株式会社タムロン
さいたま市見沼区代表企業
731億円
愛知県
147社
santec Holdings株式会社
小牧市代表企業
192億円
福井県
115社
Japan Eyewear Holdings株式会社
鯖江市代表企業
234億円
京都府
98社
株式会社島津製作所
京都市中京区代表企業
4,484億円
静岡県
95社
スター精密株式会社
静岡市駿河区代表企業
784億円
兵庫県
86社
株式会社岡崎製作所
神戸市中央区代表企業
285億円
NEWS
この業界の企業に関する報道。各見出しは配信元記事からの引用です。
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