製造業
事業領域
計測器、光学機器、カメラ、時計
業界の特色
精密機器・光学は製造業の中分類で、業界分類済の513,527社中2,922社 (0.57%) を擁する業界です(全149業界の社数ランキングでは58位)。東京都 (25%) を主拠点に47都道府県へ分布、上場48社を含む厚みのある層を持ちます。単体総資産は中央値34億円、最大9,297億円と階層の深い分布です (直近3年278社)。直近1年の雇用はほぼ横ばい (拡大35% / 縮小34%) で推移しています。売上判明61社で上位5社シェアは60%です。業界平均年収は約516万円。直近12年で売上規模は約19%拡大しています。
集計は 単体決算 ・厚生年金被保険者数 ベース (連結のみ開示の企業は連結値を使用)
2,922社
48社 (1.6%)
361
東京都
742社 (25.4%)
企業数
2,922社
上場社数
48社
上場ROE中央値
7.3%
上場企業実績
上場平均年収中央値
638万円
上場企業実績
Disclosure Analysis
上場25社の有価証券報告書・IR資料の開示文を分析。
精密機器・光学業界では、半導体プロセス・コントロールおよびAIデータセンター向け需要が業界横断的な牽引役となり、計測機器・精密工具・光学部品各社が一斉に半導体分野への傾斜を強めている。一方で米国の追加関税(相互関税)が中国・タイ生産依存製品に直撃し、カシオのサウンド事業(中国100%生産・影響約10億円)のように製品・生産地の組み合わせ次第で業績への打撃が大きく分かれている。中国市場はオンライン・オフライン双方で低迷が続き、欧州はEV不振の長期化とベアリング・セラミック分野での競合激化から需要弱含みが継続、ツバキ・ナカシマが167億円の減損を計上する事態に至った。その裏返しとして防衛予算の増加が東京計器に売上+50.4%・営業利益黒字転換をもたらし、インド・アセアン・ラテンアメリカが代替成長市場として各社の地域戦略上の優先度を高めている。半導体需要の内側では量産から研究開発への需要シフトが起き、リガクのように高付加価値の開発向け製品へ比重を移す動きが顕在化している。各社は関税・地政学リスクへの対処として生産地多元化と価格転嫁を進めながら、半導体・防衛・光通信という三つの成長エンジンへの資源集中を加速している。
半導体プロセス・コントロール向け需要は2nm/HBM/3D NANDを中心に高成長が続き、リガクの半導体機器部門は年間YoY+19%を達成した。量産ラインよりも研究開発向けへの需要シフトが進み、高採算な開発向け製品の比重が増す構造変化が起きている。光通信・データセンター分野でもsantecの光部品・光測定器が需要回復・引合い増加を享受し、2027/3期に売上+17.4%の高成長を計画するほどの追い風を受ける。防衛予算の増加は東京計器に防衛・通信機器事業の売上+50.4%・営業利益黒字転換をもたらし、受注残高は450億円超の高水準を維持する。欧州ではEV不振の長期化と中国系競合の台頭がベアリング・セラミック市場の価格競争を激化させ、ツバキ・ナカシマが過去のM&Aで計上したのれん167億円の減損を余儀なくされた。米国関税は製品・生産地構成によって企業ごとに影響が著しく異なり、カシオのサウンド(中国100%生産)が最も直撃を受ける一方、ミネベアミツミは転嫁率約80%を顧客と合意済みとするなど、交渉力が実質損益を左右する構造にある。半導体内でもEUV向けが短期調整局面に入るなど、サブセグメントごとの需要のズレが光測定器メーカーの計画精度と在庫管理を難しくしている。
半導体への傾斜は業界共通でも、注力するレイヤー(計測機器・精密工具・部品・レンズ)と地域展開の方向性は各社で明確に分岐している。リガクはX線技術とOnto Innovationの光学計測・解析ソフトを組み合わせ次世代半導体計測に特化し、想定SAM約10億ドルの新市場でシェア50%超を狙う。ミネベアミツミはベアリング月産3.5億個体制をAIサーバー・ヒューマノイドロボット・商用ドローン等5分野へ展開し、2026〜2029期CAGR約20%の量産拡大路線をとる。旭ダイヤモンド工業はウエーハ面研・CMPコンディショナ等半導体向け5製品を最重点化し、不採算事業整理と価格・原価改革で利益率改善を優先する選択と集中路線を鮮明にしている。タムロンは写真事業で2026年に自社ブランド新製品10本以上を投入しながら、監視・車載レンズの安定成長を両立させる多軸戦略で売上1,000億円・営業利益200億円超を目指す。ツバキ・ナカシマは米アーウィン工場閉鎖による生産拠点再編で固定費を削減しながら、インド・航空防衛・セラミックボール・高機能プラスチックの4成長セグメントに資源を集中する構造改革路線をとる。santecはベトナム2拠点(ホーチミン・ダナン)の工場拡充でデータコム向け光部品を量産対応し、シリコンフォトニクス関連デバイス開発を次の柱に位置付けている。
米国関税は製品・生産地構成によって企業ごとに影響幅が大きく異なり、カシオは時計・EdTech・サウンド合計で年間約30億円の営業利益下方修正要因と試算している。タムロンも関税・海外経済減速懸念を織り込み売上計画を20億円引き下げており、不確実性への対処として各社は慎重な保守計画を採用している。一方でミネベアミツミは追加関税の約80%を顧客への価格転嫁で合意済みとしており、転嫁交渉力の差が各社の実質損益を左右する構造が鮮明になっている。EUV向け多層膜ミラーの短期的な需要調整がリガクの今期売上成長率を10%から6%に引き下げた主因であり、半導体機器依存度の高まりはキャピタルサイクルの振れ幅が業績に直結するリスクを内包する。ツバキ・ナカシマはのれん167億円減損・在庫65億円評価減を同年度に計上し、M&A起源の過大資産が事業環境悪化下で棄損するリスクを業界に示した。再発防止策としてCSCO・COO外部人材登用、キャッシュ連動ボーナス比率70%への変更、在庫滞留日数KPIの月次報告体制を整備している。レアアース・地政学リスクはミネベアミツミが明示するように精密部品の材料調達を直撃するリスクとして業界全体に伏在し、タイバーツ高も一部メーカーのコストに影響している。
業界全体として中期経営計画での数値目標引き上げと資本効率改善が進んでいるが、到達水準・還元方針・改善余地は各社で大きく異なる。タムロンはROE16%以上・総還元性向60%程度・営業利益率20%台という高水準の資本目標を掲げ、初年度に全目標を達成したことで中計ver2.0に移行し売上1,000億円・営業利益200億円超へ引き上げた。リガクは2027年12月期売上1,150〜1,200億円・調整後EBITDAマージン約27%・調整後営業利益マージン約23%を目標とし、半導体計測機器の高マージン構造で利益創出を加速する。ミネベアミツミは2029/3期売上1.9兆円・営業利益1,680億円という大規模目標を設定し、営業CF50%を設備投資、残り50%を配当・M&Aに充当するキャッシュアロケーション方針(3カ年累積営業CF約5,000億円)を明示している。ツバキ・ナカシマは2026年を「改善初年度」と位置付け、CCC(現金転換サイクル)を260日から175日へ85日短縮する運転資本効率化を中計の核心に置き、配当再開・当期利益黒字転換を当面の財務目標とする。旭ダイヤモンド工業は2031/3期に営業利益率10%以上・ROE8%以上を掲げるが、現状(営業利益率8.4%・ROE4.4%)からの大幅改善が求められ、半導体分野の売上拡大と不採算整理の実行力が問われる。santecは2027/3期に売上370億円(前期比+17.4%)・営業利益120億円(+16.2%)の高成長計画を示し、光通信市場の拡大を追い風に利益率改善を図る。
EDINET有価証券報告書・IR資料の開示文を分類・要約(上場企業) 出典: EDINET 有価証券報告書・各社IR資料 ・ 最終更新 2026/06
Major Companies
会社名・本社・上場区分・従業員数で比較。売上は官報/EDINET 由来の決算データがある会社のみ表示しています(未開示は「—」)。
| 順位 | 会社名 | 本社 | 上場区分 | 従業員数 | 売上 |
|---|---|---|---|---|---|
| 1 | ミネベアミツミ株式会社 | 長野県 | 上場 | 5,764人 | 9,628億円 |
| 2 | 株式会社ニコン | 東京都 | 上場 | 5,514人 | 3,879億円 |
| 3 | 株式会社島津製作所 | 京都府 | 上場 | 4,690人 | 2,623億円 |
| 4 | 株式会社ジンズ | 群馬県 | 非上場 | 3,893人 | — |
| 5 | 株式会社ミツトヨ | 神奈川県 | 上場 | 3,436人 | 925億円 |
| 6 | カシオ計算機株式会社 | 東京都 | 上場 | 2,664人 | 1,946億円 |
| 7 | シチズン時計マニュファクチャリング株式会社 | 埼玉県 | 非上場 | 2,102人 | — |
| 8 | 株式会社シグマ | 神奈川県 | 非上場 | 1,986人 | — |
| 9 | 東北エプソン株式会社 | 長野県 | 非上場 | 1,927人 | — |
| 10 | 株式会社日立ハイテクマニファクチャ&サービス | 茨城県 | 非上場 | 1,872人 | — |
| 11 | キヤノンプレシジョン株式会社 | 青森県 | 非上場 | 1,862人 | — |
| 12 | 株式会社堀場製作所 | 京都府 | 上場 | 1,811人 | 637億円 |
| 13 | 東京計器株式会社 | 東京都 | 上場 | 1,737人 | 545億円 |
| 14 | 株式会社河合楽器製作所 | 静岡県 | 上場 | 1,644人 | 552億円 |
| 15 | キヤノンファインテックニスカ株式会社 | 埼玉県 | 非上場 | 1,508人 | 433億円 |
| 16 | 株式会社栃木ニコン | 栃木県 | 非上場 | 1,376人 | — |
| 17 | 旭ダイヤモンド工業株式会社 | 東京都 | 上場 | 1,167人 | 322億円 |
| 18 | Orbray株式会社 | 東京都 | 非上場 | 1,122人 | — |
| 19 | 株式会社タムロン | 埼玉県 | 上場 | 1,116人 | 758億円 |
| 20 | 株式会社リガク | 東京都 | 非上場 | 1,102人 | 687億円 |
| 21 | シチズン時計株式会社 | 東京都 | 上場 | 1,031人 | 1,006億円 |
| 22 | 秋田エプソン株式会社 | 長野県 | 非上場 | 1,027人 | — |
| 23 | 株式会社トプコン | 東京都 | 上場 | 954人 | 576億円 |
| 24 | 三菱プレシジョン株式会社 | 東京都 | 非上場 | 898人 | — |
| 25 | 長野計器株式会社 | 東京都 | 上場 | 864人 | 243億円 |
| 26 | シチズンファインデバイス株式会社 | 山梨県 | 非上場 | 864人 | 253億円 |
| 27 | 長崎キヤノン株式会社 | 長崎県 | 非上場 | 782人 | 993億円 |
| 28 | 株式会社小野測器 | 神奈川県 | 上場 | 742人 | 128億円 |
| 29 | セイコーウオッチ株式会社 | 東京都 | 非上場 | 741人 | 1,169億円 |
| 30 | 富士フイルムオプティクス株式会社 | 茨城県 | 非上場 | 739人 | — |
従業員数は社会保険加入者数(単体)です。
Industry Metrics
精密機器・光学に関連する市場規模・事業所数などの指標を、官公庁・業界団体の公開統計から集約(各指標に出典リンク付き)。
ウオッチ完成品 総出荷金額(日系メーカー世界)
年次+7.4%前年
暦年(1〜12月)。日本の時計メーカーによるウオッチ完成品の総出荷金額(海外生産・海外出荷を含む)。2024年は前年比5%増、2025年は前年比約7%増。日本時計協会が会員社等から独自集計。
出典: 日本時計協会(JCWA) 日本の時計産業統計業界団体
ウオッチ完成品 国内出荷金額(日系メーカー)
年次暦年。日本の時計メーカーによるウオッチ完成品の国内向け出荷金額。2024年は前年比14%増、数量5.9百万個(同5%増)。
出典: 日本時計協会(JCWA) 日本の時計産業統計業界団体
クロック完成品 総出荷金額(日系メーカー世界)
年次-14.6%前年
暦年。日本の時計メーカーによるクロック(置時計・掛時計等)完成品の総出荷金額(海外生産・海外出荷を含む)。2024年は前年比7%減、2025年も減少。
出典: 日本時計協会(JCWA) 日本の時計産業統計業界団体
日本の時計市場規模・ウオッチ(推定)
年次暦年。日本国内のウオッチ市場規模(末端小売ベースの推定値、輸入品・並行品を含む)。日本時計協会の推定。2025年は数量17.7百万個・実売金額12,919億円(前年比約1%減)。クロックは別途353億円。
出典: 日本時計協会(JCWA) 日本の時計市場規模(推定)業界団体
ウオッチ完成品 総出荷数量(日系メーカー世界)
年次暦年。日本の時計メーカーによるウオッチ完成品の総出荷数量(海外生産・海外出荷を含む)。2025年は55.6百万個で前年比12%増。アナログクオーツ・デジタルクオーツ・機械式の合計。日本時計協会集計。
出典: 日本時計協会(JCWA) 日本の時計産業統計業界団体
デジタルカメラ 総出荷台数(日系メーカー世界)
月次各指標は出典元の集計対象(全数/主要事業者など)に依存します。金額は表示の都合で兆円・億円に整形しています。破線は予測値です。
Industry Benchmark
政府統計の業界平均(粗い大分類ベース)と、この業界の上場企業の実績中央値を並べて比較できます。
この業界の上場企業(実績集計)
特定の中分類の実態に近い実績値です。
ROE(中央値)
7.3%
当期純利益 / 自己資本
売上高純利益率(中央値)
6.6%
当期純利益 / 売上高
総資産回転率(中央値)
0.58回
売上高 / 総資産
平均年収(中央値)
638万円
有報の平均年間給与
平均従業員数(中央値)
515名
有報の従業員数
上場44社の実績中央値(平均年収は有報開示43社)。出典: 各社決算・EDINET有価証券報告書
業界全体(政府統計)
国の統計に基づく業界平均(最新 2024年度)
原価率
69.3%
売上原価 / 売上高
営業利益率
9.1%
営業利益 / 売上高
経常利益率
15.3%
経常利益 / 売上高
総資産回転率
0.65回
売上高 / 総資産
一人当たり売上
29百万円
売上高 / 従業者数
平均年収
516万円
人件費 / 従業者数
労働分配率
60.7%
人件費 / 付加価値
一人当たり付加価値
995万円
付加価値 / 従業者数
対応 収益性: 財務省 法人企業統計『業務用機械器具製造業』(中分類・2024年度) / 一人当たり売上: 総務省・経産省 経済センサス『業務用機械器具製造業』(中分類・2021年)
参照: 財務省 法人企業統計『製造業』(2024年度・全規模)
※ 政府統計(財務省 法人企業統計・経済センサス)は大分類・全規模・従業者数(パート等含む)ベースの平均値です。特定の中分類や上場企業群の実態とは乖離する場合があります。
出典: 財務省「法人企業統計」・総務省/経済産業省「経済センサス」(従業者数ベース・パート等を含む)
Listed Companies
精密機器・光学で上場している 39社
色が濃い領域 = 多くの企業が集中する規模帯。セル click で内訳
| ← 従業員規模 → | |||||
|---|---|---|---|---|---|
| ~10 | 10~50 | 50~100 | 100~1000 | 1000~ | |
| 総資産1兆+ | |||||
| 1000億~1兆 | |||||
| 100~1000億 | |||||
| 10~100億 | |||||
| 1~10億 | |||||
| ~1億 | |||||
Industry Profile
業界内企業の総資産分布と従業員数の増減トレンド
業界内企業の総資産分布 (中央値と中央 50% のレンジ)
34億円中央値
中央 50% が 9.9億円 〜 124億円 の規模 ・ 最大 9,297億円
規模別社数 (総資産バケット) — クリックで内訳
1 年前と現在の従業員数を比較できる企業の増減
業界は 横ばい(平均 +14.2%)
雇用拡大 35%・縮小 34%
増減率別社数 (YoY) — クリックで内訳
Profitability by Size
精密機器・光学を含む業種の、資本金階級ごとの原価率・営業利益率・総資産回転率(大→小)
参照: 財務省 法人企業統計『製造業』(2024年度・資本金階級別)
| 規模 | 原価率 | 営業利益率 | 総資産回転率 |
|---|---|---|---|
| 10億円以上 | 78.0% | 6.6% | 0.68回 |
| 1億円以上 - 10億円未満 | 81.7% | 4.8% | 0.99回 |
| 1千万円以上 - 1億円未満 | 77.3% | 3.3% | 0.97回 |
| 1千万円未満 | 62.1% | -0.4% | 1.18回 |
出典: 財務省「法人企業統計」(資本金階級別の集計値)
Sales & Margin Trend
精密機器・光学を含む業種の売上高(兆円)と営業利益率(%)の長期推移
参照: 財務省 法人企業統計『製造業』(2013–2024年度)
棒=売上高(兆円)/右端=営業利益率。出典: 財務省「法人企業統計」
Market Concentration
上位5社で売上の 59.8%
精密機器・光学で売上判明 61 社中
売上判明企業(官報/EDINET 由来の決算データがある企業)ベースの集計です。未開示企業は含みません。
Recent Activity
精密機器・光学の企業の直近の動き
OWNDAYS株式会社
2026/07OWNDAYS株式会社の直近の動向、新店・コラボ・DX を多面展開
OWNDAYS株式会社は直近、北千住・仙台・新宿東口・和歌山など各地への出店と、生成AI活用「OWNDAYS MIRROR」やコラボ商品の投入を重ねています。
コミー株式会社
2026/07コミー株式会社、医療機器開発プロジェクトを始動
コミー株式会社は直近、新商標の出願や新デザインの投入に加え、医療機器の本格的な開発プロジェクトを始動しています。
カールツァイス株式会社
2026/07カールツァイス、万博での顕微鏡ライブから新型FIB-SEM発表まで
カールツァイス株式会社は直近、大阪・関西万博ドイツ館での顕微鏡ライブや調査PR、新型FIB-SEM「Crossbeam 750」発表など発信を重ねています。
Top by Sales
直近の売上が大きい順・最大 100 社
ミネベアミツミ株式会社
上場売上 9,628億円(2026/03)
ミネベアミツミ株式会社は、「超精密加工技術」と「M&Aによる多様な技術統合」を強みとする総合精密部品メーカーです。同社は、ベアリング、モーター、電源、センサー、半導体、光デバイス、高周波、精密機械加工品を「8本槍」と称するコア事業として展開し、これらを基盤にIoT社会の最先端を支える製品群を提供しています。 ベアリング分野では、世界最小クラスのミニチュア・小径ボールベアリングから、航空機向けのロッドエンド&スフェリカルベアリング、ローラーベアリング、ブッシング、精密機械組立部品まで、高精度が求められる幅広い用途に対応。機械加工品としては、ファスナー、電磁クラッチ・ブレーキ、ボールねじ・ボールウェイなどを提供し、多様な産業の基盤を支えています。 電子機器分野では、ファンモーター、ステッピングモーター、ブラシレスモーター、HDDスピンドルモーターといった回転機器、液晶用ライティングデバイスやレゾナントデバイスなどの電子機器を開発。計測機器としては、ひずみゲージ、フォースセンサー、ロードセル、圧力計、トルク変換器、デジタル指示計、引張圧縮試験機などを手掛け、精密な測定・試験ニーズに応えています。 半導体事業では、エイブリック製品として電源用IC、メモリー、センサー・アンプ、タイマーIC、車載用IC、医療用IC、そして独自のエネルギーハーベスト技術「CLEAN-Boost®」を提供。ミツミ製品としてはリチウムイオン電池保護ICなどを展開し、電子機器の高性能化と省エネルギー化に貢献しています。 さらに、ユーシン製品として自動車部品(パワーリアゲートシステム、ラッチ、ドアハンドル、ステアリングロック、スイッチ、ヒーターコントロール、ルームランプ)、産業機械部品(各種スイッチ、メータ、ランプ、燃料ポンプ・センサ、オイルクーラ、ハーネス・ケーブル、シート)、住宅製品(電気錠システム、ドアロック、スマートロック「SADIOT LOCK」)を提供し、幅広い顧客層のニーズに対応しています。 同社の製品は、PC、OA機器、デジタルAV機器、家電、自動車、航空機、産業機械、医療機器、住宅設備など、多岐にわたる分野で「あらゆるものにこっそりごっそり入っている」というコンセプトの通り、社会のインフラから身近な製品までを支えています。グローバルな製造・開発拠点を持ち、顧客の要求に迅速に応える体制を構築。ニトリとの共同開発によるセンサーベッドや、大塚ローテック製腕時計への世界最小ボールベアリング採用など、具体的な実績も豊富です。これらの事業を通じて、同社は超精密技術を核に、IoT時代の新たな価値創造を推進しています。
株式会社ニコン
上場売上 3,879億円(2026/03)
株式会社ニコンは、「光利用技術」と「精密技術」をコアとして、人々の暮らしから産業、そして科学の最先端まで、幅広い分野で製品とソリューションを提供するグローバル企業です。同社の事業は主に五つの領域で構成されています。まず「映像事業」では、デジタルカメラ、交換レンズ、双眼鏡などを個人のお客様に提供し、人々の日常を豊かに彩る映像体験を創造しています。次に「精機事業」は、半導体露光装置やFPD露光装置といった精密機器を通じて、2.1ナノメートル以下の極小世界における高精度なものづくりを支えています。さらに「ヘルスケア事業」では、先端医療や研究開発を支援する顕微鏡、バイオイメージングシステム、空間オミックス解析ソフトウェアを提供し、ニコン・セル・イノベーションによるヒト間葉系間質細胞および細胞外小胞の製造工程提供を通じて生命科学分野に貢献しています。同社は世界43か所の最先端バイオイメージング施設を支援するなど、グローバルなネットワークを活かして研究開発を推進しています。「コンポーネント事業」では、光学部品や材料技術、精密加工技術、精密計測技術を法人のお客様に提供し、多様な産業の基盤を支えています。そして「デジタルマニュファクチャリング事業」では、大型金属3Dプリンターやロボットビジョンシステムを提供し、宇宙産業を含む様々な分野でのものづくり最適化や量産化を実現しています。同社は「人と機械が共創する社会の中心企業」を目指し、ファクトリー、エネルギー、ヘルスケア、ライフ&エンターテイメントの4つの価値提供領域で、持続可能な社会の実現と顧客課題の解決に挑み続けています。
株式会社島津製作所
上場売上 2,623億円(2026/03)
株式会社島津製作所は、1875年の創業以来、「科学技術で社会に貢献する」という企業理念のもと、多岐にわたる事業を展開する総合精密機器メーカーです。同社の主要事業は、医薬、環境、ライフサイエンスなど様々な分野の研究開発・品質管理を支える「分析計測機器」の提供です。具体的には、世界最高クラスの感度を持つガスクロマトグラフ「Nexis GC-2060」や、業界最高水準の分離性能と超高速分析を両立した超高速液体クロマトグラフ「Nexera X4」、レーザースペクトラムアナライザなどを開発・販売し、精度の高い試験計測技術で安心・安全な暮らしを支えています。また、最先端の画像処理技術で病気の早期発見・早期治療に貢献する「医用画像診断機器」を世界中の医療現場に提供しており、LC-MS/MS用免疫抑制剤分析キット「DOSIMMUNE™」のような治療薬物モニタリング製品も手掛けています。さらに、半導体や薄型ディスプレイなどの製造プロセスに関わる「真空機器/産業機械/海洋関連機器」や、機械・車両のキーパーツとなる「油圧機器」を提供し、モノづくり産業の発展に貢献。高精度なメカニカル技術と信頼性に優れた電子制御技術を統合した「航空搭載機器やシステム」も提供しています。光学技術と微細加工技術を駆使した「光学素子/分光機器/屈折計」も事業領域です。同社は、X線写真撮影の国産化や、ノーベル化学賞を受賞した田中耕一氏の質量分析技術など、数々の科学技術イノベーションを牽引してきました。国内外の大学や研究機関との共創・協働を通じて、先端分析や革新バイオなどの研究開発を推進し、ヘルスケア、グリーン、マテリアル、インダストリーといった社会を支える領域で、社会課題の解決とイノベーションの創造を目指しています。顧客は医療機関、製薬会社、研究機関、環境関連企業、半導体・ディスプレイメーカー、航空宇宙産業など広範にわたります。
カシオ計算機株式会社
上場売上 1,946億円(2026/03)
カシオ計算機株式会社は、「創造貢献」を経営理念に掲げ、時計、教育、サウンド(楽器)、電子文具、新規領域といった多岐にわたる事業を展開する総合エレクトロニクスメーカーです。同社の時計事業では、生活の基盤となる「時」を正確に計る役割を追求しつつ、耐衝撃ウオッチG-SHOCKを核に、BABY-G、OCEANUS、PRO TREK、EDIFICE、SHEEN、CASIO Collectionなど、多様な機能とデザインを持つ製品を提供しています。G-SHOCKは「壊れない時計」という普遍的価値と、スポーツ、音楽、ファッション文化に融合する嗜好性を兼ね備え、世界中で支持される唯一無二のブランドを確立しています。教育事業では、「Boost your curiosity」をステートメントに、関数電卓やICT学習アプリ「ClassPad.net」、電子辞書「EX-word」を通じて、誰もが学ぶことを面白いと思える世界の実現を目指し、約100の国や地域の教育現場のニーズに応じた製品開発と教育支援活動「GAKUHAN活動」を展開しています。サウンド事業では、「Sound for Style」を掲げ、電子ピアノ「CELVIANO」「Privia」、電子キーボード「Casiotone」、光ナビゲーションキーボードなど、幅広いユーザーに音楽の楽しさを提供しています。電子文具事業では、ラベルライター「Lateco」「NAME LAND」を提供し、オフィスや家庭での整理整頓を支援するとともに、詰め替え方式の採用によりプラスチックごみ削減にも貢献しています。新規領域では、独自開発の感情AIを搭載したAIペットロボット「Moflin」を提供し、メンタルウェルネス市場に新たな価値を創造。さらに、画像処理やAI解析を活用したメディカル事業を通じて医療の高度化にも取り組むなど、既存技術の活用と新しい技術開発により社会のニーズに応えるオンリーワンビジネスを構築しています。同社は、創業以来、世界初の小型純電気式計算機「14-A」やパーソナル電卓「カシオミニ」、世界初の液晶モニター付き民生用デジタルカメラ「QV-10」など、常に革新的な製品を生み出し、グローバル市場でその存在感を発揮し続けています。
セイコーウオッチ株式会社
売上 1,169億円(2026/03)
セイコーウオッチは、多岐にわたる高品質な腕時計の製造・販売を手掛ける企業です。同社は、空気潜水用防水ダイバーズウオッチ、高精度な機械式時計(キャリバー6R54、6R55/6R5J、6R64、8L35など)、そして世界5エリアに対応するソーラー電波時計やワールドタイムソーラー電波時計(キャリバー7B62/7B72、8B63など)といった革新的な製品を提供しています。これらの製品は、プロスペックス、プレザージュ、アストロン、5スポーツ、ドルチェ & エクセリーヌといった多様なコレクションを通じて、幅広い顧客層のニーズに応えています。 同社の強みは、最先端の技術力と卓越した品質管理にあります。特に、ダイバーズウオッチにおいては、厳格な防水性能基準を満たし、使用者の安全を最優先した設計がなされています。また、金属アレルギーを持つ顧客向けには、耐ニッケルアレルギーウオッチや耐メタルアレルギーウオッチを提供し、すべての人に快適な時計体験を追求しています。製品販売後も、金属バンドの調整、定期的な分解掃除(オーバーホール)、パッキン交換、防水検査といった充実したアフターサービスを提供し、顧客が長く安心して時計を使用できるようサポート体制を整えています。 ビジネスモデルとしては、自社で時計を製造し、世界各地のセイコープレミアムリテーラーやセイコーグローバルブランドリテーラーを通じて販売する体制を構築しています。これにより、グローバル市場におけるブランドプレゼンスを確立し、多様な文化圏の顧客に製品を届けています。さらに、同社は「時計の文化」を後世に伝えるというサステナビリティへの取り組みも行っており、単なる製品提供に留まらない、文化的な価値創造にも貢献しています。これらの活動を通じて、セイコーウオッチは時計業界において確固たる地位を築き、技術革新と顧客満足を追求し続けています。
シチズン時計株式会社
上場売上 1,006億円(2026/03)
シチズン時計株式会社は、各種時計類及びその部分品の製造・販売を主軸とし、持株会社としてグループ全体の経営戦略策定・推進、経営監査、技術開発、知的財産管理を行う企業です。同社は1918年の創業以来、「市民に愛され市民に貢献する」という企業理念のもと、精密なものづくりにこだわり続けてきました。主要な事業領域は「時計」「工作機械」「デバイス」の3つに及びます。 時計事業では、懐中時計から始まり、腕時計、国産初のカレンダー付ウオッチ、電子ウオッチ「エックスエイト」など革新的な製品を世に送り出してきました。特に、光を電気エネルギーに変換して時計を駆動させる「エコ・ドライブ」技術は、電池交換不要で環境に配慮した同社の象徴的な強みであり、世界初の多局受信型電波時計や人工衛星から時刻情報を受信する「エコ・ドライブ サテライト ウエーブ」、世界最高精度「年差±1秒」の「The CITIZEN」など、高精度と先進機能を両立した製品を開発しています。また、「アテッサ」や「Q&Q SmileSolar」といった多様なブランドを展開し、幅広い顧客層に高品質な時計を提供しています。 工作機械事業では、1936年の田無工場新設を機に生産を開始し、1970年にはCNC自動旋盤「シンコム」を開発するなど、小型化、精密加工、自動化技術を強みとしています。これらの技術は、時計部品製造で培われた精密加工技術を応用したもので、国内外の産業界に貢献しています。 デバイス事業では、水晶振動子、チップLEDランプ、ICセンサー電子体温計、マイコン制御によるラインインパクトプリンタなどの製造・販売を手掛けており、低消費電力技術を活かした製品開発を進めています。同社はこれらの多岐にわたる事業を通じて、世界中の人々の暮らしを豊かにすることを目指し、持続的な価値創造に取り組んでいます。
長崎キヤノン株式会社
売上 993億円(2025/12)
長崎キヤノン株式会社は、2010年3月にコンパクトデジタルカメラの生産会社として長崎県波佐見町で操業を開始しました。以来、培った技術を昇華させ、現在ではコンパクトデジタルカメラに加え、デジタル一眼レフカメラ、ミラーレスカメラ、ネットワークカメラ、プロジェクター、コンパクトフォトプリンターなど、多岐にわたるキヤノン製品の製造を担う「総合生産拠点」へと発展しています。同社は、キヤノンの優れた光学技術やイメージング技術を基盤に、高精度な製造技術と知的集約型の生産体制を強みとしています。特に、カメラの命ともいえる鏡筒部品のミクロン単位での社内生産や、人と自動機を融合させたセル生産方式により、最高水準の品質・コスト・納期を実現しています。ネットワークカメラ分野では、グローバルリーダーであるアクシス社との共同開発製品も手掛け、屋外モデルでは高温・低温対応、衝撃耐性、防塵・防水などのタフな性能も実現しています。同社は「One九州キヤノン」の一員として、九州内のキヤノングループ各社との協業を深め、シナジー効果を発揮しながら、どのような製品でも生産可能な「世界最高水準の多機能型量産工場」を目指し、「Made in 長崎」の製品を世界中の顧客に提供しています。社員一人ひとりが高い目標を掲げ、継続的な革新活動を通じて、社会貢献と地域共生にも積極的に取り組んでいます。
株式会社ミツトヨ
上場売上 925億円(2025/12)
株式会社ミツトヨは、1934年創業の精密測定機器の総合メーカーであり、業界で最も多い5,500種類以上の商品を世界60カ国以上で展開するリーディングカンパニーです。同社は「測る」を通じて、ものづくりに携わるお客様や社会の持続的発展と価値創造に貢献することをミッションとしています。主要事業は精密測定機器の製造・販売であり、三次元測定機、画像測定機、形状測定機、硬さ試験機、光学機器、X線CTシステムといった計測機器から、マイクロメータ、ノギス、ハイトゲージ、デプスゲージ、内径測定機、ダイヤルゲージ・テストインジケータなどの測定工具、さらには接触・非接触センサ、スケールユニット、マイクロメータヘッドといった装置組込ユニットまで、幅広い製品群を提供しています。また、計測データ収集・品質管理ソフトウェアや、ゲージブロック、基準測定工具、校正装置・基準機器などの測定基準器・校正機器も手掛けています。 同社の強みは、計測技術、ソフトウェア、光学、機械、電子といった幅広く高度なキーテクノロジーを自社で保有し、新技術・商品・ソリューションの研究開発に日々取り組んでいる点にあります。国家標準にトレーサブルな品質保証体制を確立し、国際規格ISO/IEC 17025に基づく認定事業者として信頼性の高い校正サービスを提供。卓越した技能を持つ「匠マイスター制度」を通じて、製品の高い品質を維持しています。顧客に対しては、導入支援から定期的な検査・校正、故障修理、教育支援まで、充実したサポート・サービスを提供しており、専門教育機関「ミツトヨ計測学院」では計測技術講座やシステム講座を開催し、技術者の育成にも貢献しています。 近年では、IoTを活用したSmart Factoryソリューションや半導体計測ソリューションにも注力し、製造現場の生産性向上や自動化を支援。「未来を提案するソリューションカンパニー」として、お客様の想像を超える新しい価値提案を目指しています。グローバルな拠点ネットワークと代理店網を通じて、世界中のお客様に最適なソリューションを提供し、精密測定技術の練磨・革新を通じて世界の産業発展と社会課題解決に貢献しています。
株式会社タムロン
上場売上 758億円(2025/12)
株式会社タムロンは、1950年の創業以来、75年以上にわたり先進の光学技術を追求し、研究開発から企画・設計・生産・販売・サポートまで一貫したグローバル事業体制を展開する総合光学メーカーです。同社は「光を究め、感動と安心を創造し、心豊かな社会の実現に貢献する」という経営理念のもと、大きく変化する社会のニーズに応える革新的な製品開発を行っています。 主要事業は「写真関連事業」「監視&FA関連事業」「モビリティ&ヘルスケア、その他事業」の3つのセグメントで構成されています。写真関連事業では、ミラーレスカメラ用や一眼レフカメラ用の交換レンズを提供し、独自の高度な技術力と独創的な仕様、優れた描写力、画期的なコンパクト設計、操作性の良いデザインにより、世界中で高い評価を得ています。これにより、写真表現の可能性を広げ、個人の顧客に感動と喜びを提供しています。 監視&FA関連事業では、防犯・安全のための監視カメラ用レンズ、工業用マシンビジョンレンズ、TV会議用レンズなど、高画素対応・高品質のレンズを世界に展開しています。さらに、ドローンや組込用途向けの10倍ズームカメラモジュールや、暗闇でも映像化できる遠赤外線(サーモ)カメラモジュールを開発・販売し、社会の眼として安全を守る力となっています。 モビリティ&ヘルスケア、その他事業では、高成長が見込まれる車載や医療分野での事業を拡大しています。車載カメラ用レンズは自動運転化が進む自動車分野で車の眼として事故のない社会の実現を後押しし、医療用レンズは医師の眼となり正確な診断・手術を支え、人々の安心・安全や健康に貢献しています。これらの事業を通じて、同社は未来の社会課題に光学の力で挑み、次世代の収益の柱として本格的な成長を目指しています。タムロンは、感動と安心を創造することで、社会に尊敬され、真に必要とされる会社を目指し、持続可能な社会の実現に貢献しています。
株式会社リガク
売上 687億円(2025/12)
株式会社リガクは、70年以上にわたり、科学技術の発展を通じて人類の向上に貢献することを使命とする分析機器メーカーです。同社は、X線、電子、ラマン、熱分析といった幅広い技術を駆使し、多岐にわたる材料分析のための使いやすいツールを提供しています。主要な製品ラインナップには、半導体プロセスR&Dおよび大量生産向けのX線計測ツール、結晶性材料の原子レベル構造を決定するX線・電子回折装置、結晶性・非晶性材料やナノスケール形態を研究するX線回折・散乱装置、鉱物、金属、セメント、石油製品、ポリマーなどの元素分析を行うXRF分光計、材料科学やライフサイエンス研究、故障解析のためのX線CTスキャナーや分子イメージングシステム、化学物質の脅威検出や材料の識別・検証に用いるハンドヘルド型ラマン分析装置、そして材料の物理的・化学的特性を温度の関数として調査する熱分析装置(DSC、STA、TMA)が含まれます。さらに、X線源、EUV・X線光学系、X線検出器などのコンポーネントや、液体ストリームや固定位置のウェブ・コイル用途向けのオンライン元素分析を行うプロセス制御機器も提供しています。同社の製品は、バッテリー、半導体、エレクトロニクス、セメント、ライフサイエンス、医薬品といった産業の研究開発、プロセス最適化、品質管理に不可欠であり、法執行機関、政府機関、セキュリティ専門家、軍事・EOD作戦、初期対応者、税関機関、過剰摂取防止センター、製薬製造など、幅広い顧客層に利用されています。リガクは、顧客が自信を持って結果と洞察を得られるよう、技術サポート、顧客トレーニング、ウェビナー、アプリケーションライブラリ、科学技術ジャーナル「Rigaku Journal」、ブログなどの豊富な教育リソースとサポート体制をグローバルに展開し、顧客の分析ニーズに応えています。
株式会社堀場製作所
上場売上 637億円(2025/12)
株式会社堀場製作所は、自動車開発、プロセス・環境モニタリング、医療診断、半導体製造・計測、科学研究開発、品質管理測定など、多岐にわたる分野で分析・計測機器およびシステムを提供するグローバル企業です。同社は、モビリティ、科学、医療、プロセス・環境、半導体の主要5セグメントにおいて事業を展開しています。モビリティ分野では、自動車のR&D向けに排ガス測定装置やエンジン・バッテリー開発試験システムを提供し、カーボンニュートラル社会の実現に貢献しています。科学分野では、分光分析装置、粒子径分布測定装置、X線蛍光分析装置、ラマンイメージング・分光計などを提供し、基礎研究から品質管理まで幅広いニーズに応えます。医療分野では、体外診断用医薬品や臨床検査機器を提供し、医療現場をサポート。プロセス・環境分野では、工場排水や大気汚染物質の連続監視装置、水質・ガス分析計などを提供し、環境保全と安全な社会づくりに貢献しています。半導体分野では、半導体製造プロセスにおけるガス流量制御装置や液中パーティクルカウンタなどの計測・制御技術を提供し、高品質な半導体生産を支えています。同社は「ほんまもん」の技術と人財を強みとし、世界中の顧客に信頼される製品とサービスを提供することで、社会の変化を捉え、次のステージを目指しています。グローバルなサービスネットワークを通じて、顧客へのサポート体制も充実させています。
株式会社エビデント
売上 595億円(2024/03)
株式会社エビデントは、1世紀以上にわたりオリンパスとして培ってきた高度な光学技術を基盤に、次世代のマイクロイメージングソリューションを提供する企業です。同社は、ライフサイエンスと産業ソリューションの二つの主要分野で事業を展開しています。ライフサイエンス分野では、研究、臨床診断、教育を支援する包括的なイメージング方法を提供しており、必須の明視野・暗視野顕微鏡から、高度な蛍光、4D解析、デジタル病理学、超解像顕微鏡システム(IXplore IX85 SpinSRなど)、共焦点・多光子レーザー走査型顕微鏡(FLUOVIEW FV5000)、細胞培養ソリューション、ホールスライドスキャニング(SLIDEVIEW VS-M1/VS200)、そして体外受精や顕微授精に特化した顕微鏡システム(IX3-ICSI/IMSI、BX53、SZX16)まで多岐にわたる製品を提供しています。また、直感的な操作性とシームレスなワークフローを提供するcellSensイメージングソフトウェアも提供し、TruSight™デコンボリューションによる解像度向上を可能にしています。 産業ソリューション分野では、日常の検査から詳細な品質管理、精密な製造分析にわたるタスク向けに設計されたレーザースキャン、デジタル、半導体顕微鏡を提供し、卓越した精度と柔軟性を実現しています。具体的な製品としては、受賞歴のあるDSX2000デジタルマイクロスコープシリーズや、白色干渉計搭載の3D測定レーザー顕微鏡LEXT™ OLS5500などがあります。さらに、設備の保守、製造、環境用途の顕微鏡に加え、ビデオスコープ、非破壊検査装置、X線分析装置といった幅広い産業用測定システムも提供し、航空、自動車、材料科学など多様な産業のニーズに応えています。同社は、日本、米国、ドイツ、中国に研究開発および製造センターを、世界中に事業拠点と専門の販売サービスセンターを構え、グローバルに事業を展開しています。科学的な躍進を駆動し、お客様の観察を見識につなげることを使命とし、イノベーションと探求の精神を事業の根幹に据え、人々の健康、安全、豊かな暮らしに貢献しています。特に、Pramanaをグループに迎えることで、リアルタイムAI駆動の完全自律型イメージスキャンによるデジタル病理学ソリューションを強化しています。
株式会社トプコン
上場売上 576億円(2025/03)
株式会社トプコンは、「医(ヘルスケア)」「食(農業)」「住(建設)」の3つの分野における社会的課題を、最先端のDXソリューションで解決するグローバル・ソリューションプロバイダーです。同社は、創業以来培ってきた精密光学技術を基盤に、機械、電気、IT、ネットワーク、衛星測位、3次元計測、センシング・制御技術を高度に融合したオプトメカトロニクス技術を強みとしています。 ヘルスケア分野では、世界的な高齢化に伴う眼疾患の増加という課題に対し、眼健診(スクリーニング)の仕組みづくりを通じて、疾患の早期発見と医療効率向上に貢献しています。具体的には、フルオートスクリーニング機器やデジタル検眼システムで画像や検査データを簡単に取得し、クラウド型IoTプラットフォームを活用して専門医による遠隔診断やAI診断を可能にすることで、眼科以外の身近な場所での眼底撮影から早期発見・早期治療へと繋げるソリューションを提供しています。 農業分野では、世界的な人口増加に伴う食糧不足への懸念に対し、「農業の工場化」を推進し、高精度化と省力化を実現しています。精密GNSSを活用した農機の自動操舵システム、作物の生育状態を非接触で計測するレーザー式生育センサー、そして営農サイクル全般のデータをクラウドで一元管理する農業マネジメントシステムにより、肥料や農薬の最適化を図り、生産性と品質の向上に貢献しています。 建設分野では、世界的なインフラ需要に伴う技能者不足という課題に対し、「建設工事の工場化」を通じて生産性及び品質の向上を実現しています。高精度な3次元計測機器と精密な油圧コントロール技術を組み合わせたICT自動化施工システムにより、3次元設計データに基づいた建機の自動制御を可能にしています。さらに、リアルタイム施工マネジメントシステム『SiteNow』などで建設現場とオフィスをネットワークで繋ぎ、測量・設計・施工・検査のワークフローを一元管理することで、建設工事の効率化と人手不足解消に貢献しています。同社は海外売上比率8割、外国人社員比率7割を誇るグローバル企業として、世界中で豊かな社会づくりに貢献し続けています。
株式会社河合楽器製作所
上場売上 552億円(2026/03)
株式会社河合楽器製作所は、「人生を、響かせる。」をミッションに掲げ、音楽文化の発展と人々の豊かな生活に貢献する多角的な事業を展開しています。同社の原点であり主力事業である楽器事業では、創業者河合小市の「世界一のピアノづくり」の精神を脈々と受け継ぎ、最高級グランドピアノ「Shigeru Kawai」シリーズやアップライトピアノ、先進的なデジタル技術を駆使した電子ピアノ、新しいピアノライフを提案する消音ハイブリッドピアノなどを国内外で生産・販売しています。長年の経験と研究から得た高次な設計思想と独自の技術研究、飽くなき探究心により、時代を画す革新的な製品を世に送り出し、一般家庭から学校、公共機関、プロのピアニストまで幅広い顧客層に支持されています。全国約70店舗の直営店を通じて楽器販売から調律、メンテナンスまで総合的な音楽サービスを提供し、熟練した調律技術者MPAが国際ピアノコンクールのコンサートチューナーとしても活躍するなど、高品質なアフターサービス体制も強みです。 教育事業では、1956年発足のカワイ音楽教室を中心に、体育教室、絵画造形教室、英語教室など、子どもたちの興味の芽を大切にし、感性や独創性、自主性を育む多様な教育活動を展開。大人のためのミュージックスクールも開設し、生涯学習ニーズにも応えています。また、1968年から続くカワイ音楽コンクールは、毎年2万人以上が参加する日本有数の学生コンクールとして多くの演奏家を輩出しています。出版事業では「カワイ出版」ブランドのもと、音楽芸術分野の楽譜や教材、児童向け絵本などを刊行し、特に合唱作品の出版点数では高い評価を得ています。さらに、楽譜認識・作成ソフト「スコアメーカー」をはじめとする音楽ソフトウェアの開発・販売も手掛け、一般・学校市場で好評を博しています。 ピアノ製造で培った技術を活かした素材加工事業も同社の経営の大きな柱です。金属事業では、オルガンリード加工技術から派生した精密異形圧延技術を応用し、パワートランジスタ用リードフレームを中心とした半導体材料、コネクタ材料、自動車関連部品などを提供し、世界No.1の高い評価を受けています。塗装事業ではピアノの鏡面塗装技術を高級自動車向け内装パネルに応用し、音響事業では防音室「ナサール」の製造・販売を通じて楽器用防音室や研究施設向け防音・検査室など理想の音響空間を提供しています。その他、情報関連事業としてシステム開発支援やコンサルティング、金融関連事業として集金代行サービス、保険代理店事業など、多角的なビジネスモデルで顧客の多様なニーズに応え、2027年の創業100周年に向けて「世界一の鍵盤楽器メーカー」を目指し、鍵盤楽器事業の成長と次なる成長エンジンの構築に注力しています。
東京計器株式会社
上場売上 545億円(2026/03)
東京計器株式会社は、1896年に我が国初の計器工場として創業以来、「計測・認識・制御」をコア技術として、社会の安全・安心に貢献する多岐にわたる製品とサービスを提供しています。同社の主要事業は、船舶の安全航行を支える舶用機器事業として、ジャイロコンパス、オートパイロット、ECDIS(電子海図情報表示装置)などの航海機器の開発・製造・販売、および保守・修理サービスを展開しています。また、産業機械の基盤を担う油圧制御事業では、油圧機器や建設機械向け電子製品、設備保全向け電子機器を提供し、幅広い産業分野の自動化・効率化に貢献しています。 さらに、同社は高精度な計測技術を活かし、液体用電池駆動式クランプオン形超音波流量計やミリ波レーダ式レベル計といった流量計・レベル計を提供し、プラントや工場における流体管理を支援しています。防災分野では、ハロゲン化物や不活性ガスを用いたガス系消火設備を提供し、危険物倉庫などの安全確保に貢献。防衛・海上交通分野では、防衛・通信機器や海上交通システムを通じて国の安全保障と海上交通の円滑化を支えています。 慣性センサ事業では、直進自動操舵補助装置や振動ジャイロ姿勢センサなどを提供し、高精度な位置・姿勢制御を実現。建設分野では、道路向けレーザ・プロファイラやトンネル向け高性能ジャイロコンパスなど、インフラ整備を支える計測・制御装置を展開しています。RF機器事業ではソリッドステートマイクロ波電源・発振器を、放送機器事業ではヘリコプタ中継システムや車載型カメラ防振装置を提供し、通信・放送インフラを支えています。 検査機器事業では、印刷品質検査装置や素材検査装置を通じて製造業の品質管理を強化。鉄道保線事業では、超音波レール探傷車や分岐器検査装置、保線検測サービスを提供し、鉄道の安全運行に寄与しています。電磁シールド事業では、工業用シールドルームや医療用MRIシールドルーム、防衛・通信機器向けの無線機・ヘッドセットを提供し、電磁波環境の安全性を確保。近年では、水素圧縮装置や関連油圧システムを提供する水素・エネルギー事業、宇宙関連製品の開発、そして高性能デバイスDAPDNAを活用したエッジAI技術の開発にも注力し、新たな成長ドライバーとして事業領域を拡大しています。同社は、長年にわたる技術開発力と幅広い事業展開により、国内外の多様な顧客ニーズに応え、持続可能な社会の実現に貢献しています。
キヤノンファインテックニスカ株式会社
売上 433億円(2025/12)
キヤノンファインテックニスカ株式会社は、キヤノングループの一員として、ペーパーハンドリング技術とインクジェット技術を核とした印刷機器関連事業を展開する精密機器メーカーです。同社の事業は大きく「PHD(事務機周辺機器)事業」と「業務用プリンター事業」の二本柱で構成されています。PHD事業では、オフィス向け複合機やプロダクションプリンター向けに、高速かつ大量印刷を可能にするサイド給紙デッキや、用紙を「揃える」「綴じる」「折る」といった高度な加工を施すフィニッシャー、さらには折機、インサーター、製本機などの製品の企画・開発・生産を手掛けています。これらの製品は、ユーザーの作業効率を大幅に向上させ、多様な印刷ニーズに応えるものです。 一方、業務用プリンター事業では、インクジェット方式やサーマル方式を活用し、ラベルプリンター、カードプリンター、IDカードプリンター、ケーブルIDプリンター(マークプリンター)といった幅広い製品の企画・開発・生産・販売を行っています。特にラベルプリンターは高精細・高画質の印刷で商品の魅力を最大限に引き出し、IDカードプリンターはバージョン別機能一覧表やドライバーダウンロード、カタログ提供を通じて顧客サポートも充実させています。同社は「高速印刷」「高画質印刷」「多彩なメディア搬送」といった独自の技術力を強みとし、開発から生産、販売までを一貫して担う体制を確立しています。 また、同社は「長期経営ビジョン2030」を掲げ、「事業の拡大」「拠点と機能の最適化」「社会的価値の向上」をコア戦略とし、持続的な成長と社会的価値の創造を目指しています。DXへの取り組みも積極的に推進しており、スマートファクトリーの実現、AIを用いた業務革新、CAE技術による試作レス設計変革などを通じて、経営基盤の再構築と新規ドメインへのポートフォリオ転換を加速させています。これにより、生産労働人口減少といった社会課題に適応し、より進化した業務プロセスを創造することで、社員とステークホルダーのウェルビーイング実現にも貢献しています。これらの取り組みは、変化の激しいデジタル社会において、常に社会や世界の人々の暮らしに貢献しようとする同社の強い意志を示しています。
OMデジタルソリューションズ株式会社
売上 364億円(2026/03)
OMデジタルソリューションズ株式会社は、デジタルカメラ、交換レンズ、双眼鏡、オーディオ製品などの精密機器の開発、製造、販売、サービスを主軸とする企業です。前身であるオリンパス株式会社の映像事業が長年培ってきた光学技術とモノづくり技術を継承し、2020年に独立しました。同社は「世界中の人々の生活を豊かにする」というミッションを掲げ、2025年からは「OM SYSTEM」「OM INNO-Techs」「OM Optical Precision」の3つの事業ユニット体制で事業を展開しています。 「OM SYSTEM」事業では、「More adventures in life」をブランドタグラインに、アウトドアでの撮影体験を豊かにする高信頼性、機動性、優れた描写性能を持つカメラシステム、交換レンズ、オーディオ製品、双眼鏡などをグローバルに提供しています。特に、軽量で堅牢なミラーレス一眼カメラや防水・防塵・耐低温性能を持つタフカメラは、自然環境下での撮影を追求する写真愛好家やプロ写真家から支持されています。また、製品の長期利用を促す修理・保守サービスや、自然環境保護活動への支援、自然観察機会の提供を通じて、持続可能な社会の実現にも貢献しています。 「OM INNO-Techs」事業では、映像・音響技術を活用し、産業・学術分野における社会課題解決に貢献するソリューションを提供しています。具体的には、文化財研究向けの赤外線カメラシステム「IR System」や、医療現場向けのMHシリーズ高圧蒸気滅菌対応カメラシステム、デジタルアーカイブカメラ「R System」などを開発・販売しています。さらに、「OM Optical Precision」事業では、長年の光学生産技術とモノづくりノウハウを活かし、電子機器の受託製造サービスを提供しており、多様な顧客の製造ニーズに応えています。同社は、製品の企画から開発、製造、販売、アフターサポートまでを一貫して行うワンストップ体制を強みとし、グローバルな事業展開を通じて、顧客のニーズに寄り添った価値創造を目指しています。
ニデックプレシジョン株式会社
売上 323億円(2025/03)
ニデックプレシジョン株式会社は、精密なものづくり技術を核に、世界の多様な産業へ貢献する企業です。同社は、旧社名である日本電産コパル株式会社時代からカメラ産業で培ってきた高度な精密加工技術を基盤とし、お客様の小型・軽量化ニーズに応える新たな価値を提供しています。主要な事業内容としては、錯覚を利用した触覚の再現性に特化したLRA触覚デバイスや、世界最薄のリニア振動アクチュエータ「TapSense」の開発・製造が挙げられます。また、世界中で広く活用されている標準DCギヤードモータや標準DCファンモータのラインアップも展開し、幅広い用途に対応しています。長年の経験で培われた精密加工技術を活かした精密部品や金型関連の請負サービスも提供しており、顧客の多様な要求に応えています。さらに、プライバシーに配慮した業務用AIネットワークカメラ「NPA-1」も手掛けるなど、光学機器から電子デバイス、メカトロニクスまで多岐にわたる製品とソリューションを提供し、社会の発展に寄与しています。同社は、これらの製品とサービスを通じて、グローバルな市場における顧客の課題解決とイノベーションを支援しています。
旭ダイヤモンド工業株式会社
上場売上 322億円(2026/03)
旭ダイヤモンド工業株式会社は、1937年の創業以来、ダイヤモンドおよび高硬度物質応用工具の製造販売、輸出入を主軸とするダイヤモンド工具専業メーカーです。同社は、世界最硬の素材であるダイヤモンドやCBNを用いた砥石、ドリル、ブレード、ホイール、カッタ、ダイス、ドレッサなどの各種工具を開発・製造し、グローバルに提供しています。主要な事業分野は、電子・半導体、輸送機器、機械・工具、石材・建設、そして宝飾品と多岐にわたります。 電子・半導体分野では、SiCやGaNウェーハ面研削用ダイヤモンドホイール「M-cloud」や電着ダイヤモンドワイヤ「エコメップ」、各種ウェーハ面研削用ホイールなどを提供し、急速な技術進化に対応する高精度・高能率な加工ソリューションを提供しています。輸送機器分野では、自動車や航空機部品の生産に不可欠な高精度なダイヤモンド工具やCBNホイール、ドレッサなどを供給し、絶対的な安全性が求められる製品の品質を支えています。機械・工具分野では、金属や木材などの加工に用いられる工作機械や金型産業向けに、切る、削る、磨くといった工程で活躍するダイヤモンド工具を提供し、日本のモノづくりの競争力に貢献しています。石材・建設分野では、大型ビルの建設・解体、墓石加工、道路整備、耐震補強、護岸工事などに使用されるダイヤモンドソーブレードやコアドリルなどを提供し、環境配慮や騒音対策といった社会的ニーズに応えています。また、宝飾品分野では、長年の実績と信用に基づき、高品質なダイヤモンド製品の提供と高精度カット技術で信頼を得ています。 同社の強みは、長年培ってきた高度な技術力と、お客様のニーズを直接汲み取り、研究開発に直結させる独自の体制です。受注生産を基本としつつも、先行投資を積極的に行い、お客様の期待を超えるユニークな製品開発を目指しています。特に半導体市場への注力を強化しており、持続的・長期的に使用可能な高寿命、高精度、高能率なダイヤモンド工具は、製造現場の省エネや環境負荷軽減、生産性向上に大きく貢献しています。国内18カ所、海外11カ所の販売拠点と、国内4カ所、海外14カ所の製造拠点を擁するグローバルネットワークにより、世界中の顧客に最先端の工具を迅速に提供できる体制を確立しています。研究開発においては、基礎・応用技術の探求に加え、AIやロボティクスといった先端技術の統合、新素材(人工ダイヤモンド)の開発、外部機関との連携を積極的に進め、未来のモノづくりを「もっと面白く」することを目指しています。
スター精密株式会社
上場売上 286億円(2025/12)
スター精密株式会社は、1950年の設立以来、半世紀以上にわたり小型精密加工・組立技術をコアに、高付加価値製品を創り出してきた精密機械メーカーです。同社の事業は大きく「工作機械事業」と「特機事業」の二本柱で構成されています。工作機械事業では、高精度・高剛性・高耐久性を誇るCNC自動旋盤、特にスイス型自動旋盤の開発・製造・販売を手掛けており、自動車、医療、デジタル機器、航空部品など、小型精密部品を必要とする世界中の幅広い産業に貢献しています。年間販売台数は3,797台(2024年実績)に上り、未来の製造業を支える「マザーマシン」として高い評価を得ています。一方、特機事業では、業務用小型プリンターの開発・製造・販売を行っており、レシート発行に留まらず、タブレットPOSシステムとの連携、モバイルオーダー、セルフレジ、KIOSK、キャッシュレス決済、検針・フィールド業務など、多様な店舗運営シーンで活躍しています。スキャナーやキャッシュドロアーなどの周辺機器との優れた接続性と拡張性を持ち、ソフトウェアやクラウドを活用した高付加価値製品の開発を推進し、店舗運営を支えるトータルソリューションプロバイダーを目指しています。年間販売台数は344,000台(2024年実績)です。同社は「グローバルニッチ戦略」を経営方針の柱とし、いたずらに規模を追わず、特定の分野・市場に特化することで競争優位性を確保し、世界市場で10%以上のシェアを獲得しています。世界10カ国18社(2025年3月時点)に及ぶグローバルネットワークを構築し、生産・販売・サービス体制を展開しており、海外売上構成比は89.1%(2024年12月期)と高い水準を誇ります。創業以来培ってきた技術力とグローバル展開を強みに、「世界に挑戦する偉大な中小企業」として社会の持続的発展に貢献しています。
シチズンファインデバイス株式会社
売上 253億円(2026/03)
シチズンファインデバイス株式会社は、シチズングループの一員として、長年にわたり培ってきた精密加工技術を基盤に、多岐にわたる製品の製造販売を手掛ける企業です。主要事業として、自動車部品を主とする精密切削加工部品、水晶振動子や水晶発振器、水晶ウエハなどの水晶デバイス、映像デバイス、時計部品、薄膜サブマウント、セラミックス部品、自動化・省力化装置、そして精密計測器(2025年9月30日に事業撤退予定)やモータなどを展開しています。特に自動車産業向けの部品製造においては、トヨタ自動車、デンソー、アドヴィックス、アイシンといった大手企業から品質や原価低減、納期対応に関して多数の表彰を受けており、その高い技術力と信頼性が評価されています。 同社の製品群は、精密切削加工技術、薄膜技術、脆性材加工技術、MEMSフォトリソ技術、組立技術、封止技術といった独自のコア技術によって支えられています。これらの技術は、より薄く、より小さく、より高精度な製品を実現するために不可欠であり、自社開発の製造設備を導入することで独自性を維持しています。具体的な製品としては、φ2mm以下の超小型磁石、材料から加工まで一貫生産される貴石、シリンダー内の燃焼圧力を直接計測する燃焼圧センサ、光で電流を計測する次世代の光プローブ電流センサ(OpECS)などがあります。これらの製品は、自動車、電子機器、時計、医療・バイオといった幅広い分野の顧客に提供されており、国内外に事業拠点を持ちグローバルに事業を展開しています。
長野計器株式会社
上場売上 243億円(2026/03)
長野計器株式会社は、1896年の創業以来120年以上にわたり、「技術立社」を標榜し、圧力計測のリーディングカンパニーとして世界最大規模の生産・販売力を誇る企業です。同社の主要事業は、圧力計事業、圧力センサ事業、計測制御機器事業、ダイカスト事業の4つに大別されます。 圧力計事業では、微圧から超高圧まで幅広いレンジに対応する機械式圧力計を開発・製造・販売しており、国内市場で60%以上のシェアを占めています。ブルドン管(C形、スパイラル形、ヘリカル形)、ベローズ、カプセル、ダイアフラムといった多様なコア技術を駆使し、電力、石油化学プラント、FA空圧機器、空調管材、半導体製造設備など、多岐にわたる産業分野の安全確保と効率化に貢献しています。 圧力センサ事業は1983年に開始され、計測値を電気信号に変換することで、従来の「計測」から「制御」への技術革新を推進しています。SSセンサ、MSセンサ、CSセンサ、封入式SUS316Lセンサ、CCセンサ、SCセンサといった先進的なセンサ技術を基盤に、自動車のエンジン制御や燃料電池車、建設機械の油圧制御、半導体製造装置におけるガス・薬液供給、クリーンルームの空調管理、新エネルギー分野(水素・アンモニア)など、自動化・省人化が進む現代社会のニーズに応えています。 計測制御機器事業では、圧力計や圧力センサの検査・校正に不可欠な重錘型圧力計(圧力標準機)をはじめ、正確な圧力を発生させる装置や加圧装置、空気圧機器、リークテスター(漏れ検査装置)などを自社開発し、精密計測制御のソリューションを提供しています。これにより、自動車部品や電子部品、医療機器などの品質不良防止に貢献しています。 ダイカスト事業では、アルミニウムのダイカスト製品および金型の設計・開発・販売を手掛けており、自動車部品(LEDライト用ヒートシンクなど)、計量器、工業計器、OA・エレクトロニクス関連など、幅広い分野に高精度な部品を供給しています。鋳造から加工、表面処理、検査まで一貫した自動化設備を導入し、高品質な製品を提供しています。 同社は、1995年の「発明大賞笹川特別賞」受賞や2003年の「日経優秀製品サービス賞最優秀賞」受賞、2016年の「分銅式標準圧力計」の未来技術遺産登録など、長年にわたる技術革新と実績を誇ります。ISO9001、ISO14001、医療機器産業に特化したISO13485の認証を取得し、圧力部門で国内初のJCSS登録事業者となるなど、国際的な品質基準に準拠した製品とサービスを提供しています。多品種少量生産にも対応できる柔軟性と、光ファイバーを用いた新たな圧力検知方法への挑戦など、常に未来を見据えた研究開発を進め、グローバルな事業展開を通じて、社会の「安心・安全」を支える基盤技術を提供し続けています。
リオン株式会社
上場売上 231億円(2026/03)
リオン株式会社は、1944年に理学・音響学の研究成果を製品化することを目的に設立され、「医療」「環境」「産業」の3分野を軸に事業を展開する日本の精密機器メーカーです。同社は、国産初の量産型補聴器「リオネット補聴器」を発売して以来70年以上の歴史を持ち、小型化、デジタル化、防水化といった先進技術で業界をリードし、難聴者の言葉によるコミュニケーションを支えています。聴能設備機器としては、学校やホール、交通機関などで利用される各種補聴・援助システムや生活サポート商品を提供し、利用環境に応じた最適なソリューションを提案しています。医用検査機器分野では、オージオメータ、誘発反応検査装置、平衡機能検査装置など、耳鼻咽喉科領域を中心とした先進の診断機器を提供し、その堅牢性、使いやすさ、全国サポート体制で高い評価を得ています。環境機器事業では、道路交通騒音、工場騒音、建設工事騒音、航空機騒音などを監視する騒音計、工場設備の保守保全や製品開発に不可欠な振動計、社会インフラ保全に貢献する地震計など、多岐にわたる音響・振動計測器を提供し、環境行政や産業界のニーズに応えています。さらに、微粒子計測器事業では、エレクトロニクス産業のクリーンルームや医薬品・食品製造工程の高度な清浄度管理に貢献する気中・液中パーティクルカウンタを提供し、行政や業界規制への迅速な適応、ネットワーク化、生産システムとの連動といった顧客ニーズに対応しています。同社は「科学技術を発展させ社会に貢献する」という企業理念のもと、人々の豊かで快適な暮らしの実現に貢献し、国内のみならず海外でも高い評価を得ています。
株式会社鈴木
上場売上 185億円(2025/06)
株式会社鈴木は1933年の創業以来、「ゼロへの挑戦」「不への挑戦」という経営理念のもと、精密・複合加工技術を核とした事業を展開する企業です。同社は、ミクロンレベルの精密さを誇る金型技術を基盤に、主に「金型製造」「部品製造」「生産システム製造」の3つのドメインで事業を推進しています。金型製造においては、金属部品用のプレス金型やプラスチック部品用のモールド金型の設計から材料手配、機械加工プログラム作成までを一貫して手掛け、技術部門と製造部門の緊密な連携により超微細加工を実現しています。また、新製品開発を支援するため試作用母型の提供も行っています。部品製造では、自社開発の精密金型を活用し、コネクタコンタクト、コネクタハウジング、自動車電装部品といった高品質な電子部品を製造。特にプレスフィット端子に強みを持ち、はんだレスによる軽量化、小型化、省スペース化、製造工程の簡略化によるコスト改善、生産性向上、熱衝撃の回避による品質向上、鉛フリー化による環境負荷軽減、リサイクル効率化に貢献しています。これらの部品はスマートフォン、デジタルカメラ、パソコンなどのデジタル機器や自動車の電装部品、EV、パワー半導体、5G、エネルギー産業など幅広い分野で採用されています。生産システム製造においては、超精密加工技術と長年培ったメカトロニクス技術・システムノウハウを融合し、高速・高精度な塗布に対応するディスペンサや、プリント基板用リフロー炉などの表面実装関連装置、さらには生産工程の自動化・合理化を実現する各種カスタム装置の開発・製造を行っています。少ロットから量産まで柔軟に対応し、次世代ニーズを捉えた先端技術の研究開発にも注力しています。さらに、同社は医療器具組立も事業内容としており、微細加工技術を活かした高品質な医療器具の製造に取り組んでいます。同社の強みは、開発から量産までを一貫して手掛ける生産体制と、国内最大規模のプレス保有台数、そしてIATF16949、ISO9001、ISO14001といった国際標準規格に準拠した徹底した品質保証体制にあります。これらの総合力により、顧客の多様なニーズに対し、高品質、低コスト、迅速な対応を実現し、社会の発展に貢献しています。
セイコーグループ株式会社
上場売上 180億円(2026/03)
セイコーグループ株式会社は、1881年の創業以来、「時」を基軸とした精密な技術と革新を追求し、多岐にわたる事業を展開するグローバル企業です。同社の主要事業は、ウオッチ事業、クロック事業、デバイスソリューション事業、システムソリューション事業、そして設備時計・デジタルサイネージ/スポーツ計時計測事業、さらには和光事業(高級品小売)から構成されています。ウオッチ事業では、世界初のクオーツ腕時計やGPSソーラーウオッチなど、常に時代の先端を行く製品を開発し、グランドセイコーをはじめとする高精度な腕時計の企画、開発、製造、国内外での販売を手掛けています。クロック事業では、壁掛け時計、置き時計、目覚まし時計などの企画・販売を通じて、人々の生活に「時」を提供しています。デバイスソリューション事業では、電子部品、精密部品、半導体製品、プリンティングデバイスの開発、製造、販売を行い、幅広い産業に貢献。システムソリューション事業では、情報システムやネットワークサービスに関するハードウェア・ソフトウェアの開発、製造、販売、保守、サービス、コンサルティングを一貫して提供し、医療DXソリューションやOMOソリューション「SETSUGU」など、社会の多様な課題解決を目指しています。設備時計・デジタルサイネージ/スポーツ計時計測事業では、施設時計やスポーツ計時システム、デジタルサイネージ、大型表示装置の開発・製造・販売、設置工事、スポーツイベントの計時サポートを通じて、正確な「時」の計測と情報表示を実現しています。和光事業では、時計、宝飾品、服飾品、室内装飾品、美術工芸品、眼鏡、食料品などの販売を手掛け、上質なライフスタイルを提案しています。同社は「Craftsmanship(匠の技)、Miniaturization(小型化)、Efficiency(効率化)」を核とする技術開発戦略に基づき、AIやデジタル技術を融合させ、顧客の課題解決に貢献するソリューションカンパニーへの変革を進めています。グローバルな販売・製造ネットワークを持ち、世界中の顧客に製品とサービスを提供しています。
黒田精工株式会社
上場売上 176億円(2026/03)
黒田精工株式会社は、1925年に日本初の専業ゲージメーカー「黒田挟範製作所」として創業し、「精密技術を通じて世界の産業高度化をサポートする」ことを使命としています。同社は創業以来受け継ぐ「精密技術」をコアコンピタンスとし、計測から加工までの幅広い要素技術を用いた独自のソリューションを提供することで、世界のものづくりをグローバルに支えています。主要事業は「駆動システム事業」「金型システム事業」「機工・計測システム事業」の3つです。駆動システム事業では、超精密ボールねじ、ボールねじアクチュエータ、直動システム、X-Yステージなどを製造し、未来の自動化装置の創造に貢献しています。金型システム事業では、精密プレス金型、モーターコア、モーターコア後工程(MAGPREX®)、積層コアなどを提供し、打抜き、回転、積層、計測、組立をプレス工程内で全て処理する「FASTEC®システム」により高性能なモーターなどを実現しています。機工・計測システム事業では、平面研削盤、測定機、ハイドロリックツール、ゲージ、工作機械周辺機器、超精密形状測定装置などを手掛け、「誤差ゼロ」への飽くなき挑戦を続けています。同社の製品は、家電、機械、自動車、医療、電子機器といった幅広い分野で不可欠なものとなっており、100年を超える歴史の中で培われた信頼と技術力、そしてグローバル展開の加速により、「精密のクロダ」ブランドを世界中で確立しています。特に、車載用モーターコアの製造におけるIATF16949認証や、航空宇宙・防衛産業品質マネジメントシステム規格JIS Q 9100の認証取得は、同社の高い品質と技術力を証明しています。
リズム株式会社
上場売上 175億円(2026/03)
リズム株式会社は、1950年にクロックメーカーであるリズム時計工業株式会社として創業して以来、70年以上にわたり精密なものづくりと技術革新を積み重ねてきた企業です。2020年には国内グループ3社を統合し、現在のリズム株式会社として新たな成長戦略を推進しています。同社の事業は大きく「精密部品事業」「生活用品事業」「その他」の3つの柱で構成されています。 精密部品事業は、同社の成長ドライバーとして位置づけられ、超高精度のモールド部品や実装適応の接続端子部品など、先端分野に対応した高品質な製品を提供しています。特に、ミクロン単位の精密な成形技術と顧客起点の提案力を強みとし、モビリティ分野をはじめ、家電、光学機器など多岐にわたる業界の顧客、具体的には日系・外資系自動車Tier 1や大手家電・光学メーカーなど1000社を超える取引実績を誇ります。自動車業界の変革期においては、エネルギーシフトやソフトウェア化に不可欠な部品供給を通じて、さらなる事業拡大を目指しています。 生活用品事業では、祖業であるクロックの製造販売で培った資産を活かし、人々の快適な暮らしを支える「快適品」のラインナップ強化に注力しています。省電力技術と制御技術を応用した独自の二重反転ファンシリーズは、小さい羽根で強い風を生み出す同社の特徴技術であり、モバイルファン、卓上ファン、サーキュレーターなどのヒット商品を生み出しています。その他にも、加湿器や防災行政ラジオ、多様な小型家電や雑貨類を展開し、時代とともに変化するニーズを捉え、くつろぎの時間と空間を創造する製品開発を続けています。 「その他」事業としては、グループ会社を通じて物流サービスや贈答品販売、保険代理店業務なども手掛けており、多角的な事業展開で企業価値の向上を図っています。同社は「高精密部品と快適品のリズム」として、世界に向けて「安心・安全・快適」を届けることを目指し、誠実なものづくりの精神のもと、持続的な成長と社会貢献を追求しています。
株式会社ツバキ・ナカシマ
上場売上 174億円(2025/12)
株式会社ツバキ・ナカシマは、精密加工技術を核に、多岐にわたる産業分野へ高精度な製品を提供するグローバルメーカーです。同社の主要事業は、自動車、産業機械、航空宇宙・防衛、エネルギー、医療、消費財産業などにおけるベアリングやその他の重要用途に使用される精密ボールおよび精密ローラーの製造・販売です。具体的には、高品質のスチールボール、セラミックボール、高性能精密ローラーを提供しています。また、産業用および医療用プラスチック射出成形部品、軽量で耐久性の高い医療向けプラスチックボール&ビーズ、さらにはマイクロ流体プレートの製造能力も有しています。加えて、オーダーメイドの高効率送風機や、高精度計測関連機器およびキャリブレーションサービスの製造・販売も手掛けています。 同社は90年以上にわたり培ってきた専門知識と経験を基盤とし、日本、米国、イタリア、ポーランド、スロバキア、ボスニア、イギリス、中国、タイ、インドに広がる製造拠点を擁する強固なグローバルネットワークを構築しています。このネットワークを最大限に活用することで、素材の柔軟性、確実な納期対応、そして最高水準の品質を世界中のお客様に提供することを強みとしています。同社のパーパスは「精密加工の力で世界を動かす」ことであり、医療や自動車、航空宇宙、防衛分野、そして世界中の生活基盤を支えることで、人々の暮らしを豊かにし、持続可能な未来の創造に貢献しています。顧客の成功を支え、「回転/転がり」における最高の品質、効率、イノベーションを追求し続けることをビジョンに掲げ、2029年までの中期事業計画に基づき、持続的な成長と企業価値の向上を目指しています。
東亜ディーケーケー株式会社
上場売上 168億円(2026/03)
東亜ディーケーケー株式会社は、「水・大気・医療・ガス」を主要な計測技術の柱とし、環境計測から化学分析、生産および品質管理、プロセス制御、産業用ガス検知警報器、医療関連機器に至るまで、幅広い分野でニーズに応える総合計測機器メーカーです。同社は、長年培ってきた固有技術を駆使し、顧客の視点に立った製品とサービスを提供することで、環境保全に取り組むリーディングカンパニーとしての地位を確立しています。事業内容としては、ラボ用分析機器、ポータブル分析計、基本プロセス計測器、上下水用計測器、ボイラー水用分析装置、石油用分析機器、水質用分析機器・システム、大気・排ガス用分析計、医療関連機器など多岐にわたる製品を提供しています。具体的な測定項目には、pH、ORP、電気伝導率、溶存酸素、残留塩素、濁度、色度、SS濃度、各種イオン、窒素・りん、有機汚濁物質、多項目水質測定、自動滴定装置、硝酸・亜硝酸、溶存水素、オゾンなどが含まれます。対象顧客は、上水道・下水道事業者を始めとする公共分野、半導体、食品産業、養殖・水族館といった産業分野、さらには医療機関や研究機関など広範囲に及びます。例えば、純水測定、排水測定、総量規制といった用途に対応する製品群を展開しており、超小型自動水質測定装置の東京都水道局への一括納入実績も有しています。同社の強みは、高度な計測技術と、HACH製品を含む幅広い製品ラインナップ、そして充実した製品サポート体制です。会員制サービスサイトを通じて取扱説明書やデータ集録ソフトの提供、SDS検索、製品お役立ち情報、製品動画コンテンツなどを提供し、顧客へのアフターサービスを強化しています。また、研究開発体制の再構築や武蔵野RDセンターの開設など、未来に向けた技術革新にも積極的に取り組んでいます。ビジネスモデルは、自社開発・製造の計測機器の販売に加え、HACH製品の輸入販売、そして製品の保守・サポートサービス提供を核としており、これにより環境保全と産業の発展に貢献し続けています。
ジーエルサイエンス株式会社
上場売上 163億円(2024/03)
ジーエルサイエンス株式会社は、1968年にガスクロマトグラフ用のカラム充填剤および消耗部品の製造・販売を目的として創業した、分析機器業界の総合技術企業です。同社は、ガスクロマトグラフや液体クロマトグラフに関する装置、前処理装置、部品、充填剤、分析カラム、固相、周辺機器の提供を主要事業としています。さらに、分光光度計用セル、石英加工品、半導体関連分析装置、バイオ機器・部品、その他関連製品も幅広く取り扱っています。特に、HPLCカラム「Inertsil/InertSustain」は、母体合成、化学処理、カラム充填、品質検査までの一連の工程をすべて自社で行う一貫生産体制を強みとしています。また、連続した多孔質を有する機能性材料であるシリカモノリスを「香気成分の捕集材」や「微量試料の濃縮・精製」などに利用する製品を提供し、お客様の「自動化」「効率化」といった多様なニーズに応えるオーダーメイドのガス分析装置も提案しています。近年では、水中PFAS分析に必要な固相抽出からLC-MS/MSまで、全工程をサポートする製品も展開しています。同社の製品は、研究開発、製造工程、品質管理、環境分析といった幅広い分野で利用され、食品、石油・石油化学、製薬・医学、半導体産業、化粧品・デオドラントなどの産業分野に加え、水質汚染、大気汚染、残留農薬、産業廃棄物汚染、土壌汚染といった環境分野における成分分析において不可欠な技術として高い評価を得ています。同社は、長年にわたり培ってきた優れた技術と経験を活かし、社会の安全と発展に貢献する「真に社会性のある企業」を目指し、新たな分野への挑戦を続けています。
株式会社共和電業
上場売上 153億円(2025/12)
株式会社共和電業は、「計測を通じ、お客様と共に社会と人の安全を実現し、安心な未来をつくる」という経営ビジョンのもと、計測機器の製造・販売を主軸とする事業を展開しています。同社は、物理量の変化を電気信号に変換する「ひずみゲージ」や「センサ(変換器)」、それらの信号を処理・表示する「測定器」、そしてこれらを統合した「計測システム」および関連する「アクセサリ」を提供しています。主要製品には、ひずみゲージ、ひずみゲージ式変換器、増幅器内蔵型ひずみゲージ式変換器、電子測定器(AC/DC電源仕様)、無線機器、高温カプセルゲージなどがあり、幅広い産業分野や研究開発において、構造物の安全性評価、製品の性能試験、インフラの監視などに貢献しています。 同社の強みは、長年にわたる計測技術の蓄積と、厳格な品質保証体制にあります。ISO9001認証を取得し、製品保証規定を明確に定めることで、顧客への信頼性を確保しています。また、欧州RoHS指令やCEマーキングといった国際的な環境規制・安全基準への適合を積極的に推進し、環境負荷の低減にも取り組んでいます。製品は、原子力発電所、鉄道、官公庁、航空宇宙、医療、燃焼・燃料装置、乗用移動体など、高い信頼性と安全性が求められる多様な分野で利用されていますが、特定の用途においては厳格な使用制限を設けることで、安全性を最優先するビジネスモデルを構築しています。JCSS認定やASNITE認定を通じて、トレーサビリティを確保し、計測の信頼性を高めている点も特筆すべき強みです。
株式会社マグネスケール
売上 137億円(2025/12)
株式会社マグネスケールは、超精密計測技術を核に、モノづくりの進化と発展に貢献する事業を展開しています。同社の主要製品には、磁気記録技術から生まれた「マグネスケール」と、光ディスクで培ったオプトエレクトロニクス技術を応用した「レーザスケール」があります。マグネスケールは、高い耐環境性と高精度・高分解能を特長とし、工作機械の進化を支えてきました。特に、結露や油中といった過酷な環境下でも使用可能な耐環境性と、鋳鉄と同じ線膨張係数を持つことで温度変化に強く、安定した高精度加工を実現します。一方、レーザスケールは、エレクトロニクスの微細化に対応し、最先端の半導体や液晶パネルの高密度化生産装置の実現に貢献。半導体レーザと体積型ホログラムを用いた格子干渉計方式により、2.1 pmという超高分解能を実現し、超精密分野の顧客から高い信頼を得ています。 同社は、これらの基幹技術に加え、高精度デジタルゲージDK800Sシリーズ、非接触変位計Zセンサ、次世代マグネスケールであるスマートスケール、自己校正型超高精度ロータリエンコーダ、インテリジェントマルチ計測ステーションLT80/MG80/LZ80など、幅広い計測機器を提供しています。設計・開発においては、物理、化学、電気、機械、ソフトウェアの各分野のエンジニアが協力し、独自のロードマップに基づき、お客様のニーズを先取りした技術開発を推進。製造・品質管理では、超高精度の恒温室、国家標準にトレーサブルな精度測定装置、クリーンルーム、最高水準のEMC試験設備を完備し、ISO9001、ISO14001、ISO22301、ISO45001といった国際規格に準拠したトータルな品質管理体制を確立しています。これにより、お客様に期待を超える高品質な製品とサービスを世界中に提供し、グローバルな製造業の技術革新を支えています。
Top by Total Assets
直近の総資産が大きい順 (財務未開示は後方)・最大 100 社
ミネベアミツミ株式会社
上場総資産 9,297億円(2026/03)
ミネベアミツミ株式会社は、「超精密加工技術」と「M&Aによる多様な技術統合」を強みとする総合精密部品メーカーです。同社は、ベアリング、モーター、電源、センサー、半導体、光デバイス、高周波、精密機械加工品を「8本槍」と称するコア事業として展開し、これらを基盤にIoT社会の最先端を支える製品群を提供しています。 ベアリング分野では、世界最小クラスのミニチュア・小径ボールベアリングから、航空機向けのロッドエンド&スフェリカルベアリング、ローラーベアリング、ブッシング、精密機械組立部品まで、高精度が求められる幅広い用途に対応。機械加工品としては、ファスナー、電磁クラッチ・ブレーキ、ボールねじ・ボールウェイなどを提供し、多様な産業の基盤を支えています。 電子機器分野では、ファンモーター、ステッピングモーター、ブラシレスモーター、HDDスピンドルモーターといった回転機器、液晶用ライティングデバイスやレゾナントデバイスなどの電子機器を開発。計測機器としては、ひずみゲージ、フォースセンサー、ロードセル、圧力計、トルク変換器、デジタル指示計、引張圧縮試験機などを手掛け、精密な測定・試験ニーズに応えています。 半導体事業では、エイブリック製品として電源用IC、メモリー、センサー・アンプ、タイマーIC、車載用IC、医療用IC、そして独自のエネルギーハーベスト技術「CLEAN-Boost®」を提供。ミツミ製品としてはリチウムイオン電池保護ICなどを展開し、電子機器の高性能化と省エネルギー化に貢献しています。 さらに、ユーシン製品として自動車部品(パワーリアゲートシステム、ラッチ、ドアハンドル、ステアリングロック、スイッチ、ヒーターコントロール、ルームランプ)、産業機械部品(各種スイッチ、メータ、ランプ、燃料ポンプ・センサ、オイルクーラ、ハーネス・ケーブル、シート)、住宅製品(電気錠システム、ドアロック、スマートロック「SADIOT LOCK」)を提供し、幅広い顧客層のニーズに対応しています。 同社の製品は、PC、OA機器、デジタルAV機器、家電、自動車、航空機、産業機械、医療機器、住宅設備など、多岐にわたる分野で「あらゆるものにこっそりごっそり入っている」というコンセプトの通り、社会のインフラから身近な製品までを支えています。グローバルな製造・開発拠点を持ち、顧客の要求に迅速に応える体制を構築。ニトリとの共同開発によるセンサーベッドや、大塚ローテック製腕時計への世界最小ボールベアリング採用など、具体的な実績も豊富です。これらの事業を通じて、同社は超精密技術を核に、IoT時代の新たな価値創造を推進しています。
株式会社ニコン
上場総資産 6,528億円(2026/03)
株式会社ニコンは、「光利用技術」と「精密技術」をコアとして、人々の暮らしから産業、そして科学の最先端まで、幅広い分野で製品とソリューションを提供するグローバル企業です。同社の事業は主に五つの領域で構成されています。まず「映像事業」では、デジタルカメラ、交換レンズ、双眼鏡などを個人のお客様に提供し、人々の日常を豊かに彩る映像体験を創造しています。次に「精機事業」は、半導体露光装置やFPD露光装置といった精密機器を通じて、2.1ナノメートル以下の極小世界における高精度なものづくりを支えています。さらに「ヘルスケア事業」では、先端医療や研究開発を支援する顕微鏡、バイオイメージングシステム、空間オミックス解析ソフトウェアを提供し、ニコン・セル・イノベーションによるヒト間葉系間質細胞および細胞外小胞の製造工程提供を通じて生命科学分野に貢献しています。同社は世界43か所の最先端バイオイメージング施設を支援するなど、グローバルなネットワークを活かして研究開発を推進しています。「コンポーネント事業」では、光学部品や材料技術、精密加工技術、精密計測技術を法人のお客様に提供し、多様な産業の基盤を支えています。そして「デジタルマニュファクチャリング事業」では、大型金属3Dプリンターやロボットビジョンシステムを提供し、宇宙産業を含む様々な分野でのものづくり最適化や量産化を実現しています。同社は「人と機械が共創する社会の中心企業」を目指し、ファクトリー、エネルギー、ヘルスケア、ライフ&エンターテイメントの4つの価値提供領域で、持続可能な社会の実現と顧客課題の解決に挑み続けています。
株式会社島津製作所
上場総資産 4,484億円(2026/03)
株式会社島津製作所は、1875年の創業以来、「科学技術で社会に貢献する」という企業理念のもと、多岐にわたる事業を展開する総合精密機器メーカーです。同社の主要事業は、医薬、環境、ライフサイエンスなど様々な分野の研究開発・品質管理を支える「分析計測機器」の提供です。具体的には、世界最高クラスの感度を持つガスクロマトグラフ「Nexis GC-2060」や、業界最高水準の分離性能と超高速分析を両立した超高速液体クロマトグラフ「Nexera X4」、レーザースペクトラムアナライザなどを開発・販売し、精度の高い試験計測技術で安心・安全な暮らしを支えています。また、最先端の画像処理技術で病気の早期発見・早期治療に貢献する「医用画像診断機器」を世界中の医療現場に提供しており、LC-MS/MS用免疫抑制剤分析キット「DOSIMMUNE™」のような治療薬物モニタリング製品も手掛けています。さらに、半導体や薄型ディスプレイなどの製造プロセスに関わる「真空機器/産業機械/海洋関連機器」や、機械・車両のキーパーツとなる「油圧機器」を提供し、モノづくり産業の発展に貢献。高精度なメカニカル技術と信頼性に優れた電子制御技術を統合した「航空搭載機器やシステム」も提供しています。光学技術と微細加工技術を駆使した「光学素子/分光機器/屈折計」も事業領域です。同社は、X線写真撮影の国産化や、ノーベル化学賞を受賞した田中耕一氏の質量分析技術など、数々の科学技術イノベーションを牽引してきました。国内外の大学や研究機関との共創・協働を通じて、先端分析や革新バイオなどの研究開発を推進し、ヘルスケア、グリーン、マテリアル、インダストリーといった社会を支える領域で、社会課題の解決とイノベーションの創造を目指しています。顧客は医療機関、製薬会社、研究機関、環境関連企業、半導体・ディスプレイメーカー、航空宇宙産業など広範にわたります。
カシオ計算機株式会社
上場総資産 2,518億円(2026/03)
カシオ計算機株式会社は、「創造貢献」を経営理念に掲げ、時計、教育、サウンド(楽器)、電子文具、新規領域といった多岐にわたる事業を展開する総合エレクトロニクスメーカーです。同社の時計事業では、生活の基盤となる「時」を正確に計る役割を追求しつつ、耐衝撃ウオッチG-SHOCKを核に、BABY-G、OCEANUS、PRO TREK、EDIFICE、SHEEN、CASIO Collectionなど、多様な機能とデザインを持つ製品を提供しています。G-SHOCKは「壊れない時計」という普遍的価値と、スポーツ、音楽、ファッション文化に融合する嗜好性を兼ね備え、世界中で支持される唯一無二のブランドを確立しています。教育事業では、「Boost your curiosity」をステートメントに、関数電卓やICT学習アプリ「ClassPad.net」、電子辞書「EX-word」を通じて、誰もが学ぶことを面白いと思える世界の実現を目指し、約100の国や地域の教育現場のニーズに応じた製品開発と教育支援活動「GAKUHAN活動」を展開しています。サウンド事業では、「Sound for Style」を掲げ、電子ピアノ「CELVIANO」「Privia」、電子キーボード「Casiotone」、光ナビゲーションキーボードなど、幅広いユーザーに音楽の楽しさを提供しています。電子文具事業では、ラベルライター「Lateco」「NAME LAND」を提供し、オフィスや家庭での整理整頓を支援するとともに、詰め替え方式の採用によりプラスチックごみ削減にも貢献しています。新規領域では、独自開発の感情AIを搭載したAIペットロボット「Moflin」を提供し、メンタルウェルネス市場に新たな価値を創造。さらに、画像処理やAI解析を活用したメディカル事業を通じて医療の高度化にも取り組むなど、既存技術の活用と新しい技術開発により社会のニーズに応えるオンリーワンビジネスを構築しています。同社は、創業以来、世界初の小型純電気式計算機「14-A」やパーソナル電卓「カシオミニ」、世界初の液晶モニター付き民生用デジタルカメラ「QV-10」など、常に革新的な製品を生み出し、グローバル市場でその存在感を発揮し続けています。
シチズン時計株式会社
上場総資産 2,494億円(2026/03)
シチズン時計株式会社は、各種時計類及びその部分品の製造・販売を主軸とし、持株会社としてグループ全体の経営戦略策定・推進、経営監査、技術開発、知的財産管理を行う企業です。同社は1918年の創業以来、「市民に愛され市民に貢献する」という企業理念のもと、精密なものづくりにこだわり続けてきました。主要な事業領域は「時計」「工作機械」「デバイス」の3つに及びます。 時計事業では、懐中時計から始まり、腕時計、国産初のカレンダー付ウオッチ、電子ウオッチ「エックスエイト」など革新的な製品を世に送り出してきました。特に、光を電気エネルギーに変換して時計を駆動させる「エコ・ドライブ」技術は、電池交換不要で環境に配慮した同社の象徴的な強みであり、世界初の多局受信型電波時計や人工衛星から時刻情報を受信する「エコ・ドライブ サテライト ウエーブ」、世界最高精度「年差±1秒」の「The CITIZEN」など、高精度と先進機能を両立した製品を開発しています。また、「アテッサ」や「Q&Q SmileSolar」といった多様なブランドを展開し、幅広い顧客層に高品質な時計を提供しています。 工作機械事業では、1936年の田無工場新設を機に生産を開始し、1970年にはCNC自動旋盤「シンコム」を開発するなど、小型化、精密加工、自動化技術を強みとしています。これらの技術は、時計部品製造で培われた精密加工技術を応用したもので、国内外の産業界に貢献しています。 デバイス事業では、水晶振動子、チップLEDランプ、ICセンサー電子体温計、マイコン制御によるラインインパクトプリンタなどの製造・販売を手掛けており、低消費電力技術を活かした製品開発を進めています。同社はこれらの多岐にわたる事業を通じて、世界中の人々の暮らしを豊かにすることを目指し、持続的な価値創造に取り組んでいます。
株式会社堀場製作所
上場総資産 2,353億円(2025/12)
株式会社堀場製作所は、自動車開発、プロセス・環境モニタリング、医療診断、半導体製造・計測、科学研究開発、品質管理測定など、多岐にわたる分野で分析・計測機器およびシステムを提供するグローバル企業です。同社は、モビリティ、科学、医療、プロセス・環境、半導体の主要5セグメントにおいて事業を展開しています。モビリティ分野では、自動車のR&D向けに排ガス測定装置やエンジン・バッテリー開発試験システムを提供し、カーボンニュートラル社会の実現に貢献しています。科学分野では、分光分析装置、粒子径分布測定装置、X線蛍光分析装置、ラマンイメージング・分光計などを提供し、基礎研究から品質管理まで幅広いニーズに応えます。医療分野では、体外診断用医薬品や臨床検査機器を提供し、医療現場をサポート。プロセス・環境分野では、工場排水や大気汚染物質の連続監視装置、水質・ガス分析計などを提供し、環境保全と安全な社会づくりに貢献しています。半導体分野では、半導体製造プロセスにおけるガス流量制御装置や液中パーティクルカウンタなどの計測・制御技術を提供し、高品質な半導体生産を支えています。同社は「ほんまもん」の技術と人財を強みとし、世界中の顧客に信頼される製品とサービスを提供することで、社会の変化を捉え、次のステージを目指しています。グローバルなサービスネットワークを通じて、顧客へのサポート体制も充実させています。
株式会社エビデント
総資産 2,247億円(2024/03)
株式会社エビデントは、1世紀以上にわたりオリンパスとして培ってきた高度な光学技術を基盤に、次世代のマイクロイメージングソリューションを提供する企業です。同社は、ライフサイエンスと産業ソリューションの二つの主要分野で事業を展開しています。ライフサイエンス分野では、研究、臨床診断、教育を支援する包括的なイメージング方法を提供しており、必須の明視野・暗視野顕微鏡から、高度な蛍光、4D解析、デジタル病理学、超解像顕微鏡システム(IXplore IX85 SpinSRなど)、共焦点・多光子レーザー走査型顕微鏡(FLUOVIEW FV5000)、細胞培養ソリューション、ホールスライドスキャニング(SLIDEVIEW VS-M1/VS200)、そして体外受精や顕微授精に特化した顕微鏡システム(IX3-ICSI/IMSI、BX53、SZX16)まで多岐にわたる製品を提供しています。また、直感的な操作性とシームレスなワークフローを提供するcellSensイメージングソフトウェアも提供し、TruSight™デコンボリューションによる解像度向上を可能にしています。 産業ソリューション分野では、日常の検査から詳細な品質管理、精密な製造分析にわたるタスク向けに設計されたレーザースキャン、デジタル、半導体顕微鏡を提供し、卓越した精度と柔軟性を実現しています。具体的な製品としては、受賞歴のあるDSX2000デジタルマイクロスコープシリーズや、白色干渉計搭載の3D測定レーザー顕微鏡LEXT™ OLS5500などがあります。さらに、設備の保守、製造、環境用途の顕微鏡に加え、ビデオスコープ、非破壊検査装置、X線分析装置といった幅広い産業用測定システムも提供し、航空、自動車、材料科学など多様な産業のニーズに応えています。同社は、日本、米国、ドイツ、中国に研究開発および製造センターを、世界中に事業拠点と専門の販売サービスセンターを構え、グローバルに事業を展開しています。科学的な躍進を駆動し、お客様の観察を見識につなげることを使命とし、イノベーションと探求の精神を事業の根幹に据え、人々の健康、安全、豊かな暮らしに貢献しています。特に、Pramanaをグループに迎えることで、リアルタイムAI駆動の完全自律型イメージスキャンによるデジタル病理学ソリューションを強化しています。
株式会社ミツトヨ
上場総資産 2,108億円(2025/12)
株式会社ミツトヨは、1934年創業の精密測定機器の総合メーカーであり、業界で最も多い5,500種類以上の商品を世界60カ国以上で展開するリーディングカンパニーです。同社は「測る」を通じて、ものづくりに携わるお客様や社会の持続的発展と価値創造に貢献することをミッションとしています。主要事業は精密測定機器の製造・販売であり、三次元測定機、画像測定機、形状測定機、硬さ試験機、光学機器、X線CTシステムといった計測機器から、マイクロメータ、ノギス、ハイトゲージ、デプスゲージ、内径測定機、ダイヤルゲージ・テストインジケータなどの測定工具、さらには接触・非接触センサ、スケールユニット、マイクロメータヘッドといった装置組込ユニットまで、幅広い製品群を提供しています。また、計測データ収集・品質管理ソフトウェアや、ゲージブロック、基準測定工具、校正装置・基準機器などの測定基準器・校正機器も手掛けています。 同社の強みは、計測技術、ソフトウェア、光学、機械、電子といった幅広く高度なキーテクノロジーを自社で保有し、新技術・商品・ソリューションの研究開発に日々取り組んでいる点にあります。国家標準にトレーサブルな品質保証体制を確立し、国際規格ISO/IEC 17025に基づく認定事業者として信頼性の高い校正サービスを提供。卓越した技能を持つ「匠マイスター制度」を通じて、製品の高い品質を維持しています。顧客に対しては、導入支援から定期的な検査・校正、故障修理、教育支援まで、充実したサポート・サービスを提供しており、専門教育機関「ミツトヨ計測学院」では計測技術講座やシステム講座を開催し、技術者の育成にも貢献しています。 近年では、IoTを活用したSmart Factoryソリューションや半導体計測ソリューションにも注力し、製造現場の生産性向上や自動化を支援。「未来を提案するソリューションカンパニー」として、お客様の想像を超える新しい価値提案を目指しています。グローバルな拠点ネットワークと代理店網を通じて、世界中のお客様に最適なソリューションを提供し、精密測定技術の練磨・革新を通じて世界の産業発展と社会課題解決に貢献しています。
セイコーグループ株式会社
上場総資産 1,760億円(2026/03)
セイコーグループ株式会社は、1881年の創業以来、「時」を基軸とした精密な技術と革新を追求し、多岐にわたる事業を展開するグローバル企業です。同社の主要事業は、ウオッチ事業、クロック事業、デバイスソリューション事業、システムソリューション事業、そして設備時計・デジタルサイネージ/スポーツ計時計測事業、さらには和光事業(高級品小売)から構成されています。ウオッチ事業では、世界初のクオーツ腕時計やGPSソーラーウオッチなど、常に時代の先端を行く製品を開発し、グランドセイコーをはじめとする高精度な腕時計の企画、開発、製造、国内外での販売を手掛けています。クロック事業では、壁掛け時計、置き時計、目覚まし時計などの企画・販売を通じて、人々の生活に「時」を提供しています。デバイスソリューション事業では、電子部品、精密部品、半導体製品、プリンティングデバイスの開発、製造、販売を行い、幅広い産業に貢献。システムソリューション事業では、情報システムやネットワークサービスに関するハードウェア・ソフトウェアの開発、製造、販売、保守、サービス、コンサルティングを一貫して提供し、医療DXソリューションやOMOソリューション「SETSUGU」など、社会の多様な課題解決を目指しています。設備時計・デジタルサイネージ/スポーツ計時計測事業では、施設時計やスポーツ計時システム、デジタルサイネージ、大型表示装置の開発・製造・販売、設置工事、スポーツイベントの計時サポートを通じて、正確な「時」の計測と情報表示を実現しています。和光事業では、時計、宝飾品、服飾品、室内装飾品、美術工芸品、眼鏡、食料品などの販売を手掛け、上質なライフスタイルを提案しています。同社は「Craftsmanship(匠の技)、Miniaturization(小型化)、Efficiency(効率化)」を核とする技術開発戦略に基づき、AIやデジタル技術を融合させ、顧客の課題解決に貢献するソリューションカンパニーへの変革を進めています。グローバルな販売・製造ネットワークを持ち、世界中の顧客に製品とサービスを提供しています。
株式会社ツバキ・ナカシマ
上場総資産 1,660億円(2025/12)
株式会社ツバキ・ナカシマは、精密加工技術を核に、多岐にわたる産業分野へ高精度な製品を提供するグローバルメーカーです。同社の主要事業は、自動車、産業機械、航空宇宙・防衛、エネルギー、医療、消費財産業などにおけるベアリングやその他の重要用途に使用される精密ボールおよび精密ローラーの製造・販売です。具体的には、高品質のスチールボール、セラミックボール、高性能精密ローラーを提供しています。また、産業用および医療用プラスチック射出成形部品、軽量で耐久性の高い医療向けプラスチックボール&ビーズ、さらにはマイクロ流体プレートの製造能力も有しています。加えて、オーダーメイドの高効率送風機や、高精度計測関連機器およびキャリブレーションサービスの製造・販売も手掛けています。 同社は90年以上にわたり培ってきた専門知識と経験を基盤とし、日本、米国、イタリア、ポーランド、スロバキア、ボスニア、イギリス、中国、タイ、インドに広がる製造拠点を擁する強固なグローバルネットワークを構築しています。このネットワークを最大限に活用することで、素材の柔軟性、確実な納期対応、そして最高水準の品質を世界中のお客様に提供することを強みとしています。同社のパーパスは「精密加工の力で世界を動かす」ことであり、医療や自動車、航空宇宙、防衛分野、そして世界中の生活基盤を支えることで、人々の暮らしを豊かにし、持続可能な未来の創造に貢献しています。顧客の成功を支え、「回転/転がり」における最高の品質、効率、イノベーションを追求し続けることをビジョンに掲げ、2029年までの中期事業計画に基づき、持続的な成長と企業価値の向上を目指しています。
株式会社トプコン
上場総資産 1,556億円(2025/03)
株式会社トプコンは、「医(ヘルスケア)」「食(農業)」「住(建設)」の3つの分野における社会的課題を、最先端のDXソリューションで解決するグローバル・ソリューションプロバイダーです。同社は、創業以来培ってきた精密光学技術を基盤に、機械、電気、IT、ネットワーク、衛星測位、3次元計測、センシング・制御技術を高度に融合したオプトメカトロニクス技術を強みとしています。 ヘルスケア分野では、世界的な高齢化に伴う眼疾患の増加という課題に対し、眼健診(スクリーニング)の仕組みづくりを通じて、疾患の早期発見と医療効率向上に貢献しています。具体的には、フルオートスクリーニング機器やデジタル検眼システムで画像や検査データを簡単に取得し、クラウド型IoTプラットフォームを活用して専門医による遠隔診断やAI診断を可能にすることで、眼科以外の身近な場所での眼底撮影から早期発見・早期治療へと繋げるソリューションを提供しています。 農業分野では、世界的な人口増加に伴う食糧不足への懸念に対し、「農業の工場化」を推進し、高精度化と省力化を実現しています。精密GNSSを活用した農機の自動操舵システム、作物の生育状態を非接触で計測するレーザー式生育センサー、そして営農サイクル全般のデータをクラウドで一元管理する農業マネジメントシステムにより、肥料や農薬の最適化を図り、生産性と品質の向上に貢献しています。 建設分野では、世界的なインフラ需要に伴う技能者不足という課題に対し、「建設工事の工場化」を通じて生産性及び品質の向上を実現しています。高精度な3次元計測機器と精密な油圧コントロール技術を組み合わせたICT自動化施工システムにより、3次元設計データに基づいた建機の自動制御を可能にしています。さらに、リアルタイム施工マネジメントシステム『SiteNow』などで建設現場とオフィスをネットワークで繋ぎ、測量・設計・施工・検査のワークフローを一元管理することで、建設工事の効率化と人手不足解消に貢献しています。同社は海外売上比率8割、外国人社員比率7割を誇るグローバル企業として、世界中で豊かな社会づくりに貢献し続けています。
リガク・ホールディングス株式会社
上場総資産 1,154億円(2025/12)
リガク・ホールディングス株式会社は、科学技術の発展を通じて人類の向上に貢献するという使命を掲げ、70年以上にわたり分析機器の開発、製造、販売を手掛けるグローバル企業です。同社は、X線、電子線、ラマン、熱分析といった多様な技術を駆使した高精度な分析機器を提供しており、半導体計測ツール、結晶構造解析装置、X線回折・散乱装置、蛍光X線分析装置、X線イメージング・非破壊検査装置、ラマン分光分析装置などを主要製品としています。これらの製品は、電池材料、半導体、電子機器、セメント、ライフサイエンス、医薬品といった幅広い産業分野において、研究開発、プロセス最適化、品質管理、故障解析に不可欠なソリューションを提供しています。特に、ハンドヘルド型1064 nmラマン分析装置は、化学物質の脅威検出、違法薬物、爆発物、医薬品原料の迅速な識別・検証に用いられ、法執行機関、政府機関、セキュリティ専門家、製薬業界から高い信頼を得ています。同社の強みは、使いやすさを追求した製品設計、信頼性の高い分析結果を提供する技術力、そしてグローバルに展開する販売・サポート体制にあります。また、ウェビナー、アプリケーションライブラリ、学術誌「Rigaku Journal」などを通じた教育コンテンツの提供にも注力し、顧客の分析技術習得と研究活動を支援しています。ISO 9001:2015認証を取得した施設での製造を通じて、高品質な製品とサービスを提供し続けています。
スター精密株式会社
上場総資産 784億円(2025/12)
スター精密株式会社は、1950年の設立以来、半世紀以上にわたり小型精密加工・組立技術をコアに、高付加価値製品を創り出してきた精密機械メーカーです。同社の事業は大きく「工作機械事業」と「特機事業」の二本柱で構成されています。工作機械事業では、高精度・高剛性・高耐久性を誇るCNC自動旋盤、特にスイス型自動旋盤の開発・製造・販売を手掛けており、自動車、医療、デジタル機器、航空部品など、小型精密部品を必要とする世界中の幅広い産業に貢献しています。年間販売台数は3,797台(2024年実績)に上り、未来の製造業を支える「マザーマシン」として高い評価を得ています。一方、特機事業では、業務用小型プリンターの開発・製造・販売を行っており、レシート発行に留まらず、タブレットPOSシステムとの連携、モバイルオーダー、セルフレジ、KIOSK、キャッシュレス決済、検針・フィールド業務など、多様な店舗運営シーンで活躍しています。スキャナーやキャッシュドロアーなどの周辺機器との優れた接続性と拡張性を持ち、ソフトウェアやクラウドを活用した高付加価値製品の開発を推進し、店舗運営を支えるトータルソリューションプロバイダーを目指しています。年間販売台数は344,000台(2024年実績)です。同社は「グローバルニッチ戦略」を経営方針の柱とし、いたずらに規模を追わず、特定の分野・市場に特化することで競争優位性を確保し、世界市場で10%以上のシェアを獲得しています。世界10カ国18社(2025年3月時点)に及ぶグローバルネットワークを構築し、生産・販売・サービス体制を展開しており、海外売上構成比は89.1%(2024年12月期)と高い水準を誇ります。創業以来培ってきた技術力とグローバル展開を強みに、「世界に挑戦する偉大な中小企業」として社会の持続的発展に貢献しています。
東京計器株式会社
上場総資産 751億円(2026/03)
東京計器株式会社は、1896年に我が国初の計器工場として創業以来、「計測・認識・制御」をコア技術として、社会の安全・安心に貢献する多岐にわたる製品とサービスを提供しています。同社の主要事業は、船舶の安全航行を支える舶用機器事業として、ジャイロコンパス、オートパイロット、ECDIS(電子海図情報表示装置)などの航海機器の開発・製造・販売、および保守・修理サービスを展開しています。また、産業機械の基盤を担う油圧制御事業では、油圧機器や建設機械向け電子製品、設備保全向け電子機器を提供し、幅広い産業分野の自動化・効率化に貢献しています。 さらに、同社は高精度な計測技術を活かし、液体用電池駆動式クランプオン形超音波流量計やミリ波レーダ式レベル計といった流量計・レベル計を提供し、プラントや工場における流体管理を支援しています。防災分野では、ハロゲン化物や不活性ガスを用いたガス系消火設備を提供し、危険物倉庫などの安全確保に貢献。防衛・海上交通分野では、防衛・通信機器や海上交通システムを通じて国の安全保障と海上交通の円滑化を支えています。 慣性センサ事業では、直進自動操舵補助装置や振動ジャイロ姿勢センサなどを提供し、高精度な位置・姿勢制御を実現。建設分野では、道路向けレーザ・プロファイラやトンネル向け高性能ジャイロコンパスなど、インフラ整備を支える計測・制御装置を展開しています。RF機器事業ではソリッドステートマイクロ波電源・発振器を、放送機器事業ではヘリコプタ中継システムや車載型カメラ防振装置を提供し、通信・放送インフラを支えています。 検査機器事業では、印刷品質検査装置や素材検査装置を通じて製造業の品質管理を強化。鉄道保線事業では、超音波レール探傷車や分岐器検査装置、保線検測サービスを提供し、鉄道の安全運行に寄与しています。電磁シールド事業では、工業用シールドルームや医療用MRIシールドルーム、防衛・通信機器向けの無線機・ヘッドセットを提供し、電磁波環境の安全性を確保。近年では、水素圧縮装置や関連油圧システムを提供する水素・エネルギー事業、宇宙関連製品の開発、そして高性能デバイスDAPDNAを活用したエッジAI技術の開発にも注力し、新たな成長ドライバーとして事業領域を拡大しています。同社は、長年にわたる技術開発力と幅広い事業展開により、国内外の多様な顧客ニーズに応え、持続可能な社会の実現に貢献しています。
株式会社タムロン
上場総資産 731億円(2025/12)
株式会社タムロンは、1950年の創業以来、75年以上にわたり先進の光学技術を追求し、研究開発から企画・設計・生産・販売・サポートまで一貫したグローバル事業体制を展開する総合光学メーカーです。同社は「光を究め、感動と安心を創造し、心豊かな社会の実現に貢献する」という経営理念のもと、大きく変化する社会のニーズに応える革新的な製品開発を行っています。 主要事業は「写真関連事業」「監視&FA関連事業」「モビリティ&ヘルスケア、その他事業」の3つのセグメントで構成されています。写真関連事業では、ミラーレスカメラ用や一眼レフカメラ用の交換レンズを提供し、独自の高度な技術力と独創的な仕様、優れた描写力、画期的なコンパクト設計、操作性の良いデザインにより、世界中で高い評価を得ています。これにより、写真表現の可能性を広げ、個人の顧客に感動と喜びを提供しています。 監視&FA関連事業では、防犯・安全のための監視カメラ用レンズ、工業用マシンビジョンレンズ、TV会議用レンズなど、高画素対応・高品質のレンズを世界に展開しています。さらに、ドローンや組込用途向けの10倍ズームカメラモジュールや、暗闇でも映像化できる遠赤外線(サーモ)カメラモジュールを開発・販売し、社会の眼として安全を守る力となっています。 モビリティ&ヘルスケア、その他事業では、高成長が見込まれる車載や医療分野での事業を拡大しています。車載カメラ用レンズは自動運転化が進む自動車分野で車の眼として事故のない社会の実現を後押しし、医療用レンズは医師の眼となり正確な診断・手術を支え、人々の安心・安全や健康に貢献しています。これらの事業を通じて、同社は未来の社会課題に光学の力で挑み、次世代の収益の柱として本格的な成長を目指しています。タムロンは、感動と安心を創造することで、社会に尊敬され、真に必要とされる会社を目指し、持続可能な社会の実現に貢献しています。
セイコーウオッチ株式会社
総資産 700億円(2026/03)
セイコーウオッチは、多岐にわたる高品質な腕時計の製造・販売を手掛ける企業です。同社は、空気潜水用防水ダイバーズウオッチ、高精度な機械式時計(キャリバー6R54、6R55/6R5J、6R64、8L35など)、そして世界5エリアに対応するソーラー電波時計やワールドタイムソーラー電波時計(キャリバー7B62/7B72、8B63など)といった革新的な製品を提供しています。これらの製品は、プロスペックス、プレザージュ、アストロン、5スポーツ、ドルチェ & エクセリーヌといった多様なコレクションを通じて、幅広い顧客層のニーズに応えています。 同社の強みは、最先端の技術力と卓越した品質管理にあります。特に、ダイバーズウオッチにおいては、厳格な防水性能基準を満たし、使用者の安全を最優先した設計がなされています。また、金属アレルギーを持つ顧客向けには、耐ニッケルアレルギーウオッチや耐メタルアレルギーウオッチを提供し、すべての人に快適な時計体験を追求しています。製品販売後も、金属バンドの調整、定期的な分解掃除(オーバーホール)、パッキン交換、防水検査といった充実したアフターサービスを提供し、顧客が長く安心して時計を使用できるようサポート体制を整えています。 ビジネスモデルとしては、自社で時計を製造し、世界各地のセイコープレミアムリテーラーやセイコーグローバルブランドリテーラーを通じて販売する体制を構築しています。これにより、グローバル市場におけるブランドプレゼンスを確立し、多様な文化圏の顧客に製品を届けています。さらに、同社は「時計の文化」を後世に伝えるというサステナビリティへの取り組みも行っており、単なる製品提供に留まらない、文化的な価値創造にも貢献しています。これらの活動を通じて、セイコーウオッチは時計業界において確固たる地位を築き、技術革新と顧客満足を追求し続けています。
株式会社リガク
総資産 660億円(2025/12)
株式会社リガクは、70年以上にわたり、科学技術の発展を通じて人類の向上に貢献することを使命とする分析機器メーカーです。同社は、X線、電子、ラマン、熱分析といった幅広い技術を駆使し、多岐にわたる材料分析のための使いやすいツールを提供しています。主要な製品ラインナップには、半導体プロセスR&Dおよび大量生産向けのX線計測ツール、結晶性材料の原子レベル構造を決定するX線・電子回折装置、結晶性・非晶性材料やナノスケール形態を研究するX線回折・散乱装置、鉱物、金属、セメント、石油製品、ポリマーなどの元素分析を行うXRF分光計、材料科学やライフサイエンス研究、故障解析のためのX線CTスキャナーや分子イメージングシステム、化学物質の脅威検出や材料の識別・検証に用いるハンドヘルド型ラマン分析装置、そして材料の物理的・化学的特性を温度の関数として調査する熱分析装置(DSC、STA、TMA)が含まれます。さらに、X線源、EUV・X線光学系、X線検出器などのコンポーネントや、液体ストリームや固定位置のウェブ・コイル用途向けのオンライン元素分析を行うプロセス制御機器も提供しています。同社の製品は、バッテリー、半導体、エレクトロニクス、セメント、ライフサイエンス、医薬品といった産業の研究開発、プロセス最適化、品質管理に不可欠であり、法執行機関、政府機関、セキュリティ専門家、軍事・EOD作戦、初期対応者、税関機関、過剰摂取防止センター、製薬製造など、幅広い顧客層に利用されています。リガクは、顧客が自信を持って結果と洞察を得られるよう、技術サポート、顧客トレーニング、ウェビナー、アプリケーションライブラリ、科学技術ジャーナル「Rigaku Journal」、ブログなどの豊富な教育リソースとサポート体制をグローバルに展開し、顧客の分析ニーズに応えています。
旭ダイヤモンド工業株式会社
上場総資産 597億円(2026/03)
旭ダイヤモンド工業株式会社は、1937年の創業以来、ダイヤモンドおよび高硬度物質応用工具の製造販売、輸出入を主軸とするダイヤモンド工具専業メーカーです。同社は、世界最硬の素材であるダイヤモンドやCBNを用いた砥石、ドリル、ブレード、ホイール、カッタ、ダイス、ドレッサなどの各種工具を開発・製造し、グローバルに提供しています。主要な事業分野は、電子・半導体、輸送機器、機械・工具、石材・建設、そして宝飾品と多岐にわたります。 電子・半導体分野では、SiCやGaNウェーハ面研削用ダイヤモンドホイール「M-cloud」や電着ダイヤモンドワイヤ「エコメップ」、各種ウェーハ面研削用ホイールなどを提供し、急速な技術進化に対応する高精度・高能率な加工ソリューションを提供しています。輸送機器分野では、自動車や航空機部品の生産に不可欠な高精度なダイヤモンド工具やCBNホイール、ドレッサなどを供給し、絶対的な安全性が求められる製品の品質を支えています。機械・工具分野では、金属や木材などの加工に用いられる工作機械や金型産業向けに、切る、削る、磨くといった工程で活躍するダイヤモンド工具を提供し、日本のモノづくりの競争力に貢献しています。石材・建設分野では、大型ビルの建設・解体、墓石加工、道路整備、耐震補強、護岸工事などに使用されるダイヤモンドソーブレードやコアドリルなどを提供し、環境配慮や騒音対策といった社会的ニーズに応えています。また、宝飾品分野では、長年の実績と信用に基づき、高品質なダイヤモンド製品の提供と高精度カット技術で信頼を得ています。 同社の強みは、長年培ってきた高度な技術力と、お客様のニーズを直接汲み取り、研究開発に直結させる独自の体制です。受注生産を基本としつつも、先行投資を積極的に行い、お客様の期待を超えるユニークな製品開発を目指しています。特に半導体市場への注力を強化しており、持続的・長期的に使用可能な高寿命、高精度、高能率なダイヤモンド工具は、製造現場の省エネや環境負荷軽減、生産性向上に大きく貢献しています。国内18カ所、海外11カ所の販売拠点と、国内4カ所、海外14カ所の製造拠点を擁するグローバルネットワークにより、世界中の顧客に最先端の工具を迅速に提供できる体制を確立しています。研究開発においては、基礎・応用技術の探求に加え、AIやロボティクスといった先端技術の統合、新素材(人工ダイヤモンド)の開発、外部機関との連携を積極的に進め、未来のモノづくりを「もっと面白く」することを目指しています。
株式会社河合楽器製作所
上場総資産 540億円(2026/03)
株式会社河合楽器製作所は、「人生を、響かせる。」をミッションに掲げ、音楽文化の発展と人々の豊かな生活に貢献する多角的な事業を展開しています。同社の原点であり主力事業である楽器事業では、創業者河合小市の「世界一のピアノづくり」の精神を脈々と受け継ぎ、最高級グランドピアノ「Shigeru Kawai」シリーズやアップライトピアノ、先進的なデジタル技術を駆使した電子ピアノ、新しいピアノライフを提案する消音ハイブリッドピアノなどを国内外で生産・販売しています。長年の経験と研究から得た高次な設計思想と独自の技術研究、飽くなき探究心により、時代を画す革新的な製品を世に送り出し、一般家庭から学校、公共機関、プロのピアニストまで幅広い顧客層に支持されています。全国約70店舗の直営店を通じて楽器販売から調律、メンテナンスまで総合的な音楽サービスを提供し、熟練した調律技術者MPAが国際ピアノコンクールのコンサートチューナーとしても活躍するなど、高品質なアフターサービス体制も強みです。 教育事業では、1956年発足のカワイ音楽教室を中心に、体育教室、絵画造形教室、英語教室など、子どもたちの興味の芽を大切にし、感性や独創性、自主性を育む多様な教育活動を展開。大人のためのミュージックスクールも開設し、生涯学習ニーズにも応えています。また、1968年から続くカワイ音楽コンクールは、毎年2万人以上が参加する日本有数の学生コンクールとして多くの演奏家を輩出しています。出版事業では「カワイ出版」ブランドのもと、音楽芸術分野の楽譜や教材、児童向け絵本などを刊行し、特に合唱作品の出版点数では高い評価を得ています。さらに、楽譜認識・作成ソフト「スコアメーカー」をはじめとする音楽ソフトウェアの開発・販売も手掛け、一般・学校市場で好評を博しています。 ピアノ製造で培った技術を活かした素材加工事業も同社の経営の大きな柱です。金属事業では、オルガンリード加工技術から派生した精密異形圧延技術を応用し、パワートランジスタ用リードフレームを中心とした半導体材料、コネクタ材料、自動車関連部品などを提供し、世界No.1の高い評価を受けています。塗装事業ではピアノの鏡面塗装技術を高級自動車向け内装パネルに応用し、音響事業では防音室「ナサール」の製造・販売を通じて楽器用防音室や研究施設向け防音・検査室など理想の音響空間を提供しています。その他、情報関連事業としてシステム開発支援やコンサルティング、金融関連事業として集金代行サービス、保険代理店事業など、多角的なビジネスモデルで顧客の多様なニーズに応え、2027年の創業100周年に向けて「世界一の鍵盤楽器メーカー」を目指し、鍵盤楽器事業の成長と次なる成長エンジンの構築に注力しています。
ニデックプレシジョン株式会社
総資産 523億円(2025/03)
ニデックプレシジョン株式会社は、精密なものづくり技術を核に、世界の多様な産業へ貢献する企業です。同社は、旧社名である日本電産コパル株式会社時代からカメラ産業で培ってきた高度な精密加工技術を基盤とし、お客様の小型・軽量化ニーズに応える新たな価値を提供しています。主要な事業内容としては、錯覚を利用した触覚の再現性に特化したLRA触覚デバイスや、世界最薄のリニア振動アクチュエータ「TapSense」の開発・製造が挙げられます。また、世界中で広く活用されている標準DCギヤードモータや標準DCファンモータのラインアップも展開し、幅広い用途に対応しています。長年の経験で培われた精密加工技術を活かした精密部品や金型関連の請負サービスも提供しており、顧客の多様な要求に応えています。さらに、プライバシーに配慮した業務用AIネットワークカメラ「NPA-1」も手掛けるなど、光学機器から電子デバイス、メカトロニクスまで多岐にわたる製品とソリューションを提供し、社会の発展に寄与しています。同社は、これらの製品とサービスを通じて、グローバルな市場における顧客の課題解決とイノベーションを支援しています。
長野計器株式会社
上場総資産 469億円(2026/03)
長野計器株式会社は、1896年の創業以来120年以上にわたり、「技術立社」を標榜し、圧力計測のリーディングカンパニーとして世界最大規模の生産・販売力を誇る企業です。同社の主要事業は、圧力計事業、圧力センサ事業、計測制御機器事業、ダイカスト事業の4つに大別されます。 圧力計事業では、微圧から超高圧まで幅広いレンジに対応する機械式圧力計を開発・製造・販売しており、国内市場で60%以上のシェアを占めています。ブルドン管(C形、スパイラル形、ヘリカル形)、ベローズ、カプセル、ダイアフラムといった多様なコア技術を駆使し、電力、石油化学プラント、FA空圧機器、空調管材、半導体製造設備など、多岐にわたる産業分野の安全確保と効率化に貢献しています。 圧力センサ事業は1983年に開始され、計測値を電気信号に変換することで、従来の「計測」から「制御」への技術革新を推進しています。SSセンサ、MSセンサ、CSセンサ、封入式SUS316Lセンサ、CCセンサ、SCセンサといった先進的なセンサ技術を基盤に、自動車のエンジン制御や燃料電池車、建設機械の油圧制御、半導体製造装置におけるガス・薬液供給、クリーンルームの空調管理、新エネルギー分野(水素・アンモニア)など、自動化・省人化が進む現代社会のニーズに応えています。 計測制御機器事業では、圧力計や圧力センサの検査・校正に不可欠な重錘型圧力計(圧力標準機)をはじめ、正確な圧力を発生させる装置や加圧装置、空気圧機器、リークテスター(漏れ検査装置)などを自社開発し、精密計測制御のソリューションを提供しています。これにより、自動車部品や電子部品、医療機器などの品質不良防止に貢献しています。 ダイカスト事業では、アルミニウムのダイカスト製品および金型の設計・開発・販売を手掛けており、自動車部品(LEDライト用ヒートシンクなど)、計量器、工業計器、OA・エレクトロニクス関連など、幅広い分野に高精度な部品を供給しています。鋳造から加工、表面処理、検査まで一貫した自動化設備を導入し、高品質な製品を提供しています。 同社は、1995年の「発明大賞笹川特別賞」受賞や2003年の「日経優秀製品サービス賞最優秀賞」受賞、2016年の「分銅式標準圧力計」の未来技術遺産登録など、長年にわたる技術革新と実績を誇ります。ISO9001、ISO14001、医療機器産業に特化したISO13485の認証を取得し、圧力部門で国内初のJCSS登録事業者となるなど、国際的な品質基準に準拠した製品とサービスを提供しています。多品種少量生産にも対応できる柔軟性と、光ファイバーを用いた新たな圧力検知方法への挑戦など、常に未来を見据えた研究開発を進め、グローバルな事業展開を通じて、社会の「安心・安全」を支える基盤技術を提供し続けています。
シチズン時計マニュファクチャリング株式会社
総資産 395億円(2026/03)
シチズン時計マニュファクチャリング株式会社は、「世界一優良なる時計製造工場の実現」をスローガンに掲げ、シチズングループの時計製造を担う中核企業です。同社は1918年創業の尚工舎時計研究所から続く100年以上の歴史と技術を継承し、2013年に時計製造工場を統合して設立されました。腕時計のムーブメントを構成する微細な歯車部品から、文字板、針、ケース、プラスチック部品、そして完成時計に至るまで、全ての工程を自社で一貫して行う「マニュファクチュール」体制を強みとしています。 同社の事業は、設計から製造、品質管理までを網羅し、高精度かつ信頼性の高い製品を生み出しています。具体的には、機械式およびクオーツ式ムーブメントの組み立て、金属加工技術を駆使したムーブメント部品の製造、Duratect、DLC、PVD、MRKといった独自の表面処理技術による美しさと機能性の向上、そして熱処理による部品の耐久性強化が含まれます。また、新製品の量産性を確立するための工具・金型開発、装置設計開発、試作・量産工程開発も手掛け、生産効率の最大化とコスト削減を実現しています。検査技術においては、人の目による熟練の技とAIやロボットを活用した自動検査を組み合わせ、徹底した品質管理を追求しています。 同社は、北海道から鹿児島まで全国17カ所の工場を展開し、各地域に根差した熟練の技術者と最新技術の融合により、ミクロン単位の超精密加工を可能にしています。これにより、シチズンブランドの高級品から普及価格帯の製品まで、幅広いニーズに応える高品質な時計部品と完成時計を提供しています。さらに、地球温暖化対策として再生可能エネルギーの導入やCO₂排出量削減、リサイクル素材の活用など、環境への配慮と持続可能なモノづくりにも積極的に取り組んでいます。時計が単なる時間を知る道具ではなく、人々の人生を彩るアイテムとして、技術と美の融合を追求し、豊かな未来を創造し続けています。
リオン株式会社
上場総資産 385億円(2026/03)
リオン株式会社は、1944年に理学・音響学の研究成果を製品化することを目的に設立され、「医療」「環境」「産業」の3分野を軸に事業を展開する日本の精密機器メーカーです。同社は、国産初の量産型補聴器「リオネット補聴器」を発売して以来70年以上の歴史を持ち、小型化、デジタル化、防水化といった先進技術で業界をリードし、難聴者の言葉によるコミュニケーションを支えています。聴能設備機器としては、学校やホール、交通機関などで利用される各種補聴・援助システムや生活サポート商品を提供し、利用環境に応じた最適なソリューションを提案しています。医用検査機器分野では、オージオメータ、誘発反応検査装置、平衡機能検査装置など、耳鼻咽喉科領域を中心とした先進の診断機器を提供し、その堅牢性、使いやすさ、全国サポート体制で高い評価を得ています。環境機器事業では、道路交通騒音、工場騒音、建設工事騒音、航空機騒音などを監視する騒音計、工場設備の保守保全や製品開発に不可欠な振動計、社会インフラ保全に貢献する地震計など、多岐にわたる音響・振動計測器を提供し、環境行政や産業界のニーズに応えています。さらに、微粒子計測器事業では、エレクトロニクス産業のクリーンルームや医薬品・食品製造工程の高度な清浄度管理に貢献する気中・液中パーティクルカウンタを提供し、行政や業界規制への迅速な適応、ネットワーク化、生産システムとの連動といった顧客ニーズに対応しています。同社は「科学技術を発展させ社会に貢献する」という企業理念のもと、人々の豊かで快適な暮らしの実現に貢献し、国内のみならず海外でも高い評価を得ています。
株式会社ジンズ
総資産 380億円(2025/08)
株式会社ジンズは、アイウエアブランド「JINS」を主軸に、メガネとサングラスの企画、生産、流通、販売を自社主導で担うメガネメーカー兼小売企業である。同社はSPA型の事業構造を採用し、商品企画から店舗販売までの工程を統合することで中間流通コストを抑え、日常使いのメガネを適正価格帯で販売するビジネスモデルを築いている。主力のJINSでは視力補正用メガネ、サングラス、ブルーライトカットなどの機能性アイウエアを扱い、視力矯正、ファッション、デジタル機器利用時の目の負担軽減といった利用目的に対応する。 ブランド展開では、標準価格帯のJINSに加え、上位ブランド「RIM」を運営し、デザイン性や装用感を重視する利用者にも商品を届ける体制を持つ。さらに「JINS norma」では農業を組み合わせた障がい者就労支援に取り組み、アイウエア販売にとどまらないグループ内事業も構成している。店舗網は日本国内で約540店舗に達し、群馬県前橋市の本社と東京都千代田区の東京本社を拠点に、実店舗とブランド運営を連動させている点に特徴がある。 海外では中国、台湾、香港、フィリピン、米国、モンゴルなどにも出店し、日本発のアイウエア小売ブランドとして複数地域で販売網を形成している。同社の強みは、SPA型による価格管理、機能性レンズを含む商品開発、国内外の店舗展開、複数ブランドによる顧客層の切り分けにあり、メガネを視力補正用品だけでなく、生活用品、ファッション用品、デジタル環境に対応する機能商品として販売している点で差別化している。
リズム株式会社
上場総資産 366億円(2026/03)
リズム株式会社は、1950年にクロックメーカーであるリズム時計工業株式会社として創業して以来、70年以上にわたり精密なものづくりと技術革新を積み重ねてきた企業です。2020年には国内グループ3社を統合し、現在のリズム株式会社として新たな成長戦略を推進しています。同社の事業は大きく「精密部品事業」「生活用品事業」「その他」の3つの柱で構成されています。 精密部品事業は、同社の成長ドライバーとして位置づけられ、超高精度のモールド部品や実装適応の接続端子部品など、先端分野に対応した高品質な製品を提供しています。特に、ミクロン単位の精密な成形技術と顧客起点の提案力を強みとし、モビリティ分野をはじめ、家電、光学機器など多岐にわたる業界の顧客、具体的には日系・外資系自動車Tier 1や大手家電・光学メーカーなど1000社を超える取引実績を誇ります。自動車業界の変革期においては、エネルギーシフトやソフトウェア化に不可欠な部品供給を通じて、さらなる事業拡大を目指しています。 生活用品事業では、祖業であるクロックの製造販売で培った資産を活かし、人々の快適な暮らしを支える「快適品」のラインナップ強化に注力しています。省電力技術と制御技術を応用した独自の二重反転ファンシリーズは、小さい羽根で強い風を生み出す同社の特徴技術であり、モバイルファン、卓上ファン、サーキュレーターなどのヒット商品を生み出しています。その他にも、加湿器や防災行政ラジオ、多様な小型家電や雑貨類を展開し、時代とともに変化するニーズを捉え、くつろぎの時間と空間を創造する製品開発を続けています。 「その他」事業としては、グループ会社を通じて物流サービスや贈答品販売、保険代理店業務なども手掛けており、多角的な事業展開で企業価値の向上を図っています。同社は「高精密部品と快適品のリズム」として、世界に向けて「安心・安全・快適」を届けることを目指し、誠実なものづくりの精神のもと、持続的な成長と社会貢献を追求しています。
長崎キヤノン株式会社
総資産 355億円(2025/12)
長崎キヤノン株式会社は、2010年3月にコンパクトデジタルカメラの生産会社として長崎県波佐見町で操業を開始しました。以来、培った技術を昇華させ、現在ではコンパクトデジタルカメラに加え、デジタル一眼レフカメラ、ミラーレスカメラ、ネットワークカメラ、プロジェクター、コンパクトフォトプリンターなど、多岐にわたるキヤノン製品の製造を担う「総合生産拠点」へと発展しています。同社は、キヤノンの優れた光学技術やイメージング技術を基盤に、高精度な製造技術と知的集約型の生産体制を強みとしています。特に、カメラの命ともいえる鏡筒部品のミクロン単位での社内生産や、人と自動機を融合させたセル生産方式により、最高水準の品質・コスト・納期を実現しています。ネットワークカメラ分野では、グローバルリーダーであるアクシス社との共同開発製品も手掛け、屋外モデルでは高温・低温対応、衝撃耐性、防塵・防水などのタフな性能も実現しています。同社は「One九州キヤノン」の一員として、九州内のキヤノングループ各社との協業を深め、シナジー効果を発揮しながら、どのような製品でも生産可能な「世界最高水準の多機能型量産工場」を目指し、「Made in 長崎」の製品を世界中の顧客に提供しています。社員一人ひとりが高い目標を掲げ、継続的な革新活動を通じて、社会貢献と地域共生にも積極的に取り組んでいます。
キヤノンファインテックニスカ株式会社
総資産 352億円(2025/12)
キヤノンファインテックニスカ株式会社は、キヤノングループの一員として、ペーパーハンドリング技術とインクジェット技術を核とした印刷機器関連事業を展開する精密機器メーカーです。同社の事業は大きく「PHD(事務機周辺機器)事業」と「業務用プリンター事業」の二本柱で構成されています。PHD事業では、オフィス向け複合機やプロダクションプリンター向けに、高速かつ大量印刷を可能にするサイド給紙デッキや、用紙を「揃える」「綴じる」「折る」といった高度な加工を施すフィニッシャー、さらには折機、インサーター、製本機などの製品の企画・開発・生産を手掛けています。これらの製品は、ユーザーの作業効率を大幅に向上させ、多様な印刷ニーズに応えるものです。 一方、業務用プリンター事業では、インクジェット方式やサーマル方式を活用し、ラベルプリンター、カードプリンター、IDカードプリンター、ケーブルIDプリンター(マークプリンター)といった幅広い製品の企画・開発・生産・販売を行っています。特にラベルプリンターは高精細・高画質の印刷で商品の魅力を最大限に引き出し、IDカードプリンターはバージョン別機能一覧表やドライバーダウンロード、カタログ提供を通じて顧客サポートも充実させています。同社は「高速印刷」「高画質印刷」「多彩なメディア搬送」といった独自の技術力を強みとし、開発から生産、販売までを一貫して担う体制を確立しています。 また、同社は「長期経営ビジョン2030」を掲げ、「事業の拡大」「拠点と機能の最適化」「社会的価値の向上」をコア戦略とし、持続的な成長と社会的価値の創造を目指しています。DXへの取り組みも積極的に推進しており、スマートファクトリーの実現、AIを用いた業務革新、CAE技術による試作レス設計変革などを通じて、経営基盤の再構築と新規ドメインへのポートフォリオ転換を加速させています。これにより、生産労働人口減少といった社会課題に適応し、より進化した業務プロセスを創造することで、社員とステークホルダーのウェルビーイング実現にも貢献しています。これらの取り組みは、変化の激しいデジタル社会において、常に社会や世界の人々の暮らしに貢献しようとする同社の強い意志を示しています。
シチズンファインデバイス株式会社
総資産 330億円(2026/03)
シチズンファインデバイス株式会社は、シチズングループの一員として、長年にわたり培ってきた精密加工技術を基盤に、多岐にわたる製品の製造販売を手掛ける企業です。主要事業として、自動車部品を主とする精密切削加工部品、水晶振動子や水晶発振器、水晶ウエハなどの水晶デバイス、映像デバイス、時計部品、薄膜サブマウント、セラミックス部品、自動化・省力化装置、そして精密計測器(2025年9月30日に事業撤退予定)やモータなどを展開しています。特に自動車産業向けの部品製造においては、トヨタ自動車、デンソー、アドヴィックス、アイシンといった大手企業から品質や原価低減、納期対応に関して多数の表彰を受けており、その高い技術力と信頼性が評価されています。 同社の製品群は、精密切削加工技術、薄膜技術、脆性材加工技術、MEMSフォトリソ技術、組立技術、封止技術といった独自のコア技術によって支えられています。これらの技術は、より薄く、より小さく、より高精度な製品を実現するために不可欠であり、自社開発の製造設備を導入することで独自性を維持しています。具体的な製品としては、φ2mm以下の超小型磁石、材料から加工まで一貫生産される貴石、シリンダー内の燃焼圧力を直接計測する燃焼圧センサ、光で電流を計測する次世代の光プローブ電流センサ(OpECS)などがあります。これらの製品は、自動車、電子機器、時計、医療・バイオといった幅広い分野の顧客に提供されており、国内外に事業拠点を持ちグローバルに事業を展開しています。
株式会社精工技研
上場総資産 324億円(2026/03)
株式会社精工技研は、1972年の創業以来、「すぐれた技術と独創性で、質の高い商品を供給し、社会の進歩発展に貢献する」ことを経営理念に掲げ、精密金型技術と光部品技術を核とした事業を展開しています。同社は当初、焼結機械部品用金型、粉末冶金用金型、ファインブランキング用金型の設計・製造・販売からスタートし、その後、情報用光ディスク射出成形用金型の開発に着手。1986年には光通信用デバイス事業に進出し、世界初の量産用光コネクタ球面研磨機「SFP-500」を開発・販売するなど、光通信分野におけるパイオニアとしての地位を確立しました。 同社の事業は、精密金型事業と光学製品事業の二本柱で構成されています。精密金型事業では、低型温成形技術、薄肉成形技術、微細転写技術といった高度な精密金型技術を開発し、自動車部品や医療用マイクロ流路デバイスなど、多岐にわたる分野に貢献しています。特に、株式会社東海理化と共同開発した小型部品向け型内塗装技術は、トヨタ自動車のハイエースの内装部品に採用されるなど、その技術力と実績は高く評価されています。光学製品事業では、光コネクタ、光ファイバ研磨機、光アダプタ内コネクタ端面用クリーナー「フェルールメイト」「フェルールプロ」、高出力レーザ結合用光ファイバ部品、PCB基盤用小型光スイッチなどを提供。近年では、5G基地局アンテナが発信する電波を高精度で計測する「光電界センサー」や、RoF技術を活用した「GNSS光伝送ユニット」、狭小空間での効率的な接続を可能にする光コネクタ「Intelli-Cross Pro」の開発・販売を通じて、次世代通信インフラの発展にも寄与しています。 同社の強みは、精密金型と光部品の設計・開発から生産、販売までを一貫して手掛ける総合力と、常に「不良率ゼロ%」を目指す高品質な生産管理体制にあります。国内外に拠点を持ち、グローバルな顧客基盤を構築しており、通信・電子機器メーカー、自動車部品メーカー、医療機器メーカー、研究機関など、幅広い顧客層に対して、精密技術と柔軟な発想で最適なソリューションを提供し続けています。
株式会社鈴木
上場総資産 308億円(2025/06)
株式会社鈴木は1933年の創業以来、「ゼロへの挑戦」「不への挑戦」という経営理念のもと、精密・複合加工技術を核とした事業を展開する企業です。同社は、ミクロンレベルの精密さを誇る金型技術を基盤に、主に「金型製造」「部品製造」「生産システム製造」の3つのドメインで事業を推進しています。金型製造においては、金属部品用のプレス金型やプラスチック部品用のモールド金型の設計から材料手配、機械加工プログラム作成までを一貫して手掛け、技術部門と製造部門の緊密な連携により超微細加工を実現しています。また、新製品開発を支援するため試作用母型の提供も行っています。部品製造では、自社開発の精密金型を活用し、コネクタコンタクト、コネクタハウジング、自動車電装部品といった高品質な電子部品を製造。特にプレスフィット端子に強みを持ち、はんだレスによる軽量化、小型化、省スペース化、製造工程の簡略化によるコスト改善、生産性向上、熱衝撃の回避による品質向上、鉛フリー化による環境負荷軽減、リサイクル効率化に貢献しています。これらの部品はスマートフォン、デジタルカメラ、パソコンなどのデジタル機器や自動車の電装部品、EV、パワー半導体、5G、エネルギー産業など幅広い分野で採用されています。生産システム製造においては、超精密加工技術と長年培ったメカトロニクス技術・システムノウハウを融合し、高速・高精度な塗布に対応するディスペンサや、プリント基板用リフロー炉などの表面実装関連装置、さらには生産工程の自動化・合理化を実現する各種カスタム装置の開発・製造を行っています。少ロットから量産まで柔軟に対応し、次世代ニーズを捉えた先端技術の研究開発にも注力しています。さらに、同社は医療器具組立も事業内容としており、微細加工技術を活かした高品質な医療器具の製造に取り組んでいます。同社の強みは、開発から量産までを一貫して手掛ける生産体制と、国内最大規模のプレス保有台数、そしてIATF16949、ISO9001、ISO14001といった国際標準規格に準拠した徹底した品質保証体制にあります。これらの総合力により、顧客の多様なニーズに対し、高品質、低コスト、迅速な対応を実現し、社会の発展に貢献しています。
株式会社栃木ニコン
総資産 297億円(2026/03)
株式会社栃木ニコンは栃木県大田原市実取に本社・工場を置くニコン株式会社の精密機器製造子会社で、ニコングループ各社を取引先に、精密部品加工、部品組立、生産技術開発、品質管理を担う。光学技術・精密加工技術・品質管理システム・生産ノウハウを備えるニコングループの中核製造拠点の位置づけにあり、カメラ・半導体露光装置・FPD関連の精密光学・電子部品を量産する事業会社である。栃木県北部の産業集積を支える、ニコンブランドのモノづくりを担当する地場の製造拠点として機能している。
黒田精工株式会社
上場総資産 284億円(2026/03)
黒田精工株式会社は、1925年に日本初の専業ゲージメーカー「黒田挟範製作所」として創業し、「精密技術を通じて世界の産業高度化をサポートする」ことを使命としています。同社は創業以来受け継ぐ「精密技術」をコアコンピタンスとし、計測から加工までの幅広い要素技術を用いた独自のソリューションを提供することで、世界のものづくりをグローバルに支えています。主要事業は「駆動システム事業」「金型システム事業」「機工・計測システム事業」の3つです。駆動システム事業では、超精密ボールねじ、ボールねじアクチュエータ、直動システム、X-Yステージなどを製造し、未来の自動化装置の創造に貢献しています。金型システム事業では、精密プレス金型、モーターコア、モーターコア後工程(MAGPREX®)、積層コアなどを提供し、打抜き、回転、積層、計測、組立をプレス工程内で全て処理する「FASTEC®システム」により高性能なモーターなどを実現しています。機工・計測システム事業では、平面研削盤、測定機、ハイドロリックツール、ゲージ、工作機械周辺機器、超精密形状測定装置などを手掛け、「誤差ゼロ」への飽くなき挑戦を続けています。同社の製品は、家電、機械、自動車、医療、電子機器といった幅広い分野で不可欠なものとなっており、100年を超える歴史の中で培われた信頼と技術力、そしてグローバル展開の加速により、「精密のクロダ」ブランドを世界中で確立しています。特に、車載用モーターコアの製造におけるIATF16949認証や、航空宇宙・防衛産業品質マネジメントシステム規格JIS Q 9100の認証取得は、同社の高い品質と技術力を証明しています。
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+10.0%前年
暦年(1〜12月累計)。CIPA会員(日系カメラメーカー)によるデジタルスチルカメラの総出荷台数(海外生産・海外出荷を含む、レンズ一体型+レンズ交換式合計)。2023年は前年比96.4%、2024年は前年比110.0%。ミラーレス機がレンズ交換式の大半を占め市場を牽引。CIPAが月次で公表。2015〜2022年は CIPA『デジタルカメラの総出荷(タイプ別)』年次合計表(千台単位、×1000で台換算)、2023・2024年は CIPA月次累計の確定台数(端数まで)。いずれもCIPA総出荷台数で同一基準。
出典: カメラ映像機器工業会(CIPA) デジタルカメラ統計業界団体
カメラ用交換レンズ 総出荷本数(日系メーカー世界)
月次+7.0%前年
暦年(1〜12月累計)。CIPA会員によるカメラ用交換レンズ(レンズ交換式カメラ用、35mm以上+35mm未満フォーマット用合計)の総出荷本数(海外生産・海外出荷を含む)。2024年は10,312,728本で前年比107.0%。ミラーレス向け『35mm未満フォーマット用』が5,413,320本(同108.1%)で牽引。CIPAが月次で公表。2018〜2023年は CIPA『カメラ用交換レンズの総出荷(タイプ別)』年次合計表(千本単位、×1000で本換算)、2024年は月次累計の確定本数。同一CIPA総出荷本数基準。
出典: カメラ映像機器工業会(CIPA) デジタルカメラ統計業界団体
分析機器 生産高(全国)
年次+4.1%前年
年度(4月〜翌3月)。JAIMA会員企業の分析機器生産高合計。2024年度は7,532.8億円で前年度比4.1%増。電磁気分析機器が最大で生産高約2,954億円。別途、輸出高は5,176.9億円(同1.8%増)。JAIMAが会員調査で集計。過去実績(JAIMA年度統計、千円→億円換算): FY2019 592,017,929千円、FY2020 562,776,050千円、FY2021 595,185,175千円、FY2022 686,640,651千円、FY2023 723,788,119千円、FY2024 753,278,807千円。全期間 同一JAIMA会員生産高基準。date列は年度末(2025-03-31=2024年度)。
出典: 日本分析機器工業会(JAIMA) 分析機器生産高・輸出高統計業界団体
電気計測器 売上高(国内売上+輸出)
年次-2.4%前年
年度。JEMIMA『電気計測器の中期見通し』による電気計測器の国内売上+輸出の合計売上高。2022年度6,741億円、2023年度6,983億円(前年度比約2.4%減・見込み)。海外拠点売上を含む総額(国内+輸出+海外拠点)は2023年度に初の1兆円超(1兆735億円)。 [QA]FY2022は確報7,152(旧6,741は旧版見込)。
出典: 日本電気計測器工業会(JEMIMA) 電気計測器の中期見通し業界団体
北佐久郡御代田町代表企業
9,297億円
NEWS
この業界の企業に関する報道。各見出しは配信元記事からの引用です。
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